JP4118221B2 - 各種曲管に対する接続用合いマークの印刷機 - Google Patents

各種曲管に対する接続用合いマークの印刷機 Download PDF

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Description

本発明は可撓なゴムやプラスチックを初め、剛性な金属から成る各種曲管の外周面へ、その接続上の位置合わせと方向性の識別に必要な合いマークを自動的に転写する印刷機に関する。
例えば、自動車の組立部品として使用されているフューエルホースやブレーキホース、ラジエーターホース、ヒーターホース、その他の各種曲管は、その入口と出口との両端部を相手機器のニップルやパイプなどへ正しく接続するために、その位置合わせと方向性の識別に必要な合いマークを付与しておかなければならない。
ところが、このような各種曲管の屈曲形状と長さは自動車の製造メーカー毎やその車種毎に千差万別であり、又設計変更されるたび毎の相違変化も起るため、上記合いマークを自動機械的に付与することができない。これと同様な問題は、建物の空調用配管などについても言える。
そこで、已むを得ず、作業者がカラーペンやゴム印などの用具を使って、手作業により上記曲管の1本づつに合いマークを付与している現状であるが、これではその合いマークの付与状態を常時均一・高精度に保つことができず、検品の結果付与し直さなければならない不良品が、多量に発生してしまうことを避けられない。
又、屈曲形状が区々に相違変化する各種曲管の外周面へ、その位置合わせと方向性の識別に必要な合いマークを人手作業によって付与することは、特に可撓なゴム製品やプラスチック製品の場合、非常に煩らわしく気苦労を要し、処理能率を向上させることができない。1日当りの処理量は、熟練作業者と雖も約1,500本が限度である。
本発明はこのような課題の抜本的な解決を目的としており、その目的を達成するために、並列する一対の版ロール又は版盤に各々彫刻されたインク定着凹溝へ、そのインク定着凹溝と対応する一対のインク皿から相違する色彩の印刷インクを着肉させる凹版用インキングステーションと、
3次元の直線運動と円弧運動を行なう多関節ロボットのアーム先端部へ、一体回転し得るように取り付けられたゴムパッド用支持ディスクと、
その支持ディスクの円周面へパッドホルダーを介して取り付け一体化された向かい合う一対の転写用ゴムパッドと、
屈曲形状と長さが互いに異なる多品種の曲管を保持するため、その品種毎の着脱・交換自在として架台のテーブル上へ据え付け使用される各種治具とを有し、
上記ロボットのアーム先端部に付属する転写用ゴムパッドが、原点での停止位置から先ず凹版用インキングステーションまで移動して、その版ロール又は版盤のインク定着凹溝から相違する色彩の印刷インクを順次各別に受け取った後、
同じく転写用ゴムパッドが引き続き上記治具毎に保持されている曲管まで移動して、その印刷インクを曲管の一端部と他端部へ、相違する色彩の合マークとして順次各別に転写する印刷機であって、
上記各種曲管の治具を何れも架台のテーブル上へ着脱・交換自在に取り付け使用される金属のベースプレートと、これから各種曲管の屈曲形状に応じた高さ並びに間隔ピッチの点在分布状態として一体的に起立されることにより、その各種曲管の両端部と中途部とを支持できる少なくとも3本の支柱と、その各支柱の上端部に固着されたブロック受け座と、その各ブロック受け座へ複数の固定ボルトによって取り付けられた合成樹脂のピローブロックとから形作り、しかもその各ピローブロックに各種曲管の屈曲形状に応じた開口方向性の曲管受け止め凹溝を切り欠くと共に、
上記架台のテーブルへその各種曲管の治具と対応する複数の治具検知センサーを点在分布状態に埋設一体化する一方、
上記治具検知センサーによって検知される検知孔の複数を、その少なくとも1個が上記治具検知センサーと対応合致しない点在分布状態として、上記治具のベースプレートへ各々開口形成することにより、
その検知孔と対応合致しない治具検知センサーからの検知出力信号に基いて、上記転写用ゴムパッドが付属するロボットを各種治具毎に保持されている品種の曲管と対応する動作となるように制御することを特徴とする。
本発明の上記構成によれば、各種曲管を保持する治具が点在分布する少なくとも3本の支柱と、その各種曲管の屈曲形状に応じた開口方向性の曲管受け止め凹溝が切り欠かれた合成樹脂のピローブロックとを具備しているため、作業者がその曲管受け止め凹溝へ各種曲管を出し入れ自在に嵌め付けセットすることにより、複雑な三次元の屈曲形状を有する曲管であっても、その両端部と適当な中途部とを安定良く受け止めることができ、上記ピローブロックの曲管受け止め凹溝を後加工として切削し得ることとも相俟って、各種曲管の屈曲形状に対する対応性に優れる。
又、凹版用インキングステーションがインク定着凹溝を各々備えた版ロール又は版盤の並列する一対と、これと対応位置する一対のインク皿とから成る一方、3次元の直線運動と円弧運動を行なう多関節ロボットのアーム先端部にはゴムパッド用支持ディスクを介して、向かい合う一対の転写用ゴムパッドが回転駆動可能に取り付けられているため、上記各種曲管の一端部と他端部へ相違する色彩の合いマークを能率良く印刷することができ、各種曲管を相手機器のニップルやパイプなどに接続する際、その2色刷りによる入口と出口との識別や、360度の方向性を決める正確な位置合わせに役立つ効果がある。
しかも、各種曲管を保持する治具のベースプレートに点在分布状態として開口された複数の検知孔のうち、その少なくとも1個だけが架台のテーブルに埋設された治具検知センサーと対応合致しないようになっており、その合致しない1個の治具検知センサーが検知した出力信号に基いて、上記転写用ゴムパッドが付属する多関節ロボットを、その各種治具毎に保持されている曲管の屈曲形状と長さに応じた動作となるように、プログラム制御するように設定されているため、その各種曲管の一端部と他端部へ合いマークを自づと正確に2色刷りすることができる。
これを換言すれば、上記治具検知センサーからの検知出力信号を受けない限り、ロボット作動開始せず、その結果架台のテーブルに対する各種治具の不正な取付状態も容易に知ることができるのである。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、その本発明の印刷機は図1、2の概略全体から明白なように、転写用ゴムパッド(1a)(1b)を移動させる多関節ロボット(R)とそのロボットコントローラー(C)、凹版用インキングステーション(S)並びに被印刷物に係る多品種の曲管(W1)(W2)(W3)を保持するため、その対応的に互換使用される各種の治具(J1)(J2)(J3)とから成り、これらの主要な構成部材が共通の架台(F)に据え付けられている。
先ず、架台(F)は型鋼材から例えば幅:約1,300mm×奥行:約1,000mm×高さ:約700mmの大きさに枠組み一体化されており、その長方形なテーブル(2)の前辺を除く3辺には、アクリル樹脂などの透明な囲い壁パネル(3)が据え立て固定されることによって、その内部の印刷作業エリヤを安全に区画している。
そして、その架台(F)におけるテーブル(2)よりも下段位置の仕切り棚(4)上には、ロボットコントローラー(C)とロボット用操作パネル(5)とが並列設置されており、そのため作業者としては図外の椅子に坐った安楽な姿勢のもとで、各治具(J1)(J2)(J3)に対する曲管(W1)(W2)(W3)の出し入れ作業や、ロボット用操作パネル(5)上の後述する各種スイッチ操作などを便利良く行なうことができる。
(6a)(6b)は上記架台(F)におけるテーブル(2)の前部へ偏倚したコーナー位置付近へ据え立て固定された安全用のエリヤセンサーであり、投光器と受光器との左右一対から成る透過型の光電スイッチとして、その作業エリヤへ前方から誤まって侵入する人手やその他の危険物を検知し、その出力信号によりロボット(R)を自動停止させるようになっている。
しかも、このようなロボット(R)の非常停止時には操作パネル(5)上のロボット用非常表示ランプ(7)が点灯する。又、エリヤセンサー(6a)(6b)は各治具(J1)(J2)(J3)に対する曲管(W1)(W2)(W3)の出し入れ作業中、スイッチオフの状態にあり、後述のロボット作動開始用押しボタンスイッチを押すことにより初めて、スイッチオンの状態に保たれ、そのスイッチオンの状態が操作パネル(5)におけるエリヤセンサー用作動表示ランプ(8)の点灯によって知らされる。
(9a)(9b)は上記エリヤセンサー(6a)(6b)よりも前側に位置しつつ、同じく架台(F)のテーブル(2)上へ据え付けられた左右一対のロボット作動開始用押しボタンスイッチであり、これらを作業者が両手で一挙同時に押せば、ロボット(R)の作動による印刷作業が開始されることとなる。両手を使うようになっているため、その人手が作業エリヤへ侵入するおそれの予防に役立つ。
(10)はこのようなロボット作動開始用押しボタンスイッチ(9a)(9b)の左右相互間に介在する状態として、やはり架台(F)のテーブル(2)上に設置されたロボット非常停止用押しボタンスイッチであり、これを作業者が押せば、その時点において印刷作業が中断されることとなる。この時にも、操作パネル(5)上のロボット用非常表示ランプ(7)が点灯する。
操作パネル(5)には上記ロボット用非常表示ランプ(7)やエリヤセンサー用作動表示ランプ(8)のほか、図3に抽出して示すような電源のオンオフ切換えスイッチ(11)と、そのスイッチオン状態に点灯する電源表示ランプ(12)、後述する凹版の非常時に点灯する凹版用非常表示ランプ(13)、その凹版の非常状態並びにロボット(R)の非常状態を解除するためのリセット用押しボタンスイッチ(14)、手動モードと自動モードとのモード切換えスイッチ(15)、ロボット(R)と凹版が原点(X−X)(Y−Y)に位置した時点灯する原点表示ランプ(16)、各種曲管(W1)(W2)(W3)の1本づつを印刷完了する毎に点灯する1サイクル印刷完了表示ランプ(17)、1日分の印刷本数を合計してデジタル表示する表示画面(18)も設置されている。
(19)は上記架台(F)におけるテーブル(2)の左右何れか一方へ偏倚した位置に、エリヤセンサー(6a)(6b)よりも背高く据え立て固定されたロットカウンターであり、各種曲管(W1)(W2)(W3)における1ロット分の印刷本数をカウントして、その前向きの表示画面(20)にデジタル表示する。
又、各種曲管(W1)(W2)(W3)の1ロット分を印刷完了した時には、そのロットカウンター(19)の1ロット印刷完了表示ランプ(21)が点灯し、ロボット(R)が原点(X−X)の位置に自動停止されることとなる。(22)は同じくロットカウンター(19)のリセット用押しボタンスイッチであり、別な品種の曲管(W1)(W2)(W3)に変えて印刷作業する場合に、これを作業者が押せば、ロボット(R)が原点(X−X)でのスイッチオン状態に準備される。
次に、多関節ロボット(R)は約28Kgの質量と約650mmの最大リーチを有する小型垂直として、固定ベース(23)と第1、2アーム(24)(25)とから成り、その第1〜6軸(P1)(P2)(P3)(P4)(P5)(P6)のすべてを駆動するデジタルACサーボモーター(図示省略)が、上記ロボットコントローラー(C)によって制御されるようになっている。但し、その第1、2アーム(24)(25)が3次元の直線運動と円弧運動を行なえる多関節型であるならば、図示以外の産業用ロボットを採択しても良い。
何れにしても、その多関節ロボット(R)の固定ベース(23)は図1、2のように、上記架台(F)におけるテーブル(2)上のほぼ中央部へ据え付けられており、その第2アーム(25)のツール取付面をなす先端部には、ゴムパッド用支持ディスク(26)が複数の固定ボルト(27)による着脱自在として、且つ一体回転し得るように取り付けられている。
茲に、ゴムパッド用支持ディスク(26)は一定厚みのアルミ合金から成り、その円周面には図4〜7のような向かい合う一対のホルダー受け止め用凹溝(28a)(28b)が切り欠かれているほか、同じく支持ディスク(26)の平盤面にはナット回動操作用窓口(29a)(29b)が、その各凹溝(28a)(28b)のフラットな溝底面と対応位置する分布状態に切り抜かれている。
尚、上記ホルダー受け止め用凹溝(28a)(28b)とナット回動操作用窓口(29a)(29b)との一対づつは、被印刷物である各種曲管(W1)(W2)(W3)の両端部と対応するが、これらの予備となる個数を上記支持ディスク(26)へ、その全体的な放射対称分布型に増設しておくことも可能である。
他方、(30a)(30b)は上記ホルダー受け止め用凹溝(28a)(28b)の各個へ嵌め付けられることにより、その支持ディスク(26)を挟むこととなるチャンネル溝型鋼材のパッドホルダーであって、そのフラットな背中面には転写用ゴムパッド(1a)(1b)が貼り付け固定されているほか、同じくフラットな腹面からはネジ軸脚(31a)(31b)が一体的に突出している。
そして、パッドホルダー(30a)(30b)のネジ軸脚(31a)(31b)を各々上記凹溝(28a)(28b)の溝底面から求心方向へ差し込み貫通させた上、そのネジ軸脚(31a)(31b)へ上記窓口(29a)(29b)から固定ナット(32a)(32b)を各々螺合締結することにより、上記転写用ゴムパッド(1a)(1b)の向かい合う一対を支持ディスク(26)へ付属一体化させている。
その場合、転写用ゴムパッド(1a)(1b)の各個はシリコンゴムから図6、7のようなほぼカマボコ型に造形されており、そのパッドホルダー(30a)(30b)を介して支持ディスク(26)の上記凹溝(28a)(28b)へ嵌め付けられた使用状態では、その円弧面が支持ディスク(26)の円周面から一定高さ(h1)だけ張り出すことになる。
先に一言した凹版用インキングステーション(S)は、後述する版ロールの並列ユニット体として、図1のような平面から見た場合、ロボット(R)が原点(X−X)での停止状態にある第2アーム(25)の先端部付近へ臨むこととなるように、上記架台(F)におけるテーブル(2)上の左右何れか一方へ偏心した位置に据え付けられている。
即ち、そのインキングステーション(S)を抽出して示した図8〜11の拡大図において、(33)は上記架台(F)のテーブル(2)上へ複数の脚柱(34)を介して固定支持された金属枠のユニットフレームであり、その前壁面にはベアリングケース(35)が差し込み一体化されている一方、これと向かい合う後壁面には版ロール回転用の駆動モーター(36)が取り付けられている。(37)は同じくユニットフレーム(33)の前壁面から前向き一体的に張り出された金属製のカバープレートである。
そして、上記ベアリングケース(35)を水平に貫通する版ロール支軸(38)の後半部と、上記駆動モーター(36)の出力軸(39)とがカップリング(40)を介して、その相互の一体回転し得るように伝動連結されている。(41)は版ロール支軸(38)の後半部を受け持つ前後一対のベアリングであり、そのベアリングケース(35)に内蔵されていることは言うまでもない。
しかも、上記版ロール支軸(38)がベアリングケース(35)から張り出す前半部には、上記転写用ゴムパッド(1a)(1b)と対応する一対の金属製版ロール(42a)(42b)が、一定間隔を保つ前後の並列状態に差し込み一体化されており、その共通の上記駆動モーター(36)によって一挙同時に回転されるようになっている。版ロール(42a)(42b)はその共通の版ロール支軸(38)から前方へ抜き出して、交換や清掃などを行なうこともできる。
(43a)(43b)は上記版ロール(42a)(42b)の円周面(版面)に各々彫刻されたインク定着凹溝であり、その一対の互いに同じ開口形状を備え、各種曲管(W1)(W2)(W3)の両端部へ相違する色彩の合いマーク(M1)(M2)を印刷できるようになっている。その合いマーク(M1)(M2)の印刷に供するインク定着凹溝(43a)(43b)として、図例ではストライプ(画線)を示しているが、上記曲管(W1)(W2)(W3)における接続上の位置合わせと方向性の識別機能を発揮できる限り、そのストライプに代るドット(画点)、矢印や三角形、V字型などの記号(図形画像)であっても良い。
又、(44)は上記カップリング(40)の円周面から一体的に張り出された被検知物となる遮光アームであり、これを透過型又は反射型の光電スイッチから成る版ロール用位置決めセンサー(45)によって検知し、その出力信号を受けた上記駆動モーター(36)が版ロール(42a)(42b)を、そのインク定着凹溝(43a)(43b)が原点(Y−Y)での例えば上向き開口する指向状態として、自づと正しく位置決め停止させ、ロボット(R)の転写用ゴムパッド(1a)(1b)による印刷インクの受け取り準備状態に保つようになっている。
尚、(46)は上記版ロール(42a)(42b)の一定間隔を調整するために、その前後相互間へ介挿されたディスタンスカラー、(47)は同じく版ロール(42a)(42b)の抜け止めプレートであり、上記版ロール支軸(38)の前端部へ抜き差し自在の植込みボルト(48)によって固定されている。
(49a)(49b)は上記ユニットフレーム(33)の前壁面から版ロール支軸(38)と平行な前向き一体的に張り出された左右一対の係止軸、(50a)(50b)はその両係止軸(49a)(49b)へ係脱自在に係止された前後一対のハンガープレートであり、その各個の中間部にインク皿(51a)(51b)が何れも片持ち状態に付属一体化されている。その各インク皿(51a)(51b)のハンガープレート(50a)(50b)を両係止軸(49a)(49b)へ係止させた使用状態では、上記版ロール(42a)(42b)がインク皿(51a)(51b)の真上位置に臨むこととなり、その円周面にインク皿(51a)(51b)内の印刷インクが着肉される。
更に、(52)は両係止軸(49a)(49b)の左右相互間に介在しつつも、これらより若干高い位置関係として、やはり上記ユニットフレーム(33)の前壁面から版ロール支軸(38)と平行な前向き一体的に張り出されたドクターホルダー用揺動支点軸であり、これには上記版ロール(42a)(42b)と対応位置するドクターホルダー(53a)(53b)の前後一対が各々枢着されている。
ドクターホルダー(53a)(53b)の各個は図9、11のような階段形態の上面を備えた金属の角ブロックから成り、その版ロール(42a)(42b)を指向して張り出すフラットな先端面(取付基準面)には、ドクターブレード(54a)(54b)が固定ビス(55)を介して着脱自在に取り付けられている一方、その先端面と平行するフラットな末端面には、側面視のほぼへ字型をなす前後一対のサイドスクレーパー(56a)(56b)が、やはり固定ビス(57)によって版ロール(42a)(42b)を挟む並列状態に取り付けられている。(58a)(58b)は上記ドクターホルダー(53a)(53b)のフラットな中間面へ、固定ビス(59)によって取り付けられたテールプレートであり、両サイドスクレーパー(56a)(56b)と直交する斜め上向きに張り出している。
(60)は上記ドクターホルダー用揺動支点軸(52)とほぼ同じ高さ位置として、やはりユニットフレーム(33)の前壁面から前向き一体的に張り出されたシリンダー支持枠であり、これにはドクターブレード押圧用エヤーシリンダー(61a)(61b)の前後一対が並列設置されている。その各エヤーシリンダー(61a)(61b)のピストンロッド(62a)(62b)が上記ドクターホルダー(53a)(53b)のテールプレート(58a)(58b)を押圧して、そのドクターホルダー(53a)(53b)を揺動支点軸(52)の廻りに揺動させることにより、上記ドクターブレード(54a)(54b)を版ロール(42a)(42b)の円周面へ押し付けて、その版面の過剰な印刷インクを掻き取る。
(63)は上記凹版用インキングステーション(S)の近辺に臨む位置関係として、架台(F)のテーブル(2)上に据え付けられた凹版用操作ボックスであり、これには図1、10のようなドクターブレード用作動切換えスイッチ(64)と、版ロール回転開始用押しボタンスイッチ(65)並びに版ロール回転停止用押しボタンスイッチ(66)が並列設置されている。
茲に、ドクターブレード用作動切換えスイッチ(64)はこれをスイッチオン状態に操作した時、その出力信号を受けた上記エヤーシリンダー(61a)(61b)が、ドクターホルダー(53a)(53b)のドクターブレード(54a)(54b)を版ロール(42a)(42b)の円周面へ押し付ける一方、そのスイッチオフ状態へ切り換え操作した時には、同じくエヤーシリンダー(61a)(61b)がドクターブレード(54a)(54b)を版ロール(42a)(42b)の円周面から退避させるようになっている。
又、上記版ロール回転開始用押しボタンスイッチ(65)は両サイドスクレーパー(56a)(56b)による印刷インクの掻き残しを確認したり、印刷インクの乾燥を防止したりするためのものとして、これを作業者が押せば、その出力信号を受けた上記駆動モーター(36)により、版ロール支軸(38)を経て両版ロール(42a)(42b)が一挙同時に連続回転されることとなる。
他方、版ロール回転停止用押しボタンスイッチ(66)を作業者が押せば、上記版ロール用位置決めセンサー(45)の検知作用により、その出力信号を受けた駆動モーター(36)が、上記版ロール(42a)(42b)をそのインク定着凹溝(43a)(43b)の上向く指向状態として、原点(Y−Y)の位置に自動停止させることとなり、その停止時にはロボット用操作パネル(5)上の原点表示ランプ(16)が点灯する。
本発明に係る印刷機の凹版として、先には回転駆動されるシリンダー型の版ロール(42a)(42b)を説明したが、これに代えて、直線的に進退作動される平台型の版盤(67a)(67b)を採用しても良い。
つまり、図12〜18は図8〜11と対応する凹版用インキングステーション(S)の別な実施形態を示しており、(68)はやはり架台(F)のテーブル(2)上に据え付けられたユニットフレーム、(69a)(69b)はそのユニットフレーム(68)上へ平行に固定支持された前後一対づつ2組の進退ガイド軸であり、これに並列する前後一対の版盤(67a)(67b)が各々軸受(70a)(70b)を介して左右方向への進退作動自在に套嵌されている。(71a)(71b)は各進退ガイド軸(69a)(69b)の支持脚である。
そして、各版盤(67a)(67b)の進出側(図示の右側)を占める約一半部がその上面のフラットな版面として、ここにはインク定着凹溝(72a)(72b)が彫刻されており、同じく退動側(図示の左側)に残る約他半部にはインク皿(73a)(73b)が設置されている。
(74)は上記版盤(67a)(67b)の前後一対に共通する版盤進退作動用エヤーシリンダーであって、ユニットフレーム(68)から起立するサイド壁面(75)に固定支架されており、そのピストンロッド(76)によって両版盤(67a)(67b)を一挙同時に進退作動させるようになっている。
又、(77)は両版盤(67a)(67b)の中途部を跨ぐ門字型として、上記ユニットフレーム(68)から上向き一体的に架構されたシリンダー支持枠であり、その天井面に両版盤(67a)(67b)と対応するドクターブレード昇降作動用エヤーシリンダー(78a)(78b)の一対が、前後の並列状態に固定設置されている。
(79a)(79b)は上記ドクターブレード昇降作動用エヤーシリンダー(78a)(78b)から垂下するピストンロッド(80a)(80b)へ、各々取り付け固定されたドクターホルダーであって、上記版盤(67a)(67b)の上面(版面)と対応しており、その下端部にはドクターブレード(81a)(81b)が各々着脱自在に取り付けられている。
他方、(82a)(82b)は上記インク皿(73a)(73b)と対応するインク掻き出しスクレーパーであって、ゴムやブラシなどの弾性変形し得る材料から成り、その一対も同じくドクターブレード昇降作動用エヤーシリンダー(78a)(78b)のピストンロッド(80a)(80b)へ、各々上記ドクターホルダー(79a)(79b)との左右並列状態に取り付け固定されている。
更に、(83)は上記版盤進退作動用エヤーシリンダー(74)の内部に臨まされた版盤用位置決めセンサーであって、そのピストンを近接物として検知する近接スイッチ、又は同じくピストンを被検知物とする反射型の光電スイッチから成り、これからの検知出力信号を受けた版盤進退作動用エヤーシリンダー(74)が両版盤(67a)(67b)を、そのインク定着凹溝(72a)(72b)の原点(Y−Y)に正しく位置決めされた進出状態として自動停止させ、ロボット(R)の転写用ゴムパッド(1a)(1b)による印刷インクの受け取り準備状態に保つようになっている。
上記版ロール(42a)(42b)に代る平台型の版盤(67a)(67b)を採用する場合、架台(F)のテーブル(2)上へ据え付けられた凹版用操作ボックス(63)には、図示省略してあるが、版盤進出開始用押しボタンスイッチと版盤退動開始用押しボタンスイッチとを並列設置して、その版盤進出開始用押しボタンスイッチを作業者が押せば、図15〜17のように、上記ドクターブレード昇降作動用エヤーシリンダー(78a)(78b)のピストンロッド(80a)(80b)が下降して、そのインク掻き出しスクレーパー(82a)(82b)とドクターブレード(81a)(81b)とが版盤(67a)(67b)の上面(版面)に接触すると共に、引き続き版盤(67a)(67b)がその進退作動用エヤーシリンダー(74)により進出されて、上記ドクターブレード(79a)(79b)により版面から過剰な印刷インクが掻き取られる。
又、同じく版盤退動開始用押しボタンスイッチを作業者が押せば、図17、18から明白なように、上記ドクターブレード昇降作動用エヤーシリンダー(78a)(78b)のピストンロッド(80a)(80b)が上昇して、その少なくともドクターブレード(79a)(79b)だけは版盤(67a)(67b)の版面から離れ、引き続き版盤(67a)(67b)がその進退作動用エヤーシリンダー(74)により退動されて、上記インク掻き出しスクレーパー(82a)(82b)によりインク皿(73a)(73b)の印刷インクが、版盤(67a)(67b)の版面へ掻き出し着肉されるようになっている。
他方、版盤進出開始用押しボタンスイッチと版盤退動開始用押しボタンスイッチから作業者が操作手を離せば、上記版盤用位置決めセンサー(83)の検知作用により、その版盤(67a)(67b)は図17のようなインク定着凹溝(72a)(72b)の原点(Y−Y)に位置決めされた進出状態として、自動停止することになり、ロボット(R)の転写用ゴムパッド(1a)(1b)による印刷インクの受け取り準備状態に保たれる。
但し、上記版盤進退作動用エヤーシリンダー(74)による版盤(67a)(67b)の進退作動ストロークは予じめ一定に決まっているため、その版盤(67a)(67b)を原点(Y−Y)の進出位置において自動停止させるための位置決めセンサー(83)は、これを省略してもさしつかえない。
尚、版盤進出開始用押しボタンスイッチと版盤退動開始用押しボタンスイッチを押して、版盤(67a)(67b)を繰り返し進退作動させることにより、その印刷インクにおける掻き残しの確認や乾燥の防止を行なえることは言うまでもない。
更に、多品種の曲管(W1)(W2)(W3)を保持するための各種治具(J1)(J2)(J3)は、図1のような平面から見た場合に、上記多関節ロボット(R)の原点(X−X)から一定の移動角度(α)(例えば約90°〜120°)だけ離隔した位置関係として、上記架台(F)のテーブル(2)上へ着脱・交換自在に据え付け使用される。
この点、図20〜37では屈曲形状と長さが互いに異なる第1〜3曲管(可撓なゴムホース)(W1)(W2)(W3)の3品種と、これらに対応する第1〜3治具(J1)(J2)(J3)を例示しており、その第1〜3治具(J1)(J2)(J3)は何れも金属のベースプレート(84)と、これから第1〜3曲管(W1)(W2)(W3)の屈曲形状に応じた高さ並びに間隔ピッチの点在分布状態として、一体的に起立された少なくとも3本の支柱(85)と、その各支柱(85)の上端部に固着されたブロック受け座(86)と、その各ブロック受け座(86)へ複数の固定ボルト(87)によって取り付けられた合成樹脂のピローブロック(88)とを備え、しかもその各ピローブロック(88)には第1〜3曲管(W1)(W2)(W3)の屈曲形状に応じた開口方向性の曲管受け止め凹溝(89)が切り欠かれている。
そして、上記第1〜3治具(J1)(J2)(J3)の各ピローブロック(88)に開口する曲管受け止め凹溝(89)内へ、その対応する第1〜3曲管(W1)(W2)(W3)を各々遊転不能に嵌め付けセットすることができるようになっており、その嵌め付けセットされた各種曲管(W1)(W2)(W3)の外周面が、ピローブロック(88)の表面から一定高さ(h2)だけ張り出す状態に保たれる。
何れにしても、点在分布する少なくとも3本の支柱(85)とその付属のピローブロック(88)によって、各曲管(W1)(W2)(W3)を保持するようになっているため、複雑な三次元の屈曲形状を有する曲管(W1)(W2)(W3)であっても、その両端部と適当な中途部とを安定良く受け止めることができ、上記ピローブロック(88)の曲管受け止め凹溝(89)を後加工として切削し得ることとも相俟って、各種曲管(W1)(W2)(W3)の屈曲形状に対する対応性に優れる。
(90)は上記第1〜3治具(J1)(J2)(J3)に共通する同じ点在分布状態として、その各ベースプレート(84)に開口形成された一対の取付孔であり、これらと対応する治具位置決め用ノックピン(91)の一対が、図19のように上記架台(F)のテーブル(2)上へ植え付け固定されている。そのため、上記ベースプレート(84)の取付孔(90)をテーブル(2)のノックピン(91)へ抜き差し自在に差し込むことにより、その第1〜3治具(J1)(J2)(J3)を架台(F)への正確な位置決め状態として、互換的に取り付け使用することができる。
(92)は上記ノックピン(91)に差し込まれたベースプレート(84)の周辺部に位置しつつ、架台(F)のテーブル(2)に開口分布された左右一対づつのネジ孔、(93)は第1〜3治具(J1)(J2)(J3)の各ベースプレート(84)を上方から押え付ける左右一対の固定プレートであり、その各個に開口する調整長孔(94)から上記テーブル(2)のネジ孔(92)へ、蝶ボルト(95)が螺入締結されるようになっている。
又、(96a)(96b)(96c)は上記架台(F)のテーブル(2)に埋設一体化された治具検知センサーであって、ノーマルオープン型の近接スイッチ又は反射型の光電スイッチから成り、図例ではその第1〜3治具(J1)(J2)(J3)と対応する個数(合計3個)が点在分布状態に並列されている。
(97a)(97b)(97c)は第1〜3治具(J1)(J2)(J3)の各ベースプレート(84)へ、その互いに異なる配列の点在分布状態として開口形成された検知孔であり、上記第1〜3治具(J1)(J2)(J3)の各ベースプレート(84)をその治具位置決め用ノックピン(91)に従い、架台(F)のテーブル(2)上へ互換的に取り付け使用した時、そのテーブル(2)側に埋設された第1〜3治具検知センサー(96a)(96b)(96c)との相対関係上、ベースプレート(84)側に開口分布する第1〜3検知孔(97a)(97b)(97c)の1個だけが対応合致せず、その合致しない1個の治具検知センサー(96a)(96b)(96c)が上記ベースプレート(84)を、近接スイッチによる近接物又は光電スイッチによる被検知物として検知し、その出力信号を発する。
そして、その検知出力信号を受けたロボットコントローラー(C)が、ロボット(R)を第1〜3治具(J1)(J2)(J3)上における曲管(W1)(W2)(W3)の屈曲形状と長さに応じた動作となるようにプログラム制御し、その各種曲管(W1)(W2)(W3)の両端部へ合いマーク(M1)(M2)を自づと正しく印刷することができるようになっている。
つまり、互換的に使い分けられる第1〜3治具(J1)(J2)(J3)のうち、今第1治具(J1)が架台(F)のテーブル(2)上へ取り付けられた場合には、図23、24のようにその第1治具(J1)のベースプレート(84)であることが、第1治具検知センサー(96a)によって検知され、ロボット(R)がその第1治具(J1)上の第1曲管(W1)に応じた動作を行なう。
又、第2治具(J2)が同じくテーブル(2)上へ取り付けられた場合、その第2治具(J2)のベースプレート(84)が図30、31のように第2治具検知センサー(96b)によって検知され、更に第3治具(J3)がやはりテーブル(2)上へ取り付けられた場合、その第3治具(J3)のベースプレート(84)が図35、36のように第3治具検知センサー(96c)により検知されて、ロボット(R)が各々第2、3治具(J2)(J3)上の第2、3曲管(W2)(W3)に応じた動作を行なうように制御されるのである。
これを換言すれば、上記治具検知センサー(96a)(96b)(96c)からの出力信号を受けない限り、ロボット(R)はそのテーブル(2)上のロボット作動開始用押しボタンスイッチ(9a)(9b)を押すも作動開始せず、その結果架台(F)のテーブル(2)に対する第1〜3治具(J1)(J2)(J3)の不正な取付状態も容易に知ることができる。
上記のように構成された本発明の印刷機を用いて、各種曲管(W1)(W2)(W3)の両端部へ合いマーク(M1)(M2)を印刷作業するに当っては、電源オンオフ切換えスイッチ(11)のスイッチオン状態において、モード切換えスイッチ(15)の操作により、印刷機を先ず手動モードに設定する。その当初、多関節ロボット(R)が図1、2のような原点(X−X)の位置に停止していることは、言うまでもない。
そして、ドクターブレード用作動切換えスイッチ(64)をスイッチオン状態に操作し、凹版用インキングステーション(S)におけるドクターホルダー(53a)(53b)を、版ロール(42a)(42b)の円周面(版面)へ押し付ける一方、その版ロール(42a)(42b)と対応位置するインク皿(51a)(51b)の前後一対へ、互いに異なる色彩(例えば白色と黄色)の印刷インクを各別に貯溜させる。
それから、版ロール回転開始用押しボタンスイッチ(65)を押して、上記版ロール(42a)(42b)の前後一対を一挙同時に回転駆動することにより、印刷インクの着肉状態とその過剰分の掻き取り状態を目視検査し、その正常であることの確認後に、版ロール回転停止用押しボタンスイッチ(66)を押せば、上記版ロール(42a)(42b)がそのインク定着凹溝(43a)(43b)の上向く状態として、自づと正しく位置決め停止されることになり、ロボット(R)の転写用ゴムパッド(1a)(1b)による印刷インクの受け取り準備状態に保たれる。
他方、上記した各種治具(J1)(J2)(J3)のうち、例えば第1治具(J1)のベースプレート(84)を図23〜26のように、架台(F)のテーブル(2)上へ取り付け使用して、その第1治具(J1)を形作るピローブロック(88)の曲管受け止め凹溝(89)内へ、これとの対応的な第1曲管(W1)を嵌め付けセットする。そうすれば、ロボット(R)がその第1曲管(W1)に応じて作動制御される準備状態となる。
そこで、次に上記モード切換えスイッチ(15)を自動モードへ切り換え操作した上、ロボット作動開始用押しボタンスイッチ(9a)(9b)を押すのであり、そうすればロボット(R)が図1の原点(X−X)に停止した位置から、第1治具(J1)に保持された第1曲管(W1)までの必要な一定移動角度(α)だけ、転写用ゴムパッド(1a)(1b)を移動させることになる。
即ち、その移動過程ではロボット(R)のアーム先端部に支持ディスク(26)を介して付属している転写用ゴムパッド(1a)(1b)の向かい合う一対が、原点(X−X)の位置から凹版用インキングステーション(S)まで到達して、並列する版ロール(42a)(42b)へ順次押し付けられることにより、そのインク定着凹溝(43a)(43b)に着肉している印刷インキを各別に受け取る。
上記インク皿(51a)(51b)の前後一対に相違する白色と黄色の印刷インクが溜められていることとの関係から言えば、ロボット(R)の移動順序に応じて、その何れか一方のゴムパッド(1a)が先ず図38、39のように黄色の印刷インキを受け取るや、支持ディスク(26)は図40のように180度だけ回転されて、次に残る他方のゴムパッド(1b)が図41、42のように白色の印刷インクを受け取るのである。
その場合、黄色と白色との印刷インキが順次ロボット(R)のゴムパッド(1a)(1b)に受け取られると、その予じめタイマーにより設定された数秒程度の時間経過後に、上記版ロール(42a)(42b)が360度だけ自動回転されて、その円周面(版面)のインク定着凹溝(43a)(43b)に再び黄色と白色の印刷インクが着肉されることとなり、次回の第1曲管(W1)を印刷作業できる準備状態に保たれる。
上記印刷インクを受け取った向かい合う一対のゴムパッド(1a)(1b)は、引き続き第1治具(J1)上の第1曲管(W1)まで到達して、やはりロボット(R)の移動順序に従い、その一方のゴムパッド(1a)が図43、44のように白色の印刷インクを、第1曲管(W1)の一端部へ合いマーク(M1)として先行的に押し付け転写するや、やはり支持ディスク(26)は図45のように180度だけ正転又は逆転されて、他方のゴムパッド(1b)が図46、47のように黄色の印刷インクを、同じ第1曲管(W1)の他端部へ合いマーク(M2)として後行的に押し付け転写するのであり、茲に第1曲管(W1)の両端部に対する合いマーク(M1)(M2)の2色刷りが完了する。図27はその合いマーク(M1)(M2)の印刷状態を示している。
このような第1曲管(W1)の1本づつに合いマーク(M1)(M2)を印刷完了する毎に、1サイクル印刷完了表示ランプ(17)が点灯し、ロボット(R)は原点(X−X)の位置に停止するため、その停止中に作業者はその第1治具(J1)から印刷完了済みの第1曲管(W1)を取り出し、次回の新らたな第1曲管(W1)を第1治具(J1)のピローブロック(88)へ嵌め付けセットして、再度ロボット作動開始用押しボタンスイッチ(9a)(9b)を押すことにより、上記と同じサイクルの印刷作用を繰り返し、その第1曲管(W1)の1ロット分を印刷する。その1ロット分の印刷本数がロットカウンター(19)の表示画面(20)に表示されることは、既に述べた通りである。
更に、別な品種の第2、3曲管(W2)(W3)を印刷する場合には、その対応する第2、3治具(J2)(J3)を上記第1治具(J1)と交換して、図30、31や図35、36のように架台(F)のテーブル(2)上へ、同様に取り付け使用することにより、その第2、3曲管(W2)(W3)についても上記と同じ印刷作業を実行すれば良い。図32、37はこれらの第2、3曲管(W2)(W3)に対する合いマーク(M1)(M2)の印刷状態を示している。
このような印刷機の自動モードにおいて、曲管(W1)(W2)(W3)の品種を変える必要上、印刷作業が長く中断した場合、ロボット(R)が原点(X−X)の位置に停止してから、タイマーにより予じめ決められた一定時間の経過後には、上記版ロール(42a)(42b)が自動的に連続回転されて、その版ロール(42a)(42b)上の印刷インクが乾燥してしまわないようになっている。
上記のような自動モードでの印刷作業中、作業者がロボット非常停止用押しボタンスイッチ(10)を押した場合には勿論のこと、作業エリヤに対する危険物の侵入やロボット(R)の非常状態に起因して、ロボット(R)が停止した場合には、リセット用押しボタンスイッチ(14)を押して非常状態の解除後、ロボット作動開始用押しボタンスイッチ(9a)(9b)を押せば、そのロボット(R)が原点(X−X)の位置に自動復帰するため、印刷作業を再開することができる。
又、同じく自動モードでの印刷作業中、凹版用非常表示ランプ(13)が点灯した場合には、やはりリセット用押しボタンスイッチ(14)を押して、一旦手動モードに切り換えた後、版ロール回転開始用押しボタンスイッチ(65)と版ロール回転停止用押しボタンスイッチ(66)を押せば、版ロール(42a)(42b)が原点(Y−Y)の停止位置に復帰するため、再度自動モードに切り換えることにより、引き続く印刷作業を行なえる。
図38〜47に説示した1サイクルの印刷作用では、ロボット(R)による支持ディスク(26)の回転駆動回数を減少させ、転写用ゴムパッド(1a)(1b)の移動タクトを短縮するため、凹版用インキングステーション(S)に前後一対として並列する版ロール(42a)(42b)のうち、その後側版ロール(42b)から上記黄色と前側版ロール(42a)から上記白色との順序で印刷インクを受け取った上、その白色の印刷インクを各種曲管(W1)(W2)(W3)における凹版用インキングステーション(S)から比較的近い距離に位置する一端部へ、先に白色の合いマーク(M1)として転写し、その後に黄色の印刷インクを同じく各種曲管(W1)(W2)(W3)における凹版用インキングステーション(S)から遠い距離に位置する他端部へ、黄色の合いマーク(M2)として転写し、その他端部から原点(X−X)の位置まで帰還するようになっている。
但し、ロボット(R)による転写用ゴムパッド(1a)(1b)の移動順序は、図示のそれに限らず、例えば各種曲管(W1)(W2)(W3)における凹版用インキングステーション(S)から比較的遠い距離に位置する上記他端部へ、先に黄色の合いマーク(M2)を転写した後、そのロボット(R)が帰還する過程において、同じく近い距離に位置する上記一端部へ、白色の合いマーク(M1)を転写するように定めても良い。
尚、凹版用インキングステーション(S)として、上記版ロール(42a)(42b)に代る版盤(67a)(67b)の前後一対を採用した場合には、図38、39と対応する図48、49や、図41、42と対応する図50、51から示唆される通り、版盤(67a)(67b)が原点(Y−Y)に位置決め停止された進出状態のもとで、その上面(版面)のインク定着凹溝(72a)(72b)から黄色の印刷インクと白色の印刷インクとが、順次ロボット(R)の転写用ゴムパッド(1a)(1b)に受け取られ、その予じめタイマーにより設定された数秒程度の時間経過後、版盤(67a)(67b)が自づと1往復分だけ進退作動されて、その上面(版面)のインク定着凹溝(72a)(72b)に再び黄色と白色の印刷インクが着肉されることとなり、次回の印刷作業を行なえる準備状態に保たれる。
そして、上記印刷インクを各別に受け取った転写用ゴムパッド(1a)(1b)は、引き続き図43〜47と同じく、ロボット(R)の移動順序に従って、各種曲管(W1)(W2)(W3)の両端部へ白色の合いマーク(M1)と黄色の合いマーク(M2)を転写することになるため、やはり図27、32、37のような2色刷り状態を得ることができる。
何れにしても、本発明の印刷機では3次元の直線運動と円弧運動を行なう多関節ロボット(R)のアーム先端部に、支持ディスク(26)を介して転写用ゴムパッド(1a)(1b)が取り付けられており、しかもその動作がロボットコントローラー(C)によって、各種曲管(W1)(W2)(W3)と対応するよう制御されるようになっているため、3次元の複雑な屈曲形状を有する曲管(W1)(W2)(W3)であっても、その両端部へ正しい方向から合いマーク(M1)(M2)を確実に安定良く印刷することができ、均一・高精度な印刷状態を得られるのである。
又、本発明の印刷機を使用すれば、上記合いマーク(M1)(M2)を1日当り約5,000本以上の各種曲管(W1)(W2)(W3)へ、軽快に能率良く印刷することができ、このような合いマーク(M1)(M2)は各種曲管(W1)(W2)(W3)を相手機器のニップルやパイプなどに接続する際、その2色刷りによる入口と出口との識別や、360度の方向性を決める正確な位置合わせに役立つ。
本発明に係る印刷機の据え付け状態を示す全体概略平面図である。 図1の正面図である。 ロボット用操作パネルを抽出して示す正面図である。 転写用ゴムパッドの支持ディスクを抽出して示す正面図である。 図4の5−5線断面図である。 転写用ゴムパッドを抽出して示す斜面図である。 図6の側面図である。 凹版用インキングステーションを抽出して示す側面図である。 図8の正面図である。 図8の一部を破断して示す平面図である。 図8の11−11線断面図である。 凹版用インキングステーションの別な実施形態を示す正面図である。 図12の平面図である。 同じく図12の側面図である。 図12における版盤の退動状態を示す説明図である。 版盤の進出過程を示す図15に続く説明図である。 図16に続く版盤の進出状態を示す説明図である。 図17に続く版盤の退動過程を示す説明図である。 架台のテーブルを拡大して示す平面図である。 第1曲管に対応する第1治具を抽出して示す正面図である。 図20の平面図である。 図21の22−22線断面図である。 第1治具による第1曲管の保持状態を示す平面図である。 図23の24−24線断面図である。 図24の25−25線断面図である。 同じく図24の26−26線断面図である。 第1曲管に対する合いマークの印刷状態を示す平面図である。 第2曲管に対応する第2治具を抽出して示す正面図である。 図28の平面図である。 第2治具による第2曲管の保持状態を示す平面図である。 図30の31−31線断面図である。 第2曲管に対する合いマークの印刷状態を示す平面図である。 第3曲管に対応する第3治具を抽出して示す正面図である。 図33の平面図である。 第3治具による第3曲管の保持状態を示す平面図である。 図35の36−36線断面図である。 第3曲管に対する合いマークの印刷状態を示す平面図である。 一方(後側)の版ロールから一方のゴムパッドが印刷インク(黄色)を受け取る状態の平面図である。 図38の正面図である。 ゴムパッドの支持ディスクが180度回転する作用過程を示す説明図である。 他方(前側)の版ロールから他方のゴムパッドが別な印刷インク(白色)を受け取る状態の平面図である。 図41の正面図である。 他方のゴムパッドが曲管の一端部へ白色の合いマークを転写する状態の平面図である。 図43の正面図である。 ゴムパッドの支持ディスクが180度回転する作用過程を示す説明図である。 一方のゴムパッドが同じ曲管の他端部へ黄色の合いマークを転写する状態の平面図である。 図46の正面図である。 一方(後側)の版盤から一方のゴムパッドが印刷インクを受け取る状態の平面図である。 図48の正面図である。 他方(前側)の版盤から他方のゴムパッドが別な印刷インクを受け取る状態の平面図である。 図50の正面図である。
符号の説明
(1a)(1b)・転写用ゴムパッド
(2)・テーブル
(3)・囲い壁パネル
(5)・ロボット用操作パネル
(6a)(6b)・エリヤセンサー
(9a)(9b)・ロボット作動開始用押しボタンスイッチ
(10)・ロボット非常停止用押しボタンスイッチ
(11)・電源のオンオフ切換えスイッチ
(14)(22)・リセット用押しボタンスイッチ
(15)・モード切換えスイッチ
(19)・ロットカウンター
(20)・表示画面
(23)・固定ベース
(24)・第1アーム
(25)・第2アーム
(26)・支持ディスク
(27)・固定ボルト
(28a)(28b)・ホルダー受け止め用凹溝
(29a)(29b)・ナット回動操作用窓口
(30a)(30b)・パッドホルダー
(31a)(31b)・ネジ軸脚
(32a)(32b)・固定ナット
(33)(68)・ユニットフレーム
(36)・版ロール回転用駆動モーター
(37)・カバープレート
(38)・版ロール支軸
(39)・出力軸
(40)・カップリング
(42a)(42b)・版ロール
(43a)(43b)(72a)(72b)・インク定着凹溝
(44)・遮光アーム
(45)・版ロール用位置決めセンサー
(49a)(49b)・係止軸
(50a)(50b)・ハンガープレート
(51a)(51b)(73a)(73b)・インク皿
(52)・揺動支点軸
(53a)(53b)(79a)(79b)・ドクターホルダー
(54a)(54b)(81a)(81b)・ドクターブレード
(56a)(56b)・サイドスクレーパー
(58a)(58b)・テールプレート
(60)(77)・シリンダー支持枠
(61a)(61b)・ドクターブレード押圧用エヤーシリンダー
(62a)(62b)(76)(80a)(80b)・ピストンロッド
(63)・凹版用操作ボックス
(64)・ドクターブレード用作動切換えスイッチ
(65)・版ロール回転開始用押しボタンスイッチ
(66)・版ロール回転停止用押しボタンスイッチ
(67a)(67b)・版盤
(69a)(69b)・進退ガイド軸
(74)・版盤進退作動用エヤーシリンダー
(78a)(78b)・ドクターブレード昇降作動用エヤーシリンダー
(82a)(82b)・インク掻き出しスクレーパー
(83)・版盤用位置決めセンサー
(84)・ベースプレート
(85)・支柱
(86)・ブロック受け座
(88)・ピローブロック
(89)・曲管受け止め凹溝
(90)・取付孔
(91)・ノックピン
(92)・ネジ孔
(93)・固定プレート
(94)・調整長孔
(95)・蝶ボルト
(96a)(96b)(96c)・治具検知センサー
(97a)(97b)(97c)・検知孔
(C)・ロボットコントローラー
(R)・多関節ロボット
(S)・凹版用インキングステーション
(M1)(M2)・合いマーク
(J1)(J2)(J3)・治具
(W1)(W2)(W3)・曲管
(X−X)・ロボットの原点位置
(Y−Y)・凹版の原点位置
(α)・ロボットの移動角度

Claims (1)

  1. 並列する一対の版ロール(42a)(42b)又は版盤(67a)(67b)に各々彫刻されたインク定着凹溝(43a)(43b)(72a)(72b)へ、そのインク定着凹溝(43a)(43b)(72a)(72b)と対応する一対のインク皿(51a)(51b)(73a)(73b)から相違する色彩の印刷インクを着肉させる凹版用インキングステーション(S)と、
    3次元の直線運動と円弧運動を行なう多関節ロボット(R)のアーム先端部へ、一体回転し得るように取り付けられたゴムパッド用支持ディスク(26)と、
    その支持ディスク(26)の円周面へパッドホルダー(30a)(30b)を介して取り付け一体化された向かい合う一対の転写用ゴムパッド(1a)(1b)と、
    屈曲形状と長さが互いに異なる多品種の曲管(W1)(W2)(W3)を保持するため、その品種毎の着脱・交換自在として架台(F)のテーブル(2)上へ据え付け使用される各種治具(J1)(J2)(J3)とを有し、
    上記ロボット(R)のアーム先端部に付属する転写用ゴムパッド(1a)(1b)が、原点(X−X)での停止位置から先ず凹版用インキングステーション(S)まで移動して、その版ロール(42a)(42b)又は版盤(67a)(67b)のインク定着凹溝(43a)(43b)(72a)(72b)から相違する色彩の印刷インクを順次各別に受け取った後、
    同じく転写用ゴムパッド(1a)(1b)が引き続き上記治具(J1)(J2)(J3)毎に保持されている曲管(W1)(W2)(W3)まで移動して、その印刷インクを曲管(W1)(W2)(W3)の一端部と他端部へ、相違する色彩の合マーク(M1)(M2)として順次各別に転写する印刷機であって、
    上記各種曲管(W1)(W2)(W3)の治具(J1)(J2)(J3)を何れも架台(F)のテーブル(2)上へ着脱・交換自在に取り付け使用される金属のベースプレート(84)と、これから各種曲管(W1)(W2)(W3)の屈曲形状に応じた高さ並びに間隔ピッチの点在分布状態として一体的に起立されることにより、その各種曲管(W1)(W2)(W3)の両端部と中途部とを支持できる少なくとも3本の支柱(85)と、その各支柱(85)の上端部に固着されたブロック受け座(86)と、その各ブロック受け座(86)へ複数の固定ボルト(87)によって取り付けられた合成樹脂のピローブロック(88)とから形作り、しかもその各ピローブロック(88)に各種曲管(W1)(W2)(W3)の屈曲形状に応じた開口方向性の曲管受け止め凹溝(89)を切り欠くと共に、
    上記架台(F)のテーブル(2)へその各種曲管(W1)(W2)(W3)の治具(J1)(J2)(J3)と対応する複数の治具検知センサー(96a)(96b)(96c)を点在分布状態に埋設一体化する一方、
    上記治具検知センサー(96a)(96b)(96c)によって検知される検知孔(97a)(97b)(97c)の複数を、その少なくとも1個が上記治具検知センサー(96a)(96b)(96c)と対応合致しない点在分布状態として、上記治具(J1)(J2)(J3)のベースプレート(84)へ各々開口形成することにより、
    その検知孔(97a)(97b)(97c)と対応合致しない治具検知センサー(96a)(96b)(96c)からの検知出力信号に基いて、上記転写用ゴムパッド(1a)(1b)が付属するロボット(R)を各種治具(J1)(J2)(J3)毎に保持されている品種の曲管(W1)(W2)(W3)と対応する動作となるように制御することを特徴とする各種曲管に対する接続用合いマークの印刷機。
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