JP4102366B2 - 汚水・汚泥処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マンション等の集合住宅、ホテル、レストラン、病院などから排出される下水や集落排水、湖、沼、池、河川等の水の浄化、及び汚泥を効果的に浄化させるための汚水・汚泥処理装置に関する。
従来の汚水・汚泥処理装置は、汚水中の有機物等の浄化、及び分解のために活性汚泥法が多く使用されている。空気を水中に送り込む曝気によって、水中の好気性微生物を活性化させて、有機物を水と二酸化炭素(CO)に分解させることで実質的に消滅させ、汚水の浄化を行なっている。すなわち、より多くの酸素を水中に送り込むことによって浄化能力が向上するという原理を利用し、送り込む空気を微細な気泡にさせ、空気が水中に滞留する時間を延ばすことで反応を促進させると共に、気泡による上昇流を利用して処理槽内部の混合攪拌が行なわれている。また、微生物の菌床の確保のために水中に担体を入れることもある。(例えば、特許文献1参照)
特開平7−136681号公報(段落0012〜0017、図1、2)
しかしながら、特許文献1にあっては、気泡状態の空気で水中の好気性微生物を活性化させるものの、水中に溶け込む酸素の量には限度があるので、分解しきれない有機物等が処理槽内に沈殿し、汚泥の形で多量に処理槽内部に残ることがある。この問題は、水分は必要であるものの水分が多すぎ、好気性微生物が十分に機能しないことによるものと考えられる。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、多量の空気または酸素を処理槽内部の担体に十分に触れさせることができ、微生物を活性化させて汚水を浄化させることができる汚水・汚泥処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を解決するために、本発明の汚水・汚泥処理装置は、
上方から汚水を導入できる容器体の内部には、空気または酸素と水を通過可能な仕切体が設けられ、該仕切体によって、前記容器体内部に投入された微生物の担体を前記容器体内部で自由に移動可能に保持しておき、前記担体を強制的に攪拌させることにより前記容器体の内部に導入された汚水を浄化させる汚水・汚泥処理装置であって、
前記容器体の内側面における前記仕切体の上方位置には、前記担体を攪拌する攪拌手段が設けられ、
前記容器体は、その中心軸が傾斜するとともに、該中心軸を中心に強制的に回転可能に設置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、一旦担体に付着した水分は、攪拌によって順次他の担体に移動もしくは仕切体を介して下方に落下する。担体が水中に存在するのではなく、常時水分が担体に付着した状態が維持され、かつ空気や酸素が攪拌によって、担体の表面水分に頻繁に接触または溶け込むため、好気性微生物が常時活性化することになる。
本発明の汚水・汚泥処理装置は、少なくとも前記仕切体の下方から上方の前記担体に向けて空気または酸素を供給する散気手段を設けたことが好ましい。
このようにすれば、常に新鮮な空気または酸素を容器体内部に供給させることができるので、多量の酸素を微生物に与え活性化させることができるので、汚水を浄化させる能力を向上させることができるようになる。
本発明の汚水・汚泥処理装置は、前記容器体内部には、汚水の導入に加え、水を担体に供給する散水手段を設けたことが好ましい。
このようにすれば、水が容器体内部の汚水に加わることによって、汚水の濃度を薄めることができるばかりか、多量の水分が微生物に与えられることで、微生物の増殖が活発になり、汚水を浄化させやすくなる。
本発明の汚水・汚泥処理装置は、前記仕切体が、前記容器体内部に複数設けられており、前記担体が、前記仕切体で前記容器体内部において多段に分散されて保持されていることが好ましい。
このようにすれば、担体が容器体内部で分散されることで、空気または酸素が担体に触れやすくなり、酸素を微生物に与えやすくなるので、微生物を活性化させることができるばかりか、汚水を上方から下方に段階的に浄化させられるようになる。
本発明の汚水・汚泥処理装置は、前記仕切体が、中央部と外周部との高さが異なる略錐体形状または略半球形状に構成されていることが好ましい。
このようにすれば、仕切体の高さが異なっているために、上方から流される水分は、仕切体の低い位置に集まって流れ落ちることになり、仕切体の高い位置からは、空気または酸素が下方から上昇させられるので、仕切体を通過させる空気または酸素と水の入れ換えがスムーズにおこなえるようになっている。
本発明の汚水・汚泥処理装置は、前記仕切体が、側面視で略波形状または略凸凹状に構成されていることが好ましい。
このようにすれば、仕切体が上下に波打つため、凹部に水が溜まり、凸部から空気または酸素が上方に抜け易くなるため、仕切体を通過させる空気または酸素と水の入れ換えがスムーズにおこなえるようになっている。
本発明の汚水・汚泥処理装置は、前記容器体の下方には、多孔性吸着材が充填された層が設けられていることが好ましい。
このようにすれば、汚水を多孔性吸着材の充填された層に通過させることによって、汚水を浄化させることができるので、最終的に排出される汚水を浄化させる能力を向上させることができるようになる。
以下、本発明の汚水・汚泥処理装置の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の第1実施形態における汚水・汚泥処理装置の全体像を示す側断面図であり、図2は、汚水・汚泥処理装置の図1におけるA−A上断面図である。
マンション等の集合住宅、ホテル、レストラン、病院などの施設から排出される下水や集落排水、湖、沼、池、河川等の水中には、有機物や微細な固形分などが含まれている。図1の符号1は、これらの汚水を効果的に処理させるための汚水・汚泥処理装置である。汚水が導入される容器体2は略円筒形状をしており、この容器体2は汚水による腐蝕などを防ぐためにステンレス等の材質で構成され、ベース3から鉛直方向に延びた複数の脚部4により立設させられている。
容器体2の上方には、汚水を容器体2内部に導入させるための導入管5と、容器体2内部で発生するガスや空気やオーバーフロー水を排出させる排出管6が取り付けられている。容器体2の下方には、容器体2内部の水を排水させるための排水管7が設けられている。この排水管7には、トラップ7’が形成されており、排水管7はトラップ7’に溜められた水によって栓がされているので、容器体2内部の空気が、排水管7から外部に流れ出るのを防ぐことができる。
また、容器体2の上部には、水を容器体2内部に供給させることができる散水手段としての散水管8が設けられており、水を容器体2内部にシャワー状に散水させることができる複数の散水口9が、散水管8に形成されている。
容器体2の下部には、曝気用の空気を容器体2内部に供給させることができる、散気手段としての散気管10が設けられており、ブロアーモーター11から供給される圧縮空気を容器体2内部に噴出させることができる複数の散気口12が、散気管10に形成されている。
容器体2の内部には、容器体内部で自由に移動させることができる微生物担持用の担体13が多数投入されており、これら担体13は、好気性微生物の菌床として使用できるように、籾殻、不織布、スポンジなどの材質で構成されていることが効果的であり、プラスチック材料等を多孔質化させたポーラスなども使用させることができる。単一の材質だけではなく、複数の材質の担体13を混合させて使用することもでき、好気性微生物のみならず、中和剤、臭気抑制剤等を添加させることもできる。
容器体2内部の下方には、仕切体としての板状に形成されているパンチングメタル14が設けられている。このパンチングメタル14は、多数の小孔15がステンレスの板に形成された多孔板よりなり、この小孔15の大きさは、使用される担体13の大きさよりも小さく形成されているので、水や空気は容易に通過させることができるが、担体13は通過させないようになっている。
容器体2内部の下方をパンチングメタル14によって仕切ることで、担体13を容器体2内部の定位置に保持させることができるばかりか、担体13が排水管7から容器体2の外部に流出することを防ぐことができるようになっている。
また、容器体2内部の担体13の上方もパンチングメタル16よって仕切られており、パンチングメタル16が設けられていることで、容器体2内部の水がオーバーフローした際に、担体13が排出管6から容器体2の外部に流出することを防止できるようになっている。
略円筒形状をした容器体2の中心軸には、シャフト17が鉛直方向に延びており、このシャフト17には、攪拌手段としての横方向を向いて固着された複数の攪拌棒18が取り付けられている。シャフト17の下端は、容器体2の下方に設けられている駆動モーター19に直結させられており、攪拌棒18は、図2に示すようにシャフト17を中心に四方に延びて、シャフト17を中心軸として矢印に示すように回転させることができるようになっている。
汚水を処理させる際には、先ず駆動モーター19を駆動させると、シャフト17が回転し、攪拌手段としての攪拌棒18が回転させられるので、容器体2内部の多数の担体13を攪拌させることができ、導入管5から汚水を容器体2内に導入させると、汚水は攪拌棒18によって担体13と混合攪拌されながら下方に流されるようになっている。
一旦担体13に付着した水分は、攪拌されることによって順次他の担体13に移動もしくはパンチングメタル14を介して下方に流れ落ちようになる。担体13が水中に存在するのではなく、担体13が常に濡れた状態が維持されて攪拌されることによって、空気が担体13の表面水分に頻繁に接触して溶け込むようになり、好気性微生物を常に活性化させることができるようになる。
そして、曝気用空気がブロアーモーター11から供給させられて、散気管10を通って、散気口12より容器体2の内部に噴出させられ、パンチングメタル14の小孔15を通過し、多数の担体13の隙間を通り上昇させられる。担体13の下方には、仕切体としてのパンチングメタル14が設けられていることで、散気口12より噴出さられた十分な量の新鮮な空気を下方から均等に担体13に接触させられるようになっている。
そのため、常に多量の酸素を担体13内の好気性微生物に与えることができ、微生物の働きが活性化させられるので、汚水中の有機物等の分解が促進させられ、汚水を浄化させることができるようになる。容器体2内部に空気が送り込まれることによって、有機物のみならず、その他の物質等も酸化分解させることもできるようになっている。
また、散水管8より供給させられた水が、散水口9からシャワー状に噴射させられるので、多量の水が汚水に加わることになり、汚水の濃度を薄めることができるばかりか、多量の水分が微生物に与えられることで、微生物の増殖が活発になり汚水を浄化させやすくなる。
攪拌手段である攪拌棒18によって、担体13と空気と水が強制的に混合攪拌されるので、多量の空気を担体13に触れさせることができ、多量の酸素が好気性微生物に与えられて活性化させられるので、微生物が汚水を浄化させる能力を向上させることができるようになる。そのため汚水中の有機物等は、微生物の働きによって水と二酸化炭素(CO)に分解され、実質的にほぼ消滅させられるようになっている。
汚水の浄化能力を向上させることで、短時間で汚水を処理できるようになり、汚水を容器体2上方に設けた導入管5から導入させながら、浄化させた水を容器体2下方に設けた排水管7から排水させることで、汚水を連続的に浄化させることができるようになる。
容器体2内部で発生するガスや散気口12から噴出させた空気などの排気は、容器体2の上部に設けられている排出管6より排出させられる。この排出管6は、途中で上下に分岐されており、ガスなどの排気は上方に向かって排出させ、容器体2内の水がオーバーフローした際には、溢れ出た水を下方に分流させることができるようになっている。オーバーフローした水は、一時的にオーバーフロータンクに溜めることで、再び導入管5から容器体2内へ導入させることもできる。
また、排気をブロアーモーター11に流入させることもでき、容器体2内部で発生する臭気などを再び容器体2内部に流入させて、臭気を大気中に放出させないようにもできる。汚水・汚泥処理装置1内で循環させることで、臭気を微生物に分解させることができ、汚水・汚泥処理装置1を脱臭装置としても使用できる。そのため、排出管6から排出される排気中には、ほとんど臭気が含まれなくなるので、汚水・汚泥処理装置1周辺の環境が悪化せずにすむようになる。
複数台の汚水・汚泥処理装置1を直列または並列につないで使用させることもでき、数台の汚水・汚泥処理装置1を直列につないだ場合、それぞれ異なった微生物を使用させることで、汚水の状態に適した装置の構成が可能であり、並列につないだ場合には、汚水の処理速度を向上させることができるようになる。
次に、第2実施形態に係る汚水・汚泥処理装置につき、図3から図4を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成で重複する説明を省略する。
図3は、第2実施形態における汚水・汚泥処理装置20の全体像を示す側断面図であり、図4は、汚水・汚泥処理装置20のパンチングメタル22の拡大側断面図である。この汚水・汚泥処理装置20の容器体21は、上記第1実施形態における容器体2を上下方向に延ばした形状をしており、その内部は、複数の仕切体としてのパンチングメタル22、23、24によって上段、中段、下段の三層に仕切られている。多段に仕切られていることで、担体25a、25b、25cが容器体21の内部で分散されて配置させることができるようになっている。
担体25a、25b、25cが容器体21の内部で分散されることで、空気が担体25a、25b、25cに触れやすくなり、酸素を微生物に与えやすくなるので、微生物を活性化させることができるばかりか、汚水を上方から下方に段階的に浄化させることができるようになっている。
この汚水・汚泥処理装置20の散水手段としての散水管26は、容器体21の内部上方に設けられているだけではなく、散水管26が容器体21の側面に沿って配管され、容器体21の側面から内部に貫設させられており、散水口27b、27cが容器体21内部の側面に設けられている。上方に設けられている散水口27aのみならず、側面に設けられている散水口27b、27cからも水を容器体21内部に供給させることにより、水分を中段や下段の担体25b、25cに供給させることができるようになっている。
散気手段としての散気管28は、容器体21の内部下方に設けられるとともに、散気管28が容器体21の側面に沿って配管され、容器体21の側面から内部に貫設させられており、散気口29a、29bが容器体21内部の側面に設けられている。下方に設けられている散気口29cのみならず、側面に設けられている散気口29a、29bからも曝気用の空気を容器体21内部に供給させることにより、空気を上段や中段の担体25a、25bに供給させられるようになっている。
曝気用の空気を容器体21内部に噴出させることによって、容器体21内部の気圧が若干高くなり、排水管61から空気が流出する恐れがあるが、排水管61には、トラップ62が設けられていることで、容器体21内部の空気を排水管61から外部に流出させないようになっている。
汚水を処理させる際には、容器体21の上方に取り付けられている導入管30から汚水を導入させ、先ずパンチングメタル22によって仕切られた上段に配置されている多数の担体25aに流入させ、駆動モーター31の回転によって、シャフト32に取り付けられている攪拌手段としての攪拌棒33aが回転するので、汚水が担体25aと一緒に攪拌させられ、担体25aの微生物に大量の酸素が与えられ、汚水中の有機物等の分解が促進させられる。
次に、汚水がパンチングメタル23、24によって仕切られた中段、下段に配置されている担体25b、25cにも流され、攪拌棒33b、33cによって攪拌されるので、汚水を段階的に浄化させることができる。その際に、散水口27a、27b、27cから水を供給させ、散気口29a、29b、29cから空気を噴出させることで、担体25a、25b、25cに水と空気の大量に与えることができる。
担体25a、25b、25cが容器体21内部において、パンチングメタル23、24によって分散されて保持されていることで、空気や水が担体25a、25b、25cに触れやすくなり、微生物が活性化させられ、汚水を浄化させる能力を向上させることができるようになっている。
また、パンチングメタル22、23、24が略円錐形状であることによって、パンチングメタル22、23、24の表面積を増やすことができるので、空気と水をパンチングメタル22、23、24に通過させやすくなるばかりか、より多くの空気を担体25a、25b、25cに触れさせることで、微生物を活性化させることができ、汚水を効果的に浄化させることができるようになっている。
更に、パンチングメタル22について図4を参照して詳述すると、パンチングメタル22は、略円錐形状に形成させられており、その円錐の先端が下方を向くように配設されている。パンチングメタル22が略円錐形状に形成されていることにより、上方から流される水は、円錐の下端に集まって小孔22’を通過して流れ落ちることになり、円錐の周囲からは、図の矢印に示すように、空気が下方から小孔22’を通して上昇させられるので、パンチングメタル22を通過する空気と水の入れ換えがスムーズに行なえるようになっている。
図3に示す容器体21は、ユニット式にさせることもできるようになっている。いくつかの容器体21のユニットを製造時に大量生産しておき、処理させる汚水の量に応じて必要とされる容器体21の長さを決定し、汚水・汚泥処理装置20を組み立てれば、様々な長さの容器体21の製造にかかるコストを抑えることができるようになる。
そして、汚水・汚泥処理装置20を工場から設置場所に運搬する際には、容器体21を分割させてから運び、汚水・汚泥処理装置20を設置場所にて組み立てることができるようになるので、運搬が容易になる。
次に、第3実施形態に係る汚水・汚泥処理装置につき、図5を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成で重複する説明を省略する。
図5は、第3実施形態における汚水・汚泥処理装置34の全体像を示す側断面図であり、この汚水・汚泥処理装置34の容器体35は略円筒形状をしており、容器体35の上方と下方には、回転受リング36、37が取り付けられている。この回転受リング36、37は、ベース38から鉛直方向に立設させられている脚部39、40の上端に取り付けられている。容器体35は、中心軸が傾斜して設置させられており、回転受リング36、37によって支持されていることによって、その円筒の中心を軸として、回転させることができるようになっている。
容器体35の上端と下端は、排出管41と排水管42が回転可能なジョイント43、44によって、取り付けられている。汚水を容器体35の内部に導入させる導入管45と散水手段としての散水管46は、排出管41内を通り容器体35内に配管させられており、散気手段としての散気管47は、容器体35の下方の排水管42内を通り容器体35内に配管させられている。
容器体35の内部は、複数の仕切体としてのパンチングメタル48、49、50によって上段、中段、下段の三層に仕切られている。多段に仕切られていることで、多数の担体51a、51b、51cが容器体35の内部において、分散されて配置させることができるようになっている。パンチングメタル48、49、50によって仕切られた各段には、多数の担体51a、51b、51cを攪拌させるための攪拌手段としての多数の攪拌羽52a、52b、52cが、容器体35の内側の側面に固着されて取り付けられている。
これらパンチングメタル48、49、50は、略半球形状に形成させられているので、パンチングメタル48、49、50の表面積を増やすことができ、空気と水をパンチングメタル48、49、50に通過させやすくなり、より多くの空気を担体51a、51b、51cに触れさせることができるので、微生物を活性化させることができ、汚水を効果的に浄化させることができる。
容器体35の下部の外周面には、歯車53が形成されており、駆動モーター54のギア55と係合できるようになっている。駆動モーター54を駆動させると、その回転力がギア55を介して容器体35の歯車53伝達され、容器体35を回転させることができるようになっている。
汚水を処理させる際には、先ず駆動モーター54を駆動させ、容器体35を回転させ、次に容器体35の上方に取り付けられている導入管45と散水管46から汚水と水を導入させて、容器体35の下方の散気管47からも空気を噴出させる。先ず汚水を上段に配置されている多数の担体51aに流入させ、担体51aの隙間を通って下方に流させる。
容器体35が回転させられているので、容器体35の内側に固定されている攪拌羽52aは、汚水と空気と担体51aを混合させながら攪拌させることができるようになっており、次に汚水は中段の担体51bと下段の担体51cを流れ落ちて、攪拌羽52b、52cによって攪拌させられることで、段階的に浄化させられるようになっている。
容器体35内部で発生するガスや散気口から噴出させた空気は、排出管41より排出させることができ、この排出管41は、途中で上下に分岐されており、ガスなどの排気は上方に向かって排出させる。容器体35内の水がオーバーフローした際には、溢れ出た水を下方に分流させることができるようになっている。
オーバーフローした水は、一時的にオーバーフロータンク56に溜めることで、再び導入管45から容器体35内へ導入させることもできる。上段の担体51aの上方には、板状のパンチングメタル57が設けられているので、容器体35内部の水がオーバーフローした際に担体51aが流出することを防ぐことができるようになっている。
容器体35下部の排水管42近くには、多孔性吸着材としての活性炭58が上下2枚の板状のパンチングメタル59、60によって仕切られた区画に充填させられて、活性炭58の充填層が形成されており、担体51a、51b、51cによって浄化された水は、この活性炭58を通過させられて浄化させられるので、汚水・汚泥処理装置34の浄化能力を向上させることができるようになっている。この多孔性吸着材は、活性炭58などの多孔性炭素質材料に限らずにゼオライト等であってもよい。
シャフトを回転させることによって攪拌棒を回転させた場合、容器体を大型化させた際に、うまく攪拌させることができなくなることがあるが、第3実施形態で用いられている汚水・汚泥処理装置34は、傾斜させた容器体35を回転させ、その内側に固着されている攪拌羽52a、52b、52cによって、担体51a、51b、51cを攪拌させているので、容器体35を大型化させても十分に攪拌させることができるようになっている。
本発明で使用される微生物は、特に限定されるものではないが、多くの微生物の場合、植物と同様に二酸化炭素から炭素骨格を合成しており、そのため有機炭素を餌にして細胞成分の合成がされる。好気性微生物の場合には、汚水中の有機炭素を餌にした際に、細胞成分の合成に5〜10%ぐらいを使い、残りの90〜95%を運動エネルギーや酵素の生産のためのエネルギーとして消費されることになる。
その際に微生物の働きが炭素を燃焼させることでエネルギーが獲得されるので、そのため炭素は酸化されて二酸化炭素(CO)となって放出されるようになっている。本発明の汚水・汚泥処理装置においては、汚水が空気と混合攪拌されるので、微量の無機物等を酸化分解させることもできるようになっている。
好気性微生物には、発酵菌や分解菌など様々な種類があるが、本発明の実施例の汚水・汚泥処理装置において用いられている菌(微生物)は、ブナ腐葉土から抽出させた発酵酵素を主成分にした自然界の36種類の発酵促進剤を用いて培養させたものである。
本発明の汚水・汚泥処理装置は、施設から排出される下水や河川等の汚泥の処理、水の浄化が可能であり、施設からの排水を汚水・汚泥処理装置で浄化させた後には、浄化された水を再利用させることができ、河川や池等の汚泥を処理させた後には、再び浄化された水を上流に戻すことで、水質を改善させることができるようになっている。
また、下水や汚泥の処理の他に、水の確保が難しい山間部や船舶等において用いることもできる。装置の構造が単純なので小型化が容易であるとともに、設置費用を抑えることができるようになっている。
更に、土壌を大量の水と混合させてから汚水・汚泥処理装置に導入させることで、土壌を浄化させることもできる。土壌中に含まれる様々な有害物質等は、微生物の働きによって浄化させられるので、土壌を改善させることもできるようになっている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、仕切体としてパンチングメタルを使用したが、その他にも網目状のものや、プラスチック材料に微細な多数の孔を開けたものなど、仕切体が担体の通過を防ぐことができ、水や空気を通過しやすいもので形成させればよい。仕切体の形状も略錐体形状や略半球形状に形成しなくてもよく、仕切体を側面視で波形や凸凹に形成させたものなどであっても、仕切体の表面積を増やすことができるので、水や空気を通過させやすくなる。
また、散気手段によって容器体内部に送り込まれる気体は、空気のみならず酸素やオゾン等の好気性微生物を活性化させるものであれば上記実施形態と同様な効果が期待できる。
更に、攪拌手段としては、上述した第1、及び第2実施形態のように、攪拌棒が縦方向に延びるシャフトに取り付けられた縦型でなくてもよく、攪拌棒が横方向に延びるシャフトに取り付けられた横型であってもよい。
そして、容器体内部に水を供給させる散水手段としての散水管が、容器体に配管されているが、寒冷時には、この散水管から温水を容器体内に供給させることで、容器体内部の温度を上げることができ、そのため微生物の活動を活発にさせることができる。
本発明の第1実施形態における汚水・汚泥処理装置の全体像を示す側断面図である。 図1における汚水・汚泥処理装置のA−A上断面図である 第2実施形態における汚水・汚泥処理装置の全体像を示す側断面図である。 図3におけるパンチングメタルの拡大側断面図である。 第3実施形態における汚水・汚泥処理装置の全体像を示す側断面図である。
符号の説明
1 汚水・汚泥処理装置
2 容器体
3 ベース
4 脚部
5 導入管
6 排出管
7 排水管
7’ トラップ
8 散水管
9 散水口
10 散気管
11 ブロアーモーター
12 散気口
13 担体
14 パンチングメタル
15 小孔
16 パンチングメタル
17 シャフト
18 攪拌棒
19 駆動モーター
20 汚水・汚泥処理装置
21 容器体
22、23、24 パンチングメタル
22’ 小孔
25a、25b 担体
25c 担体
26 散水管
27a、27b 散水口
27c 散水口
28 散気管
29a、29b 散気口
29c 散気口
30 導入管
31 駆動モーター
32 シャフト
33a、33b 攪拌棒
33c 攪拌棒
34 汚水・汚泥処理装置
35 容器体
36、37 回転受リング
38 ベース
39、40 脚部
41 排出管
42 排水管
43、44 ジョイント
45 導入管
46 散水管
47 散気管
48、49、50 パンチングメタル
51a、51b 担体
51c 担体
52a、52b 攪拌羽
52c 攪拌羽
53 歯車
54 駆動モーター
55 ギア
56 オーバーフロータンク
57 パンチングメタル
58 活性炭
59、60 パンチングメタル
61 排水管
62 トラップ

Claims (7)

  1. 上方から汚水を導入できる容器体の内部には、空気または酸素と水を通過可能な仕切体が設けられ、該仕切体によって、前記容器体内部に投入された微生物の担体を前記容器体内部で自由に移動可能に保持しておき、前記担体を強制的に攪拌させることにより前記容器体の内部に導入された汚水を浄化させる汚水・汚泥処理装置であって、
    前記容器体の内側面における前記仕切体の上方位置には、前記担体を攪拌する攪拌手段が設けられ、
    前記容器体は、その中心軸が傾斜するとともに、該中心軸を中心に強制的に回転可能に設置されていることを特徴とする汚水・汚泥処理装置。
  2. 少なくとも前記仕切体の下方から上方の前記担体に向けて空気または酸素を供給する散気手段を設けた請求項1に記載の汚水・汚泥処理装置。
  3. 前記容器体内部には、汚水の導入に加え、水を担体に供給する散水手段を設けた請求項1または2に記載の汚水・汚泥処理装置。
  4. 前記仕切体が、前記容器体内部に複数設けられており、前記担体が、前記仕切体で前記容器体内部において多段に分散されて保持されている請求項1ないし3の何れかに記載の汚水・汚泥処理装置。
  5. 前記仕切体が、中央部と外周部との高さが異なる略錐体形状または略半球形状に構成されている請求項1ないし4の何れかに記載の汚水・汚泥処理装置。
  6. 前記仕切体が、側面視で略波形状または略凸凹状に構成されている請求項1ないし4の何れかに記載の汚水・汚泥処理装置。
  7. 前記容器体の下方には、多孔性吸着材が充填された層が設けられている請求項1ないし6の何れかに記載の汚水・汚泥処理装置。
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