JP4123751B2 - 複写機 - Google Patents

複写機 Download PDF

Info

Publication number
JP4123751B2
JP4123751B2 JP2001290862A JP2001290862A JP4123751B2 JP 4123751 B2 JP4123751 B2 JP 4123751B2 JP 2001290862 A JP2001290862 A JP 2001290862A JP 2001290862 A JP2001290862 A JP 2001290862A JP 4123751 B2 JP4123751 B2 JP 4123751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation screen
identification information
file
user identification
copying machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001290862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003099174A (ja
Inventor
和広 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2001290862A priority Critical patent/JP4123751B2/ja
Publication of JP2003099174A publication Critical patent/JP2003099174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4123751B2 publication Critical patent/JP4123751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の複写機等の機器では、マンマシーンインターフェースとして、機器の操作メニューを液晶ディスプレイ等に操作画面として表示しており、該画面をページ記述言語で作成することで操作を分かりやすくして操作性を向上させる工夫がなされている。
例えば、特開平11−25114号公報や特開2000−222089号公報では、HTMLテキストに基づいてキー操作等と連動する操作メニューを表示可能とした装置が示されている。
該装置では、マウスがないテレビやワードやワードプロセッサにおいて操作者による操作を受け付けて所定の処理を行うことが可能とされており、操作性を向上させることを可能にしている。
【0003】
また、操作性を向上させるために操作の履歴を記憶し、これを呼び出すことを可能とした技術が提案されている(特開2000−235466号公報や特開2001−127867号公報)。
該装置では、操作履歴を再現できるので、繰り返し操作を行う際に操作の手間を軽減して操作性を向上させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複写機の使用において、社内での業務用途の異なる部門やユーザーによっては必要な操作が異なったり、操作の手順が異なったりすることがあり、またユーザーによって好みのメニュー形式が異なることも多い。これらの要望に対しては、上記の従来技術では応えることができない。
上記の要望に対しては、メニューの階層を深くして多メニュー化したり、操作画面の編集を可能にして最適な操作画面や好みの操作画面を表示できるようにしたりすることが考えられる。しかし、前者では、操作者による操作ステップが増えて操作が面倒になるという問題がある。また、後者では、編集者以外のユーザーにとっては逆に使いづらい操作画面になることもあり、結局は多メニュー化したり汎用的な操作画面を使わざるを得ないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、各部門や各ユーザーにおいて幅広く複写機の操作勝手を向上させることができる複写機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の複写機は、ユーザー識別情報に関連付けて複数の操作画面ファイルを記憶する記憶手段と、IDカードのユーザー識別情報を読み取るカードリーダと、該カードリーダにより読み取られたユーザー識別情報に基づいて、該ユーザー識別情報に対応する操作画面ファイルを前記憶手段から読み出す読み出し手段と、読み出された操作画面ファイルに基づいて操作画面を表示させる表示手段と、該操作画面に対応する操作者の操作入力を受ける操作入力手段と、前記操作画面ファイルの新規作成または変更編集が可能であり、前記ユーザー識別情報に関連付けて編集された操作画面ファイルを前記記憶手段に記憶する編集手段を備え、前記操作画面ファイルが、HTMLまたはXMLのページ記述言語により構成されており、前記操作画面には、リンク先パス名または操作コマンドが記述されているリンクが表示されることを特徴とする。
【0015】
すなわち本発明の複写機によれば、取得されたユーザー識別情報に基づいて予め記憶された操作画面ファイルが呼び出され、該ファイルに基づいて操作画面が表示される。操作者は、該操作画面に従って操作入力を行うことができ、該操作入力に応じて複写機の制御が実行される。この方法では、ユーザー識別情報で識別されるユーザーに対応して操作画面を表示することができ、部門毎や操作者個々に適した操作画面の表示を可能にすることにより複写機の操作性を向上させる。
【0016】
そして、本発明の複写機によれば、ユーザー識別情報に対応して操作画面ファイルが記憶手段に記憶されており、使用を意図するユーザーの識別情報が識別情報取得手段により取得される。読み出し手段では、取得された識別情報に基づいて上記記憶手段から識別情報に対応する操作画面ファイルが読み出され、表示手段では、該操作画面ファイルに基づいて、操作画面を表示部に表示させる。操作入力手段では、上記操作画面に対応して操作者の操作入力を受け付け、複写機の制御実行を可能にする。
【0017】
ユーザー識別情報としては、操作者である個々のユーザーを識別したり、または一群の操作者をユーザーとして識別したり、複数の使用機器の個々をユーザーとしての識別を行ったりする。識別情報としてはユーザーコードや機器アドレスなどを用いることができるが、本発明としてはユーザーとして識別できるものであればよく、その種別は限定されない。ユーザー識別情報取得手段としては、操作者であるユーザーがキーボード等を介して入力するコード等を情報として取得するものや、識別情報を記録してユーザーに予め配布した磁気カードやICカード等のIDカードを読みとるカード読み取り機や、ネットワークに接続された機器のアドレス等のエージェント情報を認識する管理サーバにより構成することができる。
【0018】
操作画面ファイルは、操作画面を表示するためのデータを備えたファイルである。該ファイルはユーザー識別情報に対応させて適宜の記憶手段に記憶しておく。該記憶手段としては、HDD等の大容量ディスク装置や光ディスク、光磁気ディスクなど任意の記憶媒体を用いることができる。また、ユーザー識別情報を記憶しているICカード等を上記の記憶手段として用いることもできる。
【0019】
該操作画面ファイルは、適宜の編集手段により新規作成したり、変更したりできるのが望ましい。これによりユーザーや機器の配置部門等に合わせてより操作性のよい操作画面を提供することができる。この操作画面ファイルは、HTML、XML等のページ記述言語により構成すれば、意図する編集画面を得るように容易に編集作業を行うことができる。
【0020】
操作画面ファイルは編集手段により編集作業を行うことができる。該編集手段は、キーボード、マウス等の適宜の入力機器と、編集内容を確認できるディスプレイ等を備えるものであればよい。該編集手段は、制御対象となる機器に備えるものでもよく、また、ネットワークを介して接続される端末やサーバに備えるものであってもよい。この編集手段で編集された操作画面ファイルは、ユーザー識別情報に対応して上記した記憶手段に記憶されるが、該記憶手段も編集手段と同様に制御対象となる機器に備えてもよく、また、ネットワークを介して接続される端末やサーバに備えてもよい。さらに編集手段と記憶手段とは、同一の装置に備える他、ネットワークを介して接続される他の装置にそれぞれ備えられるものであってもよい。
【0021】
記憶手段に記憶された操作画面ファイルは、適宜の読み出し手段によってユーザー識別情報に対応して読み出される。該読み出し手段としては、記憶手段を制御するCPUなどを利用することができる。記憶手段では通常、操作画面ファイルとユーザー識別情報とをリンクした形でデータベース化する。ただし、本発明としては該データベースの構造が特に限定されるものではない。
【0022】
操作画面ファイルは、表示手段を用いるなどしてディスプレイに表示させる。表示手段は、操作画面ファイルの内容を表示用のデータに変換し、液晶ディスプレイ等で構成される表示部を制御して、該表示部に操作画面を表示する。表示手段としてはCPU、ディスプレイ制御プログラムにより構成することができる。
【0023】
さらに、本発明の装置では、上記操作画面に従って操作者が入力を行うことができる操作入力手段を備えており、該手段としてはキーボードやマウス等を利用することができる。該操作入力手段による操作結果、操作過程は、操作画面に反映するのが望ましく、操作入力手段により受け付けられた情報を上記表示手段に送り、表示部に表示させる。
【0024】
操作入力手段により入力された操作情報は、必要に応じて機器を制御する機器制御手段等に送信され、機器の制御を実行する。機器の制御内容は、機器の種別、操作目的ににより異なり、本発明としては特に限定されない。また、機器の構成、用途等においても特に限定されるものではなく、操作者の操作によって制御される種々の機器を対象とすることができる。
【0025】
なお、上記複写機では、複写機の使用終了を検知して操作画面表示を初期化して、後で使用するユーザーに備えるのが望ましい。使用終了の検知方法は種々の方法があり、例えば一定時間操作がなされないことによるタイムアウトによって終了検知したり、ユーザー識別情報を記録した情報カード等を取得手段から取り去ることによって終了検知したりすることができる。
【0026】
なお、終了検知による初期化で汎用的な操作画面を表示するものとすれば、カスタマイズされた操作画面を必要としないユーザーでは、そのまま該操作画面を使用することを可能にする。また、ユーザーに対応してカスタマイズされた操作画面を使用する場合には、前記方法に従って、読み出された操作画面ファイルに基づいて操作画面が表示される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の複写機の概略を示すブロック図である。
入力制御装置は、ユーザー情報識別取得手段であるカードリーダ1と、ユーザー識別情報に対応して操作画面ファイルを記憶する記憶部2と、操作画面ファイルを編集する編集手段3と、表示部であるLCD(液晶)パネル4と、該液晶パネル4を制御する表示制御部5と、操作入力を行う操作入力手段6、これら個々を制御する複写機制御手段7とを有しており、該複写機制御手段7は、さらに複写機本体8を制御するべく複写機本体8に接続されており、これらは複写機として一体に機器を構成している。
【0028】
上記機器におけるカードリーダ1は、操作者に個々またはグループ毎に貸与され、ユーザー識別情報が記録されている磁気カード等のIDカード10をセットしてIDカード10からユーザー識別情報を読み取りデータとして取得するものである。取得されたデータは複写機制御部7に送られ、課金や後述する操作画面の制御に利用される。
【0029】
記憶部2には、HDD等の記録媒体が用いられ、ユーザー識別情報に関連付けて操作画面ファイルを記憶しておく。これによりユーザー識別情報に対応して操作画面ファイルを読み出すことができる。本実施形態では、複写機制御部7が該ファイルを読み出すための読み出し手段としても機能する。
【0030】
操作画面ファイルは、操作画面を表示するための情報を持ったファイルであり、好適にはHTML、XML等のページ記述言語により作成されている。図2は、HTMLによって作成された操作画面ファイルの内容の一例のリストと、該ファイルに基づいて表示される画面を表示したもである。該リストを変更することにより、操作画面を容易に変更することが可能である。また、記憶部2には、その他のデータを記憶することもできる。例えば、複写機の使用が許可されているユーザー識別情報や、該識別情報に対応して複写枚数をカウントし、枚数や算出された料金を課金情報として記憶しておく。
【0031】
編集手段3は、上記操作画面ファイルを新規に作成したり、既存のファイルを変更するものであり、適宜の入力装置、例えばキーボード等によりファイル内容を編集する。該編集手段3は、複写機に備えるものでもよいが、コンピュータ等を編集手段として利用し、得られたファイルを複写機に取り込むものであってもよい。取り込み方法としては、FDD等の記録媒体を介して取り込んだり、複写機と端末コンピュータとをネットワークを介して接続し、該ネットワークを通してファイルを送受信するものであってもよい。複写機制御部7では、編集された操作画面ファイルをユーザー識別情報に関連付けて上記記憶部2に記憶しておく。
【0032】
表示制御部5は、複写機制御部7で生成された表示画面データに基づいてLCDパネル4を制御するものであり、該表示制御部5とLCDパネル4とにより表示手段が構成される。なお、この実施形態では、表示制御部5を別途設けたが、複写機制御部7の一機能として表示制御を行うことも可能である。LCDパネル4は、複写機の適所に設けられ、操作者が見やすい位置に設けられる。通常は、複写機の前面部に設けられる。
【0033】
操作入力手段6は、図3に示すように、LCDパネル4に近接して配置されており、操作画面を見ながら入力を行うことができる。操作入力手段6は、テンキー群6aと、決定キー付き四方カーソル6bと、「進む」キー6c、「戻る」キー6d、「ブックマーク」キー6eからなる。
各キーは押し下げ可能になっており、キーの押し下げは複写機制御部7において検知され、それぞれのキーに割り当てられた動作を行う。操作画面に対する操作(「戻る」等)を行うキーでは、該操作に従って操作画面表示の変更を行う。
【0034】
複写機本体8は複写機機能を果たす主要部であり既知の構成からなる。その構成の詳細な説明はここでは省略する。
【0035】
次に、上記複写機における機器の制御方法について説明する。
先ず、上記機器では、記憶部2において操作画面ファイルが記憶されている。この操作画面ファイルの編集、記憶の一例について図4、5のフローチャートに基づいて説明する。なお、操作画面ファイルの編集、記憶は、事前に初期設定として行っておくものであり、機器の常時での操作においては通常は行われない。
【0036】
操作画面ファイルの編集では、例えば、複写機の初期操作画面に「カスタムページ作成」メニューを設けておき、該メニューを選択すると、複写機のLCDパネル4上でカスタムメニューページ作成を行えるように構成する。
編集に際しては、新規ファイルの作成であるか否かが確認され(ステップSE1)、新規ファイルの作成でない場合には、既存のページを記憶部2から呼び出して(ステップSEB1)、編集するべくステップSE5に移行する。なお、既存ページの呼び出しに際しては、ファイル名やユーザー識別情報等の呼び出しに必要な情報を入力する。
【0037】
一方、新規ファイルの作成である場合には、新規ページの作成工程に移行する(ステップSE2)。該工程では、順次、新規ページ作成、タイトル入力(ステップSE3)、ページデザイン作成(ステップSE4)を行う。
【0038】
これらの工程後、メニューの追加があるか否かが確認され(ステップSE5)、メニュー追加がない場合には、メニュー削除工程へと移行する(ステップSE9以降)。メニューの追加がある場合、設定操作工程に移行する(ステップSE6)、設定操作では、順次、設定操作の策定、操作タイトル入力(ステップSE7)、ページに追記(ステップSE8)を行う。
【0039】
「メニュー追加」では、「操作の登録」を行えるようにしてユーザーが行う設定操作を操作検知手段等で検知し、該操作を記録して、操作が終了したら、その操作にタイトルを付与し、コマンドとして当該操作画面ファイルに追加・更新するようにしてメニュー追加を行えるようにしてもよい。これらの工程後、メニュー削除工程に移行する。
【0040】
メニュー削除工程では、メニューの削除を行うか否かの確認がなされる(ステップSE9)。メニューの削除を行う場合、次ステップで削除メニューを選択し(ステップSE10)、削除を実行し(ステップSE11)、操作画面を更新する。その後、登録処理工程に移行する。また、ステップSE9でメニューの削除を行わないことを確認した場合、直ちに登録処理工程に移行する。
【0041】
登録処理工程では、先ず、登録を行うか否かの確認がなされ(ステップSE12)、登録を行わない場合には、操作画面ファイルの編集処理を終了する。一方、登録を行う場合には、ユーザー識別情報を入力する(ステップSE13)。該情報の入力は、操作者により入力してもよく、また、カードリーダ1でIDカードを読み込み、該読み込みで得られるユーザー識別情報を用いるものであってもよい。上記識別情報の入力処理を行った後、ユーザー識別情報に関連付けて編集した操作画面ファイルを記憶部2に記憶して(ステップSE14)、操作画面編集処理を終了する。
【0042】
次に、複写機の入力制御の手順を図6に基づいて説明する。
複写機の動作において電源のON等により起動し、LCDパネル4に初期操作画面表示を行う(ステップS1)。該画面表示のための情報は、図示しないROMや記憶部2等に記録しておき、複写機制御部7を介して読み出す。読み出された情報は、操作画面としてデータ変換され、表示制御部5に送信された後、LCDパネル4に表示される。
【0043】
その後、カードリーダ1にIDカード10をセットすることにより、IDカードに記録されたユーザー識別情報が読み出され、データとして取得される(ステップS2)。複写機制御部7では、取得されたユーザー識別情報が、記憶部2に記憶されている適正な情報であるか否かを判定し(ステップS3)、適正な情報でないと判定した場合、複写機の使用を許可せず、電源OFFかどうかが判定され(ステップS13)、電源OFFでない場合、操作画面を初期化した後(ステップS14)、ステップS1に戻る。
【0044】
ステップS3で、ユーザー識別情報が適正であると判定された場合、複写機制御部7では、取得されたユーザー識別情報に基づいて、該情報に対応した操作画面ファイルを記憶部2から読み出す(ステップS4)。該読み出しにおいて、ユーザー識別情報に対応する操作画面ファイルが記憶部2に存在するか否かを確認し(ステップS5)、存在しない場合は、初期操作画面ファイルを読み出し(ステップSB1)、該ファイルに基づいて初期操作画面データを生成し(ステップSB2)、操作画面をLCDパネル4に表示する(ステップS7)。このようにユーザー識別情報に対応する操作画面ファイルが存在しない場合としては、ユーザーや部門によってはカスタマイズされた操作画面を必要とせず、汎用の操作画面を使用する場合である。
【0045】
ステップS5で操作画面ファイルの存在が確認された場合、読み出されたファイルに基づいて操作画面データを生成し(ステップS6)、ステップS7で操作画面をLCDパネル4に表示する。該操作画面の表示内容を操作入力手段6とともに図7に示す。
【0046】
該操作画面では複合機の操作コマンドもしくは他の操作画面への移動が可能となる部分には、画像反転、囲み等のリンク表示がされ、操作画面ファイルの当該リンク部分にはリンク先パス名もしくは操作コマンドが記述されている。リンク箇所をユーザーが指定(マウスでクリック、決定ボタン、タッチパネルで直接指定等)すると、選択されたリンクのパス名に該当する操作画面ファイルの読込・表示もしくは選択されたコマンドを実行する。
【0047】
また、操作画面で表示された操作画面ファイルの履歴としてパス名が記憶されており、「戻る」「進む」ボタンで任意の操作画面に戻ることが可能である。「ブックマークに記憶する」ボタンで、表示している操作画面のパス名をブックマーク記憶ファイルに記憶する。「ブックマーク」ボタンで、ブックマーク記憶手段に記憶されたパス名に対応づけられた画面名称の一覧が表示され、任意の画面名称を選択すると対応するパス名の操作画面ファイルを呼び出し、画面表示される。
【0048】
次に、ステップS8では、複写機操作が終了状態にあるか否かが検知される。終了状態は、操作者による終了操作やIDカードの抜き取り、一定時間無操作の状態にあるタイムアウトなどにより発生する。終了状態にあると判定された場合、ステップS13で電源OFFであるか否かが確認され、電源OFFでない場合、操作画面を初期化した後、ステップS1へと移行する。ステップS8で終了状態にないと判定された場合、引き続き、操作画面に従って、操作者による操作入力がなされる(ステップS9)。図8は、図7におけるメニューNo.1の「縮小レイアウトコピー」を選択した結果、表示される操作画面(サブメニュー)を示すものであり、図7でメニューNo.1が囲み状態にあるときに、決定キーを押すことにより、階層化された上記画面が表示される。操作者は操作画面における適宜のメニューをカーソルキー6bの操作等により選択する。
【0049】
操作入力において、複写機を実行動させるメニューが選択されると(ステップS10)、該メニューの内容に従って、複写機制御部7は、複写機本体8を制御し、制御を実行する(ステップS11)。実行処理後は、複写枚数のカウント等によりユーザー識別情報に基づいた課金処理がなされる(ステップS12)。その後は、再度、ステップS4に移行して操作画面ファイルを読み出す。処理が必要でない場合には、ステップS8においてIDカード10をカードリーダ1から抜き取る等して終了処理がなされる。
【0050】
上記の制御方法では、IDカード10をカードリーダ1にセットすることにより、ユーザーに適した操作画面が表示されるので、操作者は操作勝手がよく、無駄な操作を経ることなく必要な操作を効率的に行って所望の機器制御を行うことが可能になる。該方法は、課金処理等に利用されるIDカードを利用して行うので、操作者は、特別な意識を持つことなく自分に適した操作画面に基づいて操作を行うことができる。
【0051】
(実施形態2)
上記実施形態は、各構成が、複写機として一体化されたものについて説明したが、本発明としては、ネットワークを介して各構成が分散したシステムにより構成されたものであってもよい。以下にその実施形態を図9に基づき説明する。
【0052】
制御対象となる機器である複写機20は、実施形態1と同様に、複写機制御部21、複写機本体22、カードリーダ23、操作入力手段24、表示部25を備えており、複写機制御部21には、ネットワーク通信手段26が接続され、該ネットワーク通信手段26は、LAN等のネットワーク28に接続されている。複写機制御部21は、複写機20の個々の構成を制御し、また、外部のネットワーク28との間の通信を制御する。この実施形態では、複写機制御部21が表示制御部の機能も果たしている。
上記ネットワーク28には、他の機器(図示しない)が接続されているとともに、端末30およびサーバ40が接続されている。端末30は、キーボード等で構成される編集手段31およびモニタ32を備えており、サーバ40は、記憶部41と該記憶部41の制御が可能なCPU42を備えている。
【0053】
次に、上記システムの動作について説明する。なお、機器制御の手順は、実施形態1におけるフローチャート図と同様であるので、フローチャート図を省略し、説明を簡略化する。
サーバ40では、各ユーザー識別情報によって機器の操作許可情報、課金情報が記憶部41に記憶されて管理されており、さらに該記憶部41には、ユーザー識別情報に関連付けて操作画面ファイルが記憶されている。該操作画面ファイルの内容は、実施形態1と同様である。
【0054】
該操作画面ファイルを編集する場合は、端末30において編集手段31によりモニタ32で確認しつつ編集作業を行う。なお、既存の操作画面ファイルを編集する場合は、ネットワーク28を介してサーバ40に操作画面ファイルの送信を要求する。サーバ40では、該要求に従って、操作画面ファイルを呼び出し、該ファイルをネットワーク28を介して端末30に送信する。
端末30では、編集手段において新規または既存のファイルを作成、変更し、編集が完了した後は、サーバ40にユーザー識別情報を付加して該ファイルを送信する。サーバ40では、受信したファイルをユーザー識別情報に関連付けて記憶部41に記憶する。
【0055】
なお、上記では、ネットワークを介して操作画面ファイルの送受信を行うものとして説明したが、FD等の記録媒体を用いてデータの入出力を行うことも可能である。
操作画面ファイルは、上記の如くユーザーが独自のものを作成して記憶させることも可能であるが、予め作成されたものをネットワーク上で配信したり、記憶媒体を配布することも可能である。
【0056】
複写機20では、電源をONにすることにより初期操作画面が表示され、使用を意図する操作者がカードリーダ23にIDカード(図示しない)をセットすることにより、IDカードからユーザー識別情報が呼び出される。取得されたユーザー識別情報は、複写機制御部21において、ネットワーク通信手段26、ネットワーク28を介してサーバ40へと送信される。サーバ40では、該識別情報を受信し、記憶部41で該識別情報が操作許可されているものかどうかを確認し、許可されていない識別情報である場合には、その結果をネットワーク28を介して複写機20に送信する。複写機20では、該情報に基づいて、複写機制御部21は、操作入力手段24での入力を受け付けないように制御する。
【0057】
サーバ40でユーザー識別情報が適正であると判断されると、記憶部41からユーザー識別情報に対応した操作画面ファイルが読み出される。CPU42では、該ファイルをネットワーク28を介して複写機20へと送信する。複写機20では該ファイルを受信して、複写機制御部21で操作画面用のデータに変換し、表示部25に操作画面を表示する。
【0058】
操作者は、実施形態1と同様に操作画面に従って機器の入力制御を行う。実施形態1と同様に終了状態が検知されると、複写機制御部21では、操作画面を初期操作画面に変更するとともに、当該ユーザーによる複写枚数をカウントしてその結果を、ネットワーク28を介してサーバ40に送信する。サーバ40では、該枚数に従って課金処理を行う。
この実施形態においても、ネットワークを利用したシステムにおいて機器の操作を効率的に行って機器の制御を行うことができる。
【0059】
なお、上記各実施形態では、ユーザー識別情報の取得として、IDカードを利用するものについて説明したが、本発明としては、これに限定されず、複写機に与えられるアドレス等のエージェント情報を利用するものであってもよい。該情報は、適宜ネットワークを介してサーバ40に送信されている。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の複写機よれば、ユーザーに適した操作画面を表示して操作することを可能にし、操作者による操作性を飛躍的に向上させ、複写機の制御操作を効率的に行うことを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】 同じく操作画面リストおよび画面表示を示す図である。
【図3】 同じく表示部および操作入力手段を示す図である。
【図4】 同じく操作画面ファイルの編集工程を示すフローチャート図である。
【図5】 同じく操作画面ファイルの編集工程を示すフローチャート図である。
【図6】 同じく複写機入力制御の工程を示すフローチャート図である。
【図7】 同じく表示部における表示内容を示す図である。
【図8】 同じく表示部における表示内容を示す図である。
【図9】 本発明の他の実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カードリーダ
2 記憶部
3 編集手段
4 LCDパネル
5 表示制御部
6 操作入力手段
7 複写機制御部
8 複写機本体
10 IDカード
20 複写機
21 複写機制御部
22 複写機本体
23 カードリーダ
24 操作入力手段
25 表示部
28 ネットワーク
30 端末
31 編集手段
40 サーバ
41 記憶部
42 CPU

Claims (1)

  1. ユーザー識別情報に関連付けて複数の操作画面ファイルを記憶する記憶手段と、
    IDカードのユーザー識別情報を読み取るカードリーダと、
    該カードリーダにより読み取られたユーザー識別情報に基づいて、該ユーザー識別情報に対応する操作画面ファイルを前記憶手段から読み出す読み出し手段と、
    読み出された操作画面ファイルに基づいて操作画面を表示させる表示手段と、
    該操作画面に対応する操作者の操作入力を受ける操作入力手段と
    前記操作画面ファイルの新規作成または変更編集が可能であり、前記ユーザー識別情報に関連付けて編集された操作画面ファイルを前記記憶手段に記憶する編集手段を備え、
    前記操作画面ファイルが、HTMLまたはXMLのページ記述言語により構成されており、
    前記操作画面には、リンク先パス名または操作コマンドが記述されているリンクが表示されることを特徴とする複写機。
JP2001290862A 2001-09-25 2001-09-25 複写機 Expired - Fee Related JP4123751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001290862A JP4123751B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001290862A JP4123751B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 複写機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003099174A JP2003099174A (ja) 2003-04-04
JP4123751B2 true JP4123751B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=19113096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001290862A Expired - Fee Related JP4123751B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4123751B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4510431B2 (ja) * 2003-11-26 2010-07-21 キヤノン株式会社 ジョブ処理システム及びジョブ処理システムの制御方法及びプログラム及び記憶媒体及びジョブ処理装置
JP4510499B2 (ja) * 2004-04-15 2010-07-21 キヤノン株式会社 ジョブ処理システム、ジョブ処理方法、記憶媒体、プログラム、ジョブ処理装置
JP2005228106A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Ricoh Co Ltd ネットワーク対応機器、操作画面編集方法、該方法を実行するためのプログラム及び該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006127181A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Kyocera Mita Corp 操作パネル編集装置及び操作パネル
JP5340124B2 (ja) 2009-12-02 2013-11-13 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2013071315A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP5910070B2 (ja) * 2011-12-22 2016-04-27 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラムおよび表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003099174A (ja) 2003-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5317631B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP3534331B2 (ja) ネットワークインタフェースを使用して多種のローカル及びリモートソースから多セグメント印刷ジョブを構築する方法
US7234107B1 (en) System for customizing web page
KR100897635B1 (ko) 문서 관리 시스템 및 그 방법과 정보 처리 장치 및 그 제어 방법
US9135230B2 (en) Digital document editing method, digital document editing program and digital document editing apparatus
JP4928821B2 (ja) ネットワークシステムにおけるデジタル文書の取り扱い
CN102025860B (zh) 信息处理设备和系统、图像形成设备和信息处理方法
US20010028363A1 (en) Method for receiving and managing electronic files and file-managing device used therefor
US6809748B2 (en) Method and apparatus for setting a limitation of copy to generated data in a system having a plurality of information processing apparatuses connected to a network
JPH07261966A (ja) ユーザーインタフェース対話方法
JP2007157073A (ja) データ処理装置、データ処理方法、及びコンピュータプログラム
JP5599085B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2002152446A (ja) 複合機システムとそのメニュー表示方法及び記録媒体
JP2004362091A (ja) データ変換装置、データ変換システム及びデータ格納制御プログラム
JPH03135664A (ja) 文書にマークを付ける方法
JP4123751B2 (ja) 複写機
CA1318032C (en) Method of associating a document with an action marker
JP2008077499A (ja) オンライン印刷システム
JP2004171304A (ja) 電子化原稿管理装置及びその制御方法、電子化原稿管理システム、プログラム
JP4438061B2 (ja) 電子アルバム編集装置およびその制御方法およびそのプログラム
JP3612387B2 (ja) 情報処理装置及びそのための制御方法
JP2001175648A (ja) 文書管理システム
EP0361453A2 (en) Data storage device
JP2004139142A (ja) 情報処理装置、その制御方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム
JPH0293865A (ja) 情報記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080415

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4123751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees