JP4104514B2 - ピストンリングの組付け装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ピストン外周面に形成されたリング溝にピストンリング(トップリング、セカンドリング、エキスパンダリング、第1及び第2のサイドレールを本明細書ではピストンリングの総称とする)を組付ける装置に関する。
図16、図17は一般的なピストンの分解斜視図と完成図、図18はピストンリング装着後の要部拡大断面図、図19は図18のA方向から見た図であり、ピストン1の外周には3本のリング溝2,3,4が形成され、最も先端寄りのリング溝2にはトップリング5が嵌着され、2番目のリング溝3にはセカンドリング6が嵌着され、3番目のリング溝4にはエキスパンダリング7を挟んで第1及び第2のサイドレール8,9が嵌着されている。これら各リングは切れ目を有するCリングであり、トップリング5とセカンドリング6にてコンプレッションリングを構成し、エキスパンダリング7、第1及び第2のサイドレール8,9でオイルリングを構成する。
上記ピストンリングをリング溝に嵌め込むにあたり、従来から各種工夫がなされている。
例えば、特許文献1には、トップリング、セカンドリング、エキスパンダリング、第1及び第2のサイドレールの全てを1つの装置でリング溝に嵌め込むことができるようにするため、ガイド部材と規制部材を用いた構造が開示されている。
また特許文献2には、エキスパンダリングをリング溝に嵌め込む際に、エキスパンダリングの切れ目部分の端部同士がオーバーラップするのを防止するために、他の部分に先駆けてエキスパンダリングの切れ目部分の端部をリング溝に嵌め込み、その後に残りの部分を嵌め込む内容が開示されている。
また特許文献3には、シリンダ状マガジンの外周に段重ねされた状態で保持されているピストンリングを1本づつ確実に切り出すために、シリンダ状マガジンのストック部の下に小径部を連続して設け、この小径部に一旦ピストンリングを落とし込んで1本だけ切り離し、この切り離されたピストンリングを更に下方の拡開部で拡げてリング溝に嵌め込むことが開示されている。
また特許文献4には、サイドレールをスムーズにリング溝に嵌め込むことができるように、リング溝に嵌め込んだスペーサ(エキスパンダリング)の一部をリング溝から突出させ、この突出させた部分をガイドとしてサイドレールをリング溝に組み込むことが開示されている。
更に特許文献5には、複数本のガイドロッドにてマガジン部を構成し、このマガジン部の上端に拡径ガイド部を設け、マガジン部に併設した駆動部にてプッシャー部材を上昇させ、この上昇でマガジン部外周に装填したピストンリングを押し上げて、ピストンのリング溝に嵌め込む内容が記載されている。
特開平6−8070号公報 特開平9−253955号公報 特開平9−253956号公報 特開2003−113939号公報 特開平7−266151号公報
上述したように従来のピストンリングの組付け装置は、縦型であって、しかも位置決めされたピストンに対し、上方からシリンダ状マガジンの下端部を合わせ、マガジンの外周に積層されて保持されているピストンリングを所定量づつ押し下げてリング溝内に1本づつピストンリングを切り離して落とし込むようにしている。
従来のピストンリングの組付け装置も、その作業は殆どの部分が自動化されており、作業者の主な作業は正しくピストンリングが挿着されたか否かの目視による監視と、ピストンリング装着後の製品を手にとって行う簡単な動作確認である。この場合、ピストンの位置が作業者の目線よりも若干低い位置で且つ手の届く高さにあることが条件になる。例えば、長時間作業する場合或いは身障者が作業する場合を考慮すると、ピストンの高さは椅子に座った状態の作業者を基準として定まり、この位置が先ず装置を製造する上での絶対条件となる。
そして、従来の組付け装置にあってはピストンの上方にマガジンを配置し、このマガジンに多数(数百個)のピストンリングを装填し、昇降機構によってピストンリングを押し下げるようにしているが、マガジンおよび昇降機構は上下方向の寸法がかなり大きく、装置全体の高さが大きくなってしまう。特に、ピストンリングを使い切ったときにはマガジンに新たにピストンリングを装填する必要があるが、椅子に座ったままでこの作業を行うことができない。
一方、特許文献5には、最上位のピストンリングを上部の拡径ガイド部材から1つずつ押し出して、ピストンのリング溝に嵌め込む内容が記載されている。即ち、ピストンの下方にマガジンを配置する考えは示されているが、この場合にはマガジンへのピストンリングの装填が面倒になる。
上記の課題を解決するため本発明に係るピストンリングの組付け装置は、ピストンリングの組付けラインを、エキスパンダリングの組付けステーション、サイドレールの組付けステーション、セカンドリングの組付けステーション及びトップリングの組付けステーションにて構成し、このピストンリングの組付けラインに沿ってピストン移載機構を配置し、前記ピストンリングの組付けラインを構成する各ステーションは段重ね状態でピストンリングを保持するマガジン部と、このマガジン部の上端に設けられるピストン載置カップと、マガジン部に保持されている段重ね状態のピストンリングを押し上げる押し上げ機構を備え、更に前記マガジン部は下部を中心として上部が作業者側に傾動可能とされた構成としている。
このように、マガジン部が作業者側に傾動することで、作業者は座ったままの姿勢で、新たなピストンリングをマガジンに装着することができる。
マガジン部の傾動についてはマガジン部のみを単独で傾動させる機構としてもよいが、押し上げ機構と一体的に傾動させる機構とすれば、傾動ごとにマガジン部と押し上げ機構との位置合わせが不要になるので構造的には簡単になる。
またピストンリングの組付け装置全体のレイアウトとしては、ピストンリングの組付けラインの他にピストンの供給ラインおよびピストンの払出しラインを備え、これら各ラインが作業者を囲むように平面視で略コ字状をなすように配置されることが作業性向上の面で好ましい。
本名発明によれば、作業者はピストンに下方からピストンリングを組付ける構成、つまり下方にマガジンを配置したため、デッドスペースの有効利用によって装置全体の高さを抑えることができ、しかもマガジン自体作業者側に傾動可能としたため、ピストンリングの装着を短時間のうちに簡単に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るピストンリングの組付け装置の全体平面図、図2は同ピストンリングの組付け装置の正面図である。
ピストンリングの組付け装置は、ピストンの供給ラインL1、ピストンリングの組付けラインL2、ピストンの払出しラインL3から構成され、これら各ラインL1〜L3は作業者の配置空間を囲むように平面視でコ字状に配置されている。
ピストンの供給ラインL1は、図3に示すように、搬送ベルト10の上流端に搬送ベルト10の搬送方向と直交するピストン投入用ローラコンベア11を設け、また搬送ベルト10上面に接触しない位置に押えプレート13を設け、搬送ベルト10によって搬送されてくるピストン1を側壁12に押し付けて1列に整列させるようにしている。
また搬送ベルト10の下流端には押し出し治具14を設け、更にこの押し出し治具14と対向する箇所には位置決め機構15を設けている。この位置決め機構15は回転テーブル16と、この回転テーブル16を昇降せしめるシリンダユニットあるいはボールネジなどの昇降機構17と、回転テーブル16が下がった位置に配置されるセンター出し装置18と、回転テーブル16が上昇した位置に配置される光センサユニット19からなる。
以上において、ローラコンベア11上に投入されたピストン1は搬送ベルト10によって搬送される間に押えプレート13によって1列に整列せしめられる。そして、1列に整列せしめられたピストンのうち先頭のピストンが搬送ベルト10から押し出されて押し出し治具14に載置せしめられる。
このとき、搬送ベルト10は1cm程逆方向に戻り、押えプレート13が次のピストンが先のピストンと共に押し出し治具14に持っていかれないように残りのピストンの列を押えた状態で、押し出し治具14に載置せしめられたピストンとそれに続くピストンとを切り離し、押し出し治具14が位置決め機構15方向に突出する際に、搬送ベルト10上に残っているピストンに当たらないようにしている。
搬送ベルト10から切り出されたピストンは、押し出し治具14によって位置決め機構15の下方位置にある回転テーブル16上に押し出され移載される。移載されたピストンに対しセンター出し装置18のハンドが両側から押さえつけてセンター出しを行う。
センター出しが終了するとピストンを載置した回転テーブル16が上昇する。この回転テーブル16の下部台には光センサユニット19が固定されている。回転テーブルが回転しながら上昇し、設定位置で停止する。このとき、発光素子19aからの光がピストンのピン穴1aを通過して受光素子19bにキャッチされる位置で回転テーブル16の回転が停止する。これによりピストンの位置決めが終了する。
位置決めが終了したピストン1に対し、ピストンリング(トップリング、セカンドリング、エキスパンダリング、第1及び第2のサイドレール)を組付けるピストンリングの組付けラインL2について以下に説明する。
ピストンリングの組付けラインL2は、図2に示すように、エキスパンダリングの組付けステーションSt1、第1サイドレールの組付けステーションSt2、第2サイドレールの組付けステーションSt3、セカンドリングの組付けステーションSt4及びトップリングの組付けステーションSt5にて構成され、この実施例にあってはエキスパンダリングの組付けステーションSt1を2つ併設しているが、1つでもよい。
また、ピストンリングの組付けラインL2に沿ってピストン移載機構20を設けている。このピストン移載機構20は、図5にも示すように、フレーム21に水平方向のレール22を設け、このレール22に走行体23…を移動可能に係合し、この走行体23に設けた縦方向のレール24に昇降体25を移動可能に係合し、この昇降体25に開閉可能なフィンガ26を設けている。
前記昇降体25は各ステーションSt1〜St5の間隔と同一の間隔で6個配置され、上流側から下流側(図2において右側から左側)のステーションにピストンを順次送り込む。
ピストンリングの組付けラインL2を構成する各ステーションSt1〜St5はいずれも基本的な構成は同一で、エキスパンダリングの組付けステーションSt1はオーバーラップ防止機構、第1サイドレールの組付けステーションSt2及び第2サイドレールの組付けステーションSt3は切り出し機構を付加している。
各ステーションの基本構成について、図6、図7を参照しつつエキスパンダリングの組付けステーションSt1を例にとって説明する。ここで、図6は昇降機構の側面図、図7は昇降機構の正面図である。
エキスパンダリングの組付けステーションSt1は、ベース30に台31を固定し、この台31に支柱32を立設し、この支柱32にマガジン部40を支持している。マガジン部40はピストン1を載置するカップ41とエキスパンダリング7を外装するガイドロッド42から構成され、図8に示すように、カップ41は支柱32の上端に設けた受け部33に着脱自在とされている。着脱自在としているのはピストンの機種変更に対応するためである。
一方、ガイドロッド42も機種変更に対応すべく径方向に拡開可能とされている。即ち、前記支柱32に固定された支持板34に上下方向の昇降ロッド43が摺動自在に支持され、この昇降ロッド43の下端にはローラ44が取付けられ、このローラ44は支持板34と昇降ロッド43との間に設けたスプリング49の弾発力によってベース30上に回転可能に配置されたカム45のカム面に当接している。また、昇降ロッド43の中間部には上下2箇所にカム46,46が取付けられ、このカム46に一端が前記ガイドロッド42に連結されたリンクロッド47の内端に設けたローラ48を当接せしめている。
而して、カム45を回転せしめ、これにつれて昇降ロッド43及びカム46が上昇すると、図9に示すように、カム46と当接しているリンクロッド47が外側に移動し、このリンクロッド47に連結しているガイドロッド42も外側に移動しマガジン部40の径が拡大する。同様に、カム45を更に回転させて、昇降ロッド43が下降するとマガジン部40の径は縮小する。このように、マガジン部40の径をカム45を回転せしめることでピストン(ピストンリング)の機種変更に対応する。
図6に戻って、前記ベース30はフレーム50に軸51を介して回動自在に支持されている。またベース30からは背面側にアーム52が延出され、このアーム52とフレーム50との間にエアスプリング53が介設されている。
また、前記ベース30は押し上げ機構60も支持している。この押し上げ機構60はケース61内にモータ62によって回転せしめられるボールネジ63を配置し、このボールネジ63に昇降体64を螺合し、昇降体64にはマガジン部40に保持されている段重ね状態のエキスパンダリング7(ピストンリング)を下から押し上げる爪部材65を設け、更に前記ケース61とフレーム50間にはシリンダユニット66が設けられている。
而して、シリンダユニット66を伸張せしめると、図10に示すように、マガジン部40と押し上げ機構60とが一体に軸51を中心として作業者側に傾動する。この状態でマガジン部40に新たなエキスパンダリング7(ピストンリング)を装填する。尚、図示例ではマガジン部40と押し上げ機構60とが一体に傾動するようにしたが、マガジン部40のみを傾動せしめるようにしてもよい。
以上が各ステーションSt1〜St5の基本構成であるが、エキスパンダリングの組付けステーションSt1にあってはエキスパンダリングのオーバーラップ防止機構を備えている。
図11はオーバーラップ防止機構の平面図、図12はオーバーラップ防止機構の側面図であり、オーバーラップ防止機構70はステーションSt1の前方で且つマガジン部の上端即ちピストン載置カップと略等しい高さに、コ字型の支持板71を設け、この支持板71に扇状プレート72をピストン1に向かって進退可能に取り付け、前進端において扇状プレート72の先端に設けた凸部73がピストン1のリング溝4に入り込むようにしている。
以上において、扇状プレート72の先端凸部73がリング溝4に入り込んだ状態で、モータ62を駆動して昇降体64(爪部材66)を上昇せしめると、図13に示すように、マガジン部40に外装された段重ね状態のエキスパンダリング7はカップ41の外周で拡径しつつ徐々に上昇し、最上段のエキスパンダリング7がカップ41の上端から外れてリング溝4内に嵌まり込む。このとき、エキスパンダリング7の切れ目が入り込む部分には予め凸部73が入り込んでいるので切れ目の部分がオーバーラップすることがない。
エキスパンダリング7が嵌め込まれたピストンは、移載機構20によって、第1サイドレールの組付けステーションSt2に送られ、このステーションSt2でリング溝4内に第1サイドレール8が嵌め込まれる。
ここで、サイドレール8,9は他のピストンリングに比べ厚さが薄いため、1枚ごとの切り出しが難しく、同時に2枚以上切り出してしまうことがあり、ピストンリング装着の従来からの問題であった。そこで、本発明では独自の切り出し機構を設けている。
図14はサイドレール切り出し機構の平面図、図15(a)〜(c)はサイドレール切り出し機構の作用を説明した図であり、サイドレール切り出し機構80は左右の切り出し爪81,82を備えている。一方の切り出し爪81の先端には1枚のサイドレールのみが入り込める切欠83が形成され、他方の切り出し爪82の先端にはサイドレールの位置決めバー84を逃げるための凹部85と前記切欠83よりも厚み方向の寸法が大きな切欠86が形成されている。
以上において、サイドレール8を1枚切り出すには、先ず図15(a)に示すように、切り出し爪81を先に前進させ先端の切欠83に最上端のサイドレール8を入れる。
従来のサイドレール切り出し機構は左右同一形状の爪で、同時に左右からサイドレールを切り出すようにしていた。しかしながら、サイドレールは僅かな切れ目がある形状で、加工上この切れ目の左右に段差及び捩れがあるため、左右同時に正確に1枚のサイドレールを左右の爪の切欠に入れるのは、実際上極めて困難で、この箇所でハンドリングミスが多発していた。しかしながら、左右一方であれば簡単に切り出すことができる。
次いで、段積みされたサイドレール8の下端を支持している押し上げ機構60(図6参照)の爪部材65を若干下げる。すると、図15(b)に示すように、最上段のサイドレール8とその下のサイドレール8との間に隙間が形成される。そこで、その隙間を狙って他方の切り出し爪82を前進させ、切欠86内に最上段のサイドレール8を入れ込む。この場合、最上段のサイドレール8とその下のサイドレール8との間に隙間があるので、切欠86で2枚以上のサイドレール8を捕まえてしまうことがない。
以上によって、サイドレール8の嵌め付けが完了したら、移載機構20にてピストンを第2サイドレールの組付けステーションSt3、セカンドリングの組付けステーションSt4及びトップリングの組付けステーションSt5に順次移載され、ピストンリングの装着が完了する。全てのピストンリングが嵌め付けられたピストン1は払出しラインL3に送られ、検査の後、不良品を選別し全ての作業が終了する。
本発明に係るピストンリングの組付け装置及び組付け方法は、自動車、自動二輪車のエンジンに組み込むピストンの他に、汎用エンジンのピストンにも適用することができる。
本発明に係るピストンリングの組付け装置の全体平面図 同ピストンリングの組付け装置の正面図 ピストンの供給ステーションの平面図(1個づつ切り出し:一旦ベルトがバック) ピストンの位置出し機構の側面図(発光素子と受光素子によるピン穴) 搬送機構の側面図 昇降機構の側面図 昇降機構の正面図 マガジンの載置カップの部分を示す図 昇降機構のカムと径調整の説明図 傾動した昇降機構の側面図 エキスパンダリングの切れ目のオーバーラップ防止機構の平面図 エキスパンダリングの切れ目のオーバーラップ防止機構の側面図 ピストンリング(エキスパンダリング)がリング溝に嵌まり込む動作を説明した図 サイドレール切り出し機構の平面図 サイドレール切り出し機構の作用を説明した図(マガジンの下降) ピストンにピストンリングを装着する前の状態を示す分解斜視図 ピストンリングを装着した状態のピストン ピストンリングを装着した状態のピストンの要部拡大断面図 図18のA方向から見た図
符号の説明
L1…ピストンの供給ライン
L2…ピストンリングの組付けライン
L3…ピストンの払出しライン
St1…エキスパンダリングの組付けステーション
St2…第1サイドレールの組付けステーション
St3…第1サイドレールの組付けステーション
St4…セカンドリングの組付けステーション
St5…トップリングの組付けステーション
1…ピストン、1a…ピン穴、2,3,4…リング溝、5…トップリング、6…セカンドリング、7…エキスパンダリング、8…第1のサイドレール、9…第2のサイドレール、10…搬送ベルト、11…ローラコンベア、12…側壁、13…押えプレート、14…押し出し治具、15…位置決め機構、16…回転テーブル、17…昇降機構、18…センター出し装置、19…光センサユニット、19a…発光素子、19b…受光素子、20…ピストン移載機構、21…フレーム、22…レール、23…走行体、24…レール、25…昇降体、26…フィンガ、30…ベース、31…台、32…支柱、33…受け部、34…支持板、40…マガジン部、41…カップ、42…ガイドロッド、43…昇降ロッド、44…ローラ、45、46…カム、47…リンクロッド、48…ローラ、49…スプリング、50…フレーム、51…軸、52…アーム、53…エアスプリング、60…押し上げ機構、61…ケース、62…モータ、63…ボールネジ、64…昇降体、65…爪部材、66…シリンダユニット、70…オーバーラップ防止機構、71…支持板、72…扇状プレート、73…凸部、80…サイドレール切り出し機構、81,82…左右の切り出し爪、83,86…切欠、84…サイドレールの位置決めバー、85…凹部。

Claims (3)

  1. ピストンのリング溝にピストンリングを嵌め込むピストンリングの組付け装置であって、このピストンリングの組付け装置は、エキスパンダリングの組付けステーション、サイドレールの組付けステーション、セカンドリングの組付けステーション及びトップリングの組付けステーションからなるピストンリングの組付けラインと、この組付けラインに沿って配置されるピストン移載機構を備え、前記各ステーションは段重ね状態でピストンリングを保持するマガジン部と、このマガジン部の上端に設けられるピストン載置カップと、マガジン部に保持されている段重ね状態のピストンリングを押し上げる押し上げ機構を有し、更に前記マガジン部は前記段重ね状態のピストンリングの内周面をガイドする複数のガイドロッドと、この複数のガイドロッドの間に配置される昇降ロッドと、前記昇降ロッドの昇降動を前記複数のガイドロッドの径方向の拡大または縮小動として伝達するリンクロッドとを備えるとともに、前記マガジン部は下部を中心として上部が作業者側に傾動可能とされていることを特徴とするピストンリングの組付け装置。
  2. 請求項1に記載のピストンリングの組付け装置において、前記マガジン部は押し上げ機構と一体的に傾動することを特徴とするピストンリングの組付け装置。
  3. 請求項1に記載のピストンリングの組付け装置において、このピストンリングの組付け装置は、ピストンリングの組付けラインの他にピストンの供給ラインおよびピストンの払出しラインを備え、これら各ラインは作業者を囲むように平面視で略コ字状をなすように配置されることを特徴とするピストンリングの組付け装置。
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