JP4103888B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、チップサイズ・パッケージ(CSP:Chip Size Package)やウエハレベル・チップサイズ・パッケージ(WLCSP:Wafer Lebel Chip Size Package)等の面実装型半導体装置における半導体基板のそりを防止するとともに、この半導体基板の実装強度を向上させ、さらには放熱特性を向上させることが可能な技術に関するものである。
近年、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタル式カメラ付き携帯用電話機等におけるように、電子機器の小型化、薄厚化、軽量化の進歩はめざましく、従来のデュアル・インライン・パッケージ(DIP:Dual Inline Package)等の半導体装置に替わってチップサイズの半導体装置が用いられてきている。
チップサイズの半導体装置としては、例えば、半導体チップが外部端子を介してベース基板に接続され、このベース基板の下面にプリント配線基板上に実装するための外部端子が形成されたチップサイズパッケージ(CSP)が提案され、実用に供されている(例えば、特許文献1参照)。
最近では、半導体装置のさらなる小型化に対応するために、電子回路が形成された半導体基板の実装面に外部端子が形成されたウエハレベル・チップサイズ・パッケージ(WLCSP)が提案され、実用に供されている(例えば、特許文献2参照)。
図11は、従来のCSPを示す斜視図、図12は同断面図であり、このCSP1は、ベース基板2の表面の回路配線に半導体チップ3が電気的に接続され、このベース基板2の裏面に絶縁性の樹脂テープ4が貼着され、この樹脂テープ4上に半導体チップ3に電気的に接続される金属バンプ5の一部が露出され、このベース基板2の表裏面それぞれにV溝形状の加工部6が縦横に形成されている。
このCSPでは、V溝形状の加工部6をベース基板2の表裏面それぞれに形成することで、ベース基板2の剛性を若干低下させ、その端部の変形を容易にしている。このCSP1をリフローによりプリント基板に実装した場合には、ベース基板2の端部がプリント基板の反りに沿って容易に変形し、金属バンプ5が潰れることなく、プリント基板上の隣接するランドにはみ出す虞もない。
図13は、従来のWLCSPを示す断面図であり、このWLCSP11は、シリコン基板(半導体基板)12の表面12aに集積回路(電子回路)13が形成され、この集積回路13を含む表面12a全面に絶縁性樹脂からなる樹脂封止層14が形成され、この樹脂封止層14の表面14aに集積回路13と電気的に接続するハンダバンプ(電極)15の一部が露出されている。
このWLCSP11の占有面積は、シリコン基板12の表面の面積と同一であるから、上記のCSP1と比べて実装面積が狭くて済み、さらなる小型化が可能である。
特開2001−94000号公報 特開2003−124389号公報
ところで、従来のCSP1では、V溝形状の加工部6をベース基板2の表裏面それぞれに形成しているために、プリント基板の反りにより生じるハンダブリッジや断線を防止することはできるものの、半導体チップ3を含むCSP1全体の反りを防止することができないという問題点があった。
このことは、ベース基板2の表裏面のみにV溝形状の加工部6を形成しても、半導体チップ3を含むCSP1全体の反りを防止するには不十分であることを示している。
また、従来のWLCSP11でもCSP1と同様、シリコン基板12を含むWLCSP11全体の反りを防止することができないという問題点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、半導体基板のそりを防止するとともに、この半導体基板の実装強度を向上させることができ、さらには放熱特性を向上させることができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次の様な半導体装置を提供した。
すなわち、本発明の請求項1記載の半導体装置は、半導体基板の一主面に電子回路を形成し、この電子回路を含む前記一主面上に絶縁性樹脂からなる樹脂封止層を形成し、この樹脂封止層の表面に前記電子回路と電気的に接続する外部端子の一部を露出してなる半導体装置であって、前記半導体基板の他の一主面には、複数本の溝が格子状に形成され、前記樹脂封止層の表面には、複数本の溝が格子状に形成され、前記半導体基板に形成された複数本の前記溝と、前記樹脂封止層に形成された複数本の前記溝とは、前記半導体基板及び前記樹脂封止層の厚み方向に重ならないように形成されていることを特徴とする。
この半導体装置では、半導体基板の他の一主面及び樹脂封止層の表面に、これら半導体基板及び樹脂封止層の厚み方向に重ならないように溝を形成したことにより、半導体装置の両面に形成される溝により半導体基板及び樹脂封止層を含む半導体装置全体の反りが緩和され、消失する。これにより、半導体装置の反りの発生を防止する。
また、半導体基板及び樹脂封止層に溝を形成したことにより、この面の実面積が増加する。これにより、この半導体装置をプリント基板等の実装基板上に実装する際の実装強度は、樹脂封止層の実面積が増加した分、増加する。これにより、実装強度が向上する。
また、溝を形成したことで、半導体装置の表面積が増加する。これにより、半導体装置の放熱特性が向上する。
本発明の請求項2記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、前記半導体基板に形成された複数本の前記溝それぞれの交点と、前記樹脂封止層の表面の複数個の外部端子とは、前記半導体基板及び前記樹脂封止層の厚み方向に重なっていることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の半導体装置は、半導体基板の一主面に電子回路を形成し、この電子回路を含む前記一主面上に絶縁性樹脂からなる樹脂封止層を形成し、この樹脂封止層の表面に前記電子回路と電気的に接続する外部端子の一部を露出してなる半導体装置であって、前記半導体基板の他の一主面には、複数個の凹部がマトリックス状に形成され、前記樹脂封止層の表面には、複数個の凹部がマトリックス状に形成され、前記半導体基板に形成された複数個の前記凹部と、前記樹脂封止層に形成された複数個の前記凹部とは、前記半導体基板及び前記樹脂封止層の厚み方向に重ならないように形成されていることを特徴とする。
この半導体装置では、半導体基板の他の一主面及び樹脂封止層の表面に、これら半導体基板及び樹脂封止層の厚み方向に重ならないように凹部を形成したことにより、半導体装置の両面に形成される凹部により半導体基板及び樹脂封止層を含む半導体装置全体の反りが緩和され、消失する。これにより、半導体装置の反りの発生を防止する。
また、半導体基板及び樹脂封止層に凹部を形成したことにより、この面の実面積が増加する。これにより、この半導体装置をプリント基板等の実装基板上に実装する際の実装強度は、樹脂封止層の実面積が増加した分、増加する。これにより、実装強度が向上する。
また、凹部を形成したことで、半導体装置の表面積が増加する。これにより、半導体装置の放熱特性が向上する。
本発明の請求項4記載の半導体装置は、請求項3記載の半導体装置において、前記半導体基板に形成された複数個の前記凹部と、前記樹脂封止層の表面の複数個の外部端子とは、前記半導体基板及び前記樹脂封止層の厚み方向に重なっていることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の半導体装置によれば、半導体基板の他の一主面及び樹脂封止層の表面に、溝を形成したので、半導体基板及び樹脂封止層を含む半導体装置全体の反りを緩和し、消失させることができる。したがって、半導体装置の反りを防止することができる。
また、樹脂封止層の表面に溝を形成したので、この面の実面積を増加させることができる。したがって、この半導体装置をプリント基板等の実装基板上に実装する際の実装強度を向上させることができる。
また、溝により半導体装置全体の表面積を増加させることができ、したがって、半導体装置の放熱特性を向上させることができる。
本発明の請求項3記載の半導体装置によれば、半導体基板の他の一主面及び樹脂封止層の表面に、凹部を形成したので、半導体基板及び樹脂封止層を含む半導体装置全体の反りを緩和し、消失させることができる。したがって、半導体装置の反りを防止することができる。
また、樹脂封止層の表面に凹部を形成したので、この面の実面積を増加させることができる。したがって、この半導体装置をプリント基板等の実装基板上に実装する際の実装強度を向上させることができる。
また、凹部により半導体装置全体の表面積を増加させることができ、したがって、半導体装置の放熱特性を向上させることができる。
本発明の半導体装置の各実施の形態について図面に基づき説明する。
なお、これらの実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために詳細に説明するものであるから、特に指定の無い限り、本発明を限定するものではない。
「第1の実施形態」
図1は本発明の第1の実施形態のウエハレベル・チップサイズ・パッケージ(WLCSP)を示す平面図、図2は同下面図、図3は図1のA−A線に沿う断面図であり、図において、21は平面視正方形状のシリコン基板(半導体基板)、22はシリコン基板21の表面(一主面)21aに形成された集積回路(電子回路)、23は集積回路22を含む表面21a上に形成された絶縁性樹脂からなる樹脂封止層、24は集積回路22と電気的に接続されてその一部が樹脂封止層23の表面23aに露出する外部端子である。
シリコン基板21の裏面(他の一主面)21bには、溝27が複数本(図1では8本)、格子状に形成されている。この溝27の本数は、必要に応じて適宜変更可能である。
この溝27の深さは、深ければ深い程、裏面21bの表面積を増大させることができるが、深すぎた場合、シリコン基板21の機械的強度が低下するので、シリコン基板21の厚みの5〜20%程度が好ましい。
溝27の幅及び深さとしては、例えば、シリコン基板21の大きさを5mm角、その厚みを500μmとした場合、溝27の幅は20〜150μm、好ましくは50〜100μm、その深さは25〜100μm、好ましくは40〜70μmである。
樹脂封止層23の表面23aには、外部端子24が複数個マトリックス状に配列され、これらの外部端子24を個々に区画する様に溝28が複数本(図2では8本)、格子状に形成されている。したがって、溝27、27の交点は、表面23a上の外部端子24それぞれの位置に対応することとなる。この溝28の本数は、必要に応じて適宜変更可能である。
この溝28の深さは、深ければ深い程、表面23aの表面積を増大させることができるが、深すぎた場合、樹脂封止層23の機械的強度が低下するので、樹脂封止層23の厚みの5〜20%程度が好ましい。
溝28の幅及び深さとしては、例えば、樹脂封止層23の厚みを100μmとした場合、溝28の幅は20〜150μm、好ましくは50〜100μm、その深さは5〜20μm、好ましくは10〜15μmである。
次に、このWLCSPの製造方法について説明する。
まず、図4(a)に示す様に、シリコン基板21の表面21aに集積回路22、必要に応じて各種センサ等の素子を、この集積回路22の周縁部に外部端子24接続用のパッド(図示略)を、それぞれ形成し、これらの上にパッドを除き絶縁膜(図示略)を形成してこれらの回路や素子を保護する。
次いで、図4(b)に示す様に、シリコン基板21の表面21aに再配線層(図示略)と樹脂封止層23とを形成する。そして、グラインダ等の切削装置を用いて、シリコン基板21の裏面21bに溝27を、樹脂封止層23の表面23aに溝28を、それぞれ形成する。
次いで、図4(c)に示す様に、樹脂封止層23の表面23aに、再配線層に接続される外部端子24を形成する。
この溝28を形成する方法としては、グラインダ等の切削装置の替わりに、図4(d)に示す様に、下面32aの所定位置に溝28と相補形状のポンチ部33が複数個設けられた金型32を用い、この金型32を下降させてポンチ部33を樹脂封止層23の表面に押圧し、溝28を形成することとしてもよい。
この様にして、本実施形態のWLCSPを作製することができる。
本実施形態のWLCSPによれば、シリコン基板21の裏面21bに溝27を複数本、また、樹脂封止層23の表面23aに溝28を複数本、それぞれ形成したので、シリコン基板21及び樹脂封止層23を含むWLCSP全体の反りを緩和し、消失させることができる。したがって、WLCSPの反りの発生を防止することができる。
また、これらの溝27、28により、シリコン基板21の裏面21b及び樹脂封止層23の表面23aそれぞれの実面積を増加させることができる。したがって、このWLCSPをプリント基板等の実装基板上に実装する際の実装強度を向上させることができる。
また、シリコン基板21の裏面21b及び樹脂封止層23の表面23aそれぞれの実面積を増加させたので、WLCSPの放熱特性を向上させることができ、WLCSPの特性の安定化、高信頼化を図ることができる。
「第2の実施形態」
図5は本発明の第2の実施形態のウエハレベル・チップサイズ・パッケージ(WLCSP)を示す平面図、図6は同下面図、図7は図5のB−B線に沿う断面図であり、本実施形態のWLCSPが第1の実施形態のWLCSPと異なる点は、第1の実施形態のWLCSPでは、シリコン基板21の裏面21bに溝27を格子状に形成し、樹脂封止層23の表面23aにマトリックス状に配列された外部端子24を個々に区画する様に溝28を格子状に形成したのに対し、本実施形態のWLCSPでは、シリコン基板21の裏面21bに略半球状のディンプル(凹部)41をマトリックス状に形成し、樹脂封止層23の表面23aの外部端子24、24それぞれの間に曲率半径が小さい小ディンプル(形状が小さい凹部)42を形成し、さらに、4つの外部端子24により囲まれる領域の中心部に、曲率半径が大きい大ディンプル(形状が大きい凹部)43を形成した点である。
ディンプル41の最大深さは、深ければ深い程、裏面21bの表面積を増大させることができるが、深すぎた場合、シリコン基板21の機械的強度が低下するので、シリコン基板21の厚みの5〜20%程度が好ましい。このディンプル41の個数は、必要に応じて適宜変更可能である。
ディンプル41の開口径及び最大深さとしては、例えば、シリコン基板21の大きさを5mm角、その厚みを500μmとした場合、ディンプル41の開口径は30〜300μm、好ましくは100〜200μm、その最大深さは25〜100μm、好ましくは40〜70μmである。
また、樹脂封止層23の表面23aに形成されているディンプル42、43各々の形状、大きさ、個数等は、必要に応じて適宜変更可能である。
ここで、大ディンプル43の開口径及び最大深さとしては、例えば、樹脂封止層23の大きさを5mm角、その厚みを100μmとした場合、大ディンプル43の開口径は100〜300μm、好ましくは150〜200μm、その最大深さは25〜100μm、好ましくは40〜70μmである。
また、小ディンプル42の開口径及び最大深さは、大ディンプル43の開口径及び最大深さより小さければよく、例えば、その開口径は30〜100μm、好ましくは50〜80μm、その最大深さは10〜50μm、好ましくは20〜40μmである。
次に、このWLCSPの製造方法について説明する。ここでは、第1の実施形態のWLCSPの製造方法と異なる点について説明することとし、同一の点については説明を省略する。
まず、シリコン基板21の表面21aに集積回路22や絶縁膜等を形成した後、このシリコン基板21の裏面21bに、ドライエッチング、ウェットエッチング、サンドブラスト法、レーザ加工法等を用いてディンプル41を形成する。
次いで、シリコン基板21の表面21aに樹脂封止層23を形成し、図8に示す金型51を用いて、樹脂封止層23の表面23aに、小ディンプル42及び大ディンプル43を形成する。
この金型51は、下面51aの所定位置に小ディンプル42と相補形状のポンチ部52及び大ディンプル43と相補形状のポンチ部53がそれぞれ複数個設けられたもので、この金型51を下降させてポンチ部52、53を樹脂封止層23の表面に押圧することにより、小ディンプル42及び大ディンプル43を形成することができる。
本実施形態のWLCSPにおいても、第1の実施形態のWLCSPと同様の効果を奏することができる。
「第3の実施形態」
図9は本発明の第3の実施形態のウエハレベル・チップサイズ・パッケージ(WLCSP)を示す平面図であり、本実施形態のWLCSPが第2の実施形態のWLCSPと異なる点は、第2の実施形態のWLCSPでは、シリコン基板21の裏面21bに略半球状のディンプル41をマトリックス状に形成したのに対し、本実施形態のWLCSPでは、シリコン基板21の裏面21bの四隅に略半球状のディンプル61を、中央部に略半球状のディンプル62を、それぞれ形成した点である。
これらのディンプル61、62の形状及び大きさは、第2の実施形態のディンプル41と同様である。
本実施形態のWLCSPにおいても、第2の実施形態のWLCSPと同様の効果を奏することができる。
しかも、シリコン基板21の裏面21bの反りが生じ易い箇所である四隅に略半球状のディンプル61を形成したので、シリコン基板21の反りを防止することができる。
また、シリコン基板21の裏面21bの放熱し難い箇所である中央部に略半球状のディンプル62を形成したので、シリコン基板21の放熱特性を向上させることができる。
「第4の実施形態」
図10は本発明の第4の実施形態のチップサイズ・パッケージ(CSP)を示す断面図であり、図において、71は表面(一主面)71aに集積回路(電子回路:図示略)が形成された半導体チップ(半導体基板)、72は表面(一主面)72aに半導体チップ71が電気的に接続されたベース基板(第2の基板)、73はベース基板72の裏面(他の一主面)72bに設けられ前記集積回路と電気的に接続された外部端子である。
この半導体チップ71には、上記の集積回路の他、必要に応じて薄膜温度センサ、薄膜磁気センサ等の各種薄膜素子を形成してもよい。
半導体チップ71の裏面(他の一主面)71bには、第1の実施形態の溝27が複数本、格子状に形成され、ベース基板72の裏面72bにも、第1の実施形態の溝28が複数本、格子状に形成されている。
本実施形態のCSPにおいても、第1の実施形態のWLCSPと同様の効果を奏することができる。
このように、例えば、反り防止、強度アップ、放熱特性の向上等を図りたい場合、これらの効果が最も得られる位置に、形状及び大きさが最適な溝やディンプルを最適な個数、形成することにより、反り防止、強度アップ、放熱特性の向上等を効果的に得ることができる。
また、溝の形状、本数、配置等は、必要に応じて様々に変更可能であり、上述した格子状の他、すだれ状、網目状等においても、同様の効果を奏することができる。
また、ディンプルの形状は、半球状の他、立方体状、直方体状等、必要に応じて様々に変更可能であり、その大きさも必要に応じて様々に変更可能である。
本発明は、半導体基板及びそれが接続された樹脂封止層(あるいは第2の基板)それぞれの外側の主面に、溝または凹部を形成したものであるから、反り防止、強度アップ、放熱特性の向上等を効果的に図ることができるWLCSPはもちろんのこと、この種以外のCSP、あるいはボール・グリッド・アレイ(BGA)等の半導体チップにも適用可能であり、その工業的効果は非常に大きなものである。
本発明の第1の実施形態のWLCSPを示す平面図である。 本発明の第1の実施形態のWLCSPを示す下面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第1の実施形態のWLCSPの製造方法を示す過程図である。 本発明の第2の実施形態のWLCSPを示す平面図である。 本発明の第2の実施形態のWLCSPを示す下面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態のWLCSPの製造方法に用いられる金型を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態のWLCSPを示す平面図である。 本発明の第4の実施形態のCSPを示す断面図である。 従来のCSPを示す斜視図である。 従来のCSPを示す断面図である。 従来のWLCSPを示す断面図である。
符号の説明
21…シリコン基板、21a…表面、21b…裏面、22…集積回路、23…樹脂封止層、23a…表面、24…外部端子、27,28…溝、32…金型、32a…下面、33…ポンチ部、41…ディンプル、42…小ディンプル、43…大ディンプル、51…金型、51a…下面、52、53…ポンチ部、61、62…ディンプル、71…半導体チップ、71a…表面、71b…裏面、72…ベース基板、72a…表面、72b…裏面、73…外部端子。

Claims (4)

  1. 半導体基板の一主面に電子回路を形成し、この電子回路を含む前記一主面上に絶縁性樹脂からなる樹脂封止層を形成し、この樹脂封止層の表面に前記電子回路と電気的に接続する外部端子の一部を露出してなる半導体装置であって、
    前記半導体基板の他の一主面には、複数本の溝が格子状に形成され、
    前記樹脂封止層の表面には、複数本の溝が格子状に形成され、
    前記半導体基板に形成された複数本の前記溝と、前記樹脂封止層に形成された複数本の前記溝とは、前記半導体基板及び前記樹脂封止層の厚み方向に重ならないように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体基板に形成された複数本の前記溝それぞれの交点と、前記樹脂封止層の表面の複数個の外部端子とは、前記半導体基板及び前記樹脂封止層の厚み方向に重なっていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 半導体基板の一主面に電子回路を形成し、この電子回路を含む前記一主面上に絶縁性樹脂からなる樹脂封止層を形成し、この樹脂封止層の表面に前記電子回路と電気的に接続する外部端子の一部を露出してなる半導体装置であって、
    前記半導体基板の他の一主面には、複数個の凹部がマトリックス状に形成され、
    前記樹脂封止層の表面には、複数個の凹部がマトリックス状に形成され、
    前記半導体基板に形成された複数個の前記凹部と、前記樹脂封止層に形成された複数個の前記凹部とは、前記半導体基板及び前記樹脂封止層の厚み方向に重ならないように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 前記半導体基板に形成された複数個の前記凹部と、前記樹脂封止層の表面の複数個の外部端子とは、前記半導体基板及び前記樹脂封止層の厚み方向に重なっていることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
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