JP4114206B2 - 体動検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、介護施設、病院、一般家宅などの室内において、ベッドあるいは布団などの寝具にて休息、就寝あるいは仰臥していた被介護者が起き上がった状態について、遠隔地で把握するための体動検知装置に関する。より詳細には、その体の動きを検知してナースコール等の監視装置または通信装置に送信することにより、遠隔地でその動きを把握するための体動検知装置に関する。
近年、介護施設、病院などの入院被介護者や自宅介護を受けている被介護者は、看護者の管理外にベッドあるいは布団等の寝具から抜け出し、徘徊することにより転倒する等の事故が頻発している。このような事故は痴呆症である被介護者に限らず、高齢者、病弱者にも起こりがちな事故である。
このような事故を防ぐ目的で、被介護者の動きを遠隔地にて把握する試みとして、種々の装置を使用することが提案されている。たとえば、病室等の天井に距離検出手段を取り付け、そこで検出される信号を計測手段等にて計測して、在床、離床などを判断し、それらの情報を表示、警告する装置(例えば、特許文献1参照)、インパルス状電磁波を送波し、人体からの反射波を受波するインパルスレーダを用い、反射波の状態から人体を検知する装置(例えば、特許文献2参照)、あるいはGPSを利用する移動体の位置検知装置(例えば、特許文献3参照)などが提案されている。しかしながら、これらの装置はいずれも装置自体が大規模となり、費用、設備、操作等において多大な負担を生じる。これらに代えて、マットレスや床下に重量を検知するマットセンサを設けた体動検出マット等も検討されている。しかしながら、これらの設備も多大な費用などを要する。
これらの装置に代わって、現在、介護施設、病院などで一般的に使用されるナースコールをそのまま使用でき、またコネクタ方式でも接続できる簡便な体動検知装置が提案されている(例えば、特許文献4参照)。この装置は、筐体と、一端に介止具を有し他端にスイッチ作動部を備えた連結紐と、監視手段の端末コンセントに接続可能なケーブルとを備える。筐体にはスイッチ作動部が抜き差し可能な開口部と、スイッチ作動部の抜き差しに応じてオンオフするスイッチを含む体動検出回路が設けられている。体動検出回路はケーブルを介して端末コンセントに接続される。被介護者の衣類等に紐の一端にある介止具をつなぎ、紐の他端に位置するスイッチ作動部を、検出回路を備えた筐体(センサー部)の開口部に差し込んで使用する。この装置では被介護者が起き上がったときにスイッチ作動部が開口部から抜け落ちることを検知して、信号をナースコール等の監視装置に送信する。
しかし、前記装置では開口部に対するスイッチ作動部の結合力が一定であるため、該結合力が弱い場合には、体力のある被介護者の軽い体動によってスイッチ作動部が抜けてしまうことで不必要に監視装置に信号が送信されてしまい、該結合力が強い場合には、安静を必要とする患者や小児などの微弱な体動を検知できない可能性がある。
特開2000−241561号公報 特開2001−238922号公報 特開平9−281212号公報 特開2002−143099号公報
本発明の課題は、被介護者の検知不要な動作によるスイッチの作動を防止し、必要な体動のみを確実に検知できる、被介護者にあわせた設定を行える体動検知装置を提供することにある。
本発明者らは前記問題点を鑑みて、鋭意研究を重ねた結果、連結紐により被介護者に取り付けられるスイッチ作動片と、スイッチ作動片の有無を検知する検知部材を備える筺体に設けられたスイッチ作動片連結手段との結合力を、被介護者にあわせて調節しうる手段を新たに設けることにより前記課題を解決しうることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、
(1) 寝具あるいはベッドなどに取り付けられる筐体と、一端が被介護者に取り付けられ他端が筺体に連結されうるスイッチ作動片に取り付けられる連結紐と、前記筺体を監視装置または通信装置に接続しうる接続手段とを有する体動検知装置であって、前記筐体内には前記スイッチ作動片を連結しうる連結手段と、前記スイッチ作動片の有無を検知する検知部材と、前記検知部材からの検知信号を監視装置または通信装置へとつながる接続手段に伝達しうる検知回路とを有し、さらに前記スイッチ作動片と前記連結手段との結合力を調節する手段が設けられてなる体動検知装置、
(2) 前記スイッチ作動片と前記連結手段との結合力を調節する手段は、前記スイッチ作動片内に設けられた磁性体と前記連結手段として筺体内部に設けられた磁石との間の磁力を調節することによるものである(1)記載の体動検知装置、
(3) 前記スイッチ作動片は先端側外周面にオスネジが設けられ、さらに前記オスネジに対応するメスネジを有する非磁性体で形成されたカバー部材が前記スイッチ作動片先端に螺合せしめられ、その螺合の度合いにより前記スイッチ作動片内に設けられた磁性体と前記連結手段として筺体内部に設けられた磁石の距離を変化させることにより磁力が調節されるものである(2)記載の体動検知装置、
(4) 前記スイッチ作動片と前記連結手段の結合力を調節する手段は、前記連結手段として筺体に設けられた開口部と、前記開口部に挿入されるスイッチ作動片との摩擦抵抗を調節することによるものである(1)記載の体動検知装置、
(5) 前記開口部は、筺体から外方向へ突出し、外周面にオスネジが設けられ、かつ突出端部にスリットを有する内筒と、一端の内周面にメスネジを有し、他端に先端側に向かって内径が小さくなるテーパー部を有し、かつ前記第一の筒に螺合により外挿される外筒とからなる筒体で形成され、外筒と内筒との螺合の度合いに応じて内筒の突出端部の内径を変化させることにより、前記筒体に挿入されるスイッチ作動片の摩擦抵抗が調節されるものである(4)記載の体動検知装置、
(6) 前記スイッチ作動片と前記連結手段の結合力を調節する手段は、前記連結手段として筐体に設けられた孔内の突部と、前記孔内に挿入されるスイッチ作動片との係合力を調節することによるものである(1)記載の体動検知装置、
(7) 前記筐体内部には筒状の孔が埋設され、前記孔の側面にはバネにより孔の内部へ突出する突部が設けられ、前記スイッチ作動片にはスイッチ作動片が前記孔内に挿入された際に前記突部と係合しうる凹部が設けられており、前記バネの付勢力を変化させることにより前記突部と前記スイッチ作動片との係合力が調節されるものである(6)記載の体動検知装置
に関する。
本発明によれば、被介護者の状態によってスイッチ作動部と筺体に設けられたスイッチ作動部連結手段との結合力を調節することができるため、結合力が被介護者の体動検知に必要な結合力よりも弱いために、不必要な検知信号を監視装置に送信するおそれがなく、また結合力が被介護者の体動検知に必要な結合力よりも強いために、微弱な体動を検知できずに被介護者が危険にさらされるおそれもない。
次に図面を用いて、本発明の体動検知装置を詳細に説明する。図1は本発明の体動検知装置の一実施形態を示す斜視図である。図2は本発明の体動検知装置のスイッチ作動片および筐体部分の一実施形態を示す拡大断面図であり、図3および図4はそれぞれ本発明の体動検知装置のスイッチ作動片および筐体部分の他の実施形態を示す拡大断面図である。
本発明の体動検知装置は、寝具あるいはベッドなどに取り付けられる筺体10と、一端が被介護者に取り付けられ他端が筐体10に連結されうるスイッチ作動片21に取り付けられる連結紐20と、該筐体10を監視装置または通信装置に接続しうる接続手段30とを有してなる。
本発明における筐体10は中空形状を有し、その内部には、後述する患者へとつながる連結紐20に取り付けられるスイッチ作動片21を連結しうる連結手段11と、該スイッチ作動片21の有無を検出する検知部材12と、該検知部材12からの検知信号を伝達しうる検知回路13とが設けられている。
前記筺体10は、前記連結手段11、検知部材12および検出回路13が収納できる限り、小型であることが好ましい。また、該筐体10の材料は、内部に設けられる連結手段11、検知部材12および検知回路13の動作に影響を与えないものであれば特に限定されないが、ABS樹脂などのプラスチックが好ましく用いられる。
前記筐体10は、寝具、ベッドの柱、ベッド近くの壁などに取り付けるための固定具14を有していてもよい。該固定具14としては、例えば図1に示されるような紐の他、壁などに固定するためのネジや、棒に引っかける部材などであってもよい。
前記筐体10内に設けられる検知手段12は、スイッチ作動片21の有無、すなわち該スイッチ作動片21が筐体10に連結されているかどうかを検知するものであり、磁力の変化により作動するリードスイッチや、物理的に作動するリミットスイッチなど、公知の手段を用いることができる。
該検知手段12で検知された信号は、同じく筐体10内に設けられた検知回路13を通り、監視装置または通信装置へとつながる接続手段30に伝達される。該検知回路13としては、例えば検知手段12と電気的に接続されている導線、抵抗体などからなる。また、該検知回路13上には、筺体10表面で検知信号の伝達をオン、オフする操作を可能とするメインスイッチや、様々な種類の監視装置または通信装置に所定の信号を伝達しうる切り替えスイッチなどの公知の電子部材をさらに備えていてもよい。
前記監視装置または通信装置としては、病院などに設置されているナースコールや、家庭内で用いられるLAN接続回線などがあるが、前記接続手段30はこれらに有線でつながれていても、あるいは無線で電波を発信するものであっても、前記検知信号を監視装置または通信装置に伝達できるものであればよい。該接続手段30には、既存のナースコールボタン31を並列的に接続しうる接続部32が設けられていてもよい。該接続部32としては、分配コネクタなど公知の電気配線部材が用いられる。
本発明における連結紐20は、一端が被介護者に取り付けられ、他端がスイッチ作動片21に取り付けられる。該連結紐20の一端は、被介護者の身体や衣服などに直接結びつけられてもよいが、介止具22により被介護者の衣服または身体に取り付けてもよい。該介止具22としては、種々の係止具、例えば、ワンタッチクリップ、洗濯ばさみ型クリップ、文房具用クリップなどがあるが、特に、ワンタッチクリップが望ましい。また、被介護者の身体または衣服に取り付けが容易なものが好ましいが、取り付けた後、容易に外れにくいものであることが望ましい。
前記連結紐20は、さらにその長さを調節できる公知の調節器具23を備えていることが好ましい。この調節器具23により、本発明の体動検知装置をどこに設置しても被介護者の体動を正しく検知しうるような長さに連結紐20を調節して、被介護者とスイッチ作動片21をつなぐことができる。
前記連結紐20の他端に取り付けられるスイッチ作動片21は、前記筐体10に前記連結手段11によって連結される。前記スイッチ作動片21と前記筐体10との連結は、該スイッチ作動片21が筐体10の外表面に接触保持されるものであってもよいし、筐体10に設けられた開口部に該スイッチ作動片21が挿入されて固定されるものであってもよい。またその連結手段11としては、磁力、吸着、接着、係合、摩擦嵌合などの物理的手段またはこれらを適宜組み合わせたものを用いることができる。
前記スイッチ作動片21は、被介護者の体動を検知した検知信号を発するスイッチとなるものであるため、軽くて丈夫な材質からなることが好ましく、例えばポリアセタールなどのプラスチックで形成される。その形状は、前記連結手段11の構造に合わせて好ましいものが用いられる。
さらに、本発明の体動検知装置は、前記スイッチ作動片21と前記連結手段11との結合力を調節する手段が設けられている。この結合力を調節する手段は、図2から図4に示されるように連結手段11の態様に合わせて様々なものが用いられる。
図2には、磁力による結合力調節手段を用いた本発明の体動検知装置の一実施形態が示される。筐体10内には連結手段11として磁石11aが設けられ、スイッチ作動片21a内には該磁石11aに引きつけられる磁性体211aが設けられる。該磁性体211aは、前記磁石11aと引きつけ合うように配置された磁石であってもよい。
前記スイッチ作動片21aの先端側には、外周面にオスネジ212aが設けられ、さらに該オスネジ212aに対応するメスネジ213aを有するカバー部材214aが螺合されている。該カバー部材214aはプラスチックのような非磁性体であり、筐体10内の磁石11aとスイッチ作動片21a内の磁性体211aとの吸引力を阻害しない材質からなるものである。
本実施形態において、前記スイッチ作動片21aと筐体10との連結は、該スイッチ作動片21aが該筐体10の外表面に接触保持されることによるものであるが、前記カバー部材214aが該スイッチ作動片21aに対して浅く螺合している場合、前記磁石11aと磁性体211aの距離は長くなってその磁力は弱まり、その結果該スイッチ作動片21aと連結手段としての磁石11aとの結合力は弱くなる。したがって、後述するように、安静を必要とする患者や小児などの微弱な体動を検知することが可能となる。一方、前記カバー部材214aが前記スイッチ作動片21aに対して深く螺合している場合、前記磁石11aと磁性体211aの距離は短くなってその磁力は強まり、その結果該スイッチ作動片21aと連結手段としての磁石11aとの結合力は強くなる。したがって、後述するように、体力のある被介護者の軽い体動によってスイッチが作動することを防ぐことができる。
本実施形態において、検知手段12としては、筺体10内の磁石11a付近で、スイッチ作動片21a内の磁性体211aの接近による磁力の変化によって作動するリードスイッチ12aが用いられる。すなわち、該スイッチ作動片21aが筐体10に接触保持されているときは、該リードスイッチ12aは作動しないが、該スイッチ作動片21aが筐体10から外れたときは、該リードスイッチ12aが磁力の変化を検知し、検知信号を発する。
図3には、結合力調節手段が連結手段11として筐体10に設けられた開口部とスイッチ作動片21との摩擦抵抗力の調節による本発明の体動検知装置の実施形態が示される。筺体10には開口部として外方向へ突出する筒体11bが設けられている。該筒体11bは、外周面にオスネジ111bが設けられ、かつ突出端部に一つあるいは複数のスリット112bを有する内筒113bと、一端の内周面に前記オスネジ111bに対応するメスネジ114bが設けられ、かつ他端に先端側に向かって内径が小さくなるテーパー部115bを有する外筒116bとからなる。前記外筒116bは、メスネジ114bがオスネジ111bに螺合することにより前記内筒113bに外挿される。
スイッチ作動片21bと筐体10との連結は、該スイッチ作動片21bが該筐体10に設けられた筒体11bに摩擦嵌合されることによる。具体的には、該スイッチ作動片21bは前記内筒113bの内径と同じか僅かに小さい外径を有する筒状体であり、筒体11bを構成する内筒113b内に、その先端部が筐体10内に設けられたリミットスイッチ12bの一方の端子121bを押さえて他方の端子122bから離すところまで挿入される。
本実施形態においては、外筒116bが内筒113bに螺合することにより、該内筒113bに設けられたスリット112bが外筒116bのテーパー部115bに押さえられて、該内筒113bの突出端部の内径が小さくなり、該内筒113b内に挿入されるスイッチ作動片21bをより強く押さえることになる。すなわち、前記外筒116bが内筒113bに浅く螺合している場合、前記筒体11bと前記スイッチ作動片21bとの摩擦抵抗は小さくなり、その結果スイッチ作動片21bと連結手段としての筒体11bとの結合力は弱くなる。一方、該外筒116bが内筒113bに深く螺合している場合、該筒体11bと該スイッチ作動片21bとの摩擦抵抗は大きくなり、その結果スイッチ作動片21bと筒体11bとの結合力は強くなる。
ここで、検知手段12としては、上記したようにリミットスイッチ12bが用いられる。前記スイッチ作動片21bが筐体10に摩擦嵌合されているときは、該リミットスイッチ12bは一方の端子121bと他方の端子122bが離れているが、該スイッチ作動片21aが筐体10から外れたときは、前記端子121bと端子122bが接触し、検知信号を発する。
図4には、結合力調節手段が連結手段11として筐体10に設けられた孔内の突部とスイッチ作動片との係合力の調節による本発明の体動検知装置の他の実施例が示される。筐体10には筒状の孔11cが埋設されている。該孔11c内には、バネ111cの付勢力により孔の内部へ突出する突部112cが設けられ、該バネ111cの付勢力は筐体10の外表面に設けられたダイヤルにより調節できるようになっている。
スイッチ作動片21cと筐体10との連結は、該スイッチ作動片21cが該筐体10に設けられた孔11cに摩擦嵌合されることによる。具体的には、該スイッチ作動片21cは該孔11cの内径と同じか僅かに小さい外径を有する筒状体または板状体であり、孔11c内に、その先端部が筐体10内に設けられたリミットスイッチ12cの一方の端子121cを他方の端子122cから離すところまで挿入される。この状態において、スイッチ作動片21cの外表面には、突部112cと係合する溝部211cが設けられていることが好ましい。
本実施形態においては、バネ111cの付勢力が弱いほど該突部112cと該スイッチ作動片21cの溝部211cの係合力は弱く、すなわち該スイッチ作動片21cと連結手段としての孔11cとの結合力は弱くなり、バネ111cの付勢力が強いほどスイッチ作動片21cと孔11cとの結合力は強くなる。検知手段12として用いられるリミットスイッチ12cの動作は、図3に示されるリミットスイッチ12bと同様である。
本発明の体動検知装置の使用例を、図1および図2に示される実施形態を用いて以下に説明する。
まず、筐体10をベッドサイドの支柱などに固定具14を用いて固定し、接続手段30を筐体10と監視装置または通信装置の端末40に接続する。この時、必要であればナースコールボタン31を接続具32に接続する。
次に、連結紐20の一端に設けられた介止具22を被介護者の衣服、例えば衣類の裾や襟元に取り付け、他端のスイッチ作動片21を筐体10に連結する。該連結紐20の長さは、被介護者と筐体の位置に応じて、調節器具23によって調節する。該スイッチ作動片21は、筐体10内に設けられた連結手段11による磁力によって筐体10の外表面に接触保持される。該スイッチ作動片21と連結手段11との結合力は、スイッチ作動片21が図2に示されるスイッチ作動片21aの場合はオスネジ212aとメスネジ213aとの螺合の度合いによって、被介護者の状態に応じて調節する。この時、リードスイッチ12aは作動せず、監視状態となる。
監視状態で被介護者が寝具から起き出した場合など、連結紐20が牽引されると、他端に設けられたスイッチ作動片21aが筐体10から外れるとともに、リードスイッチ12aが磁力の変化を検知し、検知信号を発する。該検知信号は、筐体10内の検知回路13から接続手段30を通じて監視装置または通信装置に送信される。
以上の操作は、図3および図4に示される本発明の体動検出装置の他の実施形態においても同様である。
本発明の体動検知装置の一実施形態を示す斜視図である。 本発明の体動検知装置のスイッチ作動片および筐体部分の一実施形態を示す拡大断面図である。 本発明の体動検知装置のスイッチ作動片および筐体部分の他の実施形態を示す拡大断面図である。 本発明の体動検知装置のスイッチ作動片および筐体部分の他の実施形態を示す拡大断面図である。
符号の説明
10 筐体
11 連結手段
12 検知手段
13 検知回路
14 固定具
20 連結紐
21 スイッチ作動片
22 介止具
23 調節器具
30 接続手段
32 接続具

Claims (7)

  1. 寝具あるいはベッドなどに取り付けられる筐体と、一端が被介護者に取り付けられ他端が筺体に連結されうるスイッチ作動片に取り付けられる連結紐と、前記筺体を監視装置または通信装置に接続しうる接続手段とを有する体動検知装置であって、前記筐体内には前記スイッチ作動片を連結しうる連結手段と、前記スイッチ作動片の有無を検知する検知部材と、前記検知部材からの検知信号を監視装置または通信装置へとつながる接続手段に伝達しうる検知回路とを有し、さらに前記スイッチ作動片と前記連結手段との結合力を調節する手段が設けられてなる体動検知装置。
  2. 前記スイッチ作動片と前記連結手段との結合力を調節する手段は、前記スイッチ作動片内に設けられた磁性体と前記連結手段として筺体内部に設けられた磁石との間の磁力を調節することによるものである請求項1記載の体動検知装置。
  3. 前記スイッチ作動片は先端側外周面にオスネジが設けられ、さらに前記オスネジに対応するメスネジを有する非磁性体で形成されたカバー部材が前記スイッチ作動片先端に螺合せしめられ、その螺合の度合いにより前記スイッチ作動片内に設けられた磁性体と前記連結手段として筺体内部に設けられた磁石の距離を変化させることにより磁力が調節されるものである請求項2記載の体動検知装置。
  4. 前記スイッチ作動片と前記連結手段の結合力を調節する手段は、前記連結手段として筺体に設けられた開口部と、前記開口部に挿入されるスイッチ作動片との摩擦抵抗を調節することによるものである請求項1記載の体動検知装置。
  5. 前記開口部は、筺体から外方向へ突出し、外周面にオスネジが設けられ、かつ突出端部にスリットを有する内筒と、一端の内周面にメスネジを有し、他端に先端側に向かって内径が小さくなるテーパー部を有し、かつ前記第一の筒に螺合により外挿される外筒とからなる筒体で形成され、外筒と内筒との螺合の度合いに応じて内筒の突出端部の内径を変化させることにより、前記筒体に挿入されるスイッチ作動片の摩擦抵抗が調節されるものである請求項4記載の体動検知装置。
  6. 前記スイッチ作動片と前記連結手段の結合力を調節する手段は、前記連結手段として筐体に設けられた孔内の突部と、前記孔内に挿入されるスイッチ作動片との係合力を調節することによるものである請求項1記載の体動検知装置。
  7. 前記筐体内部には筒状の孔が埋設され、前記孔の側面にはバネにより孔の内部へ突出する突部が設けられ、前記スイッチ作動片にはスイッチ作動片が前記孔内に挿入された際に前記突部と係合しうる凹部が設けられており、前記バネの付勢力を変化させることにより前記突部と前記スイッチ作動片との係合力が調節されるものである請求項6記載の体動検知装置。
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