JPH1097506A - コンピュータネットワーク端末間の処理時刻管理方法および該処理時刻管理方法を用いた測定システムならびにコンピュータネットワーク端末間の処理時刻管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

コンピュータネットワーク端末間の処理時刻管理方法および該処理時刻管理方法を用いた測定システムならびにコンピュータネットワーク端末間の処理時刻管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH1097506A
JPH1097506A JP9187057A JP18705797A JPH1097506A JP H1097506 A JPH1097506 A JP H1097506A JP 9187057 A JP9187057 A JP 9187057A JP 18705797 A JP18705797 A JP 18705797A JP H1097506 A JPH1097506 A JP H1097506A
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time
computer
processing
terminals
computer network
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JP9187057A
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English (en)
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Kimihiro Takasugi
公大 高杉
Yuki Yamaguchi
祐輝 山口
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンピュータ端末が、所定時刻に、も
しくは、所定時間毎に各々の処理を行う場合において、
各端末における処理の開始時刻を一定の誤差内に収める
ことができるコンピュータネットワーク端末間の処理時
刻管理方法および該処理時刻管理方法を用いた測定シス
テムならびにコンピュータネットワーク端末間の処理時
刻管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供すること。 【解決手段】 基準端末22がデータ収集要求と共にそ
のデータ収集時刻をネットワーク上に送信すると、各端
末20A,20B,20Cは、それぞれ基準端末22か
らのデータ収集要求を受信した時、各々対応して設けら
れたセンサ21A,21B,21Cからの温度湿度デー
タを読み取り、基準端末22から送信されたデータ収集
時刻と共に記憶装置等に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータネ
ットワークに接続された複数のコンピュータ端末におけ
る処理の開始時刻を管理するコンピュータネットワーク
端末間の処理時刻管理方法および該処理時間管理方法を
用いた測定システムならびにコンピュータネットワーク
端末間の処理時刻管理プログラムを記録した記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、コンピュータ等に各種測定器を接
続し、それら測定器により得られたデータを、内蔵する
時計を参照して所定時間毎に自動的に収集するコンピュ
ータシステム(測定システム)は周知となっている。こ
のようなシステムを用い、複数コンピュータによって同
一時刻にデータ収集を行う場合、各コンピュータが各々
内蔵する時計に時間的なずれがあると、当然のことなが
ら各コンピュータ毎のデータ収集時刻にずれが生じてし
まう。
【0003】したがって、複数のコンピュータにおい
て、各々内蔵する時計の時刻を合わせる必要があるが、
この時刻合わせの方法として、例えば、ある1台のコン
ピュータが内蔵する時計の時刻を基準時刻として、その
コンピュータが、所定時間毎に現在の時刻を各コンピュ
ータへ送信し、各コンピュータにおいて、各々内蔵する
時計を上述した基準時刻に合わせるという方法がある。
【0004】このように各々内蔵する時計の時刻合わせ
を行い、また、各自接続されたセンサからのデータを同
時刻に収集する測定システムについて説明する。図6は
工場等の施設内の温度および湿度と、生産される製品の
歩留まりとの関連性を調べるために、施設内各所の温
度、湿度を所定時間毎に、かつ、同時刻に測定し記録す
る測定システムのハードウェア構成を説明するための説
明図である。
【0005】この図において、部屋A,B,Cにはそれ
ぞれコンピュータ(以下、端末という)20A,20
B,20Cが設置されている。また、これら端末はバス
ケーブル23にそれぞれ接続されており、ネットワーク
が構築されている。また、部屋Aには端末20A,20
B,20Cの基準時間となる時計(以下、基準時計とい
う)を内蔵した端末(以下、基準端末という)22が設
置されている。さらに、上述した端末20A,20B,
20Cには、それぞれ温度湿度センサ21A,21B,
21Cが接続されており、各部屋の温度および湿度デー
タを対応する端末に出力する。
【0006】このような測定システムにおいて、端末2
0A,20B,20Cが同一時刻に各部屋の温度と湿度
を測定し、その結果を記録すると共に、所定時間毎に各
自内蔵する時計を基準時計の時刻に合わせる場合の処理
内容を図7,図8を参照して説明する。図7は各端末に
おける処理内容を示す概念図であり、この図に示すよう
に、基準端末22は所定時刻毎に基準時計の時刻を各端
末20A,20B,20Cに送信し、各端末は基準時計
の時刻を受信すると、各々内蔵する時計の時刻を受信し
た時刻に合わせる(以下、この処理をネットワーク時刻
合わせという)。また、端末20A,20B,20C
は、各々に接続されているセンサ21A,21B,21
Cからの温度湿度データを同一時刻に収集し、記録する
という処理も行う。
【0007】次に、上述した処理に関し、端末20A,
20B,20Cの各々における処理手順について、図8
を参照して説明する。ここで図8は、各々接続されたセ
ンサからの温度湿度データを時刻t2 に収集,記録する
場合を示している。まず、各端末は、各々内蔵する時計
の時刻を読み取り、現在時刻t1 を得て(ステップS1
00)、現在時刻t1から予め設定されているデータ収
集時刻t2までの待機時間s1を算出する(ステップS1
01)。そして、時間s1間待機し(ステップS10
2)、その後、センサからの温度湿度データを読み取っ
て(ステップS103)、それらデータをデータ収集時
刻t2 と共に記憶装置等に保存する(ステップS10
4)。また、上述した処理と平行して、基準端末22か
らの基準時刻を受信した場合はネットワーク時刻合わせ
を行う(ステップS105)。
【0008】ここで、ステップS100で現在時刻t1
を読み取ってから、ステップS103にてデータを収集
するまでの間にネットワーク時刻合わせが行われ、その
結果、各自内蔵する時計の時刻が大幅に修正された場合
について考える。この場合、基準時間によるデータ収集
時刻と、各端末が内蔵する時計の現在時刻t1 に基づい
て決定したデータ収集時刻t2 との間に差が生じてしま
う。このようなデータ収集時刻のずれを最小限にする方
法として、従来は、センサからのデータを収集する前
に、例えば図9に示すような処理を行っていた。
【0009】すなわち、図8と同様、ステップS100
からS102の処理を行い、待機時間s1経過後、ステ
ップS110において、再度、内蔵する時計の現在時刻
3を読み取る。そして、ステップS111へ進み、予
め設定されたデータ収集時刻t 2 と時刻t3 とを比較
し、その結果に従って以下の処理を行う。
【0010】時刻t2と時刻t3が一致した場合。 ステップS112へ進み、センサからのデータを読み取
ってデータ収集時刻t 2 と共に保存する。 時刻t2よりも時刻t3の方が遅い時刻だった場合。 ステップS113へ進み、センサからのデータを読み取
ってデータ収集時刻t 2 と共に保存し、さらに誤差時間
δ(=t3−t2)を算出して保存する。 時刻t2よりも時刻t3の方が早い時刻だった場合。 ステップS114へ進み、追加待機時間s2(=t2−t
3)を求め、s2間待機後、センサからのデータを読み取
ってデータ収集時刻t2 と共に保存する。
【0011】そして、ステップS112〜S114のい
ずれかの処理を経た後、ステップS100へ戻り、次の
データ収集処理を開始する。このように、図9に示す処
理では、センサからのデータを収集する前に再度内蔵す
る時計の現在時刻を読み取り、予め設定されているデー
タ収集時刻との差に応じた処理を行うので、所定のデー
タ収集時刻により近い時刻にデータ収集を行うことがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示したようなデータ収集を行う測定システムにおいて
も、図10に示すようなデータ収集を行う場合、正確な
データが得られないことがある。図10は生産ライン上
の設備がどの位稼動しているかを測定するための測定シ
ステムであり、コンピュータネットワークに接続された
端末30が、例えば工業用ロボットや、工作機械等の生
産設備31の稼動時間を測定する。具体的には、端末3
0は一定時間毎に生産設備31の電源のON/OFF状
態を検出し、生産設備31の稼動状態の変化が見られた
場合は、その時の時刻と稼動状態の内容を記録するもの
である。
【0013】また、端末30が接続されているネットワ
ークには、基準時間を計時する時計を内蔵した基準端末
32が接続され、例えばネットワーク上の通信がアイド
ル状態にある時など、不定期に内蔵する基準時計の時刻
をネットワーク上に送信する。これにより、端末30は
自機が内蔵する時計の時刻を受信した時刻に合わせる。
以下、上述した測定システムの、端末30における処理
手順を図11に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0014】まず、端末30は、上述した測定を開始す
ると、図11のステップS120において一定時間待機
し、一定時間経過後ステップS121へ進み、生産設備
31の稼動状態を見る。そして、前回の状態から変化し
ていなかった場合は、ステップS120へ戻って再度一
定時間待機する。例えば、前回の生産設備31の電源が
ONであり、今回もONであった場合はステップS12
0へ戻る。
【0015】一方、ステップS121において、前回の
状態から変化があった場合は、ステップS122へ進
み、生産設備31の稼動状態の変化(電源ON→OF
F、または、OFF→ON)と、自機が内蔵する時計の
時刻T2を読み取ってその時刻T2とを記憶装置等に保存
する。そして、ステップS120へ戻って一定時間待機
し、以下、上述した処理を繰り返す。また、上述した処
理と平行して、基準端末32からの基準時刻を受信した
場合は、ステップS123にてネットワーク時刻合わせ
を行う。
【0016】このような処理を行うコンピュータシステ
ムにおいて、正常にデータが収集できた場合は、例えば
図12(a)のような結果となる。この図では4回デー
タ収集が行われ、生産設備31の最初のON期間が3分
10秒、OFF期間が10秒、2回目のON期間が50
秒ということが判る。しかしながら、端末30において
所定時間待機中にネットワーク時刻合わせが行われ、内
蔵する時計が大幅に修正された場合は、正常なデータを
得ることができなくなってしまう。
【0017】図12(b)はその一例を示すものであ
り、この場合、9時6分10秒以後、大幅な時間修正が
行われたために、次に生産設備31の状態が変化した時
刻が前回の測定時(9時6分10秒)よりも前の時刻
(9時5分55秒)になってしまったことを示してい
る。すなわち、同図(b)において9時6分10秒以降
のOFF時間が正常に測定できないことになってしま
う。このように、ネットワーク上の1台の端末に内蔵さ
れた時計を基準時間とし、その時刻に他の端末が各々内
蔵する時計を合わせる場合、データ収集の方法によって
は正常なデータを取得できなくなる場合がある。
【0018】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、複数のコンピュータ端末が、所定時刻
に、もしくは、所定時間毎に各々の処理を行う場合にお
いて、各端末における処理の開始時刻を一定の誤差内に
収めることができるコンピュータネットワーク端末間の
処理時刻管理方法および該処理時刻管理方法を用いた測
定システムならびにコンピュータネットワーク端末間の
処理時刻管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、コンピュータネットワークに接続された複数のコン
ピュータ端末における処理の開始時刻を管理するコンピ
ュータネットワーク端末間の処理管理方法において、前
記複数のコンピュータ端末のうち1つのコンピュータ端
末が、前記コンピュータネットワークに接続された全コ
ンピュータ端末の基準となる時刻を計時し、所定時刻に
なった時、前記コンピュータネットワークを介して他の
コンピュータ端末に対して該所定時刻の時刻情報および
処理要求を送信し、前記他のコンピュータ端末は、前記
コンピュータネットワークから受信した処理要求および
時刻情報に基づいて各々所定の処理を開始することを特
徴とする。
【0020】請求項2に記載の発明は、コンピュータネ
ットワークに接続された複数のコンピュータ端末によ
り、所定時刻に所定の測定を同時に行う測定システムに
おいて、前記コンピュータネットワークに接続された全
コンピュータ端末の基準となる時刻を計時し、前記所定
時刻に、その時刻情報および処理要求を前記コンピュー
タネットワークに送信する1つの時間管理用コンピュー
タ端末と、物理量を計測する複数のセンサと、前記複数
のセンサに各々対応して設けられ、かつ、前記コンピュ
ータネットワークと接続された複数の測定用コンピュー
タ端末とを具備してなり、前記複数の測定用コンピュー
タ端末の各々は、前記処理要求を受信した時に各々対応
するセンサから出力された計測データを、受信した時刻
情報と共に記憶することを特徴とする。
【0021】請求項3に記載の発明は、コンピュータネ
ットワークに接続された複数のコンピュータ端末によ
り、所定時刻に所定の測定を同時に行う測定システムに
おいて、前記コンピュータネットワークに接続された全
コンピュータ端末の基準となる時刻を計時し、前記所定
時刻に、その時刻情報および処理要求を前記コンピュー
タネットワークに送信する1つの時間管理用コンピュー
タ端末と、物理量を計測する複数のセンサと、前記コン
ピュータネットワークと接続され、かつ、前記複数のセ
ンサからの計測データがそれぞれ入力される複数の測定
用コンピュータ端末とを具備してなり、前記複数の測定
用コンピュータ端末は、前記処理要求を受信した時点か
ら、各々対応するセンサから出力される計測データに対
して所定の一連の処理を開始し、その処理結果を受信し
た時刻情報と共に記憶することを特徴とする。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の測定システムにおいて、前記センサは、温度
および湿度を計測する温度湿度センサであることを特徴
とする。
【0023】請求項5に記載の発明は、コンピュータネ
ットワークに接続された複数のコンピュータ端末によ
り、複数の外部機器の稼働時間を測定する測定システム
において、前記コンピュータネットワークに接続された
全コンピュータ端末の基準となる時刻を計時し、所定時
間毎に時刻情報および処理開始要求を前記コンピュータ
ネットワークに送信する1つの時間管理用コンピュータ
端末と、前記コンピュータネットワークと接続され、か
つ、各々対応する外部機器の電源のオン/オフ状態を検
出する複数の測定用コンピュータ端末とを具備してな
り、前記複数の測定用コンピュータ端末は、前記処理開
始要求を受信した時の、対応する外部機器の電源のオン
/オフ状態が、前回測定した電源の状態と異なっていた
場合は、その電源の状態を受信した時刻情報と共に記憶
することを特徴とする。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項2ないし
5のうちいずれか1項に記載の測定システムにおいて、
前記複数の測定用コンピュータ端末は、各々、時計を内
蔵し、前記時刻情報を受信した時に、該受信した時刻情
報に合わせて前記内蔵した時計の時刻を修正することを
特徴とする。
【0025】請求項7に記載の発明は、コンピュータネ
ットワークに接続された複数のコンピュータ端末のうち
1台のコンピュータ端末に搭載され、前記コンピュータ
ネットワークに接続された他の複数のコンピュータ端末
間の処理時刻管理を行うための処理時刻管理プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、該処理時刻管理プログラムは、前記1台のコンピュ
ータ端末に、該1台のコンピュータ端末が内蔵する時計
の時刻を読み取らせ、前記所定の時刻になった時、該所
定の時刻を示す情報と、前記他の複数のコンピュータ端
末の各々に予め定められた処理の開始を指示する命令と
を、前記他の複数のコンピュータ端末の各々に送信させ
ることを特徴とする。
【0026】請求項8に記載の発明は、コンピュータネ
ットワークに接続された複数のコンピュータ端末に各々
搭載され、前記コンピュータネットワークに接続された
複数のコンピュータ端末間の処理時刻管理を行うための
処理時刻管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であって、該処理時刻管理プログラム
は、該処理時刻管理プログラムを搭載するコンピュータ
端末に、外部より処理の開始を指示する命令および時刻
情報を受信した時、予め定められた処理を開始させ、か
つ、当該処理の結果と共に前記受信した時刻情報とを記
憶手段に記憶させることを特徴とする。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の処理管理プログラムと、請求項8に記載の処理管理プ
ログラムとを記録したことを特徴とするコンピュータ読
み取り可能な記録媒体である。
【0028】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の処理時刻管理プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体において、前記処理時刻管理プロ
グラムは、該処理時刻管理プログラムを搭載するコンピ
ュータ端末に、外部より処理の開始を指示する命令およ
び時刻情報を受信した時、該受信した時刻情報に合わせ
て、当該処理管理プログラムを具備するコンピュータ端
末に内蔵された時計の時刻を修正させることを特徴とす
る。
【0029】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕まず、図1を参照してこの発明の第1
実施形態の概念について説明する。図1はこの発明の第
1実施形態における処理形態を示す概念図であり、前述
した図7に対応するものである。また、本実施形態にお
ける測定システムのハードウェア構成は、前述した図6
と同様である。
【0030】図1において、図7に示す処理内容と異な
る点は、端末20A,20B,20Cにおいて、同一時
刻にデータを収集する際、基準端末22がデータ収集要
求と共にそのデータ収集時刻を各端末20A,20B,
20Cに対して送信し、端末20A,20B,20C
は、それぞれ基準端末22からのデータ収集要求を受信
した時、センサからの温度湿度データを読み取り、その
温度湿度データを基準端末22から送信されたデータ収
集時刻と共に、図示せぬ記憶装置等に記憶する点であ
る。
【0031】また、上述した端末20A,20B,20
Cおよび基準端末22において実行されるプログラム
は、それぞれに組み込まれたリアルタイム性の高いマル
チタスクオペレーティングシステム上で実行される。さ
らに、各々の端末は、イーサネットによりネットワーク
化され、端末20A,20B,20Cにおけるデータ収
集間隔を数分間とした場合、異なる端末のタスク間の通
信時間が遅くとも5秒以内に収まっているものとする。
これにより、端末20A,20B,20Cに取り込まれ
る温度湿度データの時間的な誤差は、端末間での通信時
間内に収めることができる。
【0032】以下、上述した処理の手順を図2に示すフ
ローチャートを参照して説明する。まず、基準端末22
はステップS1において、内蔵する基準時計の時刻を読
み取り、現在時刻T1 を認識する。そして、ステップS
2へ進み、所定のデータ収集時刻T2までの待機時間S1
を算出し、ステップS3で待機する。待機時間S1 経過
するとステップS4へ進んで、データ収集要求と、デー
タ収集時刻T2 とをネットワーク上へ送信し、ステップ
S1へ戻る。
【0033】一方、端末20A,20B,20Cは、デ
ータ収集処理を開始すると、ステップS10にて待機状
態となる。そして、基準端末22からデータ収集要求、
および、データ収集時刻T2 が送信されると、ステップ
S11へ進んで各端末は各々対応するセンサ21A,2
1B,21Cからのデータを読み取り、ステップS12
において、受信したデータ収集時刻T2 と共に記憶装置
等に保存する。そして、ステップS10へ戻り、再び基
準端末22から次のデータ収集要求とデータ収集時刻T
2 が送信されるまで待機状態となる。
【0034】このように、本実施形態では、基準端末2
2からデータ収集要求と、データ収集時刻とが送信さ
れ、各端末20A,20B,20Cが上記データ収集要
求を受信すると、端末20A,20B,20Cは、各
々、温度湿度センサ21A,21B,21Cから出力さ
れるデータを読み込み記録するので、各端末が各々内蔵
する時計を基準端末22の時刻に合わせるという処理を
行うことなく、データを同一時刻に収集することができ
る。
【0035】なお、上述した実施形態において、端末2
0A,20B,20Cは、それぞれ基準端末22からデ
ータ収集要求およびデータ収集時刻を受信した際、各端
末の内蔵時計の時刻を受信したデータ収集時刻に合わせ
て修正するようにしてもよい。
【0036】〔第2実施形態〕本実施形態は、コンピュ
ータシステムのハードウェア構成、および、コンピュー
タシステムにおける処理形態の概念については、上述し
た第1実施形態と同様であるが、本実施形態では、各端
末20A,20B,20Cにおいて、基準端末22から
送信されたデータ収集要求、および、データ収集時刻T
2 により、各々対応する温度湿度センサ21A,21
B,21Cから出力されるデータに対し、予め定められ
た一連のデータ収集処理(バッチ処理)を行うようにし
たものである。したがって、基準端末22における処理
内容は、第1実施形態と変わらず、端末20A,20
B,20Cの各々における処理内容のみが変わってい
る。
【0037】以下に図3を参照して本発明の第2実施形
態について説明する。まず、上述したように、基準端末
22は第1実施形態における基準端末22と同様の処理
を行う。すなわち、内蔵する基準時計の時刻を読み取っ
て、現在時刻T1 を認識し(ステップS1)、所定のデ
ータ収集時刻T2までの待機時間S1を算出(ステップS
2)した後、待機時間S1の間待機する(ステップS
3)。そして、待機時間S1 経過すると、データ収集要
求およびデータ収集時刻T2 をネットワーク上へ送信
(ステップS4)し、ステップS1へ戻る。
【0038】一方、端末20A,20B,20Cは、デ
ータ収集処理を開始すると、まず、ステップS10で待
機状態となる。この状態で、基準端末22からデータ収
集要求およびデータ収集時刻T2 が送信されると、ステ
ップS13へ進んで予め定められた一連のデータ収集を
行う。ここでは、端末20A,20B,20Cは、5秒
間隔で計20回、各々対応するセンサ21A,21B,
21Cからの温度および湿度データを読み取るものとす
る。
【0039】そして、ステップS14へ進み、収集した
データに対し、所定の集計処理を行う。ここでは、収集
した各々20個の温度湿度データの最大値、最小値、お
よび、平均値を求め、受信したデータ収集時刻T2 と共
に記憶装置等に保存するものとする。その後、ステップ
S10へ戻り、再び基準端末22から次のデータ収集要
求とデータ収集時刻T2 が送信されるまで待機状態とな
る。
【0040】このように、本実施形態においては、基準
端末22からのデータ収集要求に応じて各端末が予め定
められた一連のデータ収集処理(バッチ処理)を行うこ
とができる。
【0041】なお、本実施形態では、各端末がバッチ処
理として、温度湿度データの収集および収集したデータ
の集計処理を行っていたが、バッチ処理の内容は上述し
た実施形態に限定されるものでない。また、本実施形態
においても、前述した第1実施形態と同様、端末20
A,20B,20Cが、それぞれ基準端末22からデー
タ収集要求およびデータ収集時刻を受信した際、各端末
の内蔵時計の時刻を受信したデータ収集時刻に合わせて
修正するようにしてもよい。
【0042】また、上述した第1実施形態および第2実
施形態において、基準端末22、および、端末20A,
20B,20Cでそれぞれ実行される処理は、各端末
が、記録媒体に記録された各々に対応するプログラム
を、各自が具備する記憶装置に読み込み、実行すること
によってなされるものとする。さらに、当該プログラム
を記録媒体に記録し、流通させることにより、上記各実
施形態と同様のハードウェア構成を有する、他の既存の
測定システムにおいても同様の作用効果を奏することが
可能となる。
【0043】〔第3実施形態〕次に図4,図5を参照し
て本発明の第3実施形態について説明する。以下に説明
する実施形態は、前述した図10のように端末30が生
産設備31の稼動時間を測定するコンピュータシステム
に関するものである。図4は本実施形態のコンピュータ
システムにおける処理形態を説明するための説明図であ
り、この図において、コンピュータネットワークに接続
された端末30は、基準端末32から所定時刻毎に送信
されるデータ収集要求とデータ収集時刻情報により、生
産設備31の稼動時間を測定する。
【0044】また、本実施形態のコンピュータシステム
においても、第1,第2実施形態と同様、端末30およ
び基準端末32において実行されるプログラムは、それ
ぞれに組み込まれたリアルタイム性の高いマルチタスク
オペレーティングシステム上で実行される。また、各端
末は、イーサネットによりネットワーク化され、端末3
0におけるデータ収集間隔が数分である時、端末30お
よび基準端末32上のタスク間の通信時間が遅くとも5
秒以内に収まっているものとする。
【0045】以下、端末30および基準端末32の処理
手順について、図5を参照して説明する。まず、基準端
末32はデータ収集処理を開始すると、ステップS20
において一定時間待機する。そして、一定時間経過する
とステップS21へ進み、その時点の時刻を内蔵する時
計から読み取って、データ収集要求と共にネットワーク
上に送信する。
【0046】一方、端末30は、データ収集処理を開始
後、ステップS30において基準端末32から送信され
るデータ収集要求の待機状態となる。そして、基準端末
32からデータ収集要求およびデータ収集時刻情報が送
信され、また、端末30がそれらを受信するとステップ
S31へ進み、生産設備31の稼動状態を見る。すなわ
ち、生産設備31の電源のON/OFF状態を検出す
る。そして、前回の状態から変化していなかった場合、
すなわち、前回、生産設備31の電源がONであり、今
回もONであった場合は、ステップS30へ戻って、基
準端末32からのデータ収集要求を待つ。
【0047】また、前回の状態から変化があった場合、
すなわち、例えば前回、生産設備31の電源がOFFで
あり、今回、電源がONであった場合は、ステップS3
2へ進み、生産設備31の変化の内容(電源ON→OF
F、または、OFF→ON)と、基準端末32から送信
されたデータ収集時刻とを保存する。そして、ステップ
S30へ戻って基準端末32からのデータ収集要求を待
つ。
【0048】このように、実際にデータを収集する端末
は、コンピュータネットワークの基準時刻となる時計を
有する基準端末からの要求に応じてデータ収集を開始す
ると共に、データ収集時刻として上記基準端末から送信
される時刻を記録するので、従来のような基準時刻合わ
せによる矛盾したデータ収集時刻が記録されることがな
い。
【0049】なお、本実施形態では、1台の生産設備の
稼動状態を測定するためのコンピュータシステムについ
て説明したが、複数の端末をネットワークに接続して、
複数台の生産設備の稼動状態を測定する構成にしてもよ
い。また、上述したステップS31において、端末30
は、生産設備31の電源のON/OFF状態を検出する
際、自機の内蔵時計の時刻を受信したデータ収集時刻情
報に合わせて修正するようにしてもよい。
【0050】また、上述した実施形態において、基準端
末32および端末30でそれぞれ実行される処理は、各
端末が、記録媒体に記録された各々に対応するプログラ
ムを、各自が具備する記憶装置に読み込み、実行するこ
とによってなされるものとする。さらに、当該プログラ
ムを記録媒体に記録し流通させることにより、上記実施
形態と同様のハードウェア構成を有する他の既存の測定
システムにおいても同様の作用効果を奏することが可能
となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、1つのコンピュータ端末がコンピュータネットワー
クに接続された全コンピュータ端末の基準となる時刻を
計時し、処理を行うべき時刻に、その時の時刻情報と処
理要求とを送信し、他のコンピュータ端末は、該処理要
求および時刻情報とに情報に基づいて、各々所定の処理
を行うので、各端末毎に、各々内蔵する時計の時刻を読
み取ることなく、処理を開始するタイミングとその時刻
を得ることができる。これにより、各コンピュータ端末
における時間調整用のプログラムを作成する手間を省く
ことができ、また、コンピュータシステムの設計を簡略
化することができる。
【0052】また、上記処理時刻管理方法を用いた測定
システムにおいては、コンピュータネットワークに接続
された全コンピュータ端末の基準となる時刻の計時を行
う1台の時間管理用コンピュータ端末から送信される処
理要求により、他の測定用コンピュータ端末が一斉に測
定を行い、もしくは、センサから出力される計測データ
に対して一連のバッチ処理を開始するので、各測定用コ
ンピュータ端末がそれぞれ内蔵する時計の時間合わせ処
理を行う必要がなくなり、各測定用コンピュータ端末の
処理負荷が軽減される。さらに、従来のように、各測定
用コンピュータ端末が各々時間合わせ処理を行った故
に、矛盾した測定データを記録してしまう恐れがなくな
ると共に、時間管理用コンピュータ端末における処理負
担を増やすことなく、各測定用コンピュータ端末におい
て複雑なデータ収集処理を行うことができる。
【0053】また、上述したセンサを温度湿度センサと
することにより、例えば、工場内の製造ライン各所の温
度および湿度を測定して、製造品の歩留まりとの関連性
等を調べることができる。
【0054】また、上記処理時刻管理方法を用いて複数
の外部機器の稼働時間を測定する測定システムにおいて
は、複数の外部機器に対応して設けられた各測定用コン
ピュータ端末が、対応する外部機器の電源のオン/オフ
状態を、前記時間管理用コンピュータ端末からの処理要
求に応じて測定し、前回測定した電源の状態と異なって
いた場合は、その状態を上記処理要求と共に送信された
時刻情報と合わせて記録するので、従来のように、各測
定用コンピュータ端末が各々時間合わせ処理を行った故
に、矛盾した測定データを記録してしまうことなく、上
記外部機器の稼動時間を正確に測定することができる。
【0055】さらに、上述した各測定用コンピュータ端
末が、時間管理用コンピュータ端末からの処理要求と共
に送信された時刻情報に合わせて、各自の内蔵時計の時
刻を修正するようにした場合、矛盾の無い測定データの
取得と、ネットワーク時刻合わせとが同時に実現可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態における測定システ
ムの処理形態を説明するための説明図である。
【図2】 同測定システムにおける処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 この発明の第2実施形態における測定システ
ムにおける処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の第3実施形態における測定システ
ムの処理形態を説明するための説明図である。
【図5】 同測定システムにおける処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 複数の端末により、所定の測定を行う測定シ
ステムのハードウェア構成の一例を説明するための説明
図である。
【図7】 施設内の複数箇所の温度および湿度を同一時
刻に測定する測定システムにおける従来の処理内容の概
念を示す概念図である。
【図8】 同測定システムにおける処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】 施設内の複数箇所の温度および湿度を同一時
刻に測定する測定システムにおいて、各端末におけるデ
ータ収集時刻の誤差をより少なくするための処理を追加
した場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】 外部機器の稼動時間を測定する測定システ
ムにおける従来の処理内容の概念を示す概念図である。
【図11】 同測定システムにおける処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図12】 図10に示した測定システムによる測定結
果の一例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
20A,20B,20C,30 コンピュータ(端末) 21A,21B,21C センサ 22,32 基準端末 23 バスケーブル 31 生産設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 コンピュータネットワーク端末間の処理時刻管理方法および該処理時刻管理方法を用いた測定シ ステムならびにコンピュータネットワーク端末間の処理時刻管理プログラムを記録したコンピュ ータ読み取り可能な記録媒体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークに接続された
    複数のコンピュータ端末における処理の開始時刻を管理
    するコンピュータネットワーク端末間の処理管理方法に
    おいて、 前記複数のコンピュータ端末のうち1つのコンピュータ
    端末が、前記コンピュータネットワークに接続された全
    コンピュータ端末の基準となる時刻を計時し、所定時刻
    になった時、前記コンピュータネットワークを介して他
    のコンピュータ端末に対し、該所定時刻の時刻情報およ
    び処理要求を送信し、 前記他のコンピュータ端末は、前記コンピュータネット
    ワークから受信した処理要求および時刻情報に基づいて
    各々所定の処理を開始することを特徴とするコンピュー
    タネットワーク端末間の処理時刻管理方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータネットワークに接続された
    複数のコンピュータ端末により、所定時刻に所定の測定
    を同時に行う測定システムにおいて、 前記コンピュータネットワークに接続された全コンピュ
    ータ端末の基準となる時刻を計時し、前記所定時刻に、
    その時刻情報および処理要求を前記コンピュータネット
    ワークに送信する1つの時間管理用コンピュータ端末
    と、 物理量を計測する複数のセンサと、 前記複数のセンサに各々対応して設けられ、かつ、前記
    コンピュータネットワークと接続された複数の測定用コ
    ンピュータ端末とを具備してなり、 前記複数の測定用コンピュータ端末の各々は、前記処理
    要求を受信した時に各々対応するセンサから出力された
    計測データを、受信した時刻情報と共に記録することを
    特徴とする測定システム。
  3. 【請求項3】 コンピュータネットワークに接続された
    複数のコンピュータ端末により、所定時刻に所定の測定
    を同時に行う測定システムにおいて、 前記コンピュータネットワークに接続された全コンピュ
    ータ端末の基準となる時刻を計時し、前記所定時刻に、
    その時刻情報および処理要求を前記コンピュータネット
    ワークに送信する1つの時間管理用コンピュータ端末
    と、 物理量を計測する複数のセンサと、 前記コンピュータネットワークと接続され、かつ、前記
    複数のセンサからの計測データがそれぞれ入力される複
    数の測定用コンピュータ端末とを具備してなり、 前記複数の測定用コンピュータ端末は、前記処理要求を
    受信した時点から、各々対応するセンサから出力される
    計測データに対して所定の一連の処理を開始し、その処
    理結果を受信した時刻情報と共に記録することを特徴と
    する測定システム。
  4. 【請求項4】 前記センサは、温度および湿度を計測す
    る温度湿度センサであることを特徴とする請求項2また
    は3に記載の測定システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータネットワークに接続された
    複数のコンピュータ端末により、複数の外部機器の稼働
    時間を測定する測定システムにおいて、 前記コンピュータネットワークに接続された全コンピュ
    ータ端末の基準となる時刻を計時し、所定時間毎に時刻
    情報および処理開始要求を前記コンピュータネットワー
    クに送信する1つの時間管理用コンピュータ端末と、 前記コンピュータネットワークと接続され、かつ、各々
    対応する外部機器の電源のオン/オフ状態を検出する複
    数の測定用コンピュータ端末とを具備してなり、 前記複数の測定用コンピュータ端末は、前記処理開始要
    求を受信した時の、対応する外部機器の電源のオン/オ
    フ状態が、前回測定した電源の状態と異なっていた場合
    は、その電源の状態を受信した時刻情報と共に記録する
    ことを特徴とする測定システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の測定用コンピュータ端末は、
    各々、時計を内蔵し、前記時刻情報を受信した時に、該
    受信した時刻情報に合わせて前記内蔵した時計の時刻を
    修正することを特徴とする請求項2ないし5のうちいず
    れか1項に記載の測定システム。
  7. 【請求項7】 コンピュータネットワークに接続された
    複数のコンピュータ端末のうち1台のコンピュータ端末
    に搭載され、前記コンピュータネットワークに接続され
    た他の複数のコンピュータ端末間の処理時刻管理を行う
    ための処理時刻管理プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体であって、 該処理時刻管理プログラムは、前記1台のコンピュータ
    端末に、 該1台のコンピュータ端末が内蔵する時計の時刻を読み
    取らせ、前記所定の時刻になった時、該所定の時刻を示
    す情報と、前記他の複数のコンピュータ端末の各々に予
    め定められた処理の開始を指示する命令とを、前記他の
    複数のコンピュータ端末の各々に送信させることを特徴
    とする処理管理プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータネットワークに接続された
    複数のコンピュータ端末に各々搭載され、前記コンピュ
    ータネットワークに接続された複数のコンピュータ端末
    間の処理時刻管理を行うための処理時刻管理プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 該処理時刻管理プログラムは、該処理時刻管理プログラ
    ムを搭載するコンピュータ端末に、 外部より処理の開始を指示する命令および時刻情報を受
    信した時、予め定められた処理を開始させ、かつ、当該
    処理の結果と共に前記受信した時刻情報とを記憶手段に
    記憶させることを特徴とする処理時刻管理プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の処理管理プログラム
    と、請求項8に記載の処理管理プログラムとを記録した
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の処理時刻管理プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
    おいて、 前記処理時刻管理プログラムは、該処理時刻管理プログ
    ラムを搭載するコンピュータ端末に、 外部より処理の開始を指示する命令および時刻情報を受
    信した時、該受信した時刻情報に合わせて、当該処理管
    理プログラムを具備するコンピュータ端末に内蔵された
    時計の時刻を修正させることを特徴とする処理時刻管理
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
JP9187057A 1996-07-17 1997-07-11 コンピュータネットワーク端末間の処理時刻管理方法および該処理時刻管理方法を用いた測定システムならびにコンピュータネットワーク端末間の処理時刻管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH1097506A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7373279B2 (en) 2004-08-19 2008-05-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Network
JP2011053762A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Yamatake Corp 施設管理システム及び施設管理方法
JP2013518325A (ja) * 2010-01-22 2013-05-20 ジーイー・インテリジェント・プラットフォームズ・インコーポレイテッド 時刻のグローバル同期のための方法、システム、及び記憶媒体

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