JP4141241B2 - バルブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弁箱内に弁体が軸芯周りで回動操作自在に収納され、弁箱の弁座とそれに相対回動自在に摺接する弁体のシール面とが、回動操作軸芯方向の一端側ほど小径となるテーパー面に形成されているとともに、弁体を回動操作する弁回動操作手段が設けられているバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバルブでは、弁体の回動操作軸芯方向両側部に突出する弁軸を、弁箱に対して回動操作軸芯方向での移動を阻止した状態で回動のみ自在に支承するとともに、弁体の自重や弾性体の弾性復元力等を利用した付勢手段の付勢力により、弁箱の弁座と弁体のシール面とを常時摺接状態に維持するように構成していた(例えば、特許文献1、2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−105091号公報(第2図)
【特許文献2】
実開平3−80165号公報(第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種のバルブでは、弁箱の弁座と弁体のシール面とが、回動操作軸芯方向の一端側ほど小径となるテーパー面に形成され、かつ、弁箱の弁座と弁体のシール面とが常時摺接状態に付勢維持されているため、弁箱の弁座と弁体のシール面との間でのシール性能を高めることができるものの、弁体の回動操作時の摺接抵抗が大きくなるため、弁回動操作手段による操作が重くなるばかりでなく、弁箱の弁座と弁体のシール面との焼付けを招来する可能性がある。
【0005】
また、弁箱の弁座及び弁体のシール面の摩耗、又は、シール材の塑性変形等によってシール性能が使用限界まで低下したとき、配管経路に介装されているバルブを撤去して、それを修理するか、若しくは、新しいバルブに取り換える必要があり、それの修理又は取り換え作業が完了するまで流体の供給が中断されるとともに、保守コストの高騰化を招来し易い。
【0006】
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、弁箱の弁座と弁体のシール面との間でのシール性能を高めながらも、弁回動操作手段による弁体の回動操作を焼付きのない状態で容易に行うことのできるバルブを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1による特徴構成は、弁箱内に弁体が軸芯周りで回動操作自在に収納され、弁箱の弁座とそれに相対回動自在に摺接する弁体のシール面とが、回動操作軸芯方向の一端側ほど小径となるテーパー面に形成されているとともに、弁体を回動操作する弁回動操作手段が設けられているバルブであつて、
前記弁体と弁回動操作手段との連係を維持したまま、設定弁体配置位置にある弁体を弁箱に対して回動操作軸芯の他端側に強制移動させる弁移動操作手段が設けられ、前記弁箱が、回転操作軸芯方向の他端側に向かって開口する弁室を備えたケーシングと、弁室の開口を密閉する蓋体とから構成されているとともに、弁体の回動操作軸芯方向の他端側に位置する弁軸が、蓋体に貫通状態で抜止め支持されているとともに、蓋体の外面側に、弁体の弁軸に連係する弁回動操作手段及び弁移動操作手段が組付けられており、前記弁体の弁軸には、回動操作軸芯方向での相対移動を許容し、かつ、一体的に回転する弁回動操作手段の回転操作体が外嵌され、前記回動操作手段の回転操作体と蓋体との間には、回転操作体の回転摺接抵抗を調節するスリップ防止機構が組付けられている点にある。
【0008】
上記特徴構成によれば、弁箱の弁座と弁体のシール面とが、回動操作軸芯方向の一端側ほど小径となるテーパー面に形成され、かつ、弁箱の弁座と弁体のシール面とが摺接状態に維持されているため、弁箱の弁座と弁体のシール面との間でのシール性能を高めることができる。それでいて、弁回動操作手段によって弁体を回動操作するときには、弁移動操作手段を操作して、設定弁体配置位置にある弁体を弁箱に対して回動操作軸芯の他端側に強制移動させることにより、弁箱の弁座と弁体のシール面との摺接が解除されるため、弁体を小さな操作力で回動させることができる。
【0009】
また、弁体の回動操作が終了したときには、弁移動操作手段を操作して、弁体を元の設定弁体配置位置に強制移動させることにより、弁箱の弁座と弁体のシール面とを所期の適切な摺接状態に戻すことができる。
従って、弁箱の弁座と弁体のシール面との間でのシール性能を高めながらも、弁回動操作手段による弁体の回動操作を焼付きのない状態で容易に行うことができる。
【0010】
さらに、弁箱の一方の構成部材である蓋体に弁体及びそれを操作する弁回動操作手段、弁移動操作手段が予め組付けられているから、弁回動操作手段及び弁移動操作手段に対する組付け作業、保守点検作業を蓋体の外面側の広い空間において容易に行うことができる。
加えて、弁移動操作手段を操作して、弁体を回動操作軸芯方向に強制移動させる際、スリップ防止機構によって付与された回転操作体の回転摺接抵抗により、弁体が共連れ回動することを良好に抑制することができる。
【0011】
本発明の請求項2によるバルブの特徴構成は、前記弁移動操作手段に、設定弁体配置位置にある弁体を弁箱に対して回動操作軸芯方向の一端側にも強制移動させるための移動操作代が設けられている点にある。
【0012】
上記特徴構成によれば、弁箱の弁座及び弁体のシール面が摺接の繰り返しに連れて次第に摩耗、又は、シール材が塑性変形したとき、弁移動操作手段を操作して、設定弁体配置位置にある弁体を弁箱に対して回動操作軸芯方向の一端側に摩耗代、又は、塑性変形代だけ強制移動させることにより、弁箱の弁座と弁体のシール面とを所期の摺接状態又はそれに近い状態に修正することができるから、従来のような流体供給の中断を回避することができるとともに、保守点検コストの低廉化を図ることができる。
【0013】
本発明の請求項3によるバルブの特徴構成は、前記弁回動操作手段の回動操作を阻止するロック状態と回動操作を許容するロック解除状態とに切換え操作自在なロック機構が設けられている点にある。
【0014】
上記特徴構成によれば、弁移動操作手段を操作して、弁体を回動操作軸芯方向に強制移動させる際、ロック機構をロック状態に切換え操作しておくことにより、弁体の共連れ回動を確実に防止することができる。
【0017】
本発明の請求項によるバルブの特徴構成は、前記弁体の弁軸に、弁軸に対して回動操作軸芯方向から螺合される弁移動操作手段の送り操作軸が設けられている点にある。
【0018】
上記特徴構成によれば、弁回動操作手段及び弁移動操作手段を、弁体の一方の弁軸周りにコンパクトに構成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1 は水道管用水力発電設備を示し、地中に埋設された水道管1のうち、掘削箇所の周囲に鋼矢板2等を打込んで構築された作業ピット3内に位置する水道管1の水力発電設置相当箇所に、バイパス流路を形成するバイパス配管4が連通接続され、このバイパス配管4の中間管部4Aに、水流で回転するタービン5A及びタービン5Aの回転出力軸5Bに連動連結された発電機5Cを備えた発電ユニット5が取付けられている。
【0022】
また、水道管1とバイパス配管4の分岐管部4Bとの分岐箇所には、水道管1の上流側流路W1と下流側流路W2とが連通する第1操作位置(図2のイ参照)と、水道管1の上流側流路W1とバイパス配管4の分岐側流路W3とが連通する第2操作位置(図2のロ参照)と、水道管1の上流側流路W1と下流側流路W2及びバイパス配管4の分岐側流路W3とが連通する第3操作位置(図2のハ参照)とに切換操作自在な弁体6を備えた本発明のバルブの一例である三方弁Vが介装されているとともに、水道管1とバイパス配管4の合流管部4Cとの合流箇所には、水道管1の上流側流路W1と下流側流路W2とが連通する第1操作位置(図2のイ参照)と、パイパス配管4の合流側流路W4と水道管1の下流側流路W2とが連通する第4操作位置(図2のニ参照)と、水道管1の上流側流路W1と下流側流路W2及びバイパス配管4の合流側流路W4とが連通する第3操作位置(図2のハ参照)とに切換操作自在な弁体6を備えた本発明のバルブの一例である三方弁Vが介装されている。
【0023】
そして、水道管1とバイパス配管4との分岐箇所に介装された三方弁Vの弁体6、及び、水道管1とバイパス配管4との合流箇所に介装された三方弁Vの弁体6を夫々第1操作位置に切換え操作することにより、バイパス配管4を閉止して水道管1のみに水道水を流動させる第1状態となり、また、分岐箇所の三方弁V1の弁体6を第2操作位置に、合流箇所の三方弁Vの弁体6を第4操作位置にそれぞれ切換え操作することにより、バイパス配管4の分岐箇所と合流箇所との間に位置する水道管1の途中部分を閉止して、バイパス配管4を経由して水道水を流動させる第2状態となり、更に、両三方弁Vの弁体6を夫々第3操作状態に切換え操作することにより、水道水を水道管1とバイパス配管4とに所定の比率で分配供給する第3状態となる。
【0024】
次に、前記三方弁Vの構造について説明すると、図2〜図6に示すように、弁体6を上下方向の軸芯Y周りで回動操作自在に収納する弁箱7が、三つの接続管部7aを備え、かつ、それらに連通する弁室7bを回転操作軸芯Y方向の他端側である上方側に向かって開口形成してあるケーシング7Aと、弁室7bの開口を密封する状態でケーシング7Aの上側連結フランジ部7cにボルト8・ナット9で脱着自在に締付け固定される蓋体7Bとから構成されているとともに、前記ケーシング7Aの弁座7dとそれに相対回動自在に摺接する弁体6のシール面6aとが、回動操作軸芯方向の一端側である下方側ほど小径となるテーパー面に形成され、更に、弁体6のシール面6aには、該弁体6が前述の第1操作位置から第4操作位置の何れかに位置するとき、ケーシング7Aの弁座7dとの間を密封するシール材11が装着されている。
【0025】
前記弁体6の上側部の回転操作軸芯Y相当位置には、蓋体7Bに形成された軸受け孔7eにブッシュ10を介して貫通状態で回動ならびに回転操作軸芯Y方向に移動自在に支承される第1弁軸6Aが、複数本のボルト16・ナット17で締付け固定されているとともに、弁体6の下側部の回転操作軸芯Y相当位置には、ケーシング7Aの底壁部7fに形成された軸受け凹部7gにブッシュ10を介して回動ならびに回転操作軸芯Y方向に移動自在に支承される第2弁軸6Bが一体形成されている。
【0026】
そして、前記弁箱7の蓋体7Bの外面側(上面側)には、弁体を回転操作軸芯Y周りで回動操作する弁回動操作手段Aと、この弁回動操作手段Aと弁体6との連係を維持したまま、設定弁体配置位置にある弁体6を弁箱7に対して回動操作軸芯Yの他端側である上方側に強制移動させる弁移動操作手段B、及び、弁体6が前述の第1操作位置から第4操作位置の何れかに位置するとき、弁回動操作手段Aの回動操作を阻止するロック状態と回動操作を許容するロック解除状態とに切換え操作自在なロック機構Cとが組付けられている。
【0027】
前記弁回動操作手段Aは、図3〜図5に示すように、弁体6の第1弁軸6Aに、栓操作レバー等の人為操作具に対するスプライン状の操作用係合部12aを形成してある回転操作体12が外嵌され、この回転操作体12の内周面には、第1弁軸6Aに嵌着されたキー13に係合するキー溝12bが形成されていて、回転操作体12が、弁体6の第1弁軸6Aに対して回動操作軸芯Y方向での相対摺動を許容する状態で一体回転するように構成されている。
【0028】
また、前記回転操作体12の下端側に形成された鍔部12cは、蓋体7Bの外面にボルト18で締付け固定された取付け基板14の凹部14aとこれにボルト19で締付け固定された筒状ケース15とで形成される取付け空間20内に上下方向の一定範囲内で移動自在に組付けられているとともに、回転操作体12の鍔部12cと筒状ケース15の上端に形成された鍔部15aとの間には、回転操作体12を相対回転自在に保持するサポートリング21が介装され、更に、回転操作体12の下端面と取付け基板14の凹部14aとの間には、回転操作体12の回転摺接抵抗を調節するスリップ防止機構22が組付けられている。
【0029】
前記スリップ防止機構22は、回転操作体12の下端面に嵌合保持された座金22aに接当する第1プレート22bと、取付け基板14の凹部14aに下方から螺合された複数の調節ネジ22cの先端に接当する第2プレート22dと、この両プレート22b,22d間に介装される皿バネ22eとから構成されていて、調節ネジ22cの螺合操作により回転操作体12の回転摺接抵抗を調節するように構成されている。
【0030】
前記弁移動操作手段Bは、図3〜図5に示すように、弁体6の第1弁軸6Aに形成されたネジ孔6bに、レンチ等の人為操作具に対する回転操作用キャップ23を備えた送り操作軸24の雄ネジ部24bが、回転操作軸芯Y方向から螺合され、この送り操作軸24の上下中間部に形成された鍔部24aが、回転操作体12の上端側に形成された凹部12cとこれを密封する状態でボルト26にて締め付け固定された蓋板25との間に相対回転自在に組付けられていて、回転操作用キャップ23を介して送り操作軸24を回転操作すると、これに螺合された弁体6の第1弁軸6Aが回転操作軸芯Yである上下方向に沿って強制移動されるように構成されている。
【0031】
また、設定弁体配置位置にある弁体6の上側部とこれに上下方向で相対向する弁箱7の蓋体7Bとの間には、設定弁体配置位置にある弁体6の上方への強制移動を許容する空隙(融通)が形成されているとともに、弁体6の第1弁軸6Aの上端面と送り操作軸24の雄ネジ部24bの最上端位置との間には、設定弁体配置位置にある弁体6を弁箱7に対して回動操作軸芯Yの他端側である上方側に強制移動させる移動操作代が形成されている。
【0032】
更に、設定弁体配置位置にある弁体6の下側部とこれに上下方向で相対向する弁箱7のケーシング7Aの底壁部7fとの間には、設定弁体配置位置にある弁体6の下方への強制移動を許容する空隙(融通)が形成されているとともに、送り操作軸24の雄ネジ部24bの最下端位置と第1弁軸6Aのネジ孔6bの最奥位置との間には、設定弁体配置位置にある弁体6を弁箱7に対して回動操作軸芯Yの一端側である下方側に強制移動させる移動操作代が形成されている。
【0033】
また、前記蓋板25には、送り操作軸24の操作回転数を検出して、第1弁軸6Aのネジ孔6bと送り操作軸24の雄ネジとの螺合箇所でのネジピッチから設定弁体配置位置にある弁体6の移動量を演算してデジタル表示する検出器27が設けられている。
【0034】
前記ロック機構Cは、図5、図6に示すように、取付け基板14に、レンチ等の人為操作具に対する回転操作用係合部28aを備えた操作軸28を、弁体6の回転操作軸芯Yと平行な縦軸芯周りで回転操作自在に取付けるとともに、回転操作体12の鍔部12cの周方向4箇所には、弁体6が前述の第1操作位置から第4操作位置までの何れに位置する場合でも、操作軸28に設けた扇状のカム29が筒状ケース15に形成した開口を通して係合することにより、回転操作体12の回転を阻止する弧状の係合凹部30が形成されている。
【0035】
〔その他の実施形態〕
(1)上述の第1実施形態では、前記弁回動操作手段A及び弁移動操作手段Bを人為操作力で回転操作するように構成したが、パルスモータ等のアクチュエータで回転制御するように構成してもよい。
(2)上述の第1実施形態では、バルブとして三方弁の場合を例に挙げて説明したが、本発明の技術は四方弁や二方弁等にも適用することができる。
(3)前記弁回動操作手段Aとしては、弁体6を回転操作軸芯Y周りで回動操作することのできるものであれば、如何なる構造に構成してもよい。
(4)前記弁移動操作手段Bとしては、弁体6と弁回動操作手段Aとの連係を維持したまま、設定弁体配置位置にある弁体6を弁箱7に対して少なくとも回動操作軸芯方向の他端側に強制移動させることのできるものであれば、如何なる構造に構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態を示す水道管用水力発電設備の平面図
【図2】本願発明の三方弁の切換え状態を示し、
(イ)は第1操作位置にあるときの断面平面図
(ロ)は第2操作位置にあるときの断面平面図
(ハ)は第3操作位置にあるときの断面平面図
(ニ)は第4操作位置にあるときの断面平面図
【図3】弁体が設定配置位置にあるときの断面正面図
【図4】弁体が設定配置位置から上方側に強制移動されたときの断面正面図
【図5】要部の拡大断面正面図
【図6】ロック機構の拡大断面平面図
【符号の説明】
A 弁回動操作手段
B 弁移動操作手段
C ロック機構
Y 回転操作軸芯
6 弁体
6A 第1弁軸
6a シール面
7 弁箱
7A ケーシング
7B 蓋体
7b 弁室
7d 弁座
12 回転操作体
22 スリップ防止機構
24 送り操作軸

Claims (4)

  1. 弁箱内に弁体が軸芯周りで回動操作自在に収納され、弁箱の弁座とそれに相対回動自在に摺接する弁体のシール面とが、回動操作軸芯方向の一端側ほど小径となるテーパー面に形成されているとともに、弁体を回動操作する弁回動操作手段が設けられているバルブであつて、
    前記弁体と弁回動操作手段との連係を維持したまま、設定弁体配置位置にある弁体を弁箱に対して回動操作軸芯の他端側に強制移動させる弁移動操作手段が設けられ
    前記弁箱が、回転操作軸芯方向の他端側に向かって開口する弁室を備えたケーシングと、弁室の開口を密閉する蓋体とから構成されているとともに、弁体の回動操作軸芯方向の他端側に位置する弁軸が、蓋体に貫通状態で抜止め支持されているとともに、蓋体の外面側に、弁体の弁軸に連係する弁回動操作手段及び弁移動操作手段が組付けられており、
    前記弁体の弁軸には、回動操作軸芯方向での相対移動を許容し、かつ、一体的に回転する弁回動操作手段の回転操作体が外嵌され、
    前記回動操作手段の回転操作体と蓋体との間には、回転操作体の回転摺接抵抗を調節するスリップ防止機構が組付けられているバルブ。
  2. 前記弁移動操作手段には、設定弁体配置位置にある弁体を弁箱に対して回動操作軸芯方向の一端側にも強制移動させるための移動操作代が設けられている請求項1記載のバルブ。
  3. 前記弁回動操作手段の回動操作を阻止するロック状態と回動操作を許容するロック解除状態とに切換え操作自在なロック機構が設けられている請求項1又は2記載のバルブ。
  4. 前記弁体の弁軸には、弁軸に対して回動操作軸芯方向から螺合される弁移動操作手段の送り操作軸が設けられている請求項1から3の何れか一項記載のバルブ。
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