JP4110102B2 - 画像表示装置の駆動方法 - Google Patents
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Description
に保持されたデータに従った長さのパルス信号をパルス幅変調回路33で生成し、駆動アンプ34にて電圧をVmに増幅して表示パネル1の変調配線を駆動する。
P(x,y)∝V(x,y) ‥‥[式1]
である。
P(x,y)∝D(x,y)・K(x,y) ‥‥[式2]
からなる画像が形成され、これが画像のざらつきや斑となって見える。
P(x,y)∝D(x,y)・Q(x,y)・K(x,y) ‥‥[式3]
なる画像が形成される。QはKの逆数であるから、すなわち各素子の発行効率ばらつきがキャンセルされたP(x,y)∝D(x,y)による画像が形成され、均一な画像が得られる。
のばらつきを補償する補正値を予めメモリに記憶し、前記複数本同時選択駆動において生じる画素毎の発光効率のばらつきを補償するように、該補正値を所定周期で更新した補正値を用いて補正された補正表示信号に基づいて該変調信号を出力することを特徴とする。
ときに、前記更新した補正値q(x,y)を、q(x,y) = Q(x,y) { y=1 }、q(x,y) = { ( D(x,y-1)+D(x,y) )・Q(x,y) - D(x,y-1)・q(x,y-1) } / D(x,y) { 2≦y≦m }と定めることが好
適である。
査配線および複数の変調配線とを有し、該走査配線を線順次に選択して選択信号を印加し、これと同期して表示信号に基づいた変調信号を該変調配線に並列的に印加して該表示素子を駆動する画像表示装置の駆動方法において、1つの選択期間において、複数の走査配線を同時に選択し、続く選択期間において、前の選択期間において選択された走査配線の組から1走査配線分シフトさせた複数の走査配線を選択するように駆動する複数本同時選択駆動方法であって、前記複数本同時選択駆動を行わず、1本づつ該走査配線を選択する
駆動方法において生じる画素毎の発光効率のばらつきを補償する補正値を予めメモリに記憶し、前記複数本同時選択駆動において同じ変調信号にて駆動される表示素子に対応する該補正値の平均値で更新した補正値を用いて補正された補正表示信号に基づいて該変調信号を出力することを特徴とする。
きに、前記更新した補正値q(x,y)を、q(x,y) = ( Q(x,y) + Q(x,y+1) )/2と定めることが好適である。
駆動方法において生じる画素毎の発光効率のばらつきを補償する補正値を基に、前記複数本同時選択駆動において同じ変調信号にて駆動される表示素子に対応する該補正値の平均値で更新した補正値を予めメモリに記憶し、該更新した補正値を用いて補正された補正表示信号に基づいて該変調信号を出力することを特徴とする。
表示パネル1の駆動方法の応用として、2ライン以上の走査配線Dx1〜Dxmを同時にアクティブにすることによって表示パネル1に表示される画像の輝度を大きくすることが可能である。このときのタイミングを図4に示す。
水平走査期間では同時に2ラインの走査配線が選択されるように駆動を行う。このようにすることによって表示パネル1に表示される映像の輝度をほぼ2倍にすることが可能となる。この駆動方法を、以下「重複走査モード」と表記する。
]は対応する位置(x,y)の素子とともにすぐ下の走査線の(x,y+1)の素子にも駆動される。同様に表示信号 D(x,y+1)は(x,y+1)の素子とともに(x,y+2)にも駆動される。
V(x,y)=D(x,y-1)+D(x,y) ‥‥[式4]
と駆動されることがわかる。
P(x,y)∝K(x,y)・( D(x,y-1)+D(x,y) ) ‥‥[式5]
なる発光量で点灯することになる。
V(x,y)=( D(x,y-1)+D(x,y) )・Q(x,y) ‥‥[式6]
と駆動できれば良い。
y)および(x,y+1)の素子が同時に駆動される。同様にD(x,y+1)・q(x,y+1)によって(x,y+1)および(x,y+2)の素子が駆動される。
V(x,y)=D(x,y-1)・q(x,y-1) + D(x,y)・q(x,y) ‥‥[式7]
と駆動されることになる。
( D(x,y-1)+D(x,y) )・Q(x,y) = D(x,y-1)・q(x,y-1) + D(x,y)・q(x,y) ‥‥[式8]
を解くことによって重複モード用の補正値q(x,y)が求められることがわかる。
q(x,y) = Q(x,y) { y=1 }、
q(x,y) = { ( D(x,y-1)+D(x,y) )・Q(x,y) - D(x,y-1)・q(x,y-1) } / D(x,y) { 2≦y≦m
} ‥‥[式9]
なる更新された補正値が得られる。
D(x,y)・q(x,y) = D(x,y)・Q(x,y) { y=1 }
D(x,y)・q(x,y) = ( D(x,y-1)+D(x,y) )・Q(x,y) - D(x,y-1)・q(x,y-1) { 2≦y≦m } ‥‥[式10]
として求まるので、実際の装置では補正演算部14を図8に示す構成のハードウェアとすることによって実現できる。
図中の[1L-Delay]はFIFOなどを用いた1走査線分のディレイメモリであり、たとえばD(x,y)を入力するとD(x,y-1)が取り出される。
簡略化した補正方法を用いて、重複走査モードで補正を行う表示装置をローコストに実施することも可能である。
q’(x,y) = ( Q(x,y) + Q(x,y+1) )/2 ‥‥[式11]
を更新された補正信号として用いる。
D(x,y)・q(x,y) = D(x,y)・( Q(x,y) + Q(x,y+1) )/2
を補正表示信号S11とする。
第2の実施の形態にて示したような簡略化した構成の表示装置において、q’(x,y)に相当する補正信号をあらかじめテーブルに格納しておくことも可能である。
D(x,y)・q(x,y) = D(x,y)・( Q(x,y) + Q(x,y+1) )/2
を補正表示信号S11とする。
2 走査駆動部
3 変調駆動部
4 同期分離部
5 ADコンバータ
6 制御回路部
7 画像処理部
8 乗算器
11 補正メモリ
14 補正演算部
22 切り替えスイッチ
23 選択電位発生部
24 非選択電位発生部
31 シフトレジスタ
32 ラッチ
33 パルス幅変調回路
34 駆動アンプ
Claims (5)
- 複数の表示素子と、前記複数の表示素子に接続されマトリクス状に配置された複数の走査配線および複数の変調配線とを有し、該走査配線を線順次に選択して選択信号を印加し、これと同期して表示信号に基づいた変調信号を該変調配線に並列的に印加して該表示素子を駆動する画像表示装置の駆動方法において、
1つの選択期間において、複数の走査配線を同時に選択し、続く選択期間において、前の選択期間において選択された走査配線の組から1走査配線分シフトさせた複数の走査配線を選択するように駆動する複数本同時選択駆動方法であって、
前記複数本同時選択駆動を行わず、1本づつ該走査配線を選択する駆動方法において生
じる画素毎の発光効率のばらつきを補償する補正値を予めメモリに記憶し、前記複数本同時選択駆動において生じる画素毎の発光効率のばらつきを補償するように、該補正値を所定周期で更新した補正値を用いて補正された補正表示信号に基づいて該変調信号を出力することを特徴とする画像表示装置の駆動方法。 - 総数n本のうちx番目の前記変調配線と、総数m本のうちy番目の前記走査配線の交点(x,y)に位置する表示素子に対する、該表示信号をD(x,y)、前記補正値をQ(x,y)、とした
ときに、前記更新した補正値q(x,y)を、
q(x,y) = Q(x,y) { y=1 }、
q(x,y) = { ( D(x,y-1)+D(x,y) )・Q(x,y) - D(x,y-1)・q(x,y-1) } / D(x,y) { 2≦y≦m
}
と定めることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置の駆動方法。 - 複数の表示素子と、前記複数の表示素子に接続されマトリクス状に配置された複数の走査配線および複数の変調配線とを有し、該走査配線を線順次に選択して選択信号を印加し、これと同期して表示信号に基づいた変調信号を該変調配線に並列的に印加して該表示素子を駆動する画像表示装置の駆動方法において、
1つの選択期間において、複数の走査配線を同時に選択し、続く選択期間において、前の選択期間において選択された走査配線の組から1走査配線分シフトさせた複数の走査配線を選択するように駆動する複数本同時選択駆動方法であって、
前記複数本同時選択駆動を行わず、1本づつ該走査配線を選択する駆動方法において生
じる画素毎の発光効率のばらつきを補償する補正値を予めメモリに記憶し、前記複数本同時選択駆動において同じ変調信号にて駆動される表示素子に対応する該補正値の平均値で更新した補正値を用いて補正された補正表示信号に基づいて該変調信号を出力することを特徴とする画像表示装置の駆動方法。 - 総数n本のうちx番目の前記変調配線と、総数m本のうちy番目の前記走査配線の交点(x,y)に位置する表示素子に対する、表示信号をD(x,y)、前記補正値をQ(x,y)、としたと
きに、前記更新した補正値q(x,y)を、
q(x,y) = ( Q(x,y) + Q(x,y+1) )/2
と定めることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置の駆動方法。 - 複数の表示素子と、前記複数の表示素子に接続されマトリクス状に配置された複数の走査配線および複数の変調配線とを有し、該走査配線を線順次に選択して選択信号を印加し、これと同期して表示信号に基づいた変調信号を該変調配線に並列的に印加して該表示素子を駆動する画像表示装置の駆動方法において、
1つの選択期間において、複数の走査配線を同時に選択し、続く選択期間において、前の選択期間において選択された走査配線の組から1走査配線分シフトさせた複数の走査配線を選択するように駆動する複数本同時選択駆動方法であって、
前記複数本同時選択駆動を行わず、1本づつ該走査配線を選択する駆動方法において生
じる画素毎の発光効率のばらつきを補償する補正値を基に、前記複数本同時選択駆動において同じ変調信号にて駆動される表示素子に対応する該補正値の平均値で更新した補正値を予めメモリに記憶し、該更新した補正値を用いて補正された補正表示信号に基づいて該変調信号を出力することを特徴とする画像表示装置の駆動方法。
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