JP4106473B2 - ブレイダによるエンベロープの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、成層圏プラットフォーム開発に関連して、飛行船などのエンベロープ膜の製造方法に関するものであり、特に、該飛行船などのエンベロープ膜をブレイダにより一体物として組織するようにしたブレイダによるエンベロープの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信分野、気象観測分野において、通信衛星並びに気象衛星に代わるシステムとして、成層圏プラットフォームの研究開発が急激に進行し、クローズアップされている。この成層圏プラットフォーム技術は、気象条件が比較的安定している高度約20km程度の成層圏に通信機械、観測センサなどを搭載した無人の飛行船を滞空させ、通信・放送、地球観測あるいは天体観測などに利用するものである。従って、軽くて強い材料で造る必要があり、分割形成した膜材を継ぎ合わすことなく、一体物として構成する必要がある。
【0003】
従来、この成層圏プラットフォームのために製造されている飛行船は、図12に示すもののように、そのエンベロープが多分割ゴアGによって構成せれるものであって、該多分割ゴアを溶着線に沿って溶着した構造のものからなっている。この多分割ゴアの溶着による飛行船エンベロープは、分割形成したゴアを継ぎ合わせて溶着形成するものであるため、飛行船エンベロープとしての強度性の面において大きな問題を有するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明では、上記する従来技術の問題点を解消すべくなしたものであって、飛行船、あるいは気球などのエンベロープを軽くて強い材料を用い、分割形成したものを継ぎ合わすことなく、ブレイダによって組成した一体物として構成するようにしたブレイダによるエンベロープの製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、ブレイダに対し、該ブレイダにおける組成方向に沿ってマンドレルを相対的に移動させながら前記マンドレルのまわりに、該マンドレルの軸線に対する組角度が±θ°の一対の組糸と、該軸線に対する角度が0°の中央糸とをそれぞれ複数組み合わせて該マンドレルの外周形状に沿った継ぎ目のない連続一体的な組成体を組成形成し、マンドレルを抜き取ってブレイディング組成物とするブレイダによるブレイディング組成物製造方法であって、前記ブレイダを用いて、継ぎ目のない連続一体的なブレイディング組成物としてエンベロープを組成形成するものであり、前記組糸並びに中央糸が、テープ体によるものであり、前記テープ体が、長さ方向中央部を最大幅とし、該長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次細幅であるとともに、長さ方向中央部を最大厚さとし、該長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次薄くなるテープであることを特徴とするブレイダによるエンベロープの製造方法を構成するものである。
【0007】
さらに、この発明において、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブレイダによるエンベロープの製造方法であって、前記組糸並びに中央糸の各一端側が、前記エンベロープの一端側を組織し、前記組糸並びに中央糸の各他端側が、前記エンベロープの他端側を組織するものからなり、前記エンベロープの軸方向両端部における組物層の膜厚を軸方向中央部における膜厚より薄く形成してなることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明になるブレイダによる飛行船、あるいは気球などのエンベロープの製造方法について、図面に示す具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明の一適用例に係るものであって、飛行船の具体的な実施例を示す概略的な外観図であり、図2は、当該飛行船の具体的な実施例にあって、応力計算を説明するための概略的な説明図である。
【0009】
図1に示す飛行船ASは、この発明の一適用例を示すものであって、この発明では、上記飛行船のためのエンベロープに限ることなく、気球のためのエンベロープ、あるいはこれらに類する構造物のエンベロープに対して適用が可能なものである。この発明の一適用例に係る飛行船ASは、ガス嚢を主体とするエンベロープEnと尾翼Taとを備え、内部にヘリウム・ガスなどからなる浮揚ガスを充填した加圧膜構造により形成され、エンベロープEn内のガス嚢におけるヘリウム・ガスの余剰浮力で上昇して、ミッション高度で余剰浮力分の浮揚ガスを放出して地上約20〜22km程度の成層圏域で滞空し、下降はヘリウム・ガスの一部をされに排出して自重により降下するように構成されているものである。また、この飛行船は、成層圏域における天候の好条件により、太陽光をエネルギー源として安定的に利用できるため、エンベロープEnの上部外面には太陽電池SCを配設したものからなっている。
【0010】
一方、飛行船の応力計算にもとづいて、上記する飛行船におけるエンベロープEnの設計条件を設定することができる。図2に示すように、飛行船におけるエンベロープに対する応力としては径方向応力と、軸方向応力とがある。ここに、飛行船の径をDとし、飛行船の長さをLとし、飛行船の内圧をPとした場合、径方向応力Sdは、Sd=(D/2)×Pであり、軸方向応力Saは、Sa=(D/4)×Pである。すなわち、飛行船の径Dが小さくなると応力も小さくなるので、飛行船の軸方向中央部分から軸方向端部側に向けて膜厚を薄く設計することができることになる。
【0011】
上記する飛行船におけるエンベロープEnは、特に、下記する設計条件が要求される。すなわち、(1) 軽くて強い材料であること、(2) 極限まで軽くするため糊代あるいは縫い代などは不要であること、(3) 必要最小限の膜厚であること、(4) 糸の切断部分を少なくすること、(5) 一体成形が可能であることなどが挙げられる。
【0012】
これらのことから、飛行船におけるエンベロープの製造に関して、該飛行船エンベロープをブレイダによって製造することが理想的である。このブレイダによる飛行船エンベロープの製造によれば、(1) 軽くて強い材料が適用可能であり、(2) 糊代あるいは縫い代などが不要であって、極限まで軽くでき、(3) 必要最小限の膜厚に組成でき、(4) 糸の切断部分をなくすことができ、(5) 一体成形が可能であり、さらには、組糸並びに中央糸に薄肉テープを用いて、該薄肉テープの厚さを変えることで前記応力対応が可能であるというものである。
【0013】
次いで、上記するブレイダ並びにブレイダにより組成される組成物の具体的な構成例について、図9、図10および図11にもとづいて詳細に説明する。図9は、ブレイダの基本構成の一例を示す概略的な正面図であり、図10は、図9に示したブレイダの概略的な側断面図であり、図11は、当該ブレイダによって組成される組成物の典型例を示す概略的な斜視図である。
【0014】
まず、図9にもとづき、ブレイダの一構成例について説明する。図9および図10において、ブレイダBRは、ブレイダ本体Bbとマンドレル装置Bmから構成されている。
【0015】
ブレイダBRにおけるブレイダ本体Bbは、軸線が水平で一側に開口eを有するほぼ円筒状の機台Fb内に配置された曲率半径Rの曲面状の上板Uと、上板Uの周方向に穿設された軌道に沿って走行するボビンキャリアーCと、ボビンキャリアーCを軌道に沿って走行させるための駆動装置Dと、糸条案内装置Gを有している。
【0016】
そして、ボビンキャリアーCに載置されたボビンからボビンの軸線方向に引き出される糸条Yが上板Uのほぼ中心に集合し、また、マンドレル装置Bmに取り付けられたマンドレルmの位置は、マンドレルm上に形成される組物の組み上げ点Pが上板Uの中心に位置するようになっている。マンドレル装置Bmは、マンドレルmを一次元、二次元あるいは三次元的に位置制御することができる。
【0017】
こうして、ボビンキャリアーCが駆動装置Dによって軌道に沿って走行させられるとともに、マンドレルmの位置がマンドレル装置Bmによって制御され、その結果、多数の糸条Yが交錯し、また、必要に応じて、機台FbのフレームFb’にほぼ水平に配置されたボビンキャリアーCから中糸用糸条yが、軌道に沿って走行するボビンキャリアーCから巻き戻され組み上げられる糸条Yに交絡することにより、ブレイディングが行われて種々の形状のマンドレルm上に組物層が組み上げられる。
【0018】
次いで、上記ブレイダによって組成されたブレイディング組成物の基本的な構造例について、図11にもとづいて詳細に説明する。図11に示すブレイディング組成物B・Cは、円筒状(パイプ状)組成体として組成されるものである。図1に示す例において、前記ブレイディング組成物B・Cは、軸線に対する組角度が±θ°の一対の組糸21、22と、軸線に対する角度が0°の中央糸23によって組織されている。
【0019】
この発明の一例にあって、飛行船ASのエンベロープEnは、上記するブレイダにより上記する基本構成になるブレイディング組成物B・Cのように組成されるものである。以下、この発明になるブレイダBRによる飛行船などのためのエンベロープEnの製造方法について説明する。
【0020】
まず、この発明の一実施例において、飛行船エンベロープEnを製造するべくブレイダBRに用いる一対の組糸1、2および中央糸3の構成例について、図3および図4にもとづいて説明する。この発明において、前記一対の組糸1、2および中央糸3は、テープ体によって構成されるものであり、前記テープ体は、長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次細幅であるとともに、長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次薄くなる紡錘型テープである。
【0021】
前記一対の組糸1、2および中央糸3は、図3Aおよび図3Bに示すように、例えば、ケブラーあるいはザイロンなどの素線糸を平面状に組み合わせて厚さ寸法約0.1mm程度のシート体4を形成し、このシート体4から長さ寸法の異なるシート体4A、4B、4Cを形成し、これらを積層状に接合して、長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次薄くなる積層シートLSを形成する。図に示す例において、前記積層シートLSは、長さ方向中央部において厚さ寸法tが、約0.3mm程度であり、長さ方向両端部において厚さ寸法tが、約0.1mm程度のシート材として構成される。
【0022】
この積層シートLSは、図3Aに示すような湾曲したスリットライン5に沿って幅寸法wが、長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次細幅になるようにスリットされ、図4に示すような紡錘型テープ6に形成される。すなわち、該紡錘型テープ6は、長さ方向中央部6aから長さ方向両端部6b、6bに向けて漸次細幅であるとともに、長さ方向中央部6aから長さ方向両端部6b、6bに向けて漸次薄くなる構造体として準備されるものである。
【0023】
この紡錘型テープ6は、組成される飛行船エンベロープEnの長さ寸法L、径寸法Dの構造体に対して、これをそれぞれ一連なりの組糸1、2並びに中央糸3によって組成することができる程度の長さ寸法に形成され、ブレイダBRにセットするべく、図4Cおよび図4Dに示すようなボビン7として準備される。
【0024】
このようにして準備された紡錘型テープ6によるボビン7をブレイダBRにセットする。図7に、当該ブレイダBRに対してボビン7をセットした状態の要部を概略的に示すとともに、図8に、一対の組糸1、2としてのボビン7と、中央糸3としてのボビン7の配置関係を概略的に示すものである。図7において、組成される飛行船エンベロープEnのためのマンドレルmに対し、そのまわりの円周に沿って、軸線に対する組角度が+θ°の組糸1としてのボビン7Aが多数個セットされ、その外側の円周に沿って、軸線に対する組角度が−θ°の組糸としてのボビン7Bが多数個セットされており、さらにまた、別の円周に沿って、軸線に対する角度が0°の中央糸としてのボビン7Cが多数個セットされる。
【0025】
前記ボビン7A、7B、7Cからそれぞれ巻き出された紡錘型テープ6によって、前記マンドレルm上に組まれていく組織部分8に対して絞りワイヤなどからなる絞り手段9によって絞り込みがなされ、組成体10が組織される。このようにして組織された組成体10に対しては、樹脂コーティング処理がなされるようになっている。
【0026】
図7に示す実施例において、前記マンドレルmは、例えば、空気を入れた風船のような構造体によって構成されているものであって、一対の組糸並びに中央糸によるブレイディング後は、空気を抜いて、組成された組成体10の中から抜き取ることができるようになっている。
【0027】
以上のことから明らかなように、この発明では、軸線に対する組角度が±θ°の一対の組糸と、軸線に対する角度が0°の中央糸とをブレイダによって組物層として組織し、この組物層によって飛行船のエンベロープを一体物として組成形成することができ、前記一対の組糸並びに中央糸を長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次細幅であるとともに、長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次薄くなる紡錘型テープによって構成しておくことにより、飛行船エンベロープの軸方向両端部における組物層の膜厚を軸方向中央部における膜厚より薄く形成することができるようになっている。
【0028】
【発明の効果】
以上の構成になるこの発明のブレイダによるエンベロープ製造方法によれば、(1) 軽くて強い材料が適用可能であり、(2) 糊代あるいは縫い代などが不要であって、極限まで軽くでき、(3) 必要最小限の膜厚に組成でき、(4) 糸の切断部分をなくすことができ、(5) 一体成形が可能であり、さらには、組糸並びに中央糸に薄肉テープを用いて、該薄肉テープの厚さを変えることで前記応力対応が可能であるなどの点において、極めて有効に作用するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一適用例に係る飛行船の具体的な実施例を示す概略的な外観図である。
【図2】図2は、当該飛行船の具体的な実施例にあって、応力計算を説明するための概略的な説明図である。
【図3】図3は、一対の組糸および中央糸のための紡錘型テープを形成する基礎となるシート体の一例を示すものであって、図3Aは、該シート体から紡錘型テープをスリットによって形成する一態様を示す概略的な平面図であり、図3Bは、その中央縦断面図である。
【図4】図4は、一対の組糸および中央糸のための紡錘型テープの形態を示すものであり、図4Aは、紡錘型テープの概略的な平面図であり、図4Bは、概略的な一側面図であり、図4Cは、この紡錘型テープを巻き取ったボビンの形態を示す概略的な斜視図であり、図4Dは、その概略的な断面図である。
【図5】図5は、飛行船エンベロープの組成過程において、一対の組糸および中央糸による組成過程の状態を示す概略的な側面図である。
【図6】図6は、当該ブレイディングによって組成された飛行船エンベロープの一構成例を示す概略的な側面図である。
【図7】図7は、ブレイダBRに対してボビン7をセットした状態の要部を示す概略的な斜視図である。
【図8】図8は、一対の組糸としてのボビンと、中央糸としてのボビンの配置関係を示す概略的な斜視図である。
【図9】図9は、ブレイダの基本構成の一例を示す概略的な正面図である。
【図10】図10は、図9に示したブレイダの概略的な側断面図である。
【図11】図11は、当該ブレイダによって組成される組成物の典型例を示す概略的な斜視図である。
【図12】図12は、従来の飛行船エンベロープの製造に関して、該飛行船エンベロープを多分割ゴアによって構成する例を示す概略的な斜視図である。
【符号の説明】
1、2 一対の組糸
3 中央糸
4 シート体
5 スリットライン
6 紡錘型テープ
7 ボビン
En 飛行船エンベロープ
BR ブレイダ
8 組成過程の組織部分
m マンドレル
9 絞り手段
10 組織された組成体
Claims (2)
- ブレイダに対し、該ブレイダにおける組成方向に沿ってマンドレルを相対的に移動させながら前記マンドレルのまわりに、該マンドレルの軸線に対する組角度が±θ°の一対の組糸と、該軸線に対する角度が0°の中央糸とをそれぞれ複数組み合わせて該マンドレルの外周形状に沿った継ぎ目のない連続一体的な組成体を組成形成し、マンドレルを抜き取ってブレイディング組成物とするブレイダによるブレイディング組成物製造方法であって、前記ブレイダを用いて、継ぎ目のない連続一体的なブレイディング組成物としてエンベロープを組成形成するものであり、
前記組糸並びに中央糸が、テープ体によるものであり、前記テープ体が、長さ方向中央部を最大幅とし、該長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次細幅であるとともに、長さ方向中央部を最大厚さとし、該長さ方向中央部から長さ方向両端部に向けて漸次薄くなるテープであることを特徴とするブレイダによるエンベロープの製造方法。 - 前記組糸並びに中央糸の各一端側が、前記エンベロープの一端側を組織し、前記組糸並びに中央糸の各他端側が、前記エンベロープの他端側を組織するものからなり、前記エンベロープの軸方向両端部における組物層の膜厚を軸方向中央部における膜厚より薄く形成してなることを特徴とする請求項1に記載のブレイダによるエンベロープの製造方法。
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