JP4135175B2 - 洗浄吸引装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄吸引装置、さらに詳しくは、例えば寝たきり高齢者等の身体に付着している排泄汚物等を洗浄処理する洗浄吸引装置に関するものである。なお、本発明は犬や猫その他のペット用動物等の身体等に付着している排泄汚物等の洗浄処理用としても使用することができる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば老人福祉施設、保健施設、或いは一般家庭内における寝たきり高齢者などの排泄汚物の処理は介護作業の中で一番困っている問題である。これらの作業は毎日毎回くり返して継続し、高齢者等を預かっている施設は勿論のこと、一般家庭の介護も同様である。近年において、高齢者等の介護は社会問題化している極めて大きな課題になっている。
【0003】
一般に寝たきり高齢者等は紙オムツを使用しており、排泄された大部分の汚物は紙オムツで除去されるが、皮膚等に付着している汚物はどうしても残る。従来は紙オムツにより汚物を拭き取っているが、この方法では汚物を完全に取り除くことはできず、皮膚等に汚物が残るため肌荒れが起き易い原因となっている。また、上記したように、排泄汚物が残るため、臭気が発生する問題を有している。
【0004】
従来、この種の洗浄吸引装置として、身体に付着している排泄物等の被吸引物を吸い込む吸い口部と、この吸い口部につながる吸引手段と、この吸引手段の作用によって前記吸い口部から吸い込まれた被吸引物を蓄える被吸引物タンクと、液を蓄える液用タンクと、このタンク内の液を被吸引物に対して吹き付ける液吹付手段とを具備し、液吹付手段によって被吸引物に吹き付けた液と共に被吸引物を、前記吸い口部から前記吸引手段の作用によって吸引し、前記被吸引物用タンクに蓄えるように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。この従来の装置(従来技術)によれば、高齢者等の皮膚等に付着している排泄汚物等を除去することができる。
【0005】
しかし、従来技術はタンク内の液をポンプ等で吹き付けるため、吹き付ける液の量が多量になる。そのため、この吹き付けるた液が周囲に飛散し、或いはもれたりして敷布等を濡らすおそれを有している。また、従来技術は排泄汚物等の被吸引物を液と共に吸引し、ホース内を輸送して被吸引物用タンク内に蓄えるように構成してあるため、ホースの内壁面やタンク内に排泄汚物等が付着して汚染する問題を有している。さらにまた、従来技術は単に水やぬるま湯等の液を吹き付けるものであるため、臭気が残る等の問題も有している。
【0006】
【特許文献】
特開2001−161762号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記のような実情に鑑み、従来技術の上述した問題点を解消し、寝たきり高齢者等の皮膚等に付着して残っている排泄汚物等、或いはペット用の動物等の皮膚等に付着して残っている排泄汚物等を簡単、かつ、確実に除去して清潔に維持することができる洗浄吸引装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明のうち1つの発明(第1の発明)は、オゾン水噴霧装置と、汚物・水分吸引捕集装置とを備えた洗浄吸引装置であって、
前記オゾン水噴霧装置は、オゾン発生器と、このオゾン発生器へ圧力空気を送給する空気送給手段と、水等の液体を収容する容器と、先端に噴射口が形成された空気噴射管を有し、前記オゾン発生器から圧力送出されるオゾン含有空気を前記噴射口へ輸送する輸送手段と、噴霧手段を備え、
前記噴霧手段は、基端を前記容器内の底部近くに位置させると共に先端を前記噴射口に接近させて設けた液体吸い上げ管を備え、
前記噴射口から噴射される前記空気の空気圧を利用して前記容器内の前記液体を前記液体吸い上げ管を通じて吸い上げて前記空気と一緒に噴霧させるように構成され、
前記吸引捕集装置は、汚物及び水分吸引捕集管と、この捕集管の後端側にホースを介して接続して設けたバキューム手段と、前記捕集管の先端側に設けた吸引ノズルと、前記捕集管内に出し入れ可能に収容し、吸引される汚物及び水分を捕集する捕集用フィルターとを有してなることを特徴とする。
【0009】
本発明のうち他の1つの発明(第2の発明)は、オゾン水噴霧装置と、汚物・水分吸引捕集装置とを備えた洗浄吸引装置であって、
前記オゾン水噴霧装置は、オゾン発生器と、このオゾン発生器へ圧力空気を送給する空気送給手段と、水等の液体を収容する容器と、前記オゾン発生器から圧力送出されるオゾン含有空気を噴射口へ輸送する輸送手段と、噴霧手段とを備え、
前記噴霧手段は、先端に前記噴射口を有する噴霧器本体を備え、
前記噴霧器本体は、前記噴射口と連通させて前記本体内に形成され、前記輸送手段の送出端側を接続する空気流通路と、ノズル口を有し、このノズル口を前記噴射口の後部側に対向させて前記本体内に形成され、前記容器内の前記液体を導入する液体誘導室と、前記ノズル口を開閉する開閉手段とを備え、
前記噴射口から噴射される前記空気の空気圧を利用して、前記ノズルが開口時に前記液体誘導室内の前記液体を前記噴射口から前記空気と一緒に噴霧させるように構成され、
前記吸引捕集装置は、汚物及び水分吸引捕集管と、この捕集管の後端側にホースを介して接続して設けたバキューム手段と、前記捕集管の先端側に設けた吸引ノズルと、前記捕集管内に出し入れ可能に収容し、吸引される汚物及び水分を捕集する捕集用フィルターとを有してなることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、空気送給手段を稼動すると、圧力空気がオゾン発生器へ送給され、オゾン発生器内でオゾン含有空気となり、この空気はオゾン発生器から圧力排出されて噴射口は輸送される。そして、オゾン含有空気の空気圧を利用して前記容器内(第2の発明においては前記容器から導入される液体導入室内)の液体(水等)をオゾン含有空気と一緒に噴射口の部位から噴霧される。つまり、前記容器内の液体には前記空気が混入してオゾン含有液体(オゾン溶液)となり、このオゾン含有液体が前記空気と共に噴霧される。そこで、噴射口を所定部に向けることにより、皮膚等に付着している排泄汚物等は剥離され、きれいに洗浄除去される。
【0011】
次いで、バキューム手段を稼動し、吸引ノズルの先端を所定部に当てると、前記洗浄により洗い落とされた汚物及び水分はノズル先端から吸引捕集管へ吸引される。そして、前記捕集管の捕集用フィルターを通過する間に汚物及び水分はフィルターで全て捕集される。したがってホース内は空気だけが通過するので、ホースの内壁面やバキューム手段に排泄汚物等が付着して汚染する問題を解消できる。前記フィルターは適当時に新しいものと交換する。
【0012】
また、オゾン含有液体を空気と共に噴霧することにより次のような作用を奏する。(1)排泄汚物等の臭気を最低レベルに脱臭できる。(2)汚物の付着している皮膚等の殺菌、消毒をすることができる。(3)汚物洗浄後の皮膚等を活性化する効果を期待できる。(4)オゾン含有空気と共に液体を噴霧するので、液体の噴霧量は少量である。したがって、従来技術のように液体がもれたりして敷布等を濡らす問題を解消できる。
【0013】
本発明(第2の発明)の洗浄吸引装置において、前記容器はネジ口部を有し、このネジ口部を前記液体誘導室と連通させて前記噴霧器本体に設けたネジ筒部に螺合して前記容器を前記本体に取付けるように構成することができる。また、前記ノズル口を開閉する前記開閉手段は、前記液体誘導室内を気密性を保持して前進・後退自在に設けられ、先端で前記ノズル口を開閉するニードル弁棒を含んで構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を説明する。図1は本発明の洗浄吸引装置の一実施の形態の全体構成の概要を示す説明図、図2は同上洗浄吸引装置を拡大して断面図で示す説明図、図3は同上装置の吸引捕集管の部分を分解して示す説明図、図4は同上装置の容器の装着部分を拡大し、一部を断面図として示す説明図、図5は同上装置に設けた操作レバーの部分を拡大し、作用を説明するために示す説明図、図6は同上装置の吸引ノズルの先端部分を示す斜視図と正面図、図7は同上装置の吸引捕集管内に収容される水分捕集用フィルターの作用を説明するために示す説明図、図8は同上吸引捕集管内に設けた仕切体を示す正面図、図9は同上吸引ノズルの作用を説明するために示す説明図、図10は同上装置のスイッチ制御手段の電気回路を説明するために示す説明図である。
【0015】
これら図1ないし図10において、この実施の形態(実施の形態1)の洗浄吸引装置は水等の液体をオゾン含有空気と共に噴霧するオゾン水噴霧装置1と、汚物及び水分を吸引して捕集する汚物・水分吸引捕集装置2とを備えている。
【0016】
オゾン水噴霧装置1は、オゾン発生器11と、この発生器11へ圧力空気を送給する空気送給手段12と、水等の液体(実施の形態1では水道水等の水)を収容する容器13と、空気噴射管14と、液体吸い上げ管15と、空気送給手段12を稼動・停止するスイッチ制御手段16とを備えている。
【0017】
前記オゾン発生器11は下端にキャスター17を取付けたハウジング18内に設けてある。この実施の形態1のオゾン発生器11は空気導入口19及び空気排出口20を有する外筒21と、この外筒21内に配設されて紫外線(オゾン線)を照射する任意本数の紫外線ランプ22とを有している。前記ランプ22は交換可能に取付けてある。この実施の形態1の前記ランプ22は、図示しない電源から漏電ブレーカ、安定器23(チョークボックス)を経て送られる電力により点灯させるように構成してある。
【0018】
前記空気送給手段12はコンプレッサー、ブロアーポンプ或いは送風機等で構成され、接続ホース24を介して外筒21の空気導入口19と接続してハウジング18内に配設されている。前記空気送給手段12はモータM1(図10参照)で稼動する。これにより空気送給手段12から外筒21内へ送られる圧力空気は紫外線ランプ22から照射される紫外線が作用してオゾン含有の空気となり、このオゾン含有空気は前記排出口20から圧力送出される。
【0019】
前記容器13は適当な大きさに形成され、内部に水道水等の水Wが収容されている。容器13は内部の水Wを透視して水位を確認できるように透明素材で構成するか、或いは適当部に透視窓を形成するとよい。実施の形態1では透明プラスチック等の透明素材で構成してある。容器13の径及び長さは特に限定するものではないが、実施の形態1では手で握れるサイズに形成してある。そして、容器13を手で握り、スイッチ制御手段16の後述する操作レバーを操作するように構成してある。また、この実施の形態1の容器13は上端に、外周面に雄ネジを刻設した口部25が形成され、後述するように、吸引捕集装置2の汚物及び水分吸引捕集管51に着脱自在に装着するように構成してある。
【0020】
吸引捕集装置2の前記吸引捕集管51の後部側における下部には適当な径及び長さの取付筒体26が垂下固定して設けてあり、この筒体26の下端には段部27を介して筒体26に延設され、円周面に前記口部25の雄ネジと螺合するネジ筒28を備えている。そして、前記容器13は口部25を前記ネジ筒28に螺合して着脱自在に装着されている。
【0021】
前記空気噴射管14はオゾン発生器11の前記排出口20から送出されるオゾン含有空気を輸送して管先端の噴射口14aから噴射するものである。実施の形態1の噴射管14は前記取付筒体26に相対して設けた孔29,29を貫通させて筒体26に支持させて設けてある。また、噴射管14の噴射口14aは後述する吸引ノズルのノズル口の近くに臨ませてある。前記噴射管14の基端14bは両端に取付用のソケット30,31を設けた適当長さの空気輸送管32を介してオゾン発生器11の前記排出口20と接続してある。これにより、排出口20から圧力送出されるオゾン含有空気は輸送管32、噴射管14を通り、管先端の噴射口14aから噴射するようになっている。
【0022】
前記液体吸い上げ管15は基部側を適当な角度(図示では略90度)で折曲して形成した吸い上げ部15aを有し、この吸い上げ部15aを前記容器13内に垂下させて設けてある。この実施の形態1では、前記管15の外径と対応する嵌合孔を有する支持用リング33を任意本数の取付杆34を介して前記筒体26に固定して設け、このリング33に前記管15の吸い上げ部15aを貫挿して支持させると共に、吸い上げ部15aの下端を前記容器13の底部近くに位置させて垂下し、設けてある。また、前記管15の先端側は前記筒体26に設けた孔35を貫通させてある。さらにまた、前記管15は、先端部に前記噴射管14の中心線と略直交する角度に折り曲げて形成した吹き出し部15bを有し、この吹き出し部15bの先端(上端)を前記噴射管14の噴射口14aに接近させて設けてある。
【0023】
上記構成により、前記噴射管14の噴射口14aからオゾン含有空気が噴射すると、この噴射部に圧力差(負圧)が発生し、したがって、前記容器13内の水Wは吸い上げ部15aを通して順次吸い上げられて吹き出し部15bに達し、霧状になってオゾン含有空気と一緒に噴霧される。なお、実施の形態1では、前記筒体26の適当部に前記容器13内と連通する通気孔36が設けてある。これにより前記容器13内は大気圧と同圧に保持される。また、図示しないが、所望に応じて前記噴射管14及び液体吸い上げ管15の適当部(先端部側)を前記吸引捕集管51に支持させる支持部材を設けることも可能である。
【0024】
前記スイッチ制御手段16は前記空気送給手段12及び後述するバキューム手段の稼動・停止を制御するものである。この実施の形態1のスイッチ制御手段16は前記容器13の前方側に位置させて前記吸引捕集管51の下部に固定して設けた取付部材37と、この取付部材37に軸38で前後方向に旋回自在に支持させて設けた操作レバー39と、レバー39の前後部に位置させて所定の距離を存して取付部材37に固設したストッパー40,41とを有している。前記レバー39の上端側には作動杆42が設けてあり、前記レバー39は前記両ストッパー40,41の範囲内で前後方向に旋回自在に構成してある。
【0025】
前記レバー39の作動杆42は復帰バネ43を有し、このバネ43で図2において左方向へ引っ張られて復帰するように構成してある。前記取付部材37には空気送給手段12のモータM1用のスイッチS1と、後述するバキューム手段のモータM2用のスイッチS2が設けてある。また、前記作動杆42の適当部には図5に示すように、ボール44を移動自在に収容したボール収容部45と、ボール44を取付部材37方向(図5bにおいて左方向)へ付勢せしるコイルバネ46が設けてある。これによりボール44は前記バネ46により図5bにおいて左方向へ常時押圧されている。
【0026】
前記取付部材37のボール44が接触する面における所定の部位、つまり、作動杆42が復帰位置より所定の角度旋回した時点において、ボール44が位置する部位にはボール44の一部が係入する係入凹部47が形成されている。
【0027】
上記により、レバー39を旋回操作して作動杆42が復帰位置から所定角度、即ち、ボール44が係入凹部47に係入する位置まで旋回したとき、作動杆42の先端部によりスイッチS1を作動してON(閉成)にし、モータM1を駆動するように構成してある。また、前記位置よりレバー39をさらに旋回操作し、作動杆42がストッパー41に衝当する位置まで旋回したとき作動杆42の先端部によりスイッチS2を作動してON(閉成)にし、モータM2を駆動するように構成してある。なお、作動杆42が前記ボール44の係入位置より離れたとき、スイッチS1はOFF(開成)になる。また、レバー39から手を離すと、レバー39は復帰バネ43により元の位置、即ち、作動杆42がストッパー40に衝当する位置へ復帰する。レバー39の復帰によりスイッチS2はOFFになる。
【0028】
汚物・水分吸引捕集装置2は、前記した汚物及び水分吸引捕集管51と、この吸引捕集管51の後端側と輸送ホースを介して接続して設けたバキューム手段52と、前記捕集管51の先端側に設けた吸引ノズル53と、前記捕集管51内に出し入れ可能に収容した捕集用フィルター54とを備えている。
【0029】
前記吸引捕集管51は適当な径及び長さを有する円管状に形成され、捕集管51の後端には空気を流通する中心孔56を有し、後述するソケット部材を連結するエンドキャップ55が気密性を保持させ、かつ、着脱自在に嵌合して取付けてある。また、実施の形態1の前記キャップ55の内壁面は前記中心孔56に向けて径が細くなるテーパー部57aが形成されている。
【0030】
前記バキューム手段52は吸引ポンプ等で構成され、前記ハウジング18内に配置固定して設けてある。前記バキューム手段52はモータM2(図10参照)で稼動するように構成してある。前記バキューム手段52の吸込口57は両端に取付用のソケット部材58,59を設けた適当長さのホース60を介して前記捕集管51の前記キャップ55と接続されている。これにより、バキューム手段52を稼動することにより、吸引ノズル53の先端から排泄汚物及び水分を吸引するように構成してある。
【0031】
前記吸引ノズル53は先端のノズル口61から排泄汚物や水分を吸引するものである。この実施の形態1の吸引ノズル53は後端に前記捕集管51の先端に気密、かつ、着脱自在に嵌合する嵌合筒部62が一体形成され、捕集管51の先端に嵌合して取付けてある。なお、この場合、前記吸引ノズル53の嵌合筒部62と前記捕集管51の先端にロック手段を設け、例えば前記ノズル53を捕集管51に嵌合した状態で前記ノズル53を所定角度回動することによりノズル53を捕集管51にロック固定して脱抜を防止し、前記ノズル53を元の位置に回動することにより前記ロックを解除する構成を採用することも可能である。
【0032】
前記吸引ノズル53は先端のノズル口61の両側部に隆起部63,63が相対向して設けてある。この隆起部63,63は図9に示すように、ノズル53の先端を被介護者等の皮膚等64に当接した際に皮膚等64とノズル口61との間に間隙部65を形成し、皮膚等に付着している排泄汚物等66や水分等の吸い込みを良好にするために設けたものである。実施の形態1の前記両隆起部63は適当な曲率で凸状にカーブを付した凸状カーブ面63aに形成されている。なお、この場合、前記隆起部63に代え、前記ノズル53の先端面の全体を円弧状に形成し、前記ノズル53を皮膚等64に当接した際に皮膚等とノズル口61との間に間隙部を形成する構成等を採用することもできる。
【0033】
前記捕集用フィルター54は捕集管51内に収容され、ノズル口61から吸引される排泄汚物及び水分を捕集するものである。このフィルター54は前記作用を有する任意の構成のものを採用することができる。実施の形態1の前記フィルター54は、図2及び図3に詳細に示すように、汚物を捕集する汚物捕集用フィルター54aと、水分を吸収して捕集する水分捕集用フィルター54bとで構成されている。また、前記捕集管51内に仕切体67を設け、この仕切体67を介在して前記捕集管51の前半側(吸引ノズル53側)に汚物捕集用フィルター54aを収容し、後半側(前記キャップ55側)に水分捕集用フィルター54bを収容してある。そして、前記汚物捕集用フィルター54aを捕集管51の先端側から出し入れし、また、前記水分捕集用フィルター54bを捕集管51の後端側から出し入れするように構成してある。前記仕切体67は適当な径の円板68と、この円板68の外周面に突設した所定長さの任意本数(図示では4本、図8参照)の取付杆69とを備え、円板68の周囲から空気を自由に流通させるように構成されている。
【0034】
前記汚物捕集用フィルター54a及び水分捕集用フィルター54bは上述したように前記作用を有する任意の構成のものを採用できる。実施の形態1の汚物捕集用フィルター54aはポリプロピレン等の不織布材で構成され、一端を開口した被吸引物導入用の凹所54cが形成されている(図3参照)。また、水分捕集用フィルター54bは濾紙材等で構成し、中心部に空気流通孔54dを備えた筒型状に形成したものを採用している(図7等参照)。これにより、ノズル口61から吸引された排泄汚物66(固形物)及び大部分の水分は汚物捕集用フィルター54aを通過する間に捕集され、残留水分は図7に示すように、水分捕集用フィルター54bを通過(図7矢印参照)する間に吸収されて捕集され、空気だけが流通孔54dを通り、前記キャップ55の中心孔56を経て、前記ホース60を通って排出される。したがって、ホース60の内壁面等に排泄汚物や水分等が付着することはなくなる。なお、前述したとおり、前記フィルター54の素材や構成等は任意に変更できるもので、要はフィルター54を通過する間に汚物及び水分等を捕集する作用を有するように構成すればよいものである。
【0035】
実施の形態1の洗浄吸引装置は上記のように構成したもので、次に使用方法の一例及び作用等につき説明する。オゾン発生器11の電源スイッチ(図示せず)をONにし、容器13を手で握り、指で操作レバー39を所定位置まで引くと、作動杆42によりスイッチS1がONになるので、モータM1により空気送給手段12が稼動する。
【0036】
空気送給手段12が稼動すると、圧力空気がオゾン発生器11の導入口19から外筒21内へ送給され、オゾン含有空気となって排出口20から送出され、輸送管32、噴射管14を通り、管先端の噴射口14から噴射される。噴射口14aから前記空気が噴射すると、容器13内の水Wは吸い上げ部15aを通って順次吸い上げられて吹き出し部15bに達し、霧状になってオゾン空気と共に噴霧される。そこで、噴射口14aを例えば寝たきり高齢者等の排泄汚物等66が付着している部位に向けることにより、皮膚等64に付着して残っている汚物等66はきれいに洗浄されて除去される。
【0037】
次いで、レバー39を前記位置よりさらに引くと、スイッチS1はOFFになって空気送給手段12は停止し、スイッチS2がONになるので、モータM2によりバキューム手段52が稼動する。そこで、ノズル口61を皮膚等64の所定部に当接するように向けると、前記洗浄により洗い落とされた汚物等66及び水分はノズル口61から吸引ノズル53を通って捕集管51内へ吸引される。そして、前記フィルター54を通過する間に汚物等66及び水分は上述したように前記フィルター54a,54bで全て捕集され、空気だけがホース60を通って排出される。前記フィルター54a,54bは所望時、例えば1回の洗浄作業毎に新しいものと交換する。なお、ペット用動物等の場合についても上記と同様である。
【0038】
図11は本発明の洗浄吸引装置に採用される吸引捕集管の他の実施の形態(実施の形態2)を断面図で示す説明図である。この実施の形態2は捕集用フィルターの出し入れ部の構成に特徴がある。
【0039】
即ち、実施の形態2は、汚物及び水分吸引捕集管51Aに捕集用フィルター54を出し入れするフィルター出し入れ用の開閉蓋部材71を設け、この蓋部材71を開いて前記フィルター54を出し入れするように構成したものである。なお、図示しないが、前記蓋部材71はパッキング等を介在して気密に閉じるように構成してある。また、前記蓋部材71の適当部に取手等(図示せず)を設け、開閉作業を容易に行なえるように構成することもできる。他の構成は実施の形態1と同様である。
【0040】
実施の形態2は上記のように構成したもので、これにより実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
【0041】
図12は本発明の洗浄吸引装置に適用されるスイッチ制御手段の他の実施の形態(実施の形態3)を示す説明図、図13は図12のスイッチ制御手段の電気回路を説明するために示す説明図である。実施の形態3はスイッチの操作部の構成に特徴がある。
【0042】
即ち、実施の形態3は実施の形態1の前記操作レバー39に代え、前記吸引捕集管51の下部側の適当部(前記容器13の前方部等)に取付部材72を固定して設けてある。そして、前記取付部材72に2個の押ボタン73,74を設け、一方のボタン73を操作することによりモータM1側のスイッチS1をON,OFF(開閉)するようにし、他方のボタン74を操作することによりモータM2側のスイッチS2をON,OFF(開閉)するように構成したものである。他の構成は実施の形態1と同様である。
【0043】
実施の形態3は上記のように構成したもので、これにより実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
【0044】
図14は本発明の洗浄吸引装置のスイッチ制御手段の他の実施の形態(実施の形態4)の電気回路を説明するために示す説明図である。実施の形態4はタイマーを設けた構成に特徴がある。
【0045】
実施の形態4は実施の形態1のモータM1,M2と電気的に接続したタイマーTを設け、1個のスイッチS3で両モータM1,M2を間欠的に駆動・停止させるように構成したものである。即ち、実施の形態4では、スイッチS3をON(閉成)することにより、先ず、モータM1を前記タイマーTで設定されている間(例えば約5秒〜約10秒)だけ駆動し、前記設定した秒が経過した時、モータM1の駆動を停止すると共にモータM2を駆動するように構成してある。また、モータM2はスイッチS3をOFF(開成)することにより停止させるように構成してある。前記スイッチS3のON,OFFは前記した操作レバーや押ボタン方式等により行なうことができる。他の構成は実施の形態1と同様である。
【0046】
実施の形態4は上記のように構成したもので、これにより実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
【0047】
図15は本発明の洗浄吸引装置の他の実施の形態(実施の形態5)の全体構成の概要を示す説明図、図16は図15の洗浄吸引装置に採用した噴霧手段の部分を拡大して示す縦断面図、図17は図15の洗浄吸引装置の電気回路を示す説明図である。この実施の形態5において、実施の形態1で既に説明した構成と共通する部材には同一符号を付して説明は省略する。
【0048】
実施の形態5の洗浄吸引装置は容器内の水等の液体をオゾン含有空気と一緒に噴霧させる噴霧手段の構成等に特徴がある。
【0049】
実施の形態5の噴霧手段は塗装用等のスプレーガン型に構成したものが採用され、噴霧器本体80と水等の液体Wを収容する容器81を有している。噴霧器本体80は握持部82と、この握持部82と一体形成した胴体部83と、先端中心部に噴射口84を有し、胴体部83の先端に取付けたノズルキャップ85と、先端中心部に前記噴射口84と対向するノズル口86(弁座口)を有し、胴体部83内の先端部側に設けた液体誘導室87と、前記室87内を気密性を保持して前進・後退自在に設けられ、先端88aで前記ノズル口86を開閉するニードル弁棒88とを備える。また、軸89を支点として回動自在、かつ、前記弁棒88と係合91させると共に復帰バネ90で復帰する操作レバー92を有し、レバー92を操作(握持部82側に引く)することにより前記ノズル口86を開口するように構成してある。さらにまた、前記噴射口84と連通して形成した空気流通路93と、この流通路93と握持部82の下端に設けたジョイント管94とを接続して設けた空気輸送管95とを有し、ジョイント管94の基端突出部94aにソケット31aで前記空気輸送管32の一端側を接続してある。これにより前記オゾン発生器11から圧力送出されるオゾン含有空気は前記空気輸送管95、空気流通路93を通って噴射口84から外部に噴射させるように構成してある。
【0050】
前記容器81は外周面にネジ溝を刻設したネジ口部96を有し、このネジ口部96を前記液体誘導室87の適当部(図示では上部側)に、室87と連通させて設けたネジ筒部97に螺合させて胴体部83の先端部側に着脱自在に取付けてある。前記容器81の底部(図において上端部)には着脱自在に設けた蓋部材98を有し、蓋部材98には空気孔99が形成されている。これにより、容器81内に収容された液体W(この実施の形態では水道水等の水)はネジ口部96から液体誘導室87内へ入るように構成してある。図16において、100は胴体部83の所定部に摺動自在に設けた係合爪で、この係合爪100は前記レバー92の回動範囲を規制するために設けたものである。また、101は前記弁棒の後端側に位置させて胴体部83の後端に設けたキャップ体、102は前記誘導室87に設け、前記弁棒88を気密性を保持して摺動(前進・後退)させるためのシール部材を示す。
【0051】
実施の形態5の洗浄吸引装置は、空気送給手段12のモータM1のスイッチをON,OFF(開閉)操作するスイッチ操作部103と、バキューム手段52のモータM2のスイッチをON,OFF(開閉)操作するスイッチ操作部104と、オゾン発生器11の電源スイッチをON,OFF(開閉)操作するスイッチ操作部105を、図15に示すように、ハウジング18の基板106上に配置して設けてある。そして、図17に示すように、スイッチ操作部103によりモータM1のスイッチをON,OFFし、スイッチ操作部104でモータM2のスイッチをON,OFFし、また、スイッチ操作によりオゾン発生器11の電源スイッチをON,OFFするように構成してある。
【0052】
図17において、107は空気送給手段12用のパイロットランプ、108はバキューム手段52用のパイロットランプ、109はオゾン発生器11用のパイロットランプ、110は電源(例えばAC、100V等)を示す。
【0053】
実施の形態5の洗浄吸引装置は上記のように構成したもので、次に使用方法の一例及び作用等につき説明する。オゾン発生器11のスイッチ操作部105を操作して電源スイッチをONにし、スイッチ操作部103を操作してモータM1のスイッチをONにすると、モータM1により空気送給手段12が稼動する。
【0054】
空気送給手段12が稼動すると、実施の形態1で説明したように、圧力空気がオゾン発生器11の導入口19から外筒21内へ送給され、オゾン含有空気となって排出口20から圧力送出される。このオゾン含有空気は輸送管32を通って噴霧器本体80の輸送管95へ送給され、同管95、空気流通路93を通り、噴射口84から噴射される。この状態で本体80を手で握り、レバー92を操作(握持部82側に引く)して弁棒88を後退すると、ノズル口86が開くので、誘導室87内の水Wは前記空気の噴射圧力(陰圧)により順次霧化されて、オゾン空気と共に噴霧される。そこで、噴射口84を例えば寝たきり高齢者等の排泄汚物等66が付着している部位に向けることにより、実施の形態1と同様に皮膚等64に付着して残っている汚物等66はきれいに洗浄されて除去される。また、前記レバー92を開放すると、レバー92はバネ90の作用で復帰するので、弁棒88は前進し、ノズル口86は閉じて水Wの噴霧は停止する。そして、上記洗浄作用を終了後、スイッチ操作部105,103を操作してオゾン発生器11の電源スイッチ及びモータM1のスイッチをOFFにする。
【0055】
次いで、バキューム手段52のスイッチ操作部104を操作してモータM2のスイッチをONにすると、モータM2によりバキューム手段52が稼動する。そして、前記吸引捕集管51を手で握り、ノズル口61を皮膚等64の所定部に当接するように向けることにより、実施の形態1と同様に前記洗浄により洗い落とされた汚物等66及び水分を吸引してフィルター54で捕集する。また、前記フィルター54を所望時に交換することについても実施の形態1と同様である。なお、ペット用動物等の場合についても上記と同様である。
【0056】
なお、オゾン水噴霧装置1は上述した実施の形態に限定されるものではない。また、上述した実施の形態では液体として水を使用する例を開示したが、「ぬるま湯」を使用することもできる。さらにまた、適当部に加熱器(図示せず)を設け、オゾン含有空気を加熱して噴射させるように構成することもできる。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば次のような効果を奏する。(1)皮膚等に付着して残っている排泄汚物等を簡単、かつ、きれいに除去して清潔に維持することができる。(2)汚物等が付着している皮膚等の殺菌・消毒が可能になる。(3)汚物洗浄後の膚等を活性化する効果が期待できる。(4)排泄汚物等の臭気を低レベルに脱臭できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄吸引装置の一実施の形態の全体構成の概要を示す説明図。
【図2】同上洗浄装置を拡大して断面図で示す説明図。
【図3】同上装置の汚物及び水分吸引捕集管の部分を分解し、断面図で示す説明図。
【図4】同上装置の容器の装着部分を拡大し、一部を断面図として示す説明図。
【図5】同上装置に設けた操作レバーの部分を拡大し、作用を説明するために示す図であって、同図aは側面方向側から見た説明図、同図bは縦断面図。
【図6】同上装置の吸引ノズルの先端部分を示す斜視図(同図a)と正面図(同図b)。
【図7】同上装置の吸引捕集管内に収容される水分捕集用フィルターの作用を説明するために示す説明図。
【図8】同上吸引捕集管内に設けた仕切体を示す正面図。
【図9】同上吸引ノズルの作用を説明するために示す説明図。
【図10】同上装置のスイッチ制御手段の電気回路を説明するために示す説明図。
【図11】本発明の洗浄吸引装置に採用される吸引捕集管の他の実施の形態を断面図で示す説明図。
【図12】本発明の洗浄吸引装置に採用されるスイッチ制御手段の他の実施の形態を示す説明図。
【図13】図12のスイッチ制御手段の電気回路を説明するために示す説明図。
【図14】本発明の洗浄吸引装置のスイッチ制御手段の他の実施の形態の電気回路を説明するために示す説明図。
【図15】本発明の洗浄吸引装置の他の実施の形態の全体構成の概要を示す説明図。
【図16】図15の洗浄吸引装置に採用した噴霧手段の部分を拡大して示す縦断面図。
【図17】図15の洗浄吸引装置の電気回路を示す説明図。
【符号の説明】
1…オゾン水噴霧装置
2…汚物・水分吸引捕集装置
11…オゾン発生器
12…空気送給手段
13…容器
51…汚物及び水分吸引捕集管
52…バキューム手段
53…吸引ノズル
54…捕集用フィルター
Claims (4)
- オゾン水噴霧装置と、汚物・水分吸引捕集装置とを備えた洗浄吸引装置であって、
前記オゾン水噴霧装置は、オゾン発生器と、このオゾン発生器へ圧力空気を送給する空気送給手段と、水等の液体を収容する容器と、先端に噴射口を有する空気噴射管を含んで構成され、前記オゾン発生器から圧力送出されるオゾン含有空気を前記噴射口へ輸送する輸送手段と、噴霧手段とを備え、
前記噴霧手段は、基端を前記容器内の底部近くに位置させると共に先端を前記噴射口に接近させて設けた液体吸い上げ管を備え、
前記噴射口から噴射される前記空気の空気圧を利用して前記容器内の前記液体を前記液体吸い上げ管を通じて吸い上げて前記空気と一緒に噴霧させるように構成され、
前記吸引捕集装置は、汚物及び水分吸引捕集管と、この捕集管の後端側にホースを介して接続して設けたバキューム手段と、前記捕集管の先端側に設けた吸引ノズルと、前記捕集管内に出し入れ可能に収容し、吸引される汚物及び水分を捕集する捕集用フィルターとを有してなることを特徴とする、
洗浄吸引装置。 - オゾン水噴霧装置と、汚物・水分吸引捕集装置とを備えた洗浄吸引装置であって、
前記オゾン水噴霧装置は、オゾン発生器と、このオゾン発生器へ圧力空気を送給する空気送給手段と、水等の液体を収容する容器と、前記オゾン発生器から圧力送出されるオゾン含有空気を噴射口へ輸送する輸送手段と、噴霧手段とを備え、
前記噴霧手段は、先端に前記噴射口を有する噴霧器本体を備え、
前記噴霧器本体は、前記噴射口と連通させて前記本体内に形成され、前記輸送手段の送出端側を接続する空気流通路と、ノズル口を有し、このノズル口を前記噴射口の後部側に対向させて前記本体内に形成され、前記容器内の前記液体を導入する液体誘導室と、前記ノズル口を開閉する開閉手段とを備え、
前記噴射口から噴射される前記空気の空気圧を利用して、前記ノズルが開口時に前記液体誘導室内の前記液体を前記噴射口から前記空気と一緒に噴霧させるように構成され、
前記吸引捕集装置は、汚物及び水分吸引捕集管と、この捕集管の後端側にホースを介して接続して設けたバキューム手段と、前記捕集管の先端側に設けた吸引ノズルと、前記捕集管内に出し入れ可能に収容し、吸引される汚物及び水分を捕集する捕集用フィルターとを有してなることを特徴とする、
洗浄吸引装置。 - 請求項2に記載の洗浄吸引装置において、前記容器はネジ口部を有し、このネジ口部を前記液体誘導室と連通させて前記噴霧器本体に設けたネジ筒部に螺合して前記容器を前記本体に取付けるように構成されていることを特徴とする洗浄吸引装置。
- 前記ノズル口を開閉する前記開閉手段は、前記液体誘導室内を気密性を保持して前進・後退自在に設けられ、先端で前記ノズル口を開閉するニードル弁棒を含んで構成されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の洗浄吸引装置。
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