JP4111888B2 - 摩擦試験装置 - Google Patents

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この発明は、摩擦試験装置に関するものである。
物質表面の摩擦磨耗特性の測定方法では、被測定物質を回転、または、往復移動させ、その上方からピン,ボール,ディスクなどの摩擦印加治具を当接し、これらの摩擦印加治具を介して、被測定物質に特定の荷重をかけて、被測定物質と摩擦印加治具との間に摩擦磨耗領域を形成し、摩擦反力や摩擦トルクを求め、印加荷重と摩擦反力,摩擦トルクから摩擦係数を演算する方式が、広く用いられている。
摩擦反力や摩擦トルクを検出するこの種の摩擦試験装置においては、公知文献の確認は行っていないが、印加荷重を可能な限り小さくして摩擦係数を求める場合、荷重値を正確に設定する目的から、荷重印加治具をバランス型で構成し、支点の両側に荷重とバランス荷重とをかけていた。
図6には、従来のバランス型荷重印加機構を採用した摩擦試験装置の概念図を示している。同図に示した試験装置は、一端側に摩擦印加治具1が設けられ、他端側にバランサー2が設けられたビーム3を備えている。ビーム3は、その長手方向の中心において、支点4により、揺動自在に支持されている。
摩擦印加治具1の先端は、被摩擦試験材料5に当接している。被摩擦試験材料5は、摩擦印加治具1に当接した状態で摺動移動され、被摩擦試験材料5には、ビーム3に載置されている荷重6により、所定の摩擦荷重が加えられている。
被摩擦試験材料5を摩擦荷重が印加された状態で摺動移動させると、摩擦印加治具1と被摩擦試験材料5との間に発生する摩擦力により、ビーム3に変位が起こり、この変位を摩擦計測部7で検出することで、摩擦係数を求める。
この場合、ビーム3の支持形態は、通常、面接触形態のピン構造により、支点4で揺動移動自在に支持しているが、このような構成の従来の摩擦試験装置には、以下に説明する技術的な課題があった。
すなわち、近時、この種の試験装置で摩擦を試験する材料は、例えば、LB膜と呼ばれる単分子形態の薄膜など、摩擦係数が非常に小さいものも測定の対象となっているが、このような膜材料の摩擦試験では、微小な摩擦荷重を被摩擦試験材料5に印加して、その際のビーム3の変位を摩擦計測部7で検出することになる。
ところが、ビーム3を支持する支点4の構造が、面接触形態であると、この部分に比較的大きな摩擦力が発生して、摩擦印加治具1と被摩擦試験材料5との間の摩擦力を正確に測定することができなかった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、非常に小さい摩擦力の測定が高精度に行える摩擦試験装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、左右に配置された一対のピボット軸受けで支持されたビームと、前記ビームの一端側に設けられ、被摩擦試験材料に当接する接触片と、前記ビームの他端側に設けられたバランス錘と、前記接触片を介して、前記被摩擦試験材料に設定された摩擦荷重を印加するライダーと、前記ピボット軸受けが設けられた環状体と、前記環状体の支持部と、前記被摩擦試験材料が固定載置され、前記被摩擦試験材料を回転ないしは前後移動させる試験台と、前記被摩擦試験材料に前記摩擦荷重を印加して、前記試験台を移動させた際に、前記環状体の捻り量を検出する計測センサーとを備えた摩擦試験装置であって、前記支持部は、前記環状体の中心軸上端に設けられたトーションワイヤーおよび上ピボット軸受けと、前記環状体の中心軸下端に設けられた下ピボット軸受けとを備え、前記上,下ピボット軸受けを点接触とするようにした。
このように構成した摩擦試験装置によれば、ビームを支持する一対のピボット軸受けを点接触とするので、被摩擦試験材料に接触片を介して、微小な摩擦荷重を加えて、環状体の捻り量を計測センサーで検出する際に、ビーム支持部の摩擦力が非常に小さくなって、計測センサーの測定値に影響を及ぼさない。
前記ピボット軸受けは、先端角度が30〜45°の鋭角で構成されるピンと、交差角度が90°以上の鈍角で構成される前記ピンの受承凹部とから構成することができる。
前記ライダーは、前記ビームに載置する摩擦荷重錘と、前記摩擦荷重錘の搬送部とを備え、前記摩擦荷重錘の前記ビームへの搭載位置を変更することにより、前記被摩擦試験材料に設定された摩擦荷重を印加することができる。
前記上および下ピボット軸受けの各受承部には、前記摩擦荷重の大きさを調整する荷重調整部を設けることができる。
前記環状体は、弾性変形可能な円環から構成することができる。
本発明にかかる摩擦試験装置によれば、非常に小さい摩擦力の測定が高精度に行える。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1から図5は、本発明にかかる摩擦試験装置の一実施例を示している。同図に示した摩擦試験装置は、ビーム10と、接触片12と、バランス錘14と、ライダー16と、環状体18と、支持部20と、試験台22と、計測センサー24とを備えている。
ビーム10は、枠状の中央部10aと、この中央部10aの前後に延設された前ビーム10bと後ビーム10cとを備え、概略細長い平板状に形成されており、中央部10aの左右方向に配置された一対の左,右ピボット軸受け26,28によりほぼ水平状態に支持されていて、ピボット軸受け26,28を支点として、前後方向に移動自在に構成されている。
ビーム10の一端側に位置する前ビーム10bの先端側には、接触片12が下面側に垂設支持されている。接触片12は、後述する摩擦試験材料Aに当接するものであって、その先端には、回動自在なボール30が装着されている。
ビームの他端側に位置する後ビーム10cの後端には、バランス錘14が装着されている。このバランス錘14は、ビーム10の全体の平衡を取るために設けられており、バランス錘14を装着すると、ビーム10は、概略水平方向を指向する状態に維持される。
ライダー16は、被摩擦試験材料Aに設定された摩擦荷重Bを印加するものであって、10の側方に配置されていて、摩擦荷重錘16aと、搬送部16bとを備えている。
摩擦荷重錘16aは、ビーム10の前ビーム10b上に載置されるものであって、その自重の大きさと載置位置とを変更することにより、例えば、10mgから1000mg程度の範囲内の微小摩擦荷重Wが、印加できるようになっており、この摩擦荷重Wは、被摩擦試験材料Aによって任意に設定される。
搬送部16bは、摩擦荷重錘16bの係止アーム160bと、係止アーム160bの移動機構部161bとを有していて、係止アーム160bの先端に係止保持した摩擦荷重錘16aを、前ビーム10bの軸方向に沿って移動させ、任意の位置で、摩擦荷重錘16aを係止アーム160bから離脱させて、前ビーム10b上に載置するように構成されている。
環状体18は、ビーム10が、その中心軸上を水平に貫通するように挿通され、中心軸の水平方向の両側内面に左,右ピボット軸受け26,28が取付けられていて、このピボット軸受け26,28によりビーム10が左右から支持されている。
環状体18は、本実施例の場合、図2にその正面を示すように、中心軸上の上下,左右方向に肉厚部18aが設けられていて、左右方向の肉厚部18aに左および右ピボット軸受け26,28が配置されているとともに、上下方向の肉厚部18aには、支持部20が配置されている。
左,右ピボット軸受け26,28の詳細を図2に示している。ピボット軸受け26,28は、本実施例の場合には、実質的に同一構成のものであって、ピン26a,28aと、受承凹部26b,28bとを備えている。
本実施例の場合、ピン26a,28aが、ビーム10の中央部10aの側面に固設されている。ピン26a,28aは、先端角度が30〜45°の鋭角になっている。
受承凹部26b,28bは、ネジロッド26c,28cの先端に埋設されている。ネジロッド26c,28cは、環状体18を貫通して、固着されたフランジ26d,28dに螺着されている。
各ネジロッド26c,28cは、ナット26e,28eを螺着することで、これらの中心軸が、環状体18の中心を通る水平線上に位置するようにして、肉厚部18aに固定されている。
なお、ネジロッド26c,28cは、フランジ26d,28dとの螺着位置を変更することにより、ピン26a,28a側への突出量が調整できるようになっていて、この調整により左,右ピボット軸受け26,28の点接触状態の押圧力が可変になっている。
受承凹部26b,28bの内面側の交差角度は、90°以上の鈍角、例えば、120°となっていて、凹部26b,28bの中心にピン26a,28aの先端が当接している。
本実施例の場合には、ピボット軸受け26,28は、先端角度が30〜45°の鋭角で構成されるピン26a,28aと、交差角度が90°以上の鈍角で構成される受承凹部26b,28bとから構成される点接触状態になっている。
環状体18の支持部20は、環状体18の中心軸の上端に設けられたトーションワイヤー32および上ピボット軸受け34と、環状体18の中心軸の下端に設けられた下ピボット軸受け36とを備えている。
トーションワイヤー32の一端は、環状体18の上端側の肉厚部18aに固定された取付ブラケット38の上端に係止され、他端は、基台39に固着されていて、本実施例の場合、環状体18は、トーションワイヤー32により吊下げ状態で支持されている。
下ピボット軸受け36は、環状体18の下端側に配置され、ピン36aと受承凹部36bとを備えている。ピン36aは、その軸線がトーションワイヤー32と同軸上にあって、環状体18の下端側に肉厚部18aに固設されている。
受承凹部36bは、ピン36aの先端が当接し、環状体18の自重を下方から支持する。また、この受承凹部36bは、これに当接するピン36aとの間の接触圧を、例えば、その厚みを替えることなどにより、調節するためのものである。本実施例の場合、ピン36aの先端角度と、受承凹部36bの交差角度は、上述した左ないしは右ピボット軸受け26,28と同様な角度に設定され、点接触状態になっている。
上ピボット軸受け34は、下ピボット軸受け36と同様に、点接触状態となるピン34aと受承凹部34bとを備えている。ピン34aは、軸線が下ピボット軸受け36のピン36aと同軸上になるようにして、取付ブラケット38に固定されている。
支持部20の上および下ピボット軸受け34,36の受承凹部34b,36bには、図3に示すように、摩擦荷重Wの大きさを調整する上および下荷重調整部40,42がそれぞれ設けられている。
上および下荷重調整部40は、同一構成のものであって、上,下アーム40a,42aと、各アーム40a,42aの端部に設けられた荷重調整ネジ40b,42bとを備えている。
各アーム40a,42aの先端には、上および下ピボット軸受け34,36の受承凹部34b,36bがそれぞれ取付けられており、各アーム40a,42aには、荷重検出用のロードセル40c,42cが貼着されている。なお、各アーム40a,42aには、ロードセル40c,42cの貼着位置に対応させて薄肉部が設けられている。
荷重調整ネジ40b,42bは、基台39の側面に上下端側が支持され、中間位置に各アーム40a,42a螺着されている。このように構成した荷重調整部40,42によれば、各調整ネジ40b,42bを上方ないしは下方移動させると、各アーム40a,42aがこれに伴って同じ方向に移動する。
アーム40a,42aが上下方向に移動すると、その先端に配置されている上,下ピボット軸受け34,36の受承凹部34b,36bが、これに伴って移動し、この際に、各受承凹部34b,36bには、ピン34a,36aがそれぞれ当接しているので、ピン34a,36aには、受承凹部34b,36bの上下移動による押圧力が加えられる。
この場合、各ピン34a,36aは、環状体18の上下端に固設されているので、環状体18には、これを上下方向から押圧する作用力が加わることになり、上下の荷重調整ネジ40b,42bを調整すると、環状体18を下方に押圧する力を作用させることができる。
このような押圧力を環状体18に作用させると、環状体18は、左,右ピボット軸受け26,28を介して、ビーム10を水平状態で支持しているので、結果的には、ビーム10を下方に押圧することになり、このような作用力は、接触片12を介して、被摩擦試験材料Aに印加する摩擦荷重Wとなる。この場合の押圧力は、ロードセル40c,42cにより数値を確認しながら調整操作を行うことができる。
なお、本実施例の場合、環状体18に上下方向の押圧力を作用させると、環状体18は、薄肉部が設けられた弾性材で構成されているので、この押圧力により環状体18が弾性変形して、左,右ピボット軸受け26,28の接触圧にも影響を及ぼすことになるが、この影響力を利用して、左,右ピボット軸受け26,28の圧力調整を行うことができ、これを最適化することが可能になる。
また、摩擦荷重Wの較正については、以下の手順で行う。摩擦荷重Wの較正をする際には、まず、接触片12の当接位置に電子天秤を設置して、正確な印加荷重が測定できるようにする。
そして、ライダー16により摩擦荷重錘16aをビーム10の所定の位置に載置して、例えば、10mgの摩擦荷重が印加するようにする。この際に、電子天秤の測定値が10mgと異なっている場合は、上下の荷重調整ネジ40b,42bを調節して、測定値が10mgになるようにして、摩擦荷重Wの較正を行い、このような較正を2以上の荷重量で行うと、より正確な較正が行える。
一方、試験台22は、本実施例の場合、回転板22aと、回転駆動部22bとを備えている。回転板22aは、円板状に形成されて基台39に回転自在に支持されており、接触片12の下方に配置され、その上面側に被摩擦試験材料Aが載置固定される。
回転駆動部22bは、基台39内に設置され、モータや減速機などを備えていて、回転板22aを所定の回転数、例えば、0.01〜200rpmで回転駆動する。なお、本実施例の場合、被摩擦試験材料Aに回転力を加えて、摩擦特性を測定する場合を例示しているが、回転力に替えて、前後方向に移動させる構成であっても良い。
また、計測センサー24は、本実施例の場合には、光学式のセンサーであって、投光部24aと、受光部24bと、反射ミラー24cとを備えている。投光部24aと受光部24bとは、一体化されて、基台39側に設置されている。
反射ミラー24cは、環状体18の上端側に設けられた取付ブラケット38に固定されている。本実施例の計測センサー24では、投光部24aから出射した光が、反射ミラー24cで反射して、この反射光が受光部24bで受光される。この際に、受光部24bにおける反射光の受光位置が識別可能になっていて、受光位置が異なるのその量が検出される。
反射ミラー24cが固定された環状体18に捩れが発生すると、反射ミラー24cがこれに伴って回動するので、受光部24bで受光されて位置が移動することになり、計測センサー24では、この移動量を検出することになる。
以上のように構成した摩擦試験装置においては、被摩擦試験材料Aの摩擦特性を測定する際には、被摩擦試験材料Aを試験台22の回転板22a上に固定し、その上部に接触片12を当接させて、ライダー16により摩擦荷重錘16aをビーム10上に載置して、所定の摩擦荷重Wを被摩擦試験材料Aに印加する。
この状態で、試験台22の回転駆動部22bを所定の回転数で駆動させる。接触片12と被摩擦試験材料Aの表面との間に作用する摩擦トルクは、接触片12を介して、ビーム10に伝達され、環状体18の捻りとして現れ、環状体18の捻り量が計測センサー24により検出され、この捻り量に基づいて、被摩擦試験材料Aの摩擦係数が求められることになる。
さて、以上のように構成した摩擦試験装置によれば、ビーム10を支持する一対のピボット軸受け26,28を点接触とするので、被摩擦試験材料Aに接触片12を介して、微小な摩擦荷重Wを加えて、環状体18の捻り量を計測センサー24で検出する際に、ビーム10の支持部の摩擦力が非常に小さくなって、計測センサー24の測定値に影響を及ぼさない。
このようにして計測センサー24の検出精度が高くなると、例えば、単分子形態の薄膜など、摩擦係数が非常に小さいものの測定が高精度に行える。
本発明にかかる磨耗試験装置は、LB膜と呼ばれる単分子形態の薄膜など、摩擦係数が非常に小さいものの摩擦磨耗測定に有効に活用することができる。
本発明にかかる摩擦試験装置の一実施例を示す全体構成図である。 図1の要部拡大図である。 図2の側面図である。 図2の要部拡大図である。 図2の要部拡大図である。 従来の摩擦試験装置の原理説明図である。
符号の説明
10 ビーム
12 接触片
14 バランス錘
16 ライダー
18 環状体
20 支持部
22 試験台
24 計測センサー
26 左ピボット軸受け
28 右ピボット軸受け
32 トーションワイヤー
34 上ピボット軸受け
36 下ピボット軸受け
40 上荷重調整部
42 下荷重調整部

Claims (5)

  1. 左右に配置された一対のピボット軸受けで支持されたビームと、
    前記ビームの一端側に設けられ、被摩擦試験材料に当接する接触片と、
    前記ビームの他端側に設けられたバランス錘と、
    前記接触片を介して、前記被摩擦試験材料に設定された摩擦荷重を印加するライダーと、
    前記ピボット軸受けが設けられた環状体と、
    前記環状体の支持部と、
    前記被摩擦試験材料が固定載置され、前記被摩擦試験材料を回転ないしは前後移動させる試験台と、
    前記被摩擦試験材料に前記摩擦荷重を印加して、前記試験台を移動させた際に、前記環状体の捻り量を検出する計測センサーとを備えた摩擦試験装置であって、
    前記支持部は、前記環状体の中心軸上端に設けられたトーションワイヤーおよび上ピボット軸受けと、前記環状体の中心軸下端に設けられた下ピボット軸受けとを備え、
    前記上,下ピボット軸受けを点接触とすることを特徴とする摩擦試験装置。
  2. 前記ピボット軸受けは、先端角度が30〜45°の鋭角で構成されるピンと、交差角度が90°以上の鈍角で構成される前記ピンの受承凹部とからなることを特徴とする請求項1記載の摩擦試験装置。
  3. 前記ライダーは、前記ビームに載置する摩擦荷重錘と、前記摩擦荷重錘の搬送部とを備え、前記摩擦荷重錘の前記ビームへの搭載位置を変更することにより、前記被摩擦試験材料に設定された摩擦荷重を印加することを特徴とする請求項1または2項記載の摩擦試験装置。
  4. 前記上および下ピボット軸受けの各受承部には、前記摩擦荷重の大きさを調整する荷重調整部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の摩擦試験装置。
  5. 前記環状体は、弾性変形可能な円環から構成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の摩擦試験装置。
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