JP4112429B2 - 無線基地局装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信等の無線通信システムを構成する装置の一つである無線基地局装置に関するものであり、特に、高速なパケットデータ伝送を実現するHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)を採用する無線基地局装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の無線基地局(以下、基地局とよぶ)および当該基地局を含む従来の無線通信システムの処理について説明する。W−CDMA(wideband - Code Division Multiple Access)の下りデータ伝送の高速化を目的としたHSDPAの標準化作業が3GPP(3rd Generation Partnership Project)において行なわれている。
【0003】
HSDPAは、共通データチャネル:HS−DSCH(High Speed Downlink Shared Channel)用に割り当てられた複数の拡散符号を、複数の移動局:UE(User equipment)に対して、2msecの無線フレーム毎に動的に割り当ててデータを伝送する方法である。また、高速データ伝送を実現するために、変調方式や符号化率を適応的に変化させるAMC(Adaptive Modulation and Coding)技術や、ARQ(Automatic Repeat reQuest)技術と誤り訂正技術を組み合わせたHARQ(Hybrid ARQ)技術を利用する。
【0004】
また、HSDPAにおいて、各移動局に対してデータ伝送用に割り当てる拡散符号を通知するためには、あるいはAMC技術やHARQ技術を動作させるためには、送信側である基地局は、受信側である移動局に対して、ユーザデータとともに制御情報を伝達する必要がある。この制御情報を伝達するチャネルとして、共通制御チャネル:HS−SCCH(Shared Control Channel for HS-DSCH)が導入された。
【0005】
ここで、従来の通信システムにおける共通制御チャネルの運用方法について説明する(非特許文献1参照)。たとえば、一つの移動局に着目した場合、その移動局は、先行する共通制御チャネルを通じて、どの拡散符号を利用して共通データチャネルを受信すればよいか、が指示される。
【0006】
基地局は、複数本の共通制御チャネルを設けることが可能であり、それらはデータ伝送用とは異なる拡散符号で区別される。そして、これら複数の共通制御チャネルを複数の移動局で共有する。また、移動局には、最大4本の共通制御チャネルが割り当てられる。移動局は、それらのすべてを受信し、その中で自局宛ての制御情報が乗っている1つの共通制御チャネルから制御情報を受信する。ただし、連続した次のフレームでは同一共通制御チャネルのみを受信すればよく、すべてのチャネルを受信する必要はない。
【0007】
【非特許文献1】
3GPP TS25.308 v5.2.0
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の基地局および無線通信システムにおいては、以下に示す問題点があった。
【0009】
たとえば、新たに収容する移動局に混雑度の高い共通制御チャネルを割り当てた場合、その共通制御チャネルにおいて他移動局宛の制御情報の送信要求と競合する可能性が高くなり、制御情報を送信できない状態が発生する、という問題があった。
【0010】
図15は、上記問題点を具体的に説明するための図である。たとえば、移動局(1)には共通制御チャネル(1)および(2)が割り当てられ、移動局(2)にも同じく共通制御チャネル(1)および(2)が割り当てられており、各共通制御チャネルの使用率が図のように偏っていることを前提とする。この状態で、さらに基地局が移動局(3)を新たに収容し、共通制御チャネルとして使用率の高いチャネル(1)および(2)を割り当ててしまうと、たとえば、ある無線フレームのタイミングにおいて移動局(1)および(2)宛の制御情報を送信するために共通制御チャネル(1)および(2)が既に選択されている場合、移動局(3)宛の制御情報を送信するための共通制御チャネルが選択できなくなる。
【0011】
また、移動局は、複数の共通制御チャネルを同時に受信する能力を持つが、たとえば、同時に受信する共通制御チャネルの本数が多くなると、それに伴って受信回路における消費電力が増大する、という問題があった。一方で、同時に受信する共通制御チャネルの本数が少なくなると、各移動局宛の制御情報の送信要求が競合する可能性が高くなり、制御情報を送信できない状態が発生する、という問題があった。
【0012】
また、移動局が、収容されている基地局から離脱すると、共通制御チャネル間での混雑度に偏りが発生し、共通制御チャネル間の負荷の公平性が保てなくなる、という問題があった。
【0013】
また、特定の基地局における移動局の離脱に伴って、全共通制御チャネルの平均混雑度が低くなった場合であっても、各移動局に割り当てられている共通制御チャネルの本数が多い状態であれば、移動局の消費電力を低減することができない、という問題があった。また、特定の基地局における移動局の追加に伴って、全共通制御チャネルの平均混雑度が高くなった場合であっても、各移動局に割り当てられている共通制御チャネルの本数が少ない状態であれば、各移動局宛の制御情報の送信要求が競合する可能性が高くなり、制御情報を送信できない状態が発生する、という問題があった。
【0014】
また、ある移動局に割り当てた複数の共通制御チャネルから実際に制御情報を送信する共通制御チャネルを選択する、基地局の処理において、たとえば、混雑度の高い共通制御チャネルを選択した場合は、同一共通制御チャネルを割り当てられている他移動局宛の制御情報の送信要求と競合する確率が高くなり、結果的に他移動局宛ての制御情報を送信できない状態が発生する、という問題があった。
【0015】
図16は、上記問題点を具体的に説明するための図である。ここでは、各共通制御チャネルの使用率が図のように偏っていることを前提とする。移動局(3)が割り当てられている共通制御チャネル(2)および(3)から使用率の高い共通制御チャネル(2)を選択すると、同一共通制御チャネルを割り当てられている移動局(1)あるいは(2)宛の制御情報の送信要求と競合する確率が高くなり、結果的に移動局(1)あるいは(2)宛の制御情報を送信できない状態が発生する。
【0016】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、共通制御チャネル間の負荷の公平性を保持しつつ、移動局の消費電力の低減、および移動局間の制御情報の送信要求が競合する確率の低減、を実現する無線基地局を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる無線基地局装置にあっては、複数の移動局装置を収容し、前記各移動局装置に対して所定の本数の通信チャネルを割り当てる無線基地局装置であって、新たに収容する移動局装置に対して通信チャネルを割り当てる場合、各通信チャネルの混雑度に基づいて選択した前記所定の本数分の通信チャネルを割り当てる通信チャネル割り当て手段(後述する実施の形態の拡散符号割り当て部14に相当)、を備えることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、たとえば、使用率の低い共通制御チャネルを優先的に移動局に割り当てることにより、共通制御チャネル間の負荷を均等にする。また、同一共通制御チャネルが割り当てられている各移動局宛の制御情報の送信要求が競合する可能性が低くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる無線基地局装置(以下、基地局とよぶ)の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0020】
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる基地局の基本構成を示す図であり、この基地局は、無線回線制御部1と、データバッファ部2と、変調/拡散処理部3と、上位レイヤ処理部4から構成される。
【0021】
上位レイヤ処理部4は、新規移動局の追加登録および登録済み移動局の削除を無線回線制御部1に対して指示し、無線回線制御部1から共通制御チャネル割り当て情報を受信する。また、データバッファ部2は、基地局に入力される各移動局宛の送信待ちデータを蓄積し、バッファの状態を無線回線制御部1に通知する。そして、無線回線制御部1からの読み出し指示によりユーザデータをバッファから読み出す。また、無線回線制御部1は、データバッファ部2から通知されるバッファの状態に基づいて、無線フレーム毎に共通データチャネル用拡散符号と共通制御チャネル用拡散符号を移動局毎に割り当て、データバッファ部2にユーザデータの読み出し指示を通知する。そして、読み出したユーザデータと内部で生成した制御情報とを変調/拡散処理部3に通知する。このとき、ユーザデータおよび制御情報に対応する拡散符号情報を同時に通知する。また、変調/拡散処理部3は、受け取ったユーザデータおよび制御情報を変調し、その結果を指示された拡散符号で拡散する。
【0022】
また、図2は、上記無線回線制御部1の実施の形態1の構成を示す図であり、スケジューリング部11と、共通制御チャネル用拡散符号選択部12と、拡散符号テーブル13と、拡散符号割り当て部14と、共通制御チャネル用拡散符号テーブル15と、使用率記憶テーブル16と、を備える。なお、上記拡散符号テーブル13には、移動局毎に割り当てられている選択可能な共通制御チャネル用の拡散符号を記憶する。HSDPAにおいては、1つの移動局あたり最大4つの共通制御チャネル用拡散符号を割り当てることができる。また、共通制御チャネル用拡散符号テーブル15には、基地局にて使用可能な共通制御チャネル用拡散符号を記憶する。また、使用率記憶テーブル16には、混雑度の1つのパラメータを表す各共通制御チャネルの使用率を記憶する。一例として、使用率は「過去Nフレームにおける使用フレーム数/N」とする。図3は、上記使用率記憶テーブルの一構成例を示す図である。
【0023】
ここで、本実施の形態の基地局の動作を、図面を用いて詳細に説明する。まず、スケジューリング部11では、データバッファ部2から通知されるバッファの状態に基づいて、各移動局に割り当てる共通データチャネル用拡散符号の種類および数を決定する。また、データバッファ部2への読み出し指示通知処理,移動局向けの制御情報の生成処理、および変調/拡散処理部3を制御するための共通データチャネル用拡散符号情報の生成処理を行う。また、後述する共通制御チャネル用拡散符号選択部12に対して、共通制御チャネル用拡散符号の選択を要求する。
【0024】
共通制御チャネル用拡散符号選択部12では、各移動局に割り当てる共通制御チャネル用拡散符号を拡散符号テーブル13から選択し、変調/拡散処理部3を制御するための共通制御チャネル用拡散符号情報を生成する。また、各共通制御チャネルの過去Nフレームにおける使用率を使用率記憶テーブル16に記憶する。なお、平均使用率を計算するためのフレーム数Nの値は、固定値でもよいし、前回行った移動局の追加登録あるいは削除が完了した時点から現在までのフレーム数としてもよい。
【0025】
拡散符号割り当て部14では、移動局の追加要求に応じてその移動局に割り当てる共通制御チャネル用拡散符号を決定し、その結果を拡散符号テーブル13に設定する。さらに、その決定結果を移動局に通知するために共通制御チャネル割り当て情報を生成し、その情報を上位レイヤ処理部4に通知する。なお、上記割り当て処理では、使用率記憶テーブル16に記憶された各共通制御チャネルの使用率に基づいて、使用可能な共通制御チャネル用拡散符号の中から少なくとも1つの拡散符号を選択する。
【0026】
つづいて、本実施の形態の特徴となる拡散符号割り当て部14の動作をフローチャートに従って説明する。図4は、拡散符号割り当て部14の処理を示すフローチャートである。
【0027】
まず、拡散符号割り当て部14では、新たな移動局に共通制御チャネルを割り当てる場合、使用率記憶テーブル16を参照し、記憶されている共通制御チャネルの中から最も使用率が低い共通制御チャネルを選択する(ステップS1)。そして、選択した共通制御チャネルに対応する共通制御チャネル用拡散符号を拡散符号テーブル13に設定する(ステップS2)。
【0028】
その後、拡散符号割り当て部14では、上記ステップS1とS2の処理を、予め指定された割り当て本数分にわたって繰り返し実行する(ステップS3)。最後に、拡散符号割り当て部14では、移動局と割り当てられた共通制御チャネルとを関連付けた共通制御チャネル割り当て情報を生成し、その情報を上位レイヤ処理部4に通知する(ステップS4)。
【0029】
たとえば、図3に示す使用率記憶テーブル16を想定し、新たに追加する移動局に4本の共通制御チャネルを割り当てる場合、基地局では、共通制御チャネル(6),(2),(4)および(5)を割り当てることになる。
【0030】
以上のように、本実施の形態においては、使用率の低い共通制御チャネルを優先的に移動局に割り当てることとした。これにより、共通制御チャネル間の負荷を均等にすることができる。また、同一共通制御チャネルが割り当てられている各移動局宛の制御情報の送信要求が競合する可能性が低くなるので、従来技術と比較して制御情報を送信できる可能性が高くなる。
【0031】
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、共通制御チャネルの選択指標として「使用率」を利用したが、実施の形態2では、共通制御チャネルの選択指標として「登録移動局数」を利用する。なお、先に説明した実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態では、使用率記憶テーブル16に代えて登録移動局数記憶テーブル17を用いる。
【0032】
図5は、登録移動局数記憶テーブルの一構成例を示す図である。本実施の形態では、共通制御チャネル用拡散符号選択部12が、登録移動局数記憶テーブル17に混雑度の1つのパラメータを表す各共通制御チャネルの登録移動局数を記憶する。ここでは、一例として、共通制御チャネル(1)〜(6)にそれぞれ8,1,4,3,7,5の移動局が割り当てられている場合を想定する。
【0033】
ここで、本実施の形態の特徴となる拡散符号割り当て部14の動作を説明する。本実施の形態では、先に説明した実施の形態1と異なる動作についてのみ説明する。
【0034】
まず、拡散符号割り当て部14では、新たな移動局に共通制御チャネルを割り当てる場合、登録移動局数記憶テーブル17を参照し、記憶されている共通制御チャネルの中から最も登録移動局数の少ない共通制御チャネルを選択する。そして、選択した共通制御チャネルに対応する共通制御チャネル用拡散符号を拡散符号テーブル13に設定する。
【0035】
その後、拡散符号割り当て部14では、上記選択/設定処理を、予め指定された割り当て本数分にわたって繰り返し実行する。最後に、拡散符号割り当て部14では、移動局と割り当てられた共通制御チャネルとを関連付けた共通制御チャネル割り当て情報を生成し、その情報を上位レイヤ処理部4に通知する。
【0036】
たとえば、図5に示す登録移動局数記憶テーブル17を想定し、新たに追加する移動局に4本の共通制御チャネルを割り当てる場合、基地局では、共通制御チャネル(2),(4),(3)および(6)を割り当てることになる。
【0037】
以上のように、本実施の形態においては、登録移動局数の少ない共通制御チャネルを優先的に移動局に割り当てることとした。これにより、共通制御チャネル間の負荷を均等にすることができる。また、同一制御チャネルが割り当てられている各移動局宛の制御情報の送信要求が競合する可能性が低くなるので、従来技術と比較して制御情報を送信できる可能性が高くなる。
【0038】
実施の形態3.
先に説明した実施の形態では、共通制御チャネルの選択指標として「使用率」または「登録移動局数」を利用したが、実施の形態3では、共通制御チャネルの選択指標として「選択不可率」を利用する。なお、先に説明した実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態では、使用率記憶テーブル16に代えて選択不可率記憶テーブル18を用いる。
【0039】
図6は、選択不可率記憶テーブルの一構成例を示す図である。本実施の形態では、共通制御チャネル用拡散符号選択部12が、選択不可率記憶テーブル18に混雑度の1つのパラメータを表す各共通制御チャネルの選択不可率を記憶する。ここでは、一例として、共通制御チャネル(1)〜(6)の選択不可率が0.5,0.2,0.7,0.3,0.3,0.1の場合を想定する。なお、選択不可とは、共通制御チャネル用拡散符号選択部12が拡散符号テーブル13から共通制御チャネル用拡散符号を選択しようとしたが、同一無線フレームにおいてすでに他移動局がその拡散符号を選択済みで、選択できない状態のことをいう。また、選択不可率は、「過去Nフレームにおける選択不可回数/N」とする。
【0040】
ここで、本実施の形態の特徴となる拡散符号割り当て部14の動作を説明する。本実施の形態では、先に説明した実施の形態1または2と異なる動作についてのみ説明する。
【0041】
まず、拡散符号割り当て部14では、新たな移動局に共通制御チャネルを割り当てる場合、選択不可率記憶テーブル18を参照し、記憶されている共通制御チャネルの中から最も選択不可率の低い共通制御チャネルを選択する。そして、選択した共通制御チャネルに対応する共通制御チャネル用拡散符号を拡散符号テーブル13に設定する。
【0042】
その後、拡散符号割り当て部14では、上記選択/設定処理を、予め指定された割り当て本数分にわたって繰り返し実行する。最後に、拡散符号割り当て部14では、移動局と割り当てられた共通制御チャネルとを関連付けた共通制御チャネル割り当て情報を生成し、その情報を上位レイヤ処理部4に通知する。
【0043】
たとえば、図6に示す選択不可率記憶テーブル18を想定し、新たに追加する移動局に4本の共通制御チャネルを割り当てる場合、基地局では、共通制御チャネル(6),(2),(4)および(5)を割り当てることになる。
【0044】
以上のように、本実施の形態においては、選択不可率の低い共通制御チャネルを優先的に移動局に割り当てることとした。これにより、共通制御チャネル間の負荷を均等にすることができる。また、同一制御チャネルが割り当てられている各移動局宛の制御情報の送信要求が競合する可能性が低くなるので、従来技術と比較して制御情報を送信できる可能性が高くなる。
【0045】
実施の形態4.
以上の実施の形態1〜3では、各基地局に割り当てる共通制御チャネルの本数を固定値としていたが、実施の形態4では、全共通制御チャネルの平均使用率を利用して各移動局に割り当てる共通制御チャネルの本数を決定する。
【0046】
図7は、無線回線制御部1の実施の形態4の構成を示す図であり、先に説明した実施の形態1の構成に加えて、さらに割り当て本数導出テーブル21を備える。なお、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0047】
図8は、割り当て本数導出テーブルの一構成例を示す図である。本実施の形態の割り当て本数導出テーブル21は、共通制御チャネルとして割り当てる本数を平均使用率から導出するためのテーブルであり、平均使用率と平均使用率範囲毎の本数とが関連付けて記憶されている。
【0048】
ここで、本実施の形態の特徴となる拡散符号割り当て部14の動作を説明する。図9は、拡散符号割り当て部14の処理を示すフローチャートである。本実施の形態では、先に説明した実施の形態1〜3と異なる動作についてのみ説明する。
【0049】
拡散符号割り当て部14では、新たな移動局に共通制御チャネルを割り当てる場合、使用率記憶テーブル16を用いて共通制御チャネルの平均使用率を求め、この平均使用率に基づいて割り当て本数導出テーブル21から割り当てるべき共通制御チャネルの本数を導出する(ステップS11)。たとえば、平均使用率が0.5の場合、割り当てるべき本数は2本となる。なお、割り当てるべき共通制御チャネルの本数については、移動局の重要度などにより重み付けを行うこととしてもよい。
【0050】
その後、拡散符号割り当て部14では、先に説明した所定の選択/設定処理(ステップS1、S2に相当)を、上記ステップS11で求めた割り当て本数分にわたって繰り返し実行する(ステップS12)。
【0051】
以上のように、本実施の形態においては、全共通制御チャネルの平均使用率に基づいて、割り当てる共通制御チャネルの本数を導出することとした。これにより、先に説明した実施の形態1〜3の効果に加えて、さらに、必要かつ十分な本数の共通制御チャネルを移動局に割り当てることができる。また、必要かつ十分な本数の共通制御チャネルを割り当てられるので、不必要な共通制御チャネルに対する受信動作を削除でき、それに伴って、移動局の消費電力を大幅に抑制できる。また、同様の理由から、同一制御チャネルが割り当てられている各移動局が競合する可能性を、さらに低減できる。
【0052】
実施の形態5.
以上の実施の形態4では、共通制御チャネルの割り当て本数の決定指標として「平均使用率」を利用したが、実施の形態5では、共通制御チャネルの割り当て本数の決定指標として「全登録移動局数」を利用する。なお、先に説明した実施の形態4と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態では、使用率記憶テーブル16に代えて登録移動局数記憶テーブル17を用いる。
【0053】
図10は、割り当て本数導出テーブルの一構成例を示す図である。本実施の形態の割り当て本数導出テーブル21は、共通制御チャネルとして割り当てる本数を全登録移動局数から導出するためのテーブルであり、全登録移動局数と全登録移動局数範囲毎の本数とが関連付けて記憶されている。
【0054】
ここで、本実施の形態の特徴となる拡散符号割り当て部14の動作を説明する。本実施の形態では、先に説明した実施の形態4と異なる動作についてのみ説明する。
【0055】
拡散符号割り当て部14では、新たな移動局に共通制御チャネルを割り当てる場合、登録移動局数記憶テーブル17を用いて全登録移動局数を求め、この全登録移動局数に基づいて割り当て本数導出テーブル21から割り当てるべき共通制御チャネルの本数を導出する。たとえば、全登録移動局数が35の場合、割り当てるべき本数は3本となる。
【0056】
以上のように、本実施の形態においては、全登録移動局数に基づいて、割り当てる共通制御チャネルの本数を導出することとした。これにより、先に説明した実施の形態1〜3の効果に加えて、さらに、必要かつ十分な本数の共通制御チャネルを移動局に割り当てることができる。また、必要かつ十分な本数の共通制御チャネルを割り当てられるので、不必要な共通制御チャネルに対する受信動作を削除でき、それに伴って、移動局の消費電力を大幅に抑制できる。また、同様の理由から、同一制御チャネルが割り当てられている各移動局が競合する可能性を、さらに低減できる。
【0057】
実施の形態6.
先に説明した実施の形態では、共通制御チャネルの割り当て本数の決定指標として「平均使用率」および「全登録移動局数」を利用したが、実施の形態6では、共通制御チャネルの割り当て本数の決定指標として「平均選択不可率」を利用する。なお、先に説明した実施の形態4と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態では、使用率記憶テーブル16に代えて選択不可率記憶テーブル18を用いる。
【0058】
図11は、割り当て本数導出テーブルの一構成例を示す図である。本実施の形態の割り当て本数導出テーブル21は、共通制御チャネルとして割り当てる本数を平均選択不可率から導出するためのテーブルであり、平均選択不可率と平均選択不可率範囲毎の本数とが関連付けて記憶されている。
【0059】
ここで、本実施の形態の特徴となる拡散符号割り当て部14の動作を説明する。本実施の形態では、先に説明した実施の形態4または5と異なる動作についてのみ説明する。
【0060】
拡散符号割り当て部14では、新たな移動局に共通制御チャネルを割り当てる場合、選択不可率記憶テーブル18を用いて平均選択不可率を求め、この平均選択不可率に基づいて割り当て本数導出テーブル21から割り当てるべき共通制御チャネルの本数を導出する。たとえば、平均選択不可率が0.9の場合、割り当てるべき本数は4本となる。
【0061】
以上のように、本実施の形態においては、共通制御チャネルの平均選択不可率に基づいて、割り当てる共通制御チャネルの本数を導出することとした。これにより、先に説明した実施の形態1〜3の効果に加えて、さらに、必要かつ十分な本数の共通制御チャネルを移動局に割り当てることができる。また、必要かつ十分な本数の共通制御チャネルを割り当てられるので、不必要な共通制御チャネルに対する受信動作を削除でき、それに伴って、移動局の消費電力を大幅に抑制できる。また、同様の理由から、同一制御チャネルが割り当てられている各移動局が競合する可能性を、さらに低減できる。
【0062】
実施の形態7.
以上の実施形態1〜6では、基地局による移動局収容時の動作について説明したが、実施の形態7では、移動局の離脱に伴って共通制御チャネル間の使用率に偏りが生じた場合の各移動局への共通制御チャネルの再割り当てについて説明する。なお、基地局および無線回線制御部の構成については、先に説明した実施の形態1〜6の図1、図2と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0063】
ここで、本実施の形態の特徴となる拡散符号割り当て部14の動作を説明する。図12は、拡散符号割り当て部14の再割り当て処理を示すフローチャートである。なお、上記再割り当て処理の起動は、任意のタイミングで実行される。また、本実施の形態では、先に説明した実施の形態1と異なる動作についてのみ説明する。
【0064】
拡散符号割り当て部14では、使用率記憶テーブル16を参照し(ステップS21、ステップS22,No)、共通制御チャネル間で使用率の偏りを検出した場合(ステップS22,Yes)、その偏りをなくすように、すべての移動局に対して(ステップS23、S24)実施の形態1と同様の処理を実行する(ステップS1〜S4)。すなわち、すべての移動局に対して共通制御チャネルの再割り当て処理を行う。
【0065】
なお、本実施の形態においては、共通制御チャネルの再割り当ての指標として「使用率」を利用することとしたが、これに限らず、たとえば、「登録移動局数」または「選択不可率」を利用した場合であっても同様の効果を得ることができる。具体的にいうと、この場合は、使用率記憶テーブル16の代えて、先に説明した登録移動局数記憶テーブル17または選択不可率記憶テーブル18を用い、上記ステップS1〜S4の処理の代わりに先に説明した実施の形態2または3と同様の処理を実行する。
【0066】
以上のように、本実施の形態においては、移動局の離脱に伴って共通制御チャネル間で使用率に偏りが発生した場合であっても、その偏りをなくすように各移動局に対して共通制御チャネルの再割り当て処理を実施することとした。これにより、実施の形態1〜3の効果に加えて、さらに、移動局の離脱があっても、共通制御チャネル間の負荷を均等にすることができる。
【0067】
実施の形態8.
以上の実施の形態7では、各基地局に再度割り当てる共通制御チャネルの本数を固定値としていたが、実施の形態8では、全共通制御チャネルの平均使用率を利用して各移動局に割り当てる共通制御チャネルの本数を決定する。なお、基地局および無線回線制御部の構成については、先に説明した実施の形態1〜6の図1、図7と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0068】
ここで、本実施の形態の特徴となる拡散符号割り当て部14の動作を説明する。図13は、拡散符号割り当て部14の再割り当て処理を示すフローチャートである。なお、上記再割り当て処理の起動は、任意のタイミングで実行される。また、本実施の形態では、先に説明した実施の形態4と異なる動作についてのみ説明する。
【0069】
拡散符号割り当て部14では、使用率記憶テーブル16を参照し(ステップS21、ステップS22,No)、共通制御チャネル間で使用率の偏りを検出した場合(ステップS22,Yes)、使用率記憶テーブル16を用いて共通制御チャネルの平均使用率を求め、この平均使用率に基づいて割り当て本数導出テーブル21から割り当てるべき共通制御チャネルの本数を導出する(ステップS11)。その後、拡散符号割り当て部14では、上記偏りをなくすように、すべての移動局に対して(ステップS23、S24)実施の形態4と同様の処理を実行する(ステップS1、S2、S12、S4)。すなわち、すべての移動局に対して、前記導出した本数分の共通制御チャネルの再割り当て処理を行う。
【0070】
なお、本実施の形態においては、共通制御チャネルの割り当て本数の決定指標として「平均使用率」を利用することとしたが、これに限らず、たとえば、「全登録移動局数」または「平均選択不可率」を利用した場合であっても同様の効果を得ることができる。具体的にいうと、この場合は、使用率記憶テーブル16の代えて、先に説明した登録移動局数記憶テーブル17または選択不可率記憶テーブル18を用い、上記ステップS1、S2、S12、S4の処理の代わりに先に説明した実施の形態5または6と同様の処理を実行する。
【0071】
以上のように、本実施の形態においては、移動局の離脱に伴って共通制御チャネル間で使用率に偏りが発生した場合であっても、その偏りをなくすように各移動局に対して、所定の導出処理により求めた本数分の共通制御チャネルの再割り当て処理を実施することとした。これにより、実施の形態4〜6の効果に加えて、さらに、移動局の離脱があっても、共通制御チャネル間の負荷を均等にすることができる。
【0072】
実施の形態9.
以上の実施の形態1〜8では、各移動局への共通制御チャネルの割り当て方法について説明したが、実施の形態9では、すでに各移動局に対して受信すべき所定の本数の共通制御チャネルが割り当てられている場合に、基地局がその中から実際に制御情報を伝送する共通制御チャネルを選択する方法について説明する。なお、基地局および無線回線制御部の構成については、先に説明した実施の形態1〜8の図1、図2または図7と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0073】
ここで、本実施の形態の特徴となる共通制御チャネル用拡散符号選択部12(特許請求の範囲の通信チャネル選択手段に相当)の動作を説明する。図14は、共通制御チャネル用拡散符号選択部12の処理を示すフローチャートである。
【0074】
共通制御チャネル用拡散符号選択部12では、拡散符号テーブル13を参照し、対象移動局で選択可能な共通制御チャネルの中から、現段階で他移動局に選択されていない共通制御チャネルを取得する(ステップS31)。そして、選択可能な共通制御チャネルが1つであれば(ステップS32,No)、実際に制御情報を伝送するための共通制御チャネルを当該選択チャネルに決定する。一方で、選択可能な共通制御チャネルが複数存在する場合には(ステップS32,Yes)、当該選択可能な共通制御チャネルの使用率を使用率記憶テーブル16から取得する(ステップS33)。そして、使用率が最も低い共通制御チャネルを制御情報を伝送するための共通制御チャネルとして選択する(ステップS34)。
【0075】
なお、本実施の形態においては、実際に制御情報を伝送する共通制御チャネルの選択指標として「使用率」を利用することとしたが、これに限らず、たとえば、「登録移動局数」または「選択不可率」を利用した場合であっても同様の効果を得ることができる。具体的にいうと、この場合は、使用率記憶テーブル16の代えて、先に説明した登録移動局数記憶テーブル17または選択不可率記憶テーブル18を用いる。
【0076】
以上のように、本実施の形態においては、実際に制御情報を送信する共通制御チャネルとして「使用率の低い」、「登録移動局数の少ない」または「選択不可率の低い」共通制御チャネルを優先的に選択することとした。これにより、同一制御チャネルが割り当てられている各移動局宛の制御情報の送信要求が競合する可能性が低くなり、結果的に制御情報を正常に送信できる可能性が高くなる。
【0077】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、たとえば、使用率の低い共通制御チャネルを優先的に移動局に割り当てることとした。これにより、共通制御チャネル間の負荷を均等にすることができる、という効果を奏する。また、同一共通制御チャネルが割り当てられている各移動局宛の制御情報の送信要求が競合する可能性が低くなるので、従来技術と比較して制御情報を送信できる可能性が高くなる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる基地局の基本構成を示す図である。
【図2】 無線回線制御部の構成を示す図である。
【図3】 使用率記憶テーブルの一構成例を示す図である。
【図4】 拡散符号割り当て部の処理を示すフローチャートである。
【図5】 登録移動局数記憶テーブルの一構成例を示す図である。
【図6】 選択不可率記憶テーブルの一構成例を示す図である。
【図7】 無線回線制御部の構成を示す図である。
【図8】 割り当て本数導出テーブルの一構成例を示す図である。
【図9】 拡散符号割り当て部の処理を示すフローチャートである。
【図10】 割り当て本数導出テーブルの一構成例を示す図である。
【図11】 割り当て本数導出テーブルの一構成例を示す図である。
【図12】 拡散符号割り当て部の再割り当て処理を示すフローチャートである。
【図13】 拡散符号割り当て部の再割り当て処理を示すフローチャートである。
【図14】 共通制御チャネル用拡散符号選択部の処理を示すフローチャートである。
【図15】 従来の問題点を具体的に説明するための図である。
【図16】 従来の問題点を具体的に説明するための図である。
【符号の説明】
1 無線回線制御部、2 データバッファ部、3 変調/拡散処理部、4 上位レイヤ処理部、11 スケジューリング部、12 共通制御チャネル用拡散符号選択部、13 拡散符号テーブル、14 拡散符号割り当て部、15 共通制御チャネル用拡散符号テーブル、16 使用率記憶テーブル、21 割り当て本数導出テーブル。

Claims (18)

  1. 複数の移動局装置を収容し、前記各移動局装置に対して所定数共通制御チャネルを割り当てる無線基地局装置において、
    新たに収容する移動局装置に対して共通制御チャネルを割り当てる場合、異なる拡散符号で区別された複数の共通制御チャネルのそれぞれの混雑度に基づいて、当該複数の共通制御チャネルの中から前記所定数の共通制御チャネルを選択し、選択した共通制御チャネルを前記移動局装置に割り当てる共通制御チャネル割り当て手段、
    を備えることを特徴とする無線基地局装置。
  2. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記混雑度として、使用率を用いることとし、前記複数の共通制御チャネルの中から使用率が低い順に前記所定数分の共通制御チャネルを選択し、選択した共通制御チャネルを優先的に割り当てることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
  3. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記所定数を、前記複数の共通制御チャネルの平均使用率に基づいて適応的に決定することを特徴とする請求項2に記載の無線基地局装置。
  4. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記混雑度として、登録移動局装置数を用いることとし、前記複数の共通制御チャネルの中から登録移動局装置数が少ない順に前記所定数分の共通制御チャネルを選択し、選択した共通制御チャネルを優先的に割り当てることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
  5. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記所定数を、全登録移動局装置数に基づいて適応的に決定することを特徴とする請求項4に記載の無線基地局装置。
  6. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記混雑度として、選択不可率を用いることとし、前記複数の共通制御チャネルの中から選択不可率が低い順に前記所定数分の共通制御チャネルを選択し、選択した共通制御チャネルを優先的に割り当てることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
  7. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記所定数を、前記複数の共通制御チャネルの平均選択不可率に基づいて適応的に決定することを特徴とする請求項6に記載の無線基地局装置。
  8. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、収容する移動局装置の離脱に伴って共通制御チャネル間で混雑度に偏りが発生した場合、前記新たに収容する移動局装置に対する割り当て処理と同様の処理で、その偏りをなくすように各移動局装置に対して共通制御チャネルの再割り当て処理を実施することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
  9. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記混雑度に偏りが発生した場合として、使用率に偏りが発生した場合を想定し、当該使用率の偏りをなくすように前記再割り当て処理を実施することを特徴とする請求項8に記載の無線基地局装置。
  10. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記再割り当て処理時の共通制御チャネル割り当て本数を、前記複数の共通制御チャネルの平均使用率に基づいて適応的に決定することを特徴とする請求項9に記載の無線基地局装置。
  11. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記混雑度に偏りが発生した場合として、登録移動局装置数に偏りが発生した場合を想定し、当該登録移動局装置数の偏りをなくすように前記再割り当て処理を実施することを特徴とする請求項8に記載の無線基地局装置。
  12. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記再割り当て処理時の共通制御チャネル割り当て本数を、全登録移動局装置数に基づいて適応的に決定することを特徴とする請求項11に記載の無線基地局装置。
  13. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記混雑度に偏りが発生した場合として、選択不可率に偏りが発生した場合を想定し、当該選択不可率の偏りをなくすように前記再割り当て処理を実施することを特徴とする請求項8に記載の無線基地局装置。
  14. 前記共通制御チャネル割り当て手段は、前記再割り当て処理時の共通制御チャネル割り当て本数を、前記複数の共通制御チャネルの平均選択不可率に基づいて適応的に決定することを特徴とする請求項13に記載の無線基地局装置。
  15. さらに、前記共通制御チャネル割り当て手段が割り当てた前記所定数共通制御チャネルの中から、現段階で他移動局装置に選択されていない共通制御チャネルである選択可能共通制御チャネルを取得し、得られた選択可能共通制御チャネルのそれぞれの混雑度に基づいて、当該選択可能共通制御チャネルの中から制御情報を伝送するための共通制御チャネルを選択する共通制御チャネル選択手段、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
  16. 前記共通制御チャネル選択手段は、前記混雑度として、使用率を用いることとし、使用率の最も低い選択可能共通制御チャネルを、制御情報を伝送するための共通制御チャネルとして選択することを特徴とする請求項15に記載の無線基地局装置。
  17. 前記共通制御チャネル選択手段は、前記混雑度として、登録移動局数を用いることとし、登録移動局数の最も少ない選択可能共通制御チャネルを、制御情報を伝送するための共通制御チャネルとして選択することを特徴とする請求項15に記載の無線基地局装置。
  18. 前記共通制御チャネル選択手段は、前記混雑度として、選択不可率を用いることとし、選択不可率の最も低い選択可能共通制御チャネルを、制御情報を伝送するための共通制御チャネルとして選択することを特徴とする請求項15に記載の無線基地局装置。
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