JP4118553B2 - フイルター用クリーニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集塵機等に使用されるフイルターに付着した粉塵を払い落してクリーニングすることができるフイルター用クリーニング装置(フイルタークリーナー)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フイルター用クリーニング装置に関して、実開平6−52918号公報(実願平4−93144号)には、フイルター収容室内に自転するように載置したフイルターの外周表面に向けて、エアーパイプに設けた吐出孔から圧縮エアーを噴射させることにより、フイルター表面に付着している粉塵を払い落し、この払い落しによって収容室内に浮遊する粉塵を、集塵機の吸引力によって収容室の外に排出して回収するように構成したエアークリーナのクリーニング装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のクリーニング装置は、エアー噴流によってフイルターの表面に付着した粉塵を払い落し、この払い落しによってフイルター収容室内に浮遊する粉塵を集塵機の吸引力によって収容室の外に排出し、これを集塵機のフイルターで直接捕集して回収するものであるから、集塵機のフイルターもたちまち捕集した粉塵によって目詰りが生じてしまい、結局、フイルターに付着した粉塵の払い落しと、フイルターの目詰りとが繰返される所謂イタチごっこに成ってしまう問題があった。
【0004】
また、フイルターを取外してクリーニングを行う集塵機は、工場等の各所に離れて設置されている場合が多いため、クリーニングに際しては夫々の設置場所から、クリーニング装置が設置されている場所までわざわざ汚れたフイルターを運搬しなくてはならず、作業が非常に煩雑であった。
【0005】
加えて、フイルターをクリーニングした際に回収される粉塵は、これを吸引した集塵機から取出して何らかの容器に移し替えて処置しなくてはならないため、回収した粉塵の処置にも手間が掛る問題もあった。
【0006】
そこで本発明の技術的課題は、フイルターをクリーニングするに当って、回収した粉塵によって集塵機側のフイルターを汚したり目詰りさせることなく、簡単、且つ、確実にクリーニングすることができると共に、工場等の何れの場所にも出向いて、フイルターを集塵機の設置場所又はその近くで手軽にクリーニングすることができるように工夫したフイルター用クリーニング装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0008】
(1) クリーニング室内に収容したフイルターを回転させながらその外表面に向けて圧縮空気を噴射することにより、フイルターの外表面に付着していた粉塵を払い落し、この払い落されてクリーニング室内に浮遊する粉塵を、集塵機の吸引力によってクリーニング室の外部に排出して回収するように構成したフイルター用クリーニング装置であって、上記クリーニング室と集塵機の間に、クリーニング室より吸引されてくる含塵空気中より、ダスト類を分離して捕集することができるダスト分離器を設けると共に、上記クリーニング室の外壁にスライド溝を縦に細長く開口し、このスライド溝にエアー洩れ防止用のシール部材を取付け、上記クリーニング室の外壁面に上記スライド溝に沿って上下作動するスライドテーブルを設け、且つ、このスライドテーブルには、先端側を上記スライド溝及びシール部材を挿通してクリーニング室の内部に突出し、クリーニング室内で回転する前記フイルターに向けて圧縮空気を噴射する噴射ノズルを取付けること。(請求項1)
【0009】
(2) 前記クリーニング室の内部に縦設したエアーパイプに、送られてくる圧縮空気を前記フイルターの外表面に噴射することができる複数の噴射ノズルを、上下に間隔をあけて縦に並べて設けると共に、これ等各噴射ノズルには開閉制御可能な電磁弁を設けること。(請求項2)
【0010】
(3) 前記クリーニング室の外壁面に上下に間隔をあけて複数の噴射孔を縦に並べて設け、これ等各噴射孔にエアーガンの噴射口を差込むことにより、圧縮空気を上記フイルターの外表面に吹き付けることができるように構成すること。 (請求項3)
【0011】
) 前記クリーニング室に開口したスライド溝の左右両側縁に沿わせて、先端面同士を互いに弾性的に押接してスライド溝を塞ぐ左右のシール部材を取付けると共に、これ等両シール部材の接面部分の間に噴射ノズルを移動自在に挿通して、圧縮空気をクリーニング室の内部に噴射するように構成すること。(請求項
【0012】
) 前記噴射ノズルに、噴射ノズルから噴射される圧縮空気のハネ返りを防止するハネ返り防止板を取付けること。(請求項
【0013】
) 前記クリーニング室と集塵機の間に設けたダスト分離器を、分離したダスト類を受入れるダスト回収容器と、全体が略円筒形状を成し、上側面の接線方向に上記クリーニング室に連通する含塵空気の吸引ダクトを接続すると共に、下端部には上記ダスト回収容器の口を塞ぐことができる上蓋体を連設した吸引筒体と、根端側を上記集塵機に連通し、且つ、先端部側を上記吸引筒体の内部に挿入して、その先端口を上向きに屈曲して開口した排気ダクトとによって構成すること。(請求項
【0014】
) 前記吸引筒体の上部風路内に、全体を円錐柱形状に形成した内筒体を設けること。(請求項
【0015】
) 前記クリーニング室に連通する吸引ダクトを可撓性の管またはホースを用いて構成し、且つ、前記吸引筒体の下端部に連設した上蓋体を、前記ダスト回収容器の口部に対して着脱自在に構成すると共に、上記吸引筒体には、吸引筒体を持ち上げるための取っ手を設けること。(請求項
【0016】
) 前記クリーニング室とダスト回収容器を、車輪を備えた可搬式台車に搭載せしめると共に、前記排気ダクトの根端口を各種集塵機の吸塵口に対して接続自在に構成すること。(請求項
【0017】
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、圧縮空気の噴射によってフイルターの外表面から払い落された粉塵は、そのままクリーニング室より集塵機に吸引されるのではなく、これ等クリーニング室と集塵機の間に設けたダスト分離器を通して集塵機側へ吸引するため、払い落された粉塵の中に含まれているダスト類の殆どは上記のダスト分離器に分離捕集されて、このダスト分離器では捕集しきれない微細粉塵のみを集塵機が吸引して集塵することになるので、集塵機側のフイルターがダスト類の吸引によって目詰りしたり汚れたりする割合を頗る少なくして、クリーニングの手間を軽減することを可能にする。
【0018】
更に上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、スライドテーブルの上下作動に従って噴射ノズルをスライド溝内で上下移動することによって、クリーニング室の内部で回転するフイルターの全面に対して、圧縮空気を均等に吹き付けることができるため、フイルター表面に付着した粉塵の払い落しを効果的に行うことができ、また、スライド溝か らのエアー洩れをシール部材が防止して、払い落された粉塵を含んだ含塵気流の外部への飛散を防止することを可能にする。
【0019】
上記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、回転するフイルターに対して、エアーパイプに設けた複数の噴射ノズルより圧縮空気を吹き付けて粉塵を払い落すため、フイルターの全長、全周面に渡って圧縮空気を均等に吹き付けて、均一な除塵を行うことができる一方、各噴射ノズルには開閉制御可能な電磁弁を設けているため、電磁弁の開閉によって必要なフイルターの面に対してのみ圧縮空気を吹き付けることも可能であって、フイルターの局部的な汚れに対して圧縮空気を集中的に噴射することにより、付着した粉塵の払い落し(クリーニング)を効果的に行うことを可能にする。
【0020】
上記(3)で述べた請求項3に係る手段によれば、クリーニング室に縦に複数並設した噴射孔のうち、必要なものを選んでこれにエアーガンの噴射口を差込んで圧縮空気を噴射することにより、フイルターの必要な箇所に対して圧縮空気を集中的に噴射して、フイルターの外表面を局部的にクリーニングすることができる一方、各噴射孔に対してエアーガンの噴射口を順番に差込んで圧縮空気を噴射した場合には、フイルターの全体を均一にクリーニングすることを可能にする。
【0021】
上記()で述べた請求項に係る手段によれば、左右のシール部材の先端面同士をたがいに弾性的に押接することによって、スライド溝を確実にシールしてエアー洩れを防止できると共に、噴射ノズルの挿通と上下への移動によって先端面同士の間に生じる隙間を出来るだけ小さくして、噴射ノズルの移動に基づくエアー洩れ(粉塵洩れ)の量を最少限に抑えることを可能にする。
【0022】
上記()で述べた請求項に係る手段によれば、噴射ノズルに取付けたハネ返り防止板によって、噴射ノズルからフイルターに向けて噴射された圧縮空気が直接シール部材側へハネ返るのを防止するため、噴射ノズルを挿通することにより左右のシール部材同士の先端面間に生じる隙間から、ハネ返った圧縮空気(粉塵)が洩れ出す量を可及的に少くして、安全に且つ衛生的にクリーニング作業を行うことを可能にする。
【0023】
上記()で述べた請求項に係る手段によれば、集塵機の吸引作用を受けてクリーニング室より吸引ダクトを経て接線方向より吸引筒体内に導入された含塵空気は、旋回しながら吸引筒体の風路内を下方に進行するが、この時、質量のあるダクト類は遠心力を受けて風路の外壁に沿って旋回しながら下降し、質量の少ない又は無いダスト類は風路の中央部寄りを旋回しながら下降するため、これ等各ダスト類を下側のダスト回収容器側へ落下させて分離、捕集することができると共に、上記各ダスト類を含まない微細粉塵のみが含まれた気流を排気ダクトの上向きに開口した先端口内に取り込んで、集塵機側へ吸引させることができるものであって、その結果、集塵機側のフイルターに付着するダストの量を極めて少なくすることを可能にする。
【0024】
上記()で述べた請求項に係る手段によれば、吸引ダクトから流入して来る含塵空気の旋回状態を、吸引筒体の風路内に設けた円錐柱の側面にガイドさせてより確実なものにして、その遠心力によって質量のあるダストを風路の外壁に沿って旋回させながら下降する一方、質量の少ない又は無いダストを内筒体の側面に沿って旋回させながら下降して、下側のダスト回収容器内に落下・回収することができるものであって、気流中に含まれているダストの殆どをダスト回収容器に確実に分離・回収することを可能にする。
【0025】
上記()で述べた請求項に係る手段によれば、吸引筒体の下端部に設けた上蓋体を、ダスト回収容器に対して着脱自在に構成しているため、ダスト回収容器として例えば空き缶の様な適当な容器を上記上蓋体の下にセットすることによって、ダストの回収に当ることができると共に、吸引筒体自体は取っ手を持って自由に上下できるので、ダスト回収容器に対する吸引筒体のセットや、ダスト回収容器の取出し等の作業を、頗る簡単に行うことを可能にする。
【0026】
上記()で述べた請求項に係る手段によれば、清掃を行う集塵機の設置場所にクリーニング装置を移動し、この集塵機からフイルターを取出してクリーニング室内にセットすると共に、吸引筒体の排気ダクトを上記集塵機に接続すれば、改めてクリーニング用の集塵機を準備しなくても、フイルターを集塵機自身の吸引作用を利用してクリーニングすることを可能にする。尚、上記クリーニングに使用する集塵機はフイルターを取出した集塵機にのみ限定されないことは勿論で、周辺の他の集塵機或はクリーニング専用の集塵機を用いてもよく、その選択は任意である。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に、上述した本発明に係るフイルター用クリーニング装置の実施の形態を説明すると、図1は装置全体の構成を説明した側面図、図2は本発明の要部である吸引筒体の部分を拡大して示した断面図、図3は装置全体の平面図であって、これ等の図面に於いて、符号1で全体的に示したのは断面略円筒状に形成したクリーニング室、1′はクリーニング室1の基台、2は取外し自在に構成したクリーニング室1の上蓋、2Aはその取っ手を示し、3は上記のクリーニング室1と、後述するダスト回収容器30を搭載した可搬式台車で、3A,3Aはその車輪、3Bはハンドルを示す。
【0028】
4は上記クリーニング室1の内部を見ることができるようにその一部に取付けた透明なアクリル板、4Hはアクリル板4の取付枠、5はクリーニング室1の底面部に設けた回転盤、5Mはカップリング5Kを介して上記回転盤5を回転するように上記基台1′内に設けたモータ、FPはクリーニング室1内にセットされたフイルターで、上蓋2を外すことにより、上記回転盤5の上面に載置するようにクリーニング室1内にセットされたフイルターFPは、その周面をガイドローラ2R,2Rにガイドされながら、上記モータ5Mによる回転盤5の回転に従って、クリーニング室1内で回転(自転)するように構成されている。また、6はクリーニング室1の一側に設けた吸引口で、集塵機(図示省略)の吸引作用がこの吸引口6を通してクリーニング室1内に及ぶ仕組に成っている。
【0029】
更に図中、7Pは上記クリーニング室1の内部一側に縦設(立設)したエアーパイプ、7はこのエアーパイプ7Pに圧縮空気を供給するエアー供給口、9A…はエアーパイプ7Pの内側面の長手方向に、上下に間隔をあけて複数設けた圧縮空気の噴射ノズル、9…は各噴射ノズル9A…ごとに設けた開閉制御可能な電磁弁、8はこれ等各電磁弁9…を収めたカバーで、各電磁弁9…を開閉制御することにより、全ての噴射ノズル9A…、或は、必要とする噴射ノズル9A…から圧縮空気を噴射することができる。
【0030】
また、10は上記クリーニング室1の一側部に取付けた制御盤で、この制御盤10には図4に示すように上述した電磁弁9…に通じる配線11と、上記モータ5Mに通じる配線12と、電源コード13が接続されていて、各電磁弁9…の開閉作動と、モータ5MのON/OFF作動を制御可能に構成している。
【0031】
更に加えて、制御盤10には上記モータ5Mの回転と、各電磁弁9…の開放とパイロットランプの点灯を順番に行うスイッチ14Sと、電源ON/OFF用のスイッチ15Sが設けられていて、これ等スイッチ14S,15Sの操作に従って、クリーニング室1内に収納され、且つ、回転盤5に載置されて回転するフイルターFPに対して、全て又は一部の噴射ノズル9A…から圧縮空気を噴射して、フイルターFPの外表面に付着しているダストを払い落すことができるように構成されている。
【0032】
次に、30は上記可搬式台車3の一側に載置したダスト回収容器で、このダスト回収容器30は例えば空き缶やバケツ等のような上面を開口した各種の容器を代りに用いてもよく、その選択は任意とする。また、20Tはこのダスト回収容器30の開口された上面口30A(図2)を上から塞ぐことができるように構成した上蓋体で、この上蓋体20Tの上面側に立設した断面円筒状の吸引筒体20Hと、上記ダスト回収容器30とによって、図面上符号20で全体的に示したダスト分離器が構成されている。
【0033】
上記吸引筒体20Hの構造を図2に示した拡大断面図の記載に基づいて説明すると、22は吸引筒体20Hの上部側面に開口した含塵空気の供給穴で、この供給穴22に接続した供給口22Aが、図3に示すように前記クリーニング室1側から送られてくる含塵空気を、上記の供給穴22より吸引筒体20Hの内部周路20R内に対して接線方向に流入するように、吸引筒体20Hの外周面に傾斜した状態に突設されている。
【0034】
40は、前記クリーニング室1の吸引口6と、上記吸引筒体20Hの供給口22Aの間を連通接続する例えばフレキシブルホースの如き吸引ダクトで、前記集塵機の吸引作用を受けてクリーニング室1内より吸引されるダストは、このダクト40を経て吸引筒体20Hの内部に吸引することができ、また、吸引筒体20H内に流入する含塵空気は、上述した供給口22Aの傾斜によって、供給穴22より円周方向に旋回しながら吸引筒体20H内の風路20Rに向けて送り込まれる仕組に成っている。
【0035】
更に本発明では、上記断面円筒状に形成した吸引筒体20Hの上端内側で、且つ、図面上手前側に設けた仮想線で示す供給穴22の内側部分に、全体を略円錐柱形状に形成した内筒体23を取付けることによって、供給穴22から流入して来る含塵空気を円錐状の側面にガイドさせて旋回せしめるように構成している。
【0036】
従って、この図2に示した装置によれば、円筒状の吸引筒体20Hの内部に内筒体23に相対する形状、即ち、上側部を広く、下端口20Tを狭く絞った構造の風路20Rが形成されて、質量のあるダストMRと質量の少い又は無いダストMLを分離して回収することを可能にしている。
【0037】
更に図2に於いて、23Bは上述した内筒体23のうち、図面上手前側に設けた上記の供給穴22から流入して来る含塵空気が旋回を始める側(流入側)の側面、23Aはその反対側の側面であって、内筒体23は図示したように流入側の側面23Bの傾斜を垂線SLに対して比較的大きな角度でゆるやかに形成しているのに対して、反対側の側面23Aの傾斜は垂線SLに対して比較的小さな角度で急斜面に形成されると共に、その中心を上記含塵空気の流入側とは反対方向、即ち、吸引筒体20Hの中心に対して図面上少し左側に偏心させた状態の斜め円錐柱形状に造られているため、供給穴22から送り込まれて来る含塵空気を図面右上方の広い空間内にスムーズに受入れた後、逆流等を引き起こすことなく内筒体23を中心に図面上反時計回転方向に円滑に旋回させることができるものであって、含塵空気を少い圧力損失の基で効果的に旋回出来る仕組に成っている。
【0038】
また、図中24は濾過式の集塵機60又は70(図6参照)に通じる排気ダストであって、上記吸引筒体20H内に挿入して取付けたこの排気ダクト24の上端口24Xが、上記内筒体23の底面に向けて大きく開口されていて、20Wはこれ等上端口24Xと内筒体23の間隔を示している。また、24Aは吸引筒体20Hの外部に導出した上記排気ダクト24の根端部(外側部)、24Bは略L字状に屈曲した排気ダクト24の屈曲部の上側部分に設けた円錐ガイド、20Xは円錐ガイド24Bと吸引筒体20Hとの間の狭い落下通路20Sに通じる風路20Rの下側ポケット部であって、風路20Rを通って落下してくる各種のダストMR及びMLは、このポケット部20Xを通って狭い落下通路20Sから下側の広い筒体通路20R′を経てダスト回収容器30に落下・回収される仕組に成っている。
【0039】
図2に示したダスト分離器20は以上述べた如き構成であるから、圧縮空気の噴射によってフイルターFPから払い落されてクリーニング室1内に浮遊するダストは、集塵機の運転によって図3に示した吸引ダクト40を経てダスト分離器20の吸引筒体20H内に吸引されるが、この吸引に際しては、含塵空気は、供給管22Aによる接線方向からの供給によって、円周方向に旋回しながら末すぼまり状の風路20R内に吸引進行するため、その遠心旋回作用によって質量のあるダストMR…を風路20Rの外壁側に分離し、且つ、外壁に沿わせた状態で下端口20Tに向けて進行させ、遠心旋回作用を受けない質量の少い又は無いダストML…を含んだ気体を内筒体23の外側面23A,23Bに沿わせた状態で同じく下端口20Tに向けて進行させる。
【0040】
次いで、上記の下端口20Tを出た質量のあるダストMR…は、慣性力によって吸引筒体20Hの内壁面に沿って旋回しながら図面上下側方向に進行した後、ポケット部20Xから狭い落下通路20Sを通って広い筒体通路20R′内に流れ込んで失速するため、そのまま下側に設けたダスト回収容器30内に落下、回収される。
【0041】
一方、質量の少い又は無いダストML…は、慣性力がなく、殆どそのまま下側のダスト回収容器30側に落下、回収され、ダストMR及びMLを分離・捕集した気体のみが排気ダクト24を通って集塵機側に吸引されるのであるが、この吸引排気中に質量の無い極細粉塵が含まれていたとしても、これを集塵機の濾過フイルタが濾過してクリーンな気体のみを排気することができる。
【0042】
また、集塵機によって吸引さる気体の流れは管路の最短部を流れる性質を備えていて、円錐状の内筒体23の底面部分を最短の流路として流れ、且つ、流速も最も速いため、風路20Rの内壁側を旋回しながら進んだダストを含まない空気のみが、この部分を通過して間隔20Wの部分を降下し、次いで、排気ダクト24を通って集塵機側へ吸引される。
【0043】
更に、上述の如く分離されたダストMR,MLは、円錐ガイド24Bにガイドされて下方のダスト回収容器30に容易に落下し、また、この円錐ガイド24Bと吸引筒体20Hの内壁面によってダストの落下通路20Sが狭く造られているため、ダスト回収容器30側に落下したダストMR,MLが再び舞い上がって排気ダクト24側に吸引されることがなく、集塵機側の汚染を確実に防止することができる。
【0044】
以上の如く構成したダスト分離器20は、吸引筒体20Hの下側部に設けた上蓋体20Tを、ダスト回収容器30の上面口30Aに対して取外し自在に構成されており、加えて、吸引ダクト40がフレキシブルホースによって構成しているため、上蓋体20Tを吸引筒体20Hと一体に上方に持ち上げて取外すことによって、図1に示すようにダスト回収容器30を可搬式台車3に対して自由に取外すことができる。従って、回収したダストの廃棄作業や、ダスト回収容器30の交換作業を容易に行うことができ、更に、クリーニング装置を構成するクリーニング室1とダスト分離器20の全てが可搬式台車3に搭載されているため、クリーニング装置を各集塵機の近くに移動して、フイルターFPのクリーニングを行うことができる。尚、図中21′は上記吸引筒体20Hの天板21に設けた取っ手で、上記上蓋体20Tの取外しはこの取っ手21′を用いて行う。
【0045】
図5は、前記請求項3に記載したクリーニング装置の構成を説明したものであって、図中7X…は上記クリーニング室1の側面、又は、アクリル板4の面に、上下方向に間隔をあけて複数並設した圧縮空気の噴射孔(グロメット孔)で、この実施例では、これ等いずれかの噴射孔7Xに圧縮空気用エアーガン50の噴射口を差込んで、クリーニング室1内で回転するフイルターFPに向けて圧縮空気を吹き付けることによって、フイルターFPの外表面に付着しているダストを払い落すことができるように構成されている。
【0046】
図6は、前記請求項4、5、6に記載したクリーニング装置16の構成を説明した側断面図、図7はその側面図、図8は要部を拡大して示した平断面図、図9はその正面図を示したものであって、これ等の図面に於いて1Kは前記クリーニング室1の側面に縦(上下)に細長く開口したスライド溝、16Pはクリーニング室1の外壁面にスライド溝1Kに対して平行に取付けたガイドロッド、16A,16Bはこのガイドロッド16Pを架設した上下のエンドプレートを示す。
【0047】
更に図中、18は上記のガイドロッド16Pに上下スライド自在に取付けたスライドテーブル、19はスライドテーブル18の側面に取付けた電磁弁、19Nは電磁弁19に取付けた噴射ノズルで、この噴射ノズル19Nの先端側が上記スライド溝1Kと、後述するシール部材を挿通してクリーニング室1の内部に突出されていて、ホース19H及び上記の電磁弁19を通して送られて来る圧縮空気を、クリーニング室1内で回転するフイルターFPに吹き付けて、フイルターFPの外表面に付着しているダストを払い落す仕組に成っている。
【0048】
更に図中、16Hは上記ガイドロッド16Pの内部に圧縮空気を送り込むホース、17A,17Bは上下のエンドブレード16A,16Bに取付けたマイクロスイッチ、17AS,17BSはこれ等各スイッチのスイッチ片、17AXと17BXは同じく各スイッチのスイッチ素子で、上記ホース16Hから送り込まれる圧縮空気によってスライドテーブル18が上昇して上側のマイクロスイッチ17AをONすると、スライドテーブル18内に設けたマグネット製の弁(図示省略)が切り替わって、スライドテーブル18が圧縮空気によって下方に向かって移動し、次いで、下側のマイクロスイッチ17Bが降下して来るスライドテーブル18によってONされると、上記の弁が切り替わって圧縮空気がスライドテーブル18を再び上方に移動して、スライドテーブル18、即ち、噴射ノズル19Nの昇降作動を繰返す仕組に成っている。
【0049】
図6と図7に於いて、16Zは上下のエンドプレート16A,16Bの間に設けたスライドテーブル18の回転防止板を示す。また、図8と図9に於いて、1E,1Eは上記のスライド溝1Kを塞ぐように、スライド溝1Kの左右の側縁に沿って取付けた左右のシール部材で、これ等左右のシール部材1E,1Eは、先端面同士を互いに弾性的に押接することによって、スライド溝1Kを塞いで、スライド溝1Kからのエアー洩れを防止する仕組に成っている。
【0050】
また、以上の如く構成した左右のシール部材1E,1Eが備える弾性は、図8並びに図9に示すように、これ等シール部材1E,1Eの接面部分に挿通された噴射ノズル19Nの上下移動を可能にすると共に、噴射ノズル19Nの挿通によってシール部材1E,1Eとの間に生じる隙間1E′(図9)を小さくして、該隙間1E′からのエアー洩れの量を出来るだけ少くする仕組に成っている。更に図中、19Kは上記噴射ノズル19Nに取付けたハネ返り防止板で、このハネ返り防止板19Kは、噴射ノズル19NからフイルターFPに向けて噴射された圧縮空気のうち、噴射ノズル19Nに向かってハネ返って来る空気を再びフイルターFP側にハネ返すことによって、上記隙間1E′からのエアー洩れを防止することができる。
【0051】
以上述べた如く、図6乃至図9に示したクリーニング装置16によれば、噴射ノズル19Nをスライドテーブル18によって上下移動を繰返しながら、クリーニング室1内で回転するフイルターFPに対して圧縮空気を噴射することができるため、フイルターFPの表面に付着しているダストをきれいに払い落すことができると共に、スライド溝1Kからのダストを含んだ含塵空気の漏洩を防止して、安全に、且つ、衛生的にクリーニング作業を進めることができる。
【0052】
図面にはスライドテーブル18を昇降する手段として、圧縮空気を利用した所謂「ロッドレスシリンダー」と称される装置を使用したものが示されているが、これは実施の一例であって、例えば、油圧やモータ等を用いた昇降装置を代りに用いてもよく、その選択は任意とする。
【0053】
尚、図5乃至図7に示されているその他の構造は、いずれも前記図1乃至図4に示したものと同一であるから、これ等図1乃至図4に示したものと同一の部材は同一の符号を付してその説明を省略する。
【0054】
図10は本発明で用いる集塵機の実施例を示したものであって、(イ)に示した設置式集塵機60の吸塵口61には、前記ダスト分離器20の排気ダクト24の外端部24A側が接続されるクリーニング装置(フイルタークリーナー)用の吸塵口62が分岐形成されている。更に、(ロ)に示した移動式集塵機70の吸塵口71には、上記のクリーニング装置(フイルタークリーナー)の排気ダクト24の外端部24Aが直接接続される仕組に成っていて、上記外端部24Aの先端口は各吸塵口62,71に対して着脱自在に構成されている。
【0055】
【発明の効果】
以上述べた次第で、本発明に係るフイルター用クリーニング装置によれば、圧縮空気の吹き付けによってフイルターから払い落されたダストを集塵機に吸引するに当って、含塵空気をダスト分離器を通して集塵機に吸引するため、ダストがそのまま集塵機側の濾過フイルターに到達することがなく、吸引経路の途中に設けたダスト回収容器にダストの殆どが分離、回収されるものであって、集塵機側の濾過用フイルターの負担を軽くして、その寿命を長くすることができる点、工場等の何れの場所にも出向いて、フイルターを集塵機の設置場所又はその近くで手軽にクリーニングすることができる点、及び、集塵機側へはダストが殆ど吸引されないため、クリーニングするフイルター自身の集塵機を用いて、クリーニング室内のダストを吸引できる点と相俟って、各種集塵機用フイルターのクリーニングに用いて洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフイルター用クリーニング装置の全体構成を説明した側面図。
【図2】 本発明で用いるダスト分離器の構成を説明した正断面図。
【図3】 本発明の平面図。
【図4】 制御盤の構成を説明した正面図。
【図5】 本発明に係るフイルター用クリーニング装置の他の実施例を説明した側面図。
【図6】 本発明に係るフイルター用クリーニング装置の他の実施例を説明した側断面図。
【図7】 図6に示したフイルター用クリーニング装置の側面図。
【図8】 図6及び図7に示したフイルター用クリーニング装置の要部を拡大して示した平断面図。
【図9】 同じく図6及び図7に示したフイルター用クリーニング装置の要部を拡大して示した正面図。
【図10】 (イ)は本発明で用いる設置式集塵機の外観図、(ロ)は移動式集塵機の外観図。
【符号の説明】
1 クリーニング室
1K スライド溝
1E シール部材
3 可搬式台車
5 回転盤
5M モータ
7P エアーパイプ
9 電磁弁
9A 噴射ノズル
10 制御盤
16P ガイドロッド
18 スライドテーブル
19 電磁弁
19N 噴射ノズル
19K ハネ返り防止板
20 ダスト分離器
20H 吸引筒体
20R 風路
20T 上蓋体
21′ 取っ手
22 供給穴
23 内筒体
24 排気ダクト
24B 円錐ガイド
40 吸引ダクト
60,70 集塵機
62,71 吸塵口
FP フイルター
MR,ML ダスト

Claims (9)

  1. クリーニング室内に収容したフイルターを回転させながらその外表面に向けて圧縮空気を噴射することにより、フイルターの外表面に付着していた粉塵を払い落し、この払い落されてクリーニング室内に浮遊する粉塵を、集塵機の吸引力によってクリーニング室の外部に排出して回収するように構成したフイルター用クリーニング装置であって、
    上記クリーニング室と集塵機の間に、クリーニング室より吸引されてくる含塵空気中より、ダスト類を分離して捕集することができるダスト分離器を設けると共に、上記クリーニング室の外壁にスライド溝を縦に細長く開口し、このスライド溝にエアー洩れ防止用のシール部材を取付け、上記クリーニング室の外壁面に上記スライド溝に沿って上下作動するスライドテーブルを設け、且つ、このスライドテーブルには、先端側を上記スライド溝及びシール部材を挿通してクリーニング室の内部に突出し、クリーニング室内で回転する前記フイルターに向けて圧縮空気を噴射する噴射ノズルを取付けたことを特徴とするフイルター用クリーニング装置。
  2. 前記クリーニング室の内部に縦設したエアーパイプに、送られてくる圧縮空気を前記フイルターの外表面に噴射することができる複数の噴射ノズルを、上下に間隔をあけて縦に並べて設けると共に、これ等各噴射ノズルには開閉制御可能な電磁弁を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフイルター用クリーニング装置。
  3. 前記クリーニング室の外壁面に上下に間隔をあけて複数の噴射孔を縦に並べて設け、これ等各噴射孔にエアーガンの噴射口を差込むことにより、圧縮空気を上記フイルターの外表面に吹き付けることができるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のフイルター用クリーニング装置。
  4. 前記クリーニング室に開口したスライド溝の左右両側縁に沿わせて、先端面同士を互いに弾性的に押接してスライド溝を塞ぐ左右のシール部材を取付けると共に、これ等両シール部材の接面部分の間に噴射ノズルを移動自在に挿通して、圧縮空気をクリーニング室の内部に噴射するように構成したことを特徴とする請求項に記載のフイルター用クリーニング装置。
  5. 前記噴射ノズルに、噴射ノズルから噴射される圧縮空気のハネ返りを防止するハネ返り防止板を取付けたことを特徴とする請求項1又は4に記載のフイルター用クリーニング装置。
  6. 前記クリーニング室と集塵機の間に設けたダスト分離器を、分離したダスト類を受入れるダスト回収容器と、全体が略円筒形状を成し、上側面の接線方向に上記クリーニング室に連通する含塵空気の吸引ダクトを接続すると共に、下端部には上記ダスト回収容器の口を塞ぐことができる上蓋体を連設した吸引筒体と、根端側を上記集塵機に連通し、且つ、先端部側を上記吸引筒体の内部に挿入して、その先端口を上向きに屈曲して開口した排気ダクトとによって構成したことを特徴とする請求項1に記載のフイルター用クリーニング装置。
  7. 前記吸引筒体の上部風路内に、全体を円錐柱形状に形成した内筒体を設けたことを特徴とする請求項に記載のフイルター用クリーニング装置。
  8. 前記クリーニング室に連通する吸引ダクトを可撓性の管またはホースを用いて構成し、且つ、前記吸引筒体の下端部に連設した上蓋体を、前記ダスト回収容器の口部に対して着脱自在に構成すると共に、上記吸引筒体には、吸引筒体を持ち上げるための取っ手を設けたことを特徴とする請求項に記載のフイルター用クリーニング装置。
  9. 前記クリーニング室とダスト回収容器を、車輪を備えた可搬式台車に搭載せしめると共に、前記排気ダクトの根端口を各種集塵機の吸塵口に対して接続自在に構成したことを特徴とする請求項に記載のフイルター用クリーニング装置。
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