JP4111552B2 - 文書自動マーク付け装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、マーク付けのされていないプレーンな文書に対して、論理構造を示すマークを自動的に付けることによって、プレーンな文書を構造化文書に変換する文書自動マーク付け装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、文書を構造化文書として作成することによって、レイアウトなどの編集の自動化、電子媒体書籍の自動作成、ドキュメントデータベースの作成など、文書の二次的な加工を柔軟に行えるようにすることが普及しつつある。
この構造化文書の実現方法の一つに、文書に論理構造を示すマークを付ける方法がある。これを「マーク付け」又は「マークアップ」という。JIS X 8879及びJIS X 4151で定められた「SGML」(Standard Generalized Markup Language: 標準一般化マーク付け言語)もこの方法の一つである。
【0003】
従来、マーク付けを行うためには、文書作成装置を用いて手作業でマークアップするか、または、構造化文書作成のための専用の構造エディタを使って、文書を作成しながらマークアップをする必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法には次の問題があった。
1.手作業で一つずつマークを付けるのは面倒であり、また、マーク付けの規則を覚える必要がある。
2.専用の構造エディタを使うには、そのためのハード/ソフトを準備する必要がある。また、今まで使っていた文書作成装置とは違う入力操作を覚える必要がある。
【0005】
これに対して本発明は、マーク付けのされていない文書に対して、論理構造を示すマークを自動的に付けることができる装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、マーク付けのための複数行からなる変換元文字列パターンと、該変換元文字列パターンに対する変換部分及び複写部分とからなる変換先文字列パターンとを対応付けた、表名で識別される変換表を複数記憶するマーク付けルール記憶手段と、入力文書から文字を順次読み込んで、前記マーク付けルール記憶手段に記憶した変換表について、他の変換表の適合状況を自己の変換表の適合判定開始条件又は適合判定終了条件とする、前記他の変換表を表名で指定した適合条件情報が含まれる場合には該他の変換表の適合状況により適合可否を判定した後、変換元文字列パターンの全行が一致した場合に、前記変換表の適合を判定する適合ルール検索手段と、該適合ルール検索手段で適合を判定した変換表に従い、前記入力文書の該当部分に対し変換先文字列パターンを適用する文字列変換手段とにより文書の自動マーク付け装置を構成する。これによって、マーク付けがされていない文書から自動的にマーク付き文書を得ることができる。
【0007】
また、本発明は、入力文書から文字を順次読み込んで、マーク付けのための複数行からなる変換元文字列パターンと、該変換元文字列パターンに対する変換部分及び複写部分とからなる変換先文字列パターンとを対応付けた、表名で識別される変換表を複数記憶するマーク付けルール記憶手段に記憶した変換表について、他の変換表の適合状況を自己の変換表の適合判定開始条件又は適合判定終了条件とする、前記他の変換表を表名で指定した適合条件情報が含まれる場合には該他の変換表の適合状況により適合可否を判定した後、変換元文字列パターンの全行が一致した場合に、該変換表の適合を判定する適合ルール検索ステップと、前記適合ルール検索ステップで適合を判定した変換表に従い、前記入力文書の該当部分に対し変換先文字列パターンを適用する文字列変換ステップと、をコンピュータが実行することにより文書自動マーク付け方法を構成する。
【0008】
【実施例】
本発明の実施例について図を用いて説明する。
図1は、文書マーク付け装置の構成を示す。文書入力部1は、例えば直接アクセス記憶装置により構成されるもので、図2に示すプレーンな文書11(以下、この文書を「入力文書」という。)が格納されているものとする。マーク付けルール部2は、例えば直接アクセス記憶装置により構成されるもので、図3に示すマーク付けルールが記述されているものとする。
【0009】
マーク付け部3は、入力文書に対してマーク付けの処理を行うもので、例えば、CPU及びメモリなどから構成される。マーク付け部3は、適合ルール検索部4と文字列変換部5とから成る。
適合ルール検索部4は、入力文書からマーク付けルール部2に記述されたルールに適合する文字列を検索し、その検索結果を文字列変換部5に出力する。文字列変換部5は、適合ルール検索部4からの出力に応じて、入力文書を所定のパターンに変換して、マーク付き文書出力部6に出力する。
【0010】
マーク付き文書出力部6は、例えば直接アクセス記憶装置により構成され、マーク付き文書を格納するものである。
次に、図1の各部分の詳細について説明する。
図2は、文書入力部1に格納された変換前のマーク付けの無い入力文書11と、マーク付き文書出力部6に格納された変換後のマーク付けがされた文書14を示す。入力文書11の章の表示12と節の表示13が、本装置によりマーク付け処理されて、章のマーク15と節のマーク16が付けられる。
【0011】
図3は、マーク付けルール部2の詳細を示す。
マーク付けルール部2に記述されるマーク付けルール21は、テキストファイルにより構成され、複数の変換表22,23……からなる。また、表中の「{」は変換表の開始を表し、「}」は変換表の終了を表す。図示の例では、変換表22は文書中の章の部分を変換するためのものであり、変換表23は文書中の付録の部分を変換するためのものである。
【0012】
章の変換表22について具体的に説明をすると、変換表22は複数の行からなり、各行において、左に変換元パターンを、右に変換先パターンを記述している。変換元パターンと変換先パターンは、「”」で囲んで記述している。なお、パターンの中に「”」という文字を記述したい場合は、「¥”」と記述する。
図の例で説明すると、第1行は「第」という文字列(文字列には1文字を含むこととする。)を「<章 id=”章」という文字列に変換することを示している。
【0013】
変換元パターンの第2行に「:D」と記述しているのは、数字を表している。このように、「:」が付いている記述を「組み込み文字」といい、「:A」は英数字を、「:B」は空白類を、「:C」は英字を表す。また、「+」は、直前の文字の1個以上の繰り返しを表す。例えば、第3行の「:B+」という記述は、「:B」(つまり空白類)の1個以上の繰り返しを表す。同様に、「*」は直前の文字の0個以上の繰り返しを表す。また、第4行の「.」は任意の文字を表す。ただし、「.」を表したい場合は、「¥.」と記述する。第5行の「¥n」は改行文字を表す。
【0014】
変換表22の右側の第2行及び第4行は、変換先パターンが「=」になっている。これは、変換元パターンをそのまま複写することを表している。
次に、図4のフローチャートを用いてマーク付け処理について説明する。なお、図中のステップS11〜15までは、適合ルール検索部4における動作であり、ステップS16〜20までは、文字列変換部5における動作である。
【0015】
まず、入力文書の先頭に文字ポインタを位置づけ(ステップS11)、マーク付けルール21の先頭に表ポインタを位置づける(ステップS12)。
ステップS13〜15において、各文字ごとに、文字ポインタから始まる文字列が各変換表22,23…の変換元パターンに適合するかどうかを判定する。つまり、ステップS13で、文字ポインタから始まる文字列が表ポインタが指す変換表に適合するか否かが判定され適合すればステップS16へ進む。適合しなければ、ステップS14〜15により次の変換表に進み、ステップS13で同様な判定がされる。もし、適合する変換表が無ければ、ステップS15のNからステップS19へ進む。なお、ステップS13の詳細な処理については後述する。
【0016】
ステップS13で、文字ポインタから始まる文字列が表ポインタが指す変換表に適合すると判定された場合、ステップS16において、適合した範囲の文字列を、変換表に従って変換をして、マーク付き文書部6に出力する。なお、ステップS16の処理の詳細についても後述する。そして、ステップS17で文字ポインタを適合した範囲の次の位置へ文字ポインタを動かし、ステップS18へ進む。
【0017】
ステップS15において、文字ポインタから始まる文字が変換表に適合しないと判定された場合は、ステップS19へ進み、文字ポインタが指示する文字をそのままマーク付き文書出力部6に出力する。そして、ステップS20で文字ポインタを一つ後ろに動かし、ステップS18へ進む。
ステップS18において、入力文書中にまだ処理していない文字がある場合、ステップS12へ戻り、以後同様の処理が行われる。全ての文字についての処理が終わり、処理していない文字が無くなった場合は、ステップS18のNから出てマーク付け処理を終了する。
【0018】
ここで、図5を用いて、図2に示した入力文書11の章の表示12が、変換表22により、マーク付き文書14の章のマーク15に変換される処理について説明をする。
始めに、図4のステップS13においては、文字ポインタから始まる文字列が変換表の第1行から第5行までの変換元パターンと一致するかどうかを判定する。
【0019】
1)変換表の第1行の変換元パターンが「第」と一致する。
2)変換表の第2行の変換元パターンが「1」と一致する。
3)変換表の第3行の変換元パターンが「章 」と一致する。
4)変換表の第4行の変換元パターンが「概要」と一致する。
5)変換表の第5行の変換元パターンが「↓」(改行記号)と一致する。
【0020】
このように変換表の最後まで一致すると、文字ポインタから始まる文字列が「適合した」とみなして、次にステップS16の変換及び出力を行う。
1)「第」を「<章 id=”章」に変換して、マーク付き文書出力部6に出力する。
2)「1」はそのまま出力する。
【0021】
3)「章 」を「”><表題>」に変換して出力する。
4)「概要」はそのまま出力する。
5)「↓」(改行記号)を「</表題>」に変換して出力する。
以上の動作によって、図2に示すようなマーク付き文書が得られる。
次に、前述の図4のフローチャートにおけるステップS13及びステップS16の詳細な動作について以下に説明する。また、以下に説明される動作においては、同時に、本発明の自動マーク付け装置における新たな機能及びその動作についても説明される。
【0022】
始めに、今回初めて説明される新たな機能について説明する。
図6及び図7は、マーク付けルールの変形例を示す。図6には、通常の章に対する変換表32と、その章に付随する節に対する変換表34と、付録に対する変換表33と、付録に付随する節に対する変換表35が示されている。さらに、図7には、パターンの移動を行わせるための変換表36が示されている。
【0023】
ここで、図6に示す各変換表32,33においては、第1行の前に、それぞれ表名が設定されている。変換表32には「章開始」が、変換表33には「付録開始」が設定される。また、変換表34には「開始表名」及び「終了表名」が、変換表35には「開始表名」が設定されている。
節の変換表34は、「章開始」の変換表32が適合された後、その適合を開始するが、「付録開始」の変換表33が適合されたら、その適合を終了するものであり、付録の節の変換表35は、「付録開始」の変換表33が適合された後、その適合を開始するものである。このマーク付けルールを適用して以下に説明する処理動作が行われることにより、章の後には章の節が続き、付録の後には付録の節が続くマーク付けが行われることとなり、章の後に付録の節が続いたり、付録の後に章の付録が続くことがなくなる。
【0024】
図7の変換表36は、パターンの移動に用いられる。例えば、索引のように、マーク付けの無い文書中では表記が読みより先に記載されるが、マーク付き文書においては、索引としての機能上、読みのパターンを表記のパターンより前に記載したいということがある。変換表36はこのようなパターンの移動を行うときに使用されるものである。
【0025】
図8及び図9は、図4のステップS13の詳細を示す。なお、以下の説明において、ステップS11〜20は、図4のフローチャートにおけるステップを表す。これらのステップについては、図4に関する説明を参照されたい。
ステップS31では、表ポインタが指示する変換表に開始表名が設定されているか否かが判定され、ステップS32では、開始表名が指す変換表は既に適合済みであるか否かが判定され、ステップS33では、終了表名が設定されているか否かが判定され、ステップS34では、終了表名が指す変換表は既に適合済みか否かかが判定される。
【0026】
ここで、図6の章と付録の変換表32,33は、開始表名及び終了表名が共に設定されていない例であるから、これらの変換表の場合には、ステップS35へ進む。
章の節の変換表34は、開始表名及び終了表名が共に設定されている例であるから、この変換表34の場合には、開始表である章の変換表32が適合済みであり、終了表である付録の変換表33が未だ適合されてない場合にステップS35へ進む。一方、開始表である変換表32が適合されていないか、又は終了表である変換表33が適合されている場合には、ステップS40へ進み、不適合と判定される。以後は図4のステップS14へ進み、次の表の選択が行われる。
【0027】
また、付録の節の変換表35は、開始表である付録の変換表33が適合済みであれば、ステップS35へ進み、適合済みでなければ、ステップS40へ進み不適合と判定される。
ステップS35〜45では、当該変換表と入力文書中の文字ポインタから始まる文字列が当該変換表のルールに適合するか否かの判定がされる。
【0028】
ステップS35で行ポインタを変換表の先頭の行に位置づけ、ステップS36で入力文書の比較ポインタを文字ポインタと同じ位置に動かす。
ステップS37で、適合範囲格納テーブルが一つ拡張されて、ステップS38へ進む。この適合範囲格納テーブルは、図10に示す構造を有しており、適合が判定されている文字列の適合位置と、その長さが変換表の各行ごとに記録されるもので、処理の進行に伴って順次拡張していくものである。
【0029】
ステップS38では、行ポインタが指す行の変換元パターンが、比較ポインタから始まる入力文書の文字列と適合するか否かが判定される。適合しなければ、ステップS39で図10の適合範囲格納テーブルが解放されて、ステップS40へ進み、不適合と判定され、図4のステップS4へ進む。適合すれば、ステップS41へ進む。
【0030】
ステップS41では、適合範囲格納テーブルの「適合位置」に比較ポインタの位置を入れて、ステップS42では、適合範囲格納テーブルの「適合長」に適合した長さを入れる。
ステップS43では、比較ポインタを適合した範囲の次の位置へ動かす。図10の第1行の例では、適合位置の310から、適合長6だけ離れた位置316へ比較ポインタを動かす。ステップS44では、行ポインタを一つ後ろへ動かす。前記の例では、第2行に動かす。
【0031】
ステップS45では、当該変換表に行が残っているか否かが判定され、残っていれば、ステップS37へ戻る。以後、この処理を繰り返すことにより、変換表における全ての行の変換元パターンが、比較ポインタから始まる文字列と適合するか否かが判定される。もし、途中で一致しなくなると、ステップS38からステップS39,S40へ進み、不適合と判定される。また、全ての行の変換元パターンが一致すれば、ステップS46において適合と判定され、図4のステップS17へ進む。
【0032】
以上の処理において、入力文書の文字列が図6の変換表と適合した場合は、前の説明と同じ変換が行われるので、重複する説明は省略する。ここでは、文字列が図7の変換表と適合した場合についての説明を行う。
始めに変換表36について説明すると、第1行の「△」は索引の開始記号、第5行の「→」は読みの開始記号、第7行の「←▽」は読みの終了記号と索引の終了記号を表す。
【0033】
また、入力文書中に図11に示すような索引「△装置→そうち←▽」が記載されていた場合、この文字列については、以上説明した図8、図9の処理により、次の変換が終了している。
1)「△」は「<索引 読み=”」に変換される。
2)続いて変換先パターンに、無条件に「<<ラベルA」が挿入される。
【0034】
3)同じく変換先パターンに、無条件に「”>」が挿入される。
4)「装置」はそのまま無変換とされる。
5)「→」は削除される。
6)「そうち」は「>>ラベルA」に変換される。
7)「←▽」は「</索引>」に変換される。
【0035】
次に、図4のステップS16の詳細について、図12のフローチャートを用いて説明する。この処理は、ある変換表に適合した範囲の入力文書の文字列を、その変換表に従って変換先パターンに変換してマーク付き文書部6に出力するものである。さらに、この処理においては、図7の変換表36を用いた変換先パターンの入替えも行われる。
【0036】
ステップS51で、行ポインタを適合した変換表の先頭の行に位置づける(以下、この行ポインタが指す行を省略して「現在行」という。)。
次に、ステップS52において、現在行の変換先パターンが変換された型のもの(””で囲まれたもの"....")であるか否かが判定され、変換型であれば、ステップS53で、現在行の変換先パターンの文字列"...."をマーク付き文書部6に出力する。変換型でなければ、ステップS54へ進む。
【0037】
ステップS54において、現在行の変換先パターンが複写の型(=)であるか否かが判定され、複写型であれば、ステップS55で、現在行の適合範囲格納テーブルが示す入力文書の範囲をマーク付き文書部6に出力する。複写型でなければ、ステップS56へ進む。
ステップS56では、移動先の型(<<)か否かが判定される。移動先型であれば、ステップS57で、同じ移動ラベル(図7の例では、ラベルA)を持つ移動元(>>)の行を検出して、適合範囲格納テーブルにおいてその行の示す入力文書の範囲(図7の例では「そうち」)をマーク付き文書部6に出力する。含まなければ、ステップS58へ進む。
【0038】
ステップS58では、行ポインタを一つ後ろに動かし、ステップS59で変換表に行が残っているか否かが判定される。残っていれば、ステップS52へ戻り、以上説明したステップが繰り返される。当該変換表について全ての行についての変換が終了すれば、ステップS60へ進んで適合範囲格納テーブルを解放して、図4のステップS8へ進む。
【0039】
以上の図12の処理において、入力文書の文字列が図6の変換表に適合した場合は、前の説明と同じようなマーク付き文書出力部6への出力が行われるので、重複する説明は省略する。
ここでは、文字列が図7の変換表に適合した場合について説明を行う。なお、図7を用いた変換については、図8、図9の説明において既に説明したように変換が終了している。
【0040】
1)変換された「<索引 読み=”」を出力する。
2)挿入された「<<ラベルA」に対応する移動元「>>ラベルA」を検出し、現在行の適合範囲格納テーブルが示す入力文書の範囲の「そうち」を出力する。
3)挿入された「”>」を出力する。
【0041】
4)「=」に対して現在行の適合範囲格納テーブルが示す入力文書の範囲の「装置」を出力する。
5)第5,6行は無視される。
6)変換された「</索引>」を出力する。
以上の結果、図11に示すように、読みの「そうち」が表記の「装置」の前に移動させられる。
【0042】
以上説明した実施例においては、章と節からなる文書のマーク付け処理について説明してきた。本発明の自動マーク付け装置は、このような章と節からなる文書のマーク付け処理の変換のみならず、その他の論理構造の文書に対しても適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、マーク付けのされていない文書に対して、論理構造を示すマークを自動的に付けることができる装置及び方法を提供することができる。したがって、既存の文書作成装置で文書を作成し、その後、本発明の文書自動マーク付け装置及び方法で一挙にマーク付けをすることができる。また、今までに蓄積された大量の文書の文書データを、簡単に構造化文書に転用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の文書マーク付け装置の構成を示す文書図。
【図2】図1の装置において使用される入力文書とマーク付き文書を示す図。
【図3】図1におけるマーク付けルール部の詳細を示す図。
【図4】図1の装置の処理を説明するためのフローチャート。
【図5】図1の装置による処理の結果を示す図。
【図6】図3のマーク付けルールの変形例を示す図(その1)。
【図7】図3のマーク付けルールの変形例を示す図(その2)。
【図8】図4のステップS13の詳細を説明するためのフローチャート(その1)。
【図9】図4のステップS13の詳細を説明するためのフローチャート(その2)。
【図10】図8、図9のフローチャートで使用される適合範囲格納テーブルを示す図。
【図11】図7の変換表を用いた場合の処理結果を示す図。
【図12】図4のステップS16の詳細を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…文書入力部
2…マーク付けルール部
3…マーク付け部
4…適合ルール検索部
5…文字列変換部
6…マーク付き文書出力部
11…入力文書
12…章の表示
13…節の表示
14…マーク付き文書
15…章のマーク
16…節のマーク
21…マーク付けルール
22,23,32〜36…変換表

Claims (2)

  1. マーク付けのための複数行からなる変換元文字列パターンと、該変換元文字列パターンに対する変換部分及び複写部分とからなる変換先文字列パターンとを対応付けた、表名で識別される変換表を複数記憶するマーク付けルール記憶手段と、
    入力文書から文字を順次読み込んで、前記マーク付けルール記憶手段に記憶した変換表について、他の変換表の適合状況を自己の変換表の適合判定開始条件又は適合判定終了条件とする、前記他の変換表を表名で指定した適合条件情報が含まれる場合には該他の変換表の適合状況により適合可否を判定した後、変換元文字列パターンの全行が一致した場合に、前記変換表の適合を判定する適合ルール検索手段と、
    該適合ルール検索手段で適合を判定した変換表に従い、前記入力文書の該当部分に対し変換先文字列パターンを適用する文字列変換手段と、
    を備えることを特徴とする文書自動マーク付け装置。
  2. 入力文書から文字を順次読み込んで、マーク付けのための複数行からなる変換元文字列パターンと、該変換元文字列パターンに対する変換部分及び複写部分とからなる変換先文字列パターンとを対応付けた、表名で識別される変換表を複数記憶するマーク付けルール記憶手段に記憶した変換表について、他の変換表の適合状況を自己の変換表の適合判定開始条件又は適合判定終了条件とする、前記他の変換表を表名で指定した適合条件情報が含まれる場合には該他の変換表の適合状況により適合可否を判定した後、変換元文字列パターンの全行が一致した場合に、該変換表の適合を判定する適合ルール検索ステップと、
    前記適合ルール検索ステップで適合を判定した変換表に従い、前記入力文書の該当部分に対し変換先文字列パターンを適用する文字列変換ステップと、
    をコンピュータが実行することを特徴とする文書自動マーク付け方法。
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