JP4106998B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本の流体通路に連通するヘッダタンクの流体入口部に、流体を加速するノズル(絞り)が設けられた熱交換器に関するもので、空調装置用の蒸発器に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ヘッダタンクの流体入口部にノズルを設けて流体入口部から遠い位置にある流体通路にも確実に流体を供給することにより、流量が小さいときであっても、ヘッダタンクに連通した複数本の流体通路に略均等に流体を分配供給する蒸発器が知られている。
【0003】
ところで、図9は発明者等が試作検討した熱交換器の流体入口部を示す図であるが、この試作検討品に係る蒸発器では、圧縮機を駆動して冷媒を蒸発器に循環させたときに、比較的大きな異音が発生した。そこで、発明者等はこの異音の発生原因を調査研究したところ、以下の点が解った。
【0004】
すなわち、上記試作検討品では、図9(b)に示すように、ノズル6aの入口にて流路断面積が急縮小しているため、ノズル6aの入口側、特に、A部において、渦が発生し易い。このため、ノズル6aの入口側にて渦が周期的に発生・消滅すると、この渦の発生・消滅により冷媒自体が振動してしまうので、ノズル6aが設けられたジョイント全体が共振してしまい、異音が発生してしまう。
【0005】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な熱交換器を提供し、第2には、流体が流通する際に発生する異音を低減するこを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、複数本の流体通路に流体を分配するヘッダタンク(4)と、ヘッダタンク(4)の流体入口部に設けられ、ヘッダタンク(4)に流入する流体が流れるジョイント内流路(6d)、ジョイント内流路(6d)に流体を流入させる流入口(6k)、および、ジョイント内流路(6d)に流入した流体を加速してヘッダタンク(4)に流入させるノズル(6a)を構成するジョイント(6)とを有し、ジョイント(6)は、ノズル(6a)が設けられた第1プレート(6b)と、流入口(6k)が設けられた第2プレート(6c)とが向かい合って接合されて構成されており、ジョイント内流路(6d)は、第1、第2プレート(6b、6c)の間に形成される空間によって構成され、ノズル(6a)は、第1プレート(6b)からジョイント(6)外に向かって突出し、第1プレート(6b)のうちノズル(6a)の根元部の外周側に位置して前記根元部と接続される部位は、ノズル(6a)の突出方向に向かって膨出する形状に形成され、さらに、第1、第2プレート(6b、6c)の少なくとも一方のプレートのうちジョイント内流路(6d)を構成する部位であってノズル(6a)の近傍部位には、曲率中心(O1、O2)がジョイント(6)外に位置するように、ジョイント内流路(6d)に向かって窪んだ曲面(6e、6f)が設けられていることを特徴とする。
【0007】
これにより、ノズル(6a)近傍の渦が発生し易い空間、つまりデットスペースを小さくすることができる。
【0008】
したがって、ノズル(6a)近傍で渦が発生することを抑制できるので、渦の発生・消滅に伴う流体自体の振動及びジョイント(6)全体の共振を抑制でき、異音発生を抑制できるとともに、従来と異なる新規な熱交換器を得ることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、複数本の流体通路に流体を分配するヘッダタンク(4)と、ヘッダタンク(4)の流体入口部に設けられ、ヘッダタンク(4)に流入する流体が流れるジョイント内流路(6d)、ジョイント内流路(6d)に流体を流入させる流入口(6k)、および、ジョイント内流路(6d)に流入した流体を加速してヘッダタンク(4)に流入させるノズル(6a)を構成するジョイント(6)とを有し、ジョイント(6)は、ノズル(6a)が設けられた第1プレート(6b)と、流入口(6k)が設けられた第2プレート(6c)とが向かい合って接合されて構成されており、ジョイント内流路(6d)は、第1、第2プレート(6b、6c)の間に形成される空間によって構成され、ノズル(6a)は、第1プレート(6b)のうちジョイント内流路(6d)を介して第2プレート(6c)と対向する部位からジョイント(6)外に向かって突出し、第1プレート(6b)のうちノズル(6a)の根元部の外周側に位置して前記根元部と接続される部位は、ノズル(6a)の突出方向に向かって膨出する形状に形成され、さらに、第2プレート(6c)のうちジョイント内流路(6d)を介してノズル(6a)と対向する部位には、ノズル(6a)に向かって窪んだ窪み部(6e)が設けられていることを特徴とする。
【0010】
これにより、ノズル(6a)近傍の渦が発生し易い空間、つまりデットスペースを小さくすることができる。
【0011】
したがって、ノズル(6a)近傍で渦が発生することを抑制できるので、渦の発生・消滅に伴う流体自体の振動及びジョイント(6)全体の共振を抑制でき、異音発生を抑制できるとともに、従来と異なる新規な熱交換器を得ることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、複数本の流体通路に流体を分配するヘッダタンク(4)と、ヘッダタンク(4)の流体入口部に設けられ、ヘッダタンク(4)に流入する流体が流れるジョイント内流路(6d)、ジョイント内流路(6d)に流体を流入させる流入口(6k)、および、ジョイント内流路(6d)に流入した流体を加速してヘッダタンク(4)に流入させるノズル(6a)を構成するジョイント(6)とを有し、ジョイント(6)は、ノズル(6a)が設けられた第1プレート(6b)と、流入口(6k)が設けられた第2プレート(6c)とが向かい合って接合されて構成されており、ジョイント内流路(6d)は、第1、第2プレート(6b、6c)の間に形成される空間によって構成され、流入口(6k)は、ジョイント内流路(6d)のうち始端縁側の部位と連通し、ノズル(6a)は、ジョイント内流路(6d)のうち終端縁側の部位であって、終端縁から始端縁側に離れた部位と連通するとともに、第1プレート(6b)からジョイント(6)外に向かって突出し第1プレート(6b)のうちノズル(6a)の根元部の外周側に位置して前記根元部と接続される部位は、ノズル(6a)の突出方向に向かって膨出する形状に形成され、ジョイント内流路(6d)には、ノズル(6a)より終端縁側に突出する外側空間(6j)が形成され、さらに、第1プレート(6b)のうち外側空間(6j)を構成する部位には、外側空間(6j)に向かって陥没する窪み部(6f)が設けられていることを特徴とする。
【0013】
これにより、ノズル(6a)近傍の渦が発生し易い空間、つまりデットスペースを小さくすることができる。
【0014】
したがって、ノズル(6a)近傍で渦が発生することを抑制できるので、渦の発生・消滅に伴う流体自体の振動及びジョイント(6)全体の共振を抑制でき、異音発生を抑制できるとともに、従来と異なる新規な熱交換器を得ることができる。
【0015】
請求項4に記載の発明では、複数本の流体通路に流体を分配するヘッダタンク(4)と、ヘッダタンク(4)の流体入口部に設けられ、ヘッダタンク(4)に流入する流体が流れるジョイント内流路(6d)、ジョイント内流路(6d)に流体を流入させる流入口(6k)、および、ジョイント内流路(6d)に流入した流体を加速してヘッダタンク(4)に流入させる円筒状のノズル(6a)を構成するジョイント(6)とを有し、ジョイント(6)は、ノズル(6a)が設けられた第1プレート(6b)と、流入口(6k)が設けられた第2プレート(6c)とが向かい合って接合されて構成されており、ジョイント内流路(6d)は、第1、第2プレート(6b、6c)の間に形成される空間によって構成され、流入口(6k)は、ジョイント内流路(6d)のうち始端縁側の部位と連通し、ノズル(6a)は、ジョイント内流路(6d)のうち終端縁側の部位であって、終端縁から始端縁側に離れた部位と連通するとともに、第1プレート(6b)からジョイント(6)外に向かって突出し第1プレート(6b)のうちノズル(6a)の根元部の外周側に位置して前記根元部と接続される部位は、ノズル(6a)の突出方向に向かって膨出する形状に形成され、ジョイント内流路(6d)には、ノズル(6a)より終端縁側に突出する外側空間(6j)が形成され、さらに、外側空間(6j)の突出寸法(h)は、ノズル(6a)の入口直径寸法(D)の約40%以下であることを特徴とする。
【0016】
これにより、ノズル(6a)近傍の渦が発生し易い空間、つまりデットスペースを小さくすることができる。
【0017】
したがって、ノズル(6a)近傍で渦が発生することを抑制できるので、渦の発生・消滅に伴う流体自体の振動及びジョイント(6)全体の共振を抑制でき、異音発生を抑制できるとともに、従来と異なる新規な熱交換器を得ることができる。
【0021】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る熱交換器を蒸気圧縮式冷凍機用の蒸発器に適用したものであって、図1は車両用空調装置に適用される蒸発器1の二面図である。
【0023】
蒸発器1は、冷媒が流れる冷媒通路を構成する扁平状に形成された複数本のチューブ2及びチューブ2に外表面に接合された波状のフィン3からなるコア部と、チューブ2の長手方向端部に配設されて各チューブ2と連通するヘッダタンク4と有して構成されたものである。
【0024】
なお、本実施形態では、チューブ2、フィン3及びヘッダタンク4等の蒸発器1を構成する部品全てはアルミニウム製であり、これら部品はろう付けにて接合されている。
【0025】
接続ブロック5は、蒸発器1から流出した冷媒の過熱度を機械的に感知する感温部と冷媒を減圧膨脹させる膨脹弁とが一体となったボックス型膨脹弁を接続するためのものであり、流入口5aは膨脹弁の出口側に接続され、流出口5bは感温部の流入側に接続される。
【0026】
ジョイント6は、ヘッダタンク4のうち複数本のチューブ2に冷媒を分配供給するヘッダタンク4と接続ブロック5の流入口5aとを繋ぐものであり、このジョイント6は、図2(特に、図2(b))に示すように、ヘッダタンク4に流入する冷媒を加速するノズル6aが設けられた第1プレート6b、及びこの第1プレート6bに接合されて第1プレート6bと共に略クランク状のジョイント内流路6dを構成する第2プレート6cからなるものである。
【0027】
なお、両プレート6b、6cは、アルミニウム製の板材にプレス加工を施して成形したもので、両者はろう付けに接合されている。ジョイント内流路6dに冷媒を流入させる流入口6kは第2プレート6cに形成されている。ジョイント内流路6dのうち流入口6kとノズル6aの間の部位であって、流入口6kの近傍部位およびノズル6aの近傍部位を除く部位には屈曲部6mが形成されている。
【0028】
そして、第1、2プレート6b、6cのうち少なくとも一方のプレート(本実施形態では、第1、2プレート6b、6cの両者)であって、ノズル6aの近傍には、曲率中心O1、O2がジョイント6外に位置するように、ジョイント6内側に窪んだ曲面6e、6fが設けられている。
【0029】
具体的には、第2プレート6cのうちノズル6aと対向する部位を、その他の部位に比べて第1プレート6bに近接させた窪み部6eと、ジョイント内流路6dのうちノズル6a近傍の屈曲部6hの外側空間6jに向けて陥没するような窪み部6fとである。
【0030】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0031】
本実施形態では、曲率中心O1、O2がジョイント6外に位置するように、ジョイント6内側に窪んだ曲面6e、6fがノズル6aの近傍に設けられているので、ノズル6a近傍の渦が発生し易い空間、つまりデットスペースを小さくすることができる。
【0032】
したがって、ノズル6a近傍で渦が発生することを抑制できるので、渦の発生・消滅に伴う冷媒自体の振動びジョイント6全体の共振抑制でき、異音発生を抑制できる。
【0033】
なお、図3は上記試作品における騒音の音圧及び冷媒の圧力変動と本実施形態に係る蒸発器1における騒音の音圧及び冷媒の圧力変動とを示すもので、本実施形態に係る蒸発器では、異音及び圧力変動が低下していることが解る。
【0034】
ところで、本実施形態では、ジョイント6内側に窪んだ曲面6e、6fがノズル6aの近傍に設けられてノズル6a近傍のジョイント内流路6d体積が上記試作品に比べて減少しているので、ジョイント6での圧力損失が増大して蒸発器1で発生する冷凍能力が低下するおそれがある。
【0035】
しかし、図4に示発明者等の試験検討によると、ジョイント6内側に窪んだ曲面6e、6fノズル6aの近傍に設けても、圧力損失が大きく増大し、かつ、冷凍能力が大きく低下することは無いことを確認している。
【0036】
(第2実施形態)
本実施形態は、図5に示すように、ジョイント内流路6dのうちノズル6a近傍の屈曲部6hの外側空間6jの高さ寸法(突出寸法)hを、円筒状のノズル6aの入口直径寸法Dの約40%以下とすることにより、ノズル6a近傍の渦が発生し易い空間、つまりデットスペースを小さくして異音発生を抑制するものである。
【0037】
(第3実施形態)
本実施形態は、図6に示すように、第1プレート6bをノズル6a部分を除いて略板状の平坦な形状とすることにより、ノズル6a近傍の渦が発生し易い空間、つまりデットスペースを小さくして異音発生を抑制するものである。
【0038】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、蒸気圧縮式冷凍機用の蒸発器に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば蒸気圧縮式冷凍機用の高圧側熱交換器(コンデンサやガスクーラ等)にも適用することができる。
【0039】
また、ジョイント6の形状は、図1、2に示された形状に限定されるものではなく、図7、8に示されるように、ボックス型膨脹弁の配置形態に応じて適宜変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る蒸発器の二面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る蒸発器の流体入口部を示す図である。
【図3】騒音の音圧及び冷媒の圧力変動を示すグラフである。
【図4】冷凍能力及び圧力損失をを示すグラフである。
【図5】本発明の第2実施形態に係る蒸発器の流体入口部を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る蒸発器の流体入口部を示す図である。
【図7】本発明のその他の実施形態に係る蒸発器の二面図である。
【図8】本発明のその他の実施形態に係る蒸発器の二面図である。
【図9】試作検討に係る蒸発器の流体入口部を示す図である。
【符号の説明】
6…ジョイント、6a…ノズル、6e、6f…窪み部。

Claims (4)

  1. 複数本の流体通路に流体を分配するヘッダタンク(4)と、
    前記ヘッダタンク(4)の流体入口部に設けられ、前記ヘッダタンク(4)に流入する流体が流れるジョイント内流路(6d)、前記ジョイント内流路(6d)に流体を流入させる流入口(6k)、および、前記ジョイント内流路(6d)に流入した流体を加速して前記ヘッダタンク(4)に流入させるノズル(6a)を構成するジョイント(6)とを有し、
    前記ジョイント(6)は、前記ノズル(6a)が設けられた第1プレート(6b)と、前記流入口(6k)が設けられた第2プレート(6c)とが向かい合って接合されて構成されており、
    前記ジョイント内流路(6d)は、前記第1、第2プレート(6b、6c)の間に形成される空間によって構成され、
    前記ノズル(6a)は、前記第1プレート(6b)から前記ジョイント(6)外に向かって突出し、
    前記第1プレート(6b)のうち前記ノズル(6a)の根元部の外周側に位置して前記根元部と接続される部位は、前記ノズル(6a)の突出方向に向かって膨出する形状に形成され、
    さらに、前記第1、第2プレート(6b、6c)の少なくとも一方のプレートのうち前記ジョイント内流路(6d)を構成する部位であって前記ノズル(6a)の近傍部位には、曲率中心(O1、O2)が前記ジョイント(6)外に位置するように、前記ジョイント内流路(6d)に向かって窪んだ曲面(6e、6f)が設けられていることを特徴とする熱交換器。
  2. 複数本の流体通路に流体を分配するヘッダタンク(4)と、
    前記ヘッダタンク(4)の流体入口部に設けられ、前記ヘッダタンク(4)に流入する流体が流れるジョイント内流路(6d)、前記ジョイント内流路(6d)に流体を流入させる流入口(6k)、および、前記ジョイント内流路(6d)に流入した流体を加速して前記ヘッダタンク(4)に流入させるノズル(6a)を構成するジョイント(6)とを有し、
    前記ジョイント(6)は、前記ノズル(6a)が設けられた第1プレート(6b)と、前記流入口(6k)が設けられた第2プレート(6c)とが向かい合って接合されて構成されており、
    前記ジョイント内流路(6d)は、前記第1、第2プレート(6b、6c)の間に形成される空間によって構成され、
    前記ノズル(6a)は、前記第1プレート(6b)のうち前記ジョイント内流路(6d)を介して前記第2プレート(6c)と対向する部位から前記ジョイント(6)外に向かって突出し、
    前記第1プレート(6b)のうち前記ノズル(6a)の根元部の外周側に位置して前記根元部と接続される部位は、前記ノズル(6a)の突出方向に向かって膨出する形状に形成され、
    さらに、前記第2プレート(6c)のうち前記ジョイント内流路(6d)を介して前記ノズル(6a)と対向する部位には、前記ノズル(6a)に向かって窪んだ窪み部(6e)が設けられていることを特徴とする熱交換器。
  3. 複数本の流体通路に流体を分配するヘッダタンク(4)と、
    前記ヘッダタンク(4)の流体入口部に設けられ、前記ヘッダタンク(4)に流入する流体が流れるジョイント内流路(6d)、前記ジョイント内流路(6d)に流体を流入させる流入口(6k)、および、前記ジョイント内流路(6d)に流入した流体を加速して前記ヘッダタンク(4)に流入させるノズル(6a)を構成するジョイント(6)とを有し、
    前記ジョイント(6)は、前記ノズル(6a)が設けられた第1プレート(6b)と、前記流入口(6k)が設けられた第2プレート(6c)とが向かい合って接合されて構成されており、
    前記ジョイント内流路(6d)は、前記第1、第2プレート(6b、6c)の間に形成される空間によって構成され、
    前記流入口(6k)は、前記ジョイント内流路(6d)のうち始端縁側の部位と連通し、
    前記ノズル(6a)は、前記ジョイント内流路(6d)のうち終端縁側の部位であって、前記終端縁から前記始端縁側に離れた部位と連通するとともに、前記第1プレート(6b)から前記ジョイント(6)外に向かって突出し
    前記第1プレート(6b)のうち前記ノズル(6a)の根元部の外周側に位置して前記根元部と接続される部位は、前記ノズル(6a)の突出方向に向かって膨出する形状に形成され、
    前記ジョイント内流路(6d)には、前記ノズル(6a)より前記終端縁側に突出する外側空間(6j)が形成され、
    さらに、前記第1プレート(6b)のうち前記外側空間(6j)を構成する部位には、前記外側空間(6j)に向かって陥没する窪み部(6f)が設けられていることを特徴とする熱交換器。
  4. 複数本の流体通路に流体を分配するヘッダタンク(4)と、
    前記ヘッダタンク(4)の流体入口部に設けられ、前記ヘッダタンク(4)に流入する流体が流れるジョイント内流路(6d)、前記ジョイント内流路(6d)に流体を流入させる流入口(6k)、および、前記ジョイント内流路(6d)に流入した流体を加速して前記ヘッダタンク(4)に流入させる円筒状のノズル(6a)を構成するジョイント(6)とを有し、
    前記ジョイント(6)は、前記ノズル(6a)が設けられた第1プレート(6b)と、前記流入口(6k)が設けられた第2プレート(6c)とが向かい合って接合されて構成されており、
    前記ジョイント内流路(6d)は、前記第1、第2プレート(6b、6c)の間に形成される空間によって構成され、
    前記流入口(6k)は、前記ジョイント内流路(6d)のうち始端縁側の部位と連通し、
    前記ノズル(6a)は、前記ジョイント内流路(6d)のうち終端縁側の部位であって、前記終端縁から前記始端縁側に離れた部位と連通するとともに、前記第1プレート(6b)から前記ジョイント(6)外に向かって突出し
    前記第1プレート(6b)のうち前記ノズル(6a)の根元部の外周側に位置して前記根元部と接続される部位は、前記ノズル(6a)の突出方向に向かって膨出する形状に形成され、
    前記ジョイント内流路(6d)には、前記ノズル(6a)より前記終端縁側に突出する外側空間(6j)が形成され、
    さらに、前記外側空間(6j)の突出寸法(h)は、前記ノズル(6a)の入口直径寸法(D)の約40%以下であることを特徴とする熱交換器。
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