JP4121828B2 - 日時同期方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のコンピュータや装置からのデータ収集に於ける、日時同期方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のコンピュータや装置からのデータ収集の際には、収集対象となるコンピュータや装置(以下、装置コンピュータ)から収集されるデータと、外部装置(例えば外部センサー)から収集されるデータが存在している。これらのデータを一つのログデータとした場合、装置コンピュータから収集されるデータの時刻は装置コンピュータ内の時刻で記録され、外部装置から収集されるデータはデータ収集を行うコンピュータ(以下、データ収集コンピュータ)の時刻で記録される。
【0003】
例えば、半導体製造システムに於ける半導体製造装置(装置コンピュータに該当する)とその外部センサー(外部装置に該当する)とのデータ収集の場合には、半導体制御装置と外部センサーとからデータ収集コンピュータが各々ネットワークを介してデータを受信し、ログデータとしている。
【0004】
即ち従来のデータ収集の場合では、装置コンピュータから取得したデータは装置コンピュータに内蔵している時刻、外部センサーから取得したデータはデータ収集コンピュータに内蔵している時刻で、同一のログデータとしている。
【0005】
しかし、このように複数のコンピュータに内蔵した時刻に基づいて同一のログデータとした場合、全てのコンピュータの時刻が一致していなければ、同一の時刻に於けるログデータとして判定することが出来ない。
【0006】
又一般的にコンピュータに内蔵している時刻は、時計そのものが日時の経過と共に自然に時刻のずれが発生することや、そのずれを修正する為等の様々な都合(例えば半導体製造システムの装置コンピュータに於いては、工場のホストコンピュータにより随時時刻合わせが行われる)により時刻変更が行われることがあり、データ収集コンピュータとの間で時刻のずれが発生しうる。
【0007】
更に装置コンピュータの時刻そのものにも、日時が飛んだり、重複したりする場合が発生する。加えて通信回線の混雑等により、装置コンピュータからのデータそのものが遅延する場合もある。
【0008】
そこでこのような複数のコンピュータに内蔵した時刻に基づくログデータを収集する際の、日時同期を行う装置に係る発明が下記特許文献1に開示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−258942号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上記特許文献1では、補正する時刻の入力が手入力であることから、データ数が多いシステムではその対応が困難であり、又同時に人間がその補正作業に介在する為、仮にデータ数が少なかったとしても、入力ミスが入り込む可能性が存在しており、装置コンピュータとデータ収集コンピュータとの間(又は複数のコンピュータ間の)時刻の同期を自動的に補正処理が行える装置や方法が待望されている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記のような問題点を解決する為に下記に示す日時同期方法を発明した。
【0013】
請求項1の発明は、
装置コンピュータと外部装置とから送信されるデータの時刻を、データ収集コンピュータで同期を取りデータ収集を行う日時同期方法であって、前記装置コンピュータと前記データ収集コンピュータとはLAN等の通信回線及び、専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しない通信回線であるトリガー信号通信回線とで接続しており、前記外部装置と前記データ収集コンピュータとは専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しない外部装置通信回線で接続しており、前記装置コンピュータはその内蔵時刻を示す計時手段T1を有しており、前記データ収集コンピュータはその内蔵時刻を示す計時手段T2と前記LAN等の通信回線の遅延を計時する計時手段T3と任意の時刻にセット可能な計時手段T4と前記装置コンピュータ及び/又は前記外部装置のデータを格納するログデータテーブルとを有しており、前記装置コンピュータは、所定時間毎に基準日時報告又は前記計時手段T1の時刻が変更された際に時刻変更報告を前記LAN等の通信回線を介して送信し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告と同時又は要求される精度に比して問題のない間隔でトリガー信号を前記トリガー信号通信回線を介して送信し、前記データ収集コンピュータは、前記トリガー信号を受信後、前記計時手段T3の計時を開始し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告を受信した場合には前記計時手段T3の計時を停止し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告に含まれる前記計時手段T1の時刻と前記計時手段T3の時刻とを加算し、前記計時手段T4の時刻としてセットし、前記装置コンピュータは、前記データ収集コンピュータに報告すべき装置内部データが存在した場合に、前記装置内部データの前記計時手段T1に於ける時刻と前記装置内部データとを前記LAN等の通信回線を介して前記データ収集コンピュータに送信し、前記外部装置は、前記データ収集コンピュータに報告すべき装置外部データが存在した場合に、前記装置外部データを前記外部装置通信回線を介して前記データ収集コンピュータに送信し、前記データ収集コンピュータは、前記装置コンピュータから前記装置内部データを受信した場合に、前記装置内部データの前記計時手段T1に於ける時刻を抽出し、前記計時手段T1に於ける時刻と前記装置内部データとを対応づけて前記ログデータテーブルに格納し、前記外部装置から前記装置外部データを受信した場合に、前記装置外部データを前記データ収集コンピュータに於いて受信した前記計時手段T2に於ける時刻と対応する前記計時手段T4の時刻と前記装置外部データとを対応づけて前記ログデータテーブルに格納する日時同期方法である。
【0014】
請求項2の発明は、
内蔵時刻を示す計時手段T1を有する装置コンピュータと外部装置とから送信されるデータの時刻を、データ収集コンピュータで同期を取りデータ収集を行う日時同期方法であって、前記装置コンピュータと前記データ収集コンピュータとはLAN等の通信回線及び、専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しない通信回線であるトリガー信号通信回線とで接続しており、前記外部装置と前記データ収集コンピュータとは専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しない外部装置通信回線で接続しており、前記データ収集コンピュータはその内蔵時刻を示す計時手段T2と前記LAN等の通信回線の遅延を計時する計時手段T3と任意の時刻にセット可能な計時手段T4と前記装置コンピュータ及び/又は前記外部装置のデータを格納するログデータテーブルとを有しており、前記データ収集コンピュータは、前記装置コンピュータから、所定時間毎に送信される基準日時報告又は前記計時手段T1の時刻が変更された際に送信される時刻変更報告と同時又は要求される精度に比して問題のない間隔で送信されたトリガー信号を前記トリガー信号通信回線を介して受信し、前記トリガー信号を受信後、前記計時手段T3の計時を開始し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告を受信した場合には前記計時手段T3の計時を停止し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告に含まれる前記計時手段T1の時刻と前記計時手段T3の時刻とを加算し、前記計時手段T4の時刻としてセットし、前記装置コンピュータから、装置内部データと前記装置内部データの前記計時手段T1に於ける時刻とを受信した場合に、前記装置内部データの前記計時手段T1に於ける時刻を抽出し、前記計時手段T1に於ける時刻と前記装置内部データとを対応づけて前記ログデータテーブルに格納し、前記外部装置から前記装置外部データを受信した場合に、前記装置外部データを前記データ収集コンピュータに於いて受信した前記計時手段T2に於ける時刻と対応する前記計時手段T4の時刻と前記装置外部データとを対応づけて前記ログデータテーブルに格納する日時同期方法である。
【0015】
請求項1及び請求項2の発明によって、計時手段T1を有する装置コンピュータと内蔵時計を有しない外部装置とからのデータを、データ収集コンピュータで同期を取りながらログデータとして格納し、管理することが可能となる。即ち所定時間毎に装置コンピュータとデータ収集コンピュータとの間のLAN等の通信回線の遅延時間を計測させ、更に所定時間毎に計時手段T1の時刻をデータ収集コンピュータに送信させる。これらの情報をデータ収集コンピュータで受信し、データ収集コンピュータで計時手段T1の時刻とLAN等の通信回線による遅延時間を加算し、計時手段T4の時刻としてセットすることにより、計時手段T1と計時手段T4との同期が図られる。そして、装置コンピュータから送信させるデータはその計時手段T1の時刻を付加して送信させその時刻と共にログデータとして格納し、外部装置のデータはデータ収集コンピュータの計時手段T4の時刻でその時刻と共にログデータとして格納する。T1の時刻とT4の時刻とは同期が取れていることから、かかるプロセスを行うことによって同期を取りデータを格納することが可能となる。これらによって、従来は同期を取ることが出来なかったり、特許文献1に開示されている発明のように手動で行わなければならなかった時刻の同期の作業を、自動的に補正処理することが可能となる。尚、本明細書に於いて、要求される時刻の精度に比して問題がない程度の遅延である場合は遅延とは見なさないこととする。
【0016】
請求項3の発明は、
前記データ収集コンピュータは、前記計時手段T1と前記計時手段T2との相対時刻と、前記計時手段T1の変更後の時刻と前記計時手段T1の変更後の時刻とをブロック番号毎に格納するブロック番号管理テーブルを有しており、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告を受信した場合に、前記ブロック番号管理テーブルのブロック番号をインクリメントし、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告の前記計時手段T1の時刻から、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告と同時又は要求される精度に比して問題のない間隔で送信されたトリガー信号を前記データ収集コンピュータで受信した前記計時手段T2の時刻で減算し前記相対時刻を算出し、前記算出した相対時刻を前記ブロック番号管理テーブルのインクリメントしたブロック番号に於ける相対時刻として追加し、前記時刻変更報告を受信した場合に、前記ブロック番号管理テーブルのブロック番号をインクリメントし、前記時刻変更報告の変更後の前記計時手段T1の時刻から、前記時刻変更報告と同時に送信されたトリガー信号を前記データ収集コンピュータで受信した前記計時手段T2の時刻で減算し前記相対時刻を算出し、前記算出した相対時刻を前記ブロック番号管理テーブルのインクリメントしたブロック番号に於ける相対時刻として追加し、前記装置内部データ及び前記装置外部データを前記ログデータテーブルに格納する際に、前記ブロック番号管理テーブルの最新のブロック番号を更に格納する日時同期方法である。
【0017】
請求項4の発明は、
前記データ収集コンピュータには、前記装置コンピュータ、又は前記装置コンピュータと外部装置とからなる複数の組合せがLAN等の通信回線及び/又はトリガー信号通信回線及び/又は外部装置通信回線で接続しており、前記データ収集コンピュータは、前記装置コンピュータの数に対応した前記計時手段T4と、前記組合せ毎にログデータテーブルと前記ブロック番号管理テーブルとを有しており、同期対象となる組合せのログデータテーブルに格納されたブロック番号と時刻と装置内部データ又は装置外部データとを抽出し、前記抽出したブロック番号が対応する相対時刻を前記組合せに於けるブロック番号管理テーブルから抽出し、前記抽出した相対時刻と前記抽出した時刻とを加算することで時刻の同期を取る日時同期方法である。
【0018】
データ収集コンピュータと接続している装置コンピュータが複数あった場合には、ログデータテーブルには、装置コンピュータの時刻を基準としてデータが格納しているので、各組合せによってその装置コンピュータ間の時刻の同期が取られていないことから、単純に装置コンピュータ間の時刻でデータの比較をすることが出来ない。しかし請求項3及び請求項4の発明によって、各装置コンピュータ毎の時刻系列で格納されているデータを、データ収集コンピュータの時刻系列に修正し、全て又は同期対象となる組合せに於ける装置コンピュータ、外部装置からのデータを、同一の時刻系列に修正することが可能となる。これによって、組合せ間のデータの比較を行う場合に、単純に時刻の比較だけでその前後を判定することが可能となる。
【0019】
請求項5の発明は、
前記データ収集コンピュータは、更に、全て又は同期対象となる組合せにかかる前記装置コンピュータ又は外部装置のデータを格納する統合ログデータテーブルを有しており、前記同期を取った時刻と、前記ログデータテーブルから抽出した装置内部データ又は装置外部データと、前記組合せを識別する情報とを対応づけて前記統合ログデータテーブルに格納する日時同期方法である。
【0020】
請求項5の発明によって、全て又は同期対象となる組合せの装置コンピュータ又は外部装置のデータを、同一の時刻系列でログとして格納することが可能となる。
【0021】
請求項6の発明は、
前記装置コンピュータは、前記基準日時報告を、前記計時手段T1、T2、T4の時刻のずれが要求される精度に比して問題にならない間隔で前記データ収集コンピュータに送信する日時同期方法である。
【0022】
請求項6の発明によって、計時手段T1、T2、T4の経年による時刻の自然発生的なずれを防ぐことが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明のシステム構成の一例を図1のシステム構成図に示す。尚本明細書に於いては、複数のコンピュータの時刻の同期の例として、半導体製造装置の装置コンピュータ2と外部装置3とから送信される装置内部データ、装置外部データの時刻の同期を図る場合を説明するが、単純に2台又はそれ以上のコンピュータ間での時刻の同期を図る場合であっても、装置コンピュータ2、データ収集コンピュータ1が各々のコンピュータであるだけであって、同様に実現できる。
【0024】
データ収集を行うデータ収集コンピュータ1は、装置コンピュータ2と外部装置3と各々LAN等の通信回線4、外部装置通信回線9によって接続しており、装置コンピュータ2からは装置内部データを受信し、外部装置3からは装置外部データを受信する。尚LAN等の通信回線として、LANの他、WANやイントラネット等の何であっても良く、又有線・無線の別も問わない。又外部装置通信回線9として、外部装置3からデジタル信号やアナログ信号等を、専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しないデータとして受信することが可能な回線を示す。
【0025】
装置コンピュータ2には計時手段T1が内蔵されており、データ収集コンピュータ1に装置内部データを送信する際に装置コンピュータ2に於ける時刻(T1の時刻)を付加して送信する。
【0026】
又データ収集コンピュータ1には、データ収集コンピュータ1に内蔵されておりデータ収集コンピュータ1に於ける時刻を示す計時手段T2と、装置コンピュータ2から受信したトリガー信号と基準日時報告(後述)、又はトリガー信号と時刻変更報告(後述)との差、即ちLAN等の通信回線4による遅延を計時する計時手段(以下、UPタイマー)T3と、T1の時刻とT3の時刻を加算することによってその時点に於ける装置コンピュータ2の時刻T1と同時刻を示す計時手段(以下、装置時刻基準時計)T4の3つの計時手段を有している。後述するように、データ収集コンピュータ1でログデータを格納する装置コンピュータ2が複数ある場合には、その数に対応した装置時刻基準時計T4を少なくとも、データ収集コンピュータ1は有している。
【0027】
外部装置3には計時手段は内蔵されておらず、データ収集コンピュータ1で受信した外部装置3の装置外部データには、データ収集コンピュータ1に内蔵されている計時手段T4の時刻を付加する。外部装置3の一例としては、ON/OFFセンサーや、アナログ温度メーター、マルチレコーダーでその出力値が端子台からアナログで取れるような装置がある。
【0028】
装置内部データとは装置コンピュータ2に於けるシステムの状態や処理内容を示したデータであり、装置外部データとは外部装置3に於けるシステムの状態や処理内容を示したデータである。装置内部データは、計時手段T1の時刻を含んでも良いし含まなくても良い。
【0029】
尚、本実施態様に於いては説明の簡略化の為に、装置コンピュータ2と外部装置3とが各一台ずつLAN等の通信回線4、外部装置通信回線9を介して接続しており、データ収集コンピュータ1に装置内部データ、装置外部データを送信する場合を説明するが、1台の装置コンピュータ2に対して複数の外部装置3が存在しても同様に実行できることは言うまでもない。装置コンピュータ2と外部装置3との相違点は、その装置に計時手段を内蔵しているか否かであって、計時手段を内蔵している装置を装置コンピュータ2、計時手段を内蔵していない装置を外部装置3とする。複数の装置内部データが存在する場合には、その数に対応した装置時刻基準時計T4がデータ収集コンピュータ1に設けられている。
【0030】
データ収集コンピュータ1は、ログデータテーブル7とブロック番号管理テーブル6とを有している。ブロック番号管理テーブル6は、装置コンピュータ2から所定時間毎に送信される基準日時報告(後述)を受信した際、又は装置コンピュータ2に於いて計時手段T1の時刻変更が為された際に送信される時刻変更報告(後述)を受信した際に、その相対時刻と変更後時刻と変更前時刻とを関連づけて格納しているテーブルである。この関連づけをブロック番号によって管理している。即ち任意のブロック番号には、相対時刻(相対時刻とは、トリガー信号を送信した時点に於けるT1とT2との差であって、装置コンピュータ2の内蔵計時手段T1とデータ収集コンピュータ1自体の時刻を示すT2との時刻の時間差を示す)とT1の変更後時刻、場合によってはT1の変更前時刻とが格納されていることとなる。ログデータテーブル7は、装置コンピュータ2又は外部装置3から受信した装置内部データ又は装置外部データを、装置コンピュータ2のT1の時刻系列に於ける時刻毎に格納しているテーブルである。この際に装置内部データの時刻としては装置内部データに付随して送信されるT1の時刻、装置外部データの時刻としては、データ収集コンピュータ1で装置外部データを受信したT2の時刻に対応するT4の時刻で格納する。図1(b)にブロック番号管理テーブル6の概念図、図1(c)にログデータテーブル7の概念図を示す。
【0031】
又装置コンピュータ2とデータ収集コンピュータ1とは、LAN等の通信回線4の他に、専用回線又は遅延が発生しない(但し本明細書に於いては、要求される時刻の精度に比して問題がない程度の遅延である場合は遅延とは見なさない)トリガー信号通信回線5と接続しており、所定時間毎に装置コンピュータ2からデータ収集コンピュータ1に対してトリガー信号が送信されている。
【0032】
次に本発明のプロセスの流れを図3及び図4のフローチャート図を用いて説明する。まずデータ収集コンピュータ1が1台の装置コンピュータ2と1台の外部装置3とから各々装置内部データ、装置外部データを受信しデータ収集コンピュータ1で格納する場合(即ち図1のシステム構成の場合)を示す。
【0033】
装置コンピュータ2、データ収集コンピュータ1、外部装置3の電源を各々オンにする。
【0034】
装置コンピュータ2は、予め定められた所定時間毎(この所定時間は、各計時手段T1、T2、T4の時刻のずれが、要求される精度に対して問題にならない間隔)に(S100)、装置コンピュータ2のT1の現在の時刻を、LAN等の通信回線4を介してデータ収集コンピュータ1に対して送信(基準日時報告)する(S110)。この際にトリガー信号(トリガー信号とは、データ収集コンピュータ1のUPタイマーT3の計時を開始させる信号)もトリガー信号通信回線5を介して装置コンピュータ2からデータ収集コンピュータ1に対して送信する(S110)。例えばT1の時刻が「01:25:00」である場合に、T1の時刻が「01:25:00」であることを示す報告である基準日時報告を、装置コンピュータ2がLAN等の通信回線4を介してデータ収集コンピュータ1に送信する。又装置コンピュータ2は、「01:25:00」に基準日時報告を送信すると共に(同時であっても良いし、時刻の同期の精度に比して問題とならない間隔であっても良い)、トリガー信号通信回線5を介してトリガー信号をデータ収集コンピュータ1に送信する。
【0035】
一方、基準日時報告以外であって、装置コンピュータ2が、例えば装置コンピュータ2の位置している工場のホストコンピュータ等によってT1の時刻が変更された場合には(S120)、データ収集コンピュータ1に対して装置コンピュータ2の変更前と変更後の時刻を、LAN等の通信回線4を介して送信(時刻変更報告)する(S130)。この際にトリガー信号をトリガー信号通信回線5を介して装置コンピュータ2からデータ収集コンピュータ1に対して送信する(S130)。例えばT1の時刻が「01:27:03」である場合に、工場のホストコンピュータや装置コンピュータ2の管理者の手動操作等によって、T1の時刻が「01:27:00」に変更が為された場合、T1の時刻が「01:27:03」から「01:27:00」に変更されたことを示す報告である時刻変更報告を、装置コンピュータ2がLAN等の通信回線4を介してデータ収集コンピュータ1に送信する。又装置コンピュータ2は、変更後のT1の時刻である「01:27:00」に時刻変更報告を送信すると共に(同時であっても良いし、時刻の同期の精度に比して問題とならない間隔であっても良い)、トリガー信号通信回線5を介してトリガー信号をデータ収集コンピュータ1に送信する。
【0036】
装置コンピュータ2からトリガー信号通信回線5を介してトリガー信号を受信したデータ収集コンピュータ1は(トリガー信号を受信したT2(データ収集コンピュータ1自体の内蔵計時手段)に於ける時刻を「01:24:55」とする)(S140)、LAN等の通信回線4によるデータ遅延の誤差を計時する為の、UPタイマーT3の時刻をリセットし(即ち「00:00:00」にセットする)、基準日時報告を受信するまでの間隔の計時を開始する。
【0037】
又外部データバッファフラグ(データ収集コンピュータ1でトリガー信号を受信しているが、基準日時報告を受信していない場合を示すフラグ)をON(ONは未受信、OFFは受信済)に設定する(S150)。この場合の概念図を図5に示す。
【0038】
データ収集コンピュータ1が基準日時報告(基準日時報告として「01:25:00」)を装置コンピュータ2からLAN等の通信回線4を介して受信した場合には(データ収集コンピュータ1が基準日時報告を受信した時点に於けるT2の時刻を「01:24:55」とする)(S160)、S150で開始したUPタイマーT3の計時を停止する(UPタイマーT3が「00:00:05」であったとする。即ちトリガー信号がデータ収集コンピュータ1で受信されてから「00:00:05」後に基準日時報告が受信されたことを意味し、LAN等の通信回線4の遅延が「00:00:05」あることを示している)。
【0039】
UPタイマーT3を停止した後、データ収集コンピュータ1は、現時点に於ける装置コンピュータ2のT1の時刻を算出し、装置時刻基準時計T4としてその時刻をセットする。即ち装置時刻基準時計T4の時刻は、装置コンピュータ2に於いて基準日時報告を送信したT1の時刻(基準日時報告にはT1の送信時刻が書き込まれている)に、LAN等の通信回線4による遅延時間(即ちT3の時間と同一)を加算した時刻であるので、
T4の時刻=基準日時報告に於けるT1の時刻+T3の時間
となる。上記の例では、
Figure 0004121828
となり、この時刻をT4の時刻としてセットすることとなる。
【0040】
データ収集コンピュータ1は、T4の時刻をセット後、ブロック番号管理テーブル6のブロック番号をインクリメントし(例えばブロック番号を002から003にインクリメントし、レコードを追加する)、装置コンピュータ2のT1の時刻とデータ収集コンピュータ1のT2の時刻のずれ(相対時刻)を算出する。基準日時報告に於けるT1の時刻と、トリガー信号を受信したT2の時刻の差が、元々の同時点に於けるT1とT2との時刻の差だからである。上記の例の場合、相対時刻は、
01:25:00−01:24:55=00:00:05
となり、「00:00:05」を追加したレコード(ブロック番号「003」)の相対時刻として格納する。又その追加したレコード(ブロック番号「003」)に、基準日時報告に於けるT1の時刻を変更後時刻として格納(「01:25:00」を変更後時刻に格納)する。基準日時報告を受信した場合には、装置コンピュータ2に於いてはその内蔵されているT1の時刻自体の変更が為されているわけではないので、データ収集コンピュータ1のブロック番号管理テーブル6の変更前時刻は、変更が為されていない旨(例えば「**:**:**」)を格納する(S170)。
【0041】
又外部データバッファに外部装置3からの装置外部データが存在する場合には(即ちデータ収集コンピュータ1でトリガー信号を受信しているが基準日時報告を受信していない場合には、その相対時刻等を算出することが出来ていないので直接ログデータテーブル7にその時刻と共に格納するのではなく、外部データバッファにその時刻と共に一時的に格納しておく)、相対時刻の差(今回の相対時刻と一つ前のブロック番号の相対時刻の差)を補正してログデータテーブル7にブロック番号と共に格納する。即ち外部データバッファ内の時刻が「01:25:44」の場合、ブロック番号003の相対時刻とブロック番号002の相対時刻との差
00:05−00:04=00:01
を加算して格納する。これによって、ログデータテーブル7には、時刻が「01:25:45」に於ける外部データとして「Limit=ON」という装置外部データが格納されることとなる。その後外部データバッファフラグをOFFに変更する。基準日時報告をデータ収集コンピュータ1で受信した場合の概念図を図6に示す。
【0042】
又データ収集コンピュータ1が、時刻変更報告を装置コンピュータ2から受信した場合には(装置コンピュータ2に於いてT1の時刻を「01:27:03」から「01:27:00」に変更し、データ収集コンピュータ1がその時刻変更報告をT2の時刻で「01:26:58」に受信したとする)(S180)、S150で計時を開始したUPタイマーT3を停止する(UPタイマーT3が「00:00:06」であったとする。即ちトリガー信号がデータ収集コンピュータ1で受信されてから「00:00:06」後に時刻変更報告が受信されたことを意味し、LAN等の通信回線4の遅延が「00:00:06」あることを示している)。
【0043】
UPタイマーT3を停止した後、データ収集コンピュータ1は、現時点に於ける装置コンピュータ2のT1の時刻を算出し、装置時刻基準時計T4としてその時刻をセットする。即ち装置時刻基準時計T4の時刻は、装置コンピュータ2に於いて時刻変更報告を送信したT1の時刻(時刻変更報告には変更後のT1の送信時刻が書き込まれている)に、LAN等の通信回線4による遅延時間(即ちT3の時間と同一)を加算した時刻であるので、
T4の時刻=時刻変更報告に於けるT1の時刻+T3の時間
となる。上記の例では、
Figure 0004121828
となり、この時刻をT4の時刻としてセットすることとなる。
【0044】
更に、データ収集コンピュータ1は、ブロック番号管理テーブル6のブロック番号をインクリメントし(例えばブロック番号を003から004にインクリメントし、レコードを追加する)、装置コンピュータ2のT1の変更後の時刻とデータ収集コンピュータ1のT2との時刻のずれ(相対時刻)を算出する。この場合相対時刻は、
01:27:00−01:26:58=00:00:02
となり、追加したレコード(ブロック番号「004」)の相対時刻として「00:00:02」を格納する。又その追加したレコード(ブロック番号「004」)にT1の変更後の時刻(上記例では「01:27:00」)を、変更後時刻として格納し、T1の変更前の時刻(上記例では「01:27:03」)を、変更前時刻として格納する(S190)。
【0045】
又外部データバッファに外部装置3からの装置外部データが存在する場合には(即ちデータ収集コンピュータ1でトリガー信号を受信しているが時刻変更報告を受信していない場合には、その相対時刻等を算出することが出来ていないので直接ログデータテーブル7にその時刻と共に格納するのではなく、外部データバッファにその時刻と共に一時的に格納しておく)、相対時刻の差(今回の相対時刻と一つ前のブロック番号の相対時刻の差)を補正してログデータテーブル7にブロック番号と共に格納する。即ち外部データバッファ内の時刻が「01:27:10」の場合、ブロック番号004の相対時刻とブロック番号002の相対時刻との差
00:02−00:05=▲00:03
を加算して格納する。これによって、ログデータテーブル7には、時刻が「01:27:07」に於ける外部データとして「Limit=ON」という装置外部データが格納されることとなる。その後外部データバッファフラグをOFFに変更する。時刻変更報告をデータ収集コンピュータ1で受信した場合の概念図を図7に示す。
【0046】
装置コンピュータ2又は外部装置3は、各々の装置に於けるシステムの状態や処理内容をデータ収集コンピュータ1に対して送信し、ログデータとしての記録を行わせる。まず外部装置3からデータ収集コンピュータ1に対して外部装置通信回線9を介して装置外部データを送信した場合を説明する。
【0047】
外部装置3にデータ収集コンピュータ1への報告データが存在している場合には(S200)、外部装置3はそのシステムの状態や処理内容を装置外部データ(例えば「Limit=ON」)として作成し、外部装置通信回線9を介してデータ収集コンピュータ1に送信する(S210)。この場合外部装置3には計時手段が存在しないので装置外部データには時刻に関する情報はない。
【0048】
外部装置3は、その電源をオフにされるまで(S220)、装置外部データがある度に、外部装置通信回線9を介してデータ収集コンピュータ1に装置外部データを送信することとなる。
【0049】
外部装置3から送信された装置外部データを受信したデータ収集コンピュータ1は(S230)、装置外部データを受信した時点のT4の時刻と、その時点に於けるブロック番号管理テーブル6の最新のブロック番号とを、装置外部データに併せてログデータテーブル7に格納する(S240)。
【0050】
例えば外部装置3から送信された装置外部データ(「Limit=ON」)を、データ収集コンピュータ1で受信した時点に於けるT4の時刻が「01:25:30」であった場合には、その時点に於けるブロック番号管理テーブル6の最新のブロック番号が「0003」であるのでそれを抽出し、ログデータテーブル7の時刻として「01:25:30」、ブロック番号として「0003」、装置外部データとして「Limit=ON」を格納することとなる。この装置外部データをログデータテーブル7に格納する際には、S150に於ける外部データバッファフラグがONであるかOFFであるかを確認し、ONであった場合には、ログデータテーブル7に直接格納せずに、一度データ収集コンピュータ1の外部データバッファに格納し、装置コンピュータ2から基準日時報告を受信し、相対時刻等を算出した後にログデータテーブル7に格納する。これは装置コンピュータ2からトリガー信号と基準日時報告とによって行っているT4の調整作業を行っている間に装置外部データを受信していることになるので、仮に外部データバッファに格納せずに直接ログデータテーブル7に格納したとすると、装置外部データのブロック番号が相違することとなる為である。従って、装置コンピュータ2から基準日時報告を受信し、ブロック番号管理テーブル6に新しいレコードを追加した後に、そのブロック番号でログデータテーブル7に格納することとしているのである。装置外部データを受信した場合の概念図を図8に示す。
【0051】
一方、装置コンピュータ2にデータ収集コンピュータ1への報告データが存在している場合には(S250)、装置コンピュータ2はそのシステムの状態や処理内容を装置内部データ(例えば「ISO−V OPEN」)として作成しその時刻T1(例えば「01:25:45」)を付加して、LAN等の通信回線4を介してデータ収集コンピュータ1に送信する(S260)。
【0052】
装置コンピュータ2は、その電源をオフにされるまで(S270)、装置内部データがある度に、LAN等の通信回線4を介してデータ収集コンピュータ1に装置内部データを送信することとなる。
【0053】
装置コンピュータ2から送信された装置内部データを受信したデータ収集コンピュータ1は(S280)、装置内部データに含まれているT1の時刻(「01:25:45」)と、その時点に於けるブロック番号管理テーブル6の最新のブロック番号とを、装置内部データに併せてログデータテーブル7に格納する(S290)。
【0054】
例えば装置コンピュータ2から送信された装置内部データ(「ISO−V OPEN」)に、T1の時刻として「01:25:45」が付加されていた場合には、その時点に於けるブロック番号管理テーブル6の最新のブロック番号が「0003」であるのでそれを抽出し、ログデータテーブル7の時刻として「01:25:45」、ブロック番号として「0003」、装置内部データとして「ISO−V OPEN」を格納することとなる。装置内部データを受信した場合の概念図を図9に示す。
【0055】
データ収集コンピュータ1は、その電源がオフにされるまで以上の動作を反復し(S300)、装置コンピュータ2のT1の時刻と同期を取りながらログデータテーブル7に装置外部データと装置内部データとを格納する。
【0056】
以上のようなプロセスを経れば、異なる時刻系列を有する装置間であっても時刻系列を統一してログを格納することが可能となる。この概念図を図10に示す。
【0057】
次に図2に示すように、複数の装置コンピュータ2から装置内部データをデータ収集コンピュータ1に送信し、ログデータテーブル7に格納する場合を説明する。尚、説明の簡略化のために装置コンピュータ2と外部装置3とが各々1台ずつの組合せが2つである図2の場合を用いて説明するが、装置コンピュータ2はいくつあっても構わないし、その装置コンピュータ2に対して複数の外部装置3があっても構わない。但しデータ収集コンピュータ1は、装置コンピュータ2の数に対応した装置時刻基準時計T4とを有しており、各々のT4は、その対応する装置コンピュータ2及び外部装置3の同期処理の為に使用される。更にデータ収集コンピュータ1は、装置コンピュータ2の数に対応したブロック番号管理テーブル6とログデータテーブル7とを有しており、その対応する装置コンピュータ2と外部装置3の装置内部データ、装置外部データとを格納する。例えば図2に示したように、装置コンピュータ2aと外部装置3aとからなる装置の組合せAと、装置コンピュータ2bと外部装置3bとからなる装置の組合せBとの装置内部データと装置外部データとをデータ収集コンピュータ1で格納する場合、図11に示すように、組合せAで用いるブロック番号管理テーブル6aとログデータテーブル7a、組合せBで用いるブロック番号管理テーブル6bとログデータテーブル7bとを、データ収集コンピュータ1が有している。
【0058】
又データ収集コンピュータ1は、更に全て又は同期の対象とする組合せの装置のログデータを、同一の時刻系列に於ける時刻と共に格納する統合ログデータテーブル8を有していても良い。統合ログデータテーブル8は、各装置の組合せに対応するログデータテーブル7のログデータから、時刻に応じて装置内部データ、装置外部データを格納しているテーブルである。その概念図を図12に示す。
【0059】
各装置の組合せA及びBから、データ収集コンピュータ1に対して各々の装置内部データと装置外部データとを送信し、ログデータテーブル7a及びログデータテーブル7bに格納する場合のプロセスは、各々の組合せA及びBに於いて図3及び図4のフローチャート図に示した、前述のプロセスを実行すればよい。この組合せA及びBに於ける装置内部データ、装置外部データがログデータテーブル7a及びbに格納された場合を図11に示す。
【0060】
図11に示したように、この状態では各装置の組合せ毎にしか装置内部データ及び装置外部データの同期が取られたログデータを格納していないので(即ち各組合せの装置コンピュータ2のT1の時刻系列で装置内部データ、装置外部データを格納している)、各組合せに於いては装置コンピュータ2と外部装置3との同期が図られているが、組合せ間に於いてまでは同期が図られていない。例えばログデータテーブル7aの時刻「02:24:58」に於ける装置内部データ「Gate−V OPEN」と、ログデータテーブル7bの時刻「02:25:01」に於ける装置内部データ「ARM Extend」とは、一見すると装置コンピュータ2aの「Gate−V OPEN」の方が装置コンピュータ2b「ARM Extend」よりも先に処理されているように見えるが、各々組合せAの装置コンピュータ2aのT1a、組合せ装置Bの装置コンピュータ2bのT1bの時刻系列なので、その時刻系列が相違し、単純比較が出来ない。従って各組合せ間に於ける同期を取り、統合ログデータテーブル8に格納するプロセスが必要となる。この場合のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図を図13に示す。
【0061】
まず同期の対象とする組合せのログデータテーブル7から装置内部データ又は装置外部データと、その格納時刻、ブロック番号とを抽出する(S400)。例えば図11の例では、組合せAに於けるログデータテーブル7aの「02:24:58」の時刻に於けるブロック番号「0002」とそのデータ「Gate−VOPEN」を抽出する。
【0062】
ログデータテーブル7から抽出後、抽出したブロック番号の対応する相対時刻をブロック番号管理テーブル6から抽出する(S410)。上記例の場合ではブロック番号が「0002」であるので、組合せAに於けるブロック番号管理テーブル6aのブロック番号が「0002」であるレコードから相対時刻「00:08」を抽出する。
【0063】
S400で抽出した装置内部データと装置外部データの時刻に、S410で抽出した相対時刻を加算し、データ収集コンピュータ1の内蔵計時手段であるT2の時刻に修正する(S420)。上記例の場合では、
02:24:58+00:00:08=02:25:06
となる。
【0064】
S420で修正した時刻で、統合ログデータテーブル8に装置内部データ又は装置外部データを格納する(S430)。この際にどの組合せに於けるデータであるかを識別するために、その識別情報を併せて格納しても良い。上記例の場合では、「02:25:06」の時刻で「Gate−V OPEN」と、組合せAのデータであることの格納をする。
【0065】
以上のようにS400からS430のプロセスを各組合せ毎に全て実行後、次の組合せに関しても同様に行う。例えばこの場合では組合せAのログデータテーブル7aの終了後に、組合せBのログデータテーブル7bのS400からS430のプロセスを実行する。
【0066】
S430に於いて統合データテーブルにデータを格納する際には、その対応する時刻にソーティングして随時挿入することによって、時系列毎に閲覧することが可能となるので、このようにすることが好適である。このようにして図11のログデータテーブル7から作成した統合ログデータテーブル8の一例を図12に示す。
【0067】
以上のようなプロセスを全ての組合せに対して実行し、全てのデータの処理を実行した場合には(S440)、その処理を終了する。尚、上記のプロセスの説明では、データ収集コンピュータ1の全ての組合せについて統合ログデータテーブル8を作成する場合を説明したが、全ての組合せに対して実行を行わなくても、時刻の同期を取りたい組合せについてのみ、行っても良い。
【0068】
尚、本実施例に於いては各組合せ間に於ける同期の基準として用いる時刻系列としてT2の場合を説明したが、どの時刻系列(例えば装置コンピュータ2T1a)を用いて同期の基準とする時刻系列としても良い。T2以外を用いる場合には、各組合せに於けるブロック番号管理テーブル6の相対時刻を用いてT2の時刻に修正し、更にそこから基準となる装置コンピュータ2の時刻系列とT2との相対時刻を加算して修正すればよい。
【0069】
本発明に於ける各手段、テーブルは、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。又テーブルの代わりにデータファイルであっても良いことは言うまでもなく、テーブルとの記載にはデータファイルをも含んでいる。
【0070】
尚、本発明を実施するにあたり本実施態様の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体をシステムに供給し、そのシステムのコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによって実現されることは当然である。
【0071】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が前記した実施態様の機能を実現することとなり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を当然のことながら構成することになる。
【0072】
プログラムを供給する為の記憶媒体としては、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を使用することができる。
【0073】
又、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、上述した実施態様の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステムなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前記した実施態様の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0074】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる不揮発性あるいは揮発性の記憶手段に書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、機能拡張ボードあるいは機能拡張ユニットに備わる演算処理装置などが実際の処理の一部あるいは全部を行い、その処理により前記した実施態様の機能が実現される場合も含まれることは当然である。
【0075】
【発明の効果】
本発明によって、内蔵の計時手段を有する装置コンピュータから受信したデータと、内蔵の計時手段を有しない外部装置から受信したデータとに於ける時刻の同期を図ることが可能となる。更には内蔵の計時手段を有する装置コンピュータが複数存在した場合であっても、その各組合せから受信したデータに於ける時刻の同期を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
【図2】 複数の装置コンピュータがある場合のシステム構成を示すシステム構成図である。
【図3】 本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図4】 本発明のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図5】 トリガー信号を受信した場合の概念図である。
【図6】 基準日時報告を受信した場合の概念図である。
【図7】 時刻変更報告を受信した場合の概念図である。
【図8】 装置外部データを受信した場合の概念図である。
【図9】 装置内部データを受信した場合の概念図である。
【図10】装置コンピュータと外部装置との同期を示した概念図である。
【図11】装置コンピュータが複数の場合の同期を示した概念図である。
【図12】統合ログデータテーブルの概念図である。
【図13】装置コンピュータが複数の場合の同期のプロセスの流れの一例を示したフローチャート図である。
【符号の説明】
1:データ収集コンピュータ
2:装置コンピュータ
3:外部装置
4:LAN等の通信回線
5:トリガー信号通信回線
6:ブロック番号管理テーブル
7:ログデータテーブル
8:統合ログデータテーブル
9:外部装置通信回線

Claims (6)

  1. 装置コンピュータと外部装置とから送信されるデータの時刻を、データ収集コンピュータで同期を取りデータ収集を行う日時同期方法であって、
    前記装置コンピュータと前記データ収集コンピュータとはLAN等の通信回線及び、専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しない通信回線であるトリガー信号通信回線とで接続しており、前記外部装置と前記データ収集コンピュータとは専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しない外部装置通信回線で接続しており、
    前記装置コンピュータはその内蔵時刻を示す計時手段T1を有しており、
    前記データ収集コンピュータはその内蔵時刻を示す計時手段T2と前記LAN等の通信回線の遅延を計時する計時手段T3と任意の時刻にセット可能な計時手段T4と前記装置コンピュータ及び/又は前記外部装置のデータを格納するログデータテーブルとを有しており、
    前記装置コンピュータは、所定時間毎に基準日時報告又は前記計時手段T1の時刻が変更された際に時刻変更報告を前記LAN等の通信回線を介して送信し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告と同時又は要求される精度に比して問題のない間隔でトリガー信号を前記トリガー信号通信回線を介して送信し、
    前記データ収集コンピュータは、前記トリガー信号を受信後、前記計時手段T3の計時を開始し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告を受信した場合には前記計時手段T3の計時を停止し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告に含まれる前記計時手段T1の時刻と前記計時手段T3の時刻とを加算し、前記計時手段T4の時刻としてセットし、
    前記装置コンピュータは、前記データ収集コンピュータに報告すべき装置内部データが存在した場合に、前記装置内部データの前記計時手段T1に於ける時刻と前記装置内部データとを前記LAN等の通信回線を介して前記データ収集コンピュータに送信し、
    前記外部装置は、前記データ収集コンピュータに報告すべき装置外部データが存在した場合に、前記装置外部データを前記外部装置通信回線を介して前記データ収集コンピュータに送信し、
    前記データ収集コンピュータは、前記装置コンピュータから前記装置内部データを受信した場合に、前記装置内部データの前記計時手段T1に於ける時刻を抽出し、前記計時手段T1に於ける時刻と前記装置内部データとを対応づけて前記ログデータテーブルに格納し、前記外部装置から前記装置外部データを受信した場合に、前記装置外部データを前記データ収集コンピュータに於いて受信した前記計時手段T2に於ける時刻と対応する前記計時手段T4の時刻と前記装置外部データとを対応づけて前記ログデータテーブルに格納する
    ことを特徴とする日時同期方法。
  2. 内蔵時刻を示す計時手段T1を有する装置コンピュータと外部装置とから送信されるデータの時刻を、データ収集コンピュータで同期を取りデータ収集を行う日時同期方法であって、
    前記装置コンピュータと前記データ収集コンピュータとはLAN等の通信回線及び、専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しない通信回線であるトリガー信号通信回線とで接続しており、前記外部装置と前記データ収集コンピュータとは専用回線又は要求される精度に比して遅延の発生しない外部装置通信回線で接続しており、
    前記データ収集コンピュータはその内蔵時刻を示す計時手段T2と前記LAN等の通信回線の遅延を計時する計時手段T3と任意の時刻にセット可能な計時手段T4と前記装置コンピュータ及び/又は前記外部装置のデータを格納するログデータテーブルとを有しており、
    前記データ収集コンピュータは、
    前記装置コンピュータから、所定時間毎に送信される基準日時報告又は前記計時手段T1の時刻が変更された際に送信される時刻変更報告と同時又は要求される精度に比して問題のない間隔で送信されたトリガー信号を前記トリガー信号通信回線を介して受信し、
    前記トリガー信号を受信後、前記計時手段T3の計時を開始し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告を受信した場合には前記計時手段T3の計時を停止し、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告に含まれる前記計時手段T1の時刻と前記計時手段T3の時刻とを加算し、前記計時手段T4の時刻としてセットし、
    前記装置コンピュータから、装置内部データと前記装置内部データの前記計時手段T1に於ける時刻とを受信した場合に、前記装置内部データの前記計時手段T1に於ける時刻を抽出し、前記計時手段T1に於ける時刻と前記装置内部データとを対応づけて前記ログデータテーブルに格納し、前記外部装置から前記装置外部データを受信した場合に、前記装置外部データを前記データ収集コンピュータに於いて受信した前記計時手段T2に於ける時刻と対応する前記計時手段T4の時刻と前記装置外部データとを対応づけて前記ログデータテーブルに格納する
    ことを特徴とする日時同期方法。
  3. 前記データ収集コンピュータは、
    前記計時手段T1と前記計時手段T2との相対時刻と、前記計時手段T1の変更後の時刻と前記計時手段T1の変更後の時刻とをブロック番号毎に格納するブロック番号管理テーブルを有しており、
    前記基準日時報告又は前記時刻変更報告を受信した場合に、前記ブロック番号管理テーブルのブロック番号をインクリメントし、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告の前記計時手段T1の時刻から、前記基準日時報告又は前記時刻変更報告と同時又は要求される精度に比して問題のない間隔で送信されたトリガー信号を前記データ収集コンピュータで受信した前記計時手段T2の時刻で減算し前記相対時刻を算出し、前記算出した相対時刻を前記ブロック番号管理テーブルのインクリメントしたブロック番号に於ける相対時刻として追加し、
    前記時刻変更報告を受信した場合に、前記ブロック番号管理テーブルのブロック番号をインクリメントし、前記時刻変更報告の変更後の前記計時手段T1の時刻から、前記時刻変更報告と同時に送信されたトリガー信号を前記データ収集コンピュータで受信した前記計時手段T2の時刻で減算し前記相対時刻を算出し、前記算出した相対時刻を前記ブロック番号管理テーブルのインクリメントしたブロック番号に於ける相対時刻として追加し、
    前記装置内部データ及び前記装置外部データを前記ログデータテーブルに格納する際に、前記ブロック番号管理テーブルの最新のブロック番号を更に格納する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の日時同期方法。
  4. 前記データ収集コンピュータには、前記装置コンピュータ、又は前記装置コンピュータと外部装置とからなる複数の組合せがLAN等の通信回線及び/又はトリガー信号通信回線及び/又は外部装置通信回線で接続しており、
    前記データ収集コンピュータは、
    前記装置コンピュータの数に対応した前記計時手段T4と、前記組合せ毎にログデータテーブルと前記ブロック番号管理テーブルとを有しており、
    同期対象となる組合せのログデータテーブルに格納されたブロック番号と時刻と装置内部データ又は装置外部データとを抽出し、
    前記抽出したブロック番号が対応する相対時刻を前記組合せに於けるブロック番号管理テーブルから抽出し、
    前記抽出した相対時刻と前記抽出した時刻とを加算することで時刻の同期を取ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の日時同期方法。
  5. 前記データ収集コンピュータは、更に、全て又は同期対象となる組合せにかかる前記装置コンピュータ又は外部装置のデータを格納する統合ログデータテーブルを有しており、
    前記同期を取った時刻と、前記ログデータテーブルから抽出した装置内部データ又は装置外部データと、前記組合せを識別する情報とを対応づけて前記統合ログデータテーブルに格納する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の日時同期方法。
  6. 前記装置コンピュータは、
    前記基準日時報告を、前記計時手段T1、T2、T4の時刻のずれが要求される精度に比して問題にならない間隔で前記データ収集コンピュータに送信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の日時同期方法。
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