JP4140631B2 - 電子部品の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、電子部品の製造方法に関するもので、特に、電子部品の外部端子電極の形成方法における改良に関するものである。
この発明にとって興味ある従来技術として、特開平8−37251号公報(特許文献1)に記載されたもの(以下、「第1の従来技術」という。)がある。
この第1の従来技術は、積層電子部品およびその製造方法に関するもので、基本的に、集合電子部品を作製した上で、これを所定の分割線に沿って分割することによって複数個の電子部品を取り出すようにしている。
より詳細には、ビアホール導体を形成している複数枚の絶縁性シートを積層して、積層体を作製し、この積層体のビアホール導体が位置する部分に、積層体を貫通する貫通孔を形成し、それによって、ビアホール導体を分割するとともに、ビアホール導体の一部を貫通孔の内面上に露出させ、次いで、積層体を、貫通孔を通る分割線に沿って分割することによって、貫通孔の内面上に露出したビアホール導体の一部をもって外部端子電極が与えられている電子部品を取り出すことが行なわれる。
この第1の従来技術によれば、その配置ピッチが細かくなっても、外部端子電極を容易に形成することができ、また、製造途中の集合電子部品の状態にある積層体の段階で個々の電子部品の特性測定を行なうことができる。
この発明にとって興味ある他の従来技術として、特開平6−96992号公報(特許文献2)に記載されたもの(以下、「第2の従来技術」という。)がある。
この第2の従来技術も、積層電子部品およびその製造方法に関するもので、基本的には、上述した第1の従来技術の場合と同様、集合電子部品を作製した上で、これを所定の分割線に沿って分割することによって複数個の電子部品を取り出すようにしたものである。
より詳細には、外部端子電極となるビアホール導体を形成している第1の絶縁性シートとこのようなビアホール導体を形成していない第2の絶縁性シートとを積層することによって、積層体を作製し、ビアホール導体を分割するように、積層体に溝を形成し、それによって、ビアホール導体の一部を溝の内面上に露出させ、その後、溝に沿って分割することによって、ビアホール導体の一部をもって外部端子電極が与えられた電子部品を取り出すことが行なわれる。
この第2の従来技術によれば、前述した第1の従来技術の場合と同様、その配置ピッチを細かくしても、外部端子電極を容易に形成することができ、溝に沿う分割前の集合電子部品の状態にある積層体の段階で、個々の電子部品の特性測定を行なうことができる。
なお、第1の従来技術の場合には、積層体に形成される貫通孔の長さ寸法と同等の長さ寸法を有する外部端子電極が設けられ、他方、第2の従来技術では、外部端子電極は、積層体の厚みの一部に相当する溝の深さの範囲内の長さ寸法をもって設けられる。
しかしながら、第1および第2の従来技術には、それぞれ、解決されるべき問題がある。
まず、第1の従来技術では、外部端子電極が、積層体に形成される貫通孔の長さ寸法と同等の長さ寸法を有しているので、積層体の第1および第2の主面の双方にまで届くように設けられることになる。したがって、たとえば、第1の主面を、搭載部品が実装される実装面としたとき、搭載部品の半田付け等に際して、外部端子電極と不所望な電気的短絡が生じないようにするため、外部端子電極と搭載部品のための接続端子との間に所定の間隔を設けておかなければならず、そのため、搭載部品を実装できる面積が狭められる。
同様に、この電子部品をマザー基板上に実装する場合にも、第2の主面がマザー基板に向くようにされると、外部端子電極とマザー基板との接続のための半田等が第2の主面上の配線導体と外部端子電極との間で不所望な電気的短絡を生じさせないようにする必要があり、そのために、この配線導体と外部端子電極との間に所定の間隔を設けなければならず、その結果、第2の主面上での配線導体の配置可能面積も狭められる。
また、電子部品が焼成工程を経て製造されるセラミック電子部品である場合、ビアホール導体とセラミックとの焼成時の収縮挙動の不一致により、電子部品の主面における外部端子電極の近傍で凹凸ないしはうねりが生じやすい。そのため、通常、20μm以下のコプラナリティが求められているワイヤボンディングやフリップチップ実装の場合には、これらの実装を外部端子電極の近傍で適正に行なうことが不可能であり、このことによっても、搭載部品の実装可能な面積が狭められる。
また、電子部品をマザー基板上に半田を介して実装した状態にすると、電子部品の外部端子電極とマザー基板の接続端子との間に半田フィレットが形成される。電子部品が高周波用途に向けられる場合、この半田フィレットは、無視できないインダクタンス成分として作用し、そのため、半田フィレットの高さの制御が重要である。しかしながら、この半田フィレットの高さは、付与される半田量や半田の外部端子電極表面との濡れ性によって決定されるが、電子部品の厚み方向に貫通して外部端子電極が設けられていると、このような半田フィレットの高さの制御が困難であり、そのため、高周波用途に向けられるとき、半田フィレットによるインダクタンス成分がばらつきやすい。
第1の従来技術において遭遇し得る上述のような問題は、第2の従来技術を採用したときには、ある程度解消される。なぜなら、第2の従来技術によれば、前述したように、外部端子電極は、電子部品の厚み方向に貫通するように設けられず、一方の主面にのみ届くように設けられているからである。
しかしながら、第2の従来技術による場合には、次のような問題に遭遇することがある。
すなわち、集合電子部品の状態にある積層体の段階においても、個々の電子部品の特性測定を可能とするため、ビアホール導体を分割することによって、個々の電子部品のための外部端子電極を互いに独立した状態とすることが行なわれるが、このようなビアホール導体の分割は、個々の電子部品を取り出すように分割するための分割線に沿って溝を形成することによって達成される。
しかしながら、このような溝は、集合電子部品において不用意に破断されやすい箇所を与えてしまうことにもなり、特性測定などの工程を実施するために集合電子部品を取り扱う途中で、集合電子部品が不所望にも破断されてしまうことがある。このような破断は、電子部品の低背化が進む中、厚み寸法がたとえば0. 8mm程度にまで小さくされたとき、より生じやすくなる。
特開平8−37251号公報 特開平6−96992号公報
そこで、この発明の目的は、上述したような問題を解決し得る、電子部品の製造方法を提供しようとすることである。
この発明に係る電子部品の製造方法は、上述した技術的課題を解決するため、外部端子電極となる第1のビアホール導体を形成している第1の厚み寸法を有する第1の絶縁性シート部と、第1のビアホール導体と同一軸線上に並ぶ位置に接続導体となる第2のビアホール導体を形成している第2の厚み寸法を有する第2の絶縁性シート部と、外部端子電極となるビアホール導体および接続導体となるビアホール導体のいずれをも形成していない第3の厚み寸法を有する第3の絶縁性シート部とを備え、第3の絶縁性シート部を第1の絶縁性シート部と第2の絶縁性シート部との間に位置させるように、第1、第2および第3の絶縁性シート部を積層することによって得られる、積層体を作製する工程と、積層体の第1および第2のビアホール導体が位置する部分に、積層体の互いに対向する第1および第2の主面間を貫通しかつ当該貫通の方向に段差がない貫通孔を形成することによって、第1および第2のビアホール導体の各一部を貫通孔の内面上に露出させる工程と、積層体を、貫通孔を通る分割線に沿って分割することによって、貫通孔の内面上に露出した第1のビアホール導体の一部をもって外部端子電極が与えられ、かつ同じく貫通孔の内面上に露出した第2のビアホール導体の一部をもって接続導体が与えられている電子部品を取り出す工程とを備えることを特徴としている。
上述した電子部品の製造方法において、好ましくは、積層体は、これを分割線に沿って分割することによって複数個の電子部品を取り出せるようにされている、集合電子部品である。この場合、上述した貫通孔を形成する工程および積層体を分割する工程は、この集合電子部品に対して実施され、貫通孔を形成する工程では、第1および第2のビアホール導体を分割するように貫通孔が形成される。そして、この集合電子部品を分割することによって、集合電子部品から複数個の電子部品が取り出される。
上述した好ましい実施態様において、集合電子部品を分割する工程の前に、集合電子部品の状態で各電子部品の特性を測定する工程が実施されることが好ましい。
前述した第1、第2および第3の絶縁性シート部が、セラミックグリーンシートから構成されるとき、この電子部品の製造方法は、積層体を焼成する工程をさらに備えている。
また、好ましくは、前述した貫通孔を形成する工程は、電子部品を取り出すための分割線の長さの50%以上の長さの部分において、電子部品がその周囲部分と連結されている状態が残されるように実施される。
また、積層体において、外部端子電極となるべきビアホール導体が、積層体の第2の主面にまで届くように形成されているとき、第2の主面上に外部端子電極に接続されるべき裏面電極を形成する工程がさらに実施されることが好ましい。
以上のように、この発明によれば、互いに対向する第1および第2の主面とこれら第1および第2の主面間を連結する側面とを有する電子部品本体を備え、上記側面には、第1の主面から第2の主面にまで貫通する第1の長さ寸法を有する溝が形成され、この溝内には、当該溝の底面上に開口を形成しかつ第1の長さ寸法より短い第2および第3の長さ寸法をそれぞれ有する第1および第2の凹部が溝の長さ方向に並びかつ溝の長さ方向に沿って延びるように設けられ、第1の凹部内には、第2の長さ寸法を有する外部端子電極が設けられ、第2の凹部内には、第3の長さ寸法を有する接続導体が設けられ、外部端子電極の、第1の凹部の開口に沿って延びる露出面および接続導体の、第2の凹部の記開口に沿って延びる露出面は、溝の底面と同一面上に位置している、電子部品を得ることができる。
この電子部品によれば、電子部品本体の第1および第2の主面の少なくとも一方については、外部端子電極が届かないようにすることができる。
したがって、外部端子電極との不所望な電気的短絡を防止するために、主面上での搭載部品の実装可能な面積が狭められることを防止できる。
また、電子部品本体が、セラミックをもって構成される場合には、焼成時における外部端子電極の導電成分とセラミック成分との収縮挙動の不一致が、得られた電子部品本体の主面上での凹凸またはうねりとなって現れることを防止することができる。
また、この発明に係る製造方法によって得られた電子部品をマザー基板上に実装するため、電子部品の外部端子電極とマザー基板の接続端子とが、半田フィレットを介して接続されるとき、この半田フィレットの高さを、外部端子電極の長さ方向寸法によって規定することができる。したがって、この電子部品が高周波用途に向けられるとき、半田フィレットによって与えられるインダクタンス成分のばらつきを低減することができる。
また、外部端子電極は溝内に形成されるので、外部端子電極に対してめっきを施したとき、めっき膜の異常析出が生じても、隣り合う外部端子電極間で電気的短絡がもたらされにくくすることができる。
この発明に係る電子部品の製造方法によれば、外部端子電極となる第1のビアホール導体を形成している第1の厚み寸法を有する第1の絶縁性シート部と、第1のビアホール導体と同一軸線上に並ぶ位置に接続導体となる第2のビアホール導体を形成している第2の厚み寸法を有する第2の絶縁性シート部と、外部端子電極となるビアホール導体および接続導体となるビアホール導体のいずれをも形成していない第3の厚み寸法を有する第3の絶縁性シート部とを備え、前記第3の絶縁性シート部を前記第1の絶縁性シート部と前記第2の絶縁性シート部との間に位置させるように、前記第1、第2および第3の絶縁性シート部を積層することによって得られる、積層体を作製し、この積層体の第1および第2のビアホール導体が位置する部分に、長手の溝ではなく、積層体を貫通する貫通孔を形成することによって、第1および第2のビアホール導体の各一部を貫通孔の内面上に露出させて、外部端子電極および接続導体を与えるようにしている。
したがって、電子部品が低背化され、そのため、積層体が薄型化されても、貫通孔を通る分割線に沿って分割する前の段階で、積層体が不所望にも破断される事態を招きにくくすることができる。
特に、積層体から電子部品を取り出すための分割線の長さの50%以上の長さの部分において、電子部品がその周囲部分と連結されている状態が残されるように貫通孔が形成されると、上述したような破断をより確実に生じにくくすることができる。
この発明に係る電子部品の製造方法において、上述した積層体が、これを分割線に沿って分割することによって複数個の電子部品を取り出せるようにされている、集合電子部品であるとき、多数の電子部品を能率的に製造することができる。
上述の場合、貫通孔を形成するにあたって、第1および第2のビアホール導体を分割するように貫通孔を形成するようにすれば、1つの貫通孔の形成によって、隣り合う2個の電子部品の各々の外部端子電極および接続導体を同時に形成することができる。
また、上述のように、集合電子部品において、第1および第2のビアホール導体を分割するように貫通孔を形成して、外部端子電極および接続導体を与えるようにすれば、この貫通孔を形成した段階で、複数個の電子部品は、互いに他のものに対して電気的に独立した状態とすることができる。したがって、集合電子部品を分割する前に、この集合電子部品の状態で各電子部品の特性を測定するようにすれば、特性測定工程を能率的に実施することができる。
この発明に係る製造方法によって得られた電子部品は、第1の主面を覆うように設けられる金属カバーをさらに備えていてもよい。この場合、金属カバーは、溝内に配置される爪を形成しており、この爪が、外部端子電極に接続されていることが好ましい。
また、この発明に係る製造方法によって得られた電子部品は、好ましくは、高周波用途に向けられる。また、この電子部品は、特定の電子装置を構成するため、接続端子を有するマザー基板上に実装した状態で用いられる。この実装構造においては、電子部品の外部端子電極とマザー基板の接続端子とが半田フィレットを介して接続され、半田フィレットの高さは、外部端子電極の第2の長さ寸法によって規定されている。
図1は、本発明に至る過程で提案された参考技術の一実施形態による電子部品1の外観を示す斜視図であり、(A)および(B)は、互いに逆の方向から電子部品1を示したものである。
電子部品1は、互いに対向する第1および第2の主面2および3とこれら第1および第2の主面2および3間を連結する側面4とを有する電子部品本体5を備えている。電子部品本体5は、この実施形態では、概略的に直方体ないしは四角柱の形状をなしている。
電子部品本体5の側面4には、第1の主面2から第2の主面3にまで貫通する溝6が形成されている。溝6は、この実施形態では、側面4の長辺部分には、各々3個、短辺部分には各々1個配置されている。溝6は、電子部品本体5の厚み寸法に相当する第1の長さ寸法7を有している。
溝6内には、溝6の底面上に開口を形成しかつ第1の長さ寸法7より短い第2の長さ寸法8を有する凹部9が溝6の長さ方向に沿って設けられ、この凹部9内は、同じく第2の長さ寸法8を有する外部端子電極10が設けられている。外部端子電極10の、凹部9の開口に沿って延びる露出面は、溝6の底面と同一面上に位置している。この実施形態では、第2の外部端子電極10は、第1の主面2には届かないが、第2の主面3にまで届くように設けられている。
好ましくは、第2の長さ寸法8は、第1の長さ寸法7の0.9倍以下となるようにされる。典型的な一例では、第1の長さ寸法7は0.8mmとされ、第2の長さ寸法8は0.7mmとされる。
また、好ましくは、電子部品本体5の側面4の周方向に関して、溝6が形成されない部分の長さは、側面4の全周長さの50%以上とされる。
また、電子部品1は、この実施形態では、積層電子部品であり、そのため、電子部品本体5は、積層構造を有し、かつ、図1では図示しないが、内部回路要素を備えている。
図2ないし図6は、上述した電子部品1の製造方法を説明するためのものである。なお、図2ないし図6に示した製造方法では、電子部品1を得るため、図6に示すような集合電子部品11が作製され、この集合電子部品11を所定の分割線12に沿って分割することによって複数個の電子部品1を取り出すようにしている。
図2を参照して、集合電子部品11を得るため、まず、外部端子電極10となるビアホール導体13を形成している第1の絶縁性シート14とこのようなビアホール導体を形成していない第2の絶縁性シート15とが用意される。この実施形態では、これら絶縁性シート14および15は、それぞれ、複数枚のセラミックグリーンシートから構成される。また、ビアホール導体13を形成するため、第1の絶縁性シート14には貫通孔が設けられ、そこに導電性ペーストを充填することが行なわれる。
上述した所定の枚数の第1の絶縁性シート14からなる第1の絶縁性シート部16と所定の枚数の第2の絶縁性シート15からなる第2の絶縁性シート部17とが積層され、プレスされることによって、図3に示すような積層体18が作製される。図4は、積層体18の特定のビアホール導体13が設けられた部分を拡大して示すもので、(A)は、ビアホール導体13の縦断面図であり、(B)は、ビアホール導体13の横断面図である。
積層体18を作製するにあたって、図4(A)に示されるように、第1の絶縁性シート部16が所定の第1の厚み寸法19を有するように設定され、また、第2の絶縁性シート部17は、所定の第2の厚み寸法20を有するように設定されるが、これら厚み寸法19および20は、第1の絶縁性シート部16を構成する第1の絶縁性シート14の枚数および第2の絶縁性シート部17を構成する第2の絶縁性シート15の枚数によって決定される。前述したように、得られた電子部品1において、第2の長さ寸法8が、第1の長さ寸法7の0.9倍以下にされる場合には、第1の厚み寸法19は、第1および第2の厚み寸法19および20の合計の0.9倍以下に設定される。
図4(A)には、電子部品1に関連して設けられる配線導体の一部であって、内部回路要素としての内部導体膜21が図示されている。内部導体膜21は、導電性ペーストから形成されるものであって、ビアホール導体13に接続されている。
なお、図4(A)に示した内部導体膜21は、内部回路要素あるいは配線導体の代表的なものとして図示したものであり、その他の内部回路要素あるいは配線導体については、図1ないし図6において、図示が省略されていると理解すべきである。
次に、図5に示すように、積層体18のビアホール導体13が位置する部分に、積層体18の互いに対向する第1および第2の主面22および23間を貫通しかつ当該貫通の方向に段差がない貫通孔24が形成される。これによって、ビアホール導体13は分割され、かつビアホール導体13の一部が貫通孔24の内面上に露出した状態となる。図2ないし図5において、図6に示した分割線12が図示されているが、図5からわかるように、分割線12は、貫通孔24を通っている。
なお、図示した貫通孔24は、その断面が四角形であったが、たとえば円形等の他の形状に変更されてもよい。同様に、ビアホール導体13の断面形状についても、図示のものでは四角形であったが、たとえば円形等の他の形状に変更されてもよい。
貫通孔24は、得られた電子部品1の電子部品本体5の側面4に設けられた溝6を与え、また、貫通孔24によって分割されたビアホール導体13の各分割部分は、外部端子電極10となるものである。
前述したように、電子部品本体5の側面4の周方向に関して、溝6が形成されない部分の長さが、側面4の全周長さの50%以上となるようにするため、貫通孔24を形成するにあたって、電子部品本体5を取り出すための分割線12の長さの50%以上の長さの部分において、個々の電子部品1がその周囲部分と連結されている状態が残されるようにされる。
次に、積層体18は焼成される。なお、焼成に先立って、後での分割を容易にするための溝が、図5(A)の主面22もしくは23またはこれら主面22および23の双方に形成されてもよい。なお、この溝の深さを決定するにあたっては、積層体18の焼成後の取り扱いにおいて、溝に沿って不用意に破断しないように配慮される。
上述のような焼成の結果、積層体18が焼結し、図6に示すような集合電子部品11が得られる。この集合電子部品11に対しては、必要に応じて、外部導体膜および抵抗膜が形成されたり、オーバーコートが施されたり、ソルダーレジストが付与されたり、めっきが施されたりする。
図4(A)を参照しながら前述したように、第1の厚み寸法19が第1および第2の厚み寸法19および20の合計の0.9倍以下とし、言い換えると、ビアホール導体13の軸線方向寸法が、積層体18の第1および第2の主面22および23間の厚み寸法の0.9倍以下とすることにより、ビアホール導体13に含まれる導電成分と絶縁性シート部16および17に含まれるセラミック成分との焼成時における収縮挙動に不一致が生じても、焼成後の集合電子部品11のビアホール導体13の近傍において、凹凸が生じたり、うねりが生じたりすることを抑制することができる。
以上の工程を終えたとき、集合電子部品11に含まれる複数個の電子部品1は、互いに他のものに対して電気的に独立しているので、貫通孔24によって分断されたビアホール導体13の各分割部分によって与えられた外部端子電極10を介して、個々の電子部品1の特性を測定することができる。
このように、特性が測定された後、良品と判定された集合電子部品11について、必要に応じて、そこに備える電子部品1の第1および第2の主面2および3の少なくとも一方上に搭載部品が実装される。
ここまで述べた工程は、集合電子部品11の状態で能率的に実施することができる。
前述したように、電子部品1を取り出すための分割線12の貫通孔24が設けられない部分の長さが、電子部品1を取り出すための分割線12の全長さの50%以上とされることにより、たとえば、上述した特性測定のための取り扱い等において、集合電子部品11が不用意にも破断されにくくすることができる。
次に、集合電子部品11が分割線12に沿って分割される。これによって、図1に示すような複数個の電子部品1が取り出される。
図7は、図1に示した電子部品を用いて構成された高周波モジュール25を図解的に断面図で示している。
図7を参照して、電子部品1をもって高周波モジュール25を構成するため、電子部品本体5の第1の主面2上には、いくつかの搭載部品26および27が実装される。これら搭載部品26および27の実装を可能とするため、図示しないが、電子部品本体5の第1の主面2上には、適当な外部導体膜が形成されている。搭載部品26は、バンプ電極28を介して実装されるもので、搭載部品27は、面状の電極29を介して実装されるものである。
図8は、図7に示した高周波モジュール25がマザー基板30上に実装された状態を図解的に断面図で示している。
図8を参照して、マザー基板30上には接続端子31が設けられている。高周波モジュール25に備える電子部品1の外部端子電極10とマザー基板30の接続端子31とは、半田フィレット32を介して接続されている。このとき、外部端子電極10は、電子部品本体5の第1の主面2にまで届かないように設けられているので、半田フィレット32の高さ33は、外部端子電極10の第2の長さ寸法8(図1参照)によって確実に規定されることができる。したがって、半田フィレット32によって与えられるインダクタンス成分が、この半田フィレット32の高さによって制御され、この高さ33のばらつきによるインダクタンス成分のばらつきを生じにくくすることができる。
図9は、図7に示した高周波モジュール25に金属カバー34を取り付けた状態を図解的に示す断面図である。
図9を参照して、金属カバー34は、電子部品1に備える電子部品本体5の第1の主面2を覆うように設けられる。金属カバー34には、溝6内に配置される爪35が形成されており、爪35は、外部端子電極10に接続されている。
上述のような構成を採用することにより、金属カバー34の電子部品本体5に対する位置決めが容易になるとともに、金属カバー34に対する接地を、外部端子電極10を介して容易に行なうことができる。
なお、電子部品本体5の第1の主面2上には、そこに実装されている部品のシールドを目的として、樹脂をコーティングしてもよい。樹脂コーティングによるシールド構造は、電子部品1のさらなる低背化に有利である。
図10は、本発明に至る過程で提案された参考技術の他の実施形態による電子部品1aをもって構成した高周波モジュール25aをマザー基板30上に実装した状態を図解的に示す、図8に相当する断面図である。図10において、図8に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図10に示した電子部品1aは、外部端子電極10に接続された裏面電極45が、電子部品本体5の第2の主面3上に形成されていることを特徴としている。このような構造を採用すれば、マザー基板30に対する電子部品1の接合強度を著しく向上させることができる。
なお、裏面電極45は、積層前の絶縁性シート14の段階で形成しても、図5に示す貫通孔24を形成した後に形成しても、図6に示す焼成後の段階で形成してもよい。
図11は、本発明に至る過程で提案された参考技術のさらに他の実施形態による電子部品36の一部を図解的に示す断面図である。図11において、図1ないし図6に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図11を参照して、電子部品36においては、外部端子電極10が、電子部品本体5の第1および第2の主面2および3のいずれにも届かないように設けられている。
図11に示した電子部品36によれば、第1および第2の主面2および3の双方において、搭載部品の実装可能な面積が外部端子電極10の存在によって狭められることがない。また、第1および第2の主面2および3のいずれの側についても、焼成時の収縮挙動の差によって凹凸やうねりが生じにくいようにすることができる。
図12は、以上説明した参考技術を経て提案された、この発明の一実施形態による電子部品37の一部を図解的に示す断面図である。図12において、図1ないし図6に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図12に示す電子部品37においては、外部端子電極10は、第2の主面3にまで届くように設けられるが、図1等に示した電子部品1の場合に比べて、その軸線方向寸法がより短くされる。
また、この電子部品37では、外部端子電極10と同様の形成方法によって、接続導体38が設けられている。接続導体38は、通常の接続用のビアホール導体と同様の機能を有するもので、たとえば、図示の実施形態では、内部導体膜39と外部導体膜40とを接続するように機能している。外部導体膜40は、外部導体膜41とともに、搭載部品42を第1の主面2上に実装する際に用いられるものである。
より詳細には、溝6内には、溝6の底面上に開口を形成しかつ溝6の長さ寸法より短い長さ寸法をそれぞれ有する第1および第2の凹部が溝6の長さ方向に並びかつ溝6の長さ方向に沿って延びるように設けられ、第1の凹部内には、溝6の長さ寸法より短い長さ寸法を有する外部端子電極10が設けられ、第2の凹部内には、溝6の長さ寸法より短い長さ寸法を有する接続導体38が設けられている。また、外部端子電極6の、上記第1の凹部の開口に沿って延びる露出面および接続導体38の、上記第2の凹部の記開口に沿って延びる露出面は、溝6の底面と同一面上に位置している。
このような外部端子電極10および接続導体38を形成するため、外部端子電極10となる第1のビアホール導体を形成している第1の厚み寸法を有する第1の絶縁性シート部と、第1のビアホール導体と同一軸線上に並ぶ位置に接続導体38となる第2のビアホール導体を形成している第2の厚み寸法を有する第2の絶縁性シート部と、外部端子電極となるビアホール導体および接続導体となるビアホール導体のいずれをも形成していない第3の厚み寸法を有する第3の絶縁性シート部とを備え、第3の絶縁性シート部を第1の絶縁性シート部と第2の絶縁性シート部との間に位置させるように、第1、第2および第3の絶縁性シート部を積層することによって得られる、積層体が作製される。そして、積層体の第1および第2のビアホール導体が位置する部分に、積層体の互いに対向する第1および第2の主面間を貫通する貫通孔を形成することによって、第1および第2のビアホール導体の各一部を貫通孔の内面上に露出させることが行なわれる。次いで、積層体を、貫通孔を通る分割線に沿って分割することが行なわれる。これによって、貫通孔の内面上に露出した第1のビアホール導体の一部をもって外部端子電極10が与えられ、かつ同じく貫通孔の内面上に露出した第2のビアホール導体の一部をもって接続導体38が与えられている電子部品を取り出される。
以上、この発明を図示したいくつかの実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、いくつかの変形例が可能である。
たとえば、図示の実施形態では、電子部品1を製造するため、集合電子部品11を作製し、これを分割することによって複数個の電子部品1を取り出すようにしたが、単に1個の電子部品1を得るための積層体を作製し、この積層体に形成されたビアホール導体が位置する部分に、貫通孔を形成し、貫通孔を通る分割線に沿って分割することによって、積層体の周囲部分を除去し、その結果、1個の電子部品を取り出すようにしてもよい。この場合には、貫通孔は、ビアホール導体を分割するように形成される必要はなく、単に、貫通孔の内面上にビアホール導体の一部が露出するように形成されればよい。
また、図示した実施形態では、電子部品本体5は、積層構造を有し、かつ内部導体膜21等の内部回路要素を備えるものであったが、積層構造を有しない電子部品本体を備える電子部品に対しても、この発明を適用することができる。
また、図示した実施形態では、絶縁性シート部16および17は、セラミックグリーンシートから構成されたが、他の絶縁性材料からなるシートによって構成されてもよい。
本発明に至る過程で提案された参考技術の一実施形態による電子部品1の外観を示す斜視図であり、(A)は、第1の主面2側から示し、(B)は、第2の主面3側から示すものである。 図1に示した電子部品1を製造するために実施される絶縁性シート14および15の積層工程を示す斜視図である。 図2に示した積層工程を経て得られた積層体18を示す斜視図である。 図3に示した積層体18のビアホール導体13が設けられた部分を拡大して示すもので、(A)は、ビアホール導体13の縦断面図であり、(B)は、ビアホール導体13の横断面図である。 図4に対応する図であって、ビアホール導体13を分割するように貫通孔24を形成した状態を示す図である。 図5に示した工程を経た後、積層体18を焼成して得られた集合電子部品11を示す斜視図である。 図1に示した電子部品1上に搭載部品26および27を実装して構成した高周波モジュール25を図解的に示す断面図である。 図7に示した高周波モジュール25をマザー基板30上に実装した状態を図解的に示す断面図である。 図1に示した電子部品1に金属カバー34を取り付けた状態を図解的に示す断面図である。 本発明に至る過程で提案された参考技術の他の実施形態による電子部品1aをもって構成した高周波モジュール25aをマザー基板30上に実装した状態を図解的に示す、図8に相当する断面図である。 本発明に至る過程で提案された参考技術のさらに他の実施形態による電子部品36の一部を図解的に示す断面図である。 この発明の一実施形態による電子部品37の一部を図解的に示す断面図である。
符号の説明
2,22 第1の主面
3,23 第2の主面
4 側面
5 電子部品本体
6 溝
7 第1の長さ寸法
8 第2の長さ寸法
9 凹部
10 外部端子電極
11 集合電子部品
12 分割線
13 ビアホール導体
16 第1の絶縁性シート部
17 第2の絶縁性シート部
18 積層体
19 第1の厚み寸法
20 第2の厚み寸法
21,39 内部導体膜
24 貫通孔
26,27,42 搭載部品
30 マザー基板
31 接続端子
32 半田フィレット
33 高さ
34 金属カバー
35 爪

Claims (6)

  1. 外部端子電極となる第1のビアホール導体を形成している第1の厚み寸法を有する第1の絶縁性シート部と、前記第1のビアホール導体と同一軸線上に並ぶ位置に接続導体となる第2のビアホール導体を形成している第2の厚み寸法を有する第2の絶縁性シート部と、外部端子電極となるビアホール導体および接続導体となるビアホール導体のいずれをも形成していない第3の厚み寸法を有する第3の絶縁性シート部とを備え、前記第3の絶縁性シート部を前記第1の絶縁性シート部と前記第2の絶縁性シート部との間に位置させるように、前記第1、第2および第3の絶縁性シート部を積層することによって得られる、積層体を作製する工程と、
    前記積層体の前記第1および第2のビアホール導体が位置する部分に、前記積層体の互いに対向する第1および第2の主面間を貫通しかつ当該貫通の方向に段差がない貫通孔を形成することによって、前記第1および第2のビアホール導体の各一部を前記貫通孔の内面上に露出させる工程と、
    前記積層体を、前記貫通孔を通る分割線に沿って分割することによって、前記貫通孔の内面上に露出した前記第1のビアホール導体の一部をもって外部端子電極が与えられ、かつ同じく前記貫通孔の内面上に露出した第2のビアホール導体の一部をもって接続導体が与えられている電子部品を取り出す工程と
    を備える、電子部品の製造方法。
  2. 前記積層体は、これを前記分割線に沿って分割することによって複数個の電子部品を取り出せるようにされている、集合電子部品であり、
    前記貫通孔を形成する工程および前記積層体を分割する工程は、前記集合電子部品に対して実施され、
    前記貫通孔を形成する工程は、前記第1および第2のビアホール導体を分割するように前記貫通孔を形成する工程を備え、
    前記集合電子部品を分割する工程において、前記集合電子部品から複数個の前記電子部品が取り出される、
    請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 前記集合電子部品を分割する工程の前に、前記集合電子部品の状態で各前記電子部品の特性を測定する工程をさらに備える、請求項2に記載の電子部品の製造方法。
  4. 前記第1、第2および第3の絶縁性シート部は、セラミックグリーンシートから構成され、前記積層体を焼成する工程をさらに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
  5. 前記貫通孔を形成する工程は、前記電子部品を取り出すための前記分割線の長さの50%以上の長さの部分において、前記電子部品がその周囲部分と連結されている状態が残されるように実施される、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
  6. 前記積層体において、前記外部端子電極となるべき前記第1のビアホール導体は、前記第2の主面にまで届くように形成されていて、前記第2の主面上に前記外部端子電極に接続されるべき裏面電極を形成する工程をさらに備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
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