JP4125127B2 - 拡張可能な耳道内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、耳栓、補聴器等の耳道内装置に関するものであり、特に、完全に個人の耳道(ear canal)及び耳甲介腔(cavum concha)の内部の形状となるように、現場で形成される特別適合型耳道内装置に関するものである。
補聴器(HPD)は、多くの場合、受動的な(即ち、非動力式の)、単に耳の内部への何らかの栓であるが、より洗練された(しかし、同様に受動的である)HPDは、選択された周波数を通過若しくは減衰させるための聴覚室及びフィルタを含み得る。
聴覚装置という用語には、音響チューブ又はワイヤを用いて耳道内装置と通信を行う、バッテリ及びその他の構成要素の全て若しくは一部が耳の後部又は遠隔にボックス内に取付けられている防聴性若しくは補聴性のいずれかの能動素子が含まれ;更に、マイクロフォン、スピーカ、及びバッテリを含む関連音響処理回路及び構成要素が耳道内装置の内部に含まれる能動素子が含まれる。
デジタル聴覚装置における最近の傾向としては、マルチ・チャネルの音響透過を提供することによって、従来の適合不一致(inconsistency-of-fit)問題を対処しようとしている。
良質な適合が早急に達成されるという期待は、毎回、補聴(及び防音)技術の音響面での発展に新しい刺激を与えてくれる。
全ての耳道内聴覚装置は、その性能が、装置の耳道内での適合に対して依存度合いが高い。HPDの適合度合いが弱い場合には、音響が、HPDの周囲を単に迂回してしまう。それゆえに、傾向として、HPDが非常にきつくされて、付け心地が悪くなり、それにより、装着者はHPDを長期間装着しなくなりがちである。
補聴器における最近の開発では、フィードバックの除去により、良質な適合の必要性が回避することに着眼されている。
種々の耳道内装置が、人間の活動範囲で現在、幅広く利用されている。性能の点から、補聴器等のHPDは、絶対に特別適合される必要がある。
1989年8月4日にLebisch他に発行された特許文献1には、型の上、耳甲介(shell)の上、若しくは上部に配置された上部耳甲介(over-shell)の上に頭からかぶせる変形可能なエンベロープを用いて、聴覚障害者の耳の内部に直接に装置を製造するための装置が開示されている。この非常に長く、単調な処理には、多くの組立ステップが必要とされる。
1994年8月2日及び1992年7月21日にCasali他に各々発行された特許文献2及び特許文献3には、所定の大きさの耳栓を選択するために用い得る、若しくは耳栓又は補聴器の型を生成するための型として用い得る特注成型耳栓が開示されている。この耳栓は、現場で個々の耳道に特別適合させるのには不適切である。
2000年3月23日にMclntosh他により提出され、2000年9月26日に公開された特許文献4には、膨張媒体を用いて現場で膨張させるように適合された聴覚装置が開示されている。この装置は、別個のシースによって概ね覆われているコア部分を含む。このシースの取付けには、非常に慎重な扱いが必要であり、特に、音響チューブの邪魔にならないように、遠部シール手段(far-seal-means)を用いて、シースの遠端部を芯部分に結合させる際に、気を付ける必要がある。
米国特許第5,006,055号 米国特許第5,333,622号 米国特許第5,131,411号 カナダ国特許出願第2,302,962/A1号
それゆえに、本発明の一般的な目的は、上述の不利益を除去する拡張可能な耳道内装置を提供することである。
本発明の利点は、この拡張可能な耳道内装置が、個人によって繰返して、非常に適切に再挿入され得ることである。
本発明の更なる利点は、この拡張可能な耳道内装置が単一部品に成型されることである。
本発明の更に別の利点は、この拡張可能な耳道内装置が、ユーザのニーズに応じて、耳栓、フィルタ式耳栓、補聴器、通信装置、若しくは同様のものに、特注生産されることである。
本発明の更なる別の利点は、この拡張可能な耳道内装置がユーザにとって快適であることである。
本発明の更に別の利点は、この拡張可能な耳道内装置が、左側装置若しくは右側装置のいずれかに、左右に関して特異的に適合させ得ることである。
本発明の更なる利点は、この拡張可能な耳道内装置が、ユーザのニーズに応じて、その中に着脱可能に任意の種類の通信装置を受取れるように、特注生産されることである。
本発明により、固化可能な化合物材料を個人の耳道の中に注入することによって、現場で特別適合される拡張可能な耳道内装置が提供され、該装置は、
コア・フォーム形状を備え、プラットフォーム部分及びニップル部分を規定するコア・フォームであって、前記プラットフォーム部分によって、プラットフォーム近位端部と概ね反対に位置するプラットフォーム遠位端部とが規定されており、前記プラットフォーム遠位端部によって、プラットフォーム遠位端周縁部が規定されており、前記ニップル部分によって、ニップル近位端部と概ね反対に位置するニップル遠位端部とが規定されており、前記ニップル部分は、前記耳道と嵌合するように前記プラットフォーム近位端部から一体式に延在しており、前記コア・フォームによって、個人の周囲の環境から耳道に音響を伝導するように、前記ニップル及びプラットフォームの両部分を通して、ニップル近位端部からプラットフォーム遠位端部に概ね延在する音響孔が更に規定されている、コア・フォームと、
前記装置の展開配置において、音響孔に隣接する前記コア・フォームの前記ニップル近位端部から離れて一体式に延在する伸張可能なシースであって、該シースによって、コア・フォーム形状の概ね鏡像であるシース形状が規定されており、前記装置の折返し配置において、前記シースは、前記コア・フォームの上に裏返しに折返されている際に、前記コア・フォーム形状の形状となるように、構成及び大きさにされており、折返し配置の際に、前記シースによって、シース−コア・フォーム間の中間領域が更に規定されており、前記シースは、折返し配置の際に、概ね前記プラットフォーム遠位端周縁部の形状になるシース孔を備えている、シースとを有し、
前記プラットフォームは、前記中間領域に到達するように、前記固化可能な化合物材料が、そこを通って注入することが可能にされており、それにより、前記シースが、完全に前記耳道の形状となるように、且つ閉塞するように、前記コア・フォームから離れて伸張されることによって、耳道内部に装着された前記装置が拡張されることを特徴としている。
好適には、前記プラットフォーム遠位端部及び周縁部によって、前記プラットフォーム遠位端部から外側に突出し、且つ突出面周縁部を規定するプラットフォーム突出面が規定されており、前記シース孔は、前記面周縁部形状になる形状を備えている。
概して、前記シースは、固有な構造的剛性をほとんど有していない薄い伸張可能なポリマー材料である。
好適には、前記コア・フォームは、30 shore−A未満の材料硬度値を備えた概ね固体である。
概して、前記シースは、折返し配置において、前記中間領域にほとんど液体がないように、漏れのない前記コア・フォーム形状になる。
好適には、前記耳道内装置は、単一の成型部品で作られる。
好適には、前記突出面周縁部によって、それに沿って延在する周縁溝が規定されており、前記シース孔によって、孔周縁部が規定されており、該孔周縁部は、折返し配置において、前記中間領域を概ね閉鎖するように、前記孔周縁部と漏れなく嵌合する一体的な隆起部分によって補強されている。
好適には、前記音響孔は第1音響孔であり、前記プラットフォーム部分によって、前記突出面から内側にその中に概ね延在するキャビティが規定されて、それにより、前記キャビティによって、挿入構成要素がその中に着脱可能に、漏れなく、且つ少なくとも部分的に収納され、更に、前記コア・フォームによって、前記キャビティから前記耳道内部に音響を伝導するように、前記ニップル部分及びプラットフォーム部分の両部分を通って、前記ニップル近位端部から前記キャビティに概ね延在する第2音響孔が規定されて、それにより、前記挿入構成要素は、前記第2音響孔を介して前記耳道内部と音響通信を行う。
好適には、前記キャビティは、前記挿入構成要素をその中に着脱可能に保持するための挿入体保持手段を含む。
概して、前記プラットフォーム遠位端部は、前記音響孔を一時的に閉鎖するスリット膜を含んでおり、該スリット膜によって、前記音響孔と通信がなされるように、そこを通して遠隔機器を取外し可能に挿入することが可能にされる。
好適には、前記装置は、前記耳道内装置を処理するように、前記プラットフォーム遠位端部に隣接する前記プラットフォーム部分に固定されるハンドル構成要素を含む。
好適には、前記プラットフォーム部分は、前記プラットフォーム遠位端部と、液体が流通されるべき前記中間領域との間を通って概ね延在する注入スリット・チャネルを含んでおり、該注入スリット・チャネルは、その中に注入装置の一部を取外し可能に受取り、そこを通して前記中間領域の中に前記固化可能な化合物材料が注入される。
概して、前記注入スリット・チャネルは概ね直線形状をしており、前記ハンドル構成要素は、概ね伸長されて、前記プラットフォーム部分の前記注入スリット・チャネルと概ね一列になる長手方向リーチ・スルー・ホールを規定しており、該リーチ・スルー・ホールによって、前記固化可能な化合物材料を含有する注入機器が、前記プラットフォーム部分の内部の前記注入スリット・チャネルの中に案内される。前記ハンドル構成要素の前記リーチ・スルー・ホールは、その一端に閉鎖膜を含んでおり、該閉鎖膜は、前記コア・フォームの前記プラットフォーム部分と接触している。
好適には、前記注入スリット・チャネルは、前記注入機器がそこから引込められるのに応じて自動的に閉鎖される。
代替的に、前記プラットフォーム遠位端部は概ね凸形状を規定しており、該凸形状は、概ね伸長された頂部を備えており、且つ該頂部に関して概ね対称的であり、更に、前記凸形状によって、2つの概ね平面状の面が、その両面の間に共通の遠位端部を規定する前記伸長された頂部を備えて規定されており、前記平面は、前記共通の遠位端部から前記プラットフォーム近位端部に向かって互いに離れて概ね延在している。
好適には、前記2つの面のうちの一方が、プラットフォーム突出面を規定する前記プラットフォーム遠位端周縁部を含んでおり、前記プラットフォーム突出面は、前記プラットフォーム遠位端部から外側に突出し、且つ面周縁部を規定しており、前記シース孔は、前記面周縁部形状となる形状を備えており、折畳み配置において、前記2つの面のうちの他方は、前記シースによって完全に覆われており、それにより、完全に耳甲介腔の形状となるように、前記耳道に応じて個人の耳甲介腔に現場で特別適合される中間領域部分が形成される。
本発明の他の目的及び利点は、付随の図面を適切に参照すると共に、本明細書により提供される詳述を注意深く理解することによって明らかになるであろう。
付随の図面に関連して、本発明の好適実施例を、制限ではなく例示を目的として、ここで説明していく。
図1乃至図8を参照すると、本発明による拡張可能な耳道内装置の一実施例10が図示されている。この装置10は、個人の耳道C及び耳甲介腔Vの内部において、その中に固化可能な化合物材料23を注入することにより、現場で特別適合するように適合されている。この装置10は、プラットフォーム部分30及びニップル部分40を規定するコア・フォーム20を含んでおり、且つコア・フォーム形状を備えている。耳甲介腔Vの中に概ね適合するプラットフォーム部分30によって、プラットフォーム遠位端部32及び概ね反対に位置するプラットフォーム近位端部31が規定され、更に、後者によって、プラットフォーム遠位端周縁部34が規定される。耳道Cの中に概ね適合するニップル部分40によって、ニップル遠位端部43及び概ね反対に位置するニップル近位端部41が規定される。このニップル部分40は、耳道Cと嵌合するようにプラットフォーム近位端部31から一体的に延在している。音響孔21は、周囲から耳道Cの内部に音を伝導するように、ニップル近位端部41からプラットフォーム遠位端部32にニップル40及びプラットフォーム30の両部分を通って概ね延在している。
図1に示される伸展可能なシース50は、コア・フォーム20のニップル近位端部41と一体式であり、装置10の展開配置において、ニップル近位端部41から離れて自由に延在している。このシース50は、コア・フォーム20の形状と概ね鏡像であるシース形状が規定されている。このシース50は、装置10の折返し配置において、コア・フォーム20の上に裏返しに折返されている際に、概ねコア・フォーム形状になるような配置及び大きさにされている。更に、図3に示されるように、折返し配置の際に、このシース50によって、シース−コア・フォーム間の中間領域22が規定される。このシース50は、概ねプラットフォーム遠位端周縁部34の形状にされているシース孔51を備えている。
このプラットフォーム部分30によって、固化可能な化合物材料23が中間領域22に到達するようにその中を通して注入され、シース50がコア・フォームから離れて伸張されて、それにより、装置10が完全に耳道及び耳甲介腔Vの形状になってそこを閉塞するように、耳道Cの内部に適合された装置10が拡張されて、固化可能な化合物材料が完全に固化した後に、装置10を含む単一部品が形成されることが可能になる。当業者には明白である理由により、この中間領域22は、音響孔21と連絡されない。
更に、この耳道内装置10は、プラットフォーム遠位端部32に固定されている、好適には、接着されているハンドル構成要素60を含む。この装置10は、このハンドル60をプラットフォーム部分30に関して配置するためのハンドル配置手段を含む。このハンドル60をコア・フォーム20に関して適切に配置するように、このハンドル60は、好適には、プラットフォーム部分30上の対応するノッチ凹部33と嵌合するようにノッチ61を備えており、図5に示されるように、このノッチ61及びノッチ凹部33によって、ハンドル配置手段が形成される。
固化可能な化合物材料23が装置10の中間領域22内部に適切に流れることを確実にするように、図1に示されるように、プラットフォーム近位端部31は、好適には、ニップル部分40に隣接する半円形凹部35を含む。化合物材料23が半円形凹部35を介してプラットフォーム30遠位端部32から中間領域22に到達することが可能になるように、プラットフォーム遠位端部32と、中間領域22と流体が流通し合う流体半円形凹部35との間を、連通注入スリット・チャネル36が、プラットフォーム部分30を通って概ね延在している。この注入スリット36は、好適には、直線状であり、固化可能な化合物材料23を含有する注射器S等の注入装置の針Nを取外し可能に受入れられるように作られる。当然、この注入スリット・チャネルは36は、シース50がコア・フォーム20の上に折返される前に、プラットフォームを穿孔する鋭利な工具を用いて作られており、シース50が損傷されることはない。
ハンドル60は、概して伸長されており、穿孔工具と注射器Sの針Nとを二者択一的に案内するために、好適には、注入スリット・チャネル36と一列になるように、長手方向リーチ・スルー・ホール62を規定している(図7に破線で示されている)。
このハンドル60の孔62は、ハンドル60がプラットフォーム30上に接着される際に、孔62内部への接着剤のどのような逆流をも防ぐように、好適には、コア・フォーム20と接触するその近位端部において、薄い仕切り膜63を含んでいる。同様にして、中間領域22における同じ内部への注入の直後に、固化可能な化合物材料23のどのような逆流をも防ぐように、注入スリット・チャネル36は、そこから針Nを引込めると、好適には、自動的に閉じるようにされている。
図7に示されるように、プラットフォーム遠位端周縁部34によって、プラットフォーム遠位端部32から外向きにわずかに突出して、突出面周縁部を規定するプラットフォーム突出面37が規定されている。従って、シース孔51は、プラットフォーム突出面37の面周縁部形状をとる形状を備えている。好適には、プラットフォーム突出面37の周縁部上の対応する溝38としっかりと嵌合するように、このシース孔51は、その周縁部が一体的な隆起部分52を用いて補強されている。このシース孔の隆起部分52は、プラットフォーム突出面37の溝38の中に好適に結合されて(若しくは接着されて)、それにより、中間領域22が概ね閉鎖される。音響孔21の遠位端部21dは、プラットフォーム突出面37の内部に配置されており、且つ、好適には、測定装置のマイクロフォン若しくは同様の遠隔機器(図示せず)が、そこを通して取外し可能に挿入されていない時には、それを一時的に閉鎖するスリット膜24によって終端している。
更に、図2及び図6に図示されているように、このプラットフォーム遠位端部32は、概ね伸長された頂部26を備えた概ね凸形状を規定しており、頂部26に関して概ね対称的である。この凸形状は、その間に共通の遠位端部を規定する先端26を備えた、2つの概ね平面状の面25が規定される。両平面25は、共通の遠位端部26から、互いから離れて、概ね下向きに、プラットフォーム近位端部31に向かって近位端部方向に延在する。2つの面25のうちの一方だけが、プラットフォーム突出面37を規定するプラットフォーム遠位端周縁部34を含んでいるのに対して、他方は、耳道内装置10の折返し配置においてシース50によって完全に覆われて、それにより、完全に同一形状にするように個人の耳甲介腔Vの現場で特別適合される中間領域22部分が形成される。当然、このシース孔51は、対応する突出面37と同じ側に配置されている。面25を形成する凸部形状のこの勾配によって、この装置10が、左側装置若しくは右側装置のいずれかに、左右に関して特異的となり、且ついずれか一方だけが個人の耳の外に突出する突出面37に固定されるハンドル60を備えることが可能にされる。
更に、耳道Cの中に挿入するためにニップル部分40は、概ね円錐形状をしている必要性があるので、この装置10は、それが耳道Cから外にスライドして出てしまうことを防止するように保持構成要素が必要である。従って、シース50によって完全に覆われている面25を備えたプラットフォーム30の側部は、耳の耳甲介腔Vの中に設定されるように、構成及び大きさにされて、それにより、必要な保持が提供される。
ハンドル60が取付けられて、注入スリット・チャネル36が作られた後に、このシース50は、コア・フォーム20の上に裏返しに徐々に折返される。好適には、中間領域22に流体がほとんど存在しないように、且つその中に空気が閉じ込められないように、このシース50は、漏れのないコア・フォーム20の形状になる。安全のために、このシース50を折返した後、その孔51は、突出面37の周囲全てで接着され、その中に閉じ込められた空気を除去するように中間領域22が概ね真空に引かれる。この時点で、図7に示されるように、装置10を耳道Cの中に挿入して、耳道内装置10を現場で特別適合させるように、中間領域22の中に固化可能な化合物材料23を注入する準備が整った状態になる。次に、このシース50は、完全に耳道Cの形状になり、且つそこを閉塞するように、コア・フォーム20から離れて伸張される。同様にして、この装置10の保持構成要素領域においても、固化可能な化合物材料が充填された中間領域22部分が、完全に個人の耳甲介腔Vの形状となるように同時に拡張される。次に、化合物材料23が完全に固化した後に、この装置10が耳道Cから取外される。
伸張可能なシース50が固有の構造的剛性をほとんど有さない薄い材料であるのに対して、このコア・フォーム20は、概して、固有の構造的剛性が非常に強い十分な剛体であり、且つ固体である。両者は共に、好適には、硬度が30 shore−A未満である、好適には、シリコンの類、若しくは同等の材料でできている単一成型部品である。従って、図1に示されるように、ニップル近位端部41におけるコア・フォーム突出部42は、好適には、音響孔21、28の成型の目的のみのために存在している。好適には、図3及び図4に示されるように、シース50の上に折返された後に、それらは、切り落とされる。この固化可能な化合物材料23は、好適には、一度、完全に硬化してしまえば、好適には30shore−A未満の硬度を有するゴム様の材料である。
更に、コア・フォーム20の材料がかなりの弾性を有する点を考慮して、耳道内装置10のプラットフォーム部分30によって、着脱可能に、漏れなく、且つ少なくとも部分的に挿入構成要素70がその中に収納されるように、キャビティ27が好適に規定される。このキャビティ27は、突出面37から内向きに概ね延在する。更に、コア・フォーム20によって、キャビティ27から耳道Cの内部に音が伝導されて、挿入構成要素70が耳道C内部と音のやりとりが可能となるように、ニップル40及びプラットフォーム30の両部分を通ってニップル近位端部41からプラットフォーム30のキャビティ27に概ね延在する第2音響孔が規定される。この第2音響孔28は、第1音響孔と概ね平行に延びているが、プラットフォーム遠位端部32に隣接する領域だけは例外的であり、それらは互いにわずかに広がっている。
好適には、キャビティは、その中に取外し可能に挿入体30を保持するように、挿入体保持手段を含んでいる。好適には、この挿入体保持手段は、挿入体70の相補的なロッキング・ステップ71によって着脱可能に嵌合されるようにステップを規定するハンドル60の下側部分によって形成される。
好適には、ハンドル60及び挿入体70は共に、概ね50乃至80 shore−Aの硬度を有するシリコンの類若しくは同様の材料で作られている。
図1乃至図7に示されるように、挿入構成要素70は、第2音響孔28を単純に閉塞するプラグ構成要素であってもよく、それにより、耳道内装置10は、従来式の耳栓装置となる。
所望に応じて、この挿入構成要素70は、第2音響孔28と通信するための通信要素72を含む。それに応じて、好適には、通信要素72が、許容された周波数領域が耳道Cの内側に到達可能となるように、第2音響孔28が適切な大きさに拡張された形態である帯域通過フィルタであってよく、それにより、耳道内装置10が従来式のフィルタ式耳栓装置となる。
更に、図8に示されるように、挿入体70aの通信要素72は、音を周囲から第2音響孔に所定の周波数領域の範囲内で増幅するべく、電子回路(当技術分野では公知であり、図示せず)若しくは同様なものによって、取外し可能に結合されるように適合された挿入キャビティ73であってよく、それにより、耳道内装置10が、より一般的には耳道内(ITE)補聴器として公知である従来式の補聴器となる。同様にして、通信要素72は、その遠位端部において公知の耳後部(BTE)補聴器若しくは同様のもの等の外部補聴器によって結合されるように適合されており、且つその近位端部において第2音響孔28と通じている単純な音響孔拡張体(図示せず)であってよく、それにより、耳道内装置10が従来式の補聴器適合装置となる。
或いは、通信要素72若しくは単に挿入構成要素70のいずれかが、挿入キャビティ73の内部に着脱可能に取付けられるように適合されたコンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、携帯型(若しくはGSM:Global System for Mobile communications)電話、手持ち型(若しくはパーム式)コンピュータ、若しくは同様のもの等の従来式電子装置からの、無線若しくは有線の、単純な音響出力コネクタであってもよい。
個人が、本発明による一組の自分の耳道内装置10を装着している際に、紛失してしまうことを防止するように、両ハンドル60の各孔62は、コード若しくは同様なものの各端部に固定されている各弾性プラグ構成要素(図示せず)によって着脱可能に嵌合されて、それにより両デバイス10が1つに固定されてもよい。
本発明の拡張可能な耳道内装置は、ある程度、特異的に説明がなされてきたが、この開示は、例示のみを目的としており、本発明は、ここで説明及び図示がなされたそれらの実施例の特性に制限されるものではなく、付随の請求項に記載されている本発明の精神及び範疇内での全ての変形及び修正を含んでいることを理解されたい。
本発明による拡張可能な耳道内装置の一実施例の組立分解側面図であり、コア・フォームの外に一体的に延在するシースが展開配置で示されている。 図1の実施例の底面図である。 図1の実施例の側面図であり、折返し配置において、コア・フォーム上で裏返しに折返されているシースが示されている。 図2の実施例の底面図である。 図3の5−5線に沿ってとられた部分拡大断面図であり、プラットフォーム部分に固定されたハンドル構成要素が示されている。 図3の6−6線に沿ってとられた拡大断面図である。 個人の耳道及び耳甲介腔の内部に挿入されて、完全に同一の形状となるように固化可能材料により拡張された、図2の実施例の断面図である。 キャビティと嵌合する挿入構成要素の別実施例の斜視図である。

Claims (21)

  1. 固化可能な化合物を用いることによって個人の耳道内に注入して現場でその内部形状に適合させ得るようにした拡張可能な耳道内装置であって、
    前記耳道内に挿入可能なニップル部分を形成するコア・フォームと、
    前記耳道の外部の或る位置から前記耳道の内部の或る位置まで前記ニップル部分を貫通して延在して音響を伝導可能な音響孔と、
    前記コア・フォームの前記ニップル部分の前記耳道内に挿入される側の末端ら延出するように前記コア・フォームと一体的に設けられた、変形可能なシースとを有し、
    前記変形可能なシースは、第1の形状と第2の形状との間で変形可能であり、前記シースが前記第1の形状にあるときには前記シースは前記コア・フォームに結合し、前記ニップル部分との結合部から前記ニップル部分とは反対側の方向に延出した状態にあり、前記シースが前記第2の形状にあるときには前記シースは前記ニップル部分を実質的に外囲する形で前記コア・フォームを覆った状態にあり、前記シースは前記第1の形状から前記第2の形状に裏返して折畳むことが可能で、前記シースが前記第2の形状にあるときに前記シースと前記コア・フォームとの間に空間が画定され、その空間は前記固化可能な化合物で満たされ得ることを特徴とする耳道内装置。
  2. 前記コア・フォームが更に、前記装置を装着して前記ニップル部分を前記耳道内に挿入した時に耳道の外部に位置し耳甲介腔のなかに適合される部分であるプラットフォーム部分を形成しており、前記プラットフォーム部分は、前記装置の装着時に外部に露出される側の部分であるプラットフォーム遠位端部とその反対側の前記装置の装着時に前記耳甲介腔に対向する部分であるプラットフォーム近位端部とを有し、前記ニップル部分は前記プラットフォーム近位端部に隣接する位置から離れる方向に延出しており、前記ニップル部分は、前記プラットフォーム部分に隣接する側の端部であるニップル遠位端部と、その反対側の前記装置の装着時に耳道内に最も深い部分に達する端部であるニップル近位端部を有することを特徴とし、
    前記シースは、前記シースが前記第1の形状にあるときに前記ニップル近位端部に隣接した位置から一体的に延出し、前記第2の形状にあるときには前記ニップル部分を実質的に外囲する形で前記コア・フォームを覆った状態にあり、前記シースはそれを貫通する孔を画定しており、前記シースが前記第2の形状にあるときに前記孔は前記プラットフォーム遠位端部の上にあることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記プラットフォーム遠位端部は、前記音響孔に連通する孔を画定するように環状をなし、僅かに突出しているプラットフォーム突出面を有するプラットフォーム遠位端周縁部を有し、前記シースの前記孔は、前記プラットフォーム突出面の周縁部に適合した形状を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記音響孔が、前記耳道の内部の前記ニップル近位端部に隣接する位置から、前記耳道の外部の前記プラットフォーム遠位端部に隣接する位置まで延在することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 前記シースが、前記第2の形状にあるとき前記コア・フォームを密着状態で覆っていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記コア・フォームと前記シースとが、成型により単一部品として形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記シースの前記孔が、前記シースから一体的に延出する隆起部分によって補強された周縁部を有し、前記隆起部分は前記プラットフォーム遠位端部の前記プラットフォーム突出面の前記周縁部上の対応する周縁溝に密封状態で係合することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  8. 前記プラットフォーム部分は、前記プラットフォーム遠位端部に隣接する位置からその内部に延在するキャビティを有し、
    前記耳道内装置は更に、
    前記プラットフォーム部分の前記キャビティに着脱自在に密封状態で係合する挿入構成要素と、
    前記ニップル近位端部の隣接するある位置から前記プラットフォーム部分の前記キャビティへ前記ニップル部分及び前記プラットフォーム部分の両部分を貫通して延在し、それを通して音響を伝達する第2音響孔とを有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  9. 前記挿入構成要素は、前記第2音響孔を閉鎖するプラグ状部材であり、前記耳道内装置が耳栓となることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記挿入構成要素は、前記第2音響孔に音響を伝達するための外部−第2音響孔間音響伝達手段を含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 前記外部−第2音響孔間音響伝達手段が、許容された周波数領域が耳道の内側に到達可能となるようにする帯域通過フィルタ機能を有し、これによって前記耳道内装置をフィルタ付き耳栓型装置として機能させることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記通信要素が、電子回路要素を着脱自在に取り付けるための、前記挿入構成要素の内部に延在する第2キャビティを有し、前記電子回路要素は、所定の周波数範囲の音響を増幅し、前記耳道から前記第2音響孔に伝達し、これによって前記耳道内装置を補聴器として機能させることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 前記通信要素が、前記挿入構成要素内に延在する第2音響孔拡張部であり、前記第2音響孔拡張部は、その近位端において前記第2音響孔に連通し、その遠位端に外部補聴器が取り付けられ、これによって前記耳道内装置を補聴器取り付け手段として機能させることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  14. 前記第1音響孔が、前記プラットフォーム遠位端部の近傍の位置においてスリット膜によって終端しており、前記スリット膜は遠隔装置が取り付けられていないときは常に前記第1音響孔を閉鎖していることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  15. 前記プラットフォーム遠位端部に隣接する位置に固定されているハンドル構成要素を含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  16. 前記ハンドル構成要素が、前記コア・フォームの前記プラットフォーム部分に接着されていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記ハンドル構成要素は、それを前記コア・フォームに対して適切に位置付けるための前記プラットフォーム部分上の対応するノッチ凹部に係合するノッチを備えており、
    前記ハンドル構成要素は、前記プラットフォーム部分内のスリット・チャネルに前記固化可能な化合物を含む注入装置を案内するための、細長い形状のリーチ・スルー・ホールを有し、
    前記スリット・チャネルは、前記固化可能な化合物が前記スリット・チャネルから前記シースと前記コア・フォームとの間の前記空間に流れるように前記空間に連通していることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 前記ハンドル構成要素の前記リーチ・スルー・ホールが、前記コア・フォームと接触する膜によって閉鎖されることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記スリット・チャネルが、そこから前記注入装置を引き出すときに自動的に閉鎖されることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  20. 前記プラットフォーム遠位端部が凸形状をなし、前記凸形状は、伸長された頂部を有しており、前記頂部に関して対称的な形状であり、かつ前記凸形状は、それらの間に共通の遠位端部を有する前記伸長された頂部を備えた2つの平坦な面を有しており、前記2つの面は、前記プラットフォーム近位端部に向かって、前記共通の遠位端部から互いに離れる向きに延在していることを特徴とする請求項に記載の装置。
  21. 前記2つの面の一方は、前記音響孔に連通するキャビティの開口を画定するように環状をなし、僅かに突出したプラットフォーム突出面を有するプラットフォーム遠位端周縁部を有しており、前記シースの前記孔は、前記プラットフォーム突出面の周縁部に適合した形状を有し、前記2つの面の他方は、前記シースが前記第2の形状にあるときには前記シースによって完全に覆われ、個人の耳道の内部形状に現場で適合され得ることを特徴とする請求項20に記載の装置。
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