JP4141412B2 - 清掃ブラシ - Google Patents

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Description

本発明は、被清掃面に付着した塵埃等を清掃する為に使用する清掃ブラシに関するものである。
被清掃面に付着した塵埃等を清掃する為に使用する清掃ブラシに関しては、種々のものがある。例えば、一部の毛先を他の毛先よりも突出するようにフィラメントをブラシヘッドに植毛する工程と、この植毛工程の後にフィラメントの少なくとも突出した毛先をテーパ状に加工する工程とを含む技術が、歯ブラシの製造方法として、特許文献1に開示されている。また、円形、楕円形あるいは方形に開口した吸込口、該吸込口周りに設けられた多数の植毛ブラシ、前記吸込口の反対側に設けた電気掃除機の延長管と接続する接続管、前記吸込口から前記接続管まで通じる通路より成る電気掃除機用吸込具において、前記植毛ブラシの毛丈が吸込口側が短く、吸込具外周側が長い構造を有すると共に、吸込具外周側の先端がテーパ状に細くなっている構造を有する技術が、掃除機用吸込具として、特許文献2に開示されている。
従来のブラシは、上記の如くの開示がなされているが、特許文献1のものにおいては、所定量のフィラメントを、一部の毛先を他の毛先よりも突出するように、ブラシヘッドに形成された植毛穴に対して、一穴毎に、植毛する必要があった。また、植毛工程の後に、フィラメントの少なくとも突出した毛先を、テーパ状に加工する必要があった。その為、製造工程が複雑で、かつ製造時間が多大になり、製品コストが増加するという課題を有していた。
また、特許文献2のものにおいては、吸込口周りに設けられた多数の植毛穴に対して、ブラシの毛丈が吸込口側が短く、吸込具外周側が長くなるように、一穴毎に、植毛角度を調整して、植毛する必要があった。その為、吸込口周りに対して、ブラシを連続的、あるいは密集させて、迅速に、植毛する事ができないという課題を有していた。
特開2003−9953号公報 特開平11−262412号公報
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、製造工程が簡易で、かつ製造時間を短縮でき、製品コストを安価にする事ができると共に、ブラシを連続的、あるいは密集させて植毛する事ができ、床面等の被清掃面に、微細な各種粉体が付着している場合においても、清掃残りが発生することが無く、別作業にて、雑巾あるいは湿式の不織布等で拭き取る必要が無く、かつ、床面等の被清掃面を、光沢が発生するように磨き上げることが出来るという清掃効果が極めて高いブラシ片を有する清掃ブラシを提供することを目的としている。
本発明にかかる清掃ブラシは、次のように構成したものである。
すなわち、請求項1の発明では、被清掃面に付着した塵埃等を清掃する為に使用する清掃ブラシにおいて、ブラシ片は、中央部が芯線と概コ字形状の帯状体により挟み付けられて折り込まれているとともに、少なくとも一方の先端部には、多数の斜面を有する切頭形状部を有し、該切頭形状部には、歯切形状又は凹凸形状の溝部が形成されてあるとともに、該切頭形状部が被清掃面へ接触するように密集かつ連続的に形成されてあることを特徴としている。
本願発明の清掃ブラシは、ブラシ片は、中央部が芯線と概コ字形状の帯状体により挟み付けられて折り込まれているとともに、少なくとも一方の先端部には、多数の斜面を有する切頭形状部を有し、該切頭形状部には、歯切形状又は凹凸形状の溝部が形成されてあるとともに、該切頭形状部が被清掃面へ接触するように密集かつ連続的に形成されてあるので、被清掃面上に、細い溝部、あるいは深い溝部がある場合であっても、切頭形状部の歯切形状又は凹凸形状の溝部が、細い溝部、あるいは深い溝部に入り込む事により、被清掃面上の細い溝部、あるいは深い溝部に入り込んだ塵埃、ごみ、こびりついた汚れ等を、強力に掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を有することができる。
また、ブラシ片は中央部を、帯状体、及び芯線に挟み付けて折り込む製造方法が採用されているので、密集かつ連続的に形成されているブラシ片を有する清掃ブラシを簡便に製造することができる。そして、清掃ブラシの使用時においては、密集かつ連続的に形成されているブラシ片が、被清掃面上の塵埃、ごみ、こびりついた汚れ等を、強力に掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を有することができる。
また、ブラシ片は、先端部がテーパ形状であると共に、密集かつ連続的に形成されているので、床面等の被清掃面に、微細な各種粉体が付着している場合においても、清掃残りが発生することが無い。その為、別作業にて、雑巾あるいは湿式の不織布等で拭き取る必要が無い。また、突端を有するテーパ形状部が、床面等の被清掃面に対して、極めて微細に接触することができ、床面等の被清掃面を、光沢が発生するように、磨き上げることが出来る。
さらに、清掃ブラシは、ブラシ片を、帯状体、及び芯線に挟み付けて折り込んで形成されている為、ブラシ片が、帯状体、及び芯線から脱落あるいは位置ずれすることが無い。その為、極めて高い耐久性を有することができる。
また、ブラシ片の先端に平面部を設けた場合は、ブラシ片は、斜面、及び平面部を、被清掃面上に接触させることができるので、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を有することができる。また、ブラシ片の先端に平面部を有している為、切頭形状部の先端部の形状劣化を抑制させることができ、ブラシ片は、高い耐久性を有することができる。
また、ブラシ片に、複数の斜面及び直線状の突端よりなる切頭形状部が形成されている場合においては、ブラシ片は、複数の斜面及び直線状の突端を、被清掃面上に接触させることができるので、複数の斜面を、被清掃面上と塵埃、ごみ、汚れ等の間に、入り込ませて接触させることができ、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に掻き出すことができる為、極めて高い清掃効果を有することができる。また、ブラシ片は、直線状の突端を有している為、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に叩きつけることができ、極めて高い清掃効果を、有することができる。
さらにまた、ブラシ片に、斜面、及び複数の突端よりなる切頭形状部が、形成されている場合においては、ブラシ片は、斜面、及び複数の突端を、被清掃面上に強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等に対して、同時に接触させることができる。その為、迅速かつ的確に、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を有することができる。
本発明の実施の形態を実施例1として図1から図6に基づいて説明する。図1は、第1の発明の清掃ブラシを前面側から見た斜視図である。図1において、1は清掃ブラシ、2はブラシ片、3は帯状体、4は芯線、5は突端、8はテーパ形状部、51は溝部である。図2は、図1の清掃ブラシの製造方法を、前面側から見た斜視図である。図2において、9は縦ロール、19は横ロールである。図3は、第2の発明の実施の形態の清掃ブラシを前面側から見た斜視図である。図3において、7は斜面、11は清掃ブラシ、12はブラシ片、13は帯状体、14は芯線、15は突端、28は切頭形状部、61は溝部である。図4から図6は、第2の発明の実施の形態のブラシ片の切頭形状部を前面側から見た斜視図である。図4において、6は平面部、17は斜面、22はブラシ片、48は切頭形状部である。図5において、25は突端、27、37は斜面、32はブラシ片、58は切頭形状部である。図6において、35、45、55、65は突端、42はブラシ片、47は斜面、68は切頭形状部である。
清掃ブラシ1は、図1の如く、ブラシ片2、帯状体3、及び芯線4より構成されている。帯状体3は、概コの字形状の溝部51を有する長尺形状に形成されてあり、ブラシ片2は、芯線4及び帯状体3にて、挟みつけて折り込んで形成されている。また、ブラシ片2の一方の端部には、突端5を有するテーパ形状部8が形成されている。
次に、清掃ブラシ1の製造方法を説明する。まず、図2の如く、長尺の帯状体3に対して、ブラシ片2の中心が、帯状体3の上部になるように、重ね合わせて設置し、縦ロール9を使用して、芯線4にてブラシ片2を挟み付けると共に、芯線4を概コの字形状の帯状体3の溝部51に、押し込む。次に、帯状体3の両側に形成された横ロール19を使用して帯状体3を両側から、かしめる。その結果、図1の如く、中央部が帯状体3、及び芯線4に挟み付けられて折り込まれた、密集かつ連続的に形成されているブラシ片2を有する清掃ブラシ1が、形成される。
清掃ブラシ1は、上記の如く、一方の端部に突端5を有するテーパ形状部8が形成されているブラシ片2が、密集かつ連続的に形成されている。その為、被清掃面上に、細い溝部、あるいは深い溝部がある場合であっても、突端5を有するテーパ形状部8が、細い溝部、あるいは探い溝部に入り込む事により、被清掃面上の細い溝部、あるいは深い溝部に入り込んだ塵埃、ごみ、こびりついた汚れ等を、強力に掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を有することができる。
また、ブラシ片2を、帯状体3、及び芯線4に挟み付けて折り込む製造方法が採用されている。その為、密集かつ連続的に形成されているブラシ片2を有する清掃ブラシ1を製造することができる。その為、清掃ブラシ1の使用時においては、密集かつ連続的に形成されているブラシ片2が、被清掃面上の塵埃、ごみ、こびりついた汚れ等を、強力に掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を有することができる。
また、清掃ブラシ1は、上記の如くの製造方法を採用しているので、清掃ブラシ1の製造を、迅速、正確、かつ安価にできる。
また、清掃ブラシ1に使用されているブラシ片2は、一方の端部に突端5を有するテーパ形状部8が形成されていると共に、密集かつ連続的に形成されている。その為、床面等の被清掃面に、微細な各種粉体が付着している場合においても、清掃残りが発生することが無い。その為、別作業にて、雑巾あるいは湿式の不織布等で拭き取る必要が無い。また、突端5を有するテーパ形状部8が、床面等の被清掃面に対して、極めて微細に接触することができ、床面等の被清掃面を、光沢が発生するように、磨き上げることが出来る。
さらにまた、清掃ブラシ1は、ブラシ片2を、帯状体3、及び芯線4に挟み付けて折り込んで形成されている為、ブラシ片2が、帯状体3、及び芯線4から脱落あるいは位置ずれすることが無い。その為、清掃ブラシ1は、極めて高い耐久性を有することができる。
清掃ブラシ1は、上記の如くの構成となっているが、ブラシ片2の形成状態については、図1に記載の如く、一方の端部に突端5を有するテーパ形状部8が、清掃ブラシ1の長手方向に対して、同一側面側に形成されている状態以外にも、例えば、ブラシ片2を、帯状体3、及び芯線4に挟み付けて折り込む方向を、任意に反対に設定する事により、突端5を有するテーパ形状部8が、清掃ブラシ1の長手方向に対して、両側面側に形成されているように、任意に設定することもできる。また、帯状体3、及び芯線4に挟み付けて折り込むブラシ片2の毛量についても、使用する目的に応じて、任意に設定できる。また、テーパ形状部の先端の詳細形状についても、使用する目的に応じて、例えば、突端の替わりに、平面部、凸球形状、凹球形状、あるいは概球形状等を形成させて、詳細形状を任意に設定できる。
また、帯状体3に使用する材質としては、使用する目的に応じて設定した強度を満足すると共に、概コの字形状の断面を有する長尺形状等を形成可能な材質であるならば、いずれの材質でも使用することができる。例えば、アルミニウム、マグネシウム、鉄、ステンレス、セラミック、又は前記材質の合金、天然繊維、化学繊維、天然樹脂発泡体、合成樹脂発泡体、天然樹脂、合成樹脂、天然ゴム、合成ゴム、木、竹、紙等である。
また、帯状体3に使用する材質に、各種添加材を少なくとも1種類以上添加することもできる。例えば、各種抗菌剤、金属不活性剤、各種金属粉、各種金属繊維、タルク、ウオラスナイト、珪藻土、クレー、カオリン、ケイ酸カルシウム、ガラス粉、石英粉末、シリカ、カーボンブラック等のケイ酸塩、チタン酸カリウム、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄等の金属酸化物、炭酸カルシウム、炭酸バリウム等の金属炭酸塩、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の金属水酸化物、カーボン繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維等の無機質繊維、マイカ、難燃剤、有機あるいは無機顔料等である。
また、芯線4は、断面が丸形の鋼線が使用されているが、芯線4の断面形状については、丸形以外にも、三角、四角、五角、六角等の矩形断面形状、各種異形断面形状等を使用することができる。前記断面形状の芯線を使用した場合には、丸形断面形状の芯線を使用した場合に比べて、帯状体3、及び芯線4に挟み付けられて折り込まれたブラシ片2を、より強く保持することができるので、ブラシ片2の脱落、位置ずれ等を、より防止することができる。また、複数本の鋼線等を撚ることにより形成された撚線を芯線4として使用した場合にも、前記と同様の効果を得ることができる。また、清掃ブラシ1の製造方法についても、前記の如くの製造方法以外にも、ブラシ片2を帯状体3、及び芯線4に挟み付けて折り込むことが可能な方法であるならば、いずれの方法でも採用することができる。
次に、図3にて、請求項2の発明の実施の形態の清掃ブラシを説明する。
清掃ブラシ11は、図3の如く、ブラシ片12、帯状体13、及び芯線14より構成されている。帯状体13は、概コの字形状の溝部61を有する長尺形状に形成されてあり、ブラシ片12は、芯線14、及び帯状体13にて、挟みつけて折り込んで形成されている。また、ブラシ片12の一方の端部には、斜面7を有する切頭形状部28が形成されてあり、端部には、突端15が形成されている。
清掃ブラシ11は、上記の如くの構成となっているので、清掃ブラシ11は、一方の端部に、突端15を有すると共に、斜面7を有する切頭形状部28が形成されているブラシ片12が、密集かつ連続的に形成されている。その為、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等がある場合であっても、ブラシ片12に形成されている突端15、あるいは斜面7が、被清掃面上に接触することにより、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を有することができる。
また、図4から図6を使用して、ブラシ片の種々の切頭形状部を説明する。ブラシ片22は、図4の如く、ブラシ片22の切頭形状部48が、斜面17、及び平面部6より形成されている。
ブラシ片22に、斜面17、及び平面部6よりなる切頭形状部48が形成されている場合においては、ブラシ片22は、斜面17、及び平面部6を、被清掃面上に接触させることができる。その為、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を、有することができる。また、ブラシ片22は、平面部6を有している為、切頭形状部48の先端部の形状劣化を抑制させることができ、ブラシ片22は、高い耐久性を有することができる。
また、ブラシ片32は、図5の如く、ブラシ片32の切頭形状部58が、複数の斜面27、37より形成されていると共に、直線状の突端25が形成されている。
ブラシ片32に、複数の斜面27、37及び直線状の突端25よりなる切頭形状部58が形成されている場合においては、ブラシ片32は、複数の斜面27、37及び直線状の突端25を、被清掃面上に接触させることができる。その為、複数の斜面27、37を、被清掃面上と塵埃、ごみ、汚れ等の間に入り込ませて接触させることができ、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に掻き出すことができる為、極めて高い清掃効果を有することができる。また、ブラシ片32は、直線状の突端25を有している為、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に叩きつけることができ、極めて高い清掃効果を、有することができる。
また、ブラシ片42は、図6の如く、ブラシ片42の切頭形状部68が、斜面47より形成されていると共に、複数の突端35、45、55、65が形成されている。また、ブラシ片42の断面は、該十字形状に形成されている。
ブラシ片42に、斜面47、及び複数の突端35、45、55、65よりなる切頭形状部68が形成されている場合においては、ブラシ片42は、斜面47、及び複数の突端35、45、55、65を、被清掃面上に強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等に対して、同時に、接触させることができる。その為、迅速、かつ的確に、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、掻き出すことができ、極めて高い清掃効果を有することができる。
清掃ブラシ11は、上記の如くの構成となっているが、切頭形状部の形状については、使用する目的に応じて、例えば、形成されている斜面数を、3面、4面、5面等の複数面になるように、適時、設定したり、例えば、複数面の斜面と平面部が形成されるように、適時、設定することができる。また、ブラシ片の断面形状についても、上記の如くの該十字形状以外にも、使用する目的に応じて、例えば、該星形形状、該W字形状等に、適時、設定することができる。さらにまた、ブラシ片の形状についても、中空の筒型形状を、設定することができる。
図7にて実施例2を示す。図7は、清掃ブラシを前面側から見た斜視図である。図7において、10は段差、18はテーパ形状部、21は清掃ブラシ、23は帯状体、24は芯線、52はブラシ片、71は溝部、75は突端である。
清掃ブラシ21は、図7の如く、ブラシ片52、帯状体23、及び芯線24より構成されている。帯状体23は、概コの字形状の溝部71を有する長尺形状に形成されてあり、ブラシ片52は、芯線24及び帯状体23にて、挟みつけて折り込んで形成されている。また、ブラシ片52の一方の端部には、突端75を有するテーパ形状部18が形成されてあり、所定の段差10を有して、他方の端部よりも、毛丈が長くなるように形成されている。
清掃ブラシ21は、上記の如くの構成となっているので、清掃ブラシ21は、一方の端部に突端75を有するテーパ形状部18が形成されてあり、所定の段差10を有して、他方の端部よりも、毛丈が長くなるように形成されているブラシ片52が、密集かつ連続的に形成されている。その為、被清掃面上に対して、密集かつ連続的に形成されている突端75を有するテーパ形状部18のみを、接触させることができる。その為、被清掃面上に、微細な塵埃、ごみ、汚れ等がある場合であっても、清掃残り等を発生することが無く、迅速、かつ極めて高い清掃効果を有することができる。また、被清掃面上に対して、テーパ形状部18の突端75を、柔軟に接触させることができる為、被清掃面上を傷つける事無く、清掃することができる。
また、清掃ブラシ21は、他方の端部が、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部に対して、所定の段差10を有して、毛丈が短くなるように形成されているブラシ片52が、密集かつ連続的に形成されている。また、所定の段差10だけ毛丈が短くなるように形成されている他方の端部の毛腰は、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部の毛腰よりも、強く形成される。その為、例えば、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部が、他方の端部を押し倒すように清掃ブラシ21を使用することにより、他方の端部の毛腰が、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部の毛腰を、補強するように、使用状態を設定することができる。
また、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部が、他方の端部を押し倒さないように清掃ブラシ21を使用した場合には、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部の毛腰のみの使用状態に、設定することができる。
さらにまた、被清掃面上に対して、接触させる深さを任意に設定することにより、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部のみを接触させたり、一方の端部、及び他方の端部を同時に接触させたりする等、ブラシ片52の接触状態を、任意に、選択して使用することができる。
清掃ブラシ21は、上記の如くの構成となっているが、ブラシ片52の形成状態については、図7に記載の如く、一方の端部に突端75を有するテーパ形状部18が、清掃ブラシ21の長手方向に対して、同一側面側に形成されている状態以外にも、例えば、ブラシ片52を、帯状体23、及び芯線24に挟み付けて折り込む方向を、任意に反対に設定する事により、突端75を有するテーパ形状部18が、清掃ブラシ21の長手方向に対して、両側面側に形成されているように、任意に設定することもできる。また、段差10についても、使用する目的に応じて、例えば、段差が、清掃ブラシ21の長手方向に対して、概波形形状を形成するように設定する等、任意に設定できる。さらにまた、清掃ブラシ21は、他方の端部が、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部に対して、所定の段差10を有して、毛丈が短くなるように形成されているブラシ片52が、密集かつ連続的に形成されているが、使用する目的に応じて、例えば、他方の端部が、突端75を有するテーパ形状部18が形成されている一方の端部に対して、所定の段差10を有して、毛丈が長くなるように、ブラシ片52を形成するように設定することもできる。
図8から図10にて実施例3を示す。図8は、清掃ブラシを前面側から見た斜視図である。図8において、20は段差、31は清掃ブラシ、33は帯状体、34は芯線、38は切頭形状部、40は斜面溝部、57は斜面、62はブラシ片、81は溝部、85は突端である。図9は、図8のブラシ片の切頭形状部を前面側から見た拡大斜視図である。図9において、60は歯切形状である。図10は、実施例3の他の実施の形態のブラシ片の切頭形状部を前面側から見た拡大斜視図である。図10において、50は斜面溝部、67は斜面、70は凹凸形状、72はブラシ片、78は切頭形状部、95は突端である。
清掃ブラシ31は、図8の如く、ブラシ片62、帯状体33、及び芯線34より構成されている。帯状体33は、概コの字形状の溝部81を有する長尺形状に形成されてあり、ブラシ片62は、芯線34及び帯状体33にて、挟みつけて折り込んで形成されている。また、ブラシ片62の一方の端部には、切頭形状部38が形成されている。切頭形状部38には、斜面57が形成されてあり、斜面57には、斜面溝部40が形成されている。また、ブラシ片62は、所定の段差20を有して、他方の端部よりも、切頭形状部38が形成されている一方の端部が、毛丈が長くなるように形成されている。また、ブラシ片62は、図9の如く、切頭形状部38の斜面溝部40には、歯切形状60が形成されている。
清掃ブラシ31は、上記の如くの構成となっているので、清掃ブラシ31は、一方の端部に、突端85を有すると共に、斜面溝部40に歯切形状60が形成されている斜面57を有する切頭形状部38からなるブラシ片62が、密集、かつ連続的に形成されている。その為、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等がある場合であっても、ブラシ片62に形成されている突端85、あるいは斜面57の斜面溝部40に形成された歯切形状60が、被清掃面上に対して、強力、かつ的確に接触することにより、被清掃面上に強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に掻き出すことができ、清掃ブラシ31は、極めて高い清掃効果を有することができる。
清掃ブラシ31は、上記の如くの構成となっているが、斜面溝部40に歯切形状60を形成させる製造方法については、例えば、切削刃を回転させて、斜面溝部40が歯切形状60になるよう切削する方法を採用したり、歯切形状断面を有する平ベルトを回転させて、斜面溝部40に歯切形状60を転写させる方法を採用したりする等、最適な製造方法を、任意に設定できる。
また、図10を使用して、他のブラシ片の切頭形状部を説明する。ブラシ片72は、図10の如く、切頭形状部78に、斜面67が形成されてあり、斜面67には、斜面溝部50が形成されている。また、ブラシ片72は、斜面溝部50に、凹凸形状70が形成されている。
ブラシ片72は、上記の如くの構成となっているので、斜面溝部50に、凹凸形状70が形成されているブラシ片72を使用した場合においては、凹凸形状70の凸部が、被清掃面上に強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等を、強力に掻き出すことができると共に、凹凸形状70の凹部が、被清掃面上の塵埃、ごみ、汚れ等を、保持、あるいは捕捉することができる。その為、被清掃面上に、強固にこびりついた塵埃、ごみ、汚れ等がある場合であっても、清掃残り等を発生することが無く、迅速、かつ極めて高い清掃効果を有することができる。
ブラシ片72は、上記の如くの構成となっているが、斜面溝部50の形状については、凹凸形状70以外にも、例えば、波形形状等使用する目的に応じて、任意に設定できる。
本発明の清掃ブラシは、さまざまな目的に対して使用可能であるが、例えば、極めて微細な塵埃、ごみ、微粉体等が付着した各種床面を清掃する為の清掃ブラシとして使用したり、特殊鋼板、フィルム等の表面の清掃ブラシとして使用したり、半導体ウェハー等の清掃ブラシとして使用したり、自動車、バス、電車、新幹線、航空機等の外壁面用あるいは内壁面用の清掃ブラシとして使用したり、自動車、バス、電車、新幹線、航空機等の洗車機用の清掃ブラシとして使用したり、路面の清掃ブラシとして使用したり、高層、あるいは中低層ビルの外壁面、あるいは内壁面の清掃ブラシとして使用したり、一般家庭用、あるいは業務用の清掃ブラシとして使用したり、例えば、電気掃除機用床ノズルの回転ブラシに使用したり、例えば、化粧ブラシに使用したり、一般家庭用、あるいは業務用の清掃ブラシとして使用する等、被清掃面にたいする清掃効果が極めて高い清掃ブラシとして、広く好適に使用することができる。
請求項1の発明の実施の形態の清掃ブラシを前面側から見た斜視図である。 同、図1の清掃ブラシの製造方法を、前面側から見た斜視図である。 請求項2の発明の実施の形態の清掃ブラシを前面側から見た斜視図である。 同、ブラシ片の切頭形状部を前面側から見た斜視図である。 同、別のブラシ片の切頭形状部を前面側から見た斜視図である。 同、別のブラシ片の切頭形状部を前面側から見た斜視図である。 実施例2の清掃ブラシを前面側から見た斜視図である。 実施例3の清掃ブラシを前面側から見た斜視図である。 図8のブラシ片の切頭形状部を前面側から見た拡大斜視図である。 同、別のブラシ片の切頭形状部を前面側から見た拡大斜視図である。
符号の説明
1、11、21、31 清掃ブラシ
2、12、22、32、42 ブラシ片
52、62、72 ブラシ片
3、13、23、33 帯状体
4、14、24、34 芯線
5、15、25、35、45、55 突端
65、75、85、95 突端
6 平面部
7、17、27、37、47 斜面
57、67 斜面
8、18 テーパ形状部
9 縦ロール
10、20 段差
19 横ロール
28、38、48、58、68、78 切頭形状部
40、50 斜面溝部
51、61、71、81 溝部
60 歯切形状
70 凹凸形状

Claims (1)

  1. 被清掃面に付着した塵埃等を清掃する為に使用する清掃ブラシにおいて、ブラシ片は、中央部が芯線と概コ字形状の帯状体により挟み付けられて折り込まれているとともに、少なくとも一方の先端部には、多数の斜面を有する切頭形状部を有し、該切頭形状部には、歯切形状又は凹凸形状の溝部が形成されてあるとともに、該切頭形状部が被清掃面へ接触するように密集かつ連続的に形成されてあることを特徴とする清掃ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103158060A (zh) * 2011-12-16 2013-06-19 旭硝子株式会社 研磨刷、玻璃基板的端面研磨方法、及玻璃基板的制造方法

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