JP4113641B2 - 流量計校正装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は流量計校正装置に係り、特に油液の流量を計測する流量計の校正を正確に行うように構成した流量計校正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
組立が完了した流量計の校正を行うため、流量計を流量計校正装置の配管途中に設置し、ポンプから送液された水量を実際に計測して流量計固有の計測精度を調べている。
従来の流量計校正装置では、軽油や灯油等の油液を計測する流量計の校正を行う場合、流量計測値と目盛り付けされた計量タンクに供給された油液の体積の差から計測誤差を求めていた。ところで、最も正確な物理量は、体積よりも質量であるため質量による校正が望ましく、しかも、流量計から油を流したままの状態で(計測前後流量計を開閉することなく)、その流量で質量による校正を行うことが望まれていた(通液法)。
【0003】
しかし、従来の質量による通液法校正装置は、水を用いたものしか適応されておらず、油液に適応された例は存在しなかった。従来の水による通液法校正装置は、流量計により計測された水が供給される計量タンクと、計量タンクに供給された水の質量を測定する秤と、計測時以外で供給された余分な水を回収する回収タンクとを有する構成となっており、計量タンクと回収タンクとの連通系路を切り替える転流器が設けられている。この転流器は、計量タンクと回収タンクとの分岐路に設けられており、転流板を揺動させて流量計測前は水を回収タンクに導き、流量計測中は水を計量タンクに導くように動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、水と実際の被測流体として多く用いられる油液とでは、流体の密度、粘度等の性状が異なるため、軽油や灯油等の油液を計測する流量計の校正を行う場合には、油液の流量を計測して校正を行う方がより正確に流量計を校正することができる。
【0005】
ところが、従来の流量計校正装置において、被測流体を単に水から油液に切り替えただけでは、油液の流速が高くて転流板を通過する際、あるいは転流板を通過した油液を計量タンクに流下させる際に静電気が発生し危険な状態に陥るばかりか、転流器に発生した泡が計量タンクに流入せず、計測誤差が拡大する原因となるおそれもある。
【0006】
そこで、本発明は上記課題を解決した流量計校正装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、流量計により計測された油液が供給される計量タンクと、
前記計量タンクに供給された油液の質量を測定する秤と、
計測時以外で供給された余分な油液を回収する回収タンクと、
前記流量計の下流に設置され、前記計量タンクに連通する第1の連通路と前記回収タンクに連通する第2の連通路を有する分岐流路と、
該分岐流路に設けられ、計測時には油液を前記計量タンクに導き、非計測時には油液を前記回収タンクに導くように流路を切り替える切替板を駆動する切替手段と、
一端が前記第1の連通路に連通され、他端が前記計量タンクの底部近傍に挿入され、幅寸法が前記第1の連通路の幅寸法と略等しくなるように長方形の流路が形成された挿入管路と、
を備えてなることを特徴とするものである。
【0008】
従って、上記請求項1記載の発明によれば、計量タンクに油液を流下させる際、油液がタンク内油液の液面より下から流入するため、油液がタンク底面を叩いて飛沫が飛んだり、泡が発生したりすることを防止できる。この結果、オイルミストや泡に静電気が帯電することなく安全に計量することができる。
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の流量計校正装置であって、
前記第1の連通路に泡発生防止部材または泡回収流路のうち少なくとも一方を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
を備えてなることを特徴とするものである。
従って、上記請求項2記載の発明によれば、切替板を通過した油液の液面の泡が回収タンク側に流入することが防止できると共に、第1の連通路に発生した泡を計量タンクに回収して泡による誤差を無くすことができる。
また、請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の流量計校正装置であって、
前記挿入管路が貫通する部分を除いた前記計量タンク内の液面を覆うように形成されたフロート板を前記計量タンク内に設けたことを特徴とするものである。
【0010】
従って、上記請求項3記載の発明によれば、油液の供給により計量タンク内の液面に発生する波立ちをフロート板により防止でき、液面の波立ちによる計量タンク内における静電気の発生を防止できる。加えて、油液のベーパの発生を小さくする効果もあり、計量精度が向上する。
また、請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の流量計校正装置であって、
前記計量タンクを昇降させる昇降手段を設け、
前記流量計の計測時には、前記計量タンクを前記第1の連通路との間の気密を保つ位置に上昇させ、
前記流量計の計測終了後は、気密状態を解除させて前記計量タンクを前記秤に降下させて載置させることを特徴とするものである。
【0011】
従って、上記請求項4記載の発明によれば、流量計の計測時には計量タンクを第1の連通路との間の気密を保つ位置に上昇させ、流量計の計測終了後には、計量タンクを秤に降下させるため、計測時の液漏れを防止できると共に、油液を計量タンクに注入する際に発生する油液のベーパが外部に漏れないため、安全性が高まる。さらに、計量タンクの質量を測定する際には計量タンクが第1の連通路から離間しており、計量タンクの質量を正確に測定できる。
【0012】
また、請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の流量計校正装置であって、
前記流量計の計測時に前記計量タンクの上部空間の空気及び油液ベーパを外部タンクに戻す排気通路を設け、しかも、前記計量タンクから前記外部タンクに至る空間を気密状態としたことを特徴とするものである。
従って、上記請求項5記載の発明によれば、流量計の計測時に計量タンクの上部空間の空気及び油液ベーパを外部タンクに排出する排気通路を設けたため、流量計で計測された油液が計量タンクに流下される際、計量タンクの上部空間の空気が負荷とならず、スムーズに油液を送液することができる。
【0013】
また、請求項6記載の発明は、上記請求項4記載の流量計校正装置であって、
前記計量タンクと前記分岐流路との間を電気的に接続するケーブルを着脱可能に設け、
前記計量タンクが降下して前記秤に載置されたことを検出する検出手段を設け、
該検出手段からの検出信号を受けた後、前記ケーブルを前記計量タンクから分離させることを特徴とするものである。
【0014】
従って、上記請求項6記載の発明によれば、計量タンクと分岐流路との間をケーブルで電気的に接続したため、計量タンクが分岐流路から離間する際の静電気によるスパークを防止できると共に、計量タンクが降下して秤に載置されたことを検出された後、ケーブルを計量タンクから分離させるため、計量タンクの質量を測定する際にケーブルが誤差の原因とならないようにできる。
【0015】
また、請求項7記載の発明は、上記請求項4記載の流量計校正装置であって、
前記挿入管に前記計量タンク内の液面を検出する液面センサを設けたことを特徴とするものである。
従って、上記請求項7記載の発明によれば、挿入管に計量タンク内の液面を検出する液面センサを設けたため、流量計測を開始する前に計量タンク内の液面が挿入管の先端より高い位置にあることを確認することができ、計量タンクに油液を流下させる際、液面に油液が衝突して発生する静電気をできるだけ小さく抑えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明になる流量計校正装置の一実施例を示す構成図である。また、図2は図1に示す流量計校正装置の側面断面図である。また、図3は図1に示す流量計校正装置の分解斜視図である。
【0017】
図1乃至3に示されるように、流量計校正装置10は、被測流体に灯油または軽油等の油液を用いて測定するものであり、大略、油液の流れを整流する整流部材12と、整流部材12から流入した油液を分配する転流器(切替手段)14と、転流器14から供給された油液を貯留する計量タンク16と、非計測時に転流器14から供給された油液を貯留する循環用回収タンク18と、計量タンク16を昇降させるエアシリンダ等からなるジャッキ20と、計量タンク16に貯留された油液の質量を測定する基準秤22と、より構成されている。
【0018】
図4は整流部材12を上からみた平面断面図である。
図4及び図3に示されるように、整流部材12は、上流配管が接続される流入管12aと、流入管12aより横方向(水平方向)に広がるように形成された幅広部12bと、幅広部12bの内部に形成された断面が長方形の流路12cと、流路12cの底面に設けられた堰12dと、幅広部12bの底部に形成された断面が長方形の吐出口12eとを有する。
【0019】
整流部材12の流入管12aから流入した油液は、幅広部12bの流路12c内を流れる過程で流速が減速されて緩やかな流れとなる。そして、流路12cを流れる油液は、緩やかな流れとなって流路12cの底面に設けられた堰12dを乗り越えてゆく。尚、堰12dは、中央部分が最も低く、両端部が最も高くなるように形成されている。
【0020】
このように、油液は幅広の堰12dを通過する過程でほぼ層流に近い状態の流れとなる。そのため、整流部材12の長方形に形成された吐出口12eから転流器14に流入する流れが全幅に拡幅されて流速が緩和される。
そして、転流器14の挿入口14aは、整流部材12の吐出口12eが挿入される長方形に形成されており、整流部材12により拡幅された油液の流れが層流状態のまま転流器14に供給される。尚、転流器14の挿入口14aと整流部材12の吐出口12eとの間は、液漏れのないようにシール部材(図示せず)によりシールされている。
【0021】
転流器14は、挿入口14aの下方に分岐流路14bが揺動自在に設けられ、分岐流路14bには油液の流れ方向を切り替える転流板(切替板)24が設けられている。また、分岐流路14bの一方には、計量タンク16側に傾斜する第1の連通路14cが連通され、分岐流路14bの他方には、循環用回収タンク18側に傾斜する第2の連通路14dが連通される。
【0022】
また、分岐流路14bには、油液の飛散を防止する飛散防止カバー26が取り付けられている。図2に示されるように、飛散防止カバー26の横幅寸法Laは、整流部材12の幅広部12b及び吐出口12eの横幅寸法Lbとほぼ同一寸法に形成されている。そのため、整流部材12から転流器14に供給された油液は、層流状態のまま分岐流路14bに設けられた飛散防止カバー26内を介して計量タンク16または循環用回収タンク18に供給される。
【0023】
この飛散防止カバー26は、上下方向に貫通する長方形の枠体からなり、整流部材12の吐出口12eが挿入される上部開口26aと、第1の連通路14cに連通される底部開口26bと、第2の連通路14cが連通される側部開口26cとを有する。また、飛散防止カバー26の第1の連通路14c側に横架されたガード板26dにより第1の連通路14c側への油液の飛散が防止される。また、飛散防止カバー26は、図2に示されるように、横幅寸法が流路分岐14bの横幅寸法より若干小さい寸法に形成されている。
【0024】
図5は転流器14の内部機構を説明するための斜視図である。
図5及び図1に示されるように、転流器14の転流板24は、断面が二等辺三角形に形成されており、且つ横幅寸法が飛散防止カバー26の横幅寸法より若干小さい寸法に延在形成されている。そして、転流板24は、二等辺三角形の底部側に転流器14を貫通するように横架された軸28に支持されており、二等辺三角形の頂点を揺動させるように回動可能に設けられている。
【0025】
また、軸28は、図2に示されるように、転流器14の前後面より突出した端部がフレーム30に固定されて起立する支柱32により回動自在に支持されており、一方の端部がリンク33,34を介して一対のアクチュエータ35,36(図5参照)に連結されている。アクチュエータ35,36は、例えばエアシリンダ装置等からなり、一方が伸長すると共に他方が縮むように動作する。そのため、転流板24は、アクチュエータ35,36の伸縮動作によってA方向またはB方向に揺動して整流部材12の吐出口12eから分岐流路14bに流入された油液の流れを第1の連通路14cまたは第2の連通路14dへ導くように流れ方向を切り替える。
【0026】
そして、第1の連通路14cへ供給された油液は、計量タンク16に貯留され、第2の連通路14dへ供給された油液は、循環用回収タンク18に貯留される。
また、転流板24の下端部の両側には、整流部材12の吐出口12eから流下された油液がスムーズな流れとなって第1の連通路14cまたは第2の連通路14dへ供給されるようにガイドするスカート部37,38が取り付けられている。このスカート部37,38は、夫々上端が転流板24の下端部の両側に段差のない状態で固定され、下端が第1の連通路14cまたは第2の連通路14dの底面に当接して液漏れのない状態で油液の流れを第1の連通路14cまたは第2の連通路14dへ導くように設けられている。また、スカート部37,38は、可撓性を有しており、転流板24の揺動動作に伴って撓み具合を自由に変化させることができるので、転流板24の揺動動作を妨げないように形成されている。
【0027】
また、第1の連通路14cの上下部には、計量タンク16に挿入されるドロップパイプ(挿入管路)42の昇降動作をガイドする昇降ガイド部44,46が設けられている。この昇降ガイド部44,46は、鉛直方向に延在するように形成されており、昇降ガイド部44の上端には、ドロップパイプ42を昇降させる昇降装置48が設けられている。
【0028】
昇降装置48は、ドロップパイプ42の上端に係止されたワイヤ50を巻き上げるプーリ48a、プーリ48aを回転駆動するモータ48b、減速機等48cからなる。ドロップパイプ42は、後述するように油液を計量タンク16に供給するとき、下降して計量タンク16に挿入される。尚、ドロップパイプ42の下端部は、計量タンク16に油液を供給する際、タンク底面との間に油液を流出させる隙間を形成するように斜めに形成されている。そして、ドロップパイプ42の下端部が収納される昇降ガイド部46は、計量タンク16の昇降動作により蓋68の挿入孔68aに離間または挿入される。
【0029】
また、ドロップパイプ42は、図3に示されるように、横断面形状が長方形で幅広形状の筒体であり、横幅寸法が第1の連通路14cの横幅寸法とほぼ同一の寸法に形成されている。そのため、第1の連通路14cからドロップパイプ42に流入する油液の流れは、整流部材12によって拡幅されたゆるやな流れのまま計量タンク16に流下される。
【0030】
このように、油液がゆるやな流れとなって計量タンク16に供給されるので、計量タンク16へ油液を供給する際に静電気が発生しにくくなっている。また、ドロップパイプ42は、下端部開口42aより上方の位置に液面センサ72が取り付けられている。この液面センサ72は、例えば静電容量形のセンサ等からなり、計量開始前にドロップパイプ42は、油液供給による静電気の発生を防止するため、下端部開口42aが計量タンク16内の油液に浸されていることを検出する。
【0031】
また、計量タンク16においては、液面を覆うフロート板52が設けられている。このフロート板52は、ドロップパイプ42が挿通される挿通孔52aを有するが、それ以外の液面上に接しているので、油液供給時に液面の上昇と共に、上昇する。そして、油液供給時の液面における波立ちを防止し、波立ちによる静電気の発生が防止されると同時に、油液のベーパ発生を抑制する。
【0032】
さらに、第1の連通路14cの上部空間には、泡の発生を抑制する泡防止板54が所定角度傾斜した状態で複数枚取り付けられている。
図6は泡防止板54の形状を示す斜視図である。
図6に示されるように、泡防止板54は、多数の小孔54aが設けられたパンチングプレート等(メッシュの細かい金網でも良い)からなり、第1の連通路14cを流れる油液の液面上に発生した泡が盛り上がったときに泡を潰す働きをする。
【0033】
従って、第1の連通路14cで発生した泡は、泡防止板54に当接すると、弾けて油液の流れに戻される。そのため、泡発生による計量誤差が防止される。
また、第1の連通路14cには、泡回収ダクト56が設けられている。この泡回収ダクト56は、泡回収機構57が設けられた第1の連通路14cに連通する傾斜部56aと、垂下方向に延在して計量タンク16に挿入される挿入部56bとを有する。尚、挿入部56bの下端は、計量タンク16の蓋68に設けられた挿入孔68bに挿入しやすいように斜め形成されている。
【0034】
泡回収機構57は、第1の連通路14cで発生した泡を吸引するための回転体58と、泡回収ダクト56の側面に取り付けられ回転体58を回転駆動するエアモータ60とからなる。
図7は回転体58の形状を示す斜視図である。
図7に示されるように、回転体58は、螺旋溝58aが形成された円柱形状のロータからなり、エアモータ60の回転軸60aにより回転可能に支持されている。回転体58は、エアモータ60により回転駆動されると、螺旋溝58aが回転して第1の連通路14c内の空気及び第1の連通路14cで発生した泡を吸引することができる。
【0035】
また、回転体58は、回転しながら泡を潰して油液を挿入部56bへ排出するため、第1の連通路14cで多量の泡が発生した場合でも、泡を形成する油液を計量タンク16に供給することができる。そのため、泡回収ダクト56を設けることにより、泡発生による計量誤差を積極的に防止できる。
また、計量タンク16は、側面に計量後の油液を循環用回収タンク18に排出する排出弁62が取り付けられている。そして、排出弁62は、フレキシブルチューブ64を介して循環用回収タンク18に接続されている。従って、計量前は、排出弁62が設けられた高さ位置まで油液が貯留されており、この状態から計量が開始される。
【0036】
よって、計量開始前には、計量タンク16に残っている油液の質量を測定しておく必要がある。また、計量タンク16は、ベース66上に搭載されており、ジャッキ20がベース66を押圧して上昇させると、基準秤22から離間する。そして、油液が計量タンク16に供給されて計量が終了すると、ジャッキ20の降下動作によりベース66が基準秤22に当接する位置まで降下してジャッキ20がベース66から離間する。尚、基準秤22には、ベース66が載置されたことを検出するマイクロスイッチ(検出手段)67が取り付けられている。
【0037】
また、計量タンク16及びドロップパイプ42が昇降可能に設けられているので、計量タンク16の蓋68がドロップパイプ42及び泡回収ダクト56から離間する際の静電気によるスパークを防止するため、計量タンク16と転流器14との間はアース線70により接続されている。このアース線70の端部は、マグネット等より計量タンク16に吸着されており、着脱可能に接続されている。
【0038】
転流器14の第2の連通路14dの下部には、非計量時に供給された油液を循環用回収タンク18に流出させるための流出管74が接続されている。
図8は流量計校正装置10が設置された校正システムの概略構成図である。
図8に示されるように、転流器14の上流配管80には、計量が行われる流量計82が配設されている。計量時は、貯油タンク84に貯留された油液が送液ポンプ86により流量計82に供給される。そして、流量計82を通過した油液は、整流部材12から転流器14に流入し、計量タンク16または循環用回収タンク18に振り分けられる。また、循環用回収タンク18に回収された油液は、回収ポンプ88により回収管路90に吐出されて貯油タンク84に戻される。
【0039】
貯油タンク84に貯留された油液は、流量計82で計量された後計量タンク16に貯留され、計量後は循環用回収タンク18及び回収管路90を介して貯油タンク84に戻されるため、油液が外部に流出することがない。このように、流量計82は、油液を用いて検定されるため、実際に計測するときと同じ条件で計測精度が校正される。従って、流量計校正装置10では、水を使用する従来のものより校正後の計測精度をより高めることができる。また、通液状態のままで校正することができるので、流量計82の特性を正確につかむことができる。
【0040】
図9は制御盤の正面図である。
図9に示されるように、流量計校正装置10の制御盤92は、内部に各機器の動作を制御する制御回路(図示せず)が収納されており、その前面には電源スイッチ93と、流量計82の流量計測値を表示する第1の表示器94と、計量タンク16で計量された油液の質量を表示する第2の表示器95と、スタンバイ状態に動作させるスタンバイスイッチ96と、計量開始を操作するスタートスイッチ97と、停止操作するための停止スイッチ98とが配設されている。
【0041】
制御回路は、後述するように、スタンバイスイッチ96がオンに操作されるとスタンバイ動作処理を行い、スタートスイッチ97がオンに操作されると流量計82の検定処理を自動的に行う。
また、制御盤92の前面には、各種表示ランプ100〜106が配設されている。左から一番目の表示ランプ100は、送液ポンプ86が作動中であることを点灯表示する。2番目の表示ランプ101は、回収ポンプ88が作動中であることを点灯表示する。3番目の表示ランプ102は、昇降機構48が作動中であることを点灯表示する。4番目の表示ランプ103は、泡回収機構57のエアモータ60が作動中であることを点灯表示する。5番目の表示ランプ104は、基準秤22が作動中であることを点灯表示する。6番目の表示ランプ105は、液面センサ72が液検出中であることを点灯表示する。7番目の表示ランプ106は、アース線70が接続されていることを点灯表示する。
【0042】
次に上記構成とされた流量計校正装置10の計量動作の各工程について説明する。
(工程1)
図1に示されるように、まず、制御盤92のスタンバイスイッチ96がオンに操作されると、制御盤92に設けられた制御回路は、流量計82の検定を行う前に計量タンク16及びこれに貯留されている油液の全体の質量を測定する。すなわち、ジャッキ20を降下動作させて計量タンク16を基準秤22に載置させる。このとき、昇降装置48を作動させてドロップパイプ42を上昇させて計量タンク16から離間させる。また、作業者が、アース線70も計量タンク16から離間させると共に、排出弁62からフレキシブルチューブ64を分離させる。
【0043】
そして、制御回路は、基準秤22により測定された測定値を記憶部(図示せず)の記憶させる。尚、この測定値から計量タンク16、ベース66及びフロート板52の質量を差し引くと、計量タンク16内に貯留された油液の質量が求まる。
本実施例では、ジャッキ20の昇降動作により計量タンク16の質量を測定するときだけ、基準秤22に計量タンク16が載置されるので、常時載置するものよりも基準秤22の寿命を延ばすことができる。
(工程2)
図10はスタンバイ状態を示す構成図である。
【0044】
図10に示されるように、計量タンク16の検定前の質量測定が終了すると、ジャッキ20が上昇動作して計量タンク16が搭載されたベース66を上昇させて基準秤22から離間させる。計量タンク16が検定位置へ上昇すると、ジャッキ20の上昇動作が停止する。このとき、計量タンク16の蓋68に設けられた挿入孔68a,68bが昇降ガイド部46、泡回収ダクト56の下端部と嵌合する。尚、挿入孔68a,68bの内周と昇降ガイド部46、泡回収ダクト56の外周との間は、図示しないシール部材により液密にシールされ、油液に漏れが防止される。
【0045】
次に、昇降装置48が降下動作してドロップパイプ42を計量タンク16内に挿入させる。すなわち、ドロップパイプ42は、計量タンク16内の液面に浮かぶフロート板52の開口52aに挿入される。そして、ドロップパイプ42は、下端開口42aがフロート板52の開口52aより下方に位置するまで降下し、上端鍔部42bが昇降ガイド部46の内壁に当接した位置で停止する。
【0046】
また、転流板24は、アクチュエータ35,36の伸縮動作によってB方向に回動した位置にあり、油液を循環用回収タンク18へ導くように傾斜している。さらに、作業者がアース線70を計量タンク16に接続し、転流器14と計量タンク16との間がアース接続される。また、排出弁62にフレキシブルチューブ64を接続させる。
【0047】
また、ドロップパイプ42の下端部に設けられた液面センサ72が計量タンク16に残されている油液を検出し、ドロップパイプ42の下端開口42aが油液中に潜っていることを確認する。よって、ドロップパイプ42から吐出された油液が液面に衝突することがなく、静電気の発生が防止される。これで、流量計校正装置10は、スタンバイ状態となる。
【0048】
さらに、計量タンク16の蓋68には、計量タンク16の上部空間の空気を排気する排気管路(排気通路)69の一端を接続する。そして、排気管路69を気密状態とすると共に、排気管路69の他端を外部タンクとしての循環用回収タンク18に接続することにより、計量タンク16へ油液を供給する際に上部空間の空気を循環用回収タンク18に排気して油液供給をスムーズに行えると共に、計量タンク16内のベーパを外部に流出させずに循環用回収タンク18で回収することができる。
【0049】
尚、本実施例では、排気管路69を介して計量タンク16の上部空間の空気を循環用回収タンク18に排気する構成を一例として挙げたが、これに限らず、例えば計量タンク16に対して容量が十分に大きい貯油タンク84に排気管路69を接続して貯油タンク84に排気させる構成としても良いのは勿論である。
(工程3)
図11は油液供給開始状態を示す構成図である。
【0050】
図11に示されるように、制御回路は、送液ポンプ86及び回収ポンプ88を起動させて貯油タンク84に貯留された油液を流量計82に送液する。これで、流量計82は、流量パルスの出力を開始する。このとき、転流器14は、流量が安定するまで、整流部材12から供給された油液を循環用回収タンク18へ流す。
(工程4)
図12は計量タンク16へ油液を供給する動作状態を示す構成図である。
【0051】
図12に示されるように、制御回路は、タイマの作動により送液開始から所定時間経過するまで待機しており、油液に流れが安定した時点でアクチュエータ35,36の伸縮動作を切り替えて転流板24をA方向に回動させる。そのため、転流板24は、A方向に傾斜した状態に回動し、油液を計量タンク16へ導くように傾斜する。これと同時に、制御回路は、流量計82から出力される流量パルスのカウントを開始する。
【0052】
従って、整流部材12の吐出口12eから分岐流路14bに流入された油液の流れは、転流板24に沿って第1の連通路14cに向かい、ドロップパイプ42に流入する。よって、整流部材12によって拡幅された油液のゆるやな流れは、転流板24及び第1の連通路14cに沿ってドロップパイプ42に導かれ、ドロップパイプ42を通過して計量タンク16のフロート板52より下側の空間に供給される。
【0053】
このとき、排出弁62は、閉弁されているので、計量タンク16の液位は徐々に上昇する。これに伴って、フロート板52も計量タンク16内を上昇する。
このように、計量タンク16内に油液を供給する際は、油液が勢い良く液面に衝突せず、且つ液面の波立ちが防止されて静電気の発生が防止される。また、第1の連通路14cで液面上に発生した泡は、泡回収ダクト56に設けられた泡防止板54に当接して弾けると共に、泡回収機構57により計量タンク16に回収され、泡発生による誤差が解消される。
(工程5)
図13は計量タンク16への油液の供給停止状態を示す構成図である。
【0054】
図13に示されるように、制御回路は、流量計82から出力された流量パルスの積算値から算出された流量計測値が予め設定された検定目標値(例えば10キロリットル)に達した時点でアクチュエータ35,36の伸縮動作を切り替えて転流板24をB方向に回動させる。
そのため、転流板24は、B方向に傾斜した状態に回動し、油液を循環用回収タンク18へ導くように傾斜する。これと同時に、制御回路は、流量計82から出力される流量パルスのカウントを停止する。
(工程6)
図14は計測された油液の質量測定状態を示す構成図である。
【0055】
図14に示されるように、制御回路は、流量計82の検定後の計量タンク16に貯留された油液の質量を測定する。すなわち、ジャッキ20を降下動作させて計量タンク16を基準秤22に載置させる。その際、計量タンク16の蓋68に設けられた挿入孔68a,68bが昇降ガイド部46、泡回収ダクト56の下端部から離間するが、アース線70により計量タンク16と転流器14との間がアース接続されているので、挿入孔68a,68bと昇降ガイド部46、泡回収ダクト56との間で静電気によるスパークが防止される。
【0056】
続いて、昇降装置48の作動によりドロップパイプ42を上昇させて計量タンク16から離間させる。その後、計量タンク16のベース66が基準秤22に載置されたことがマイクロスイッチ67により検出されると、タイマが作動して所定時間が経過した時点でアース用の表示ランプ106を点滅させてアース線70を計量タンク16から分離させることが許可される。
【0057】
これにより、作業者が、アース線70を計量タンク16から離間させると共に、排出弁62からフレキシブルチューブ64を分離させる。また、上記排気管路69を循環用回収タンク18及び計量タンク16から分離させる。
制御回路は、基準秤22により測定された検定後の測定値を記憶部(図示せず)の記憶させた後、工程1で測定された検定前の質量との差から計量タンク16に供給された油液の質量を算出する。そして、上記のように算出された質量値に対して温度、密度の補正演算を行った流量値(基準値)と流量計82より出力された流量パルスの積算値による求められた流量値(計測値)とを比較して流量計82の校正を行う。
【0058】
尚、上記実施の形態では、灯油や軽油を用いて流量計82の計測精度を検定したが、これに限らず、他の油液を用いることもできるのは勿論である。
【0059】
【発明の効果】
上述の如く、上記請求項1記載の発明によれば、計量タンクに油液を流下させる際に発生する静電気を極力抑えることができ、静電気に対する安全確保が図れると共に、油液を用いて流量計の校正を正確に行うことができる。さらに、油液がタンク内油液の液面より下から流入するため、油液がタンク底面を叩いて飛沫が飛んだり、泡が発生したりすることを防止できる。この結果、オイルミストや泡に静電気が帯電することなく安全に計量することができる。
【0060】
また、上記請求項2記載の発明によれば、切替板を通過した油液の液面の泡が回収タンク側に流入することが防止できると共に、第1の連通路に発生した泡を計量タンクに回収して泡による誤差を無くすことができる。
また、上記請求項3記載の発明によれば、油液の供給により計量タンク内の液面に発生する波立ちをフロート板により防止でき、液面の波立ちによる計量タンク内における静電気の発生を防止できる。加えて、油液のベーパの発生を小さくする効果もあり、計量精度が向上する。また、油液の供給により計量タンク内の液面に発生する波立ちとベーパの発生をフロート板により防止でき、液面の波立ちによる計量タンク内における静電気の発生防止とベーパ発生による計量誤差を極小化できる。
【0061】
また、上記請求項4記載の発明によれば、流量計の計測時には計量タンクを第1の連通路との間の気密を保つ位置に上昇させ、流量計の計測終了後には、計量タンクを秤に降下させるため、計測時の液漏れを防止できると共に、油液を計量タンクに注入する際に発生する油液のベーパが外部に漏れないため、安全確保が図れる。さらに、計量タンクの質量を測定する際には計量タンクが第1の連通路から離間しており、計量タンクの質量を正確に測定できる。
【0062】
また、上記請求項5記載の発明によれば、流量計の計測時に計量タンクの上部空間の空気及び油液ベーパを外部タンクに排出する排気通路を設けたため、流量計で計測された油液が計量タンクに流下される際、計量タンクの上部空間の空気が負荷とならず、スムーズに油液を送液することができる。
また、上記請求項6記載の発明によれば、計量タンクと分岐流路との間をケーブルで電気的に接続したため、計量タンクが分岐流路から離間する際の静電気によるスパークを防止できると共に、計量タンクが降下して秤に載置されたことを検出された後、所定時間を計時したときケーブルを計量タンクから分離させるため、計量タンクの質量を測定する際にケーブルが誤差の原因とならないようにできる。
【0063】
また、上記請求項7記載の発明によれば、挿入管に計量タンク内の液面を検出する液面センサを設けたため、流量計測を開始する前に計量タンク内の液面が挿入管の先端より高い位置にあることを確認することができ、計量タンクに油液を流下させる際、液面に油液が衝突して発生する静電気をできるだけ小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる流量計校正装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1に示す流量計校正装置の側面断面図である。
【図3】図1に示す流量計校正装置の分解斜視図である。
【図4】整流部材12を上からみた平面断面図である。
【図5】転流器14の内部機構を説明するための斜視図である。
【図6】泡防止板54の形状を示す斜視図である。
【図7】回転体58の形状を示す斜視図である。
【図8】流量計校正装置10が設置された校正システムの概略構成図である。
【図9】制御盤の正面図である。
【図10】スタンバイ状態を示す構成図である。
【図11】油液供給開始状態を示す構成図である。
【図12】計量タンク16へ油液を供給する動作状態を示す構成図である。
【図13】計量タンク16への油液の供給停止状態を示す構成図である。
【図14】計測された油液の質量測定状態を示す構成図である。
【符号の説明】
10 流量計校正装置
12 整流部材
14 転流器
16 計量タンク
18 循環用回収タンク
20 ジャッキ
22 基準秤
24 転流板
26 飛散防止カバー
35,36 アクチュエータ
37,38 スカート部
42 ドロップパイプ
44,46 昇降ガイド部
48 昇降装置
50 ワイヤ
52 フロート板
54 泡防止板
56 泡回収ダクト
57 泡回収機構
58 回転体
60 エアモータ
62 排出弁
66 ベース
67 マイクロスイッチ
68 蓋
69 排気管路
70 アース線
72 液面センサ
82 流量計
84 貯油タンク
86 送液ポンプ
88 回収ポンプ
92 制御盤
96 スタンバイスイッチ
97 スタートスイッチ
100〜106 表示ランプ

Claims (7)

  1. 流量計により計測された油液が供給される計量タンクと、
    前記計量タンクに供給された油液の質量を測定する秤と、
    計測時以外で供給された余分な油液を回収する回収タンクと、
    前記流量計の下流に設置され、前記計量タンクに連通する第1の連通路と前記回収タンクに連通する第2の連通路を有する分岐流路と、
    該分岐流路に設けられ、計測時には油液を前記計量タンクに導き、非計測時には油液を前記回収タンクに導くように流路を切り替える切替板を駆動する切替手段と、
    一端が前記第1の連通路に連通され、他端が前記計量タンクの底部近傍に挿入され、幅寸法が前記第1の連通路の幅寸法と略等しくなるように長方形の流路が形成された挿入管路と、
    を備えてなることを特徴とする流量計校正装置。
  2. 上記請求項1記載の流量計校正装置であって、
    前記第1の連通路に泡発生防止部材または泡回収流路のうち少なくとも一方を設けたことを特徴とする流量計校正装置。
  3. 上記請求項1記載の流量計校正装置であって、
    前記挿入管路が貫通する部分を除いた前記計量タンク内の液面を覆うように形成されたフロート板を前記計量タンク内に設けたことを特徴とする流量計校正装置。
  4. 上記請求項1記載の流量計校正装置であって、
    前記計量タンクを昇降させる昇降手段を設け、
    前記流量計の計測時には、前記計量タンクを前記第1の連通路との間の気密を保つ位置に上昇させ、
    前記流量計の計測終了後は、気密状態を解除させて前記計量タンクを前記秤に降下させて載置させることを特徴とする流量計校正装置。
  5. 上記請求項4記載の流量計校正装置であって、
    前記流量計の計測時に前記計量タンクの上部空間の空気及び油液ベーパを外部タンクに戻す排気通路を設け、しかも、前記計量タンクから前記外部タンクに至る空間を気密状態としたことを特徴とする流量計校正装置。
  6. 上記請求項4記載の流量計校正装置であって、
    前記計量タンクと前記分岐流路との間を電気的に接続するケーブルを着脱可能に設け、
    前記計量タンクが降下して前記秤に載置されたことを検出する検出手段を設け、
    該検出手段からの検出信号を受けた後、前記ケーブルを前記計量タンクから分離させることを特徴とする流量計校正装置。
  7. 上記請求項4記載の流量計校正装置であって、
    前記挿入管に前記計量タンク内の液面を検出する液面センサを設けたことを特徴とする流量計校正装置。
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