JP4103698B2 - 再生装置及びダイナミックトラッキングヘッドの制御方法 - Google Patents
再生装置及びダイナミックトラッキングヘッドの制御方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイナミックトラッキングヘッドによってテープ状の記録媒体上のトラックをトレースする再生装置や、そうした再生装置におけるダイナミックトラッキングヘッドの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
VTR(ビデオテープレコーダー)では、従来から、再生時にトラックを正確にトレースする目的で、DT(ダイナミックトラッキング)ヘッドが用いられている。DTヘッドは、周知のように、再生ヘッドをバイモルフにマウントした状態で回転ドラム上に配置したものであり、このバイモルフに電圧を印加することにより、スキャン方向に垂直な方向に撓むようになっている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
図1は、従来のデジタルVTRのDTヘッド制御系の構成例を示すブロック図である。互いに180°の角間隔で対向する一対のDTヘッド1が、回転ドラム2上に配置されている。回転ドラム2には、磁気テープ3を巻き付け角180°で巻き付けて走行させる。
【0004】
キャプスタン制御部7は、再生時(プレイモード時)に、リファレンスパルス生成部6からのリファレンスパルスと、CTL再生ヘッド4による磁気テープ3からの再生CTL(コントロール)パルスとの位相差をもとにキャプスタン位相を検出するとともに、キャプスタンモータ5からのキャプスタンFGをもとにキャプスタン速度を検出する。そして、検出したキャプスタン位相及びキャプスタン速度をもとにキャプスタン制御信号を生成して、キャプスタンモータ5を再生CTLパルスで位相ロックさせる。
【0005】
DT制御部8は、DT制御信号生成部9と、キャプスタンFGカウンタ10と、減算器11と、加算器12とを含んでいる。DT制御信号生成部9は、DTヘッド1の撓み量を所定量(例えばゼロ)にするレベルのDT制御信号を生成する。このDT制御信号は、加算器12の一方の入力端子に入力する。
【0006】
キャプスタンFGカウンタ10は、再生CTLパルスの立ち上がりのタイミング毎に、カウント値のリセットとキャプスタンモータ5からのキャプスタンFGのカウントのスタートとを繰り返すとともに、リファレンスパルス生成部6からのリファレンスパルスの立ち上がりタイミングから一定時間経過後の“高さ計算タイミング”毎に、キャプスタンFGのカウント値を出力する。
【0007】
キャプスタンFGカウンタ10から出力されたカウント値は、減算器11のプラス入力端子に入力する。他方、減算器11のマイナス入力端子には、図示しないレジスタ等に格納されている“基準カウント値”が入力する。“基準カウント値”は、再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相でロックしていると仮定した場合の“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGカウンタ10の理論上のカウント値であり、リファレンスパルスを基準として描かれた設計用タイミングチャートから計算で一意に定まる値である。
【0008】
減算器11では、
キャプスタンFGのカウント値−“基準カウント値”
の減算が行われることにより、DTヘッド1の“今いるべき高さ”の値が求められる。
【0009】
この“今いるべき高さ”の値は、加算器12のもう一方の入力端子に入力して、DT制御信号生成部9からのDT制御信号に加算される。そして、加算器12の加算結果が、DT制御部8から高さ修正後のDT制御信号として出力されて、回転ドラム2上のDTヘッド1に供給される。
【0010】
なお正確には、DT制御信号生成部9では、入力情報としてキャプスタン制御部7からのキャプスタン速度情報を用いているが、ここでの説明には直接関係ないので、キャプスタン速度情報の流れを特に図示してはいない。
【0011】
図2〜図4は、図1のDTヘッド制御系によるDTヘッド1の高さ修正の様子を示す図である。このうち図2は、再生CTLパルスのジッタが小さい(再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相で概ねロックしており、ロック位相の誤差が小さい)場合の高さ修正の様子を示す。
【0012】
再生CTLパルスのジッタが小さい場合には、DTヘッド1は、図2に示すように磁気テープ3のトラック30を概ね正確にトレースするが、ロック位相の誤差分だけ僅かに誤トレースが生じる。
【0013】
また、この場合には、同図に示すように、“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGカウンタ10のカウント値は、概ね“基準カウント値”と一致するが、僅かにキャプスタンFG数発分程度“基準カウント値”と相違する。
【0014】
したがって、この場合には、“今いるべき高さ”の値はキャプスタンFG数発分以内という僅かな値(再生CTLパルスの位相のずれの向きに応じた正または負の値)になるので、DT制御部8からは、DTヘッド1を僅かに上向きまたは下向きに撓ませるような高さ修正後のDT制御信号が出力される。
【0015】
これにより、DTヘッド1が次のトラックをスキャンする際には、DTヘッド1がスキャン方向に垂直な方向に僅かに撓むことにより、図のヘッド高さ基準線に垂直な方向でのDTヘッド1の高さが、誤トレースを打ち消す向きに僅かに変化する。
【0016】
図3は、CTLパルスのジッタが大きい(再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相から大きく左にずれた)場合の高さ修正の様子を示す。
【0017】
再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相から大きく左にずれた場合には、図3に示すように、DTヘッド1は、磁気テープ3のトラック30から、トラック30の下側に大きくオフトラックしている。
【0018】
また、この場合には、同図に示すように、“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGカウンタ10のカウント値は、“基準カウント値”よりもかなり大きくなる。
【0019】
したがって、この場合には、“今いるべき高さ”の値は、図にHとして示すような大きな正の値になるので、DT制御部8からは、DTヘッド1を大きく上向きに撓ませるような高さ修正後のDT制御信号が出力される。
【0020】
これにより、DTヘッド1が次のトラックをスキャンする際には、DTヘッド1がスキャン方向に垂直な方向に大きく上向きに撓むことにより、図のヘッド高さ基準線に垂直な方向でのDTヘッド1の高さが、オフトラックを打ち消す向きに大きく変化する。
【0021】
図4は、CTLパルスのジッタが図3とは反対側に大きい(再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相から大きく右にずれた)場合の高さ修正の様子を示す。
【0022】
再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相から大きく右にずれた場合には、図4に示すように、DTヘッド1は、磁気テープ3のトラック30から、トラック30の上側に大きくオフトラックしている。
【0023】
また、この場合には、同図に示すように、“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGカウンタ10のカウント値は、“基準カウント値”よりもかなり小さくなる。
【0024】
したがって、この場合には、“今いるべき高さ”の値は、図にHとして示すような大きな負の値になるので、DT制御部8からは、DTヘッド1を大きく下向きに撓ませるような高さ修正後のDT制御信号が出力される。
【0025】
これにより、DTヘッド1が次のトラックをスキャンする際には、DTヘッド1がスキャン方向に垂直な方向に大きく下向きに撓むことにより、図のヘッド高さ基準線に垂直な方向でのDTヘッド1の高さが、オフトラックを打ち消す向きに大きく変化する。
【0026】
【特許文献1】
特開平5−266448号公報(段落番号0006〜0007)
【特許文献2】
特開平6−76254号公報(段落番号0003)
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
図1のDTヘッド制御系では、図2に示したように再生CTLパルスのジッタが小さい場合には、ジッタがランダムに変化する(再生CTLパルスの位相のずれの向きがランダムに変化する)ことによってDTヘッド1の高さを変化させる向きが頻繁に変わったとしても、DTヘッド1の幅がトラック幅よりも若干余裕があることからDTヘッド1が各トラックを正確にトレースすることができるので、信号の再生上問題は生じない。
【0028】
また、図3や図4に示したように再生CTLパルスのジッタが大きい場合でも、ジッタが一定であれば(再生CTLパルスの位相のずれの向きや大きさが一定であれば)、この位相のずれの向きや大きさに応じた一定の高さにDTヘッド1が保持され、やはりDTヘッド1が各トラックを正確にトレースすることができるので、信号の再生上問題は生じない。
【0029】
しかし、例えばハンディタイプのカメラ一体型VTRで映像を記録するような場合には、記録中に外乱によってテープパスに大きな変動が生じ、その結果磁気テープへのCTLパルスの記録ピッチがランダムに大きくばらつくことがある。
【0030】
こうした磁気テープを、図1のDTヘッド制御系を有する従来のデジタルVTRで再生すると、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化するので、トラックをスキャンする毎に、図3や図4を用いて説明したようにしてDTヘッド1の高さが大きく変化するようになる。
【0031】
しかし、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する場合には、次回のスキャン時の再生CTLパルスの位相のずれの向きや大きさは不確定である。そのため、今回のスキャン時に得られた“今いるべき高さ”に合せてDTヘッド1の高さを大きく変化させても、次回のスキャン時にトラックを正確にトレースできるとは限らない。むしろ、このように毎回DTヘッド1の高さを大きく変化させることにより、却って誤トレースやオフトラックを招いてしまい、映像や音声に乱れが生じることがある。
【0032】
このように、DTヘッドを用いる従来のVTRでは、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する場合に、誤トレースやオフトラックを招いてしまうという問題があった。
【0033】
本発明は、上述の点に鑑み、DTヘッドを用いるVTRのように、テープ状の記録媒体からの再生CTLパルスにキャプスタンモータを位相ロックさせ、この記録媒体上のトラックをDTヘッドによってトレースする再生装置において、記録媒体からの再生CTLパルスのジッタが大きく且つランダムに変化する場合にも、誤トレースやオフトラックを防止できるようにすることを課題としてなされたものである。
【0034】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本出願人は、テープ状記録媒体からの再生CTLパルスにキャプスタンモータを位相ロックさせて、テープ状記録媒体上のトラックをDTヘッドによってトレースする再生装置において、再生CTLパルスのジッタの大小を判定する判定手段と、一定時間に亘るこのジッタの大きさの平均値を計算する平均値計算手段と、この判定手段によってジッタが小さいと判定された場合、ジッタの大きさに応じた制御信号をDTヘッドに供給し、この判定手段によってジッタが大きいと判定された場合、この平均値計算手段によって計算された平均値に応じた制御信号をDTヘッドに供給する制御信号供給手段とを備えた再生装置を提案する。
【0035】
この再生装置では、テープ状記録媒体からの再生CTLパルスのジッタの大小が、判定手段によって判定される。また、一定時間に亘るこのジッタの大きさの平均値が平均値計算手段によって計算される。
【0036】
判定手段によって再生CTLパルスのジッタが小さいと判定された場合には、制御信号供給手段により、ジッタの大きさに応じた制御信号がDTヘッドに供給される。これにより、再生CTLパルスのジッタが小さい場合には、ジッタに忠実に追従してDTヘッドの高さが修正される。
【0037】
他方、判定手段によって再生CTLパルスのジッタが大きいと判定された場合には、制制御信号供給手段により、平均値計算手段によって計算された一定時間に亘るジッタの大きさの平均値に応じた制御信号がDTヘッドに供給される。
【0038】
再生CTLパルスのジッタが急に大きくなった場合にも、一定時間に亘るジッタの大きさの平均値は、急に変化することはなく毎回緩やかに変化していく。また、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化している途中では、この平均値は、毎回ほぼ一定の大きさになると考えられる。
【0039】
したがって、この平均値に応じてDTヘッドを制御することにより、再生CTLパルスのジッタが急に大きくなった際にジッタにゆっくりと追従してDTヘッドの高さが修正されるとともに、その後再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化しても、DTヘッドの高さがほぼ一定に保たれる。
【0040】
これにより、毎回DTヘッドの高さが大きく変化することがなくなるので、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する場合にも、誤トレースやオフトラックが防止されるようになる。
【0041】
なお、この再生装置が、キャプスタンモータからのキャプスタンFGのカウント値と所定の基準カウント値との差分値を求める減算手段を含んでいる場合には、一例として、平均値計算手段は、この減算手段で求められた差分値の一定時間に亘る平均値を計算し、判定手段は、この減算手段で求められた差分値が所定の値を上回っているか否かを判定し、制御信号供給手段は、判定手段によってこの差分値が所定の値を上回っていないと判定された場合、この差分値に応じた制御信号をDTヘッドに供給し、判定手段によってこの差分値が所定の値を上回っていると判定された場合、平均値計算手段によって計算された平均値に応じた制御信号をDTヘッドに供給することが好適である。
【0042】
次に、本出願人は、テープ状記録媒体からの再生コントロールパルスにキャプスタンモータを位相ロックさせて、テープ状記録媒体上のトラックをDTヘッドによってトレースする再生装置におけるDTヘッドの制御方法において、再生CTLパルスのジッタの大小を判定する第1のステップと、一定時間に亘るこのジッタの大きさの平均値を計算する第2のステップと、この第1のステップでジッタが小さいと判定した場合、ジッタの大きさに応じた制御信号をDTヘッドに供給し、この第1のステップでジッタが大きいと判定した場合、この第2のステップで計算した平均値に応じた制御信号をDTヘッドに供給する第3のステップとを有するDTヘッドの制御方法を提案する。
【0043】
この制御方法によれば、前述の本発明に係る再生装置について説明したのと全く同様にして、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する場合にも、誤トレースやオフトラックが防止されるようになる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、デジタルVTRに本発明を適用した例について、図面を用いて具体的に説明する。
【0045】
図5は、本発明を適用したデジタルVTRのDTヘッド制御系の構成例を示すブロック図であり、図1と共通する部分には同一符号を付している。互いに180°の角間隔で対向する一対のDTヘッド1が、回転ドラム2上に配置されている。回転ドラム2には、磁気テープ3を巻き付け角180°で巻き付けて走行させる。
【0046】
キャプスタン制御部7は、再生時(プレイモード時)に、リファレンスパルス生成部6からのリファレンスパルスと、CTL再生ヘッド4による磁気テープ3からの再生CTL(コントロール)パルスとの位相差をもとにキャプスタン位相を検出するとともに、キャプスタンモータ5からのキャプスタンFGをもとにキャプスタン速度を検出する。そして、検出したキャプスタン位相及びキャプスタン速度をもとにキャプスタン制御信号を生成して、キャプスタンモータ5を再生CTLパルスで位相ロックさせる。
【0047】
DT制御部21は、DT制御信号生成部9と、キャプスタンFGカウンタ10と、減算器11と、加算器12と、平均値計算部22と、ジッタ大小判定部23と、2入力1出力のセレクタ24とを含んでいる。DT制御信号生成部9は、DTヘッド1の撓み量を所定量(例えばゼロ)にするレベルのDT制御信号を生成する。このDT制御信号は、加算器12の一方の入力端子に入力する。
【0048】
キャプスタンFGカウンタ10は、再生CTLパルスの立ち上がりのタイミング毎に、カウント値のリセットとキャプスタンモータ5からのキャプスタンFGのカウントのスタートとを繰り返すとともに、リファレンスパルス生成部6からのリファレンスパルスの立ち上がりタイミングから一定時間経過後の“高さ計算タイミング”毎に、キャプスタンFGのカウント値を出力する。
【0049】
キャプスタンFGカウンタ10から出力されたカウント値は、減算器11のプラス入力端子に入力する。他方、減算器11のマイナス入力端子には、図示しないレジスタ等に格納されている“基準カウント値”が入力する。“基準カウント値”は、再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相でロックしていると仮定した場合の“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGカウンタ10の理論上のカウント値であり、リファレンスパルスを基準として描かれた設計用タイミングチャートから計算で一意に定まる値である。
【0050】
減算器11では、
キャプスタンFGカウンタのカウント値−“基準カウント値”
の減算が行われることにより、DTヘッド1の“今いるべき高さ”の値が求められる。
【0051】
この“今いるべき高さ”の値は、平均値計算部22,ジッタ大小判定部23に送られるとともに、セレクタ24の一方の入力端子に入力する。
【0052】
平均値計算部22は、“今いるべき高さ”の値が送られる毎に、過去一定時間内(例えば1秒間内)に減算器11から送られた“今いるべき高さ”の値を累算し、その累算値を、その一定時間内に減算器11から“今いるべき高さ”の値が送られた回数で割ることにより、“今いるべき高さ”の値の平均値を計算する。この平均値は、セレクタ24のもう一方の入力端子に入力する。
【0053】
ジッタ大小判定部23は、“今いるべき高さ”の値が送られる毎に、その値が、所定の値(キャプスタンFG数発分の値よりもかなり大きな値)を上回っているか否かを判定する。そして、上回っていないと判定した場合には、セレクタ24を制御して減算器11からの“今いるべき高さ”の値を選択させ、他方上回っていると判定した場合には、セレクタ24を制御して平均値計算部22からの平均値を選択させる。
【0054】
セレクタ24の選択結果は、加算器12のもう一方の入力端子に入力して、DT制御信号生成部9からのDT制御信号に加算される。そして、加算器12の加算結果が、DT制御部8から高さ修正後のDT制御信号として出力されて、回転ドラム2上のDTヘッド1に供給される。
【0055】
なお正確には、DT制御信号生成部9では、入力情報としてキャプスタン制御部7からのキャプスタン速度情報を用いているが、ここでの説明には直接関係ないので、キャプスタン速度情報の流れを特に図示してはいない。
【0056】
次に、このDTヘッド制御系によるDTヘッド1の高さ修正の様子を、再生CTLパルスのジッタの大きさや変化のしかたによって場合分けして説明する。
【0057】
〔再生CTLパルスのジッタが小さい場合〕
再生CTLパルスのジッタが小さい場合には、“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGカウンタ10のカウント値と“基準カウント値”との差である“今いるべき高さ”の値は、キャプスタンFG数発分以内という僅かな値になる。したがって、この場合には、ジッタ大小判定部23で“今いるべき高さ”の値が所定の値を上回っていないと判定されるので、セレクタ24では“今いるべき高さ”の値が選択される。
【0058】
これにより、加算器12ではこの“今いるべき高さ”の値がDT制御信号生成部9からのDT制御信号に加算され、その加算結果が、DT制御部21から高さ修正後のDT制御信号として出力されて、回転ドラム2上のDTヘッド1に供給される。
【0059】
既に図2を用いて説明したように、このとき、DT制御部21から出力される高さ修正後のDT制御信号は、再生CTLパルスの位相のずれの向きに応じてDTヘッド1を僅かに上向きまたは下向きに撓ませるような制御信号になる。したがって、DTヘッド1が次のトラックをスキャンする際には、DTヘッド1がスキャン方向に垂直な方向に僅かに撓むことにより、DTヘッド1の高さが、誤トレースを打ち消す向きに僅かに変化する。
【0060】
DTヘッド1の幅がトラック幅よりも若干余裕があるので、再生CTLパルスのジッタが小さい場合には、ジッタがランダムに変化する(再生CTLパルスの位相のずれの向きがランダムに変化する)ことによってDTヘッド1の高さを変化させる向きが頻繁に変わったとしても、DTヘッド1が各トラックを正確にトレースすることができる。
【0061】
このようにして、再生CTLパルスのジッタが小さい場合には、ジッタに忠実に追従してDTヘッド1の高さが修正される。
【0062】
〔再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する場合〕
再生CTLパルスのジッタが大きくなった場合には、“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGカウンタ10のカウント値と“基準カウント値”との差である“今いるべき高さ”の値は、キャプスタンFG数発分の値よりもかなり大きな値になる。したがって、この場合には、ジッタ大小判定部23で“今いるべき高さ”の値が所定の値を上回っていると判定されるので、セレクタ24では、平均値計算部22からの、過去一定時間に亘る“今いるべき高さ”の値の平均値が選択される。
【0063】
これにより、加算器12ではこの平均値がDT制御信号生成部9からのDT制御信号に加算され、その加算結果が、DT制御部21から高さ修正後のDT制御信号として出力されて、回転ドラム2上のDTヘッド1に供給されるようになる。
【0064】
その後、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する状態が続いたとする。図6は、そうした状態をの一例を示す図である。リファレンスパルスの立ち上がりタイミングt1から一定時間経過後の“高さ計算タイミング”t2では、再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相から大きく左にずれることにより、“今いるべき高さ”の値は、図にHとして示すような大きな正の値になる。
【0065】
次のリファレンスパルスの立ち上がりタイミングt3から一定時間経過後の“高さ計算タイミング”t4では、再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相から大きく右にずれることにより、“今いるべき高さ”の値は、図にHとして示すような大きな負の値になる。
【0066】
次のリファレンスパルスの立ち上がりタイミングt5から一定時間経過後の“高さ計算タイミング”t6でも、再生CTLパルスがリファレンスパルスに対して所定の位相から大きく右にずれることにより、“今いるべき高さ”の値は、やはり図にHとして示すような大きな負の値になる。
【0067】
次のリファレンスパルスの立ち上がりタイミングt7から一定時間経過後の“高さ計算タイミング”t8では、再生CTLパルスが再びリファレンスパルスに対して所定の位相から大きく左にずれることにより、“今いるべき高さ”の値は、図にHとして示すような大きな正の値になる。
【0068】
このように、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する状態が続くと、“今いるべき高さ”の値がキャプスタンFG数発分の値よりもかなり大きな値である状態が続くので、ジッタ大小判定部23では“今いるべき高さ”の値が所定の値を上回っていると判定され続け、セレクタ24では平均値計算部22からの平均値が選択され続ける。
【0069】
これにより、DTヘッド1には、この平均値とDT制御信号生成部9からのDT制御信号との加算結果が高さ修正後のDT制御信号として供給され続ける。
【0070】
そして、その後再生CTLパルスのジッタが再び小さくなると、ジッタ大小判定部23で再び“今いるべき高さ”の値が所定の値を上回っていないと判定され、セレクタ24で再び“今いるべき高さ”の値が選択されるので、DTヘッド1には、再び“今いるべき高さ”の値とDT制御信号生成部9からのDT制御信号との加算結果が高さ修正後のDT制御信号として供給されるようになる。
【0071】
再生CTLパルスのジッタが急に大きくなった場合にも、過去一定時間に亘る“今いるべき高さ”の値(“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGのカウント値と“基準カウント値”との差)の平均値は、急に変化することはなく、“今いるべき高さ”の値が求められる毎に緩やかに変化していく。また、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化している最中には、この平均値は、“今いるべき高さ”の値が求められる毎にほぼ一定の大きさになると考えられる。
【0072】
したがって、この平均値とDT制御信号生成部9からのDT制御信号との加算結果が高さ修正後のDT制御信号としてDTヘッド1に供給されることにより、再生CTLパルスのジッタが急に大きくなった際にジッタにゆっくりと追従してDTヘッド1の高さが修正されるとともに、その後再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化しても、DTヘッド1の高さがほぼ一定に保たれる。
【0073】
これにより、トラックをスキャンする毎にDTヘッド1の高さが大きく変化することがなくなるので、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する場合にも、誤トレースやオフトラックが防止されるようになる。
【0074】
〔再生CTLパルスのジッタが大きいが一定である場合〕
前述のように、再生CTLパルスのジッタが大きくなった場合には、ジッタ大小判定部23で“今いるべき高さ”の値が所定の値を上回っていると判定され、セレクタ24で平均値計算部22からの平均値が選択されるので、DTヘッド1には、この平均値とDT制御信号生成部9からのDT制御信号との加算結果が高さ修正後のDT制御信号として供給されるようになる。
【0075】
その後、再生CTLパルスのジッタが大きいが一定である(再生CTLパルスの位相のずれの向きや大きさが一定である)状態が続くと、“今いるべき高さ”の値がキャプスタンFG数発分の値よりもかなり大きな値である状態が続くので、ジッタ大小判定部23では“今いるべき高さ”の値が所定の値を上回っていると判定され続け、セレクタ24では平均値計算部22からの平均値が選択され続ける。
【0076】
これにより、DTヘッド1には、この平均値とDT制御信号生成部9からのDT制御信号との加算結果が高さ修正後のDT制御信号として供給され続ける。
【0077】
そして、その後再生CTLパルスのジッタが再び小さくなると、ジッタ大小判定部23で再び“今いるべき高さ”の値が所定の値を上回っていないと判定され、セレクタ24で再び“今いるべき高さ”の値が選択されるので、DTヘッド1には、再び“今いるべき高さ”の値とDT制御信号生成部9からのDT制御信号との加算結果が高さ修正後のDT制御信号として供給されるようになる。
【0078】
再生CTLパルスのジッタが大きいが一定である場合には、再生CTLパルスのジッタが大きくなってから一定時間が経過した後の“今いるべき高さ”の値の平均値は、“今いるべき高さ”の値そのものと同じ値になる。
【0079】
したがって、この平均値とDT制御信号生成部9からのDT制御信号との加算結果が高さ修正後のDT制御信号としてDTヘッド1に供給されることにより、既に図3や図4を用いて説明したのと同様にして、DT制御部21から出力される高さ修正後のDT制御信号は、再生CTLパルスの位相のずれの向きや大きさに応じた一定の高さにDTヘッド1を保持させる制御信号になる。したがって、やはりDTヘッド1が各トラックを正確にトレースすることができる。
【0080】
以上のように、このデジタルVTRでは、 再生CTLパルスのジッタが小さい場合には、ジッタに忠実に追従してDTヘッドの高さを修正することができるとともに、再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する場合には、トラックをスキャンする毎にDTヘッド1の高さが大きく変化することがなくなるので、誤トレースやオフトラックを防止して、安定した映像や音声を再生することができる。
【0081】
なお、以上の例では、DT制御部21をハードウェア回路で構成しているが、DT制御部21の一部(平均値計算部22やジッタ大小判定部23やセレクタ24)または全部をソフトウェアで構成するようにしてもよい。
【0082】
また、以上の例では、“今いるべき高さ”の値(“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGのカウント値と“基準カウント値”との差)の平均値を平均値計算部22で計算している。
【0083】
しかし、別の例として、“高さ計算タイミング”でのキャプスタンFGのカウント値の平均値を平均値計算部22で計算し、ジッタ大小判定部23で“今いるべき高さ”の値が大きいと判定された場合には、この平均値と基準カウント値との差分値を加算器12に送るようにしてもよい。
【0084】
さらに広くいえば、再生CTLパルスのジッタの大小を判定するとともに、一定時間に亘るこのジッタの大きさの平均値を計算し、ジッタが小さいと判定した場合には、ジッタの大きさに応じたDT制御信号をDTヘッド1に供給し、他方ジッタが大きいと判定した場合には、この平均値に応じたDT制御信号をDTヘッド1に供給するようにすればよい。
【0085】
また、以上の例ではデジタルVTRに本発明を適用しているが、これに限らず、テープ状記録媒体からの再生CTLパルスにキャプスタンモータを位相ロックさせて、テープ状記録媒体上のトラックをダイナミックトラッキングヘッドによってトレースするあらゆる再生装置に本発明を適用してよい。
【0086】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、DTヘッドを用いるVTRのように、テープ状の記録媒体からの再生CTLパルスにキャプスタンモータを位相ロックさせ、この記録媒体上のトラックをDTヘッドによってトレースする再生装置において、記録媒体からの再生CTLパルスのジッタが小さい場合には、ジッタに忠実に追従してDTヘッドの高さを修正することができるとともに、この再生CTLパルスのジッタが大きくしかもランダムに変化する場合には、誤トレースやオフトラックを防止して、安定した映像や音声等を再生することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のデジタルVTRのDTヘッド制御系の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のDTヘッド制御系によるDTヘッドの高さ修正の様子を示す図である。
【図3】図1のDTヘッド制御系によるDTヘッドの高さ修正の様子を示す図である。
【図4】図1のDTヘッド制御系によるDTヘッドの高さ修正の様子を示す図である。
【図5】本発明を適用したデジタルVTRのDTヘッド制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】再生CTLパルスのジッタが大きく且つランダムに変化する状態を例示する図である。
【符号の説明】
1 DTヘッド、 2 回転ドラム、 3 磁気テープ、 4 CTL再生ヘッド、 5 キャプスタンモータ、 6 リファレンスパルス生成部、 7 キャプスタン制御部、 8,21 DT制御部、 9 DT制御信号生成部、 10 キャプスタンFGカウンタ、 11 減算器、 12 加算器、 22 平均値計算部、 23 ジッタ大小判定部、 24 セレクタ、 30 磁気テープ上のトラック、 31 磁気テープに記録されたCTLパルス
Claims (4)
- テープ状記録媒体からの再生コントロールパルスにキャプスタンモータを位相ロックさせて、前記テープ状記録媒体上のトラックをダイナミックトラッキングヘッドによってトレースする再生装置において、
前記再生コントロールパルスのジッタの大小を判定する判定手段と、
一定時間に亘る前記ジッタの大きさの平均値を計算する平均値計算手段と、
前記判定手段によって前記ジッタが小さいと判定された場合、前記ジッタの大きさに応じた制御信号を前記ダイナミックトラッキングヘッドに供給し、前記判定手段によって前記ジッタが大きいと判定された場合、前記平均値計算手段によって計算された前記平均値に応じた制御信号を前記ダイナミックトラッキングヘッドに供給する制御信号供給手段と
を備えたことを特徴とする再生装置。 - 請求項1に記載の再生装置において、
前記キャプスタンモータからのキャプスタンFGのカウント値と所定の基準カウント値との差分値を求める減算手段
を含んでおり、
前記平均値計算手段は、前記減算手段で求められた前記差分値の一定時間に亘る平均値を計算し、
前記判定手段は、前記減算手段で求められた前記差分値が所定の値を上回っているか否かを判定し、
前記制御信号供給手段は、前記判定手段によって前記差分値が前記所定の値を上回っていないと判定された場合、前記差分値に応じた制御信号を前記ダイナミックトラッキングヘッドに供給し、前記判定手段によって前記差分値が前記所定の値を上回っていると判定された場合、前記平均値計算手段によって計算された前記平均値に応じた制御信号を前記ダイナミックトラッキングヘッドに供給することを特徴とする再生装置。 - テープ状記録媒体からの再生コントロールパルスにキャプスタンモータを位相ロックさせて、前記テープ状記録媒体上のトラックをダイナミックトラッキングヘッドによってトレースする再生装置における前記ダイナミックトラッキングヘッドの制御方法において、
前記再生コントロールパルスのジッタの大小を判定する第1のステップと、
一定時間に亘る前記ジッタの大きさの平均値を計算する第2のステップと、
前記第1のステップで前記ジッタが小さいと判定した場合、前記ジッタの大きさに応じた制御信号を前記ダイナミックトラッキングヘッドに供給し、前記第1のステップで前記ジッタが大きいと判定した場合、前記第2のステップで計算した前記平均値に応じた制御信号を前記ダイナミックトラッキングヘッドに供給する第3のステップと
を有することを特徴とするダイナミックトラッキングヘッドの制御方法。 - 請求項3に記載のダイナミックトラッキングヘッドの制御方法において、
前記キャプスタンモータからのキャプスタンFGのカウント値と所定の基準カウント値との差分値を求めるステップ
を含んでおり、
前記第1のステップでは、前記差分値が所定の値を上回っているか否かを判定し、
前記第2のステップでは、前記前記差分値の一定時間に亘る平均値を計算し、
前記第3のステップでは、前記第1のステップで前記差分値が前記所定の値を上回っていないと判定した場合、前記差分値に応じた制御信号を前記ダイナミックトラッキングヘッドに供給し、前記第1のステップで前記差分値が前記所定の値を上回っていると判定した場合、前記平均値に応じた制御信号を前記ダイナミックトラッキングヘッドに供給する
ことを特徴とするダイナミックトラッキングヘッドの制御方法。
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