JP4135057B2 - 制御表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロセスの統合管理制御システムに用いられ、プロセスに関する情報の制御及び表示を行うマンマシンインターフェイスとしての制御表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の制御表示装置の構造を示す断面図、図4は従来の制御表示装置の背面から見た斜視図である。
図3、図4において、1は筐体、2は入出力カード、シグナルコンディショナカード等の複数のカードがネストに組込まれた制御装置であり、筐体1の底部に設置されている。
【0003】
3はCRT等の表示装置であり、筐体1内に埋め込まれて制御装置2の上部に配置されている。
4は吸気手段としての冷却ファンであり、筐体1の背面に開閉可能に設けられたドア5に設置され、制御装置2の背面近傍に配置されている。
【0004】
図4において、5aはドア5の冷却ファン4に対向する位置に開口された吸気口であり、5bはドア5の吸気口5aの上部に開口された排気口である。
【0005】
そして、冷却ファン4によって吸気口5aを介して外気を筐体1内部に吸気して制御装置2の背面に直接吹きつけ、制御装置2を冷却する。
そして、制御装置2にあてられた外気の一部は制御装置2の上部に抜けて排気口5bより排気され、他部は制御装置2の下部に回って制御装置2に内蔵されるファン(図示しない)によって吸い上げられる。
そして、吸い上げられた外気は制御装置2の冷却を行うと共に表示装置3の背面にあたって表示装置3を冷却し、その後排気口5bより排気される。
【0006】
この場合、制御装置2は制御表示装置用に特別に設計されたものが使用されていたために、汎用性がなく応用範囲は限定されていた。
従って汎用性を高めるために汎用的なパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)を制御装置2に置き換えることが求められてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般的にPCの冷却は、正面から外気を吸入し、背面から排気する。
従って、図3及び図4に示した構造において制御装置2をPCに置きかえた場合、PC背面からの排気と冷却ファン4によって吸入される外気とが衝突し、PCの冷却を妨げるという問題点があった。
【0008】
また、冷却ファン4を無くした場合は表示装置3を冷却することができなくなるという問題点があり、冷却ファン4を筐体1の正面に設け、PCの正面に外気を吹き付けるようにした場合は、埃の多い作業者の足元の外気を筐体1内に取り入れることとなり好ましくない。
【0009】
また、PCを例えば筐体1の外部の机上に設置することは電源のオンオフ、ケーブルの抜き差しを容易に行うことができるため、安全上問題があり好ましくない。
【0010】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、PCの排気を妨げず、PC及び表示装置の冷却効率を高めた制御表示装置を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1においては、プロセスに関する情報の制御及び表示を行う制御表示装置において、筐体内に設けられ、前記筐体の底部との間に隙間を形成して設けられる置台上に配置される制御装置と、前記筐体内に設けられ、前記制御装置の上部に配置される表示装置と、前記制御装置及び前記表示装置を冷却するための外気を前記筐体内部に吸気する吸気手段と、前記吸気手段により吸気された外気を前記隙間に分流させる分流手段、とを有することを特徴とする制御表示装置である。
【0012】
本発明の請求項2においては、請求項1記載の制御表示装置において、前記分流手段は、前記筐体内に設けられる支持部材に回転自在に取付けられる分流板であり、前記分流板を立てた状態では前記吸気手段により吸気された外気を前記隙間に分流させ、倒した状態では前記制御装置の出し入れのための延長置台として使用可能としたことを特徴とする制御表示装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
尚、以下の図面において、図3及び図4と重複する部分は同一番号を付してその説明は適宜に省略する。
【0014】
図1は本発明による制御表示装置の構成を示す断面図である。
図1(a)において、6は筐体1に固定される置台であり、筐体1の底部と置台との間には隙間7が形成されている。
【0015】
8は制御装置としてのPC、9は隙間7に配置される分電盤、10は分流手段としての分流板であり、ビス等により支持部材としての置台6の側面部に上下方向に回転可能に取付けられ、PC8の背面と冷却ファン4との間に配置されている。
尚、支持部材は置台6と個別に筐体内に設けても良い。
【0016】
この場合、分電盤9が配置されることにより隙間7は完全に密閉されずに通風路として機能する隙間が維持されており、ドア5が閉じられた状態において、分流板10の一端は隙間7の近傍に配置され、他端は冷却ファン4の上部近傍に配置され、分流板10によってPC8の背面と冷却ファン4とは分離されている。
【0017】
まず、吸引手段としての冷却ファン4によって筐体1内部に吸気された外気は、分流板10によって隙間7方向に誘導され、隙間7を通風路として通過した後、PC8の前面に誘導される。
【0018】
そして、PC8の前面に誘導された外気の一部はPC8に内蔵されるファン(図示しない)によって吸引されてPC8を冷却し、PC8の背面より排気される。
そして、PC8の前面に誘導された外気の他部はPC8の上部に流れて表示装置3を冷却した後、PC8の背面より排気された外気と共に図4に示した排気口5bより筐体1の外部に排気される。
【0019】
この場合、冷却ファン4によって筐体1内部に吸気された外気は分流板10によって通風路としての隙間7を通過してPC8の前面に誘導され、PC8を冷却してPC8の背面から排気される温度の高い空気は、分流板10によって遮断されて隙間7の方向に流れず、排気口5bの方向に分流される。
従って、冷却ファン4によって筐体1内部に吸気される外気はPC8の排気と衝突することはなく、表示装置3及びPC8の冷却効率を高めることができる。
【0020】
また、冷却ファン4に防塵フィルターを装着することにより、埃の多い悪環境下においても使用することが可能となり、筐体1を床に固定することにより、筐体1に固定されている表示装置3及びPC8に対する耐震性を高めることができる。
【0021】
次に、PCの保守作業について説明する。
図2(a)は分流板を立てた状態の制御表示装置を示す分解斜視図、図2(b)は分流板を倒しPCを引き出した状態の制御表示装置を示す分解斜視図である。
尚、筐体のドアは説明を容易にするために図示しない。
【0022】
上述のように、分流板10は支持部材としての置台6の側面部に上下に回転可能に取付られているため、筐体1のドア5を閉じた状態では分流板10を立てた状態とし、ドア5を開放した状態では分流板10を倒した状態とすることが可能である。
【0023】
図2(a)において、分流板10は立てた状態とされており、分流板10は図1に示したように冷却ファン(図示しない)により吸気された外気を筐体1の底部と置台6との間に形成された隙間7に分流させ、表示装置3及びPC8の冷却効率を高める。
【0024】
図2(b)において、筐体1のドア(図示しない)が開放されて分流板10が倒された状態とされており、保守作業時等にPC8を引き出す場合、分流板10はPC8を置くための延長置台として使用される。
【0025】
このように、保守等のためにPC8を筐体1内外に出し入れする場合、筐体1のドアを開放させて分流板10を倒した状態としてPC8の延長置台としてし使用することにより、容易にPC8の脱着を行うことができ、保守効率を高めることができる。
【0026】
尚、支持部材としての置台6の下部に図示しないレール等を設けて、分流板10を倒した状態で水平方向に滑らせて移動可能な構成とすることによりPC8の脱着がさらに容易になるので、より保守効率を高めた制御表示装置を実現することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、立てた状態では吸引手段によって筐体内部に吸引された外気を分流させる分流板として使用され、倒した状態では制御装置の延長置台として使用される分流板を設けたので、分流板を立てた状態では冷却効率を高め、倒した状態では保守効率を高めることができる制御表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御表示装置の構成を示す断面図である。
【図2】分流板を立てた状態及び倒した状態の制御表示装置の分解斜視図である。
【図3】従来の制御表示装置の構造を示す断面図である。
【図4】従来の制御表示装置の背面から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体
3 表示装置
4 冷却ファン
6 置台
7 隙間
8 PC
10 分流板

Claims (2)

  1. プロセスに関する情報の制御及び表示を行う制御表示装置において、
    筐体内に設けられ、前記筐体の底部との間に隙間を形成して設けられる置台上に配置される制御装置と、
    前記筐体内に設けられ、前記制御装置の上部に配置される表示装置と、
    前記制御装置及び前記表示装置を冷却するための外気を前記筐体内部に吸気する吸気手段と、
    前記吸気手段により吸気された外気を前記隙間に分流させる分流手段、とを有することを特徴とする制御表示装置。
  2. 請求項1記載の制御表示装置において、
    前記分流手段は、前記筐体内に設けられる支持部材に回転自在に取付けられる分流板であり、
    前記分流板を立てた状態では前記吸気手段により吸気された外気を前記隙間に分流させ、倒した状態では前記制御装置の出し入れのための延長置台として使用可能としたことを特徴とする制御表示装置。
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