JP4139886B2 - 身体保持装置付き椅子机 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばノートパソコン等を机上で使用する際に便利な椅子机及び身体不自由者が机上でノートパソコンの操作や作業する際に便利な身体保持装置付き椅子机に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高校や高専等の教室に設置されている椅子机の置き台としての天板は、B列規格の用紙サイズに合わせた大きさに設定されている。現在ではA列規格の用紙サイズが政府通達で奨励されているにも拘わらず、依然として椅子机の天板は、B列規格の用紙サイズに合せた大きさが使用されている。
【0003】
椅子机の天板のサイズをA列規格の用紙サイズに変えれば、スペースの関係上、教室の改造が余儀なくされるなどの問題があり、改正されていないのが現状である。
【0004】
昨今の情報技術(IT)の普及によって高校、高専等の教室にノートパソコン等のコンピュータが装備され、学生が椅子机の天板にノートパソコンを載置して使用する頻度が高くなって来ている。しかし、従来の椅子机の天板のサイズでは、学生がA4サイズのノートパソコンとA5サイズの教科書とノートを椅子机の天板に載置して講義を受けたり、学習するには不都合な寸法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、高校、高専等の教室に設置されている椅子机は、単に天板のサイズが狭いだけでなく、時代のニーズに対応していない。また、従来の椅子机は、身体不自由者が椅子に着座してノートパソコンを操作したり、作業することを考慮していないため、身体不自由者は専用の椅子机を用意しなくはならない。特に、重度の身障者においては椅子に着座した状態で、しかも身体を安定した状態で机上のノートパソコンの操作や作業ができることが要求されている。
【0006】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、机上でノートパソコンを操作したり、教科書やノートを置いて受講したり、学習する際に便利であり、正しい姿勢が取れるため、疲労を軽減できる椅子机を提供することにある。
【0007】
また、この発明は、身体不自由者が机上でノートパソコンの操作や作業する際にも身体不自由者の身体を安定した状態に保持することができる身体保持装置付き椅子机を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、椅子本体1と、前記椅子本体1に設けられ、身体の肩部を押える肩押え部材65、身体の胴部を押える胴押え部材64a,64b及び身体の股間を支持する股間支持部材55を備え、身体を保持する身体保持装置44と、前記椅子本体1に水平面内で回動可能に連結された机支持部材9と、前記机支持部材9に設けられ前記椅子本体1に対して前後方向に位置調節可能な机本体10と、前記机本体10に設けられ格納庫21を有する置き台12及びこの置き台12から横方向に引出し可能な引出し式置き台23とを具備した身体保持装置付き椅子机において、前記身体保持装置44を構成する肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55は、差動機構67によって連動して回動自在であることを特徴とする。
【0009】
請求項2は、請求項1の前記椅子本体1の背もたれ部7を、前記椅子本体1から取り外し、前記背もたれ部7に代って前記椅子本体1に上下方向に長いベースプレート45を取付け、このベースプレート45に前記差動機構67を設け、前記肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55は、前記差動機構67によって連動して同時に回動して身体を拘束することを特徴とする。
【0010】
請求項3は、支持脚4とこの支持脚4に設けられたキャスタ2を有する椅子本体1と、前記椅子本体1に設けられ身体を保持する身体保持装置44と、前記椅子本体1に水平面内で回動可能に連結された机支持部材9と、前記机支持部材9に設けられた机本体10と、前記椅子本体1に設けられ床面を移動自在な少なくとも左右一対の全方向移動ユニット71,72とからなる身体保持装置付き椅子机100において、前記身体保持装置44は、前記椅子本体1に着座した身体を拘束する肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55とからなり、これら肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55は、差動機構67によって連動して回動自在であり、前記一対の全方向移動ユニット71,72は、正逆回転可能にした少なくとも一対のモータ78a,78bと、これらモータ78a,78bによって回転し、床面を転動して移動する車輪81a,81bと、前記モータ78a,78bと車輪81a,81bを一体に旋回自在に支持する方向変換手段と、前記モータ78a,78bを独立して駆動制御する制御手段とから構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項4は、請求項3の前記一対のモータ78a,78bは、出力軸80a,80bを同軸的に向き合わせて水平に設置され、これら出力軸80a,80bに車輪81a,81bが設けられ、前記一対のモータ78a,78bの互いに逆方向の回転によって前記車輪81a,81bが床面を転動して椅子本体1を移動させ、前記一対のモータ78a,78bの同方向の回転によって前記車輪81a,81bを方向変換させることが可能である
【0012】
請求項5は、請求項3または4記載の前記全方向移動ユニット71,72は、バッテリー85及び制御盤84を搭載していることを特徴とする
【0018】
請求項の記載によれば、身体保持装置44を構成する肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55は、差動機構67によって連動して回動自在であるため、身体が不自由な人であっても、身体保持装置44によって利用者の肩、胴及び股間を保持して椅子本体に支持することにより、利用者は両腕、両手は自由に動かすことができ、机本体上に置いたノートパソコンを操作したり、教科書やノートを置いて受講したり、学習することができる。
さらに、身体保持装置付き椅子机100に全方向移動ユニット71,72に設けることにより、操作部を操作することにより、床面を任意な方向に自由に移動することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1〜図3は学校の教室等に設置される椅子机(ITディスク)の第1の実施形態を示し、図1は椅子机の側面図、図2は椅子机の正面図、図3は置き台の平面図である。椅子本体1は、キャスタ2を有する複数の支持アーム3を備えた支持脚4と、この支持脚4に鉛直方向に設けられた支柱5と、支柱5に設けられた座部6及び背もたれ部7とから構成されている。
【0021】
そして、支持脚4に対して支柱5はその軸心を中心として回転自在であり、座部6及び背もたれ部7の向きを任意に調節でき、また支持脚4に対して任意に高さ調節できるようになっている。
【0022】
また、椅子本体1の支柱5にはブラケット8によって机支持部材9が固定され、この机支持部材9には机本体10が設けられている。机支持部材9はL字形であり、その水平端部9aがブラケット8に固定され、垂直端部9bには机前後位置調節装置11を介して置き台12が設けられている。
【0023】
机前後位置調節装置11について説明すると、机支持部材9の垂直端部9bには固定レール13がボルト14によって固定されている。この固定レール13には椅子本体1に対して前後方向に移動自在な可動レール15が設けられている。可動レール15の両側面には前後方向に長孔16が設けられている。また、固定レール13には回動可能なロックレバー17が設けられている。
【0024】
このロックレバー17は、可動レール15の内側から長孔16を貫通して固定レール13の外側に突出するボルト18を備え、このボルト18にはロックレバー17の基端部のねじ部(図示しない)が螺合されている。従って、ロックレバー17の回動によってボルト18に対してねじ部がねじ込まれ、固定レール13に対して可動レール15を固定できるようになっている。すなわち、椅子本体1の座部6に着座した状態で、使用者が机本体10の置き台12の前後位置を好みの位置に調節した後、ロックレバー17をロック位置まで回動することにより、可動レール15を移動不能にロックできるようになっている。
【0025】
可動レール15には置き台12が搭載されている。置き台12は、矩形状のボックス構造で、例えば左側面のみに開口部20を有する格納庫21が設けられている。格納庫21の内部における下段側の前後側面には伸縮レール22が固定されている。伸縮レール22には置き台12の開口部20から横方向に引出し式置き台23が支持されている。すなわち、引出し式置き台23は伸縮レール22に支持された状態で、格納庫21から全体が置き台12の側方へ引出し可能であり、引出し式置き台23を引き出したときには置き台12の上面12aと引出し式置き台23の上面23aによって置き台面積を拡張できる。
【0026】
このように構成された置き台12によれば、図3に示すように、引出し式置き台23を引き出して延長させると、置き台12が引出し式置き台23によって略2倍の面積となる。従って、引出し式置き台23の上面を例えばノートパソコン24を載置し、置き台12の上面を例えば教科書及び/あるいはノート、筆記具等を載せることができる。ノートパソコン24を操作したり、教科書やノートを置いて受講したり、学習するに十分なスペースが得られるとともに、正しい姿勢が取れるため、疲労を軽減できる。
【0027】
また、引出し式置き台23の端部には取手25が設けられ、取手25に手を掛けて引出し式置き台23を引出したり、格納庫21に収納可能である。ノートパソコン24の不使用時には引出し式置き台23にノートパソコン24を載置したまま、引出し式置き台23を格納庫21に格納することにより、ノートパソコン24を格納庫21に格納することができる。
【0028】
従って、ノートパソコン24の不使用時には引出し式置き台23とともにノートパソコン24を格納することにより、机本体10をコンパクトにすることができ、邪魔にならず、また、必要に応じて鍵を設けて施錠することにより盗難防止にもなる。
【0029】
図4〜図9は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図4(a)は身体保持装置付き椅子机の側面図、(b)は机角度調節装置を拡大した断面図、図5は同じく正面図、図6は身体保持装置固定フック部の側面図、図7は同じく正面図、図8は身体保持装置の斜視図、図9は同じく正面図である。
【0030】
図4及び図5に示すように、椅子本体1の支柱5に設けられたブラケット8には机角度調節装置30を介して机本体10が設けられている。机角度調節装置30について説明すると、ブラケット8にはコ字状の固定部材31が設けられ、この固定部材31の中央部には鉛直方向に主軸32が固定されている。この主軸32には固定部材31によって上下方向から挟持された状態で回転盤33が回転自在に設けられている。
【0031】
回転盤33には主軸32を中心として円周方向に所定間隔を存して複数の係合穴34が穿設されている。また、固定部材31の上面には回転盤33の係合穴34に対応して1個の貫通穴35が穿設されている。この貫通穴35には係合ピン36が上下方向に抜き差し可能に設けられている。
【0032】
回転盤33には第1の実施形態と同様の机支持部材9の水平端部9aが固定されている。さらに、机支持部材9の垂直端部9bには机本体10が設けられている。従って、机支持部材9は主軸32を中心として水平面内で回動自在であり、椅子本体1に対して机本体10の置き台12を任意な角度に位置決めした後、係合ピン36を係合穴34に挿入することにより、水平面内で移動不能にロックできるようになっている。従って、使用者の好みによって椅子本体1に対して机本体10を任意の角度に調節可能である。
【0033】
置き台12は、矩形状のボックス構造で、例えば左側面のみに開口部20を有する格納庫21が設けられている。格納庫21の内部における上段側の前後側面には伸縮レール22が固定されている。伸縮レール22には置き台12の開口部20から横方向に引出し式置き台23が支持されている。すなわち、引出し式置き台23は伸縮レール22に支持された状態で、格納庫21から全体が置き台12の側方へ引出し可能であり、引出し式置き台23を引き出したときには置き台12の上面12aと引出し式置き台23の上面23aによって略同一高さで略2倍の置き台面積となる。
【0034】
このように構成された置き台12によれば、引出し式置き台23を引き出し、その上面を例えばノートパソコン24を載置し、置き台12の上面を例えば教科書及び/あるいはノート、筆記具等を載せることができる。ノートパソコン24を操作したり、教科書やノートを置いて受講したり、学習するに十分なスペースが得られるとともに、正しい姿勢が取れるため、疲労を軽減できる。
【0035】
ノートパソコン24の不使用時にはノートパソコン24を引出し式置き台23から下ろして格納庫21に格納することができ、また引出し式置き台23を格納庫21に格納することができる。ノートパソコン24を格納庫21に格納することにより、机本体10をコンパクトにすることができ、邪魔にならず、また、必要に応じて鍵を設けて施錠することにより盗難防止にもなる。
【0036】
次に、椅子本体1に設けられる身体保持装置44について説明すると、椅子本体1の背もたれ部7は座部6から取り外され、背もたれ部7に代わって取付け部材40の一端部が座部6に対して固定ねじ41によって固定されている。取付け部材40の中間部は座部6の前部を迂回して他端部は座部6の上部に延長して設けられている。取付け部材40には座部6の上部に鉛直方向に身体保持装置取付け具42が設けられている。この身体保持装置取付け具42は角柱状あるいは円筒状の棒状体であり、取付け部材40に対して締付ねじ43によって高さ調節可能及び着脱可能に設けられている。
【0037】
身体保持装置取付け具42には身体不自由者が机本体10の置き台23に置いたノートパソコン24を操作したり、置き台12に教科書やノートを置いて受講する際に使用する身体保持装置44が設けられている。
【0038】
身体保持装置44は、図8及び図9に示すように、上下方向に長い矩形状のベースプレート45を備えている。このベースプレート45の前面の幅方向の両端部には上下方向に沿って一対の支持部材46が設けられている。これら一対の支持部材46の上端部間には主回転軸47の両端部が回転自在に支持されている。この主回転軸47の両端部には逆U字状のメインフレーム48の両端部が固定されている。従って、メインフレーム48を手で握って回動させると、主回転軸47が回転するようになっている。
【0039】
一対の支持部材46の下端部間には第1の従動回転軸49の両端部が回転自在に支持されている。第1の従動回転軸49の両端部で、支持部材46から突出した部分には駆動歯車51が嵌着され、その外側には軸支持部材54の一端部が設けられている。軸支持部材54の他端部間には第1の従動回転軸49と平行に第2の従動回転軸52が回転自在に支持されている。
【0040】
第2の従動回転軸52には駆動歯車51と噛合する従動歯車53が嵌着されている。さらに、第2の従動回転軸52には回動板54が固定され、この回動板54には後述する股間支持部材55の一端部が固定されている。
【0041】
そして、第1の従動回転軸49の回転によって駆動歯車51が回転すると、これと噛合する従動歯車53が自転しながら第1の従動回転軸49を軸心として公転するため、回動板54及び股間支持部材55が第1の従動回転軸49を中心として回動するようになっている。
【0042】
主回転軸47と第1の従動回転軸49との間にはこれらと平行に左右一対の支持軸56が設けられ、これら支持軸56の中間部は支持部材46に固定されている。さらに、一対の支持部材46の中間部で、支持軸56と主回転軸47との間及び支持軸56と第1の従動回転軸49との間にはこれらと直角方向に第1と第2の縦回転軸57,58が配置されている。
【0043】
第1の縦回転軸57の上端部には第1のべベルギア59が嵌着され、この第1のべベルギア59は主回転軸47に嵌着された第2のベベルギア60と噛合している。また、第2の縦回転軸58の下端部には第3のべベルギア61が嵌着され、この第3のべベルギア61は第1の従動回転軸49に嵌着された第4のベベルギア62と噛合している。
【0044】
第1の縦回転軸57の下端部には第5のベベルギア63aが嵌着され、第2の縦回転軸57の上端部には第6のベベルギア63bが嵌着されている。さらに、左右一対の支持軸56の内側端部には第5のベベルギア63a及び第6のベベルギア63aと噛合する第7及び第8のベベルギア63c,63dが回転自在に嵌合されている。そして、第5〜第8のベベルギア63a〜63dによって差動機構67を構成している。
【0045】
従って、主回転軸47の回転は第1と第2のベベルギア59,60を介して第1の縦回転軸57に伝達され、第1の縦回転軸57の回転は差動機構67を介して第2の縦回転軸58に伝達される。さらに、第2の縦回転軸58の回転は第3と第4のベベルギア61,62を介して第1の従動回転軸49に伝達される。
【0046】
第1の縦回転軸57と第2の縦回転軸58には略L字形に折曲された板状体からなる第1の胴押え部材64aと第2の胴押え部材64bの基端部が回動自在に支持されている。そして、第1の胴押え部材64aの基端部は差動機構67を構成する第5のベベルギア63aと連結され一体に回動するようになっている。また、第2の胴押え部材64bの基端部は差動機構67を構成する第6のベベルギア63bと連結され一体に回動するようになっている。従って、差動機構67によって第1と第2の胴押え部材64a,64bが同時に逆方向に回動して利用者の身体の胴をその両側から押えることができるようになっている。
【0047】
また、前記主回転軸47には板状体を略U字型に湾曲した一対の肩押え部材65の基端部が固定されている。そして、主回転軸47の回転と一体に肩押え部材65が回動して両肩に掛合するようになっている。
【0048】
また、前記股間支持部材55は、棒状体を略U字型に二つ折りし、さらに中間部で略U字型に湾曲し、その基端部が回動板54に固定されている。そして、第2の従動回転軸52の回転と一体に股間支持部材55が回動して股間に進入して股間を支持するようになっている。また、図4に示すように、股間支持部材55には利用者が身体保持装置44を装着したまま、排尿、排便できる排尿器66及び排便器66aが着脱可能に設けられている。
【0049】
さらに、前記身体保持装置取付け具42の先端部には左右一対の固定フック68が設けられ、これら固定フック68は主回転軸47の両端部に掛合される。また、固定フック68より下側に位置する身体保持装置44には当接部材69が突設されている。そして、身体保持装置取付け具42に対して一対の支持部59と固定フック68と当接部材69により三箇所で身体保持装置44を支持し、身体保持装置44は身体保持装置取付け具42に対してあらゆる方向に対して動くことのない状態で連結されることになる。
【0050】
次に、第2の実施形態の作用について説明する。
【0051】
メインフレーム48を手で持って主回転軸47を中心に回動し、図8の2点鎖線で示すように、ベースプレート45に対して略直角に起立する。メインフレーム48の回動によって主回転軸47が回転し、主回転軸47の回転は第1と第2のベベルギア59,60を介して第1の縦回転軸57に伝達する。第1の縦回転軸57の回転は差動機構67を介して第2の縦回転軸58に伝達し、第2の縦回転軸58の回転は第3と第4のベベルギア61,62を介して第1の従動回転軸49に伝達する。
【0052】
さらに、第1の従動回転軸49の回転によって駆動歯車51が回転すると、これと噛合する従動歯車53が自転しながら第1の従動回転軸49を軸心として公転するため、回動板54が第1の従動回転軸49を中心として回動する。
【0053】
主回転軸47の回転によって主回転軸47の回転と一体に肩押え部材65が2点鎖線で示すように回動して開放する。また、同時に、第1と第2の縦回転軸57,58の回転によって第1の胴押え部材64aは第5のベベルギア63aと一体に回動し、第2の胴押え部材64bは第6のベベルギア63bと一体に回動する。従って、第1と第2の胴押え部材64a,64bが同時に逆方向に回動して2点鎖線で示すように、第1と第2の胴押え部材64a,64bが両側に開放する。さらに、第2の従動回転軸52の回転と一体に股間支持部材55が回動して2点鎖線で示すように開放する。
【0054】
次に、身体保持装置44に、例えば身体の不自由な利用者Uを保持する場合、メインフレーム48を矢印A方向に回動すると主回転軸47が回転し、主回転軸47の回転は第1と第2のベベルギア59,60を介して第1の縦回転軸57に伝達する。第1の縦回転軸57の回転は差動機構67を介して第2の縦回転軸58に伝達し、第2の縦回転軸58の回転は第3と第4のベベルギア61,62を介して第1の従動回転軸49に伝達する。
【0055】
さらに、第1の従動回転軸49の回転によって駆動歯車51が回転すると、これと噛合する従動歯車53が自転しながら第1の従動回転軸49を軸心として公転するため、回動板54が第1の従動回転軸49を中心として回動する。
【0056】
主回転軸47の回転によって主回転軸47の回転と一体に肩押え部材65が回動して利用者Uの両肩に掛合する。また、同時に、第1と第2の縦回転軸57,58の回転によって第1の胴押え部材64aは第5のベベルギア63と一体に回動し、第2の胴押え部材64bは第6のベベルギア63bと一体に回動する。従って、第1と第2の胴押え部材64a,64bが同時に逆方向に回動して利用者Uの胴をその両側から押える。
【0057】
さらに、第2の従動回転軸52の回転と一体に股間支持部材55が回動して股間に進入して股間を支持する。
【0058】
従って、身体が不自由な人であっても、身体保持装置44によって利用者Uの肩、胴及び股間を保持して椅子本体1に支持することができる。この状態であっても、利用者Uの両腕、両手は自由に動かすことができ、机本体10の引出し式置き台23上に置いたノートパソコン24を操作したり、置き台12の教科書やノートを置いて受講したり、学習することができる。
【0059】
図10〜図13は身体保持装置付き椅子机100に全方向移動ユニットを装備した第3の実施形態を示し、第1及び第2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0060】
椅子本体1の支持脚4には座部6の左右方向に突出する支持台70が着脱可能に固定されている。椅子本体1の背面から見て右側の支持台70の端部には右側移動ユニット71が設けられ、左側の支持台70の端部には左側移動ユニット72が設けられている。
【0061】
右側及び左側移動ユニット71,72は同一構造であるため、その一方について説明する。支持台70の端部には鉛直方向に突出する鉛直支持板73が固定され、この鉛直支持板73には水平方向にさらに外方へ突出する水平支持板74が設けられている。
【0062】
水平支持板74には軸受75が設けられ、この軸受75には360°回転自在な方向変換手段としての方向変換軸76が鉛直方向に支持されている。方向変換軸76の下端部にはモータ支持部材77が固定され、このモータ支持部材77には正逆回転可能なサーボモータ等の第1のモータ78aと第2のモータ78bが方向変換軸76の軸心延長線上を挟んで互いに対向して設けられている。
【0063】
第1のモータ78aと第2のモータ78bには減速機構79a,79bを介して出力軸80a,80bが設けられている。そして、出力軸80a,80bには椅子本体1のキャスタ2と同一接地面を有するゴム等の車輪81a,81bが装着されている。なお、車輪81a,81bは椅子本体1のキャスタ2と同一レベルにある。
【0064】
第1と第2のモータ78a,78bに給電するための配線(図示しない)は方向変換軸76を貫通してモータ支持部材77の上部に設けられた集電装置82に電気的に接続されており、方向変換軸76が360°回転しても第1と第2のモータ78a,78bに給電できるようになっている。集電装置82の上部にはエンコーダ83が設けられ、方向変換軸76の回転角を検知するようになっている。
【0065】
集電装置82及びエンコーダ83は配線(図示しない)を介して制御回路及びドライブ回路を内蔵した制御盤84を介してバッテリー85に接続されており、制御盤84及びバッテリー85は支持台70に設けられた取付け板86に搭載されている。
【0066】
また、椅子本体1の支柱5に設けられたブラケット8には足置き台87が固定されている。そして、身体保持装置44に保持された利用者Uの両足を載せることができるようになっている。
【0067】
さらに、机本体10を支持する机支持部材9には支持アーム88が設けられ、この支持アーム88にはタッチパネル式の操作部89が設けられている。この操作部89は制御盤84と電気的に接続されており、利用者Uが操作部89によって椅子本体1の前後移動、左右移動、方向変換等の入力操作を行うことにより、制御盤84から第1のモータ78aと第2のモータ78bに駆動信号を入力するようになっている。
【0068】
次に、第3の実施形態の作用について説明する。
【0069】
身体保持装置付き椅子机100の全方向移動ユニットの操作は、身体保持装置44によって保持された利用者Uが操作部89を手指によって操作して移動方向を指令する。
【0070】
例えば、操作部89から前進の信号を送信すると、制御盤84の制御回路及びドライプ回路を介して右側移動ユニット71及び左側移動ユニット72の第1及び第2のモータ78a,78bに駆動信号が入力される。ここで、第1のモータ78aと第2のモータ78bは出力軸80a,80bが互いに向き合って配置されているため、右側移動ユニット71と左側移動ユニット72の第1のモータ78aを右回転させ、第2のモータ78bを同期して左回転させると、車輪81a,81bが同方向に回転し、椅子本体1のキャスタ2も床面を転動するため、図13の矢印A方向に身体保持装置付き椅子机100が前進する。
【0071】
また、操作部89から後退の信号を送信すると、制御盤84の制御回路及びドライプ回路を介して右側移動ユニット71及び左側移動ユニット72の第1及び第2のモータ78a,78bに駆動信号が入力される。右側移動ユニット71と左側移動ユニット72の第1のモータ78aを左回転させ、第2のモータ78bを同期して右回転させると、車輪81a,81bが同方向に回転し、椅子本体1のキャスタ2も床面を転動するため、図13の矢印B方向に身体保持装置付き椅子机100が後退する。
【0072】
次に、操作部89から右横前進の信号を送信すると、制御盤84の制御回路及びドライプ回路を介して右側移動ユニット71及び左側移動ユニット72の第1及び第2のモータ78a,78bに駆動信号が入力される。右側移動ユニット71と左側移動ユニット72の第1及び第2のモータ78aを同方向に回転させると、図12の2点鎖線で示すように、車輪81a,81bが床面を転動しながら車輪81a,81bと一体的に第1及び第2のモータ78a,78bが方向変換軸76を中心として90°旋回する。
【0073】
車輪81a,81bと一体的に第1及び第2のモータ78a,78bが方向変換軸76を中心として90°旋回したことをエンコーダ83が検知すると、エンコーダ83から制御盤84の制御回路及びドライプ回路を介して右側移動ユニット71及び左側移動ユニット72の第1及び第2のモータ78a,78bに駆動信号が入力される。
【0074】
右側移動ユニット71と左側移動ユニット72の第1のモータ78aを右回転させ、第2のモータ78bを同期して左回転させると、車輪81a,81bが同方向に回転し、椅子本体1のキャスタ2も床面を転動するため、図13の矢印C方向に身体保持装置付き椅子机100が右横方向に移動する。なお、左横方向(矢印D方向)に移動させる場合には、第1のモータ78aを左回転させ、第2のモータ78bを同期して右回転させればよく、身体保持装置付き椅子机100を利用者Uの好みによって床面上を前後・左右に移動させることができる。
【0075】
また、右側移動ユニット71と左側移動ユニット72の第1のモータ78aと第2のモータ78bを同時に、独立して任意の方向に回転させることができ、車輪81a,81bが床面を転動しながら第1及び第2のモータ78a,78bが方向変換軸76を中心として360°旋回できる。従って、例えば、図13の点Oを中心として身体保持装置付き椅子机100の姿勢を回転中心が張る角度αに変化させて、身体保持装置付き椅子机100をE点まで移動させることができ、迅速に目的とする位置に移動させることができる。姿勢を変化させない場合には、回転中心を無限大として、回転中心が張る角度αを小さくする。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、机本体の置き台に横方向に引出せる引出し式置き台を設けることにより、引出し式置き台に例えばノートパソコンを載置し、机本体の置き台に例えば教科書、ノート、筆記具等を載せることができる。ノートパソコンを操作したり、教科書やノートを置いて受講したり、学習するに十分なスペースが得られるとともに、正しい姿勢が取れるため、疲労を軽減できる。
【0077】
さらに、この発明によれば、身体が不自由な人であっても、身体保持装置によって利用者の肩、胴及び股間を保持して椅子本体に支持することができる。この状態であっても、利用者の両腕、両手は自由に動かすことができ、机本体に置いたノートパソコンを操作したり、教科書やノートを置いて受講したり、学習することができる。
【0078】
さらに、この発明によれば、身体保持装置付き椅子机に全方向移動ユニットを設けることにより、利用者の好みによって床面上を任意の方向に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、椅子机の側面図。
【図2】同実施形態を示し、椅子机の正面図。
【図3】同実施形態を示し、置き台の平面図。
【図4】この発明の第2の実施形態を示し、(a)は身体保持装置付き椅子机の側面図、(b)は机角度調節装置を拡大した断面図。
【図5】同実施形態を示し、身体保持装置付き椅子机の正面図。
【図6】同実施形態を示し、身体保持装置固定フック部の側面図。
【図7】同実施形態を示し、身体保持装置固定フック部の正面図。
【図8】同実施形態を示し、身体保持装置の斜視図。
【図9】同実施形態を示し、身体保持装置の正面図。
【図10】この発明の第3の実施形態を示し、全方向移動ユニットを備えた身体保持装置付き椅子机の側面図。
【図11】同実施形態を示し、全方向移動ユニットを備えた身体保持装置付き椅子机の正面図。
【図12】同実施形態を示し、全方向移動ユニットの平面図。
【図13】同実施形態の作用説明図。
【符号の説明】
1…椅子本体
9…机支持部材
10…机本体
12…置き台
21…格納庫
23…引出し式置き台
44…身体保持装置
100…身体保持装置付き椅子机

Claims (5)

  1. 椅子本体1と、
    前記椅子本体1に設けられ、身体の肩部を押える肩押え部材65、身体の胴部を押える胴押え部材64a,64b及び身体の股間を支持する股間支持部材55を備え、身体を保持する身体保持装置44と、
    前記椅子本体1に水平面内で回動可能に連結された机支持部材9と、
    前記机支持部材9に設けられ前記椅子本体1に対して前後方向に位置調節可能な机本体10と、
    前記机本体10に設けられ格納庫21を有する置き台12及びこの置き台12から横方向に引出し可能な引出し式置き台23とを具備した身体保持装置付き椅子机において、
    前記身体保持装置44を構成する肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55は、差動機構67によって連動して回動自在であることを特徴とする身体保持装置付き椅子机。
  2. 前記椅子本体1の背もたれ部7を、前記椅子本体1から取り外し、前記背もたれ部7に代って前記椅子本体1に上下方向に長いベースプレート45を取付け、このベースプレート45に前記差動機構67を設け、前記肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55は、前記差動機構67によって連動して同時に回動して身体を拘束することを特徴とする請求項1記載の身体保持装置付き椅子机。
  3. 支持脚4とこの支持脚4に設けられたキャスタ2を有する椅子本体1と、
    前記椅子本体1に設けられ身体を保持する身体保持装置44と、
    前記椅子本体1に水平面内で回動可能に連結された机支持部材9と、
    前記机支持部材9に設けられた机本体10と、
    前記椅子本体1に設けられ床面を移動自在な少なくとも左右一対の全方向移動ユニット71,72とからなる身体保持装置付き椅子机100において、
    前記身体保持装置44は、前記椅子本体1に着座した身体を拘束する肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55とからなり、これら肩押え部材65、胴押え部材64a,64b及び股間支持部材55は、差動機構67によって連動して回動自在であり、
    前記一対の全方向移動ユニット71,72は、正逆回転可能にした少なくとも一対のモータ78a,78bと、これらモータ78a,78bによって回転し、床面を転動して移動する車輪81a,81bと、前記モータ78a,78bと車輪81a,81bを一体に旋回自在に支持する方向変換手段と、前記モータ78a,78bを独立して駆動制御する制御手段とから構成したことを特徴とする身体保持装置付き椅子机。
  4. 前記一対のモータ78a,78bは、出力軸80a,80bを同軸的に向き合わせて水平に設置され、これら出力軸80a,80bに車輪81a,81bが設けられ、前記一対のモータ78a,78bの互いに逆方向の回転によって前記車輪81a,81bが床面を転動して椅子本体1を移動させ、前記一対のモータ78a,78bの同方向の回転によって前記車輪81a,81bを方向変換させることが可能である請求項3記載の身体保持装置付き椅子机。
  5. 前記全方向移動ユニット71,72は、バッテリー85及び制御盤84を搭載していることを特徴とする請求項3または4記載の身体保持装置付き椅子机。
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