JP4111167B2 - 異常セル検出装置 - Google Patents

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本発明は、組電池を構成する複数のセルの異常を検出する装置に関する。
所定数のセルにより構成されるモジュールごとにセルコントローラを設けて、モジュール内のセルの故障を検知し、セルの故障情報をシリアル通信にて、バッテリコントローラに送信する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−134683号公報
しかしながら、従来の技術では、セルの故障を検出するためにセルコントローラが必要であり、また、複数のセルコントローラとバッテリコントローラとの間で通信を行う必要があるため、装置の構成が複雑化するという問題があった。
本発明による異常セル検出装置は、基準パルス幅を有する矩形波パルス信号を出力するパルス信号出力手段と、複数のセルごとに設けられて、対応するセルに異常が発生しているか否かを判定する異常判定手段と、対応するセルに異常が発生していると判定されると、パルス信号出力手段から出力されたパルス信号のパルス幅を、異常が発生したセルごとに異なるように変更させるパルス幅変更手段と、基準パルス幅、および、パルス幅変更手段で変更されたパルス幅に基づいて、異常が発生したセルを検出する異常セル検出手段とを備えることを特徴とする。
本発明による異常セル検出装置によれば、セルコントローラを設けずに、異常が発生したセルを検出することができるとともに、異常が発生したセルを特定することができる。
図1は、本発明による異常セル検出装置の一実施の形態の構成を示す図である。一実施の形態における異常セル検出装置は、異常判定部A1〜An(nは2以上の自然数)と、NチャネルMOSトランジスタB1〜Bn(以下、単に、MOSトランジスタB1〜Bnと呼ぶ)と、コンデンサC1〜Cnと、ダイオード5と、アンド回路6と、PチャネルMOSトランジスタ7(以下、単に、MOSトランジスタ7と呼ぶ)と、電源回路8と、抵抗R1,R2,R3と、コンデンサCaと、PNPトランジスタ9と、バッテリコントローラ10とを備える。
組電池1は、複数のセルS1〜Snを直列に接続して構成される。異常判定部A1〜An、MOSトランジスタB1〜Bn、および、コンデンサC1〜Cnは、それぞれ各セルS1〜Snに対応して設けられている。n個のコンデンサC1〜Cnの容量は、全て異なるものとする。
異常判定部A1〜Anはそれぞれ、対応するセルS1〜Snの電圧と、所定の上限電圧とを比較することにより、セルの過充電異常を検出するとともに、セル電圧と所定の下限電圧とを比較することにより、セルの過放電異常を検出する。MOSトランジスタB1〜Bnのゲートは、異常判定部A1〜Anとそれぞれ接続されており、対応する異常判定部A1〜Anからセルの過充電異常または過放電異常を示す信号(正電圧)がゲートに入力されると、MOSトランジスタB1〜Bnはオンする。
アンド回路6の一方の入力端子は、各コンデンサC1〜Cnと接続されており、他方の入力端子は、ダイオード5のカソードと接続されている。また、アンド回路6の出力端子は、バッテリコントローラ10と接続されている。ダイオード5のアノードは、各コンデンサC1〜Cnと接続されており、抵抗R1は、ダイオード5と並列に接続されている。また、ダイオード5のカソードと抵抗R1とが接続されている接続点K2は、バッテリコントローラ10とも接続されている。
抵抗R2およびコンデンサCaからなる直列回路は、組電池1と並列に接続されている。MOSトランジスタ7のゲートは、抵抗R2とコンデンサCaとの接続点K3と接続されており、ソースは組電池1の正極と接続されている。また、MOSトランジスタ7のドレインは、電源回路8を介して、組電池1の負極と接続されている。電源回路8は、MOSトランジスタ7がオンされている間に、異常判定部A1〜Anに電力を供給する。
抵抗R3の一端は接続点K3と接続されており、他端は、PNPトランジスタ9のエミッタと接続されている。PNPトランジスタ9のベースは、バッテリコントローラ10と接続されており、コレクタは組電池1の負極と接続されている。
バッテリコントローラ10による異常セルの検出方法について説明する。以下では、セルS2〜Snが全て正常であり、異常判定部A1によって、セルS1の過充電異常または過放電異常が検出された場合について説明する。バッテリコントローラ10は、発信回路10aを有し、セルの異常検出を行う際に、発信回路10aから、基準パルス幅を有する異常診断用のクロック信号CLKを出力する。
図2(a)は、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力されるクロック信号CLKの波形を示す図である。図2(a)に示すように、クロック信号CLKは、所定周期の矩形波パルスである。異常判定部A1がセルS1の異常を検出していない場合には、MOSトランジスタB1はオフとなっているので、コンデンサC1とアンド回路6の入力端子との接続点K1における電圧波形は、図2(b)に示すように、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力されるクロック信号CLKの波形と同じものとなっている。
図2(c)は、セルS1の異常が検出されていない場合に、アンド回路6からバッテリコントローラ10に入力される信号波形を示す図である。上述したように、セルS1に異常が発生していない場合(全てのセルが正常な場合)には、接続点K2を介してアンド回路6に入力される信号(図2(a))と、接続点K1を介してアンド回路6に入力される信号(図2(b))とは、信号の波形および位相が同一である。従って、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力されるクロック信号CLKの波形と、バッテリコントローラ10に入力される信号の波形とは同一のものとなる。
図3(a)〜図3(c)は、異常判定部A1によって、セルS1の過充電異常または過放電異常が検出された場合の信号波形であり、それぞれ図2(a)〜図2(c)に対応するものである。すなわち、図3(a)は、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力されるクロック信号CLKの波形を、図3(b)は、接続点K1の信号波形を、図3(c)は、バッテリコントローラ10に入力される信号の波形をそれぞれ示している。
異常判定部A1によって、セルS1の過充電異常または過放電異常が検出されると、異常判定部A1から出力される信号に基づいて、MOSトランジスタB1がオンする。この場合、コンデンサC1は、MOSトランジスタB1を介して接地される。従って、バッテリコントローラ10の発信回路10aからクロック信号CLKが出力されると、接続点K1の信号波形は、図3(b)に示すように、パルスの立ち上がりが遅くなる。すなわち、MOSトランジスタB1がオンされると、抵抗R1およびコンデンサC1によりCR回路が構成されるので、接続点K1における信号レベル(電圧値)がHレベルに到達するまでの時間が、CR回路の時定数τ1(=C1×R1)だけ遅くなる。
これにより、アンド回路6から出力される信号の波形は、図3(c)に示すように、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力されるクロック信号CLKの波形より、時定数τだけ削られた矩形波となる。バッテリコントローラ10は、出力したクロック信号CLKのオン/オフデューティに対して、アンド回路6から入力される信号のオン/オフデューティが異なることを検知することにより、異常セルが発生していることを検知する。
なお、抵抗R1と並列にダイオード5を設けることにより、クロック信号CLKのパルスの立ち下がりとともに、接続点K1の電圧値も素早く低下する。これにより、クロック信号CLKの次のパルスが立ち上がるまでの間に、接続点K1の電圧値を0にすることができる。
図4(a)〜図4(c)は、異常判定部Anによって、セルSnの過充電異常または過放電異常が検出された場合の信号波形であり、それぞれ、図2(a)〜図2(c)に対応している。なお、セルS1〜Sn-1は、全て正常な状態にあるとする。ここでは、コンデンサC1の容量に比べてコンデンサCnの容量が大きいものとして説明する。この場合、MOSトランジスタBnがオンして、抵抗R1およびコンデンサCnによりCR回路が構成される。従って、接続点K1における信号レベルがHレベルになるまでの時間は、CR回路の時定数τn(=Cn×R1)だけ遅くなる(図4(b)参照)。これにより、アンド回路6からバッテリコントローラ10に入力される信号は、図4(c)に示すように、幅の狭い矩形波となる。
上述したように、コンデンサC1〜Cnの容量は全て異なるので、いずれかのセルS1〜Snに異常が発生した場合に、アンド回路6からバッテリコントローラ10に入力される矩形波の幅、すなわち、入力される信号のオン/オフデューティは、セルごとに異なる。従って、バッテリコントローラ10は、アンド回路6から入力される信号のオン/オフデューティを検出することによって、異常セルを検出するとともに、異常が発生したセルを特定することができる。
組電池1を構成するセル数が少ない場合には、セルS1〜Snに異常が発生した場合に、アンド回路6からバッテリコントローラ10に入力される信号のパターンが少ないので、上述した方法により、異常が発生したセルを特定することができる。しかし、組電池1を構成するセル数が多くなると、時定数τ1〜τn(図3(b)および図4(b)参照)の変化量を小さくしなければならず、従って、異常セルを特定するために、アンド回路6から入力される信号のオン/オフデューティの検出精度を高める必要がある。
一実施の形態における異常セル検出装置では、バッテリコントローラ10において、アンド回路6から入力される信号のオン/オフデューティの検出精度を高めずに異常セルを特定するために、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力するクロック信号CLKの周波数(パルス幅)を変化させる。
図5は、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力するクロック信号CLKの周波数を大きくして、いずれかのMOSトランジスタB1〜Bnがオンした時に構成されるCR回路の時定数τが小さい場合の異常セル検出方法を説明するための図である。また、図6は、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力するクロック信号CLKの周波数を小さくして、いずれかのMOSトランジスタB1〜Bnがオンした時に構成されるCR回路の時定数τが大きい場合の異常セル検出方法を説明するための図である。図5(a)〜図5(c)および図6(a)〜図6(c)は、それぞれ図2(a)〜図2(c)に対応している。
CR回路の時定数τが小さい場合には、クロック信号CLKの周波数を大きく(周期を小さく)することにより(図5(a)参照)、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力するクロック信号CLKのオン/オフデューティと、アンド回路6から入力される信号のオン/オフデューティとの差を検出しやすくなる。例えば、クロック信号CLKの周波数が図6(a)に示すように小さい(周期が大きい)場合には、アンド回路6からバッテリコントローラ10に入力される信号のHレベル部分と、発信回路10aから出力されるクロック信号CLKのHレベル部分との差が小さくなるため、両信号の差異を検出するのが難しくなる。
一方、CR回路の時定数τが大きい場合には、クロック信号CLKの周波数を小さくすることにより(図6(a)参照)、発信回路10aから出力するクロック信号CLKのオン/オフデューティと、アンド回路6から入力される信号のオン/オフデューティとの差を検出しやすくなる。例えば、クロック信号CLKの周波数が図5(a)に示すように大きい場合には、クロック信号CLKのHレベル部分の時間より時定数τの方が大きくなると、バッテリコントローラ10には矩形波の信号が入力されなくなる。従って、クロック信号CLKのHレベル部分の時間より時定数τの方が大きいCR回路が複数存在する場合には、どのセルに異常が発生したのか特定することができなくなる。
このように、バッテリコントローラ10は、クロック信号CLKの周波数(基準パルス幅)を変化させつつ、クロック信号CLKを出力することにより、アンド回路6から入力される信号のオン/オフデューティの検出精度を高めることなく、異常セルを特定することができる。すなわち、CR回路の時定数τが小さい場合および大きい場合のいずれの場合でも、確実に異常セルを特定することができる。これにより、クロック信号CLKの周波数を変化させない場合に比べて、各コンデンサC1〜Cnの容量差を小さくする必要もなくなる。
ここで、バッテリコントローラ10の発信回路10aからクロック信号CLKが出力されていない場合、および、クロック信号CLKが出力された場合の電源回路8の動作について説明する。図7(a)は、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力されるクロック信号CLKを示し、図7(b)は、クロック信号CLKが出力されている間、および、クロック信号CLKの出力が停止された後のMOSトランジスタ7のゲート(制御端子)に印加される電圧を示す図である。
発信回路10aからクロック信号CLKが出力されている場合、すなわち、PNPトランジスタ9のベースに正電圧が印加されると、PNPトランジスタ9はオンする。逆に、クロック信号CLKが出力されていない場合、すなわち、PNPトランジスタ9のベースに正電圧が印加されていない場合には、PNPトランジスタ9はオフする。PNPトランジスタ9がオフすると、抵抗R2およびコンデンサCaにより構成されるCR回路の時定数τa1にて、MOSトランジスタ7のゲート電圧が上昇する。しかし、MOSトランジスタ9がオフする基準電圧にゲート電圧が到達する前に、クロック信号CLKに基づいてPNPトランジスタ9がオンするので、ゲート電圧が低下する。すなわち、PNPトランジスタ9がオンすることにより、抵抗R3およびコンデンサCaにより構成されるCR回路の時定数τa2にて、MOSトランジスタ7のゲート電圧は低下する。
このように、バッテリコントローラ10の発信回路10aからクロック信号CLKが出力されている間は、MOSトランジスタ7がオンしている。これにより、電源回路8から、異常判定部A1〜Anに電力が供給される。
一方、バッテリコントローラ10の発信回路10aからクロック信号CLKが出力されないようになる(出力停止)と、MOSトランジスタ7のゲート電圧は上昇し続けて、MOSトランジスタ7がオフする基準電圧を越えるようになる。これにより、MOSトランジスタ7がオフするので、電源回路8から異常判定部A1〜Anへの電力供給も停止する。
すなわち、一実施の形態における異常セル検出装置によれば、異常セルの検出を行う場合には、電源回路8から異常判定部A1〜Anに電力を供給するようにし、異常セルの検出を行わない期間は、電源回路8から異常判定部A1〜Anへの電力供給を停止するようにしたので、異常セルの検出を行わない期間の電力消費を抑制することができる。
一実施の形態における異常セル検出装置によれば、組電池1を構成するセルS1〜Snに異常が発生すると、発信回路10aから出力される矩形波パルス信号のパルス幅を、異常が発生したセルごとに異なるように変更するようにし、出力パルスのパルス幅(基準パルス幅)と入力パルスのパルス幅とに基づいて、異常セルを検出する。これにより、セルコントローラを設けずに、異常が発生したセルを検出することができるとともに、異常が発生したセルを特定することができる。
また、異常セルが発生すると、各セルに対応して設けられているコンデンサと抵抗とによってCR回路を構成し、構成されたCR回路の時定数に応じてパルス幅を変更するようにしたので、簡易な構成によって、異常が発生したセルごとにパルス幅が異なる回路を構成することができる。
また、一実施の形態における異常セル検出装置によれば、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力する矩形波パルス信号の基準パルス幅を変更するようにしたので、異常セルが発生した時に構成されるCR回路の時定数τが小さい場合および大きい場合のいずれの場合でも、確実に異常セルを特定することができる。
さらに、一実施の形態における異常セル検出装置によれば、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力される矩形波パルス信号に基づいて、異常セルを検出する異常判定部A1〜Anへの電力の供給および停止を行うようにしたので、異常セルの検出を行わない際の電力消費を自動的に抑制することができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、バッテリコントローラ10の発信回路10aから出力するクロック信号CLKの周波数を変更する例として、図5および図6を用いて、2種類の周波数を切り換える方法について説明したが、3種類以上の周波数を切り換えるようにしてもよい。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、バッテリコントローラ10がパルス信号出力手段および異常セル検出手段を、異常判定部A1〜Anが異常判定手段を、MOSトランジスタB1〜Bn、コンデンサC1〜Cn、抵抗R1およびアンド回路6がパルス幅変更手段を、電源回路8が電力供給手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
本発明による異常セル検出装置の一実施の形態の構成を示す図 異常セルが存在しない場合の信号波形であり、図2(a)は、バッテリコントローラから出力されるクロック信号CLKの波形を、図2(b)は、接続点K1の信号波形を、図2(c)は、バッテリコントローラに入力される信号の波形をそれぞれ示している。 セルS1に異常が存在する場合の信号波形であり、図3(a)は、バッテリコントローラから出力されるクロック信号CLKの波形を、図3(b)は、接続点K1の信号波形を、図3(c)は、バッテリコントローラに入力される信号の波形をそれぞれ示している。 セルSnに異常が存在する場合の信号波形であり、図4(a)は、バッテリコントローラから出力されるクロック信号CLKの波形を、図4(b)は、接続点K1の信号波形を、図4(c)は、バッテリコントローラに入力される信号の波形をそれぞれ示している。 図5は、CR回路の時定数τが小さい場合に、クロック信号CLKの周波数を大きくした場合の信号波形を示しており、図5(a)は、バッテリコントローラから出力されるクロック信号CLKの波形を、図5(b)は、接続点K1の信号波形を、図5(c)は、バッテリコントローラに入力される信号の波形をそれぞれ示している。 図6は、CR回路の時定数τが大きい場合に、クロック信号CLKの周波数を小さくした場合の信号波形を示しており、図6(a)は、バッテリコントローラから出力されるクロック信号CLKの波形を、図6(b)は、接続点K1の信号波形を、図6(c)は、バッテリコントローラに入力される信号の波形をそれぞれ示している。 図7(a)は、バッテリコントローラから出力されるクロック信号CLKを示し、図7(b)は、クロック信号CLKが出力されている時、および、クロック信号CLKの出力が停止された時のMOSトランジスタ7のゲートに印加される電圧を示す図
符号の説明
1…組電池
5…ダイオード
6…アンド回路
7…PチャネルMOSトランジスタ
8…電源回路
9…PNPトランジスタ
10…バッテリコントローラ
S1〜Sn…セル
A1〜An…異常判定部
B1〜Bn…NチャネルMOSトランジスタ
C1〜Cn,Ca…コンデンサ
R1〜R3…抵抗

Claims (5)

  1. 組電池を構成する複数のセルの異常を検出する異常セル検出装置において、
    基準パルス幅を有する矩形波パルス信号を出力するパルス信号出力手段と、
    前記複数のセルごとに設けられて、対応するセルに異常が発生しているか否かを判定する異常判定手段と、
    前記異常判定手段によって、対応するセルに異常が発生していると判定されると、前記パルス信号出力手段から出力されたパルス信号のパルス幅を、異常が発生したセルごとに異なるように変更させるパルス幅変更手段と、
    前記基準パルス幅と、前記パルス幅変更手段で変更されたパルス幅とに基づいて、異常が発生したセルを検出する異常セル検出手段とを備えることを特徴とする異常セル検出装置。
  2. 請求項1に記載の異常セル検出装置において、
    前記パルス幅変更手段は、抵抗と、各セルに対応して設けられており、容量が全て異なる複数のコンデンサとを少なくとも備え、前記異常判定手段によってセルに異常が発生していると判定されると、前記異常が発生していると判定されたセルに対応して設けられているコンデンサと前記抵抗とによってCR回路を構成し、前記構成されたCR回路の時定数に応じて、前記基準パルス幅を変更させることを特徴とする異常セル検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の異常セル検出装置において、
    前記異常判定手段は、対応するセルの電圧と所定の上限電圧とを比較することにより、セルが過充電異常であるか否かを判定するとともに、対応するセルの電圧と所定の下限電圧とを比較することにより、セルが過放電異常であるか否かを判定することを特徴とする異常セル検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の異常セル検出装置において、
    前記パルス信号出力手段は、基準パルス幅の異なる複数のパルス信号を出力することを特徴とする異常セル検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の異常セル検出装置において、
    前記異常判定手段に電力を供給する電力供給手段をさらに備え、
    前記電力供給手段は、前記パルス信号出力手段から出力されるパルス信号に基づいて、前記異常判定手段への電力の供給および停止を行うことを特徴とする異常セル検出装置。
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