JP4106295B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機等の画像形成装置に関し、特に、画像形成により使用した用紙を集計することのできる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置として複写機を例にとると、近年の複写機はA4サイズ(日本工業規格(JIS)のA列4番(以下同様))やA3サイズ等といった異なるサイズの用紙に複写するだけでなく、普通紙や厚紙等といった異なる種類の用紙にも複写できる。また、複写機は複写に使用された用紙の枚数をサイズ毎に計数することができる。
【0003】
たとえば特許文献1に記載の複写機は、複写に使用された用紙の枚数を計数し、このカウント値に基づいて複写機に収容されている用紙が無くなる時期を用紙サイズ毎に予測することができる。この予測結果は複写機のユーザに報知されるので、ユーザは複写機に収容されている用紙が無くなる前に、補充すべき用紙を準備することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−152816号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる複写機はサイズ毎にしか使用された用紙の枚数を計数することができなかったので、たとえば異なる種類で同一サイズの用紙が収容された場合等を考慮すると、用紙のサイズおよび種類毎に使用された用紙の枚数を計数してほしいというユーザの要望があった。その一方で、用紙のサイズおよび種類毎に使用枚数を計数する場合、複写機に記憶容量の大きい記憶装置を搭載しなければならないという問題があった。
【0006】
この発明はかかる背景のもとになされたものであり、画像形成に使用される用紙を集計するために必要な記憶容量(データ量)を低減することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明の他の目的は、用紙のサイズおよび種類に応じて用紙の使用枚数を集計できる画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明のさらに他の目的は、利便性をさらに向上することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、画像形成により使用した用紙のサイズおよび種類を使用した部門別に集計できる画像形成装置であって、用紙のサイズおよび種類を登録する用紙データ管理単位を複数有する登録エリアと、部門毎に設けられた集計データ記憶エリアとを備え、部門毎の集計データ記憶エリアには、前記用紙データ管理単位に登録されたサイズおよび種類に対応する用紙の使用枚数を計数するカウンタを有する使用枚数管理単位が、複数の用紙データ管理単位に対応付けて複数備えられていて、前記用紙データ管理単位の1つは用紙サイズが「その他のサイズ」で、種類は「指定なし」に予め決められた変更不可単位であり、前記変更不可単位以外の用紙データ管理単位は、登録内容各用紙データ管理単位毎に自由に登録できる自由登録単位であり、ある自由登録単位の登録内容が変更されるときは、その自由登録単位に対応付けられたカウンタが計数していたカウント値を前記変更不可単位に対応付けられたカウンタのカウント値に加えた後、その自由登録単位に対応付けられたカウンタをクリアすることを特徴とする、画像形成装置である。
【0011】
の発明によると、用紙データ管理単位のうちの自由登録単位の用紙のサイズや用紙の種類変更することができる。したがって、各画像形成装置や各部門が計数対象とする用紙のサイズおよび種類に変化が生じた場合、このニーズに容易に対応することができる。
【0012】
また、自由登録単位が変更されことに伴って、変更される前の自由登録単位に対応付けられたカウンタが計数していたカウント値はクリアされるようになっている。したがって、変更後の自由登録単位によって管理される用紙枚数を正しく把握することができる。 さらに、変更される前の自由登録単位に対応付けられたカウンタが計数していたカウント値は、変更不可単位に対応付けられたカウンタの計数していたカウント値に加算されるようになっている。つまり、登録内容が変更される前までのカウント値は、その他のカウンタ値として有効に利用することができる。
【0013】
請求項記載の発明は、画像形成により使用した用紙のサイズおよび種類を使用した部門別に集計できる画像形成装置であって、部門毎に設けられた集計データ記憶エリアを備え、部門毎の集計データ記憶エリアには、用紙のサイズおよび種類を登録する登録エリアならびにその登録エリアに登録されたサイズおよび種類の用紙の使用枚数を計数するカウンタからなる管理単位が複数備えられていて、複数の管理単位の内の1つは、登録エリアの用紙サイズが「その他のサイズ」で、種類は「指定なし」に予め決められた変更不可単位であり、前記変更不可単位以外の管理単位は、登録エリアの登録内容、各部門毎に自由に登録できる自由登録単位であり、ある自由登録単位の登録内容が変更されるときは、その自由登録単位で計数していたカウント値を前記変更不可単位のカウント値に加えた後、登録内容が変更される自由登録単位のカウンタをクリアすることを特徴とする、画像形成装置である。
【0016】
この発明によると、管理単位のうちの自由登録単位に設定されている用紙のサイズや用紙の種類を変更することができる。したがって、各画像形成装置や各部門が計数対象とする用紙のサイズおよび種類に変化が生じた場合、このニーズに容易に対応することができる。
また、管理単位が変更されことに伴って、変更される前の管理単位が計数していたカウント値はクリアされるようになっている。したがって、変更後の管理単位によって計数されたカウント値を容易に把握することができる。
【0017】
さらに、変更される前の管理単位が計数していたカウント値は、変更不可単位が計数していたカウント値に加算されるようになっている。つまり、登録内容が変更される前までのカウント値も有効に利用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複写機1の外観を示す図解図である。
複写機1は、画像データの画像処理(複写)を行うための本体2、および本体2から出力された用紙にパンチ処理やステイプル処理等といった後処理を行うためのフィニッシャー3を含んでいる。
【0019】
本体2上部には、ユーザの操作を受け付けたり、表示したりするための操作・表示部4が備えられており、操作・表示部4下部には、複写を行うための画像形成部5が設けられている。また、本体2下部には、用紙を収容するための複数の用紙カセット6が備えられている。
用紙カセット6には、たとえばA4サイズ(日本工業規格(JIS)のA列4番(以下同様))やB4サイズなどのセンチ系サイズの普通紙の他に、レターサイズ(8.5×11インチ)やリーガルサイズ(8.5×14インチ)などのインチ系サイズの普通紙も収容されている。また、用紙カセット6には、たとえばA4の色紙、厚紙等といった普通紙以外の特殊紙も収容されている。
【0020】
操作・表示部4の所定操作が行われると、用紙カセット6に収容されている用紙の中から、ユーザの所望するサイズおよび種類の用紙が選択される。そして、その用紙は、用紙カセット6から画像形成部5に搬送され、画像形成部5において複写される。また、複写機1は、用紙カセット6から画像形成部5へ搬送される用紙の枚数を用紙のサイズおよび用紙種類毎に計数できる。つまり、複写に使用される用紙の枚数を用紙のサイズおよび用紙種類毎に計数できる。
【0021】
図2は、操作・表示部4周辺の構成の一例を示す図解図である。
操作・表示部4の左側には部門キー41が、その中央部には表示パネル42が、その右側には操作キー43がそれぞれ設けられている。
部門キー41には、部門A選択キー44、部門B選択キー45、部門C選択キー46、部門D選択キー47および部門E選択キー48が含まれている。
表示パネル42は、液晶表示器などから構成されており、複写機1の設定情報等を表示できる。また、表示パネル42は、いわゆるタッチパネル方式のものであり、ユーザがその表示されたキーを直接手で触れる(押圧する)ことによって、設定情報等を入力できる。操作キー43は、複写枚数等を入力する数字キーや複写開始キー等を含み、それぞれのキーに特定の機能が割り付けられている。
【0022】
この実施形態における複写機1は、部門毎に複写に使用される用紙の枚数を計数できるようになっている。また、複写機1を使用するユーザは、自分の所属する部署等に応じて部門キー41の中から何れかのキーを押さないと、表示パネル42や操作キー43等を操作できないようになっている。つまり、複写を行えないようになっている。
このため、各部門毎、および用紙のサイズおよび用紙種類毎に計数されるカウント値を管理するためのメモリ7、および複写機1全体を制御するための制御部10が設けられており、操作・表示部4は、制御部10を介してメモリ7に接続されている。そして、部門キー41の中の何れかのキーが押されると、その選択された部門で使用される用紙が計数され、その計数されたカウント値がメモリ7に記憶されるようになっている。
【0023】
メモリ7には、用紙のサイズデータおよび用紙種類データを登録(記憶)するための登録エリア(領域)76、および登録エリア領域76に登録されたサイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙が計数されたカウント値を部門毎に集計するための集計データ記憶エリア77が含まれている。集計データ記憶エリア77には、部門Aの集計データ記憶エリア78、部門Bの集計データ記憶エリア79、部門Cの集計データ記憶エリア710、部門Dの集計データ記憶エリア711、および部門Eの集計データ記憶エリア712が含まれている。
【0024】
したがって、たとえばサイズデータとして「B4サイズ」が、用紙種類データとして「普通紙」がそれぞれ登録エリア76に登録されていると想定する。そして、たとえば部門A選択キー44が操作された後に、B4サイズの普通紙が3枚使用されたとすると、部門Aの集計データ記憶エリア78に記憶されている「B4サイズ普通紙」の集計データに「3」が加算される。また、たとえば部門B選択キー45が操作された後に、B4サイズの普通紙が5枚使用されたとすると、部門Bの集計データ記憶エリア79で集計されている「B4サイズ普通紙」の集計データに「5」が加算される。
【0025】
同様に、部門C選択キー46や、部門D選択キー47や、部門E選択キー48が操作(選択)された後に、B4サイズの普通紙が使用されたとすると、部門Cの集計データ記憶エリア710、部門Dの集計データ記憶エリア711、および部門Eの集計データ記憶エリア712で集計されている「B4サイズの普通紙」の集計データに、その際使用された使用枚数が加算される。
また、操作・表示部4の所定操作、たとえば予め決められているパスワードの入力操作が行われると、集計データ記憶エリア77で集計されている集計データは、登録エリア76に登録されている用紙サイズデータおよび用紙種類データ毎、および各部門毎に読み出されて、それらの集計データは表示パネル42に表示されるようになっている。
【0026】
図3は、メモリ7に記憶される内容を図解的に示したメモリマップである。
登録エリア76には、複数の用紙データ管理単位が含まれており、この実施形態では6つの用紙データ管理単位から構成されている。この6つの管理単位には、用紙サイズの登録エリア、用紙種類の登録エリアがそれぞれ含まれている。用紙サイズの登録エリアには、画像形成に使用される用紙サイズデータが記憶(登録)されている。用紙種類の登録エリアには、画像形成に使用される用紙種類データが登録されている。
【0027】
これらの6つの用紙データ管理単位において、5つの用紙データ管理単位87、88等は、用紙サイズの登録エリア97や用紙種類の登録エリア98に登録される用紙サイズデータや用紙種類データ、任意の内容を登録することができる自由登録単位である。しかし、残りの管理単位812は、用紙サイズの登録エリアや用紙種類の登録エリアはその内容が予め決められており、変更することはできない変更不可単位である。すなわち、管理単位812の用紙サイズの登録エリアには「その他のサイズ」が、用紙種類の登録エリアには「指定なし」が、予め登録されている。その他のサイズ99には、先に説明した5つの管理単位87、88等の用紙サイズの登録エリア97に登録されていない用紙サイズデータが登録される。指定なし910には、先に説明した5つの管理単位87、88等の用紙種類の登録エリア98に登録されていない用紙種類データが登録される。
【0028】
部門Aの集計データ記憶エリア78には、複数の用紙枚数管理単位が含まれており、この実施形態では6つの用紙枚数管理単位813、814等から構成されている。この6つの用紙枚数管理単位813、814等は、用紙データ管理単位87、88等と1対1とに対応付けられており、たとえば用紙枚数管理単位813と用紙データ管理単位87とは対応付けられており、用紙枚数管理単位818と用紙データ管理単位812とは対応付けられている。また、6つの用紙枚数管理単位の内の5つの用紙枚数管理単位813、814等には、それぞれカウンタ911が含まれている。残り1つの用紙枚数管理単位818には、カウンタ912が含まれている。
【0029】
したがって、カウンタ911には、当該カウンタを有する用紙枚数管理単位と対応付けられている用紙データ管理単位の用紙サイズの登録エリア97や用紙種類の登録エリア98に登録されている用紙サイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データが記憶される。
カウンタ912には、当該カウンタを有する集計データ記憶エリアの5つの用紙管理単位813、814等によってカウントされなかった用紙の使用枚数である集計データが記憶される。
【0030】
以上のように、部門Aの集計データ記憶エリア78には、複写機1の管理者などによって指定された5セットの用紙サイズデータおよび種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データがそれぞれ記憶されている。また、管理者などによって指定されなかったサイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データも記憶されている。
したがって、たとえば用紙データ管理単位87の用紙サイズの登録エリア97に「A4サイズ」が、用紙種類の登録エリア98に「普通紙」がそれぞれ登録されていると想定する。そして、たとえば部門A選択キー44が操作された後に、A4サイズの普通紙が3枚使用されたとすると、用紙データ管理単位87と対応付けられている用紙枚数管理単位813のカウンタ911に記憶されている集計データにその計数されたカウント値が加算されるようになっている。
【0031】
部門Bの集計データ記憶エリア79には、複数の用紙枚数管理単位が含まれており、この実施形態では6つの用紙枚数管理単位813、814等から構成されている。この6つの用紙枚数管理単位813,814等は、用紙データ管理単位87、88等と1対1とに対応付けられており、たとえば用紙枚数管理単位813と用紙データ管理単位87とは対応付けられており、用紙枚数管理単位818と用紙データ管理単位812とは対応付けられている。また、6つの用紙枚数管理単位の内の5つの用紙枚数管理単位813、814等には、それぞれカウンタ911が含まれている。残り1つの用紙枚数管理単位818には、カウンタ912が含まれている。つまり、部門Bの集計データ記憶エリア79は、部門Aの集計データ記憶エリア78と同一の構成をしている。
【0032】
これと同様に、部門Cの集計データ記憶エリア710、部門Dの集計データ記憶エリア711、および部門Eの集計データ記憶エリア712も、部門Aの集計データ記憶エリア78と同一の構成をしている。
以上のように、集計データ記憶エリア77は、登録エリア76に登録されている5セットの用紙サイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙毎の使用枚数を各部門毎に集計し、そのカウント値を記憶している。また、管理者等によって指定されなかった用紙サイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データも集計し、そのカウント値も登録している。
【0033】
したがって、複写機1全体で使用される用紙の使用状況に応じて、各部門に集計する用紙のサイズおよび種類を登録エリア76に設定すると、複写機1で使用される用紙が部門毎にどのように使用されているかを詳しく把握できる。たとえば複写機1の部門Aを設計部が、部門Bを経理部が、部門Cを企画部がそれぞれ使っていたとする。また、登録エリア76ではA4サイズの普通紙、A4サイズの色紙、およびB5サイズの普通紙毎に用紙を集計するようにそれぞれ設定されたとする。すると、たとえば設計部ではA4サイズの普通紙が、経理部ではA4サイズの厚紙が、企画部ではB5サイズの普通紙が、他の部門に比べて頻繁に使用されているということを把握できる。
【0034】
ところで、複写機1で使用される用紙のサイズや種類は通常ある程度決まっていることが多いので、複写機1の管理者等が所望する用紙のサイズおよび種類の集計数はそれほど多くない。登録エリア76には、5セットの用紙サイズデータおよび用紙種類データ登録する必要はなく、1セットだけ登録しても、2セットだけ登録してもよい。よって、使用される用紙を計数するために必要な記憶エリアを低減することができる。したがって、画像形成に使用される用紙を集計するために必要な記憶容量を低減することのできる画像形成装置を提供することができる。
【0035】
以下では、用紙データ管理単位87の用紙サイズの登録エリア97、および用紙種類の登録エリア98に用紙サイズデータおよび用紙種類データを登録する登録方法を説明する。
図4は、表示パネル42に表示される初期設定項目一覧の一例を示す図である。
操作・表示部4の所定操作が行われると、図4が表示される。この画面のほぼ中央部には、初期設定項目一覧表示領域421が表示されている。この初期設定項目一覧表示領域421には、複写機1に設定されている初期設定情報が表示されるようになっている。この実施形態では、用紙データ管理単位87にはA3サイズの普通紙が、用紙データ管理単位88にはA4サイズの普通紙が、用紙データ管理単位89にはA5サイズの普通紙が、用紙データ管理単位810にはB4サイズの普通紙が、用紙データ管理単位811にはB5サイズの普通紙が、それぞれ初期設定として登録されていることが表示されている。ここでは、用紙データ管理単位87に、「A4サイズの厚紙」である初期設定情報を登録することを想定して説明していく。
【0036】
初期設定項目一覧表示領域421の右側には、設定情報選択キー422および設定値変更キー423が表示されている。設定情報選択キー422が何度か押圧されることによって「A3サイズの普通紙」が設定されている項目が選択された後に、設定値変更ボタン423が押圧されると、用紙データ管理単位87に用紙サイズデータや用紙種類データを登録するための画面が表示パネル42に表示される。
【0037】
図5は、用紙データ管理単位87に用紙サイズや用紙種類データを登録するための画面である。
この画面のほぼ中央部にはサイズ変更キー424が、この画面の右側には用紙種類変更キー425がそれぞれ表示されている。サイズ変更キー424が押圧されると、用紙データ管理単位87の用紙サイズの登録エリア97に新たに登録する用紙サイズデータを選択するための画面が表示される。用紙種類変更キー425が押圧されると、用紙データ管理単位87の用紙種類の登録エリア98に新たに登録する用紙種類データを選択するための画面が表示される。
【0038】
図6(a)は、用紙サイズの登録エリア97に新たに登録する用紙サイズデータを選択するための画面であり、図6(b)は、用紙種類の登録エリア98に新たに登録する用紙種類データを選択するための画面である。
図6(a)の画面では、用紙サイズの登録エリア97に新たに登録させる用紙のサイズデータを選択するための用紙サイズ選択キーが10個設けられている。これら10個の用紙サイズ選択キー426は、この画面のほぼ中央部に表示されている。また、この画面の右上端には、閉じるボタン427が表示されている。
【0039】
この画面において、用紙サイズを表示している任意の用紙サイズ選択キー426が押圧され、その後、閉じるボタン427が押圧されると、その選択されたサイズデータが用紙サイズの登録エリア97に新たに登録される。
図6(b)の画面では、用紙種類の登録エリア98に新たに登録させる用紙種類データを選択するための用紙種類選択キーが19個設けられている。これら19個の用紙種類選択キー428は、この画面のほぼ全域わたって表示されている。また、この画面の右上端にも、閉じるボタン429が表示されている。
【0040】
この画面においても、任意の用紙種類を表示している任意の用紙種類選択キー428が押圧され、その後、閉じるボタン429が押圧されると、その選択された用紙種類データが用紙種類の登録エリア98に新たに登録される。
また、この画面において、用紙種類選択キー428の中には指定なしキー428aが設けられており、ユーザはこの指定なしキー428aを操作することによって、用紙種類の登録エリア98に「指定なし」という用紙種類データを登録させることができる。「指定なし」という用紙種類データが登録されている用紙種類の登録エリア98を有する管理単位は、用紙サイズの登録エリア97に登録されている用紙のサイズデータと同一サイズである用紙の使用枚数を計数する。したがって、複写機1は、用紙サイズ毎に使用された用紙の使用枚数を計数することもできる。
【0041】
上述のように、複写機1は用紙サイズの登録エリア97に登録されている用紙のサイズデータや、用紙種類の登録エリア98に登録されている用紙種類データを簡単な操作で新たに登録できる。複写機1は、これらの変更に応答して、カウンタ911に記憶されていたカウント値をクリアするが、このカウント値を用紙枚数管理単位818のカウンタ912が記憶しているカウント値に加算するようになっている。つまり、変更前のカウント値も有効に利用することができるので、複写機1で使用される用紙の状況をより詳細に把握できる。
【0042】
図7は、操作・表示部4周辺の構成の他の例を示す図解図である。この場合、メモリ7以外は、図2の場合と同様であるので、その説明を省略する。
メモリ7には、カウント値を各部門毎に集計するためのエリア(領域)である集計データ記憶エリア70が含まれている。集計データ記憶エリア70には、部門Aの集計データ記憶エリア71、部門Bの集計データ記憶エリア72、部門Cの集計データ記憶エリア73、部門Dの集計データ記憶エリア74、および部門Eの集計データ記憶エリア75が含まれている。つまり、メモリ7に登録されているカウント値が各部門毎に集計されるようになっている。
【0043】
したがって、たとえば部門A選択キー44が操作された後に用紙が3枚使用されたと計数されると、部門Aの集計データ記憶エリア71で集計されている集計データに「3」が加算される。また、部門B選択キー45が操作された後に用紙が5枚使用されたと計数されると、部門Bの集計データ記憶エリア72で集計されている集計データに「5」が加算される。同様に、部門C選択キー46や、部門D選択キー47や、部門E選択キー48が操作(選択)された後に用紙が使用されると、部門Cの集計データ記憶エリア73や、部門Dの集計データ記憶エリア74や、部門Eの集計データ記憶エリア75で集計されている集計データにそれぞれカウント値が加算される。
【0044】
また、操作・表示部4の所定操作、たとえば予め決められているパスワードの入力操作が行われると、集計データ記憶エリア71で集計されている集計データは各部門毎に読み出されて、それらの集計データは表示パネル42に表示されるようになっている。
図8は、メモリ7に登録される内容を図解的に示したメモリマップである。
部門Aの集計データ記憶エリア71には、複数の管理単位が含まれており、この実施形態では6つの管理単位から構成されている。この6つの管理単位には、用紙サイズの登録エリア、用紙種類の登録エリアおよびカウンタがそれぞれ含まれている。用紙サイズの登録エリアには、画像形成に使用される用紙サイズデータが登録されている。用紙種類の登録エリアには、用紙種類データが登録されている。カウンタには、部門Aで使用された用紙の中から、用紙サイズの登録エリアおよび用紙種類の登録エリアに登録されている用紙サイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データが登録されている。
【0045】
これら6つの管理単位の内の5つの管理単位81、82等は、用紙サイズの登録エリア91や用紙種類の登録エリア92に登録される用紙サイズデータや用紙種類データは、任意の内容を記憶することができる自由登録単位である。しかし、残りの管理単位86は、登録エリアや用紙種類エリアはその内容が予め決められており、変更することはできない変更不可単位である。すなわち、管理単位86の用紙サイズの登録エリアには「その他のサイズ」が、用紙種類の登録エリアには「指定なし」が、予め登録されている。その他のサイズ94には、先に説明した5つの管理単位81、82等の用紙サイズの登録エリア91に登録されていない用紙サイズデータが登録される。指定なし95には、先に説明した5つの管理単位81、82等の用紙種類の登録エリア92に登録されていない用紙種類データが登録される。管理単位86のカウンタ96には、その他のサイズ94に登録されている用紙サイズデータおよび指定なし95に登録されている用紙種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データが記憶される。
【0046】
以上のように、部門Aの集計データ記憶エリア71は、複写機1の管理者等によって指定された5つの用紙サイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データがそれぞれ記憶されている。また、管理者等によって指定されなかったサイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データも記憶されている。
したがって、たとえば「A4サイズの普通紙」と設定されている管理単位を含む複写機1において、複写に使用されたA4サイズの普通紙の使用された枚数が計数されると、A4サイズの普通紙と設定されている管理単位のカウンタ93に記憶されている集計データにその計数されたにカウント値が加算されるようになっている。また、たとえば「B5サイズの厚紙」と設定されている管理単位を含まない複写機1において、複写に使用されたB5サイズの厚紙が使用された枚数が計数されると、管理単位86に記憶されている集計データにその計数されたカウント値が加算されるようになっている。
【0047】
部門Bの集計データ記憶エリア72には、6つの管理単位が含まれている。この6つの管理単位には、用紙サイズの登録エリア、用紙種類の登録エリアおよびカウンタがそれぞれ含まれている。この6つの管理単位の内の5つの管理単位81、82等には、用紙サイズの登録エリア91、用紙種類の登録エリア92、およびカウンタ93が含まれている。また、残り1つの管理単位86には、その他のサイズ94、指定なし95、およびカウンタ96が含まれている。つまり、部門Bの集計データ記憶エリア72は、部門Aの集計データ記憶エリア71と同一の構成をしている。
【0048】
これと同様に、部門Cの集計データ記憶エリア73、部門Dの集計データ記憶エリア74、および部門Eの集計データ記憶エリア75も、部門Aの集計データ記憶エリア71と同一の構成をしている。
以上のように、各部門毎の集計データ記憶エリア71〜75において、複写機1の管理者等によって指定された5つの用紙サイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙毎の使用枚数である集計データがそれぞれ集計されている。また、管理者等によって指定されなかった用紙サイズデータおよび用紙種類データに該当する用紙の使用枚数である集計データが集計され、そのカウント値も記憶されている。
【0049】
したがって、各部門毎に使用される用紙の使用状況に応じて、各部門毎に集計する用紙のサイズおよび種類を設定すると、各部門毎で使用される用紙の使用状況をより詳しく把握できる。たとえば、複写機1の部門Aを設計部が、部門Bを経理部が、部門Cを企画部がそれぞれ使っていたとする。また、設計部ではA3サイズの用紙が、経理部では色紙が、企画部ではA4サイズの普通紙およびB5サイズの普通紙が使用される頻度がそれぞれ高いとする。このとき、たとえば部門Aの集計データ記憶エリア71ではA3サイズの普通紙、A3サイズの厚紙、およびA3サイズの色紙毎に、部門Bの集計データ記憶エリア72ではA3サイズの色紙、B4サイズの色紙、およびB5サイズの色紙毎に、部門Cの集計データ記憶エリア73ではA4サイズの普通紙、およびB5サイズの普通紙毎に用紙を集計するようにそれぞれ設定されたとする。すると、たとえば設計部ではA3サイズの普通紙よりもA3サイズの厚紙が、経理部ではB5サイズの色紙よりもB4サイズの色紙が、企画部ではA3サイズの普通紙よりもA3サイズの厚紙が頻繁に使用されているということを把握することができる。
【0050】
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複写機の外観を示す図解図である。
【図2】操作・表示部周辺の構成の一例を示す図解図である。
【図3】メモリに記憶される内容を図解的に示したメモリマップである。
【図4】表示パネルに表示される初期設定項目一覧の一例を示す図である。
【図5】用紙データ管理単位に用紙サイズや用紙種類データを登録するための画面である。
【図6】(a)は、用紙サイズの登録エリアに新たに登録する用紙サイズデータを選択するための画面であり、(b)は、用紙種類の登録エリアに新たに登録する用紙種類データを選択するための画面である。
【図7】操作・表示部周辺の構成の他の例を示す図解図である。
【図8】メモリに記憶される内容を図解的に示したメモリマップである。
【符号の説明】
1 複写機
10 制御部
4 操作・表示部
41 部門キー
7 メモリ
70、77 集計データ記憶エリア
76 登録エリア
81、82、‥‥‥、86 管理単位
87、88、‥‥‥、812 使用枚数管理単位
813、814、‥‥‥、818 用紙データ管理単位
91、97 用紙サイズの登録エリア
92、98 用紙種類の登録エリア
93、96、911、912 カウンタ
94、99 その他のサイズ
95、910 指定なし

Claims (2)

  1. 画像形成により使用した用紙のサイズおよび種類を使用した部門別に集計できる画像形成装置であって、
    用紙のサイズおよび種類を登録する用紙データ管理単位を複数有する登録エリアと、
    部門毎に設けられた集計データ記憶エリアとを備え、
    部門毎の集計データ記憶エリアには、前記用紙データ管理単位に登録されたサイズおよび種類に対応する用紙の使用枚数を計数するカウンタを有する使用枚数管理単位が、複数の用紙データ管理単位に対応付けて複数備えられていて、
    前記用紙データ管理単位の1つは用紙サイズが「その他のサイズ」で、種類は「指定なし」に予め決められた変更不可単位であり
    前記変更不可単位以外の用紙データ管理単位は、登録内容各用紙データ管理単位毎に自由に登録できる自由登録単位であり、
    ある自由登録単位の登録内容が変更されるときは、その自由登録単位に対応付けられたカウンタが計数していたカウント値を前記変更不可単位に対応付けられたカウンタのカウント値に加えた後、その自由登録単位に対応付けられたカウンタをクリアすることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 画像形成により使用した用紙のサイズおよび種類を使用した部門別に集計できる画像形成装置であって、
    部門毎に設けられた集計データ記憶エリアを備え、
    部門毎の集計データ記憶エリアには、用紙のサイズおよび種類を登録する登録エリアならびにその登録エリアに登録されたサイズおよび種類の用紙の使用枚数を計数するカウンタからなる管理単位が複数備えられていて、
    複数の管理単位の内の1つは、登録エリアの用紙サイズが「その他のサイズ」で、種類は「指定なし」に予め決められた変更不可単位であり
    前記変更不可単位以外の管理単位は、登録エリアの登録内容、各部門毎に自由に登録できる自由登録単位であり、
    ある自由登録単位の登録内容が変更されるときは、その自由登録単位で計数していたカウント値を前記変更不可単位のカウント値に加えた後、登録内容が変更される自由登録単位のカウンタをクリアすることを特徴とする、画像形成装置。
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