JP3221577U - 汚物回収機 - Google Patents

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清孝 中尾
清孝 中尾
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義二 片井
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Abstract

【課題】吸引口の吸引力が高められた吸引ノズルを備える汚物回収機を提供する。【解決手段】汚物回収機は、汚物を回収するための回収容器(ダストボックス)と、汚物を吸引するための吸引口33を有する吸引ノズル3と、吸引ノズル3の吸引口33からダストボックスに汚物を吸引する吸引器(バキュームブロワ)と、を主に備える。吸引ノズル3は、汚物が通る流路32の一部を構成する中空部31を有し、吸引口33の少なくとも一部を区画する手前側エッジ33a及び奥側エッジ33bを有する。手前側エッジ33a又は奥側エッジ33bの少なくとも一方には、他方に近接するように、中空部31に突出する突出部36が形成されている。【選択図】図4

Description

本考案は、汚物を吸引することによって回収する汚物回収機に関する。
体調不良や泥酔などを原因として胃の内容物を経口的に吐き出す嘔吐が行われた場合、ウィルス感染防止や不潔、臭いの除去などのため嘔吐物を早期に清掃することが求められる。
従来の嘔吐物処理法としては、手作業により、床面にある嘔吐物に処理剤を撒いて水分を吸収させたうえで廃棄する方法があった。
また、特許文献1には、洗浄液を流出可能な流出開口と、汚物を吸い取る吸引口(同文献には、吸引開口と記載。)と、を備える吸引ヘッドを備える湿式クリーナーが開示されている。
実用新案登録第3210757号公報
手作業による嘔吐物処理方法は、具体的には、床面にある嘔吐物に処理剤を撒いて水分を吸収させたうえで、処理剤とともに嘔吐物を箒と塵取りで取り去り、塵取りからビニール袋に移送して廃棄する。さらに、ウィルス感染防止のため、箒及び塵取りを洗浄して除菌し、床面にも除菌剤を散布する必要があり、かなり煩雑であった。
また、特許文献1に開示された湿式クリーナーにおいては、汚物を吸引する吸引力に関して、改善の余地があった。
本考案は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、吸引口の吸引力が高められた吸引ノズルを備える汚物回収機を提供するものである。
本考案に係る汚物回収機は、汚物を回収するための回収容器と、前記汚物が通る流路の一部を構成する中空部を有し、前記汚物を吸引するための吸引口を有する吸引ノズルと、該吸引ノズルの前記吸引口から前記回収容器に前記汚物を吸引する吸引器と、を備え、前記吸引ノズルは、前記吸引口の少なくとも一部を区画する手前側エッジ及び奥側エッジを有し、前記手前側エッジ又は前記奥側エッジの少なくとも一方には、他方に近接するように前記中空部に突出する突出部が形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、中空部に突出する突出部により、中空部の面積である流路面積が小さくなり、突出部が設けられていない場合と比較して吸引口における吸引力を高めることができる。
本実施形態に係る汚物回収機を示す正面側斜視図である。 汚物回収機を示す背面側斜視図である。 吸引ノズル及び散布ノズルを示す側面図である。 図3のIV方向矢視における吸引ノズルの端面図である。 吸引ノズルにより汚物付き処理剤を吸引している状態を示す図であり、(a)は、対象面に当接面を当接させた状態を示す模式図である。(b)は、対象面に対して当接面を傾けた状態を示す模式図である。 ダストボックス周りの縦断面図であり、ダストボックスの内部構造及び吸引した汚物付き処理剤と気体の流れを示す図である。 嵌合孔が形成された載置台を示す平面図である。 ボルト付きのダストボックスの一部を示す(a)は模式的な側面図、(b)は模式的な底面図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案の理解を容易にするための一例に過ぎず、本考案を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本考案の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本考案にはその等価物が含まれることは勿論である。また、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
<<概要>>
まず、図1から図4を主に参照して本考案の実施形態に係る汚物回収機1の全体構成及び概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る汚物回収機1を示す正面側斜視図、図2は、汚物回収機1を示す背面側斜視図、図3は、吸引ノズル3及び散布ノズル6を示す側面図、図4は、図3のIV方向矢視における吸引ノズル3の端面図である。
なお、図1及び図2において、ホース11の外面は、滑らかな曲面であるように示しているが、実際には図3にその一部を示すように、外周面が蛇腹状に形成されており、ホース11が可撓性を具備するように構成されている。なお、ホース11の内面形状については後述する。
汚物回収機1は、汚物(汚物付き処理剤90)を回収するための回収容器(ダストボックス4)と、汚物を吸引するための吸引口33を有する吸引ノズル3と、吸引ノズル3の吸引口33から回収容器(ダストボックス4)に汚物を吸引する吸引器(バキュームブロワ2)と、を主に備える。
図4に示すように、吸引ノズル3は、汚物が通る流路32の一部を構成する中空部31を有し、吸引口33の少なくとも一部を区画する手前側エッジ33a及び奥側エッジ33bを有する。
手前側エッジ33a又は奥側エッジ33bの少なくとも一方には、他方に近接するように、中空部31に突出する突出部36が形成されていることを特徴とする。
なお、図4においては、手前側エッジ33aに、奥側エッジ33bに近接するように突出する突出部36を示しているが、奥側エッジ33bに、手前側エッジ33aに近接するように突出する突出部36が設けられていてもよい。
また、「汚物」とは、人又は動物の吐瀉物の他、糞尿等も含む。
上記構成によれば、中空部31に突出する突出部36により、中空部31の面積である流路面積が小さくなり、突出部36が設けられていない場合と比較して吸引口33における吸引力を高めることができる。
<<全体構成>>
次に、本実施形態に係る汚物回収機1の全体構成を説明する。
汚物回収機1は、汚物の吸引に係る構成として、上記のように、吸引ノズル3と、汚物を回収する回収容器(ダストボックス4)と、バキュームブロワ2と、吸引ノズル3とダストボックス4とに接続された可撓性を有するホース11と、を備える。
また、汚物回収機1は、汚物に触れた床面(図5に示す対象面91)等の洗浄に係る構成として、洗浄液12(図2参照)の散布口6aを有する散布ノズル6と、散布ノズル6に洗浄液12を供給する洗浄液供給部7と、散布ノズル6と洗浄液供給部7とに接続された可撓性を有するチューブ8と、を更に備える。また、汚物回収機1は、吸引ノズル3を収容して、洗浄液12に浸けることで除菌可能とするための収容容器9を備える。
その他、汚物回収機1は、回収容器(ダストボックス4)と吸引器(バキュームブロワ2)とを少なくとも載置可能な載置台5と、載置台5に取り付けられた車輪(キャスター5a)と、蓄電池であるバッテリー13と、を備える。
<<各部品の構成>>
<汚物の吸引に係る構成>
次に、図3及び図4に加え、図5を主に参照して、汚物の吸引に係る構成について説明する。図5は、吸引ノズル3により汚物付き処理剤90を吸引している状態を示す図である。図5(a)は、対象面91に当接面34を当接させた状態を示す模式図であり、図5(b)は、対象面91に対して当接面34を傾けた状態を示す模式図である。図5(b)に示された矢印は、図5(a)に示す状態から、吸引ノズル3を持ち上げた方向を示すものである。
汚物の吸引の前段階で、汚物の水分を吸収する処理剤90aを汚物に撒くようにすると、当該水分の気化による臭い・ウィルス拡散の抑制の観点、汚物の吸引効率の観点、及び汚物回収機1内部の汚損防止の観点から好適である。
汚物の水分を吸収可能な処理剤90aとしては、有機短繊維の交絡体で構成されていると好適である。有機短繊維は天然物由来のものが好ましい。有機短繊維としては、木材パルプ廃材を破砕したパルプ繊維の他、古紙や紙オムツなどの紙製品を破砕した紙繊維を用いることができる。
しかしながら、処理剤90aは、汚物の水分を吸収可能なものであれば、このようなものに限定されず、おが屑等であってもよい。
[吸引ノズル]
吸引ノズル3は、図5に示すように、汚物(汚物付き処理剤90)のある床面等(対象面91)に当接可能な当接面34と、当接面34に連続して形成され、当接面34が対象面91に当接したときに対象面91から離間する方向であって、当接面34の手前側エッジ33a又は奥側エッジ33bから吸引口33の外方に傾斜して形成された傾斜部35と、を備える。
当接面34は、図4に示すように、手前側エッジ33a及び奥側エッジ33bを含んでいる。
吸引ノズル3における中空部31を区画する内壁面30には、当接面34に交差する方向に延在して当接面34に至る溝30aが形成されており、溝30aは、傾斜部35の少なくとも一部に至る深さまで形成されている。
上記構成によれば、溝30aが傾斜部35に至る深さまで形成されていることで、例えば、図5(a)に示す、吸引ノズル3の当接面34を汚物(汚物付き処理剤90)のある対象面91に当接させて吸引している状態において、溝30aを露出させることができる。
このため、溝30aが形成されていないものと比較して、バキュームブロワ2によって吸引口33から空気を吸引している状態において、真空破壊を起こすことができる。このため、溝30aを介して吸引口33からの空気の吸い込みを可能とし、空気とともに汚物付き処理剤90を吸引でき、吸引ノズル3を吸引状態で移動させることが容易となる。
また、例えば、汚物付き処理剤90又は汚物が溝30aに入り込むことで、真空破壊状態ではない場合であっても、図5(a)に示す状態から図5(b)に示すように吸引ノズル3を傾けて、傾斜部35から溝30a又は吸引口33を露出させることができる。この状態から、作業者は、吸引ノズル3を手前に引くことで、汚物付き処理剤90を好適に吸引することができる。
溝30aは、内壁面30のうち、手前側エッジ33a又は奥側エッジ33bの少なくとも一方側に設けられており、突出部36を挟んだ両側に設けられている。
上記構成によれば、中空部31のうち突出部36を挟んだ両側の空間の真空破壊を起こしやすくなり、吸引ノズル3のうち突出部36を挟んだ両側を移動させやすくなり、突出部36に当接した汚物(汚物付き処理剤90)を両側の空間から吸い込みやすくなる。
傾斜部35は、当接面34における手前側エッジ33a側から吸引口33の手前側の外方に傾斜して形成されている。傾斜部35は、当接面34を基準とする吸引ノズル3の基端側において、吸引ノズル3側(側面視において、当接面34から吸引ノズル3の外方に向かう角度が鈍角となる側)の角度が小さくなる向きに傾斜している。特に本実施形態に係る傾斜部35は、当接面34を基準とする吸引ノズル3の基端側において、手前側エッジ33a側から吸引ノズル3側の角度が小さくなる向きに傾斜している。
なお、「傾斜」には、本実施形態に係る傾斜部35の傾斜のように、平面的な傾きの他、曲面的に傾いているもの(吸引ノズル3側の角度が漸次小さくなるもの)をも含むものとする。
上記構成によれば、図5(b)に示すように、汚物(汚物付き処理剤90)のある対象面91に対して、吸引ノズル3の手前側を奥側に持ち上げることで、傾斜部35から溝30aを外部に露出させることができる。
このため、吸引ノズル3の傾きを微調整することで、吸引口33のうち、溝30aのみを外部に露出させて、吸引ノズル3を手前側に移動させることと、中空部31の外部への露出領域を広げて汚物を効果的に吸引することとを、連続的に行うことができる。
上記構成によれば、吸引ノズル3を手前側に引きながら汚物(汚物付き処理剤90)を吸引するのに好適であるが、本考案はこのような構成に限定されるものではない。
例えば逆に、傾斜部が、当接面34における奥側エッジ33b側から吸引口33の奥側の外方に傾斜して形成されている構成であってもよい。
当該構成によれば、汚物(汚物付き処理剤90)のある対象面91に対して、吸引ノズル3の奥側を手前側に持ち上げることで、傾斜部から溝30aを露出させることができる。このため、吸引ノズル3の傾きを微調整することで、吸引口33のうち、溝30aのみを外部に露出させて、吸引ノズル3を奥側に移動させることと、中空部31の外部への露出領域を広げて汚物を効果的に吸引することとを、連続的に行うことができる。
また、本実施形態に係る手前側エッジ33aから中空部31に突出する突出部36は、図4に示すように、先細りとなるように形成されている。
このように、突出部36が先細りとなるように(テーパ状に)形成されていることで、吸引ノズル3で対象面91を掃く際に、先細りの突出部36に当接した汚物(汚物付き処理剤90)を、突出部36の両側にある中空部31にガイドしやすくなる。
[ダストボックス]
次に、回収容器(ダストボックス4)について、図6を主に参照して説明する。図6は、ダストボックス4周りの縦断面図であり、ダストボックス4の内部構造及び吸引した汚物付き処理剤90と気体(空気)の流れを示す図である。図6の二点鎖線は、バキュームブロワ2を稼働させたときの気体の流れを模式的に示すものである。
ダストボックス4は、本体部40と、本体部40に着脱可能に取り付けられた袋体(回収袋42)と、を含んで構成されており、本実施形態に係るダストボックス4の容量は、約4Lである。
上記構成によれば、汚物の廃棄の際に袋体(回収袋42)と合わせて廃棄することができるため、汚物の廃棄が容易となり、本体部40が汚れにくく、汚物回収機1の清掃が容易となる。
詳細には、ダストボックス4の本体部40は、上部が開放された容器40aと、容器40aの上部を覆う蓋部40bと、によって構成されている。
蓋部40bは、汚物をダストボックス4内に導入するための挿通孔40bcが形成された蓋下部40baと、フィルタ45が取り付けられて気体のみを通す蓋上部40bbと、から構成されている。
挿通孔40bcは、図1に示すホース11に接続されるボス40bdの中空部分に連通する孔である。挿通孔40bcは、蓋下部40baの横断面において、接線方向に延在して、蓋下部40baの中空空間に接続されている。このような構成により、詳細については後述するが、バキュームブロワ2が稼働することにより、ダストボックス4内においてダストボックス4(蓋下部40ba)の接線方向(周方向)に汚物(汚物付き処理剤90)を吸入することになる。
また、蓋下部40baの径方向中央部には、上端部から挿通孔40bcよりも下方に延在する筒状の障壁40beが形成されている。
障壁40beは、挿通孔40bcから導入される汚物付き処理剤90等の固形物、粉状物及び粒状物が、ダストボックス4の上方に吸引されるのを抑制するものである。蓋上部40bbを蓋下部40baに取り付けたときに、障壁40beの内側にフィルタ45が配設される。
蓋下部40baの外縁の下端部は、断面逆U字状に形成されており、ガスケット41が接着剤等により接合されている。ガスケット41は、弾性を有し、容器40aの上端との間で、回収袋42を保持するものである。
容器40aと蓋下部40baとは、スナップ錠46によって着脱可能に接続されている。
作業者は、スナップ錠46を解錠し、容器40aから蓋下部40baを取り外すことで、ガスケット41と容器40aの上端との間で保持されていた汚物付き処理剤90入りの回収袋42を取り出して回収することができる。
同様に、蓋下部40baと蓋上部40bbとは、スナップ錠47によって着脱可能に接続されている。
作業者は、スナップ錠47を解錠し、蓋下部40baから蓋上部40bbを取り外すことで、蓋上部40bbに取り付けられたフィルタ45の交換を行うことができる。
なお、回収袋42の内部には、処理剤90aが予め所定量だけ収容されていてもよい。このような構成によれば、嘔吐物に含まれる液体や洗浄液12等が、回収袋42内に収容されたときに、これらを処理剤90aに接触させることができるため、その水分を回収袋42内にある処理剤90aに保持することができる。
なお、図8に示して詳細について後述するように、容器40aの底には、ボルト43(ロック部)が突出して設けられている。
[バキュームブロワ]
吸引器(バキュームブロワ2)は、後述する載置台5上に固定配置されたハウジング2a内に収容されており、回収容器(ダストボックス4)内において挿通孔40bcからダストボックス4の周方向に汚物(汚物付き処理剤90)を吸入する。バキュームブロワ2は、汚物付き処理剤90を含め、固体及び液体の双方とも吸引することが可能に構成されている。
また、バキュームブロワ2は、フィルタ45を介して、ダストボックス4から上方に吸引した気体を(図1のフィルタ収容部10内に収容された)HEPAフィルタ2c及び排気口2bを介して汚物回収機1の外部に排出する。
ここで、「周方向」とは、回収容器の長尺方向に平行に延在する中心軸に直交する径方向としたときに、この径方向に対して交差する方向をいう。換言すると、「周方向」とは、回収容器の上記の中心軸を通らずに、回収容器のいずれかの接線方向に平行な方向をいう。
上記構成によれば、回収容器(ダストボックス4)の周方向に汚物(汚物付き処理剤90)を吸入することで、ダストボックス4内の気体と汚物(汚物付き処理剤90)の密度差と、ダストボックス4内の気流からの圧力によって汚物付き処理剤90を下方に押し込むことができる。このため、ダストボックス4から上部に気体を吸引して汚物付き処理剤90と気体とを分離できる。そして、フィルタ45及びHEPAフィルタ2cによって気体を清浄な空気にして排気口2bから汚物回収機1の外部に排出することができる。
本実施形態に係るHEPAフィルタ2cは、汚物回収機1を流れる気流の最下流部に当たる位置であり、ハウジング2aの両側に設けられたフィルタ収容部10にそれぞれ収容されている。
フィルタ収容部10には、外部に繋がる排気口2bが形成されており、最下流部にあるHEPAフィルタ2cを通った気体は、排気口2bを介して汚物回収機1の外部に排出されることになる。
このように、排気口2bよりもフィルタ収容部10の内側にHEPAフィルタ2cが設けられていることにより、汚物回収機1内に侵入したウィルスが、汚物回収機1の外部に拡散されることを防止できる。
[ホース]
ホース11は、上記のように、吸引ノズル3とダストボックス4とに接続されて汚物付き処理剤90及び気体を通すもの他、蓋上部40bbとバキュームブロワ2を収容するハウジング2aとに接続されて気体を通すものがある。
上記において、ホース11の外周面が蛇腹状に形成されている旨の説明をしたが、ホース11の内周面は、蛇腹状の凹凸は形成されておらず断面円形状に形成されている。
このように構成されていることで、除菌剤を含む洗浄液12を吸引ノズル3で吸い込むことにより、汚物を回収する際に汚物に接したホース11の内部に除菌剤を含んだ洗浄液12を通すことになり、ホース11内を漏れなく除菌することができる。作業者は、手作業による除菌と比較して、除菌後の床面等の拭き取り作業が必要ではなくなり、清掃道具を容易に除菌できることになる。
<洗浄に係る構成>
汚物回収機1は、汚物そのものを洗浄(除菌)するものの他、汚物に接した床面等を洗浄(除菌)する洗浄液12を散布する機能を有する。
洗浄液12は、図1に示すように、ボトル7aに貯留されており、ポンプ7bで吸い出されて散布ノズル6を介して汚物回収機1の外部に散布される。洗浄液12は、例えば強アルカリイオン電解水で構成されている。例えば、洗浄液12は、ノロウィルス等を不活性化できるように、pH12.5の除菌水(次亜塩素酸ナトリウム水溶液等)で構成されている。
[散布ノズル]
散布ノズル6は、図3に示すように、洗浄液12の噴射口である散布口6aと、散布ノズル6の内部に設けられ、洗浄液12の外部への噴射を調整可能な不図示の弁の開閉を操作するためのレバー6bと、を備える。
また、散布ノズル6は、図3及び図5に示すように、吸引ノズル3に併設されている。このように、吸引ノズル3と散布ノズル6とが併設されていることで、汚物(汚物付き処理剤90)の吸引作業と洗浄液12の散布作業を連続して行ないやすくなる。
特に、本実施形態に係る散布ノズル6は、吸引ノズル3よりも手前側において併設されている。このような構成によれば、洗浄液12を散布した後に、吸引ノズル3を手前に移動させたときに、散布口6aから噴射された洗浄液12のエリアを、吸引ノズル3の吸引口33が通る配置となる。したがって、床面等(対象面91)をスムーズに洗浄しつつ、余剰な洗浄液12が残ることを防止して、外観を美しくすることができる。
[洗浄液供給部]
散布ノズル6に洗浄液12を供給する洗浄液供給部7は、上記のように洗浄液12を貯留するボトル7aと、ボトル7aに貯留された洗浄液12を散布ノズル6に向けて加圧するポンプ7bと、ボトル7a、ポンプ7b及び散布ノズル6を接続するチューブ8と、により主に構成されている。
本実施形態に係るボトル7aは、容量が約1Lであり、ハウジング2aの背面に着脱可能に取り付けられている。本実施形態に係るポンプ7bは、ハウジング2aの背面に固定されており、ハウジング2a内に搭載された不図示の回路基板に接続され、バッテリー13から供給される電力により動作可能に構成されている。
特に、本実施形態に係るポンプ7bは、バキュームブロワ2と同時に稼働及び稼働停止するように、図2に示すスイッチ2dに接続されており、バキュームブロワ2の稼働とは別の操作を要しないように構成されている。洗浄液12は、ポンプ7bにより加圧状態で維持され、上記のように、レバー6bが操作されることによって散布ノズル6の散布口6aから外部に噴出することになる。なお、洗浄液12を散布する際にポンプ7bを稼働するように、バキュームブロワ2を稼働させるスイッチとは別のスイッチが設けられていてもよい。
[チューブ]
チューブ8は、上記のように、ボトル7a、ポンプ7b及び散布ノズル6を接続して、洗浄液12を散布ノズル6に供給するためのものである。
チューブ8は、ポンプ7bからホース11内に通されて、散布ノズル6に接続されるように配設されている。
上記構成によれば、チューブ8とホース11それぞれの可撓性により、各種方向に別々に変形することを抑制して、これらが絡み合うことがなく、チューブ8とホース11の取り扱いが容易となる。
具体的には、本実施形態に係るチューブ8は、ダストボックス4のボス40bdとホース11との継手部分からホース11内に通されて、吸引ノズル3とホース11との継手部分からホース11を出て散布ノズル6に接続されている。
[収容容器]
本実施形態に係る収容容器9は、吸引ノズル3を収容しつつ洗浄液12を貯留することが可能なものであり、ハウジング2aの上面に取り付けられた把手部5bの側面に取り付けられている。収容容器9の容積は、吸引ノズル3及び吸引ノズル3に取り付けられた散布ノズル6を収容可能な大きさで形成されている。
上記構成によれば、収容容器9内に洗浄液12を入れて、吸引ノズル3を洗浄液12に浸け置くことで清潔にする(除菌する)ことができる。さらに、吸引器(バキュームブロワ2)を動作させて吸引ノズル3で洗浄液12を吸引することで、汚物回収機1(具体的には、ホース11及びダストボックス4)の内部を清潔にする(除菌する)ことができる。
特に、収容容器9内に散布ノズル6を収容可能とすることで、ポンプ7bを稼働することで、散布ノズル6から収容容器9内に洗浄液12を供給することも可能となる。
<その他の構成>
[キャスター及びバッテリー]
本実施形態に係る汚物回収機1は、バッテリー13として、リチウムイオンバッテリー等の蓄電池を備え、バッテリー13がバキュームブロワ2及びポンプ7bに電力を供給できることで、電源の無い場所でも稼働可能である。
特に、汚物回収機1は、後述の載置台5の下面にキャスター5aが取り付けられていることで高い可搬性を有し、駅、空港、公園や飲食店等を含む商業施設の他、自動車、バスや電車のシートや床面等にも使用することができる。
[載置台]
次に、載置台5について、図7及び図8を主に参照して説明する。図7は、嵌合孔50が形成された載置台5を示す平面図、図8は、ボルト43付きのダストボックス4の一部を示す(a)は模式的な側面図、(b)は模式的な底面図である。
回収容器(ダストボックス4)は、載置台5に対して着脱可能に取り付けられている。
なお、「載置」には、直上に配設されているものに限定されず、他の物を間に配置してその上に配設されているもの含まれるものとする。例えば、バキュームブロワ2がハウジング2aを介して載置台5の上に配設されているものについても、バキュームブロワ2が載置台5上に載置されているという。
上記構成によれば、回収容器(ダストボックス4)が載置台5に対し着脱可能に取り付けられていることで、回収容器と載置台5とを分解して搬送することも可能となり、汚物回収機1の搬送性を高めることができる。
また、例えば、回収袋42を用いずにダストボックス4に汚物を直接回収した場合でも、ダストボックス4を載置台5から取り外すことができることで、ダストボックス4内の汚物を廃棄場所に廃棄し、ダストボックス4内を洗浄することが容易となる。
具体的には、図7に示すように、載置台5には、嵌合孔50が同一円周上に4つ形成されており、上下に貫通して形成されている。嵌合孔50(ロック部)は、ボルト43の頭部43aが通される円孔部50aと、ボルト43の胴部43bが通され、円孔部50aに連続して形成された長孔部50bと、により形成されている。
円孔部50aは、後述するボルト43の頭部43aよりも径方向に大きく形成されている。
長孔部50bは、円孔部50aから円周方向の一方側(本実施形態においては、平面視において反時計回り側)に延在しており、後述するボルト43の頭部43aよりも小さな幅で形成され、ボルト43の胴部43bよりも大きな幅で形成されている。
容器40aの底部には、4本のボルト43が頭部43a側を下方に向けた状態で取り付けられている。本実施形態においては、容器40aに不図示のナットが埋設されており、ボルト43のねじ込み量を調節して、ボルト43の頭部43aの位置を調節可能に構成されている。なお、ボルト43(ねじ)の締結対象としては、容器40aに埋設されたナットに限定されず、容器40aに形成された雌ねじ穴であってもよい、
作業者は、ダストボックス4(容器40a)の載置台5への固定する際には、4本のボルト43の頭部43aを、4つの嵌合孔50の円孔部50aに通し、ボルト43の頭部43aが載置台5よりも下方に突出するように、ダストボックス4を載置台5に置く。
さらに、作業者は、ボルト43の頭部43aが長孔部50bに対向する位置まで、平面視において反時計回りにダストボックス4を回転させる。
そして、作業者は、ボルト43を容器40aの不図示のナットに締め込んで、ボルト43の頭部43aの上面を長孔部50bの下側の周縁に押圧させて、ダストボックス4を載置台5に固定する。
なお、本実施形態においては、ダストボックス4と載置台5との「ロック部」に係る構成として、ボルト43と嵌合孔50との嵌合によるものを説明したが、本考案は着脱可能であればこのような構成に限定されない。例えば、ボルト43を用いずに、クリップ等の弾性部材の弾性変形を利用して、「ロック部」として機能させるようにしてもよい。
[清掃方法]
最後に、汚物回収機1を用いた清掃方法について説明する。
作業者は、汚物の水分を吸収するように、汚物に対して処理剤90aを撒く。その後、作業者は、スイッチ2dを押して、吸引器(バキュームブロワ2)及びポンプ7bを稼働して、吸引ノズル3により汚物(汚物付き処理剤90)を回収容器(ダストボックス4)内に吸引する(吸引工程)。なお、ポンプ7bについては、洗浄液12を散布する際に、バキュームブロワ2とは異なるタイミングで、別のスイッチにより稼働するようにしてもよい。
続けて、散布ノズル6のレバー6bを操作して、汚物が付着していた対象面91に散布ノズル6から洗浄液12を散布する(対象面洗浄工程)。1回処理に要する洗浄液12の使用量は150〜200mL程度である。特に、洗浄液12の散布と、吸引ノズル3による吸引を同時に行いながら、吸引ノズル3を手前に引くことで、対象面91上にある余分な洗浄液12を吸い込むことができ、対象面91上を綺麗に仕上げることができる。
作業者は、収容容器9内に吸引ノズル3を収容して、散布ノズル6から洗浄液12を散布するか、ハウジング2aからボトル7aを取り外して洗浄液12を直接注ぎこむようにして、洗浄液12を収容容器9内に供給する。このようにして、吸引ノズル3を洗浄液12に浸け込んで洗浄(消毒)することができる(汚損部洗浄工程)。
また、例えば吸引ノズル3の消毒が終わった後に、吸引ノズル3により洗浄液12を吸い込むことで、吸引ノズル3及びホース11の内部(汚物が通る部位)を洗浄(消毒)することができる。この場合でも、ダストボックス4に吸引された洗浄液12は処理剤90aにより吸水されるため、汚物とともに固形物として簡単に廃棄することができる。
作業者は、容器40aから蓋部40bを取り外して、汚物付き処理剤90を収容した回収袋42を廃棄する。このため、ダストボックス4が汚れることを抑制でき、箒や塵取りを用いる場合と比較して、道具の消毒に係る手間を低減することができる。
上記実施形態においては、汚物回収機1を用いずに処理剤90aを撒くものとして説明したが、汚物回収機1が、処理剤90aを噴出可能な構成(ピストン・シリンダ、ホース及び噴出部等)を備えるようにしてもよい。
なお、本考案の汚物回収機における各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はない。複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること等を許容する。
本実施形態は以下の技術思想を包含する。
(1)汚物を回収するための回収容器と、
前記汚物が通る流路の一部を構成する中空部を有し、前記汚物を吸引するための吸引口を有する吸引ノズルと、
該吸引ノズルの前記吸引口から前記回収容器に前記汚物を吸引する吸引器と、を備え、
前記吸引ノズルは、前記吸引口の少なくとも一部を区画する手前側エッジ及び奥側エッジを有し、
前記手前側エッジ又は前記奥側エッジの少なくとも一方には、他方に近接するように前記中空部に突出する突出部が形成されていることを特徴とする汚物回収機。
(2)前記吸引ノズルは、前記手前側エッジ及び前記奥側エッジを含んで前記汚物のある対象面に当接可能な当接面と、
該当接面に連続して形成され、前記当接面が前記対象面に当接したときに前記対象面から離間する方向であって、前記当接面の前記手前側エッジ又は前記奥側エッジから前記吸引口の外方に傾斜して形成された傾斜部と、を備え、
前記吸引ノズルにおける前記中空部を区画する内壁面には、前記当接面に交差する方向に延在して前記当接面に至る溝が形成されており、
該溝は、前記傾斜部の少なくとも一部に至る深さまで形成されている(1)に記載の汚物回収機。
(3)前記溝は、前記内壁面のうち、前記手前側エッジ又は前記奥側エッジの少なくとも一方側に設けられており、前記突出部を挟んだ両側に設けられている(2)に記載の汚物回収機。
(4)前記傾斜部は、前記当接面における前記手前側エッジ側から前記吸引口の手前側の外方に傾斜して形成されている(2)又は(3)に記載の汚物回収機。
(5)前記突出部は、先細りとなるように形成されている(1)から(4)のいずれか一項に記載の汚物回収機。
(6)洗浄液の散布口を有する散布ノズルと、
前記散布ノズルに前記洗浄液を供給する洗浄液供給部と、
前記散布ノズルと前記洗浄液供給部とに接続された可撓性を有するチューブと、
前記吸引ノズルと前記回収容器とに接続された可撓性を有するホースと、を更に備え、
前記チューブは、前記ホース内に通されて配設されており、
前記散布ノズルは、前記吸引ノズルに併設されている(1)から(5)のいずれか一項に記載の汚物回収機。
(7)前記吸引ノズルを収容しつつ洗浄液を貯留することが可能な収容容器を更に備える(1)から(6)のいずれか一項に記載の汚物回収機。
(8)前記回収容器と前記吸引器とを少なくとも載置可能な載置台と、
該載置台に取り付けられた車輪と、を更に備え、
前記回収容器は、前記載置台に対して着脱可能に取り付けられている(1)から(7)のいずれか一項に記載の汚物回収機。
(9)前記回収容器は、本体部と、該本体部に着脱可能に取り付けられた袋体と、を含んで構成されている(1)から(8)のいずれか一項に記載の汚物回収機。
(10)前記吸引器は、前記回収容器内において前記回収容器の周方向に前記汚物を吸入し、前記回収容器から上方に吸引した気体をHEPAフィルタを介して前記汚物回収機の外部に排出する(1)から(9)のいずれか一項に記載の汚物回収機。
(11)(1)から(10)のいずれか一項に記載の汚物回収機を用いた汚物回収方法であって、
前記吸引ノズルにより前記汚物を前記回収容器に吸引する吸引工程と、
前記汚物が付着していた対象面に散布ノズルから洗浄液を散布する対象面洗浄工程と、
収容容器内に前記吸引ノズルを収容し、前記洗浄液を前記収容容器内に供給して、前記吸引ノズルを洗浄する汚損部洗浄工程と、を備えることを特徴とする汚物回収方法。
(12)前記汚損部洗浄工程において、前記吸引ノズルにより前記洗浄液を前記回収容器に吸収することで、前記吸引ノズルから前記汚物が通る部位を洗浄する(11)に記載の汚物回収方法。
1 汚物回収機
2 バキュームブロワ(吸引器)
2a ハウジング
2b 排気口
2c HEPAフィルタ
2d スイッチ
3 吸引ノズル
4 ダストボックス(回収容器)
5 載置台
5a キャスター(車輪)
5b 把手部
6 散布ノズル
6a 散布口
6b レバー
7 洗浄液供給部
7a ボトル
7b ポンプ
8 チューブ
9 収容容器
10 フィルタ収容部
11 ホース
12 洗浄液
13 バッテリー
30 内壁面
30a 溝
31 中空部
32 流路
33 吸引口
33a 手前側エッジ
33b 奥側エッジ
34 当接面
35 傾斜部
36 突出部
40 本体部
40a 容器
40b 蓋部
40ba 蓋下部
40bb 蓋上部
40bc 挿通孔
40bd ボス
40be 障壁
41 ガスケット
42 回収袋(袋体)
43 ボルト(ロック部)
43a 頭部
43b 胴部
45 フィルタ
46、47 スナップ錠
50 嵌合孔(ロック部)
50a 円孔部
50b 長孔部
90 汚物付き処理剤(汚物)
90a 処理剤
91 対象面

Claims (10)

  1. 汚物を回収するための回収容器と、
    前記汚物が通る流路の一部を構成する中空部を有し、前記汚物を吸引するための吸引口を有する吸引ノズルと、
    該吸引ノズルの前記吸引口から前記回収容器に前記汚物を吸引する吸引器と、を備え、
    前記吸引ノズルは、前記吸引口の少なくとも一部を区画する手前側エッジ及び奥側エッジを有し、
    前記手前側エッジ又は前記奥側エッジの少なくとも一方には、他方に近接するように前記中空部に突出する突出部が形成されていることを特徴とする汚物回収機。
  2. 前記吸引ノズルは、前記手前側エッジ及び前記奥側エッジを含んで前記汚物のある対象面に当接可能な当接面と、
    該当接面に連続して形成され、前記当接面が前記対象面に当接したときに前記対象面から離間する方向であって、前記当接面の前記手前側エッジ又は前記奥側エッジから前記吸引口の外方に傾斜して形成された傾斜部と、を備え、
    前記吸引ノズルにおける前記中空部を区画する内壁面には、前記当接面に交差する方向に延在して前記当接面に至る溝が形成されており、
    該溝は、前記傾斜部の少なくとも一部に至る深さまで形成されている請求項1に記載の汚物回収機。
  3. 前記溝は、前記内壁面のうち、前記手前側エッジ又は前記奥側エッジの少なくとも一方側に設けられており、前記突出部を挟んだ両側に設けられている請求項2に記載の汚物回収機。
  4. 前記傾斜部は、前記当接面における前記手前側エッジ側から前記吸引口の手前側の外方に傾斜して形成されている請求項2又は3に記載の汚物回収機。
  5. 前記突出部は、先細りとなるように形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の汚物回収機。
  6. 洗浄液の散布口を有する散布ノズルと、
    前記散布ノズルに前記洗浄液を供給する洗浄液供給部と、
    前記散布ノズルと前記洗浄液供給部とに接続された可撓性を有するチューブと、
    前記吸引ノズルと前記回収容器とに接続された可撓性を有するホースと、を更に備え、
    前記チューブは、前記ホース内に通されて配設されており、
    前記散布ノズルは、前記吸引ノズルに併設されている請求項1から5のいずれか一項に記載の汚物回収機。
  7. 前記吸引ノズルを収容しつつ洗浄液を貯留することが可能な収容容器を更に備える請求項1から6のいずれか一項に記載の汚物回収機。
  8. 前記回収容器と前記吸引器とを少なくとも載置可能な載置台と、
    該載置台に取り付けられた車輪と、を更に備え、
    前記回収容器は、前記載置台に対して着脱可能に取り付けられている請求項1から7のいずれか一項に記載の汚物回収機。
  9. 前記回収容器は、本体部と、該本体部に着脱可能に取り付けられた袋体と、を含んで構成されている請求項1から8のいずれか一項に記載の汚物回収機。
  10. 前記吸引器は、前記回収容器内において前記回収容器の周方向に前記汚物を吸入し、前記回収容器から上方に吸引した気体をHEPAフィルタを介して前記汚物回収機の外部に排出する請求項1から9のいずれか一項に記載の汚物回収機。
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