JP4098058B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置に関し、詳しくは、CCD素子を用いて被写体を撮像する撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、多数の受光部を有するCCD素子で被写体を撮像して、この被写体を表す画像データを取得するデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラで取得される画像データには様々な原因によりノイズが混入することがあり、種々のノイズ除去方式が検討されている。
【0003】
例えば、CCD素子に入射する光を遮断しているときに撮像を行なって取得した画像データを用いて、被写体を撮像して得た画像データに混入するCCD素子の固定パターンノイズを除去する方式(例えば、特許文献1参照)や、同一の被写体を複数のCCD素子で撮像し、取得された2つの画像データを使用してこれらの画像データが表す画像の輝度むらを補正する方式(例えば、特許文献2参照)等が知られている。
【0004】
上記デジタルカメラに用いられるCCD素子には、一般に、受光部で光電変換された電荷の転送用に並設された垂直電荷転送路とこの垂直電荷転送路を通して転送された電荷をさらに電荷検出部に転送する1つの水平電荷転送路とを備えたCCD素子が使用されている。このような構造からなるCCD素子は、強度の高い光を受光すると、遮光マスクの側面あるいはこの遮光マスクを通って垂直電荷転送路に射した光によりこの垂直電荷転送路から発生した電荷や、あるいは受光部に蓄積可能な電荷量を越えてこの受光部から溢れ出した電荷等が垂直電荷転送路中に拡散することがある。このような場合には、垂直転送路を通して検出される個々の画像データはそれぞれ略同等の値を持つものとなり、これらの画像データが可視画像として表示されると、画像中を垂直方向に延びる線が観察される。この現象はスミアといい、このスミアの除去に関してはCCD素子の構造を改良する方式(例えば、特許文献3参照)、あるいは絞りの開口を狭めたりシャッタスピードを早くしてCCD素子に入射する光量を制限する方式等が知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平06−197285号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平06−350927号公報
【0007】
【特許文献3】
特開平09−37156号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、CCD素子に入射する光量を制限する方式では、受光面上の特定の領域に強度の高い光が入射されたときに、絞りの開口を狭めたりシャッタスピードを早くするので、各受光部に蓄積される電荷の量が制限され、これにより強度が高い光が入射した領域以外の受光部中の領域において適正な光量を受光できなくなって、スミアが発生した領域以外の領域を表す画像の画質が劣化してしまうという問題がある。また、CCD素子の構造を改良する方式では装置コストを高くするという問題がある。
【0009】
なお、上記問題は、電子カメラの場合に限らず、被写体の撮像にCCD素子を使用したビデオカメラ等においても共通する問題である。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、装置コストを増大させることなくスミアによる画質の劣化を抑制することができる撮像装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、縦方向に並設された縦方向電荷転送路および前記縦方向電荷転送路を通して転送された電荷を横方向に転送する横方向電荷転送路を有するCCD素子と、横方向に並設された横方向電荷転送路および前記横方向電荷転送路を通して転送された電荷を縦方向に転送する縦方向電荷転送路を有するCCD素子と、被写体からの光束を分岐して前記2つのCCD素子それぞれに該被写体を表す同一の光学像を結像させる光学系とを備えた撮像系と、前記2つのCCD素子の一方から取得された画像データが表す画像に発生したスミアを、他方のCCD素子から取得された画像データを用いて補正するスミア補正手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
なお、前記撮像系は、例えば、2つのCCD素子それぞれに、光学像の上下方向(垂直方向)が縦方向電荷転送路が延びる方向となるように向きを定めて、この光学像を結像させるものである。
【0013】
前記スミア補正手段は、例えば、2つのCCD素子の一方から得られた画像に発生したスミアを示す画像データを除去し、この除去された画像データを、他方のCCD素子から取得したこの領域に対応する領域の画像データを用いて補間することができる。
【0014】
なお、前記対応する領域とは、光学像が結像される2つのCCD素子において、光学像中の同一の部位がそれぞれ結像される領域が定められたときに、これらの領域から取得されたそれぞれの画像データが表す領域(画像中の領域)が上記対応する領域となる。
【0015】
【発明の効果】
本発明の撮像装置は、縦方向に並設された縦方向電荷転送路およびこの縦方向電荷転送路を通して転送された電荷を横方向に転送する横方向電荷転送路を有するCCD素子と、横方向に並設された横方向電荷転送路およびこの横方向電荷転送路を通して転送された電荷を縦方向に転送する縦方向電荷転送路を有するCCD素子と、被写体からの光束を分岐して上記2つのCCD素子それぞれに被写体を表す同一の光学像を結像させる光学系とを備えた撮像系と、上記2つのCCD素子の一方から取得された画像データが表す画像に発生したスミアを、他方のCCD素子から取得された画像データを用いて補正するスミア補正手段とを備えるようにしたので、装置コストを増大させることなくスミアによる画質の劣化を抑制することができる。
【0016】
すなわち、2つのCCD素子それぞれから取得された画像データで表される画像には互いに異なる位置にスミアが発生するので、スミアの影響を受けていない画像データを用いてスミアの影響を受けた画像データを補正することができ、これにより、被写体を表す画像データをスミアの影響を受けていない画像データで構成することができる。したがって、この画像データを用いることによりスミアが除去された被写体を表す画像を得ることができる。
【0017】
また、CCD素子の構造を改良する必要がないので装置コストの増大を抑制することができ、さらに、CCD素子中の特定の領域に強度が高い光が入射したときに絞りの開口を狭めたりシャッタスピードを早くして入射光量を制限することなく被写体の撮像を行なうことができ、スミアが発生した領域以外の受光部に概略適正な光量を受光させて被写体の撮像を行なうことができるので、上記構成によるスミアの影響を受けていない画像データで表される画像の画質の劣化を抑制することができる。
【0018】
ここで、スミア補正手段を、2つのCCD素子の一方から得られた画像に発生したスミアを示す画像データを除去し、除去された画像データを、他方のCCD素子から得られたこの領域に対応する画像データを用いて補間するものとすれば、容易に、被写体を表す画像データをスミアの影響を受けていない画像データで構成することができ。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態によるデジタルカメラの概略構成を示す概念図、図2は2つのCCD素子の構造を示す図、図3は2つのCCD素子で取得されたそれぞれの画像データが表す画像を示す図である。
【0020】
図1、図2、および図3に示すように、本発明の実施の形態による撮像装置であるデジタルカメラ100は、縦方向に並設された縦方向電荷転送路11および縦方向電荷転送路11を通して転送された電荷を横方向に転送する横方向電荷転送路12を有するCCD素子10(図2(a)参照)と、横方向に並設された横方向電荷転送路21および横方向電荷転送路21を通して転送された電荷を縦方向に転送する縦方向電荷転送路22を有するCCD素子20(図2(b)参照)と、被写体1からの光束を分岐して2つのCCD素子10およびCCD素子20それぞれに被写体1を表す同一の光学像5を結像させる光学系30とを備えた撮像系40と、2つのCCD素子10およびCCD素子20の一方から取得された画像データが表す画像に発生したスミアを、他方のCCD素子から取得された画像データを用いて補正するスミア補正手段であるスミア補正部50とを備えている。
【0021】
なお、CCD素子10およびCCD素子20は、結像される光学像5の上下方向が縦方向電荷転送路(縦方向電荷転送路11および縦方向電荷転送路22)の向きと一致するように配置されている。また、CCD素子10およびCCD素子20は光電変換された電荷を電圧に変換する電荷検出部とこの電圧をA/D変換するA/D変換器とをそれぞれ備えており、光学像5を撮像してデジタル値からなる画像データとして出力する。
【0022】
ここで、例えば、被写体1中に高輝度の光を発する被写体1A(例えば、太陽、図3(a)参照)を含む場合には、CCD素子10およびCCD素子20で撮像されて出力された画像データが表す画像15(図3(b)参照)および画像25(図3(c)参照)それぞれに被写体1Aを表す画像17および画像27を通るスミアが発生する。CCD素子10においては縦方向に並設された縦方向電荷転送路11に沿ってスミアが発生し、CCD素子20においては横方向に並設された横方向電荷転送路21に沿ってスミアが発生するので、画像15には縦方向のスミア18が発生し、画像25には横方向のスミア28が発生する。
【0023】
光学系30は、被写体1からの光束を分岐するハーフミラー31と、CCD素子10およびCCD素子20の前面にそれぞれ配置されたRGBカラーフィルタ32Aおよび32Bと、被写体1を表す同一の光学像5をCCD素子10およびCCD素子20それぞれに結像させる結像レンズ34とを備えている。すなわち、この光学系30は、2つのCCD素子10およびCCD素子20それぞれに被写体1を表す同じ画角の光学像5を結像させる。また、CCD素子10はCCD素子20の転送路の向きを90°回転させた構造を有するものである。
【0024】
次に上記実施の形態における作用について説明する。
【0025】
図4にデジタルカメラによる撮影開始から撮影終了までのフローチャートを示す。まず始めに撮影条件を設定する。シャッタ優先モードの場合にはシャッタスピード、絞り優先モードの場合には絞りを設定する。撮影条件を設定が終了したら被写体1を撮影する。
【0026】
光学系30を通してCCD素子10およびCCD素子20上に結像された被写体1を表す光学像5を撮影して取得されたそれぞれの画像データがCCD素子10およびCCD素子20から読み出される。
【0027】
CCD素子10およびCCD素子20から読み出されたそれぞれの画像データは、スミア補正部50に入力され、スミア補正部50がこれらの画像データに基づいてスミア存在判定を行なう。
【0028】
スミアが存在すると判定されたときには、このスミア補正部50が、2つのCCD素子から取得された各画像データ中のスミアの影響を受けた画像データを互いに他方の画像データで補正するスミア補正を施す。これにより、スミアの影響を除去した2つの画像データを作成し、さらに、これらの画像データを1つの画像データに合成する加算平均処理を施して出力する。
【0029】
また、スミアが存在しないと判定されたときには、スミア補正部50が、CCD素子10およびCCD素子20から出力された2つ画像データにスミア補正を施すことなく加算平均処理を施し1つの画像データに合成して出力する。
【0030】
スミア補正部50から出力された画像データはデジタルカメラ100内の画像メモリ60に記憶される。
【0031】
ここで、スミア補正部50による上記スミア存在判定とスミア補正について、スミアの存在を判定するフローチャートを示す図5、および2つのCCD素子から取得されたそれぞれの画像データの画素位置の対応を示す図6を参照して説明する。
【0032】
<スミア存在判定>
CCD素子10から取得された画像データF(i,j)(ここで、i=0〜M,j=0〜N)と、CCD素子20のから取得された画像データG(i,j)(ここで、i=0〜M,j=0〜N)とについて、互いに対応する画素位置のそれぞれの画像データが示す色、すなわち画像データ間の色が所定範囲内で一致しているか否かが全画素位置(i,j)(ここで、i=0〜M,j=0〜N)について判定される。
【0033】
なお、画像データF(i,j)および画像データG(i,j)を構成する個別の画像データは、上記画像15および画像25を表す画素の位置に対応するように配列されている。ここで、各画素位置(i,j)において、画像データF(i,j)を構成する各色成分(赤色成分、緑色成分、青色成分)毎のデータの値と、これに対応する画像データG(i,j)を構成する各色成分(赤色成分、緑色成分、青色成分)毎のデータの値のそれぞれの差が全て所定の閾値以内であった場合に画像データ間の色が一致していると判定され、それとは異なる場合には画像データ間の色が一致していないと判定される。
【0034】
全画素位置において画像データ間の色が一致していると判定された場合にはスミアが存在しないと判定され、画像データF(i,j)と画像データG(i,j)とに対して加算平均処理が施される。より具体的には、画像データF(i,j)を構成する赤色成分を表すデータと画像データG(i,j)を構成する赤色成分を表すデータ、画像データF(i,j)を構成する緑色成分を表すデータと画像データG(i,j)を構成する緑色成分を表すデータ、および画像データF(i,j)を構成する青色成分を表すデータと画像データG(i,j)を構成する青色成分を表すデータとがそれぞれ加算平均され、この加算平均が各画素位置(i,j)(ここで、i=0〜M,j=0〜N)毎に実行されることにより加算平均処理が施され、画像データF(i,j)と画像データG(i,j)とが1つの画像データに合成される。
【0035】
一方、上記全画素位置において少なくとも1組の画像データ間の色が一致していないと判定された場合にはスミアが存在する可能性が有るものとして、さらに以下に示す判定が行なわれる。
【0036】
上記画像データ間の色が一致してない画素位置が縦方向あるいは横方向に所定の画素数以上延びているか否かによってスミア存在の有無が判定される。上記縦方向(図中矢印Y方向)および横方向(図中矢印X方向)共に画像データ間の色が一致してない画素位置が所定の画素数以上延びていない場合にはスミアが存在しないと判定され、上記画素位置が所定の画素数以上延びている場合にはスミアが存在すると判定される。
【0037】
スミアが存在しないと判定された場合には、上記と同様に2つの画像データに加算平均処理を施して作成された1つの画像データが画像メモリ60に出力され記憶される。
【0038】
一方、スミアが存在すると判定された場合には、以下のようにスミア補正が施される。以下、スミアを補正するフローチャートを示す図7、および画像データ中に存在するスミアを除去する様子をを示す図8を参照しスミア補正について説明する。
【0039】
<スミア補正>
上記全画素位置から、画像データ間の色が一致してない画素位置が縦方向(図中矢印Y方向)あるいは横方向(図中矢印X方向)に所定の画素数以上延びている線状色不一致領域を全て抽出する。例えば、縦方向に延びるスミアが複数列に亘って並んで存在する場合には、上記縦方向に延びる複数列全てを線状色不一致領域として抽出する。
【0040】
上記抽出された縦方向および横方向の各線状色不一致領域を構成する画素位置について、画像データFと画像データGそれぞれで色の変化率を計算する。
【0041】
ここで、色の変化率は、例えば上記線状色不一致領域が表す画素位置に並ぶそれぞれの画像データにおける、赤色成分のデータ値のバラツキを表す標準偏差の値σr、緑色成分のデータ値のバラツキを表す標準偏差の値σg、および青色成分のデータ値のバラツキを表す標準偏差の値σbの2乗平均平方根(σr2+σg2+σb2)1/2で求められる値を採用することができる。
【0042】
上記色の変化率の求め方を採用して画像データFと画像データGとからそれぞれ求められた、上記線状色不一致領域が表す画素位置における色の変化率の値を比較し、色の変化率の値が少ない方の画像データにスミアが存在するものとする。
【0043】
例えば、上記全画素位置中から抽出された線状色不一致領域を、図8(a)に示すように、画素位置(p,q)を共に含む縦方向(Y方向)の線状色不一致領域v1および横方向(X方向)の線状色不一致領域h1とする。ここで、線状色不一致領域v1は画素位置(p,j):j=0〜N、で示される領域であり、線状色不一致領域h1は画素位置(i,q):i=0〜M、で示される領域である。
【0044】
上記線状色不一致領域v1および線状色不一致領域h1で示される画素位置に対応する画像データFおよび画像データGの画像データ中の画素位置における色の変化率の値を求める。ここで、画像データF(p,j):j=0〜N、で示される線状色不一致領域fv1の色の変化率の値FV1、画像データF(i,q):i=0〜M、で示される線状色不一致領域fh1の色の変化率の値FH1、画像データG(p,j):j=0〜N、で示される線状色不一致領域gv1の色の変化率の値GV1、画像データG(i,q):i=0〜M、で示される線状色不一致領域gh1の色の変化率の値GH1が求められる(図8(b)−1および図8(b)−2参照)。
【0045】
次に、同じ画素位置で示される上記線状色不一致領域から求められたそれぞれの色の変化率の値を比較する。すなわち画素位置(p,j:j=0〜N)で求められた色の変化率の値FV1とGV1を比較するとともに、画素位置(i,q:i=0〜M)で求められた色の変化率の値FH1とGH1を比較する。
【0046】
ここで、FV1<GV1、FH1>GH1であり、色の変化率が小さい方にスミアが発生しているので、色の変化率FV1が算出された画像データF中の線状色不一致領域fv1、および色の変化率GH1が算出された画像データG中の線状色不一致領域gh1にスミアが存在することが解る。
【0047】
つぎに、スミアが存在する線状色不一致領域を示す画像データを、他の画像データ中の同じ領域(スミアが存在しない線状色不一致領域)を表す画像データで置き換えて補間する。すなわち、画像データF中のスミアが存在する線状色不一致領域fv1を表す画像データを、画像データG中の線状色不一致領域gv1を表す画像データG(p,j):j=0〜N、で置き換える。また、画像データG中のスミアが存在する線状色不一致領域gh1を表す画像データを、画像データF中のスミアが存在しない線状色不一致領域fh1を表す画像データF(i,q):i=0〜M、で置き換える。これによりスミアが補正された画像データF′および画像データG′を得る(図8(c)−1および図8(c)−2参照)。このように、上記スミアが存在する可能性が有ると判定されて抽出された線状色不一致領域の全てについて、上記画像データの置き換えを施す。
【0048】
上記画像データの置き換えが施され、スミアが除去された2つの画像データは、1つの画像データに合成する上記と同様の加算平均処理が施されて画像メモリ60に記憶される。
【0049】
なお、スミア補正部による補正は、スミアが補正された2つの画像データに対して加算平均処理を施すことなく単に加算して1つの画像データに合成したり、スミアが補正される前に2つの画像データのデータ値を全て1/2倍しておき、スミアが補正された後に加算平均処理を施すことなく単に加算して1つの画像データに合成するようにしてもよい。また、スミアが補正された2つの画像データは、加算平均処理を施すことなくそれぞれ個別に画像メモリに記憶させるようにしてもよい。さらに、スミア補正部を、2つのCCD素子の一方から取得された画像データ中のスミアを示す画像データを、他方のCCD素子から取得された画像データで補間して、スミアが補正された画像データを1つだけ作成し、この画像データを画像メモリに記憶させるようにしてもよい。
【0050】
ここで、一般的なCCD素子では、画像信号は水平ライン単位(横方向ライン単位)で読み出すので、すなわち画像を表す水平ライン(横方向ライン)を1単位とし、この水平ラインを垂直方向(縦方向)に並ぶ画素数分(受光部が縦方向に並べられた数分)読み出すので、オートフォーカス(以後、AFという)でのピント調整は水平方向(横方向)のコントラストを検出することにより行なわれている。そのため、垂直方向のみコントラストがある被写体に対してはAFでのピント調整が難しいという問題がある。これに対して、電荷転送路の向きが互いに異なる2つのCCD素子を用いた本発明の構成によるデジタルカメラでは、一方のCCD素子で垂直方向のコントラストを検出し、他方のCCD素子で水平方向のコントラストを検出することが可能となり垂直方向と水平方向との両方向でコントラストの検出を行なうことができるので、AFでのピント調整をより正確に行なうことができる。
【0051】
また、セピア色や白黒で画像を表す場合の画像データ、あるいはRGB原色カラーフィルタの替わりに補色カラーフィルタを用いて取得した画像データに対しても上記と同様のスミア補正の手法を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による概略構成を示す概念図
【図2】2つのCCD素子の構成を示す図
【図3】2つのCCD素子で取得されたそれぞれの画像データが表す画像を示す図
【図4】デジタルカメラによる撮影開始から撮影終了までのフローチャートを示す図
【図5】スミアの存在を判定するフローチャートを示す図
【図6】2つのCCD素子から取得されたそれぞれの画像データの画素位置の対応を示す図
【図7】スミアを補正するフローチャートを示す図
【図8】画像データ中に存在するスミアを除去する様子を示す図
【符号の説明】
1 被写体
5 光学像
10 CCD素子
11 縦方向電荷転送路
12 横方向電荷転送路
20 CCD素子
21 横方向電荷転送路
22 縦方向電荷転送路
30 光学系
40 撮像系
50 スミア補正部
100 デジタルカメラ
Claims (2)
- 縦方向に並設された縦方向電荷転送路および前記縦方向電荷転送路を通して転送された電荷を横方向に転送する横方向電荷転送路を有するカラー画像撮像用のCCD素子と、横方向に並設された横方向電荷転送路および前記横方向電荷転送路を通して転送された電荷を縦方向に転送する縦方向電荷転送路を有するカラー画像撮像用のCCD素子と、被写体からの光束を分岐して前記2つのCCD素子それぞれに該被写体を表す同一の光学像を結像させる光学系とを備えた撮像系と、前記2つのCCD素子から取得された各画像について互に対応する画素の表す色が一致しない画素位置が縦方向あるいは横方向に続いている領域をそれぞれ定め、各画像中に定められた互に対応する2つの領域のうち色の変化が小さい一方の画像中の領域を他方の画像を表す画像データを用いて補正して前記一方の画像に発生したスミアを除去するスミア補正手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
- 前記スミア補正手段が、前記一方の画像中の前記色の変化が小さい領域を表す画像データを、前記2つの領域のうち色の変化が大きい他方の画像中の領域を表す画像データで置き換えることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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