JP4121515B2 - 扉装置 - Google Patents

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本発明は、産業廃棄物運搬用のコンテナの扉装置に関するものである。
産業廃棄物運搬用のコンテナは上面が開放したバケットタイプであり、トラック荷台等に搭載して運搬される。そして、コンテナは後端に扉を設けているが、この扉は三方枠に、観音開きの扉体が設けられる。また、扉体には上下方向へ移動する閂が設けられる。
このような産業廃棄物運搬用のコンテナの扉に関する特許文献は存在しない。
なお、扉枠の変形に対して長穴による結合をもって対応しようとしたものとしては下記特許文献があるが、これらはいずれも直線状の長穴によるものである。
特開2003−18448号公報 特開2003−148062号公報 特開平11−141216号公報
前記コンテナでは、扉体の重さや衝撃により枠が変形し易い。扉体は蝶番を介して枠に設けられるものであり、枠と蝶番と扉体が一体になっているため、枠が変形してしまうと、扉体の閂によるロックが掛からなくなるおそれがある。
不完全なロックで走行すると、途中で扉が開いてしまうこともあり、非常に危険である。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、枠が変形しても、それに応じて扉の取り付け状態を修正でき、ロックに支障をきたすおそれがない扉装置を提供することにある。
前記目的を達成するため請求項1記載の本発明は、各扉体外側端部に位置する軸と蝶番片を介してこの軸を回動する扉支承部材とからなる蝶番により観音開きの扉体であり、この扉体に対して、前記軸を回動する前記扉支承部材に円弧の長穴を形成し、この扉支承部材を円弧の長穴を介してボルト止めしたことを要旨とするものである。
請求項2に記載の本発明は、円弧の長穴は扉支承部材の上下で相互に同一円周上に位置することを要旨とするものである。
請求項1記載および請求項2記載の本発明によれば、各扉体は長穴を介してボルト止めしたものであり、ボルトを緩めれば、長穴に沿ってその位置を調整することができる。その場合、長穴が直線的なものでは、枠の傾斜とともにこの長穴も傾斜して穴に沿って扉体を移動しても扉体の傾きを直すことはできない。本発明は長穴は相互に同一円周上に位置する上下の円弧であり、枠の傾斜に対応した形状なのでこの長穴に沿わせて扉体の取付けを修正し、その結果、扉体は容易に水平を保つことができる。
請求項3記載の本発明は、扉支承部材は前記軸に沿う縦方向のチャンネル部材であり、円弧の長穴はその上下に形成することを要旨とするものである。
請求項3記載の本発明によれば、前記作用に加えて、扉支承部材は扉体に係合するブラケットとしてチャンネル部材であり、これで扉体の側部全体を挟み込んで安定して支承でき、また、円弧の長穴はその上下に形成し、かつ、上下の円弧の長穴は相互に円周上に位置してこの円の弧であるので、三方枠の縦枠部分が傾斜したとしてもこの傾斜の角度に応じた修正回転をするように扉体を立て直すことができる。
請求項4記載の本発明は、観音開きの扉体は、あわせ端側に閂を有することを要旨とするものである。
請求項4記載の本発明によれば、扉体は閂を差し込むことで確実かつ堅牢にロックができる。
請求項5記載の本発明は、閂はコまたはL字形であり、その先端を、直立状態から手前側に傾倒可能なもので、下部をコンテナに設けた受板に軸支され、押して扉体を押し込む扉体押し込み用の梃子杆の係合管に係合させることを要旨とするものである。
請求項5記載の本発明によれば、扉体押し込み用の梃子杆を設けたので、この梃子杆で内側から荷の荷重がかかり開き難くなった扉体を押し込んで開く易くすることができる。また、閂はコまたはL字形であり、先端を扉体押し込み用の梃子杆に係合させることで、この押し込みを閂を介して行うことができる。
以上述べたように本発明の扉装置は、枠が変形しても、それに応じて扉の取り付け状態を修正でき、ロックに支障をきたすおそれがないものである。
以下、図面について本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の扉装置の第1実施形態を示す正面図で、図中1はトラック荷台等に搭載して運搬される産業廃棄物運搬用のコンテナである。
コンテナ1は上面が開放したバケットタイプであり、後端に観音開きの扉体2,2を設けている。また、下部には地上設置の時の移動用ローラ4を設けている。
この扉体2,2は三方枠(図示せず)に設けた蝶番3に取り付けるもので、蝶番3は各扉体2,2の外側端部に位置する軸5と蝶番片を介してこの軸5を回動する扉支承部材6とからなり、図2〜図5に示すように扉支承部材6は前記軸5に沿う縦方向のチャンネル部材で、この部分で扉体2,2の側部全体を挟み込めるようにした。
扉支承部材6の上下部分で突片6a,6aを一体に横に突設し、この突片6aには円弧の長穴7を形成した。該円弧の長穴7は上下の突片6aでは、相互に大きな円周上に位置してこの円周率による弧であるように形成した。
前記観音開きの扉体2,2は、あわせ端側に上下方向への閂8a,8bを有する。このうち、閂8aは図5に示すように、長い杆で、上端付近には横向きの閂片9を設け、これを他の扉体2の受けフック10に係合できるようにした。
閂8bは短い杆で、これら閂8a,8bはその先端を扉枠側に設けた水平片のルーズホールによる閂穴11に差し入れられるようにした。閂穴11を横長のルーズホールとしたのは、扉体2,2の傾き修正に対応して閂8a,8bも垂直でなくなる為である。図中13は閂8a,8bに設けた操作レバーである。さらに、これら閂8a,8bの下部には輪体によるストッパー29をボルト30で固定して設けた。該ストッパー29は閂穴11に対するストッパーである。
図中14は閂8bの上方に設けたアングル材によるストッパーで、それ以上閂8bが上がらないようにしたもの、15は双方の扉体2,2に設けた開時扉固定用チェーンである。
図3に示すように、扉体2,2の側部に扉支承部材6を嵌め、突片6a,6aの円弧の長穴7を通してボルト16を貫通させ、ナット17で締結する。その際、ナット17の外れ防止として割りピン18をボルト16に貫通させる。
次に使用法について説明する。前記のように扉体2,2は枠に蝶番3と扉支承部材6を固定し、ボルト16とナット17で止めるものであり、円弧の長穴7に沿って自在に動く。従って、枠が変形してもボルト16とナット17を緩めて扉体2を元の水平位置に戻すことができ、再度、ボルト16とナット17を締め直せば、閂8a,8bを差し込んでロックができる。
また、扉体2,2の閉鎖時に衝撃があり、軸5や閂8a,8bに負荷がかかる場合でも閂穴11はルーズホールなので閂8a,8bへの負荷は掛かりにくいものとなる。
荷卸の際は扉体2,2を開けて枠本体に扉体2,2を固定する必要がある。枠が変形した場合この扉体の固定用の金物も位置が合わなくなる。本発明の場合は、扉体2,2に設けた開時扉固定用チェーン15により扉体2,2を開けて枠本体に固定できる。
図6〜図8は本発明の第2実施形態を示すもので、前記閂8a,8bに替えて扉体2,2に横コ字形または逆L字形の閂19を扉体2,2に取り付けた。該閂19は軸受管20により回動かつ上下動自在に設けられるが、軸受管20より下方への突出部へバネ21を装着して下方へ付勢することによりロック中に外れが生じないようにした。
この閂19は先端を扉体押し込み用の梃子杆22の係合管23に差し込むもので、梃子杆22は直立状態から手前側に傾倒可能なもので、下部をコンテナ1の下端枠24に設けた受板25に軸支される。図中28は押え板であり、これは梃子杆22側または扉体2,2のいずれに設けてもよい。
扉体2,2の閂19の上方には、回動片26と受けフック27による上部ロックを取り付けた。
使用に際して扉体2,2を閉める時は図8の下向き矢印のように梃子杆22を倒し、扉体2,2を閉めて、梃子杆22を起こし、閂19は先端を係合管23に差し込んでロックし、また、回動片26と受けフック27による上部ロックを掛ける。
扉体2,2を開ける時は、前記上部ロックを外し、梃子杆22を押して扉体2,2を押し込むようにしながら閂19を外し、梃子杆22を倒す。
このようにすれば、扉体2,2が中の積荷の加重を受けて押し広がろうとしていても、これを戻して閂19を簡単に外すことができる。
以上の実施形態は産業廃棄物運搬用のコンテナの扉の場合について述べたが、本発明の扉装置は、観音開きの扉体を有するものであれば、いずれでも適用できる。
本発明の扉装置の第1実施形態を示す正面図である。 本発明の扉装置の要部の分解正面図である。 本発明の扉装置の蝶番部分の平面図である。 本発明の扉装置の蝶番部分の斜視図である。 本発明の扉装置の第1実施形態を示す要部の正面図である。 本発明の扉装置の第2実施形態を示す正面図である。 本発明の扉装置の第2実施形態を示す斜視図である。 本発明の扉装置の第2実施形態を示す要部の側面図である。
符号の説明
1 コンテナ
2 扉体
3 蝶番
4 移動用ローラ
5 軸
6 扉支承部材
6a 突片
7 円弧の長穴
8a,8b 閂
9 閂片
10 受けフック
11 閂穴
13 操作レバー
14 ストッパー
15 開時扉固定用チェーン
16 ボルト
17 ナット
18 割りピン
19 閂
20 軸受管
21 バネ
22 梃子杆
23 係合管
24 下端枠
25 受板
26 回動片
27 受けフック
28 押え板
29 ストッパー
30 ボルト

Claims (5)

  1. 各扉体外側端部に位置する軸と蝶番片を介してこの軸を回動する扉支承部材とからなる蝶番により観音開きの扉体であり、この扉体に対して、前記軸を回動する前記扉支承部材に円弧の長穴を形成し、この扉支承部材を円弧の長穴を介してボルト止めしたことを特徴とする扉装置。
  2. 円弧の長穴は扉支承部材の上下で相互に同一円周上に位置する請求項1記載の扉装置。
  3. 扉支承部材は前記軸に沿う縦方向のチャンネル部材であり、円弧の長穴はその上下に形成する請求項1または請求項2記載の扉装置。
  4. 観音開きの扉体は、あわせ端側に閂を有する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の扉装置。
  5. 閂はコまたはL字形であり、その先端を、直立状態から手前側に傾倒可能なもので、下部をコンテナに設けた受板に軸支され、押して扉体を押し込む扉体押し込み用の梃子杆の係合管に係合させる請求項4に記載の扉装置。
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