JP4118422B2 - 保護継電器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力系統の電圧・電流の大きさ・位相条件により電力系統の事故を検出する保護継電器に係り、特に入力電圧・電流を所定のアナログ変換回路を介した後にA/D変換し、ロジック信号として演算処理回路に取込み、所定の演算処理を行なうことで動作判定する演算処理回路を有する保護継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の演算処理回路を有する保護継電器は、動作レベル等の設定スイッチが複数ある場合、各設定スイッチの設定状態を数値表示LED、例えば7セグメントLEDにて表示切替えする時は、表示を選択するための表示切替スイッチで行ない、どの設定スイッチを表示中かは表示切替スイッチのポジションで判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術によれば、動作レベル等の設定スイッチが複数ある場合、表示切替スイッチのポジションを見間違ったり、表示切替スイッチの不良により、数値表示LED例えば7セグメントLEDに表示切替えしたはずの設定スイッチとは違う設定スイッチの設定状態が表示され、誤った設定により誤動作・誤不動作する可能性がある。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を発生させず、不良を認識可能とする保護継電器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の[請求項1]に係る保護継電器は、入力電流・電圧を絶縁する入力変成器と、前記変成器二次側の信号を所定のレベルに変換する入力アナログ回路と、このアナログ信号を所定のディジタル信号に変換するA/D変換回路と、前記ディジタル信号を入力として所定の演算処理を行なう演算処理回路と、各回路に電源電圧を供給する電源回路と、前記演算処理回路の演算処理結果を受けて外部に接点出力を出す出力回路と、前記出力回路の動作レベルを外部より設定可能とする複数の設定スイッチと、前記演算処理回路より制御され所定の数値表示を行なう数値表示手段と、前記数値表示手段の表示内容の種別を切替える表示切替スイッチと、前記数値表示手段の表示種別を表わす表示種別手段とを備えた保護継電器において、前記設定スイッチ状態を有効とさせるための設定完了スイッチを設け、演算処理回路が認識している設定スイッチのポジション状態を、各設定スイッチポジション状態に応じた数値として数値表示手段に常時表示させ、設定スイッチ状態に変化があった場合、当該変化後の設定スイッチポジション状態に応じた数値を数値表示手段に一定の周期で点滅表示させ、設定完了スイッチがON状態となった時点で、変化後の設定スイッチの設定ポジション状態に設定スイッチの状態を更新すると共に、前記数値表示手段に一定の周期で点滅表示させていた変化後の設定スイッチのポジション状態に応じた数値を、連続表示し、前記表示切替スイッチの状態がOFFからONに更新される毎に、前記数値表示手段の表示種別を予め定めた表示種別の順番に替えると共に、数値表示手段が該当する表示種別と一致した表示種別手段を点灯し、数値表示手段が該当する表示種別と不一致の表示種別手段を消灯し、前記表示切替スイッチの状態がOFFからONに更新されない場合であっても、設定スイッチ状態に変化があった場合、当該変化があった設定スイッチの変化後のポジション状態を数値表示手段に表示すると共に、前記数値表示手段が表示種別と一致した表示種別手段を点灯し、数値表示手段が表示種別と不一致の表示種別手段を消灯することを特徴とする。
【0006】
本発明の[請求項2]に係る保護継電器は、[請求項1]において、前記数値表示手段及び表示種別手段を常時消灯状態とし、表示切替スイッチがOFFからONに更新された場合、前記数値表示手段及び表示種別手段を所定時間点灯するようにした。
【0007】
本発明の[請求項3]に係る保護継電器は、[請求項1]において、前記数値表示手段及び表示種別手段を常時消灯状態とし、設定スイッチ状態に変化があった場合、当該変化があった設定スイッチのポジション状態を数値表示手段に表示すると共に、変化のあった設定スイッチの種別と一致した表示種別手段を所定時間点灯するようにした。
【0009】
本発明の[請求項4]に係る保護継電器は、[請求項1]において、前記設定完了スイッチがON状態となった時点で、数値表示手段に表示中の設定スイッチの状態を更新すると共に、前記数値表示手段に表示されていない設定スイッチの状態を更新しないようにした。
【0010】
本発明の[請求項5]に係る保護継電器は、[請求項1]において、前記表示切替スイッチにより更新される数値表示手段の表示種別に、前記数値表示手段の消灯状態に対応する種別を設けるようにした。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態を示す保護継電器のブロック図である。図1において1は入力変成器、2は入力アナログ回路、3はA/D変換回路、4は演算処理回路、5は電源回路、6はリレー回路、7(7-1 ,7-2 ,7-3 ,7-4 )は設定スイッチ、8は7セグメントLED、9は表示切替スイッチ、10(10-1,10-2,10-3,10-4)は例えば表示種別LEDである。
【0021】
そして、入力電流・電圧を入力変成器1により絶縁し、入力変成器1の二次側の信号を入力アナログ回路2に入力し、所定レベルのアナログ信号に変換する。入力アナログ回路2より出力されるアナログ信号をA/D変換回路3に入力し、所定のディジタル信号に変換し、このディジタル信号は演算処理回路4に取込まれて、所定の演算処理を実施する。
【0022】
電源回路5は、入力電流・電圧より保護継電器内部の電源電圧とし、安定化された電圧を各回路に供給する。リレー回路6は、演算処理回路4の演算処理結果を受けて外部に接点出力を出す。設定スイッチ7(設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 )は、動作レベル等を外部より設定可能とするスイッチであり、スイッチ状態は演算処理回路4に入力される。7セグメントLED8は、演算処理回路4より制御され、所定の数値表示を行なう。
【0023】
表示切替スイッチ9は、7セグメントLED8の表示内容の種別を切替えるためのON/OFFスイッチであり、スイッチ状態は演算処理回路4に入力される。表示種別LED10(表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4)は、演算処理回路4より制御され、7セグメントLED8に表示する種別に対応した数あり、7セグメントLED8の表示種別を表わすLEDで構成された保護継電器である。上記実施の形態ではLED及び7セグメントLEDを用いて説明したが、要は「0〜9」の数字を外部へ表示させることができるものであれば何でもよい(以下の説明も同じである)。
【0024】
図2は第1の実施の形態の保護継電器のフローチャートである。演算処理回路4で認識している設定スイッチ7-1 から設定スイッチ7-4 の内1つの設定スイッチの設定ポジション状態を、スイッチポジション状態に応じた数値として、7セグメントLED8に常時表示し、演算処理回路4が認識している設定スイッチの状態を外部より確認可能とする(ステップS21)。
【0025】
表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4は、夫々設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 に対応しており、演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致した表示種別LED10を点灯させ(ステップS22)、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチの種別に対応する表示種別LED10を消灯する(ステップS23)。例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示している場合、表示種別LED10-1だけを点灯させる。このように7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別が外部より確認可能となる。
【0026】
この状態より、演算処理回路4が認識している表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新される毎に(ステップS24)、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を、予め定めた表示順番である設定スイッチ7-1 →設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 →設定スイッチ7-1 の順番に表示を切替え、全ての設定スイッチ7の状態が外部より確認可能となる。
【0027】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0028】
[第2の実施の形態]
図3は第2の実施の形態を示す保護継電器のフローチャートである。なお、本実施の形態によるハード構成は図1と同様であるため説明を省略する。先ず、タイマーセットをし(ステップS31)、タイマー値カウントアップかを判断する(ステップS32)。演算処理回路4で認識している設定スイッチ7-1 から設定スイッチ7-4 の内1つの設定スイッチの設定ポジション状態を、スイッチポジション状態に応じた数値として、7セグメントLED8に所定時間表示し(ステップS33)、演算処理回路4が認識している設定スイッチの状態を外部より確認可能とする。
【0029】
表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4は、夫々設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 に対応しており、演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致した表示種別LED10を所定時間点灯させ(ステップS34)、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチの種別に対応する表示種別LED10を消灯する(ステップS35)。例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示している場合、表示種別LED10-1だけを所定時間点灯させる。このように7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別が外部より確認可能となる。
【0030】
ここでタイマーカウントし(ステップS36)、表示切替スイッチ9がOFF→ONであるかを判断し(ステップS37)、OFF→ON状態でなければ、ステップS32に戻って以上の処理を繰り返す。そしてタイマー値がカウントアップであれば(ステップS32)、ステップS38へ移ってそれまで点灯していた7セグメントLED8を消灯する。
【0031】
この状態より、演算処理回路4が認識している表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新される毎に、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を、予め定めた表示順番である設定スイッチ7-1 →設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 →設定スイッチ7-1 の順番に表示を切替えると共に、7セグメントLED8及び表示種別LED10が所定時間経過後に消灯している状態の場合に、7セグメントLED8及び表示種別LED8を再度所定時間点灯させ、全ての設定スイッチ7の状態が外部より確認可能となる。
【0032】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良による誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。又、7セグメントLED8及び表示種別LED10は所定時間のみ点灯するため、7セグメントLED8及び表示種別LED10を点灯するためのエネルギーを削減できる。
【0033】
[第3の実施の形態]
図4は第3の実施の形態を示す保護継電器のフローチャートである。なお、本実施の形態によるハード構成は図1と同様であるため説明を省略する。先ず、タイマーセットをし(ステップS41)、タイマー値カウントアップかを判断する(ステップS42)。演算処理回路4で認識している設定スイッチ7-1 から設定スイッチ7-4 の内1つの設定スイッチの設定ポジション状態を、スイッチポジション状態に応じた数値として、7セグメントLED8に所定時間表示し(ステップS43)、演算処理回路4が認識している設定スイッチの状態を外部より確認可能とする。
【0034】
表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4は、夫々設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 に対応しており、演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致した表示種別LED10を所定時間点灯させ(ステップS44)、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチの種別に対応する表示種別LED10を消灯する(ステップS45)。例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示している場合、表示種別LED10-1だけを所定時間点灯させる。このように7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別が外部より確認可能となる。
【0035】
ここでタイマーカウントし(ステップS46)、表示切替スイッチ9がOFF→ONかを判断し(ステップS47)、OFF→ONでなければステップS42へ戻って以上の処理を繰り返す。そしてタイマー値がカウントアップであれば(ステップS42)、ステップS48へ移って7セグメントLED8を消灯する。そして設定スイッチ7-1 〜7-4 のポジション変更したかを判断し(ステップS49)、変更していればタイマーセットをし(ステップS491 )、ステップS47以下の処理を繰り返し、ステップS49にて設定スイッチ7-1 〜7-4 のポジション変更をしていなければ、タイマーセットすることなくステップS47以下の処理を繰り返す。
【0036】
この状態より、演算処理回路4が認識している表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新される毎に、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を、予め定めた表示順番である設定スイッチ7-1 →設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 →設定スイッチ7-1 の順番に表示を切替え、全ての設定スイッチ7の状態が外部より確認可能となる。
【0037】
ここで、7セグメントLED8及び表示種別LED10が所定時間経過後に消灯している状態の場合に、設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 の内任意の設定スイッチ7のポジション状態を変更した場合、7セグメントLED8及び表示種別LED10を再度所定時間点灯させる。
【0038】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良による誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。又、7セグメントLED8及び表示種別LED10は所定時間のみ点灯するため、7セグメントLED8及び表示種別LED10を点灯するためのエネルギーを削減できる。
【0039】
[第4の実施の形態]
図5は第4の実施の形態を示す保護継電器のフローチャートである。なお、本実施の形態によるハード構成は図1と同様であるため説明を省略する。本実施の形態では設定スイッチ7-4 ,7-3 ,7-2 が夫々ポジションを変更していなければ(ステップS51,S52,S53)、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7-1 から設定スイッチ7-4 の内1つの設定スイッチの設定ポジション状態を、スイッチポジション状態に応じた数値として、7セグメントLED8に表示し(ステップS54)、演算処理回路4が認識している設定スイッチの状態を外部より確認可能とする。
【0040】
表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4は、夫々設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 に対応しており、演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致した表示種別LED10を点灯させ(ステップS55)、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチの種別に対応する表示種別LED10を消灯する(ステップS56)。例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示している場合、表示種別LED10-1だけを点灯させる。このように7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別が外部より確認可能となる。
【0041】
この状態より、演算処理回路4が認識している表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新される毎に、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を、予め定めた表示順番である設定スイッチ7-1 →設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 →設定スイッチ7-1 の順番に表示を切替え、全ての設定スイッチ7の状態が外部より確認可能となる。
【0042】
ここで、表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新されない場合でも、設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 の中でスイッチポジション状態に変化があった場合、変化があった設定スイッチ7の変化後のポジション状態を7セグメントLED8に表示すると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致した表示種別LED10を点灯し、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチ7に対応する表示種別LED10を消灯する。
【0043】
例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示中に、設定スイッチ7-3 のポジションを変更した場合、7セグメントLED8に設定スイッチ7-3 の変化後のポジション状態を表示すると共に、表示種別LED10-1を消灯させ表示種別LED10-3を点灯させる。そして表示切替スイッチ9がOFF→ONでなければ前記動作を繰り返す(ステップS57)。
【0044】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0045】
又、表示切替スイッチ9以外に設定スイッチ7の状態変化を捕らえ、変化があった設定スイッチ7の状態を7セグメントLED8に表示することができるため、操作性の向上及び表示切替スイッチの不良による誤った設定を更の防止することが可能である。
【0046】
[第5の実施の形態]
図6は本発明の第5の実施の形態を示す保護継電器のブロック構成である。図6において図1と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態において図1との差異は、表示種別LED10-5を設けて、7セグメントLED8の消灯時に新たに設けた消灯用の表示種別LED10-5を点灯させると共に、消灯用以外の表示種別LED10-1〜10-4を消灯するようにしたものである。その他の構成は図1と同様である。
【0047】
図7は第5の実施の形態の保護継電器のフローチャートである。演算処理回路4で認識している設定スイッチ7-1 から設定スイッチ7-4 の内1つの設定スイッチの設定ポジション状態を、スイッチポジション状態に応じた数値として、7セグメントLED8に常時表示し、演算処理回路4が認識している設定スイッチの状態を外部より確認可能とする。
【0048】
表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4は、夫々設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 に対応し、又、表示種別LED10-5は7セグメントLED8が消灯中を表わすためのものであり(ステップS72)、演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別及び7セグメントLED8の消灯種別に一致した表示種別LED10を点灯させ、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチの種別及び7セグメントLED8の消灯種別に対応する表示種別LED10を消灯する(ステップS73)。
【0049】
例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示している場合、表示種別LED10-1だけを点灯させる。このように7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別及び7セグメントLED8の点灯・消灯の状態が外部より確認可能となる。
【0050】
この状態より、演算処理回路4が認識している表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新される毎に、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を、予め定めた表示順番である設定スイッチ7-1 →設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 →7セグメントLED8消灯→設定スイッチ7-1 の順番に表示を切替え、全ての設定スイッチ7の状態及び7セグメントLED8消灯中が外部より確認可能となる。
【0051】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。又、7セグメントLED8を任意に消灯できるため、長時間7セグメントLED8に表示をする必要がない場合に、7セグメントLED8を表示するためのエネルギーを削減することができる。
【0052】
[第6の実施の形態]
図8は本発明の第6の実施の形態を示す保護継電器のブロック構成である。図8において図1と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。図8において図1との差異は、表示種別LED10-5と10-6とを設けたことである。即ち、本実施の形態では表示種別LED10-5に入力電流値表示を、表示種別LED10-6に入力電圧値表示をさせるものである。要するに演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7が設定中の表示スイッチの種別と共にその電流値及び電圧値を併せて表示するものであり、その他の構成は図1と同様である。
【0053】
図9は第6の実施の形態の保護継電器のフローチャートである。演算処理回路4で認識している設定スイッチ7-1 から設定スイッチ7-4 の内1つの設定スイッチの設定ポジション状態を、スイッチポジション状態に応じた数値として、7セグメントLED8に常時表示し、演算処理回路4が認識している設定スイッチの状態を外部より確認可能とする。
【0054】
表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4は、夫々設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 に対応し、又、表示種別LED10-5は入力電流値表示、表示種別LED10-6は入力電圧値表示に対応しており、演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別及び入力電流値,入力電圧値種別に一致した表示種別LED10を点灯させ、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチの種別及び入力電流値,入力電圧値種別に対応する表示種別LED10を消灯する。例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示している場合、表示種別LED10-1だけを点灯させる。このように7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別及び入力電流値,入力電圧値の状態が外部より確認可能となる。
【0055】
この状態より、演算処理回路4が認識している表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新される毎に、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を、予め定めた表示順番である設定スイッチ7-1 →設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 →入力電流値→入力電圧値→設定スイッチ7-1 の順番に表示を切替え、全ての設定スイッチ7と入力電流値,入力電圧値の状態が外部より確認可能となる。
【0056】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。又、入力電流値及び入力電圧値を外部より確認できるため保護継電器のメンテナンス試験などの時に保護継電器外部に電流計及び電圧計を接続することなく動作・不動作の確認ができるため、作業効率が向上する。
【0057】
[第7の実施の形態]
図10は本発明の第7の実施の形態を示す保護継電器のブロック構成である。図10において図1と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。図10において図1との差異は異常LED11を設けたことであり、表示切替スイッチ9に不良が発生したとき、これを点灯させるものである。その他の構成は図1と同様である。
【0058】
図11は第7の実施の形態の保護継電器のフローチャートである。図11において設定スイッチ7-1 〜7-4 の表示及び消灯を示すステップS21〜S23までは既に説明した通りであるため、その説明を省略し異なる部分についてのみ説明する。
【0059】
ここで、表示切替スイッチ9がOFFからONに更新された場合に(ステップS111 )、ON状態が所定の時間を超えた時は(ステップS114 )、表示切替スイッチ9の状態がONからOFFに復帰しないためであるため表示切替スイッチ9の不良と判断し、異常LED11を点灯させることにより(ステップS115 )、表示切替スイッチ11が異常であることが外部より確認可能となる。
【0060】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで(ステップS116 )、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。又、表示切替スイッチ9に不良などが発生した場合には、異常LED11を点灯させることで外部に異常を知らせることが可能となる。
【0061】
[第8の実施の形態]
図12は本発明の第8の実施の形態の保護継電器のブロック構成である。図12において図1と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。図12において図1との差異は設定完了スイッチ12を設けたことであり、設定スイッチ7を有効とするための二重化のためのON/OFFスイッチである。
【0062】
図13は第8の実施の形態の保護継電器のフローチャートである。演算処理回路4で認識している設定スイッチ7-1 から設定スイッチ7-4 の内1つの設定スイッチの設定ポジション状態を、スイッチポジション状態に応じた数値として、7セグメントLED8に常時表示し、設定スイッチ7の設定ポジション状態に変化があった場合(ステップS131 )、変化後の設定スイッチ7のポジション状態に応じた数値を7セグメントLED8に一定の周期で点滅表示することで(ステップS133 )、設定スイッチ7が変更されたことと、変更後の設定スイッチ7のポジションを外部より確認可能とする。
【0063】
この状態より、設定完了スイッチ12がON状態となった時点で(ステップS132 )、演算処理回路4が認識していた設定スイッチ7の設定ポジション状態より、変化後の設定スイッチ7の設定ポジション状態に更新すると共に7セグメントLED8に一定の周期で点滅表示させていた設定スイッチ7の変化後のポジション状態に応じた数値を、連続表示する(ステップS138 )。その他のステップS134 ,S135 ,S136 は既に説明した通りである。
【0064】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0065】
又、設定スイッチ7が変更されれば、変更された設定スイッチ7のポジション状態も含め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッチ12により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ7の不良などにより誤動作・誤不動作を防止可能となる。
【0066】
[第9の実施の形態]
図14は第9の実施の形態を示す保護継電器のフローチャートである。なお、本実施の形態によるハード構成は図12と同様であるため説明を省略する。図14と図13(図12の処理内容を示すフローチャート)との差異は、ステップS141 ,S142 ,S143 ,S144 を設け、7セグメントLED8及び表示種別LED10は所定時間のみ点灯するようにしたものである。その他は図13と同様である。
【0067】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0068】
又、設定スイッチ7が変更されれば、変更された設定スイッチ7のポジション状態も含め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッチ12により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ7の不良などにより誤動作・誤不動作を防止可能となる。そして、7セグメントLED8及び表示種別LED10は所定時間のみ点灯するため、7セグメントLED8及び表示種別LED10を点灯するためのエネルギーを削減できる。
【0069】
[第10の実施の形態]
図15は第10の実施の形態を示す保護継電器のフローチャートである。なお、本実施の形態においてハード構成は図12と同様であるため説明を省略する。図14と前記図13(図12の処理内容を示すフローチャート)との差異は、7セグメントLED8及び表示種別LED10が所定管理経過後に消灯している状態の場合に(ステップS144 )、設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 の内任意の設定スイッチ7のポジション状態を変更した場合に(ステップS151 )、7セグメントLED8及び表示種別LED10を再度所定時間(ステップD152 )点灯させるようにしたものであり、その他は図13の処理と同様である。
【0070】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0071】
又、設定スイッチ7が変更されれば、変更された設定スイッチ7のポジション状態も含め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッチ12により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ7の不良などにより誤動作・誤不動作を防止可能となる。そして、7セグメントLED8及び表示種別LED10は所定時間のみ点灯するため、7セグメントLED8及び表示種別LED10を点灯するためのエネルギーを削減できる。
【0072】
[第11の実施の形態]
図16は第11の実施の形態を示す保護継電器のフローチャートである。なお、本実施の形態においてハード構成は図12と同様であるため説明を省略する。図16と図13との差異は、ステップS131 の前段にステップS161 ,S162 ,S163 を設けたことである。ここでステップS161 は設定スイッチ7-4 ポジション変更したか、ステップS162 は設定スイッチ7-3 ポジション変更したか、ステップS163 は設定スイッチ7-2 ポジション変更したかを夫々判断する処理である。その他の処理内容は図13と同様である。
【0073】
即ち、表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新されない場合でも(ステップD136 )、設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 の中でスイッチポジション状態に変化があった場合(ステップS161 ,S162 ,S163 )、変化があった設定スイッチ7の変化後のポジション状態を7セグメントLED8に表示すると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致した表示種別LED10を点灯し、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチ7に対応する表示種別LED10を消灯する。
【0074】
例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示中に、設定スイッチ7-3 のポジションを変更した場合、7セグメントLED8に設定スイッチ7-3 の変化後のポジション状態を表示すると共に、表示種別LED10-1を消灯させ表示種別LED10-3を点灯させる。
【0075】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0076】
又、設定スイッチ7が変更されれば、変更された設定スイッチ7のポジション状態も含め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッチ12により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ7の不良などにより誤動作・誤不動作を防止可能となる。
【0077】
そして、表示切替スイッチ9以外に設定スイッチ7の状態変化を捕らえ、変化があった設定スイッチ7の状態を7セグメントLED8に表示することができるため、操作性の向上及び表示切替スイッチの不良による誤った設定を更の防止することが可能である。
【0078】
[第12の実施の形態]
図17は第12の実施の形態を示す保護継電器のフローチャートである。なお、本実施の形態においてハード構成は図12と同様であるため説明を省略する。図17と図13との差異は、図13にあるステップS137 に代えて図17ではステップS171 を設けたことである。即ち、本実施の形態ではスイッチポジションの更新は、7セグメントLEDにより外部確認している設定スイッチのみを更新するようにしたものである。その他の処理内容は図13と同様である。
【0079】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0080】
又、設定スイッチ7が変更されれば、変更された設定スイッチ7のポジション状態も含め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッチ12により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ7の不良などにより誤動作・誤不動作を防止可能となる。更に、7セグメントLED8により外部確認している設定スイッチ7のみのスイッチポジションを更新するため、設定スイッチ7の不良による誤設定を更に防止可能となる。
【0081】
[第13の実施の形態]
図18は本発明の第13の実施の形態を示す保護継電器のブロック構成である。図18において図12と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。図18において図12との差異は、表示種別LED10-5を設けたことである。そして表示種別LED10-5は7セグメントLED8が消灯中を表わすためのものである。その他の構成は図12と同様である。
【0082】
図19は第13の実施の形態の保護継電器のフローチャートである。表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4は、夫々設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 に対応し、又、表示種別LED10-5は7セグメントLED8が消灯中を表わすためのものであり、演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別及び7セグメントLED8の消灯種別に一致した表示種別LED10を点灯させ、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチの種別及び7セグメントLED8の消灯種別に対応する表示種別LED10を消灯する。
【0083】
図19のフローチャートにおいて図13(図12のフローチャート)との差異は、図13のフローチャートにステップS191 ,S192 ,S193 ,S194 を付加しただけのものであり、その他は図13と同様である。例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示している場合、表示種別LED10-1だけを点灯させる。このように7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別及び7セグメントLED8の点灯・消灯の状態が外部より確認可能となる。
【0084】
ここで、演算処理回路4が認識している表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新される毎に、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を、予め定めた表示順番である設定スイッチ7-1 →設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 →7セグメントLED8消灯→設定スイッチ7-1 の順番に表示を切替え、全ての設定スイッチ7及び7セグメントLED8消灯の状態が外部より確認可能となる。
【0085】
なお、7セグメントLED8が消灯していれば(ステップS191 )、表示種別LED10-5を点灯し(ステップS192 )、7セグメントLED消灯用以外の表示種別LED10-1〜10-4を消灯する(ステップS193 )。
【0086】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0087】
又、設定スイッチ7が変更されれば、変更された設定スイッチ7のポジション状態も含め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッチ12により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ7の不良などにより誤動作・誤不動作を防止可能となる。そして、7セグメントLED8を任意に消灯できるため、長時間7セグメントLED8に表示をする必要がない場合に、7セグメントLED8を表示するためのエネルギーを削減することができる。
【0088】
[第14の実施の形態]
図20は本発明の第14の実施の形態を示す保護継電器のブロック構成である。図20において図12と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。図20において図18との差異は、表示種別LED10-5と10-6を設けたことである。そして表示種別LED10-5には入力電流値表示を、又、表示種別LED10-6には入力電圧値表示を夫々させるようにしたものである。その他の構成は図12と同様である。
【0089】
図21は第14の実施の形態の保護継電器のフローチャートである。表示種別LED10-1〜表示種別LED10-4は、夫々設定スイッチ7-1 〜設定スイッチ7-4 に対応し、又、表示種別LED10-5は入力電流値表示、表示種別LED10-6は入力電圧値表示に対応しており、演算処理回路4で認識している7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別及び入力電流値,入力電圧値種別に一致した表示種別LED10を点灯させ、7セグメントLED8に表示していない設定スイッチの種別及び入力電流値,入力電圧値種別に対応する表示種別LED10を消灯する。
【0090】
図21のフローチャートにおいて図13(図12のフローチャート)との差異は、図13のフローチャートにステップS211 ,S212 ,S213 ,S214 からなる入力電流値表示の処理と、更にこれに続いた入力電圧値表示の処理(前記入力電流値表示と同じ、ただし入力電流値のところを入力電圧値としたものであって、手順は全く同じもの)を追加している。
【0091】
例えば、設定スイッチ7-1 の状態を7セグメントLED8に表示している場合、表示種別LED10-1だけを点灯させる。このように7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別及び入力電流値,入力電圧値の状態が外部より確認可能となる。ここで、演算処理回路4が認識している表示切替スイッチ9の状態がOFFからONに更新される毎に、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7及び入力電流値,入力電圧値の種別を、予め定めた表示順番である設定スイッチ7-1 →設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 →入力電流値→入力電圧値→設定スイッチ7-1 の順番に表示を切替え、全ての設定スイッチ7及び入力電流値,入力電圧値の状態が外部より確認可能となる。
【0092】
ここで上記したことを整理すると、設定スイッチ7-1 の表示の終了から始まって、→設定スイッチ7-2 →設定スイッチ7-3 →設定スイッチ7-4 の表示の終了までが終了すると、入力電流値表示(ステップS211 ,S212 ,S213 ,S214 )の後に前記同様の入力電圧値表示(前記同様の処理)があって最初の処理に戻ることになる。
【0093】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0094】
又、設定スイッチ7が変更されれば、変更された設定スイッチ7のポジション状態も含め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッチ12により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ7の不良などにより誤動作・誤不動作を防止可能となる。更に、入力電流値及び入力電圧値を外部より確認できるため保護継電器のメンテナンス試験などの時に保護継電器外部に電流計及び電圧計を接続することなく動作・不動作の確認ができるため、作業効率が向上する。
【0095】
[第15の実施の形態]
図22は本発明の第14の実施の形態を示す保護継電器のブロック構成である。図22において図12と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。図22において図12との差異は、異常LED11を設けたことである。そして異常LED11は表示切替スイッチ9の異常を表示するものである。その他の構成は図12と同様である。
【0096】
図23は第15の実施の形態の保護継電器のフローチャートである。図23においてステップS131 〜ステップS138 の処理は図13と同様である。又、表示切替スイッチ9がOFFからONに更新された場合に(ステップS136 )、ON状態が所定の時間を超えた時(ステップS232 )、表示切替スイッチ9の状態がONからOFFに復帰しないため表示切替スイッチ9の不良と判断し、異常LED11を点灯(ステップS233 )させることにより、表示切替スイッチ9が異常であることが外部より確認可能となる。
【0097】
本実施の形態によれば、演算処理回路4で認識している設定スイッチ7の状態を外部より確認でき、表示切替スイッチ9の状態をOFFからONに更新することで、7セグメントLED8に表示する設定スイッチ7の種別を切替えることができると共に、7セグメントLED8に表示中の設定スイッチ7の種別に一致する表示種別LED10を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良により誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能である。
【0098】
又、設定スイッチ7が変更されれば、変更された設定スイッチ7のポジション状態も含め外部より変更されたことが確認でき、設定完了スイッチ12により設定更新を行なうため、誤った設定変更を防ぐことができ、設定スイッチ7の不良により誤設定されることがなく、設定スイッチ7の不良などにより誤動作・誤不動作を防止可能となる。更に、表示切替スイッチ9に不良などが発生した場合には、異常LED11を点灯させることで外部に異常を知らせることが可能となる。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば動作レベルなどの設定スイッチの状態を外部より確認でき、表示切替スイッチの状態をOFFからONに更新することで、表示手段に表示する設定スイッチの種別を切替えることができると共に、表示手段に表示中の設定スイッチの種別に一致する表示種別表示手段を点灯させるため、表示切替スイッチのポジションの見間違いや表示切替スイッチの不良による誤った設定による誤動作・誤不動作を防止可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す保護継電器のシステム構成図。
【図2】第1の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図3】第2の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図4】第3の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図5】第4の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図6】本発明の第5の実施の形態を示す保護継電器のシステム構成図。
【図7】第5の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図8】本発明の第6の実施の形態を示す保護継電器のシステム構成図。
【図9】第6の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図10】本発明の第7の実施の形態を示す保護継電器のシステム構成図。
【図11】第7の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図12】本発明の第8の実施の形態を示す保護継電器のシステム構成図。
【図13】第8の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図14】第9の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図15】第10の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図16】第11の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図17】第12の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図18】本発明の第13の実施の形態を示す保護継電器のシステム構成図。
【図19】第13の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図20】本発明の第14の実施の形態を示す保護継電器のシステム構成図。
【図21】第14の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【図22】本発明の第15の実施の形態を示す保護継電器のシステム構成図。
【図23】第15の実施の形態の処理内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 入力変成器
2 入力アナログ変換回路
3 A/D変換回路
4 演算処理回路
5 電源回路
6 リレー回路
7-1 〜7-4 設定スイッチ
8 7セグメントLED
9 表示切替スイッチ
10-1〜10-4 表示種別LED
11 異常LED
12 設定完了スイッチ
Claims (5)
- 入力電流・電圧を絶縁する入力変成器と、
前記変成器二次側の信号を所定のレベルに変換する入力アナログ回路と、
このアナログ信号を所定のディジタル信号に変換するA/D変換回路と、
前記ディジタル信号を入力として所定の演算処理を行なう演算処理回路と、
各回路に電源電圧を供給する電源回路と、
前記演算処理回路の演算処理結果を受けて外部に接点出力を出す出力回路と、
前記出力回路の動作レベルを外部より設定可能とする複数の設定スイッチと、
前記演算処理回路より制御され所定の数値表示を行なう数値表示手段と、
前記数値表示手段の表示内容の種別を切替える表示切替スイッチと、
前記数値表示手段の表示種別を表わす表示種別手段とを備えた保護継電器において、
前記設定スイッチ状態を有効とさせるための設定完了スイッチを設け、
演算処理回路が認識している設定スイッチのポジション状態を、各設定スイッチポジション状態に応じた数値として数値表示手段に常時表示させ、
設定スイッチ状態に変化があった場合、当該変化後の設定スイッチポジション状態に応じた数値を数値表示手段に一定の周期で点滅表示させ、
設定完了スイッチがON状態となった時点で、変化後の設定スイッチの設定ポジション状態に設定スイッチの状態を更新すると共に、
前記数値表示手段に一定の周期で点滅表示させていた変化後の設定スイッチのポジション状態に応じた数値を、連続表示し、
前記表示切替スイッチの状態がOFFからONに更新される毎に、前記数値表示手段の表示種別を予め定めた表示種別の順番に替えると共に、数値表示手段が該当する表示種別と一致した表示種別手段を点灯し、数値表示手段が該当する表示種別と不一致の表示種別手段を消灯し、
前記表示切替スイッチの状態がOFFからONに更新されない場合であっても、設定スイッチ状態に変化があった場合、当該変化があった設定スイッチの変化後のポジション状態を数値表示手段に表示すると共に、前記数値表示手段が表示種別と一致した表示種別手段を点灯し、数値表示手段が表示種別と不一致の表示種別手段を消灯する
ことを特徴とする保護継電器。 - 請求項1記載の保護継電器において、前記数値表示手段及び表示種別手段を常時消灯状態とし、表示切替スイッチがOFFからONに更新された場合、前記数値表示手段及び表示種別手段を所定時間点灯することを特徴とする保護継電器。
- 請求項1記載の保護継電器において、前記数値表示手段及び表示種別手段を常時消灯状態とし、設定スイッチ状態に変化があった場合、当該変化があった設定スイッチのポジション状態を数値表示手段に表示すると共に、変化のあった設定スイッチの種別と一致した表示種別手段を所定時間点灯することを特徴とする保護継電器。
- 請求項1記載の保護継電器において、前記設定完了スイッチがON状態となった時点で、数値表示手段に表示中の設定スイッチの状態を更新すると共に、前記数値表示手段に表示されていない設定スイッチの状態を更新しないことを特徴とする保護継電器。
- 請求項1記載の保護継電器において、前記表示切替スイッチにより更新される数値表示手段の表示種別に、前記数値表示手段の消灯状態に対応する種別を設けたことを特徴とする保護継電器。
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US9997048B2 (en) | 2015-07-28 | 2018-06-12 | Lsis Co., Ltd. | Power failure monitoring device of digital protection relay |
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1998
- 1998-11-30 JP JP35537898A patent/JP4118422B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9997048B2 (en) | 2015-07-28 | 2018-06-12 | Lsis Co., Ltd. | Power failure monitoring device of digital protection relay |
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