JP4142818B2 - 穀物乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、箱状乃至塔状に形成した機体の上半側に、乾燥すべき穀粒を張り込んで貯留する貯留部を形成し、機体の下半側に、貯留部から順次流下してくる穀粒に対し熱風生成装置で生成した熱風を浴びせる乾燥部を装設し、機体の底部に、貯留部を流過した穀粒を集めてコンベアにより機外に搬出する集穀部を装設して構成する穀物乾燥機のうちで、機体を、鉄板の折曲成形により形成したパネルを順次組付けて連結することにより機壁・外面板を組立てて構築する形態の穀物乾燥機についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の形態の穀物乾燥機Aは、通常、図1に示しているように、鉄板の折曲げ成形加工により、四周の辺縁に折曲壁よりなるリブを具備する台板状の底板10を形成し、それの辺縁に、鉄板の折曲げ成形加工により辺縁に折曲壁よりなるリブを具備する板状に形成した前面板・後面板・および左右の側板等のパネル11…を順次組付けて台箱に組立て、それの内腔の左右の中央部位に、下部コンベア12を配位して前面板となるパネル11と後面板となるパネル11との間に渡架するように組付け、この下部コンベア12の搬送樋の左右の側縁と組付けた左右のパネル11の上縁との間に、張込流し板(図示省略)を組付け、これにより機体aのベースとなる台箱状の集穀部1を組立てる。
【0003】
次いで、この台箱状の集穀部1の上面側の四周の辺縁のそれぞれに、前述した集穀部1の場合と同様に、鉄板の折曲げ成形加工により四周に折曲壁よりなるリブを具備する板状に形成した前面板・後面板・左右の側板等のパネル20…を順次組付け連結して、集穀部1の上面に接続する囲い枠状に組立て、それの内腔に、導風路と穀粒の流下路と排風路とが並列するように区画する通気性の隔壁を、前面板となるパネル20と後面板となるパネル20との間に渡架するように配して、それら隔壁の前後の両端部を前面板となるパネル20および後面板となるパネル20の各内面側に連結止着して乾燥部2を組立て、それの前面板となるパネル20の前面側には、バーナー装置をハウジング30で囲った熱風生成装置3を装架し、それのハウジング30の後面側に形成した熱風の吐出口を前記前面板となるパネル20に開設した導風路の熱風取入口と接続し、後面板となるパネル20の後面側には排風路の後端側に連通させたダクト4を装架し、そのダクト4の後面側に、吸引側をそのダクト4内に連通させた吸引式送風機5を装架する。
【0004】
次いで、この乾燥部2の前面板・後面板・左右の側板等のパネル20…の上面に、前述の如く鉄板から板状に形成した前面板・後面板・左右の側板等のパネル60を組付けて短い角筒状の囲い枠6aに組立て、さらに、これを多段に積み重ねるように順次角筒状の囲い枠6aを組立て連結して、これらの内腔で乾燥すべき穀粒を貯留するようにし、最上級の囲い枠6aの上面に、鉄板よりなるパネル状の天板を取付け、その天板の左右の中央部位に、穀粒の張込用の上部コンベア62を装架して、貯留部6を組立てる。
【0005】
そして、順次積み重ねるように組立て接続した集穀部1と乾燥部2と貯留部6とにより機体aを構成し、さらに、その機体aの機壁を構成する集穀部1・乾燥部2・貯留部6の各前面板・後面板・左右の側板等のパネル11…、20…、60…の外面側には鉄板の折曲成形により、チャンネル状乃至鞘筒状に形成した縦の補強リブb…を、スポット熔接により一体的に取付けていた。
【0006】
そして、この構築した機体aの前面側に、別に形成した昇降機7を立設して、それの上端側の放出筒部70を、上部コンベア62の始端部に連通し、下端側を集穀部1の前面板11から突出させた下部コンベア12の終端部に接続樋13を介し接続連通することで穀物乾燥機Aを構成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の形態の穀物乾燥機は、機体aの貯留部6内に張り込んだ穀粒が乾燥部2の穀粒の流下路を流過する間に、熱風生成装置3で生成した熱風を浴びて、昇温した状態となって、乾燥部2の下方の集穀部1の下部コンベア12に集められ、そこから昇降機7により貯留部6内に戻され、再び乾燥部2の穀粒の流下路を流過するよう循環流動し、これにより、順次乾燥されていくようにしてあるが、貯留部6に戻されて再び乾燥部2に向けて流下していくよう機体a内を流動する穀粒のうちの、機体aの貯留部6の機壁を構成しているパネル60…の内面に沿う位置を流動する穀粒が、外部からの放冷で機壁の内面に生ずる結露に接して加湿されることで流れが悪くなり、局部的にむれを生ぜしめたり乾燥むらを生ぜしめたりする問題がある。
【0008】
また、機壁の内面に生ずる結露を防止するために、機壁の内面に発泡スチロール等の断熱材を貼着するようにすると、流動する穀粒との摺接で、損傷を受け、じきに、ボロボロになって、断熱材としての機能を失うようになる問題と、断熱材の機壁の内面に対する貼着を、機壁を構成する鉄板から成形する前面板・後面板・左右の側板らのパネルを組付けて機体を組立てていくときに行わなければならないことで、機体の組立てを面倒にする問題とがでてくる。
【0009】
本発明は、従前の穀物乾燥機に生じている上述の問題を解決するためになされたものであって、機壁の内面側に生ずる結露の防止を、鉄板の折曲成形により形成したパネルの組付けにより行う機体の組立て作業に影響を与えることなく、かつ、断熱材が穀粒との摺接により損傷を受けることのない状態として装設し得るようにする新たな手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そして、本発明においては、上述の目的を達成するための手段として、箱状乃至塔状の機体を、鉄板から成形するパネルを組付け連結して形成する機壁により組立て、その機体の上半側に乾燥すべき穀粒を張り込み貯留する貯留部を形成し、それの下方に穀粒の流下路とそれを流過する穀粒に浴びせる熱風を導く導風路と排風を導く排風路とからなる乾燥部を装設し、底部に前記乾燥部を流過した穀粒を集めて機外に搬出する集穀部を装設する穀物乾燥機において、機体を組み立てている鉄板のパネルよりなる貯留部の機壁の内面側に、当該機壁補強用の縦の補強リブを熔接により取り付け、当該機壁の外面側を補強リブのない平滑面が連続する状態とし、この平滑面とした当該機壁の外面側に結露防止用の断熱材を、板状に形成して貼着したことを特徴とする穀物乾燥機を提起するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明手段においては、穀物乾燥機は、それの乾燥機本体である機体を、鉄板の折曲加工により周縁に折曲壁によるリブを具備する形状に成形した前面パネル・後面パネル・左右の側面パネル等のパネルを順次組付けることで、機体のベースとなる台箱状の集穀部を組立て、次いで、熱風の導風路・穀粒の流下路・排風路を内腔に装備せしめた乾燥部を前面パネル・後面パネル・側面パネルを順次組付けて、集穀部の上方に接続する囲い枠状に組立て、次いで、この乾燥部の上方に、前面パネル・後面パネル・左右の側面パネル等のパネルの組付けで組立てられる囲い枠を順次多段に重ねるように組立てていくことで内腔に穀粒を貯留する貯留部を接続状態に組立て、これらにより、機体を構成するようにすることについては従来の乾燥機本体の組立てと同様に構成してよい。
【0012】
しかし、このパネルを順次組付けることで組立てる機体の機壁を補強するために、その機壁に対して、鉄板の折曲加工により鞘状乃至角筒状に形成してスポット熔接により取り付ける縦の補強リブは、従前手段の機体とは逆に機壁の内面側に装着しておき、これにより、鉄板のパネルよりなる機壁の外面側を、縦の補強リブのない平滑面が連続する状態として、この機壁の外面側に、結露防止用の断熱材を当着して装設していけるようにし、断熱材の取付けが、機体を組立て構築した後において行えるようにして、機体の組立てが、断熱材の取付け作業に係わりなく楽に行えるようにする。
【0013】
このとき、この機壁の内面側に装設する縦の補強リブは、貯留部の機壁を構成するパネルの内面だけでなく、乾燥部および集穀部の機壁を構成するパネルにおいても、それの内面側にこの縦の補強リブを取付けるようにして、これら乾燥部および集穀部の機壁を構成するパネルの外面にも、断熱材の取付け施工が簡単に行えるようにしておく。
【0014】
さらに、乾燥部の側面のパネルに開設しておく張込口に開閉自在の扉状に軸支しておく張込ホッパー、および前記張込口の下縁から集穀部の内腔に設ける下部コンベアの搬送樋の左右の上縁との間に渡架する張込流し板にも、それらの内面側に縦の補強リブを設けて、それらの外面側に断熱材の取付け施工が簡単に行えるようにしておく。
【0015】
これらの機壁の外面側に取り付ける断熱材は、発泡スチロール・またはウレタンフォームなどの合成樹脂材により各パネルの周縁に折曲壁により形成されるリブの突出寸法に対応する厚さの板材に成形し、これを、集穀部・乾燥部・貯留部の各機壁を構成する前面パネル・後面パネル・左右の側面パネル等の各パネルの外面形状に対応する寸法のものに板どりしておいて、これを、各パネルの外面に嵌め込むように当接し、それらの当接面に介装する両面テープまたは接着剤により貼着するか、パネルの外面に当接した断熱材の外面側に帯板状の固定金具を当て、それをパネルにネジにより締着することで、パネルの外面側に貼着するようにする。
【0016】
この発泡スチロール板またはウレタンフォーム板等の合成樹脂材の板材よりなる断熱材は、機体の貯留部の機壁を構成するパネルの外面側に取付けるようにするが、乾燥部および集穀部の機壁を構成するパネルの外面側にも当着するようにしてよい。
【0017】
また、集穀部が、左右の側面のパネルを省略して、張込流し板を外部に露出させた形態に構成してある場合には、この張込流し板の外面側にも断熱材を張設するようにする。
【0018】
また、乾燥部の左右の側面のパネルに張込口が前後に長く開放し、そこに前後に長い張込ホッパーが開閉自在の扉状に装設している場合には、その張込ホッパーの外面側にも断熱材を取付けるようにしてよい。
【0019】
【実施例】
次に実施例を図面に従い説明する。なお、図面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
【0020】
図2は本発明を実施せる穀物乾燥機の正面図、図3は同上の側面図、図4は同上の穀物乾燥機の、機壁外面に断熱材を組付ける前の状態における正面図、図5は同上状態の側面図、図6は同上状態の縦断正面図で、これらの図においてAは穀物乾燥機、aはそれの機体、1はパネル11…を組合わせてその機体aのベースとなる台箱状に組立てられた集穀部、2はその集穀部1の上にパネル20…を継ぎ合わせるように組付けて組立てた乾燥部、3はその乾燥部2の前面側のパネル20の前面に装架した熱風生成装置、4は乾燥部2の後面側のパネル20の後面に装架したダクト、5はそのダクト4の後面側に装架した排風排除用の吸引式送風機、6は前記乾燥部2の上にパネル60…を継ぎ合わせるように組付けて組立てる囲い枠6a…を順次積み重ねるように接続して組立てられた貯留部である。
【0021】
集穀部1は、台板状に形成した鉄板よりなる底板10の前縁および後縁に、鉄板からの折曲成形により周縁部にリブ状の折曲壁wを具備する形状に形成した前面板となるパネル11および後面板となるパネル11を、それぞれ組付け、それら前後のパネル11・11の上縁の各左右の一端部の対向間隔内および左右の他端部の対向間隔内に、左右の縁枠となる側枠14・14を渡架して組付け、底板10の左右の側縁の前後の中間部位には、間柱状の枠柱15・15を立設し、それらの上端部を前記左右の側枠14・14に連結して、左右の両側面と上方とが開放する台枠状の台箱を組立て、それの内腔の底部の左右の中心部位に、穀粒搬出用の下部コンベア12を、前後のパネル11・11間に渡るように組付け、それの搬送方向の終端側を、前面のパネル11から前方に突出させ、その下部コンベア12の搬送樋120の左右の側壁上縁と前述の左右の側枠14・14との間に張込流し板16・16を渡架するように組付け、それの前後の両端部を前後のパネル11・11の各内面に設けた取付板17・17に連結することで、集穀部1に組立てられている。
【0022】
そして、それの前後のパネル11・11の各内面側および張込流し板16・16の内面側には、それらを補強するための縦の補強リブb…が熔接により一体に取付けてある。
【0023】
乾燥部2は、集穀部1の上に、鉄板の折曲成形により周縁部にリブ状の折曲壁wを具備する形状に形成した前後のパネル20・20と左右のパネル20・20とを組付けて、集穀部1の上方に接続する囲い枠状に組立て、それの前後のパネル20・20の間に、図6にあるよう通気性の隔壁21…を渡架するように装着して、それら隔壁21…により熱風を導く導風路22と穀粒の流下路23・23と排風路24・24とを区画されて並列するように装設し、これにより乾燥部2を構成している。そして、それの導風路22は、前面側のパネル20に開設した該導風路22の熱風取入口を前述の熱風生成装置3のバーナー装置を囲うハウジング30の後面側に開設してある熱風吐出口と連通することで、熱風の送給を受けるようにしてあり、また、排風路24・24は、後面側のパネル20に開設した排風口25が、そのパネル20の後面側に装架したダクト4の内腔に連通していて、これにより吸引式送風機5の作動で、導風路22から吹き出されて穀粒流下路23・23を横切り該排風路24・24に流し込んだ熱風を、排風としてダクト4を介し吸引式送風機5により吸引排除するようにしてある。
【0024】
そしてまた、前面および後面のパネル20・20および左右の側面のパネル20・20の内面側には、それらを補強するよう鉄板の折曲成形で形成した縦の補強リブb…がスポット熔接により取付けてある。
【0025】
26・26は、左右の側面のパネル20・20に開設した穀粒の張込口、27・27はこれら張込口26・26を開閉自在に閉塞するよう鉄板によりパネル状に形成した張込ホッパーで、これにも、それを補強する縦の補強リブb…が内面側にスポット熔接により取付けてある。
【0026】
貯留部6は、上述の乾燥部2の上方に、鉄板から周縁にリブ状の折曲壁wを具備する板状に形成した前面・後面・左右の側面のパネル60…を組付けることで囲い枠6aを組立て、それを多段に重ねるよう順次組付けていくことで組立てられ、最上位の囲い枠6aには、上部コンベア62が組付け装架してあり、また、鉄板のパネルよりなる天板63が設けてある。
【0027】
そして、それの各パネル60…および天板63の内面側には縦の補強リブb…がそれぞれ熔接により一体に装着してある。この補強リブb…のパネルに対する熔接による取付けは、各パネルを鉄板から成形した際に取付けておくようにする。
【0028】
7は機体aの前面に立設して、上端側の放出筒部70を上部コンベア62の搬送方向の始端側に接続し、下端側を下部コンベア12の搬送方向の終端側に接続している昇降機である。
【0029】
cは機体aの機壁を構成するパネル11…20…60…に貼着せる断熱材で、厚さ25ミリ程度の板状に成形したウレタンフォーム板または発泡スチロール板を用い、それを、周縁にリブ状の折曲壁wを具備する各パネルの、その折曲壁wで囲まれる外面の形状に対応右する形状に板どりしておいて、それを各パネルの周縁の折曲壁wで囲まれた外面に嵌め込むように当接して、それの外面側に、金属材により帯板状に形成しておいた固定金具8を当て、それに、図7に示しているように、ネジ80を挿通して、予め各パネルの内面側に溶接しておくプロナット81に螺合していくことで、この固定金具8の締着により断熱材cを各パネルの外面に装着するようにしてある。
【0030】
図7において、w…は、パネルの周縁に形成されたリブ状の折曲壁、9…はその折曲壁w・wの嵌合部位に挿通したくさび金具である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による穀物乾燥機は、鉄板の折曲成形により周縁部にリブ状の折曲壁を具備する形状に形成したパネルの組付け連結により機壁を組立てながら機体を構築していく際、その鉄板よりなるパネルの組付け連結により組立てられる機壁を補強するために、そのパネルよりなる機壁に熔接して一体に取付ける縦の補強リブを、パネルよりなる機壁の内面側に取付けたおいて、機体内の貯留部の機壁内面に生ずる結露を防止するために機壁に装着する断熱材を、パネルより組立てられていく機体の組立てを終えた後に、その機体の機壁を構成する各パネルの外面側に貼着していくようにしているのだから、この断熱材の機壁に対する装着が、パネルを順次組付けていくことで行う機体の組立てに影響を与えないようになるので、パネルの組付けによる機体の組立作業を容易にする。そして、この断熱材を貼着する機壁の外面側は、縦の補強リブを内面側に設けたことで、機壁を構成するパネルの外面側が広い平滑面に形成されていることから、この断熱材の貼着作業も容易になる。また、縦の補強リブを、乾燥部・集穀部の機壁・外面板を組立てるパネルの内面側に設けておくことで、乾燥部・集穀部の機壁・外面板にも断熱材が簡単に装着できて、結露の防止が一層確実に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の穀物乾燥機の斜視図である。
【図2】本発明を実施せる穀物乾燥機の正面図である。
【図3】同上穀物乾燥機の側面図である。
【図4】同上穀物乾燥機の断熱材を装着する前の状態における正面図である。
【図5】同上穀物乾燥機の同上状態における側面図である。
【図6】同上穀物乾燥機の同上状態における縦断正面図である。
【図7】同上穀物乾燥機の部分の縦断正面図である。
【図8】同上穀物乾燥機の部分の横断平面図である。
【符号の説明】
A…穀物乾燥機、a…機体、b…補強リブ、c…断熱材、w…折曲壁、1…集穀部、10…底板、11…パネル、12…下部コンベア、120…搬送樋、14…側枠、15…枠柱、16…張込流し板、17…取付板、2…乾燥部、2a…囲い枠、20…パネル、21…隔壁、22…導風路、23…穀粒流下路、24…排風路、25…排風口、26…張込口、27…張込ホッパー、3…熱風生成装置、30…ハウジング、4…ダクト、5…吸引式送風機、6…貯留部、6a…囲い枠、60…パネル、62…上部コンベア、63…天板、7…昇降機、70…放出筒部、8…固定金具、80…ネジ、81…プロナット、9…くさび金具。

Claims (3)

  1. 箱状乃至塔状の機体を、鉄板から成形するパネルを組付け連結して形成する機壁により組立て、その機体の上半側に乾燥すべき穀粒を張り込み貯留する貯留部を形成し、それの下方に穀粒の流下路とそれを流過する穀粒に浴びせる熱風を導く導風路と排風を導く排風路とからなる乾燥部を装設し、底部に前記乾燥部を流過した穀粒を集めて機外に搬出する集穀部を装設する穀物乾燥機において、機体を組み立てている鉄板のパネルよりなる貯留部の機壁の内面側に、当該機壁補強用の縦の補強リブを熔接により取り付け、当該機壁の外面側を補強リブのない平滑面が連続する状態とし、この平滑面とした当該機壁の外面側に結露防止用の断熱材を、板状に形成して貼着したことを特徴とする穀物乾燥機。
  2. 箱状乃至塔状の機体を、鉄板から成形するパネルを組付け連結して形成する機壁により組立て、その機体の上半側に乾燥すべき穀粒を張り込み貯留する貯留部を形成し、それの下方に穀粒の流下路とそれを流過する穀粒に浴びせる熱風を導く導風路と排風を導く排風路とからなる乾燥部を装設し、底部に前記乾燥部を流過した穀粒を集めて機外に搬出する集穀部を装設する穀物乾燥機において、機体を組み立てている鉄板のパネルよりなる貯留部の機壁と乾燥部の機壁と集穀部の機壁とのそれぞれの機壁の内面側に、機壁補強用の縦の補強リブを熔接により取り付け、これら機壁の外面側をそれぞれリブのない平滑面が連結する状態とし、平滑面としたこれら機壁の外面側に結露防止用の断熱材を板状に成形して貼着したことを特徴とする穀物乾燥機。
  3. 箱状乃至塔状の機体を、鉄板から成形するパネルを組付け連結して形成する機壁により組立て、その機体の上半側に乾燥すべき穀粒を張り込み貯留する貯留部を形成し、それの下方に穀粒の流下路とそれを流過する穀粒に浴びせる熱風を導く導風路と排風を導く排風路とからなる乾燥部を装設し、底部に前記乾燥部を流過した穀粒を集めて機外に搬出する集穀部を装設する穀物乾燥機において、機体を組み立てている鉄板のパネルよりなる乾燥部の機壁のうちの左右の機壁に開設せる張込口に開閉自在の扉状に支架した張込ホッパーと、集穀部の下部コンベアの搬送樋の上縁から前記張込口の下縁との間に渡架した張込用流し板との、それぞれの内面側に、当該張込ホッパー張込用流し板とをそれぞれ補強する縦の補強リブを熔接により取り付け当該張込ホッパー張込用流し板とのそれぞれの外面側に、結露防止用の断熱材を板状に成形して貼着したことを特徴とする穀物乾燥機。
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