JP4137647B2 - 紙媒体利用情報システム、携帯端末および紙媒体利用情報処理プログラム - Google Patents

紙媒体利用情報システム、携帯端末および紙媒体利用情報処理プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙媒体に電子的な機能を付加する紙媒体利用情報システム、携帯端末および紙媒体利用情報処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、雑誌、新聞又は広告紙などの紙媒体に付加機能を付ける技術としては、1次元又は2次元バーコードを用いたものがある。バーコードは、紙上に現されるコンテンツの横に配置されるように、その紙に印刷されるものである。利用者はバーコードをバーコードリーダで読み込み、情報システムは読み込まれたデータを用いて付加機能を実現するための処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−342343号公報
【0004】
また、紙媒体に付加機能を付ける技術としては、スウェーデンのアノト社のペンデバイス「Anoto」がある。Anotoは、アノトペーパーという専用の紙を用いる。アノトペーパーは非常に細かな点が一定の距離及び法則で並んでいるものである。その細かな点をカメラのついたアノトペンで読むことによって、アノトぺーパー上の場所が一意に特定され、各種の付加機能を実行することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の紙媒体に付加機能を付ける技術では、次のような問題点がある。上記従来の技術では、印刷された紙又は専用紙(アノトペーパー)を用いる必要があり、すでに市場に出ている一般的な紙媒体又は個人の物となっている紙媒体に適用することができない。すなわち、上記従来の技術では、印刷されたものであってもバーコードが付されていない紙又はアノトペーパー以外には適用できない。また、上記従来のバーコードを用いた技術では、多くの付加機能を実現するためには多数のバーコードを紙上に印刷しなければならず、紙上に現そうとする本来のデザインが煩雑になってしまう。
【0006】
また、上記従来のアノトペーパーを用いた技術では、紙上の座標を取得して付加機能を実行する手法をとるため、同じコンテンツに複数の付加機能を埋め込むことが困難である。また、上記従来のアノトペーパーを用いた技術では、紙上において非常に細かな点を印刷しているため、紙自体にすでに色がついており、ファッション雑誌などデザインが重視されるものには向かない。また、アノトペンではパーソナルコンピュータへデータを送るためにチェックボックスを使用しているが、座標を認識して付加機能を動作させているので、人間が紙に対して行う自然な動作を利用することができない。
【0007】
したがって、上記従来の紙媒体に付加機能を付ける技術では、利用者が紙媒体上で行った動作(例えば線を引く、円を描くなど)に基づいて付加機能の実行動作を制御することができない。また、上記従来の技術では、利用者が紙媒体上で行った動作を、紙媒体に仮想的に書き込まれた情報として読み書き可能に記憶することができない。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、特別な印刷をすることなく紙媒体に付加機能を付けることができ、紙媒体に現されたコンテンツのデザインに影響を与えることなく紙媒体に付加機能を付けることができる紙媒体利用情報システム、携帯端末および紙媒体利用情報処理プログラムの提供を目的とする。また、本発明は、紙媒体に現された1つのコンテンツに対して複数の付加機能を付けることができ、利用者の紙媒体上での動作に基づいて付加機能の動作を制御することができる紙媒体利用情報システム、携帯端末および紙媒体利用情報処理プログラムの提供を目的とする。
また、本発明は、利用者の紙媒体上での動作を紙媒体に仮想的に書き込まれた情報として読み書き可能に記憶することができる紙媒体利用情報システム、携帯端末および紙媒体利用情報処理プログラムの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、発明は、紙媒体に電子的機能を付加する紙媒体利用情報システムにおいて、利用者の紙媒体上での動作と該動作が実行された紙媒体の座標とを検出する動作検出手段と、前記紙媒体上の座標と動作の組に関連付けて電子的機能を定義した定義データを記憶する記憶手段と、前記動作検出手段によって検出された動作及び座標と前記定義データに基づいて実行すべき電子的機能を選択して実行する付加機能実行手段と、を有することを特徴とする。
本発明においては、前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域内における動作がなす面積によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする。
本発明においては、前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域と動作の中心点によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする。
本発明においては、前記定義データは、前記紙媒体上の動作として特定種類の図形の描画を定めることを特徴とする。
本発明によれば、雑誌、新聞又は広告紙など一般的な紙媒体上で行った利用者の動作(例えば、線を引く、円を描くなど)及びその動作が行われた座標を動作検出手段が検出し、その検出された動作及び座標に対応する電子的機能を付加機能実行手段が選択して実行することができる。そこで、本発明によれば、紙媒体にバーコードなどの特別なものを印刷することなく、またアノトペーパーのような特殊な紙を用いることもなく、紙媒体に付加機能を付けることができる。したがって、本発明によれば、紙媒体に現されたコンテンツのデザインに影響を与えることなく、その紙媒体に付加機能を付けることができる。
本発明によれば、利用者の動作がどの領域(オブジェクト)に対するものか、動作と領域の重なり部分の面積、又は動作の中心点によってより正確に判断することができる。
【0010】
本発明においては、前記付加機能実行手段が、前記動作検出手段によって検出された動作を指令情報として取り込み、該指令情報に基づいて複数の前記電子的機能のうちの少なくとも1つを選択して実行することを特徴とする。
本発明によれば、利用者が紙媒体上である動作(例えば四角形を描く、円を描く、直線を引くなど)をすることにより、付加機能実行手段はその動作を指令情報(コマンド)として電子的機能を実行することができる。例えば、利用者が紙媒体上に四角形を描くと第1電子的機能を実行させ、利用者が紙媒体上に円を描くと第2電子的機能を実行させ、利用者が紙媒体上に直線を引くと第3電子的機能を実行させることができる。したがって、本発明によれば、利用者の紙媒体上での動作に基づいて付加機能の動作を制御することができる。
【0011】
本発明においては、前記付加機能実行手段が、前記動作検出手段によって検出された動作及び座標を、紙媒体に関連付けた仮想的な書き込み情報として、読み書き可能に記憶させる記憶機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、利用者の紙媒体上での動作を紙媒体に仮想的に書き込まれた情報として読み書き可能に記憶することができる。したがって、本発明によれば紙媒体に鉛筆又はボールペンなどで実際に書き込むことなく、その紙媒体に関連する情報(例えばアンケート情報)などを入力することができ、例えば1枚の紙媒体(例えば1枚の一般的なアンケート用紙)を仮想的な複数枚の紙媒体(例えば複数枚のアンケート用紙)とすることができる。
【0012】
本発明においては、前記定義データは、前記紙媒体上の動作として特定の記号の描画を定めるとともに、該当する電子的機能として、複数種類の動作と該複数種類の各動作にそれぞれ対応して起動される電子的機能の内容とを提示するヘルプ機能を定義することを特徴とする。
本発明によれば、例えば利用者が紙媒体上に「?」マークを描くとヘルプ機能が起動され、予め定めた複数種類の動作にそれぞれ対応する電子的機能の内容(説明など)を画面上に表示させることなどができる。したがって、本発明によれば、利用者にとって利用し易いシステム又は装置を提供することができる。
【0013】
本発明においては、前記紙媒体が該紙媒体を識別する識別手段を備えており、前記付加機能実行手段は、前記識別手段によって識別された紙媒体についての情報と、前記動作検出手段によって検出された動作及び座標とに基づいて、実行すべき電子的機能を選択して実行することを特徴とする。
本発明によれば、紙媒体に例えば無線タグなどの識別手段を取り付けることで、各紙媒体を識別することができ、付加機能実行手段は紙媒体毎に異なる電子的機能を選択して実行することができる。すなわち、本発明によれば、紙媒体の種別とその紙媒体上で行われた動作に基づいて、電子的機能を選択して実行することができる。
【0014】
本発明においては、前記紙媒体に取り付けられた識別手段が、アプリケーションを起動するための識別子を有しており、前記付加機能実行手段は、前記識別子を取得して該識別子に応じたアプリケーションを起動するアプリケーション起動機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、付加機能実行手段は各紙媒体に応じたアプリケーションを起動することができる。そこで、本発明によれば、例えば利用者が紙媒体上で動作(入力)をする前に、電子メール作成アプリケーション、プログラム作成アプリケーション、CADアプリケーション、アンケート情報処理アプリケーションなどを起動させておくことができ、入力作業を簡易化することもできる。
【0015】
本発明においては、前記電子的機能が紙媒体上の1つの領域に複数割り当てられており、前記付加機能実行手段は、前記動作検出手段によって検出された動作及び座標に基づいて、前記1つの領域に割り当てられた複数の電子的機能のうちの少なくとも1つを選択して実行する1領域複数機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、紙媒体上に表された1つのコンテンツなどからなる1つの領域に、複数の電子的機能を割り当て、その領域(所定座標)で行われた動作の種別(例えば四角形を描く、円を描く、直線を引くなど)で電子的機能を選択して実行することができる。従来のバーコードを用いた入力技術では1つの領域に対して1つのバーコートを付与しなければならず、1つの領域に複数のバーコードを付与することができない。本発明では、1つの領域に複数の電子的機能を割り当てることができ、より高機能な入力システム及び入力装置を提供することができる。
【0016】
本発明においては、前記電子的機能が、紙媒体上の複数の領域それぞれに割り当てられているとともに、領域毎の所定の動作に関連付けて割り当てられており、前記付加機能実行手段は、前記動作検出手段によって検出された動作及び座標から、前記電子的機能を実行する複数領域付加機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば1つの紙媒体上の複数の領域毎にコンテンツが表されているときに、コンテンツ毎に異なる「動作」を割り当て、その動作によってそれぞれ異なる電子的機能を実行させることができる。したがって、本発明によれば、例えば第1コンテンツに第1動作と第1機能を割り当て、第2コンテンツに第2動作と第2機能を割り当てると、第1コンテンツ上で第2動作をしてもどの機能も実行せず、誤入力を抑制することができる。
【0017】
本発明においては、前記電子的機能が、前記動作検出手段によって検出された座標及び動作について分類してグループ化し、グループ毎に割り当てられており、前記付加機能実行手段は、前記検出手段によって検出された座標及び動作のうちの少なくとも一方に基づいて前記グループを特定し、該グループに対応する前記電子的機能を実行するデータ量削減機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、利用者が紙媒体上で行う各種動作をグループ化して、紙媒体上でそのグループに属する動作が行われた場合、対応する電子的機能を実行させることにより、制御動作を簡素化することができ、その電子的機能を実行させるためのデータ量などを削減することができる。例えば、座標のみに基づいて電子的機能を選択実行する、又は動作のみに基づいて電子的機能を選択実行するように、グループ化することができる。
【0018】
本発明においては、前記電子的機能が、紙媒体上の複数の領域それぞれに割り当てられているとともに、領域毎の所定の動作に関連付けて割り当てられており、前記付加機能実行手段は、前記動作検出手段によって検出された動作が発生した紙媒体上の領域と、前記複数の領域との相対関係に基づき、前記複数の領域それぞれに割り当てられた複数の電子的機能のうちの少なくとも1つを選択して実行する機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、利用者の動作がどの領域(オブジェクト)に対するものか、動作と領域の重なり部分の面積、又は動作の中心点によってより正確に判断することができる。
【0019】
本発明は、紙媒体について利用者が行った動作に応じた機能を発揮する携帯端末において、利用者の紙媒体上での動作と該動作が実行された紙媒体の座標とを入力する動作入力手段と、前記紙媒体上の座標と動作の組に関連付けて電子的機能を定義した定義データを記憶する記憶手段と、前記動作検出手段によって入力された動作及び座標と前記定義データに基づいて実行すべき電子的機能を選択して実行する付加機能実行手段と、を有することを特徴とする。
本発明においては、前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域内における動作がなす面積によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする。
本発明においては、前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域と動作の中心点によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする。
本発明によれば、雑誌、新聞又は広告紙など一般的な紙媒体上で行った利用者の動作(例えば、線を引く、円を描くなど)及びその動作が行われた座標を携帯端末が入力し、その入力された動作及び座標に対応する電子的機能を携帯端末が選択して実行することができる。そこで、本発明によれば、紙媒体にバーコードなどの特別なものを印刷することなく、またアノトペーパーのような特殊な紙を用いることもなく、紙媒体に付加機能を付けることができる携帯端末を提供することができる。
本発明によれば、利用者の動作がどの領域(オブジェクト)に対するものか、動作と領域の重なり部分の面積、又は動作の中心点によってより正確に判断することができる。
【0020】
本発明は、紙媒体に電子的機能を付加する紙媒体利用情報処理プログラムにおいて、利用者の紙媒体上での動作と該動作が実行された紙媒体の座標とを検出する動作検出ステップと、該動作検出ステップで検出された動作及び座標、並びに、前記紙媒体上の座標と動作の組に関連付けて電子的機能を定義した定義データに基づいて実行すべき電子的機能を選択して実行する付加機能実行ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明においては、前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域内における動作がなす面積によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする。
本発明においては、前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域と動作の中心点によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする。
本発明によれば、雑誌、新聞又は広告紙など一般的な紙媒体上で行った利用者の動作(例えば、線を引く、円を描くなど)及びその動作が行われた座標を動作検出ステップが検出し、その検出された動作及び座標に対応する電子的機能を付加機能実行ステップが選択して実行することができる。そこで、本発明によれば、紙媒体にバーコードなどの特別なものを印刷することなく、またアノトペーパーのような特殊な紙を用いることもなく、紙媒体に付加機能を付けることができる。したがって、本発明によれば、紙媒体に現されたコンテンツのデザインに影響を与えることなく、その紙媒体に付加機能を付けることができる。
本発明によれば、利用者の動作がどの領域(オブジェクト)に対するものか、動作と領域の重なり部分の面積、又は動作の中心点によってより正確に判断することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る紙媒体利用情報システムを示すブロック図である。本紙媒体利用情報システムは、紙媒体提供者1が提供する紙媒体2と、紙媒体提供者1が提供する情報であって紙媒体2に付加する電子的機能を定義した情報からなる操作データを格納する記憶装置3と、利用者4に操作される携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)又はノートパソコンなどからなる携帯端末5とを有して構成される。記憶装置3は、インターネットなどのネットワーク上に構築されたデータベースなどからなることが好ましい。
【0022】
紙媒体提供者1は、雑誌、新聞、広告紙、音楽CD(Compact Disc)用の曲目紙などの紙媒体2を製作すると同時に、その紙媒体2に付加する電子的機能を定義した操作データを作成する。紙媒体2は利用者4に購入などされ配布される。操作データは記憶装置に格納される。
【0023】
利用者4が電子ペンなどからなる動作検出手段を用いて紙媒体2上で動作すると、その動作及びその動作が行われた紙媒体2上の座標が検出手段によって検出され、携帯端末5に送信される。また携帯端末5は、記憶装置3に格納されている操作データをダウンロードして保持する。そして、携帯端末5は、操作データがなす複数の電子的機能のなかから、検出手段から送信されてきた動作及び座標に基づいて1つ又は複数の電子的機能を選択して実行する付加機能実行手段を備えている。
【0024】
動作検出手段は、例えば電子ペン(例えば、「E−Pen」InMotion社の製品)と、紙媒体2の所望位置に配置したモジュールなどからなり、その紙媒体上における電子ペンの座標及び動作を検出して送信する機能をもつものである。なお携帯端末5が動作検出手段の一部又は全部を備えるものとしてもよい。
【0025】
次に、本紙媒体利用情報システムの処理動作について、図2を参照して説明する。図2は本発明の実施形態に係る紙媒体利用情報システムの処理動作を示すブロック図である。先ず、利用者4は紙媒体2上で電子ペンなどを動かす動作をする。すると、その動作データ(x,yのポイント情報)は携帯端末5に送信される。
【0026】
携帯端末5の動作検出機能51は、送信されてきた動作データを元に、動作パターンの特定を行う。動作検出機能51は、上記動作検出手段の全部又は一部に該当する。携帯端末5の付加機能実行手段52は、予め記憶装置3からダウンロードしておいた操作データ53を参照し、動作データと動作パターンがマッチする付加機能(電子的機能)を起動する。
【0027】
次に、本紙媒体利用情報システムのさらに詳細な処理動作などについて、図3を参照して説明する。図3は本発明の実施形態に係る紙媒体利用情報システムにおける操作データと紙媒体の関連付け及びその処理を示すブロック図である。紙媒体2には、例えば無線タグ21などからなる紙媒体2を識別する識別手段の一部が取り付けられている。識別手段は、無線タグ21と読み取り部で構成されている。無線タグ21は、例えばICチップとアンテナから構成され、読み取り部と無線通信可能となっている。なお、無線タグ21の代わりにバーコード又は所定の文字を用いて識別手段の一部又は全部を構成してもよい。
【0028】
無線タグ21に格納されているデータは、携帯端末5を紙媒体2に近づけることにより、携帯端末5内に設けられた読み取り部に無線通信で伝送される。無線タグ21に格納されているデータとしては、上記操作データの在り処21a、アプリケーション識別子21b、証明書の在り処21c、操作データの署名21dがある。
【0029】
操作データの在り処21aは、例えば「URL(Uniform Resource Locator)」などからなり、ネットワーク上に接続されている記憶装置3に格納されている操作データ53のアドレスを示すものである。この操作データの在り処21aを取得した携帯端末5は、無線タグ21が取り付けられた紙媒体2に対応した操作データ53を、ネットワーク上の記憶装置3から取得する。
【0030】
アプリケーション識別子21bは、携帯端末5に含まれている複数のアプリケーションのうちどのアプリケーションを起動するか特定するデータである。そこで、携帯端末5を紙媒体2に近づけることにより、アプリケーション識別子21bで特定されるアプリケーションが自動的に起動される。そのアプリケーションとしては、例えば電子メール作成アプリケーション、プログラム作成アプリケーション、CADアプリケーション、アンケート情報処理アプリケーション、音楽データ操作アプリケーションなどが挙げられる。
【0031】
証明書の在り処21cは、ネットワークに接続された証明書データベース6に格納されている証明書61のアドレスを示すURLなどからなるものである。電子データとして認証機関などの証明書データベース6に格納されている。操作データの署名21dは、紙媒体提供者1が作製した操作データ53についてのハッシュ値53aを算出し、そのハッシュ値53aを紙媒体提供者1の秘密鍵で暗号化したものである。
【0032】
携帯端末5は、証明書の在り処21cを用いて証明書データベース6からダウンロードした証明書61に含まれる紙媒体提供者1の公開鍵によって、操作データの署名21dを複合化し、操作データ53のハッシュ値53a’とする。そして、携帯端末5は、操作データの在り処21aを用いて取得した操作データ53について算出したハッシュ値53と、上記復号化した操作データ53のハッシュ値53a’とを比較し、同一であることを確認することで、操作データ53と紙媒体2の正当性を認証する。
【0033】
次に、紙媒体2上の一つの領域に複数の電子的機能(付加機能)を定義した実施形態について図4を参照して説明する。図4は紙媒体2上の一つの領域20に複数の付加機能を定義した定義データ54aの例を示す説明図である。領域20には1つのコンテンツであるObject1が表されている。定義データ54aは、紙媒体2に付加する電子的機能を定義した上記操作データ53の一つである。
【0034】
そして、定義データ54aには、Object1(領域20内の座標)に対して利用者4が四角形を描いた場合は第1付加機能を実行し、Object1に対して利用者4が円を描いた場合は第2付加機能を実行することが規定されている。このように、利用者4の動作に対応させた複数の付加機能(電子的機能)を定義しておくことにより、一つの領域20の一つのオブジェクト(コンテンツ)に対して、複数の付加機能を付与することができる。
【0035】
次に、1つの紙媒体2上に複数の領域を規定し、領域毎に異なる電子的機能(付加機能)を定義した実施形態について図5を参照して説明する。図5は紙媒体2上の複数の領域20a,20bそれぞれに異なる付加機能を定義した定義データ54bの例を示す説明図である。領域20aには1つのコンテンツであるObject1が表されており、領域20bには他の1つのコンテンツであるObject2が表されている。定義データ54bは、紙媒体2に付加する電子的機能を定義した上記操作データ53の一つである。
【0036】
そして、定義データ54bには、Object1(領域20a内の座標)に対して利用者4が四角形を描いた場合は第1付加機能を実行し、Object1(領域20a内の座標)に対して利用者4が円を描いた場合は第3付加機能を実行することが規定されている。また、定義データ54bには、Object2(領域20b内の座標)に対して利用者4が直線を描いた場合は第2付加機能を実行することが規定されている。
【0037】
このように、本実施形態によれば、領域20a,20b毎に、利用者4の動作に対応させた異なる電子的機能(付加機能)を実行させることができ、領域20a上で利用者が直線を描いても第1付加機能又は第3付加機能が誤動作するというような事態を防ぐことができ、誤入力などを防ぐことができる。
【0038】
次に、上記電子的機能を定義した定義データの量を削減する実施形態について図6を参照して説明する。図6は紙媒体2上の領域20全体に対して1つの付加機能を割り当てた定義データ54cの例を示す説明図である。領域20には、1つのコンテンツであるObject1が表されている。定義データ54cは、紙媒体2に付加する電子的機能を定義した上記操作データ53の一つである。
【0039】
そして、定義データ54cには、Object1(領域20内の座標)に対して、利用者4が四角形又は円などのいかなる動作をしても第1付加機能を実行することが規定されている。換言すれば、定義データ54cは、利用者4の動作における座標データのみに基づいて第1付加機能を実行するか否かを判断する。なお、定義データ54cとしては、利用者4の動作パターンのみに基づいて第1付加機能を実行するか否かを判断するものとしてもよい。すなわち、紙媒体2上のどの領域であるかにかかわらず、例えば利用者4が円を描けば第1付加機能を実行するというようにしてもよい。
【0040】
これらにより、本実施形態によれば、利用者4が紙媒体2上で行う各種動作をグループ化して、紙媒体上でそのグループに属する動作が行われた場合、対応する電子的機能を実行させることにより、制御動作を簡素化することができ、その電子的機能を実行させるための定義データ54cのデータ量を削減することができる。
【0041】
次に、利用者が紙媒体上で行った動作がどの領域に属するかの判断手法の実施形態について図7を参照して説明する。図7は、紙媒体2上で行われた動作がどの領域20a,20bであるか判断する定義データ54dの例を示す説明図である。領域20には、1つのコンテンツであるObject1が表されており、また1つのコンテンツであるObject2が表されている。定義データ54dは、紙媒体2に付加する電子的機能を定義した上記操作データ53の一つである。
【0042】
そして、定義データ54dには、利用者4の動作がObject1(領域20a内の座標)に対するものか否かを、その利用者4の動作がなす面積に基づいて判断することが規定されている。例えば、利用者4が紙媒体2上で円を描いた場合、その円と領域20aとの重なり部分の面積が所定値以上であるときは、第1付加機能を実行する。一方、利用者4が紙媒体2上で直線を描いた場合、その直線における領域20aに入っている長さが所定値以上であるときは、第3付加機能を実行する。
【0043】
また、定義データ54dには、利用者4の動作がObject2(領域20b内の座標)に対するものか否かを、その利用者の動作の中心点に基づいて判断することが規定されている。例えば、利用者4が紙媒体2上で円を描いた場合、その円の中心点が領域20b内の座標に該当するときは、第2付加機能を実行する。一方、利用者4が紙媒体2上で直線を描いた場合、その直線の中心点が領域20b内の座標に該当するときは、第3付加機能を実行する。
これらにより、本実施形態によれば、利用者4の動作がどのオブジェクトに対するものか、各種判断パターンによってより正確に判断することができる。
【0044】
次に、上記電子的機能(付加機能)の具体例について、図8を参照して説明する。図8は利用者4の動作をコマンド(指令情報)として、そのコマンドによって実行される電子的機能を定義した定義データ54eの例を示す説明図である。紙媒体2上の領域20には、1つのコンテンツであるObject1が表されている。定義データ54eは、紙媒体2に付加する電子的機能を定義した上記操作データ53の一つである。
【0045】
そして、定義データ54eには、Object1(領域20内の座標)に対して、利用者4が四角形を描くと、この動作がコマンドとなり<action1>の付加機能が起動することが規定されている。また、定義データ54eには、利用者4が上記四角形を描き、次いでObject1に対して円を描くと「音楽の再生」を行い、次いでObject1に対して直線を引くと「音楽の停止」をすることが規定されている。紙媒体2としては、例えばオーディオCDの曲目表、CDケース、CD自体などが挙げられる。
したがって、本実施形態によれば、利用者の紙媒体上での動作に基づいて付加機能の動作を制御することができる。
【0046】
次に、利用者が紙媒体上に仮想的なデータ書き込みをする実施形態について図9を参照して説明する。図9は、紙媒体2上で行われた動作によってデータ書き込みをする定義データ54fの例を示す説明図である。紙媒体2上の領域20には、1つのコンテンツであるObject1が表されている。定義データ54fは、紙媒体2に付加する電子的機能を定義した上記操作データ53の一つである。
【0047】
そして、定義データ54eには、Object1(領域20内の座標)に対して、利用者4が四角形を描くと、この動作がコマンドとなり<action1>の付加機能が起動することが規定されている。また、定義データ54eには、利用者4が上記四角形を描き、次いでObject1に対して円を描くと「携帯端末5内の該当データの書き込み」を行い、次いでObject1に対して直線を引くと「データ書き込みの中止」を行い、次いでObject1に対してアンダーラインを引くと「書き込んだデータの確認(読み出し)」を行うことが規定されている。
【0048】
「携帯端末5内の該当データの書き込み」では、携帯端末5内に保存されている電子メールなどの情報、又は利用者4の紙媒体2上での動作などを、ネットワーク上の記憶装置である書き込みデータストレージ11に格納する。このとき格納される情報としては、紙媒体2のIDなどを含めてもよい。なお紙媒体2のIDは、上記無線タグ21に格納しておいてもよい。また、このデータの書き込みの際には、上記証明書61などを用いた認証をすることが好ましい。「書き込んだデータの確認(読み出し)」では、携帯端末5の表示部に、その書き込んだデータを表示することが好ましい。
【0049】
これらにより、本実施形態によれば、紙媒体に鉛筆又はボールペンなどで実際に書き込むことなく、その紙媒体に関連する情報(例えばアンケート情報)などを入力することができ、例えば1枚の紙媒体(例えば1枚の一般的なアンケート用紙)を仮想的な複数枚の紙媒体(例えば複数枚のアンケート用紙)とすることもできる。
【0050】
次に、上記電子的機能(付加機能)の一つであるヘルプ機能について、図10を参照して説明する。図10は、付加機能の一つであるヘルプ機能を定義した定義データ54gの例を示す説明図である。紙媒体2上の領域20には、1つのコンテンツであるObject1が表されている。定義データ54gは、紙媒体2に付加する電子的機能を定義した上記操作データ53の一つである。
【0051】
そして、定義データ54gには、Object1(領域20内の座標)に対して、利用者4が例えば「?」マークを描くと、ヘルプ機能が起動することが規定されている。ヘルプ機能が起動すると、携帯端末5の表示部55には、利用者4の各種動作に対する電子的機能の内容が表示される。
これらにより、本実施形態によれば、紙媒体利用システム及び携帯端末5の操作方法などを利用者4が簡便に把握することができ、利用者4にとって利用し易いシステム又は装置を提供することができる。
【0052】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0053】
上記実施形態の紙媒体利用システムは、当該紙媒体利用システムの動作・機能をコンピュータを介して実行させる紙媒体利用情報処理プログラムとして実現してもよい。ここで、「コンピュータ」は、WWWシステムを利用している場合であればホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記紙媒体利用情報処理プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記紙媒体利用情報処理プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、特別な印刷をすることなく既に出版されているような紙媒体に対して付加機能を付けることができ、紙媒体に現されたコンテンツのデザインに影響を与えることなく紙媒体に付加機能を付けることができる。
【0055】
また、本発明によれば、バーコードなどとは異なり、紙媒体に現された1つのコンテンツに対して複数の付加機能を付けることができ、利用者の紙媒体上での動作に基づいて付加機能の動作を制御することができる。また、本発明によれば、利用者の紙媒体上での動作を紙媒体に仮想的に書き込まれた情報として読み書き可能に記憶することができる。
【0056】
したがって、本発明によれば、紙媒体に対する利用者の自然な動きを用いて、電子的機能を選択して実行することができ、紙媒体から電子的機能へのシームレスな連携関係を提供することができる。そこで本発明によれば、紙媒体提供者にとって新たなサービス提供を行えるプラットフォームを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る紙媒体利用情報システムを示すブロック図である。
【図2】 同上の紙媒体利用情報システムの動作を示すブロック図である。
【図3】 同上の紙媒体利用情報システムにおける操作データと紙媒体の関連付け及びその処理を示すブロック図である。
【図4】 紙媒体上の一つの領域に複数の付加機能を定義した例を示す説明図である。
【図5】 紙媒体上の複数領域それぞれに異なる付加機能を定義した例を示す説明図である。
【図6】 紙媒体上のある領域全体に対して1つの付加機能を割り当てた例を示す説明図である。
【図7】 紙媒体上の動作がどの領域に対するものか判断する例を示す説明図である。
【図8】 利用者の動作をコマンドとして実行される電子的機能の例を示す説明図である。
【図9】 紙媒体2上の動作によって仮想的な書き込みをする例を示す説明図である。
【図10】 付加機能の一つであるヘルプ機能の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1;紙媒体提供者、2;紙媒体、3;記憶装置、4;利用者、5;携帯端末、6;証明書データベース、20,20a,20b;領域、21;無線タグ、21a;操作データの在り処、21b;アプリケーション識別子、21c;証明書の在り処、21d;操作データの署名、51;動作検出機能、52;付加機能実行手段、53;操作データ、53a,53a’;ハッシュ値、54a,54b,54c,54d,54e,54f,54g;定義データ

Claims (11)

  1. 紙媒体に電子的機能を付加する紙媒体利用情報システムにおいて、
    利用者の紙媒体上での動作と該動作が実行された紙媒体の座標とを検出する動作検出手段と、
    前記紙媒体上の座標と動作の組に関連付けて電子的機能を定義した定義データを記憶する記憶手段と、
    前記動作検出手段によって検出された動作及び座標と前記定義データに基づいて実行すべき電子的機能を選択して実行する付加機能実行手段と、
    を有することを特徴とする紙媒体利用情報システム。
  2. 前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域内における動作がなす面積によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする請求項1に記載の紙媒体利用情報システム。
  3. 前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域と動作の中心点によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする請求項1に記載の紙媒体利用情報システム。
  4. 前記定義データは、前記紙媒体上の動作として特定種類の図形の描画を定めることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の紙媒体利用情報システム。
  5. 前記定義データは、前記紙媒体上の動作として特定の記号の描画を定めるとともに、該当する電子的機能として、複数種類の動作と該複数種類の各動作にそれぞれ対応して起動される電子的機能の内容とを提示するヘルプ機能を定義することを特徴とする請求項1に記載の紙媒体利用情報システム。
  6. 紙媒体について利用者が行った動作に応じた機能を発揮する携帯端末において、
    利用者の紙媒体上での動作と該動作が実行された紙媒体の座標とを入力する動作入力手段と、
    前記紙媒体上の座標と動作の組に関連付けて電子的機能を定義した定義データを記憶する記憶手段と、
    前記動作検出手段によって入力された動作及び座標と前記定義データに基づいて実行すべき電子的機能を選択して実行する付加機能実行手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  7. 前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域内における動作がなす面積によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
  8. 前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域と動作の中心点によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
  9. 紙媒体に電子的機能を付加する紙媒体利用情報処理プログラムにおいて、
    利用者の紙媒体上での動作と該動作が実行された紙媒体の座標とを検出する動作検出ステップと、
    該動作検出ステップで検出された動作及び座標、並びに、前記紙媒体上の座標と動作の組に関連付けて電子的機能を定義した定義データに基づいて実行すべき電子的機能を選択して実行する付加機能実行ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする紙媒体利用情報処理プログラム。
  10. 前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域内における動作がなす面積によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする請求項9に記載の紙媒体利用情報処理プログラム。
  11. 前記定義データは、前記紙媒体上の座標で規定される領域と動作の中心点によって該座標と該動作の対応関係を規定することを特徴とする請求項9に記載の紙媒体利用情報処理プログラム。
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