JP4113171B2 - 液晶ポリマーを含むメイクアップ組成物 - Google Patents

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Description

本発明の主題は、液晶ポリマーの粒子を含む化粧品メイクアップ組成物と、ケラチン物質のメイクアップの方法である。本発明の組成物は、ヒトのケラチン物質、例えば爪、皮膚、睫毛、眉毛、又は髪に適用することができる。特に本発明はマニキュアに関する。
メイクアップ組成物はマニキュア、ブラッシャー、アイシャドウ、ファンデーション、唇のためのメイクアップ製品、ボディのためのメイクアップ製品、マスカラ、アイライナー、又は眉毛のためのメイクアップ製品とすることができる。組成物は、メイクアップアクセサリー、例えば付け爪、付け睫毛又はかつら、又は皮膚又は唇上への(ビューティースポットタイプの)粘着ディスクまたはパッチに、適用することができる。
メイクアップ組成物は、周知のように、組成物に所望の色を与えるための着色物質を含む。
一般的に用いられる着色物質は、レーキなどの有機顔料、又は無機顔料、特に真珠光沢剤である。
新規な着色効果を得るために、干渉顔料、特に液晶基を含むポリオルガノシロキサンを含むメイクアップ組成物が、US−A−5851277号公報、EP−A−815826号公報でも、知られている。干渉顔料は、UA−A−5362315号、及びUS−A−5851604号公報でも開示されている。これらの干渉顔料は、少なくとも2の特異的な色の間の色相の範囲で、光の入射と観察角度の関数として変化する色を生み出す。そのような顔料は、特に、Wackerにより、「Helicone(登録商標)」の名で市販されており、ポリシリコーン(Polysilicone)−12のCTFA名でも知られている。
しかしながら、これらのシリコーン含有干渉顔料は、満足すべき光沢のメイクアップを得ることができないことが知られており、これらの顔料は特に、マニキュア皮膜の光沢の減少を招いていた。
米国特許第5851277号明細書 米国特許第5362315号明細書 米国特許第5851604号明細書 欧州特許出願公開第815826号明細書
したがって、本発明の目的は、干渉着色効果を示す、光沢のあるメイクアップを得ることができるメイクアップ組成物、特にマニキュアを提供することである。
出願人は、特異的な液晶ポリマーの粒子を用いることにより、良好な光沢特性を示すメイクアップを得ることが可能であることを見出した。
より具体的には、本発明の主題は、化粧品として許容される媒体中に、下記の液晶ポリマーの粒子を含む、化粧品組成物、特にメイクアップ組成物である。
本発明の別の主題は、上記組成物のケラチン物質への適用を備えた、ケラチン物質、特に爪のメイクアップの美容方法である。
本発明の別の主題は、ケラチン物質、特に爪に付着した、光沢のあるメイクアップを得るための、化粧品メイクアップ組成物中での、下記の液晶ポリマーの粒子の使用である。
本発明の別の主題は、ケラチン物質に、化粧品として許容される媒体中に、少なくとも一の着色物質を含む第1の化粧品組成物の第1のコート(あるいはベースコートともいう)を行なうことと、ついで少なくとも前記第1のコートの部分に、化粧品として許容される媒体中に下記の液晶ポリマーの粒子を含む組成物に従った第2の化粧品組成物の第2のコート(あるいはトップコートともいう)を行なうこととを備えた、ケラチン物質のメイクアップのための美容方法であって、第1の組成物は第2の組成物に存在するような液晶ポリマーの粒子を含まないものである、美容方法である。
本発明の別の主題は、
−化粧品として許容される媒体中に第1の着色物質を含む、第1の化粧品組成物(ベース組成物ともいう)と、
−化粧品として許容される媒体中に下記の液晶ポリマーの粒子を含む、第2の化粧品組成物(トップ組成物ともいう)
とを備えたメイクアップキットであって、第1の組成物は第2の組成物に存在するような液晶ポリマーの粒子を含まないものであり、第1の組成物と第2の組成物は、別個の容器に包装されているメイクアップキットである。
本発明の別の主題は、上記メイクアップ方法のいずれかに従って得ることができるメイクアップを備えたメイクアップサポートであって、前記メイクアップはサポートに適用されたものであり、前記サポートは、付け爪、付け睫毛、トーピー、かつら、又は皮膚又は唇上の粘着ディスク又はパッチから選ばれるメイクアップサポートである。
本発明の組成物に存在する液晶ポリマーは、
−a)少なくとも一の第1のモノマーAと
−b)少なくとも一のキラルな第2のモノマーB
とを含むモノマー混合物の重合により得ることが可能なポリマーであって、
上記第1のモノマーAは、式(I):
−A−M−A−Y
[式中、
−i)Y及びYは、同一又は異なって、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、又はイソシアナート、ヒドロキシル、ビニルエーテル(−O−CH=CH)、又はビニルエステル(−CO−O−CH=CH)基から選ばれる重合可能な基を表し、
−ii)A及びAは、同一又は異なって、式−C2n−の基(式中、nは0乃至20の範囲の整数)を表すが、ここで、式−C2n−基の一以上のメチレン基は、一以上の酸素原子により置換され得るものであり、
−iii)Mは、一般式(I'):
−R−X−R−X−R−X−R
{(式中、
、R、R及びRは、同一又は異なって、−O−、−COO−、−CONH−、−CO−、−S−、−C≡C−、−CH=CH−、−N=N−、又は−N=N(O)−から選ばれる二価の基を示すが、−R−X−R−、又は−R−X−、又は−R−X−R−X−は、単一の共有結合でもあり得、
、X、及びXは、1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、6乃至10の原子を含むアリール核を有するアリーレンまたはヘテロアリーレン基であって、任意にB及び/又はB及び/又はBにより置換されるもの(ヘテロアリーレンはO、N及びS原子から選ばれる1乃至3のヘテロ原子を含む)、又は3乃至10の炭素原子を有するシクロアルキレン基であって任意に−B及び/又は−B及び/又は−Bにより置換されるもの(−B、−B,及び−Bは、同一又は異なって、C−C20アルキル、C−C20アルコキシ、C−C20アルキルチオ、(C−C20)アルキルカルボニル、(C−C20)アルコキシカルボニル、(C−C20)アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO、ホルミル又はアセチル基、及び、アルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって1以上の酸素原子又は1以上の硫黄原子又は1以上のエステル基が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる)から選ばれる同一又は異なる基である]
の基で表され、
上記キラルな第2のポリマーBは、式(II):
−V−A'−W−Z−W−A'−V
[式中、
−i)V及びVは、同一又は異なって、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、ビニルエーテル又はビニルエステル基、イソシアナート基、C−C20アルキル、C−C20アルコキシ、C−C20アルキルチオ、C−C20アルコキシカルボニル、(C−C20)アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO、ホルミル、アセチル、及びアルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって1以上の酸素原子又は1以上の硫黄原子又は1以上のエステル基(−CO−O−)が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる基を表し、
少なくともV又はVは、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、又はイソシアナート、ヒドロキシル、ビニルエーテル(−O−CH=CH)、又はビニルエステル(−CO−O−CH=CH)基から選ばれる重合可能な基を示し、
−ii)A'及びA'は、同一又は異なって、式−C2n−の基(式中、nは0乃至20の範囲の整数)を表すが、ここで、前記式−C2n−基の1以上のメチレン基は、一以上の酸素原子により置換され得るものであり、
−iii)W及びWは、一般式:
−R'−X'−R'−X'−R'
(式中、
R'、R'、R'は、同一又は異なって、−O−、−COO−、−CONH−、−CO−、−S−、−C≡C−、−CH=CH−、−N=N−、又は−N=N(O)−から選択される二価の基を示すが、R'、R'、R'又はR'−X'は、1つの共有結合でもあり得るものであり、
X'、及びX'は、同一又は異なって、1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、6乃至10の原子を含むアリール核を有するアリーレンまたはヘテロアリーレン基であって任意にB及び/又はB及び/又はBにより置換されるもの(ヘテロアリーレンはO、N及びS原子から選ばれる1乃至3のヘテロ原子を含む)、又は3乃至10の炭素原子を有するシクロアルキレン基であって任意に−B'及び/又は−B'及び/又は−B'により置換されるもの(−B'、−B',及び−B'は、同一又は異なって、C−C20アルキル、C−C20アルコキシ、C−C20アルキルチオ、(C−C20)アルキルカルボニル、(C−C20)アルコキシカルボニル、(C−C20)アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO、ホルミル又はアセチル基、及び、アルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって一以上の酸素原子又は一以上の硫黄原子又は一以上のエステル基が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる)から選ばれる同一又は異なる基であり、
及びZは、少なくとも4、特に4乃至20、より好ましくは4乃至10の炭素原子を含むキラルの二価基を示すものであり(少なくとも一の不斉炭素を含む、特に一又は二の不斉炭素、特に二の不斉炭素を含むキラル二価基)、特に、任意に活性化された、二無水へキサイト(dianhydrohexites)、ヘキソース、ペントース、ビナフチル誘導体(ビナフチル基)、ビフェニル誘導体(ビフェニル基)、酒石酸誘導体又はグリコールから得られるキラルな二価基である。
好ましくは、液晶ポリマーは、
−a)式(I):
−A−M−A−Y
[式中、
−i)Y及びYは、同一又は異なって、アクリラート又はメタクリラート基、好ましくはアクリラート基を表し、
−ii)A及びAは、同一又は異なって、式−C2n−の基(式中、nは1乃至20、好ましくは2乃至6の範囲の整数、より好ましくは4)を表し、
−iii)Mは、一般式(I'):
−R−X−R−X−R−X−R
(式中、RとRは−O−を表し、RとRは−COO−を表し、
、X、及びXは、1,4−フェニレン基であり、RとRの各々のカルボニル基−CO−は、各々、X基とX基に結合している)]
の、少なくとも一の第1のモノマーAと、
−b)式(II):
−V−W−Z−W−V
[式中、
−i)Vは、アクリラート又はメタクリラート基、好ましくはアクリラート基を表し、Vは、C−C20アルキル基、C−C20アルコキシ、(C−C20)アルコキシカルボニル、又は−OHを表し、好ましくはC−C20アルコキシ基を表し、特にC−Cアルコキシ基を表し、特にメトキシ基を表し、
−Wは、式−X'−CO−O−の二価基を表し、
は、式−O−CO−X'−の二価基を表し、
(式中、X'は1,4−フェニレン基を表し、Zは二無水ヘキサイト基から得られる2つの結合を含むキラル基を表す)、
特に下記の式:
Figure 0004113171
の2価基を表す]
の少なくとも一のキラルな第2のモノマー
とを含むモノマーの混合物の重合により得られるものである。
上記第1のモノマーAの定義において、2以上の酸素原子が互いに結合している可能性は排除されるものとする。
モノマーの混合物は、好ましくは、モノマーAとモノマーBの全重量に対して、70乃至99重量%のモノマーAと、1乃至30重量%のモノマーBを含み、さらに好ましくは、モノマーAとモノマーBの全重量に対して、90乃至95重量%のモノマーAと、5乃至10重量%のモノマーBを含む。
モノマーAとモノマーBの混合物中に存在する重合可能な基(モノマーAの重合可能な基YとYとモノマーBの重合可能な基VとV)の濃度は、好ましくは3.2乃至15mmol/gの範囲である。
本発明の特定の実施態様によれば、液晶ポリマーは、モノマーAとモノマーBの混合物が重合可能な基を含み、その少なくとも90%が、少なくとも2の重合可能な基を有するモノマー中に3.2乃至15mmol/gの範囲の濃度で含むようなものである。
好ましくは、液晶ポリマーは、上記モノマーAとBの混合物を本質的に含むか、または本質的にそれからなる。
液晶ポリマーは、有利には、450nmを超える、特に455nm乃至5000nmの範囲、好ましくは455nm乃至1000nmの範囲、さらに好ましくは455nm乃至650nmの範囲の螺旋ピッチを示す。
モノマーAは、好ましくは、150乃至800の範囲の、より好ましくは460乃至625の範囲の重量平均分子量を有する。モノマーAは、有利には、非置換のヒドロキノンジベンゾアート誘導体である。
モノマーBは、好ましくは500乃至1000の範囲、より好ましくは500乃至700の範囲の重量平均分子量を有する。
液晶ポリマーは、有利には、625未満の重量平均分子量を有する。
上述の液晶ポリマーは、米国特許第5362315号公報及び米国特許第5807497号公報に記載されているような、当業者に知られている方法に従って、上記モノマー混合物から調製することができる。
例えば、上記モノマーAとBの混合物は、平坦な基体に適用され、配向され、モノマー混合物の重合により3次元架橋が行なわれ、基体が分離される。
モノマー混合物は、好ましくは、厚さ3乃至15μm、より好ましくは3乃至6μmで、平坦な表面に適用される。
配向は、例えば、スクレーパー又はローラーを用いた剪断により行なうことができる。
配向されたモノマー混合物の重合は、すでに周知の方法で、例えば、市販の熱開始剤の使用でフリーラジカルの方法で、市販の光開始剤と組み合わせて電子ビーム又はUV光を用いて、又は付加又は縮合反応により、行なうことができる。
キラルな構造状態のモノマーの混合物の架橋は、好ましくは、ポリリアクションにより行なわれ、重合可能な、重縮合可能な又は重付加反応可能な基のタイプに応じて、ラジカル、イオン性又は金属触媒重合の形態で、又は重縮合反応または重付加反応の形態でおこる。
ラジカル重合は、対応する開始剤により、又は市販の光開始剤を用いたUV照射により、又は電子放射などの高エネルギー放射により開始することができる。ラジカルの熱重合の利点又は電子ビームでの硬化を介した重合の利点は、光に対する保護剤、例えばUV(UVA)吸収剤又はラジカルスカベンジャー(HALSs)を重合混合物に添加して、得られる皮膜又は顔料を、UV光に対して、例えば外部への適用のために、UVA放射による光開始剤のスクリーンの効果のために、UV放射での硬化の間に起こるような重合転換に関する損失を起さずに安定化し得ることである。
LC皮膜が、ペルオキシドを用いて、又は電子放射により硬化すると、モノマーの混合物は好ましくは市販されている光に対する保護剤、例えばUV吸収剤またはラジカルスカベンジャーを、全濃度0.5乃至5重量%で含む。
光安定化剤に加えて、モノマーの混合物は、酸化阻害又は重合阻害に向けられた他の通常の添加物、又はレオロジー特性の改善に向けられた添加剤を含むことができる。さらに、吸収剤フィラー、例えば顔料又はスート、及び染料又は蛍光顔料も存在することができる。
重合の後に得られる皮膜は、その後、粒子に粉砕され、特に小板状とされる。
好ましくは、液晶ポリマーの粒子は、大きい方の径が、1μm乃至3mmの範囲、好ましくは30μm乃至500μmの範囲である。これらの粒子は、有利には、小板形状である。
粒子は、粒径の選択を伴う方法により、分離(分別)することができる。
そのようなポリマーとそれらの粒子は、欧州特許出願EP−A−1046692号公報に記載されている。
液晶ポリマーの粒子としては、CTFA名で、ポリアクリラート(Polyacrylate)−4として知られ、Wackerにより、”Helicone(登録商標) HC Sapphire”、”Helicone(登録商標) HC Scarabeus”、”Helicone(登録商標) HC Jade”、”Helicone(登録商標) HC Maple”、”Helicone(登録商標) HC XL Sapphire”、”Helicone(登録商標) HC XL Sacrabeus”、”Helicone(登録商標) HC XL Jade”、”Helicone(登録商標) HC XL Maple”の名で市販されているものを用いることができる。
液晶ポリマーの粒子は、組成物の全重量に対して、0.01乃至99重量%、有利には0.1乃至60重量%、好ましくは1乃至30重量%、より好ましくは5乃至15重量%の範囲の量で、本発明の組成物において存在することができる。
本発明の組成物、又はベース及び/又はトップ組成物は、親水性化粧品媒体又は親油性化粧品媒体を含むことができる。
本発明の組成物、又はベース組成物及び/又はトップ組成物は、水、又は水と親水性有機溶媒、例えばアルコール、特に直鎖状又は分枝状の2乃至5の炭素原子を有する低級モノアルコール、例えば、エタノール、イソプロパノール、又はn−プロパノール、又はポリオール、例えばグリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ペンチレングリコール、又はポリエチレングリコールとの混合物を含む。親水性相は、さらに、親水性Cエーテル及びC−Cアルデヒドを含む。水又は水と親水性有機溶媒との混合物は、本発明の組成物、又はベース及び/又はトップ組成物中に、組成物の全重量に対して0乃至90重量%(特に0.1乃至90重量%)の範囲の量で、好ましくは0乃至60重量%(特に0.1乃至60重量%)の範囲の量で、存在し得る。特に、組成物は親水性連続相を含むことができる。
本発明の組成物、ベース及び/又はトップ組成物は、特に、周囲温度(一般的に25℃)で液体である脂肪物質及び/又は周囲温度で固体である脂肪物質、例えばワックス、ペースト状脂肪物質、ゴム、及びそれらの混合物からなる脂肪相を含むことができる。この脂肪相は、さらに、親油性有機溶媒を含むことができる。脂肪相は、本発明の組成物、又はベース組成物及び/又はトップ組成物の連続相を形成することができる。組成物は無水とすることができる。
本発明において用いられる、周囲温度で液体である脂肪物質として、多くは油として知られているものとして、動物由来の炭化水素油、例えばパーヒドロスクアレン;植物の炭化水素油、例えば液体の、4乃至10の炭素原子を含む脂肪酸のトリグリセリド、例えば、ヘプタン酸又はオクタン酸のトリグリセリド、又はひまわり油、とうもろこし油、大豆油、グレープシード油、ごま油、アプリコット油、マカデミア油、ヒマシ油、又はアボガド油、カプリル酸/カプリン酸のトリグリセリド、ホホバ油又はカリテバター油;直鎖状又は分枝状の、鉱物又は合成由来の炭化水素、例えば、流動パラフィン及びそれらの誘導体、流動ワセリン、ポリデセン又は水素添加ポリイソブテン、例えばパーリーム;合成エステル及びエーテル、特に脂肪酸のエステル及びエーテル、例えば、パーセリン油、イソプロピルミリスタート、2−エチルヘキシルパルミタート、2−オクチルドデシルステアラート、2−オクチルドデシルエルカート又はイソステアリルイソステアラート;ヒドロキシル化エステル、例えばイソステアリルラクタート、オクチルヒドロキシステアラート、オクチルドデシルヒドロキシステアラート、ジイソステアリルマレアート、トリイソセチルシトラート又はヘプタノアート、脂肪アルコールのオクタン酸エステル又はデカン酸エステル;ポリオールエステル、例えばプロピレングリコールジオクタノアート、ネオペンチルグリコールジヘプタノアート、又はジエチレングリコールジイソノナノアート;ペンタエリトリトールエステル;12乃至26の炭素原子を有する脂肪アルコール、例えばオクチルドデカノール、2−ブチルオクタノール、2−ヘキシルデカノール、2−ウンデシルペンタデカノール又はオレイルアルコール;部分的に炭化水素化された及び/又はシリコーン含有フルオロ油;シリコーン油、例えば揮発性又は非揮発性の、直鎖状又は環状のポリメチルシロキサン(PDMS)で、周囲温度で液体又はペースト状のもの、例えばシクロメチコーン、ジメチコーン、任意にフェニル基を含むもの、例えば、フェニルトリメチコーン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルメチルジメチルトリシロキサン、ジフェニルジメチコーン、フェニルジメチコーン、又はポリメチルフェニルシロキサン;又はそれらの混合物が挙げられる。
これらの油は、組成物の全重量に対して、0.01乃至90重量%、より好ましくは0.1乃至85重量%の範囲で存在することができる。
本発明の組成物、ベース及び/又はトップ組成物は、1以上の市販の許容される(許容される耐性、許容される毒性、許容される感触)有機溶媒を含むことができる。これらの溶媒は、組成物の全重量に対して0.1乃至90重量%、好ましくは0.1乃至60重量%、より好ましくは0.1乃至30重量%の範囲の量で存在することができる。
本発明の組成物、又はベース及び/又はトップ組成物で用いられる溶媒としては、
−周囲温度で液体であるケトン、例えばメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン又はアセトン;
−周囲温度で液体であるアルコール、例えばエタノール、イソプロパノール
ジアセトンアルコール、2−ブトキシエタノール又はシクロヘキサノール;
−周囲温度で液体であるグリコール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ペンチレングリコール又はグリセリン;
−周囲温度で液体のプロピレングリコールエーテル、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート、又はジプロピレングリコールモノ(n−ブチル)エーテル;
−短鎖エステル(全部で3乃至8の炭素原子を有するもの)、例えば、エチルアセタート、メチルアセタート、プロピルアセタート、n−ブチルアセタート、又はイソペンチルアセタート;
−周囲温度で液体であるエーテル、例えばジエチルエーテル、ジメチルエーテル又はジクロロジエチルエーテル;
−周囲温度で液体であるアルカン、例えばデカン、ヘプタン、ドデカン又はシクロヘキサン;
−周囲温度で液体である環状芳香族化合物、例えばトルエン及びキシレン;
−周囲温度で液体であるアルデヒド、例えばベンズアルデヒド又はアセトアルデヒド;
−それらの混合物
を挙げることができる。
これらの有機溶媒は、特に爪のメイクアップに適しており、それで組成物はマニキュアを構成する。
本発明の組成物、又はベース及び/又はトップ組成物には、各組成物の全重量に対して、30乃至99重量%、好ましくは60乃至90重量%の範囲の量の有機溶媒が存在することができる。
本発明の組成物、ベース及び/又はトップ組成物は、さらに、有利には、周囲温度で固形又はペースト状の脂肪物質、例えば、ゴム又はワックスを含むことができる。
ワックスは炭化水素化、フルオロ化および/又はシリコーン含有させることができ、植物、鉱物、動物及び/又は合成由来とすることができる。特に、ワックスは、25℃を超えた、好ましくは45℃を超えた融点を示す。本発明の組成物に用いられるワックスとしては、蜜蝋、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、パラフィンワックス、ミクロクリスタリンワックス、セレシン又はオゾケライト;合成ワックス、例えばポリエチレン又はフィッシャートロプシュワックス、又はシリコーンワックス、例えば、16乃至45の炭素原子を有するアルキル又はアルコキシジメチコーンを挙げることができる。
ゴムは、通常高分子量のポリジメチルシロキサン(PDMS)又はセルロースゴム又は多糖類であり、ペースト状の物質は、通常、炭化水素化合物、例えばラノリン及びそらの誘導体またはPDMSsである。
固形物質の性質の量は、所望の機械的特性及び所望のテクスチャーに応じて決められる。例示としては、組成物は、組成物の全重量に対して、0.1乃至50重量%、より好ましくは1乃至30重量%のワックスを含むことができる。
本発明の組成物、又はベースおよび/またはトップ組成物は、さらに、皮膜形成ポリマーを含むことができる。本出願において、「皮膜形成ポリマー」とは、それ自身単独で、又はさらなる皮膜を形成することができる剤の存在下で、支持体、特にケラチン物質に粘着する連続的な皮膜を形成することができるポリマーを意味するものとする。
皮膜形成ポリマーは、フリーラジカルポリマー、重縮合物、又は天然由来のポリマーから選ぶことができる。皮膜形成ポリマーは、組成物の化粧品として許容される媒体中に、溶解、又は固形の粒子の形態で分散させることができる。特に、ポリマーは、水性分散液中の固形粒子の形態で、提供することができる。
「フリーラジカル皮膜形成ポリマー」なる用語は、不飽和、特にエチレン不飽和を含むモノマーで、各モノマーがホモ重合することができるモノマーの重合(重縮合と異なって)により得られるポリマーを意味するものとする。
フリーラジカルタイプの皮膜形成ポリマー、特にビニルポリマー又はコポリマーとすることができ、特にアクリルポリマーとすることができる。
ビニル皮膜形成ポリマーは、ホモ重合から、又はビニルエステルとスチレンモノマーから選ばれる少なくとも一のモノマーの共重合から得られるものとすることもできる。
ビニルエステルの例としては、ビニルアセタート、ビニルネオデカノアート、ビニルピバラート、ビニルベンゾアート及びビニルt−ブチルベンゾアートを挙げることができる。
スチレンモノマーとしては、スチレン及びα−メチルスチレンを挙げることができる。
皮膜形成重縮合物の中では、ポリウレタン、ポリステル、ポリエステルアミド、短鎖ポリエステル、ポリアミド、エポキシエステル樹脂、ホルムアルデヒドとアリールスルホンアミドとの縮合により得られる樹脂、又はアリールスルホンアミド−エポキシ樹脂を挙げることができる。
天然由来の任意に変性されたポリマーを、シェラック樹脂、サンダラックゴム、ダマール、エレミス、コパール、セルロースポリマー、例えばニトロセルロース、セルロースアセタート、セルロースアセタート/ブチラート、セルロースアセタート/プロピオナート又はエチルセルロース、及びそれらの混合物から選択することができる。
皮膜形成ポリマーとして、特に、アクリルポリマー、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレア又はセルロースポリマーを使用することができる。
皮膜形成ポリマーは、本発明の組成物中に、特にベース及び/又はトップ組成物中に、組成物の全重量に対して0.1乃至60重量%、好ましくは0.5乃至40重量%、より好ましくは1乃至30重量%の範囲(乾燥ベース)のポリマーの量で存在することができる。
組成物の皮膜形成特性を改善させるために、皮膜を形成することができる付加的な剤を組成物に存在させることができる。
皮膜を形成することができるそのような付加的な剤は、所望の役割を満たすことが当業者に知られているあらゆる化合物から選択することができ、特に可塑剤から選択することができる。
さらに、本発明の組成物が、組成物の対応の媒体中に分散された粒子形態の皮膜形成ポリマーを含むとき、皮膜を形成することができるさらなる剤は、合着剤から選択することができる。
本発明の組成物、又はベース及び/又はトップ組成物は、さらに、前記液晶ポリマーの粒子とは異なる付加的着色物質を含むことができる。着色物質は、特に、当業者に周知の、染料(水溶性又は脂溶性)又は粉末の着色物質、例えば顔料、真珠光沢剤又は光沢剤からなる群より選択することができる。付加的な着色物質は、組成物中に、特にベース及び/又はトップ組成物中に、各組成物の重量に対して0.01乃至25重量%の範囲で存在することができる。本発明の特定の実施態様によれば、ベース組成物の色はブラックでもよい。
「顔料」なる用語は、あらゆる形状の、白又は有色の、無機又は有機の粒子で、生理的媒体に不溶性で、組成物の着色を意図しているもの、という意味に理解されるべきである。
「真珠光沢剤」なる用語は、あらゆある形状の虹色の粒子、特に殻に入ったある種の軟体動物により生産されるもの又は合成されたもの、を意味すると理解されるべきである。
顔料が、組成物、特にベース及び/又はトップ組成物中に、組成物の重量に対して0乃至15重量%(特に0.01乃至15重量%)、好ましくは0.01乃至10重量%、より好ましくは0.02乃至5重量%の範囲の量で存在することができる。
顔料は、白又は有色の、又は無機及び/又は有機のものとすることができる。無機顔料の中で、二酸化チタン、任意に表面処理されたもの、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化亜鉛、酸化鉄(黒、黄、又は赤)、酸化クロム、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、クロム水和物、フェリックブルー、又は金属パウダー、例えばアルミニウムパウダー、銅パウダーを挙げることができる。
有機顔料の中で、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、コチニールカーマインベースのレーキ、又はバリウム、ストロンチウム、カルシウム又はアルミニウムベースのレーキを挙げることができる。
真珠光沢剤は、組成物中に、特にベース及び/又はトップ組成物中に、組成物の全重量に対して、0乃至25重量%(特に0.01乃至25重量%)、好ましくは0.01乃至15重量%、より好ましくは0.02乃至5重量%の範囲の割合で存在することができる。
真珠光沢顔料は、白色真珠光沢剤、例えば、酸化チタンで覆われたマイカ、ビスマスオキシクロリドで被覆されたマイカ、有色真珠光沢剤、例えば酸化鉄で覆われた酸化チタン被覆マイカ、特にフェリックブルーで又は酸化クロムで覆われた酸化チタン被覆マイカ、上記のタイプの有機顔料で覆われた酸化チタン被覆マイカ、及びビスマスオキシクロリドベースの真珠光沢顔料から選ばれることができる。
脂溶性染料は、例えば、大豆油、スーダンブラウン、DCイエロー11、DCオレンジ5、キノリンイエロー、スーダンレッドIII(CTFA名:D&Cレッド17)、ルテイン、キニザリングリーン(CTFA名:DCグリーン6)、アリズロールパープルSS(CTFA名:DCバイオレットNo.2)、カロテノイド誘導体、例えばリコペン、β−カロテン、ビキシン又はカプサンテイン、及び/又はそれらの混合物である。
本発明の組成物、特にベース及び/又はトップ組成物は、さらに、フィラーを含むことができる。「フィラー」なる用語は、組成物がいかなる温度で製造されても組成物の媒体に不溶性の、あらゆる形状の、無色又は白の、無機、有機、又は合成粒子を意味するものと理解されるべきである。これらのフィラーは、特に組成物のレオロジー又はテクスチャーを修正するために用いられる。
フィラーは、結晶の形態に関係無く(例えばシート状、球状、六角形、斜方晶など)あらゆる形状、小板状、球状、横長状の、無機又は有機のものとすることができる。タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ポリアミド(Nylon(登録商標))、粉末(Atochem社からのOrgasol(登録商標)パウダー)、ポリ(β−アラニン)パウダー、ポリエチレンパウダー、テトラフロオロエチレンポリマー(Teflon(登録商標))パウダー、ラウロイルリシン、デンプン、チッ化ホウ素、重合性中空ミクロスフェア、例えばポリ(塩化ビニリデン)/アクリロニトリルのもの、例えばExpancel(登録商標)(Nobel Industrie)、アクリル酸コポリマーのもの(Dow CorningからのPolytrap(登録商標))及びシリコーン樹脂ミクロビーズ(例えばToshibaからのTospearls(登録商標))、ポリオルガノシロキサンエラストマーの粒子、沈澱炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム及び塩基性炭酸マグネシウム、ハイドロキシアパタイト、中空シリカミクロスフェア(MaprecosからのSilica Beads(登録商標))、ガラス又はセラミックミクロカプセル、又は8乃至22の炭素原子、好ましくは12乃至18の炭素原子を有する有機カルボン酸由来の金属石鹸、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛又はミリスチン酸マグネシウムが挙げられる。
本発明の組成物、特にベース及び/又はトップ組成物は、懸濁液、分散液、溶液、ゲル又はエマルション、特に水中油型(O/W)又は油中水型(W/O)エマルション又は多重(W/O/W又はポリオール/O/W又はO/W/O)エマルションの形態で、又はクリーム、ペースト、フォーム、ビシクルの分散液、特にイオン性又は非イオン性脂質のビシクルの分散液、二相又は多相ローション、スプレー、パウダー又はペースト、特にソフトペースト(特に、円錐/平面幾何形状で10分間測定した後、200s−1の剪断速度で、25℃での動的粘度が0.1乃至40Pa・sのオーダーであるペースト)の形態で、提供されることができる。組成物は有機連続相、特に無水相を有することができる。
当業者は、一般的な知識に基づいて、一方で、用いる構成成分の性質、特にその支持体中の溶解性と、他方で組成物で意図された適用を考慮しながら、適当な製薬の剤型とその調製の方法を選択することができる。
本発明の組成物、特にベース及び/又はトップ組成物は、通常化粧品に用いられる成分、例えば、ビタミン、増粘剤、界面活性剤、微量成分、保湿剤、柔軟剤、金属イオン封鎖剤、香料、塩基性化剤又は酸性化剤、防腐剤、抗酸化剤、UVスクリーン剤及びそれらの混合物を含むこともできる。
もちろん、当業者は、付加的な化合物及び/又はその量を選択するときに、本発明の組成物の有利な特性が、意図された添加により損ねないように、あるいは実質的に損ねないように、注意を払うであろう。
本発明の組成物は、化粧品で用いられている従来の調製方法に従って得ることができる。
以下の組成物の実施例は、例示のためのもので、これにより制限を受けるものではない。
実施例1:
以下の組成を有するマニキュアを調製した。
−ニトロセルロース 10g
−可塑剤及び樹脂 15g
−増粘剤 1.5g
−LCポリマーの粒子、Wackerにより"Helicone(登録商標) HC Maple"の名で市販されているもの 3g
−イソプロピルアルコール 5g
−エチルアセタート 20g
−ブチルアセタート 100gとする量
爪に組成物を適用した後、非常に光沢のある玉虫色の外観を示すメイクアップ皮膜を得た。
実施例2:
以下の組成を有するマニキュアを調製した。
−ニトロセルロース 10g
−可塑剤及び樹脂 15g
−増粘剤 1.5g
−LCポリマーの粒子、Wackerにより"Helicone(登録商標) HC Scarabeus XL"の名で市販されているもの 10g
−イソプロピルアルコール 5g
−エチルアセタート 20g
−ブチルアセタート 100gとする量
爪に組成物を適用した後、非常に光沢のある玉虫色の外観を示す、赤色のメイクアップ皮膜を得た。
実施例3及び例4の比較
表1の組成に従って、本発明のマニキュア(実施例3)と本発明の範囲外のマニキュア(例4)を調製した(量はグラムで示される)。
Figure 0004113171
爪に組成物を適用した後、本発明の実施例3のマニキュアは、液晶ポリマーを含まない例4のマニキュアで得られたものと比較して、ずっと非常に光沢のある変化し得る外観を示すメイクアップ皮膜を得ることができた。
実施例5及び例6の比較
表2の組成に従って、本発明のマニキュア(実施例5)と本発明の範囲外のマニキュア(例6)を調製した(量はグラムで示される)。
Figure 0004113171
各マニキュアの光沢を、Leneta Form 1A-Penopacタイプの対照カード上に付着した300μmの厚さの濡れた皮膜について測定し、ついで24時間乾燥させた。
測定は、光ビーム角60°でのByk Gardnerからのミクロ−TRI−光沢タイプの光沢計を用いて行なった。
以下の結果を得た:
実施例5: 58.8
例6: 44
本発明の実施例5のマニキュアは、本発明の範囲外の例6のマニキュアで得られたものと比較して、ずっと光沢のあるメイクアップを得ることができることがわかった。
実施例7:
以下の2つの組成物AとBを調製した(量はグラムで示される)。
Figure 0004113171
組成物Aのベースコートを爪に適用し、ついで、乾燥した後、組成物Bのトップコートを爪に適用した。黒の背景に干渉効果を示す光沢のあるメイクアップを得た。
実施例8
以下の組成を有するコンパクトパウダーを調製した。
−黄酸化鉄 1g
−褐色酸化鉄 0.55g
−炭酸カルシウム水和物 2g
−ポリジメチルシロキサン(Dow CorningからのDow Corning Fluid 200-10cSt)
6.8g
−トリメチルシロキシシリカート樹脂とポリジメチルシロキサンの混合物(33/67) (Dow CorningからのDow Corning 593 Fluid) 2g
−ポリメチルセチルジメチルシロキサン (GoldschmidtからのAbil Wax 9801)
1.2g
−マイカ 30g
−LCポリマーの粒子、Wackerにより"Helicone(登録商標) HC Scarabeus XL"の名で市販されているもの 5g
−タルク 100gとする量
粉末混合物をディッシュ中にコンパクトに押し固めた。アイシャドウ又はブラッシャーとして用いることでき、光沢のあるメイクアップを与えるパウダーである、コンパクト化粧品パウダーを得た。
実施例9
以下の組成を有する口紅スティックを調製した。
−ヒマシ油 72g
−オクタコサニルステアラート 8g
−LCポリマーの粒子、Wackerにより"Helicone(登録商標) HC Maple"の名で市販されているもの 10g
唇に適用した後、非常に光沢のあるメイクアップが得られた。

Claims (4)

  1. ケラチン物質に、化粧品として許容される媒体中に少なくとも一の着色物質を含む第1の化粧品組成物の第1のコート(あるいはベースコートともいう)を行なうことと、
    ついで少なくとも前記第1のコートの部分に、化粧品として許容される媒体中に、
    −a)少なくとも一の第1のモノマーAと
    −b)少なくとも一のキラルな第2のモノマーB
    とを含むモノマー混合物の重合により得ることが可能な液晶ポリマー粒子を含む、化粧品組成物であって、
    上記第1のモノマーAは、式(I):
    −A −M −A −Y
    [式中、
    −i)Y 及びY は、同一又は異なって、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、又はイソシアナート、ヒドロキシル、ビニルエーテル(−O−CH=CH )、又はビニルエステル(−CO−O−CH=CH )基から選ばれる重合可能な基を表し、
    −ii)A 及びA は、同一又は異なって、式−C 2n −の基(式中、nは0乃至20の範囲の整数)を表すが、ここで、式−C 2n −基の一以上のメチレン基は、一以上の酸素原子により置換され得るものであり、
    −iii)M は、一般式(I'):
    −R −X −R −X −R −X −R
    {(式中、
    、R 、R 及びR は、同一又は異なって、−O−、−COO−、−CONH−、−CO−、−S−、−C≡C−、−CH=CH−、−N=N−、又は−N=N(O)−から選ばれる二価の基を示すが、−R −X −R −、又は−R −X −、又は−R −X −R −X −は、単一の共有結合でもあり得、
    、X 、及びX は、1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、6乃至10の原子を含むアリール核を有するアリーレンまたはヘテロアリーレン基であって、任意にB 及び/又はB 及び/又はB により置換されるもの(ヘテロアリーレンはO、N及びS原子から選ばれる1乃至3のヘテロ原子を含む)、又は3乃至10の炭素原子を有するシクロアルキレン基であって任意に−B 及び/又は−B 及び/又は−B により置換されるもの(−B 、−B ,及び−B は、同一又は異なって、C −C 20 アルキル、C −C 20 アルコキシ、C −C 20 アルキルチオ、(C −C 20 )アルキルカルボニル、(C −C 20 )アルコキシカルボニル、(C −C 20 )アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO 、ホルミル又はアセチル基、及び、アルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって1以上の酸素原子又は1以上の硫黄原子又は1以上のエステル基が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる)から選ばれる同一又は異なる基である]
    の基で表され、
    上記キラルな第2のモノマーBは、式(II):
    −A' −W −Z−W −A' −V
    [式中、
    −i)V 及びV は、同一又は異なって、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、ビニルエーテル又はビニルエステル基、イソシアナート基、C −C 20 アルキル、C −C 20 アルコキシ、C −C 20 アルキルチオ、C −C 20 アルコキシカルボニル、(C −C 20 )アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO 、ホルミル、アセチル、及びアルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって1以上の酸素原子又は1以上の硫黄原子又は1以上のエステル基(−CO−O−)が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる基を表し、
    少なくともV 又はV は、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、又はイソシアナート、ヒドロキシル、ビニルエーテル(−O−CH=CH )、又はビニルエステル(−CO−O−CH=CH )基から選ばれる重合可能な基を示し、
    −ii)A' 及びA' は、同一又は異なって、式−C 2n −の基(式中、nは0乃至20の範囲の整数)を表すが、ここで、前記式−C 2n −基の1以上のメチレン基は、一以上の酸素原子により置換され得るものであり、
    −iii)W 及びW は、一般式:
    −R' −X' −R' −X' −R'
    (式中、
    R' 、R' 、R' は、同一又は異なって、−O−、−COO−、−CONH−、−CO−、−S−、−C≡C−、−CH=CH−、−N=N−、又は−N=N(O)−から選択される二価の基を示すが、R' 、R' 、R' 又はR' −X' は、1つの共有結合でもあり得るものであり、
    X' 、及びX' は、同一又は異なって、1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、6乃至10の原子を含むアリール核を有するアリーレンまたはヘテロアリーレン基であって、任意にB' 及び/又はB' 及び/又はB' により置換されるもの(ヘテロアリーレンはO、N及びS原子から選ばれる1乃至3のヘテロ原子を含む)、又は3乃至10の炭素原子を有するシクロアルキレン基であって任意に−B' 及び/又は−B' 及び/又は−B' により置換されるもの(−B' 、−B' ,及び−B' は、同一又は異なって、C −C 20 アルキル、C −C 20 アルコキシ、C −C 20 アルキルチオ、(C −C 20 )アルキルカルボニル、(C −C 20 )アルコキシカルボニル、(C −C 20 )アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO 、ホルミル又はアセチル基、及び、アルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって1以上の酸素原子又は1以上の硫黄原子又は1以上のエステル基が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる)から選ばれる同一又は異なる基であり、
    Zは、少なくとも4の炭素原子を含むキラルの二価基を示すものである]
    で表されるものである第2の化粧品組成物の第2のコートを行なうこと
    とを備えた、ケラチン物質のメイクアップのための美容方法であって、
    第1の化粧品組成物は第2の化粧品組成物に存在するような液晶ポリマーの粒子を含まないものである、美容方法。
  2. 第1の化粧品組成物が、顔料、真珠光沢剤、又は水溶性又は脂溶性染料から選ばれる着色物質を含むことを特徴とする請求項記載の方法。
  3. 化粧品として許容される媒体中に第1の着色物質を含む、第1の化粧品組成物、及び
    化粧品として許容される媒体中に、
    −a)少なくとも一の第1のモノマーAと
    −b)少なくとも一のキラルな第2のモノマーB
    とを含むモノマー混合物の重合により得ることが可能な液晶ポリマー粒子を含む、化粧品組成物であって、
    上記第1のモノマーAは、式(I):
    −A −M −A −Y
    [式中、
    −i)Y 及びY は、同一又は異なって、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、又はイソシアナート、ヒドロキシル、ビニルエーテル(−O−CH=CH )、又はビニルエステル(−CO−O−CH=CH )基から選ばれる重合可能な基を表し、
    −ii)A 及びA は、同一又は異なって、式−C 2n −の基(式中、nは0乃至20の範囲の整数)を表すが、ここで、式−C 2n −基の一以上のメチレン基は、一以上の酸素原子により置換され得るものであり、
    −iii)M は、一般式(I'):
    −R −X −R −X −R −X −R
    {(式中、
    、R 、R 及びR は、同一又は異なって、−O−、−COO−、−CONH−、−CO−、−S−、−C≡C−、−CH=CH−、−N=N−、又は−N=N(O)−から選ばれる二価の基を示すが、−R −X −R −、又は−R −X −、又は−R −X −R −X −は、単一の共有結合でもあり得、
    、X 、及びX は、1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、6乃至10の原子を含むアリール核を有するアリーレンまたはヘテロアリーレン基であって、任意にB 及び/又はB 及び/又はB により置換されるもの(ヘテロアリーレンはO、N及びS原子から選ばれる1乃至3のヘテロ原子を含む)、又は3乃至10の炭素原子を有するシクロアルキレン基であって任意に−B 及び/又は−B 及び/又は−B により置換されるもの(−B 、−B ,及び−B は、同一又は異なって、C −C 20 アルキル、C −C 20 アルコキシ、C −C 20 アルキルチオ、(C −C 20 )アルキルカルボニル、(C −C 20 )アルコキシカルボニル、(C −C 20 )アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO 、ホルミル又はアセチル基、及び、アルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって1以上の酸素原子又は1以上の硫黄原子又は1以上のエステル基が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる)から選ばれる同一又は異なる基である]
    の基で表され、
    上記キラルな第2のモノマーBは、式(II):
    −A' −W −Z−W −A' −V
    [式中、
    −i)V 及びV は、同一又は異なって、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、ビニルエーテル又はビニルエステル基、イソシアナート基、C −C 20 アルキル、C −C 20 アルコキシ、C −C 20 アルキルチオ、C −C 20 アルコキシカルボニル、(C −C 20 )アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO 、ホルミル、アセチル、及びアルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって1以上の酸素原子又は1以上の硫黄原子又は1以上のエステル基(−CO−O−)が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる基を表し、
    少なくともV 又はV は、アクリラート又はメタクリラート基、エポキシ基、又はイソシアナート、ヒドロキシル、ビニルエーテル(−O−CH=CH )、又はビニルエステル(−CO−O−CH=CH )基から選ばれる重合可能な基を示し、
    −ii)A' 及びA' は、同一又は異なって、式−C 2n −の基(式中、nは0乃至20の範囲の整数)を表すが、ここで、前記式−C 2n −基の1以上のメチレン基は、一以上の酸素原子により置換され得るものであり、
    −iii)W 及びW は、一般式:
    −R' −X' −R' −X' −R'
    (式中、
    R' 、R' 、R' は、同一又は異なって、−O−、−COO−、−CONH−、−CO−、−S−、−C≡C−、−CH=CH−、−N=N−、又は−N=N(O)−から選択される二価の基を示すが、R' 、R' 、R' 又はR' −X' は、1つの共有結合でもあり得るものであり、
    X' 、及びX' は、同一又は異なって、1,4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、6乃至10の原子を含むアリール核を有するアリーレンまたはヘテロアリーレン基であって、任意にB' 及び/又はB' 及び/又はB' により置換されるもの(ヘテロアリーレンはO、N及びS原子から選ばれる1乃至3のヘテロ原子を含む)、又は3乃至10の炭素原子を有するシクロアルキレン基であって任意に−B' 及び/又は−B' 及び/又は−B' により置換されるもの(−B' 、−B' ,及び−B' は、同一又は異なって、C −C 20 アルキル、C −C 20 アルコキシ、C −C 20 アルキルチオ、(C −C 20 )アルキルカルボニル、(C −C 20 )アルコキシカルボニル、(C −C 20 )アルキルチオカルボニル、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−CN、−NO 、ホルミル又はアセチル基、及び、アルキル、アルコキシ又はアルキルチオ基であって1以上の酸素原子又は1以上の硫黄原子又は1以上のエステル基が間に入った1乃至20の炭素原子を有するものから選ばれる)から選ばれる同一又は異なる基であり、
    Zは、少なくとも4の炭素原子を含むキラルの二価基を示すものである]
    で表されるものである第2の化粧品組成物を備えたメイクアップキットであって、
    第1の組成物は第2の組成物に存在するような液晶ポリマーの粒子を含まないものであり、第1の化粧品組成物と第2の化粧品組成物は、別個の容器に包装されているメイクアップキット。
  4. 第1の化粧品組成物が、顔料、真珠光沢剤、又は水溶性又は脂溶性染料から選ばれる着色物質を含むことを特徴とする請求項記載のメイクアップキット。
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