JP4111231B2 - 立体表示システム - Google Patents

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Description

本発明は立体表示システムに関するものである。
複数人でひとつのテーマについて討議するとき、互いの情報、意図あるいは思いなどを共有することで議論を深め、より良い結論を出すというコラボレーションによる会議形態が盛んになってきた。その際、見やすく、また理解しやすい形でデータを提示する目的で立体ディスプレイ(立体表示装置)を用いる機会が増加している。
立体表示技術は現在までにさまざまな形式が提案されている。代表的な例として、偏光メガネとレンチキュラ方式があるが、これ以外にも、どこからみてもあたかもそこに物体があるような表示をすることができる空間表示方式(Volumetric Display)方式も提案されている。
例えば、積層断面投影方式(特許文献1)は、電気的駆動により透明状態または散乱状態となる液晶セルを積層し、表示対象物の断面画像を投射装置により順次投射するものである。ここで、1枚の液晶セルのみを散乱状態としその他の液晶セルを透明状態とする。散乱状態の液晶セルを電気的に順次スキャンさせ、該当する断面画像を投射装置から走査に同期させて投影することで立体表示を行う。また、複数のピンで三次元形状を表示する方式(特許文献2)は、上下に摺動させるためのアクチュエータを取り付けた複数個のピンをマトリクス状に並べ、コンピュータ制御により複数のピンを上下させ三次元形状を表示する。ここで、ピンは透明材料で構成し、形状を表示したピンマトリクスの基板下方からディスプレイにより図形をピン基板に結像させ、上方からピンマトリックスを見て図形を認識する。さらに、多数の画像表示素子を垂直に移動させる方式(特許文献3)は、三次元情報に基づいて、二次元状に配列した多数の画像表示素子をその配列面に垂直に移動させ、その配列面を変化させるとともに所望の色・輝度でその表面を発光させる。この画像表示素子の表示面をスクリーンで覆い、各画像表示素子毎の色・輝度信号をスクリーン上に投影する。
ところで、遠く離れた2地点間でフェイス・トゥ・フェイスの会議を行うことができる図1に示すような遠隔会議システムが近年盛んに用いられるようになってきている。このシステムは、図示のとおり、遠隔地間の地点Aと地点Bをネットワーク10を介して結ぶ。地点Aおよび地点Bにはそれぞれディスプレイ11,12が備えられており、各会議参加者13,14はディスプレイ11,12の画面を見ながら遠隔地間で会議を行うことができる。
遠隔会議システムに大型の三次元(3D)ディスプレイを用いてさらに大きな臨場感を与えるシステムも提案されている(非特許文献1)。このシステムは地点Aで入力装置として2台のカメラによるステレオカメラを用い、撮影された左目用の画像と右目用の画像を地点Bに送信する。地点Bでは、観察者が図2に示すような偏光メガネ21,22および3Dディスプレイ23を用いて、地点Aから送信された左目用および右目用の画像を立体視するものである。
特開2002−139700公報 特許第2736908号公報 特許第3127447号公報 電子情報通信学会論文誌D−II、Vol.J80−D−II、No.5、pp1221−1230、1997
本発明は、立体視するために特別な装置を装着することなく、物体を立体視するかのように、異なる視点から立体形状を立体視できると共に、複数地点間で共通の立体形状を立体視しながら会議等のコミュニケーションを可能とするものである。
本発明の目的は、物体を立体視するかのように、立体形状の立体視ができ、複数の地点間で、立体形状の立体視に基づく情報を共有することが可能な立体表示システムを提供することにある。
上記目的は、立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置と、前記立体形状復元装置の上面側からの投影光を前記立体形状復元装置の側面に反射する反射装置と、立体形状情報に基づいて前記立体形状復元装置の立体形状を制御する制御装置と、前記立体形状の上面の表面画像を前記立体形状の上面に投影しおよび前記立体形状の側面の表面画像を前記反射装置を介して前記立体形状の側面に投影する投影装置とを含む第1の地点に配置された第1の装置と、前記立体形状情報並びに前記立体形状の上面および側面の表面画像を前記第1の装置に送信する送信装置を含む第2の地点に配置された第2の装置とを備えた立体表示システムにより達成される。
ここで、前記第2の装置は、実物体の上面側からの投影光を前記実物体の側面に反射する反射装置と、前記投影光を投影する投影装置と、前記実物体の上面および前記反射装置を介して前記実物体の側面を撮影する撮影装置とを含み、前記実物体に投影された投影光を前記撮影装置で撮影して得られた情報に基づいて前記立体形状情報を取得し、並びに前記実物体の上面および側面を前記撮影装置で撮影することにより前記立体形状の上面および側面の表面画像を取得するものとすることができる。
また、前記第1の装置は、前記立体形状の上面および前記反射装置を介して前記立体形状の側面を撮影する撮影装置と、前記撮影装置により撮影した前記立体形状の上面および側面の表面画像を前記第2の装置に送信する送信装置とを含むことができる。前記第2の装置の撮影装置により撮影された表面画像は、投光指示器で指示した輝点を含むことができる。前記第1の装置の撮影装置により撮影された表面画像は、投光指示器で指示した輝点を含むことができる。前記第1の装置および前記第2の装置はそれぞれ、前記投影装置による投影と前記撮影装置による撮影を時分割で分離して行うことが好ましい。
さらに、前記第2の装置は、立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置と、前記立体形状復元装置の上面側からの投影光を前記立体形状復元装置の側面に反射する反射装置と、立体形状情報に基づいて前記立体形状復元装置の立体形状を制御する制御装置と、前記立体形状の上面の表面画像を前記立体形状の上面に投影しおよび前記立体形状の側面の表面画像を前記反射装置を介して前記立体形状の側面に投影する投影装置とを含むことができる。
ここで、前記第1の装置および前記第2の装置の少なくとも一方は、前記立体形状の上面および前記反射装置を介して前記立体形状の側面を撮影する撮影装置を備えることができる。前記撮影装置は、前記投影装置と光軸および画角をそろえるための撮影ミラー又はハーフミラーを伴うことができる。前記第2の装置の送信装置が送信する前記立体形状情報並びに前記立体形状の上面および側面の表面画像は、予め作成した物体情報に基づくものとすることができる。前記第2の装置の送信装置は、前記立体形状の上面および側面の表面画像に付加される付加画像を前記第1の装置に送信することができる。前記付加画像は、コンピュータシミュレーションの結果画像とすることができる。前記立体形状復元装置は高さ制御可能な複数のピンを配列して構成され、前記各ピンの高さが前記制御装置により制御可能とされるものとすることができる。
また、本発明に係る立体表示装置は、立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置と、前記立体形状復元装置の上面側からの投影光を前記立体形状復元装置の側面に反射する反射装置と、立体形状情報に基づいて前記立体形状復元装置の立体形状を制御する制御装置と、前記立体形状の上面の表面画像を前記立体形状の上面に投影しおよび前記立体形状の側面の表面画像を前記反射装置を介して前記立体形状の側面に投影する投影装置と、前記立体形状の上面および前記反射装置を介して前記立体形状の側面を撮影する撮影装置とを含む。さらに、前記撮影装置により撮影した前記立体形状の上面および側面の表面画像を外部に送信する送信装置を含むことができる。前記撮影装置は、前記投影装置と光軸および画角をそろえるための撮影ミラー又はハーフミラーを伴うことができる。
また、本発明に係る立体表示方法は、立体形状情報を送信する工程と、前記立体形状の上面および側面の表面画像を送信する工程と、受信した前記立体形状情報に基づいて、立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置を用いて前記立体形状を復元する工程と、受信した前記立体形状の上面および側面の表面画像を前記復元した立体形状に投影する工程とを含む。ここで、前記送信される立体形状情報は実物体を形状計測することにより得られ、前記送信される立体形状の上面および側面の表面画像は前記実物体を撮影することにより得られるものとすることができる。また、前記送信される立体形状情報並びに前記立体形状の上面および側面の表面画像は、予め作成した物体情報に基づくものとすることができる。前記送信側において、前記予め作成した物体情報に基づいて形状復元装置を用いて前記立体形状を復元する工程と、前記予め作成した物体情報に基づいて前記立体形状の上面および側面の表面画像を前記復元した立体形状に投影する工程とを含むことができる。
本発明によれば、立体形状情報及び立体形状の上面及び側面の表面情報に基づいて、物体(立体)を異なる地点で復元できるので、立体視するために特別な装置を装着することなく、物体を立体視するかのように、異なる視点から立体形状を立体視できると共に、複数地点間で、共通の立体形状の立体視に基づく情報を共有することができる。複数の地点の一方は実物体とし、他方はその実物体を復元したものを構成とすることで、よりリアルな情報を共有することができる。また、複数の地点に復元されるものが、それぞれ予め作成した物体情報に基づくものとする構成とすれば、実物体を用意することなく、物体の三次元情報を共有することができる。本発明の立体表示システムを遠隔会議システムとする構成によれば、共通の立体形状を立体視しながら会議等のコミュニケーションが可能となる。投光指示器を用いる構成によれば、物体を指示して表示される投光指示器の輝点を複数の地点間で共有でき、各地点間のコミュニケーションを容易とすることができる。また、表面画像に物体に係るコンピュータシミュレーションの結果画像を付加する構成によれば、コンピュータシミュレーションの結果画像を共有でき、三次元情報としての理解を深めることができる。投影と撮影を時分割で行う構成を持つ場合には、ハレーションを起こすことなく、双方向通信を行うことができる。撮影ミラーに代えてハーフミラーを用いる構成では、光学系を簡単化でき装置を小型化できる。
以下、本発明の実施例について図を参照しながら説明する。
図9は本発明に係る立体表示システムの一実施例を示す図である。本システムは、図示のように、地点Aに配置された装置90と地点Bに配置された装置91とがネットワーク92を介して接続されている。地点Aと地点Bとは必ずしも互いに遠隔地にある必要はなく隣同士であってもよい。本システムは、地点Aと地点Bとが互いに遠隔地にある場合、遠隔会議システムとして用いることができる。ネットワーク92の形態は特に限定されず、例えば公衆回線でもよいし、また専用回線でもよい。地点Aに配置された装置90は以下に説明する地点Bに配置された装置91と同様に構成することができる。本例では、後述のように、装置90から装置91へ立体形状情報並びに立体形状の上面の表面画像および側面の表面画像が送信される。
地点Bに配置された装置91は、図示のように、立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置(以下、単に「形状復元装置」という)1と、形状復元装置1の立体形状の上面側からの投影光を形状復元装置1の側面に反射する反射装置としての側面投影ミラー2と、受信した立体形状情報(立体形状データ)に基づいて形状復元ドライブ装置3を介して形状復元装置1の立体形状を制御する制御装置としての制御用コンピュータ4と、受信した立体形状の上面の表面画像としてのテクスチャ画像を復元された立体形状の上面に投影し、受信した立体形状の側面の表面画像としてのテクスチャ画像を側面投影ミラー2を介して、復元された立体形状の側面に投影する投影装置としてのプロジェクタ5とを備える。プロジェクタ5は制御用コンピュータ4に接続される。制御用コンピュータ4は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータで構成することができ、操作性を良くするためにマウスやジョイスティックなどの入力装置6を接続することができる。
装置91は、立体形状の上面、および側面投影ミラー2を介して立体形状の側面を撮影する撮影装置としてのカメラ7、およびプロジェクタ5とカメラ7の光軸および画角をそろえるための撮影ミラー8を備えることができる。カメラ7は制御用コンピュータ4に接続される。撮影ミラー8は図の両方向矢印に示すように移動可能である。さらに、装置91は、カメラ7により撮影した立体形状の上面および側面のテクスチャ画像を、地点Aに配置された装置90に送信するための送信装置9を含むことができる。本例では、送信装置9は制御用コンピュータ4に組み込まれているが、制御用コンピュータ4とは別に設けることもできる。
形状復元装置1は、立体形状を制御可能に設けられるが、本実施の形態の一例では、ピン(角柱)15のような形状可変素子をステージ16上に多数マトリックス状に配列し、その高さを各々制御することにより形状を復元する方式(ピンマトリクス方式)を用いている。ピンマトリクス自体は、例えば上記特許文献2に記載のように周知のものである。本発明においては、形状復元装置1は精密な立体形状を復元する必要はなく、全体のスケールの2〜3%の精度があれば十分である。例えば100mmの大きさの機械部品を3次元表示するには、2mm〜3mm角の断面積を持つピンを用いればよい。このピン15は光を拡散反射する材料で構成することが好ましい。ピン15を透明や鏡面材料で構成すると、プロジェクタから投影されるテクスチャ画像が透過し、または極度に反射され、立体形状に十分な表面テクスチャを付与することができないからである。
本実施例のようにピンマトリクス方式の形状復元装置1を用いる場合は、マトリクス状に配列されたピン15を駆動するための形状復元ドライブ装置3が設けられる。形状復元ドライブ装置3は、形状復元装置1と制御用コンピュータ4の間に接続され、制御用コンピュータ4から立体形状情報を入手し、このデータに基づいて形状復元装置1を構成する複数のピン15を上下に駆動して、立体形状を形成する。この立体形状情報並びに立体形状の上面および側面のテクスチャ画像は、地点Aに配置された装置90からネットワーク92を介して地点Bに配置された装置90の制御用コンピュータ4に送られる。
カメラ7とプロジェクタ5はそれぞれのレンズ主点から等距離に置かれた平面において撮影範囲と投影範囲が一致するように、即ち画角が一致するように設計されたレンズを用いる。プロジェクタ5は光軸がステージ16の上面に垂直になるように、また投影範囲が4枚の側面投影ミラー2をカバーするように設置される。実物体のテクスチャ画像を取得する場合、図3に示すように、撮影ミラー8をプロジェクタ5の図示しないレンズ前に移動し、カメラ7の主点位置がプロジェクタ5の主点位置と一致するようにして、ステージ16上に配置した実物体(図示せず)を撮影ミラー8を介してカメラ7で撮影する。一方、実物体の立体形状情報を取得する場合、撮影ミラー8をプロジェクタ5のレンズ前から外れた図の破線位置に移動し、プロジェクタ5から形状計測用のパターンをステージ16上の実物体(図示せず)に投影し、これを撮影ミラー8を介してカメラ7で撮影する。また、プロジェクタ5から形状復元装置1で復元した立体形状(図示せず)にテクスチャ画像を投影する場合、撮影ミラー8をプロジェクタ5のレンズ前から外れた図の破線位置に移動し、ステージ16上の復元した立体形状にプロジェクタ5からテクスチャ画像を投影する。このように撮影ミラー8は撮影装置と前記投影装置との光軸および画角をそろえるために用いられる。なお、図3では、関連する制御用コンピュータ、形状復元ドライブ装置、配線等の図示は省略している。後述する図4等も同様である。
本システムは、図18に示すように、地点Aに配置された装置90と地点Bに配置された装置91とが、例えばネットワーク92を介して接続される。地点Aで取得された対象物のテクスチャ画像および立体形状情報は制御用コンピュータ4Aで処理されネットワーク92を通じて地点Bの制御用コンピュータ4Bに転送することができる。また、地点Bで取得された対象物のテクスチャ画像および立体形状情報も同様に制御用コンピュータ4Bで処理されネットワーク92を通じて地点Aの制御用コンピュータ4Aに転送することができる。なお、本図では、装置90,91を構成する他の要素については図示を省略している。
次に、本発明に係る立体表示システムの一実施例の動作を説明する。本例は、実物体が地点Aに存在する場合である。図10は、本システムの動作を示すフローチャートである。図4から図6は、図10のフローチャートの各ステップにおける状態を表した図である。図4から図6において、プロジェクタ5A,5B,カメラ7A,7B,ステージ16A,16B,側面投影ミラー2A,2B,撮影ミラー8A,8Bはそれぞれ地点Aおよび地点Bにおいて相対的な位置を一致させるように設置する。こうすることによって、地点Aの実物体が置かれた位置に対応する地点Bの位置にその立体形状が再現され、カメラで撮影された実物体の上面および側面のテクスチャ画像が、その再現された立体形状の対応する位置に投影される。以下、具体的に説明する。
図4(a)に示すように、地点Aのステージ16A上に実物体40を載せ(図10のステップ101)、地点Aの撮影ミラー8Aを図示のようにプロジェクタ5Aのレンズ前から外れた地点にセットする(ステップ102)。図4(b)に示すように、この時点ではまだ地点Bのステージ16B上に立体形状は現れない。
次に、図5(a)に示すように、プロジェクタ5Aからストライプ状の明暗パターン41を複数回実物体40に投影し、撮影ミラー8Aを通した画像をカメラ7Aで撮影する(ステップ103)。投影するストライプ状の明暗パターン41は、たとえば図11(a)〜(f)に示すようなものであり、グレイコードであってもカラーコードであってもよい。撮影された画像は、図7(a)〜(f)に示すように、ストライプ状の明暗パターンが実物体40の形状(高低差)により歪んだ状態となる。この歪みを計算することにより各ストライプエッジの奥行き情報(立体形状情報)が算出される。
この形状計測方式は「空間コード化法」としてよく知られる方法である。図17に示すように、プロジェクタ5から物体Mに投影された明暗パターンの投影角度をθ、カメラ7で撮影された明暗パターンの撮影角度をφ、プロジェクタ5とカメラ7のレンズ間距離(基線長)をLとすると、物体Mまでの距離Zは次のように表される。
Z=L・(tanθ・tanφ)/(tanθ+tanφ)
この距離Zを繰り返し求めて、物体Mの立体形状情報を取得する。このように、複数の明暗パターンを投影した実物体を撮影した複数の画像から、空間コード化法により形状計測を行い、立体形状情報を作成する(ステップ104)。
実物体の形状を計測する方法はこの空間コード化法である必要はなく、たとえばTime of Flight方式、ステレオ法などどのような方法でもかまわない。また、形状計測点の密度は形状復元装置のマトリクス状に配列されたピンの密度より高くする必要はなく、たとえば形状復元装置で3mmピッチのピンを使用する場合は3mmピッチの密度で形状計測を行えば充分である。算出された立体形状情報は地点Aから地点Bの制御用コンピュータに送信され、そこで地点Bの形状復元装置1Bのピン15Bの突出量が計算される。地点Bの制御用コンピュータは形状復元ドライブ装置を駆動して、図5(b)に示すように、形状復元装置1Bのマトリクス状に配列されたピン15Bを突き出し、地点Aの実物体40の形状を、対応する立体形状として地点Bの形状復元装置1Bで復元する(ステップ105)。
次に、図6(a)に示すように、地点Aの撮影ミラー8Aをプロジェクタ5Aのレンズ前にセットする(ステップ106)。そして、プロジェクタ5Aのレンズ中心と同じ位置からカメラ7Aで実物体40を撮影する。その際、実物体40の上面だけでなく、側面投影ミラー2Aに映った実物体40の側面テクスチャも合わせて撮影する。図8は、撮影されたテクスチャ画像の一例を示す図で、(a)は左側面画像、(b)は後側面画像、(c)は上面画像、(d)は前側面画像、(e)は右側面画像である。これらの撮影された実物体40の上面および側面のテクスチャ画像を地点Bに送信し、図6(b)に示すように、図示しない制御用コンピュータによりプロジェクタ5Bから、復元した立体形状に投影する(ステップ107)。側面投影ミラー2Bに照射される側面テクスチャ画像は、地点Aと地点Bで側面投影ミラー2A,2Bが同一の状態にセットされているので、復元された立体形状の該当する位置に正確に投影される。
以上は実物体が地点Aに存在する場合であるが、実物体が双方に存在しない場合でも三次元(3D)情報を共有することが可能である。以下、地点Aにのみ3D−CAD等で予め作成した物体情報(以下、「3Dモデリングデータ」という)が存在する場合を例にとって説明する。
図12は、地点Aに3Dモデリングデータが存在する場合の例を示す図で、(a)は地点Aの装置、(b)は地点Bの装置を示すものであり、図13はその動作説明のためのフローチャートである。まず、図12(a)、(b)に示すように、地点Aおよび地点Bの撮影ミラー8A,8Bをプロジェクタ5A,5Bのレンズから外れた位置にセットする(図13のステップ131)。地点Aに存在する3Dモデリングデータをもとに表示したい姿勢および倍率から立体形状を復元するための立体形状情報並びに上面および側面のテクスチャを算出し、地点Bに送信する(ステップ132)。この3Dモデリングデータは、例えば地点Aの制御コンピュータ4Aに格納されている。
次に、この立体形状情報に基づいて地点Aおよび地点Bの形状復元装置1A,1Bで立体形状を復元する(ステップ133)。復元した立体形状の位置や向きに合わせて、上面および側面テクスチャ画像をプロジェクタ5A,5Bから、復元した立体形状に投影する(ステップ134)。こうすることにより実物体の存在しない複数の地点においてそれぞれ3D−CAD等で作成された3Dモデリングデータを立体表示し、複数の地点間で三次元情報を共有することができる。
復元した立体形状に投影する画像は、実物体のテクスチャに限らない。たとえば、3Dモデリングされた仮想物体の熱解析や変形解析、流体力学解析などのコンピュータシミュレーションの結果画像を投影して、複数の地点間でシミュレーション情報を共有することが可能である。
図19は、コンピュータによる応力シミュレーションの結果を離れた地点に提示する例を示す図である。地点Aの装置90における制御用コンピュータ4A上で3Dモデリングされたオブジェクト19Aに対し、力学解析用ソフトウェアを用いて表面応力のシミュレーションを行う。地点Bの装置91における制御用コンピュータ4Bにオブジェクト19Aの立体形状情報と表面応力シミュレーション結果による表面テクスチャ画像を送信する。このテクスチャ画像は、シミュレーション結果画像を含むオブジェクト19Aの上面および側面のテクスチャ画像である。地点Bでは、まず形状復元装置1Bによりオブジェクト19Aの形状が再現され、次にプロジェクタ5Bにより応力シミュレーション結果による表面テクスチャが投影される。これにより、離れた地点Bにおいて、オブジェクト19Aの応力分布等が立体的に確認できる。
図20(a),(b)は、地点Aに実物体、地点Bに形状復元装置による再現形状が存在する場合について、地点Aにおいて投光指示器としてのレーザポインタにより指示した輝点を、地点Bに復元した立体形状の対応する位置に表示する場合の例を示す図である。地点Aから地点Bにポインタで指示した輝点を表示する方法を以下説明する。地点Aの実物体40上にレーザポインタ51から輝点52Aを投影する。地点Aのカメラ7Aは実物体の表面テクスチャおよびポインタで指示した輝点を同時に撮影し、これを物体の上面および側面のテクスチャ画像として地点Bに送信する。地点Bでは、受信したテクスチャ画像から、地点Aで撮影された表面テクスチャおよびポインタで指示した輝点を、復元した立体形状に投影する。これにより地点Bにおいて地点Aでポインティングされた位置を復元形状の上で輝点52Bとして確認することができる。
図14(a),(b)は、双方向でポインタで指示した輝点を表示する場合の例を示す図である。この場合、撮影ミラーをハーフミラー58A,58Bとし、実物体および復元した立体形状について、ポインタで指示した輝点の撮影と表面テクスチャの投影を行う。まず、地点Aおよび地点Bともにハーフミラー58A,58Bをプロジェクタ5A,5Bとカメラ7A,7Bの交差光軸上に設置し、表面テクスチャを実物体40および復元した立体形状に投影しながら同時に撮影を行う。これによりポインタで指示した輝点を含む表面テクスチャ画像を地点Aおよび地点Bにおいて取得することができる。
地点Aのポインタで指示した輝点を地点Bに表示する場合、地点Aで取得したポインタ51Aで指示した輝点52Aを含む表面テクスチャ画像を地点Bに送信し、この表面テクスチャ画像を地点Bの立体形状に投影する。これにより、地点Bの立体形状には、実物体40上の輝点52Aが輝点52Bとして再現される。逆に、地点Bのポインタで指示した輝点を地点Aに表示する場合、地点Bで取得したポインタ51Bで指示した輝点53Bを含む表面テクスチャ画像を地点Aに送信し、この表面テクスチャ画像を地点Aの実物体40に投影する。これにより、地点Aの実物体40には、地点Bの立体形状上の輝点53Bが輝点53Aとして再現される。
その際、投影と撮影を同時に行うと不都合が生ずることがある。これについて図15を用いて説明する。図15(a)は、地点Aの実物体を地点Bに復元する場合を示す。この場合、地点Aでは、実物体に、地点Bにおいてポインタで指示した輝点を含む復元形状のテクスチャ画像(テクスチャB+ポインタB)が投影され、同時に、ポインタで指示した輝点を含む実物体のテクスチャ画像(テクスチャA+ポインタA)を撮影する。地点Bでは、復元形状に、地点Aにおいてポインタで指示した輝点を含む実物体のテクスチャ画像(テクスチャA+ポインタA)が投影され、同時に、ポインタで指示した輝点を含む復元形状のテクスチャ画像(テクスチャB+ポインタB)を撮影する。また、図15(b)は、3D−CAD上の3Dモデルを双方向の地点に復元する場合を示す。この場合、地点Aでは、その復元形状に、地点Bにおいてポインタで指示した輝点とその復元形状のコンピュータグラフィックス(CG)テクスチャ画像(CGテクスチャ+ポインタB)が投影され、同時に、ポインタで指示した輝点とその復元形状のCGテクスチャ画像(CGテクスチャ+ポインタA)を撮影する。地点Bでは、その復元形状に、地点Aにおいてポインタで指示した輝点とその復元形状のCGテクスチャ画像(CGテクスチャ+ポインタA)が投影され、同時に、ポインタで指示した輝点とその復元形状のCGテクスチャ画像(CGテクスチャ+ポインタB)を撮影する。図15(a)、(b)の場合、地点Aで撮影したものを地点Bで投影および撮影し、さらにその画像を地点Aで投影および撮影することになり、投影および撮影が無限ループを回ってしまう。そのため投影画像の明るさが激増しハレーションを起こしてしまう。
そこで、図16に示すように投影と撮影を時分割で分離し、撮影時にはプロジェクタの画像投影を行わないようにする。図16(a)は、地点Aの実物体を地点Bに復元する場合を示す。この場合、地点Aでは、実物体に、地点Bにおいてポインタで指示した輝点(ポインタB)が投影され、その投影終了後、ポインタで指示した輝点を含む実物体のテクスチャ画像(テクスチャA+ポインタA)を撮影する。地点Bでは、地点Aにおいてポインタで指示した輝点を含む実物体のテクスチャ画像(テクスチャA+ポインタA)が投影され、その投影終了後、地点Bにおいてポインタで指示した輝点(ポインタB)を撮影する。また、図16(b)は、3D−CAD上の3Dモデルを双方向の地点に復元する場合を示す。この場合、地点Aでは、その復元形状に、地点Bにおいてポインタで指示した輝点とその復元形状のコンピュータグラフィックス(CG)テクスチャ画像(CGテクスチャ+ポインタB)が投影され、その投影終了後、ポインタで指示した輝点(ポインタA)を撮影する。地点Bでは、地点Aにおいてポインタで指示した輝点とその復元形状のCGテクスチャ画像(CGテクスチャ+ポインタA)が投影され、その投影終了後、地点Bにおいてポインタで指示した輝点(ポインタB)を撮影する。この投影と撮影は例えば1フレーム(1/30秒)の時間間隔で交互に行われる。こうすることにより投影および撮影が無限ループを回らなくなり、投影画像がハレーションを起こすこともなくなる。
本発明は立体表示システムに関するものであり、産業上の利用可能性がある。
遠隔会議システムの一例を示す図である。 偏光メガネ方式の一例を示す図である。 本発明に係る立体表示システムに用いる立体表示装置の一例を示す概略図である。 (a),(b)はそれぞれ各地点に設けられる本発明に係る立体表示システムに用いる立体表示装置の一例を示す概略図である。 (a),(b)はそれぞれ各地点に設けられる本発明に係る立体表示システムに用いる立体表示装置の一例を示す概略図である。 (a),(b)はそれぞれ各地点に設けられる本発明に係る立体表示システムに用いる立体表示装置の一例を示す概略図である。 (a)〜(f)はそれぞれストライプ状の明暗パターンが投影された実物体の一例を示す図である。 撮影されたテクスチャ画像の一例を示す図で、(a)は左側面画像、(b)は後側面画像、(c)は上面画像、(d)は前側面画像、(e)は右側面画像である。 本発明に係る立体表示システムの一実施例を示す図である。 本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 (a)〜(f)はそれぞれプロジェクタから投影されるストライプ状の明暗パターンの一例を示す図である。 (a),(b)はそれぞれ各地点に設けられる本発明に係る立体表示システムに用いる立体表示装置の一例を示す概略図である。 図12の動作説明のためのフローチャートである。 (a),(b)は本発明に係る立体表示システムにおいて双方向でポインタで指示した輝点を表示する場合の例を示す図である。 (a)は地点Aの実物体を地点Bに復元する場合の例を示し、(b)は3D−CAD上の3Dモデルを双方向の地点に復元する場合の例を示す。 投影と撮影を時分割で分離する例を示すもので、(a)は地点Aの実物体を地点Bに復元する場合、(b)は3D−CAD上の3Dモデルを双方向の地点に復元する場合を示す。 空間コード化法による形状計測の一例を説明するための図である。 本発明に係る立体表示システムにおける地点A,B間の接続関係を説明するための図である。 コンピュータによる応力シミュレーションの結果を離れた地点に提示する例を示す図である。 (a),(b)は、地点Aに実物体、地点Bに形状復元装置による再現形状が存在する場合について、地点Aにおいて投光指示器としてのレーザポインタにより指示した輝点を、地点Bに復元した立体形状の対応する位置に表示する場合の例を示す図である。
符号の説明
1 形状復元装置
2 側面投影ミラー
3 形状復元ドライブ装置
4 制御用コンピュータ
5 プロジェクタ
6 入力装置
7 カメラ
8 撮影ミラー
9 送信装置
15 ピン
16 ステージ
90 地点Aの装置
91 地点Bの装置
92 ネットワーク

Claims (20)

  1. 立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置と、前記立体形状復元装置の上面側からの投影光を前記立体形状復元装置の側面に反射する反射装置と、立体形状情報に基づいて前記立体形状復元装置の立体形状を制御する制御装置と、前記立体形状の上面の表面画像を前記立体形状の上面に投影しおよび前記立体形状の側面の表面画像を前記反射装置を介して前記立体形状の側面に投影する投影装置とを含む第1の地点に配置された第1の装置と、
    前記立体形状情報並びに前記立体形状の上面および側面の表面画像を前記第1の装置に送信する送信装置を含む第2の地点に配置された第2の装置と、
    を備えたことを特徴とする立体表示システム。
  2. 前記第2の装置が、実物体の上面側からの投影光を前記実物体の側面に反射する反射装置と、前記投影光を投影する投影装置と、前記実物体の上面および前記反射装置を介して前記実物体の側面を撮影する撮影装置とを含み、前記実物体に投影された投影光を前記撮影装置で撮影して得られた情報に基づいて前記立体形状情報を取得し、並びに前記実物体の上面および側面を前記撮影装置で撮影することにより前記立体形状の上面および側面の表面画像を取得することを特徴とする請求項1記載の立体表示システム。
  3. 前記第1の装置が、前記立体形状の上面および前記反射装置を介して前記立体形状の側面を撮影する撮影装置と、前記撮影装置により撮影した前記立体形状の上面および側面の表面画像を前記第2の装置に送信する送信装置とを含むことを特徴とする請求項2記載の立体表示システム。
  4. 前記第2の装置の撮影装置により撮影された表面画像が、投光指示器で指示した輝点を含むことを特徴とする請求項2記載の立体表示システム。
  5. 前記第1の装置の撮影装置により撮影された表面画像が、投光指示器で指示した輝点を含むことを特徴とする請求項3記載の立体表示システム。
  6. 前記第1の装置および前記第2の装置がそれぞれ、前記投影装置による投影と前記撮影装置による撮影を時分割で分離して行うことを特徴とする請求項記載の立体表示システム。
  7. 前記第2の装置が、立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置と、前記立体形状復元装置の上面側からの投影光を前記立体形状復元装置の側面に反射する反射装置と、立体形状情報に基づいて前記立体形状復元装置の立体形状を制御する制御装置と、前記立体形状の上面の表面画像を前記立体形状の上面に投影しおよび前記立体形状の側面の表面画像を前記反射装置を介して前記立体形状の側面に投影する投影装置とを含むことを特徴とする請求項1記載の立体表示システム。
  8. 前記第1の装置および前記第2の装置の少なくとも一方が、前記立体形状の上面および前記反射装置を介して前記立体形状の側面を撮影する撮影装置を備えたことを特徴とする請求項7記載の立体表示システム。
  9. 前記撮影装置が、前記投影装置と光軸および画角をそろえるための撮影ミラー又はハーフミラーを伴うことを特徴とする請求項2〜6または8のいずれかに記載の立体表示システム。
  10. 前記第2の装置の送信装置が送信する前記立体形状情報並びに前記立体形状の上面および側面の表面画像が、予め作成した物体情報に基づくものであることを特徴とする請求項1記載の立体表示システム。
  11. 前記第2の装置の送信装置が、前記立体形状の上面および側面の表面画像に付加される付加画像を前記第1の装置に送信することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の立体表示システム。
  12. 前記付加画像が、コンピュータシミュレーションの結果画像であることを特徴とする請求項11記載の立体表示システム。
  13. 前記立体形状復元装置が高さ制御可能な複数のピンを配列して構成され、前記各ピンの高さが前記制御装置により制御可能とされることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の立体表示システム。
  14. 立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置と、前記立体形状復元装置の上面側からの投影光を前記立体形状復元装置の側面に反射する反射装置と、立体形状情報に基づいて前記立体形状復元装置の立体形状を制御する制御装置と、前記立体形状の上面の表面画像を前記立体形状の上面に投影しおよび前記立体形状の側面の表面画像を前記反射装置を介して前記立体形状の側面に投影する投影装置と、前記立体形状の上面および前記反射装置を介して前記立体形状の側面を撮影する撮影装置とを含むことを特徴とする立体表示装置。
  15. 前記撮影装置により撮影した前記立体形状の上面および側面の表面画像を外部に送信する送信装置を含むことを特徴とする請求項14記載の立体表示装置。
  16. 前記撮影装置が、前記投影装置と光軸および画角をそろえるための撮影ミラー又はハーフミラーを伴うことを特徴とする請求項14または15記載の立体表示装置。
  17. 立体形状情報を送信する工程と、前記立体形状の上面および側面の表面画像を送信する工程と、受信した前記立体形状情報に基づいて、立体形状が制御可能に設けられ立体形状を復元する立体形状復元装置を用いて前記立体形状を復元する工程と、受信した前記立体形状の上面の表面画像を前記復元した立体形状の上面に投影しおよび前記立体形状の側面の表面画像を反射装置を介して前記復元した立体形状の側面に投影する工程とを含むことを特徴とする立体表示方法。
  18. 前記送信される立体形状情報が実物体を形状計測することにより得られ、前記送信される立体形状の上面および側面の表面画像が前記実物体を撮影することにより得られることを特徴とする請求項17記載の立体表示方法。
  19. 前記送信される立体形状情報並びに前記立体形状の上面および側面の表面画像が、予め作成した物体情報に基づくものであることを特徴とする請求項17記載の立体表示方法。
  20. 前記送信側において、前記予め作成した物体情報に基づいて形状復元装置を用いて前記立体形状を復元する工程と、前記予め作成した物体情報に基づいて前記立体形状の上面および側面の表面画像を前記復元した立体形状に投影する工程とを含むことを特徴とする請求項19記載の立体表示方法。
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