JP4096852B2 - 通信制御装置及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ホスト装置と複数の情報処理装置が通信回線を介して接続された通信システムの通信制御装置及び情報処理装置に関する。
従来のネットワーク型の分散計測制御システムにおいて、各装置のタイミング及び時刻同期が必要な場合に、例えば、装置毎にGPS受信器を内蔵させ、あるいは電波時計を内蔵させて同期が取られていた。
しかしながら、上記の方法は装置毎にGPS受信器、あるいは電波時計を内蔵する必要があるので大規模なシステムではコストが高くなるという問題点があった。
そこで、分散計測制御システムのホスト装置にだけGPS受信器などの同期手段を設け、同期信号線を利用してホスト装置から各分散計測制御装置に同期パルスを分配することが考えられている。
同一ユニット内の比較的近接した複数の計測制御ボード間の同期パルスの伝送であれば、TTLレベルで信号を伝送することが可能である。また、距離が離れている場合には、RS422やRS485による信号の伝送、あるいは光インタフェースにより同期パルスを分配することができる。
また、同期信号線を用いずに通信ネットワークの通信データフレームから信号同期を行う方法として、例えば、電力の保護制御分野においてPCMキャリアリレーや、電力の構内LANを用いた保護制御装置のサンプリング同期がある。これらは専用のフレーム長を制御してフレームの同期パターンを定周期で検出するものであり、専用の通信装置と同期回路が必要となり、システムの規模が大きくなり複雑化する。
また、特許文献1には、時刻分配器が、GPSからの時刻情報を受信し、時刻同期信号を生成し、その時刻同期信号を複数の端末装置に分配送信することが記載されている。また、特許文献2にも、GPSを利用した時刻同期装置について記載されている。
異なる通信速度・通信方式が混在する通信システムに関する技術として、特許文献3には、通信速度及び通信プロトコルの異なる被制御装置が混在する通信システムにおいて、リンク確立手段により確立した複数のリンク中で最高速度のリンクを選択して被制御装置との通信を行うことが記載されている。この他に、複数の通信プロトコルで通信を行う通信システムの先行技術文献として、特許文献4〜6が知られている。
特開2001−221874号公報(図1及び段落0019) 特開2001−324584号公報 特開平4−144340号公報 特開平8−293895号公報 特開平9−331368号公報 特開平10−79771号公報
分散された複数の計測制御装置が設置されたシステムにおいて、計測制御装置間のタイミング制御並びに時刻同期を取るために、各装置がそれぞれ同期手段を有したり、専用の同期信号線を敷設したりすることは、システムのコストを上昇させ、システムの仕様も専用かつ複雑になるという問題点があった。
また、複数の通信速度及び通信方式が混在するシステムにおいて、通信回線上に特定の通信速度、あるいは通信方式のデータが送出されると、その通信速度、あるいは通信方式に対応しない装置ではそのデータを正しく受信できないことから、不要なエラー検出が行われるという問題点があった。
さらに、複数の通信速度及び通信方式が混在するシステムにおいて、ホストがデータを送信するためには送信先の装置の通信速度または通信方式に合わせたデータ送信する必要があり、ホスト側から一斉同報データを送信することができないという問題点があった。
本発明の課題は、通信設定の異なる情報処理装置が混在する通信システムにおいて、通信設定の異なる不要なデータを情報処理装置の内部に取り込まないようにすることである。
本発明の通信制御装置は、ホスト装置と、通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方が異なる複数の情報処理装置が混在する通信システムにおいて、前記情報処理装置と通信回線との間に接続される通信制御装置であって、自装置に接続されている情報処理装置のアドレスおよび通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方を含む通信設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段と、ホスト装置から通信回線を介して送信されるデータのアドレスおよび通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方を含む通信設定が、前記通信設定情報記憶手段に記憶されている通信設定情報に適合するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記受信したデータの通信設定が、前記通信設定情報に適合しないと判定されたときには、受信したデータを前記情報処理装置に出力しないようにマスクし、受信したデータが、前記通信設定情報に適合すると判定されたときには、受信したデータを前記情報処理装置に出力するデータ出力手段とを備える。
この発明によれば、自装置に接続されている情報処理装置の通信設定と異なる通信設定のデータを受信した場合には、そのデータを情報処理装置に出力しないようにできるので、情報処理装置が不要なデータを受信してエラーが発生するのを防止できる。
上記の発明において、前記判定手段が、受信したデータが一斉同報データか否かを判定する手段を有し、前記データ出力手段が、前記判定手段により、受信したデータが一斉同報データと判定されたときには、該一斉同報データを前記情報処理装置の通信設定情報に適合するデータに変換して出力するようにしても良い。
このように構成することで、各情報処理装置は、自己の通信設定とは異なる一斉同報データを同時に受信することができるので、ホスト装置が、一斉同報データにより通信設定の異なる複数の情報処理装置を同期させることができる。また、ホスト装置は、同報送信を行う場合に、個々の情報処理装置の通信設定に合わせて通信設定を変更してデータを送信する必要がなくなる。
上記の発明において、前記データ出力手段は、前記判定手段により、受信したデータの宛先が、自装置に接続されている情報処理装置で、かつ受信したデータが前記通信設定情報に適合しないと判定された場合に、受信したデータを前記通信設定情報に適合するデータに変換して出力するようにしても良い。
このように構成することで、自装置に接続されている情報処理装置を宛先とした、通信設定の異なるデータを受信した場合でも、情報処理装置がデータを受信することができる。これにより、通信速度、通信プロトコルなどの通信設定を変更できない情報処理装置であっても、異なる通信速度、通信プロトコルのデータを受信することが可能となる。
上記の発明において、前記判定手段は、受信したデータを所定時間遅延させるシフトレジスタを有し、前記シフトレジスタにおいてシリアル/パラレル変換されたパラレルデータと、前記通信設定情報記憶手段の通信設定情報を照合して、受信したデータの通信速度またはデータフォーマットが、前記通信設定情報の示す通信速度または通信プロトコルと一致するか否かを判定し、前記データ出力手段は、前記判定手段により通信速度または通信プロトコルが一致しないと判定されたときには、前記シフトレジスタに保持されたデータを前記情報処理装置に出力しないようにクリアしても良い。
このように構成することで、接続されている情報処理装置の通信設定とは異なる通信設定のデータを受信した場合には、そのデータをクリアして情報処理装置に出力しないようにできる。
上記の発明において、前記データ出力手段は、前記判定手段により前記シフトレジスタから出力されるパラレルデータが一斉同報データであると判定された場合に、前記シフトレジスタに保持された一斉同報データを前記情報処理装置の通信設定に適合するデータに変換して出力しても良い。
このように構成することでシフトレジスタに保持されている一斉同報データを、接続されている情報処理装置の通信設定に適合するデータに変換して出力することができる。
上記の発明において、GPS受信器を有するホスト装置からGPS信号に基づいて生成される基準同期信号を含むデータを受信し、受信したデータが特定値が1フレーム以上連続するか否かにより同期基準信号か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、受信したデータが同期基準信号と判定された場合に、該同期基準信号を通信データから分離する分離手段とを備えるようにしても良い。
このように構成することで、GPS受信器を有しない各情報処理装置が、ホスト装置から送信される同期基準信号を受信して同期を取ることができる。
本発明の情報処理装置は、GPS受信器を有するホスト装置と、通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方が異なる複数の情報処理装置が混在するシステムに用いられる情報処理装置であって、自装置のアドレスおよび通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方を含む通信設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段と、受信したデータが、前記ホスト装置においてGPS信号に基づいて生成される同期基準信号か否かを判定すると共に、受信したデータのアドレスおよび通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方を含む通信設定が、前記通信設定情報記憶手段に記憶されている通信設定情報に適合するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、受信したデータが同期基準信号であると判定された場合に、該同期基準信号を通信データから分離する分離手段と、前記判定手段により、前記受信したデータの通信設定が、前記通信設定情報に適合しないと判定されたときには、受信したデータを内部に取り込まないようにマスクし、受信したデータが前記通信設定情報に適合すると判定されたときには、受信したデータを内部に取り込むデータ受信制御手段を備える。
この発明によれば、自装置の通信設定と異なる通信設定のデータを受信した場合には、そのデータを内部に取り込まないようにできるので、情報処理装置が不要なデータを取り込んでエラーが発生するのを防止できる。また、GPS受信器を有しない各情報処理装置が、GPS受信器を有するホスト装置から送信される同期基準信号を受信し、その同期基準信号により同期を取ることができる。
本発明によれば、情報処理装置の通信設定とは異なる通信設定のデータを受信し、受信エラー等が発生するのを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の通信システムの構成を示す図である。
この通信システムは、ホスト装置11と複数の分散計測制御装置(情報処理装置)12a〜12nからなり、それらが通信回線13を介して接続されている。
ホスト装置11には、GPSアンテナ14とGPS受信器15が接続されている。GPS受信器15は、GPSの同期時刻情報とGPS同期1秒信号をホスト装置11に出力する。
GPSパルス生成部16は、GPS受信器15から出力されるGPS1秒信号に同期し、ローレベル(特定値)が1フレーム以上連続するGPS同期基準パルス(同期基準信号)を生成して基準パルス切換スイッチ17に出力する。基準パルス切換スイッチ17の他方の入力端子には、内部パルス生成部18で生成される内部同期基準パルスが入力する。基準パルス切換スイッチ17は、GPSタイミング監視部19によりスイッチの接続が切り換えられる。
例えば、GPSタイミング監視部19がGPS同期1秒信号を検出した場合には、スイッチの接続がGPSパルス生成部16側に切り換えられ、GPSパルス生成部16で生成されるGPS同期基準パルスが、パルス/データ送信切換スイッチ20に出力される。GPSタイミング監視部19において、GPS同期1秒信号が検出されない場合には、スイッチの接続が内部パルス生成部18側に切り換えられ、内部パルス生成部18で生成される内部同期基準パルスがパルス/データ送信切換スイッチ20へ出力される。
パルス/データ送信切換スイッチ20の他の入力端子には、データ送信制御部21から出力される送信データが入力し、パルス/データ送信切換スイッチ20のスイッチの切り替えは、データ送信制御部21により行われる。
パルス/データ受信分離回路22は、通信回線13を介して受信するデータからGPS同期基準パルスとデータフレーム(通信データ)を検出、分離し、ホスト同期パルスをデータ処理部23に出力する。
データ受信制御部24は、パルス/データ受信分離部22で分離されたデータフレームをデータ処理部23に出力する。
分散計測制御装置12aは、計測データの処理を行う計測処理部31と,受信データの制御を行うデータ受信制御部32,送信データの制御を行うデータ送信制御部33と、受信データから同期基準パルス(同期基準信号)とデータフレームを検出、分離するパルス/データ受信分離回路34とを有する。
ここで、図1の回路において、ホスト装置11から出力されるGPS同期基準パルスと、ホスト装置11及び分散計測制御装置12a〜12nにおいて分離される同期パルスについて、図2を参照して説明する。
GPS同期1秒信号の立ち上がりに同期したタイミングで、GPSパルス生成部16からGPS同期基準パルスが出力される(図2(a)及び(b))。
ホスト装置11から通信回線上にGPS同期基準パルスが出力されると、ホスト装置11と分散計測制御装置12a〜12nのパルス/データ受信分離回路22及び34でそれぞれ、GPS同期基準パルスが検出、分離され、パルス/データ受信分離回路22及び34から同期パルスが出力される(図2,(c),(e))。
GPS同期基準パルスと、パルス/データ受信分離回路22及び34から出力される同期パルスとの間には遅延時間ΔTRXが存在する。これは、パルス/データ受信分離回路22及び34の内部で発生する遅延である。この同期パルスに基づいて同期を取ることにより、ホスト装置11と分散計測制御装置12a〜12nの時計、あるいは処理タイミングを同期させることができる。
その後、同じ通信回線上にホスト装置11から一斉同報フレームが送信され、さらに宛先局番(各分散計測制御装置に付与される局番)と送信データを付加したポーリングフレームが送信される。そのポーリングフレームに対して該当する局番の分散計測制御装置12a〜12nが応答送信データフレームを送信する(図2,(d))。
図3は、データフレームが調歩同期通信方式のフレームで構成されている場合のGPS同期基準パルスと、通信データフレームの信号波形を示す図である。
調歩同期通信フレームの1バイトデータにはスタートビットとストップビットが付加されるので、スタートビットとストップビットをそれぞれ1ビット、パリティビットは無いものとすると、ローレベルの信号が8ビット連続するフレームでも、必ずハイレベルの信号パターンが付加される。フレーム長をToctとすると、同期基準パルスのローレベル(特定値)の期間ΔTpulseがToct以上続くようにすれば(ΔTpulse≧Toct)、必ずGPS同期基準パルスとデータフレームを区別することができる。
従って、GPSパルス生成部16及び内部パルス生成部18は、ローレベルの期間がΔTpulse≧Toctの条件を満足するようなGPS同期基準パルス及び内部基準同期パルスを生成するようにしている。
図4は、分散計測制御装置12a〜12nのパルス/データ受信分離回路(判定手段及び分離手段)34の構成を示す図である。なお、ホスト装置11のパルス/データ受信分離回路22も同様な回路構成を有する。
通信回線13から受信される受信データ(通信データとGPS同期基準パルス)は、反転回路41とローレベルの連続信号をカウントするΔTpulse計測カウンタ42に入力する。
ΔTpulse計測カウンタ42は、ローレベルの信号の連続時間をカウントし、カウント結果ΔTpulseを判定回路43に出力する。判定回路43は、ΔTpulse計測カウンタ42のカウント結果ΔTpulseが1バイトのデータのフレーム長Toct以上か否か、つまりΔTpulse≧Toctか否かを判定し、ΔTpulse≧Toctであった場合には、パルス生成回路44に、例えばハイレベルの判定信号を出力する。
パルス生成回路44は、判定回路43から判定信号が出力されたとき、所定幅のローレベルの同期パルスを、Toctデータ遅延シフトレジスタ回路45のクリア端子と計測処理部31(図1)に出力する。
Toctデータ遅延シフトレジスタ回路45は、入力データをToct時間遅延させるための回路である。これは、受信データとしてGPS同期基準パルスが入力した場合に、そのGPS同期基準パルスがそのままデータ受信制御部32(図1)に出力されると、装置によっては誤ったデータと判定されてしまう可能性があるので、受信したデータがGPS同期基準パルスか、それともデータフレームかの判定が終了するまで、受信データがデータ受信制御部32へ出力されないようにするためである。
受信データがGPS同期基準パルスではないと判定された場合には、Toctデータ遅延シフトレジスタ回路45で一定時間遅延されたデータは、反転回路46で反転されてデータ受信制御部32へ出力される。
他方、受信データがGPS同期基準パルスと判定された場合には、Toctデータ遅延シフトレジスタ回路45に保持されたデータはクリアされてデータ受信制御部32には出力されない。
すなわち、判定回路43においてΔTpulse≧Toctと判定されると、Toctデータ遅延シフトレジスタ回路45がクリアされ、Toctデータ遅延シフトレジスタ回路45からはローレベルの信号が出力される。そして、その信号を反転したハイレベルが連続する信号がデータ受信制御部32に出力される。これにより、GPS同期基準信号を受信した場合には、そのGPS同期基準信号がマスクされるので、データ受信制御部32に通信データ以外のデータが入力して通信エラーが検出されるのを防止できる。
上述した第1の実施の形態によれば、ホスト装置11が、1フレーム期間以上(≧Toct)ローレベルが連続するGPS同期基準信号を通信回線に送出し、分散計測制御装置12a〜12n側でそのGPS同期信号を検出、分離することにより、ホスト装置11と分散計測制御装置12a〜12nの時計及び処理タイミングを同期させることができる。また、GPS同期基準信号と通信データを分離し、GPS同期信号をデータとして取り込まないようにできるので、GPS同期基準信号により分散計測制御装置12a〜12n側に受信エラーが発生するのを防止できる。さらに、GPSアンテナが設置できない場所にある分散計測制御装置12a〜12nの時計、あるいは処理タイミングをホスト装置11と同期させることができる。
次に、図5は、GPS同期基準信号の作成及びGPS同期基準信号の分離機能を有するGPS同期分配アダプタ51のブロック図である。
図5のGPS同期分配アダプタ51の基本的構成は、図1のホスト装置11と類似しており、異なる点はデータ処理部23が無いことである。
GPS同期分配アダプタ51のGPSパルス生成部16は、GPS受信器15から出力されるGPS同期1秒信号の立ち上がりに同期するGPS同期基準パルスを生成し、生成したGPS同期基準パルスを基準パルス切換スイッチ17に出力する。
GPS同期分配アダプタ51のデータ送信制御部21は、GPS受信器15から出力される調歩同期データからなるGPS同期時刻情報をパルス/データ送信切換スイッチ20に出力する。
RS485ドライバ52は、多点間伝送が可能なRS485の通信規格に基づいてデータの送受信を行う回路であり、GPSパルス生成部16、内部パルス生成部18、あるいはデータ送信制御部21から出力される同期基準パルスまたは通信データを、マルチドロップ通信回線であるRS485通信回線に送出すると共に、RS485通信回線から受信したデータをパルス/データ受信分離回路22に出力する。
RS232Cドライバ53は、RS232Cの通信規格に基づいてデータの送受信を行う回路であり、パルス/データ受信分離回路22で分離された通信データを、RS232C回線を介して接続されている同期受信装置(分散計測制御装置12a〜12n、情報処理装置など)54に出力する。
電源部55は、内部制御電源及びGPSパルス受信器15に電源電圧を供給する回路である。電源表示部56は、GPS同期分配アダプタ51の電源の状態を表示し、GPS同期表示部57は、GPSタイミング監視部19がGPS同期1秒信号を検出したか否かを表示し、通信状態表示部58は、RS485ドライバ52がデータの送受信を行っているか否かを表示する。
次に、図6は、上記のGPS同期分配アダプタ51を用いた通信システムの一例を示す図である。
図6に示すようにGPS受信器15には、上述したGPS同期分配アダプタ51が接続されており、GPS同期分配アダプタ51からGPS同期1秒信号の立ち上がりに同期したGPS同期基準信号がRS485通信回線62に出力される。
情報処理装置61a、61b、61c・・・は、それぞれGPS同期分配アダプタ51と同様の機能を有するGPS同期分配アダプタ63a、63b、63c・・・を介してRS485通信回線62と接続されている。GPS同期分配アダプタ63a、63b、63c・・・は、GPS同期分配アダプタ51から出力されるGPS同期基準信号を検出、分離する機能を有し、分離した同期パルスを情報処理装置61a、61b・・・に出力して、情報処理装置61a、61b、61c・・・内部の時計及び処理タイミングを同期させることができる。
なお、情報処理装置61a、61b、61c・・・に接続されるGPS同期分配アダプタ63a、63b・・・は、必ずしもGPS同期基準パルスの生成機能を有する必要はなく、RS485通信回線62上を送信されるGPS同期基準パルスと通信データを分離する機能を有すれば良い。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、異なる通信設定(通信速度、通信プロトコルなど)の複数の分散計測制御装置12a〜12nが混在する通信システムにおいて、自装置の通信設定と異なる通信設定の受信データがデータ受信制御部32(図1参照)に出力されないようにしたものである。
図7は、通信設定(通信速度、通信プロトコルなど)が異なる分散計測制御装置12a〜12nが混在する通信システムの一例を示している。
分散計測制御装置12aは、通信設定「A」が設定され、分散計測制御装置12bは、通信設定「B」が設定され、分散計測制御装置12nは、通信設定「C」が設定されている。ホスト装置11は、通信設定「A」、「B」、「C」を切り換えてデータを送受信する機能を有する。
ホスト装置11は、通信設定の異なる分散計測制御装置12a〜12nからデータを受信するために、該当する分散計測制御装置12a〜12nの通信設定と同じ通信設定のポーリングフレームを送信し、各分散計測制御装置12a〜12nからデータを受信する。
図8は、このときの通信手順を示す図である。例えば、通信設定Aの分散計測制御装置12aからデータを受信したい場合には、ホスト装置11は、通信設定をAに切り換え、その通信設定Aに基づいてポーリングフレームを作成し通信回線に送出する。通信設定Aの分散計測制御装置12aは、受信したポーリングフレームの宛先が自装置の局番と一致したなら応答フレームを送信する。
また、分散計測制御装置12bからデータを受信したい場合には、ホスト装置11は、通信設定をBに切り換え、その通信設定Bに基づいてポーリングフレームを作成し通信回線に送信する。通信設定Bの分散計測制御装置12bも同様に、ポーリングフレームの宛先が自装置の局番と一致するか否かを調べ、局番が一致したなら応答フレームを送信する。
図9は、自装置の通信設定(通信速度、通信プロトコルなど)と異なる通信設定で作成された通信データをマスクするマスク回路70のブロック図である。このマスク回路70は、図7の分散計測制御装置12a〜12nに設けられている。
受信データは、反転回路71で反転された後、1フレームのフレーム長であるToctの間シリアルデータを遅延させるToctデータ遅延シフトレジスタ回路72に入力する。Toctデータ遅延シフトレジスタ回路72でToctの間遅延されたシリアルデータは、反転回路73で反転されてアンドゲート74に出力される。また、Toctデータ遅延シフトレジスタ回路72は、シリアルデータをToctの間遅延させてパラレルデータに変換してフレームデータ照合判定回路75に出力する。
フレームデータ照合判定回路(判定手段)75は、自装置の通信設定情報を記憶する通信設定情報記憶部(通信設定情報記憶手段)76に記憶されている通信設定情報と、Toctデータ遅延シフトレジスタ回路72から出力されるパラレルデータのスタートビット幅、データビット長、ストップビット位置、パリティ設定等を照合し、受信したフレームデータの通信速度及びデータフォーマットが、自装置の通信設定と一致(適合)するか否かを判定する。
フレームデータ照合判定回路75は、受信したフレームデータの通信設定が、自装置の通信設定と一致する場合には、一致信号をパルス生成回路77に出力する。パルス発生回路77は、一致信号が入力したなら、ΔToutの間ローレベルの信号をDフリップフロップ78のクリア端子CLRに出力する。
また、フレームデータ照合判定回路75は、受信したフレームデータの通信設定と、自装置の通信設定が一致しない場合には、不一致信号をパルス発生回路79に出力する。パルス発生回路79は、不一致信号が入力したなら、ΔToutの間ローレベルとなる信号をDフリップフロップ78のクロック端子CLKと、Toctデータ遅延シフトレジスタ回路72のクリア端子に供給する。
上記のパルス発生回路77,Dフリップフロップ78,パルス発生回路79及びアンドゲート74は、データ受信制御手段に対応する。
すなわち、受信したフレームデータの通信速度及びデータフォーマットが、自装置の通信設定と一致する場合には、Dフリップフロップ78がクリアされ、Qバー(Qの反転出力)がハイレベルとなる。その結果、アンドゲート74の一方の入力端子がハイレベルとなり、他方の入力端子に入力するシリアルデータが、分散計測制御装置12i(12a〜12nの1つ)のデータ受信制御部32(図1)に出力される。また、受信したフレームデータの通信速度及びデータフォーマットが、自装置の通信設定と一致しない場合には、Dフリップフロップ78のクロック端子に一定幅のローレベルの信号が供給されることから、クロック信号の立ち上がりに同期してQバー(Qの反転出力)がローレベルとなる。その結果、アンドゲート74の一方の入力端子がローレベルとなり、受信データがアンドゲート74から出力されなくなる。これにより、通信設定の異なるデータは、データ受信制御部32に出力されない。この受信データの入力を阻止する状態は、次ぎに自装置の通信設定と同じフレームデータを受信するまで維持される。
上述した第2の実施の形態によれば、通信設定の異なるデータを受信した場合、そのデータは分散計測制御装置12a〜12nの内部に取り込まれないので、通信設定の異なるデータを受信してエラーが発生するのを防止できる。
次に、図10は、本発明の第3の実施の形態の通信変換アダプタ(通信制御装置)81の回路ブロック図である。
この第3の実施の形態は、通信設定の異なる情報処理装置(分散計測制御装置を含む)が混在する通信システムにおいて、通信回線と情報処理装置との間に接続される通信変換アダプタ81が、ホスト装置11から送信される通信設定の異なる一斉同報フレームを受信し、受信した一斉同報フレームを、自装置に接続されている情報処理装置の通信設定に適合するデータに変換して出力する機能を有するものである。
図10において、通信変換アダプタ81は、RS485の通信プロトコルに基づきデータの送受信を行うRS485ドライバ82と、情報処理装置のインタフェース用のRS232Cドライバ83と、受信したフレームデータを、自装置に接続されている情報処理装置の通信設定に適合するフレームデータに変換する受信変換回路(判定手段及びデータ出力手段)84と、送信データを通信回線の通信設定に適合するフレームデータに変換する送信変換回路85と、通信回線の通信設定情報と局番情報を記憶する回線通信設定及び局番情報記憶部86と、接続されている情報処理装置の通信設定情報を記憶する装置通信設定情報記憶部87と、電源部88とからなる。また、電源表示部101は、通信変換アダプタ81の電源がオンされているか否かを表示し、装置通信表示部102は、RS232Cドライバ83からデータを受信中か否かを表示し、フレーム受信表示部103は、通信回線からフレームデータを受信中か否かを表示する。
受信変換回路84は、フレームデータ照合判定及び受信マスク回路89と、S/P変換回路90と、FIFOメモリ91と、P/S変換回路92と、フレーム生成部93とで構成されている。
フレームデータ照合判定及び受信マスク回路89は、受信したフレームデータと、回線通信設定及び局番号情報記憶部86に記憶されている通信回線の通信設定情報を照合し、自装置番号と宛先が一致するフレーム、あるいは全ての装置を対象とする一斉同報フレームを受信し、それ以外のフレームを内部に取り込まないようにマスクする。
フレームデータ照合判定及び受信マスク回路89で受信されたフレームデータは、S/P変換回路90でシリアルデータからパラレルデータに変換され、FIFO(First In First Out)メモリ91に格納される。ここで、受信データをシリアル/パラレル変換してFIFOメモリ91に格納しているのは、通信変換アダプタ81内で通信速度を変換する場合に、通信回線から受信するデータの取りこぼしをなくすためである。
FIFOメモリ91に格納されたパラレルデータは、P/S変換回路92によりパラレル/シリアル変換される。そして、フレーム生成部93において、装置通信設定情報記憶部87に記憶されている情報処理装置の通信設定情報に適合するように通信速度、通信プロトコルの変換を行い、設定された通信プロトコルに適合するフレームデータを作成してRS232Cドライバ83に出力する。
送信変換回路85は、フレーム受信部94と、S/P変換回路95と、FIFOメモリ96と、P/S変換回路97と、フレーム生成部98とで構成される。
フレーム受信部94は、装置通信設定情報記憶部87に記憶されている装置の通信設定情報(通信変換アダプタ81が接続されている情報処理装置の通信設定情報)に基づいて、RS232ドライバ83から出力されるデータを所定の通信プロトコルのフレームデータとして出力する。
フレーム受信部94から出力されるシリアルデータは、S/P変換回路95においてパラレルデータに変換されFIFOメモリ96に格納される。FIFOメモリ96に格納されたパラレルデータは、格納順に読み出され、P/S変換回路97においてシリアルデータに変換される。そして、フレーム生成部98において、回線通信設定及び局番号情報記憶部86に記憶されている通信回線の通信設定情報に基づいて、設定されている通信速度、通信プロトコルに適合するフレームデータに変換されてRS485ドライバ82に出力される。
すなわち、通信変換アダプタ81の受信変換回路84は、フレームデータの宛先が自装置に接続されている情報処理装置の局番と一致する場合でも、受信したデータの通信設定が、自装置に接続されている情報処理装置の通信設定情報に適合(一致)しない場合には、そのデータを情報処理装置に出力しない。これにより、情報処理装置には、自己の通信設定と異なる不要なデータが入力しないので、誤ったデータ、あるいは不要なデータが受信されて受信エラーが発生するのを防止できる。
また、通信変換アダプタ81の受信変換回路84は、ホスト装置11から一斉同報フレームを受信した場合には、そのフレームデータの通信設定が、接続されている情報処理装置の通信設定と異なっている場合でも、その一斉同報フレームを受信し、受信した一斉同報フレームを、接続されている情報処理装置の通信設定に適合するフレームデータに変換する。これにより、ホスト装置11から送信される一斉同報フレームを、通信設定が異なる複数の情報処理装置が同じタイミングで受信することができるので、ホスト装置11と、通信設定の異なる複数の情報処理装置の同期を同時に取ることが可能となる。
図11は、通信設定の異なる分散計測制御装置12a、12c及び情報処理装置61が、通信変換アダプタ81a〜81cを介してマルチドロップ通信回線のRS485通信回線62に接続されている通信システムの一例を示している。
図11において、分散計測制御装置12aの通信設定は「A」、情報処理装置61bの通信設定は「B」、分散計測制御装置12cの通信設定は「C」、ホスト装置11の通信設定は「A」である。
分散計測制御装置12aは、通信変換アダプタ81aを介してRS485通信回線62に接続され、情報処理装置61bは、通信変換アダプタ81bを介して通信回線62に接続され、分散計測制御装置12cは、通信変換アダプタ81cを介して通信回線62に接続されている。
従って、各通信変換アダプタ81a〜81cにより、接続されている装置の通信設定と同じ通信設定のデータは、通信変換アダプタ81a〜81cを透過し、通信設定が異なるデータは、通信変換アダプタ81a〜81cで阻止されるので、自装置の通信設定と異なるデータを受信してエラーが発生するのを防止できる。
ホスト装置11から送信されたフレームが一斉同報フレームの場合には、通信変換アダプタ81a〜81cにより、それぞれの装置の通信設定に適合するフレームデータに変換されて分散計測制御装置12a、12cと情報処理装置61bに出力される。これにより、ホスト装置11が一斉同報フレームを送出して各装置の同期を取ることができる。
図12は、通信設定が異なる複数の分散計測制御装置12a〜12n(図12には、3台の装置を示してある)が混在するシステムにおける通信手順の説明図である。
分散計測制御装置(No.1)12aの通信設定は「A」、分散計測制御装置12b(NO.2)の通信設定は「B」、分散計測制御装置12cの通信設定は「C」である。
上記の通信システムにおいて、ホスト装置11から通信設定Aで特定の局を宛先とするデータが送信された場合には、通信変換アダプタ81a〜81nが、それぞれ接続されている分散計測制御装置12a〜12nの通信設定情報と照合する。例えば、分散計測制御装置12nの通信設定が「A」であるとすると、その装置に接続されている通信変換アダプタ81nが、受信したデータを接続されている分散計測制御装置12nに出力する。このとき、通信設定が「A」以外の通信変換アダプタ81a〜81(n−1)は、受信したデータを、自装置に接続されている分散計測制御装置に出力しないので、分散計測制御装置12a〜12n-1が不要なデータを受信してエラーが発生するのを防止できる。
また、ホスト装置11から、通信設定Aで一斉同報フレームが送信された場合には、通信変換アダプタ81a〜81nが、フレームデータの宛先から一斉同報フレームであると認識する。そして、各通信変換アダプタ81a〜81nが、受信した一斉同報フレームデータを、接続されている分散計測制御装置12a〜12nの通信設定に対応する通信速度、通信プロトコルに変換して出力する。これにより、各分散計測制御装置12a〜12nは、自己の通信設定に適合したデータを受信することができる。
このように通信設定の異なる複数の装置が混在する通信システムにおいて、通信変換アダプタ81a〜81nを用いることで各装置が一斉同報フレームを同時に受信することができるので、ホスト装置11から一斉同報フレームを送信して各装置の同期を取ることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、以下のように構成してもよい。
本発明は、実施の形態に述べたRS232C、RS485回線に限らず、他の通信規格の回線にも適用できる。
通信システムを構成する装置は、分散計測制御装置12a〜12nに限らず、情報処理装置、端末装置等の同様な装置でも良い。
実施の形態の通信システムの構成を示す図である。 GPS同期基準パルス及び同期パルスのタイミングを示す図である。 同期基準パルスの説明図である。 パルス/データ受信分離回路の構成を示す図である。 GPS同期分配アダプタのブロック図である。 GPS同期分配アダプタを用いた通信システムの一例を示す図である。 通信設定が異なる装置が混在する通信システムの一例を示す図である。 通信システムの通信手順を示す図である。 分散計測制御装置のマスク回路のブロック図である。 通信変換アダプタのブロック図である。 通信変換アダプタを用いた通信システムの一例を示す図である。 一斉同報フレームを受信する場合の通信手順の説明図である。
符号の説明
11 ホスト装置
12a〜12n 分散計測制御装置
14 GPSアンテナ
15 GPS受信器
16 GPSパルス生成部
19 GPSタイミング監視部
22、34 パルス/データ受信分離回路
42 ΔTpulse計測カウンタ
43 判定回路
45 Toctデータ遅延シフトレジスタ回路
51 GPS同期分配アダプタ
61a〜61c 情報処理装置
63a〜63c GPS同期分配アダプタ
70 マスク回路
81 通信変換アダプタ

Claims (8)

  1. ホスト装置と、通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方が異なる複数の情報処理装置が混在する通信システムにおいて、前記情報処理装置と通信回線との間に接続される通信制御装置であって、
    自装置に接続されている情報処理装置のアドレスおよび通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方を含む通信設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段と、
    ホスト装置から通信回線を介して送信されるデータのアドレスおよび通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方を含む通信設定が、前記通信設定情報記憶手段に記憶されている通信設定情報に適合するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、受信したデータの通信設定が、前記通信設定情報に適合しないと判定されたときには、受信したデータを前記情報処理装置に出力しないようにマスクし、受信したデータが、前記通信設定情報に適合すると判定されたときには、受信したデータを前記情報処理装置に出力するデータ出力手段とを備える通信制御装置。
  2. 前記判定手段は、受信したデータが一斉同報データか否かを判定する手段を有し、
    前記データ出力手段は、前記判定手段により、受信したデータが一斉同報データと判定されたときには、該一斉同報データを、自装置に接続されている情報処理装置の通信設定情報に適合するデータに変換して出力する請求項1記載の通信制御装置。
  3. 前記データ出力手段は、前記判定手段により、受信したデータの宛先が、自装置に接続されている情報処理装置で、かつ受信したデータが前記通信設定情報記憶手段に記憶されている通信設定情報に適合しないと判定された場合に、受信したデータを前記通信設定に適合するデータに変換して出力することを特徴とする請求項1または2記載の通信制御装置。
  4. 前記判定手段は、受信したデータを所定時間遅延させるシフトレジスタを有し、前記シフトレジスタにおいてシリアル/パラレル変換されたパラレルデータと、前記通信設定情報記憶手段の通信設定情報を照合して、受信したデータの通信速度またはデータフォーマットが、前記通信設定情報の示す通信速度または通信プロトコルと一致するか否かを判定し、
    前記データ出力手段は、前記判定手段により通信速度または通信プロトコルが一致しないと判定されたときには、前記シフトレジスタに保持されたデータを前記情報処理装置に出力しないようにクリアする請求項1または2記載の通信制御装置。
  5. 前記データ出力手段は、前記判定手段により前記シフトレジスタから出力されるパラレルデータが一斉同報データであると判定された場合に、前記シフトレジスタに保持された一斉同報データを前記情報処理装置の通信速度または通信プロトコルに適合するデータに変換して出力する請求項4記載の通信制御装置。
  6. 前記判定手段は、GPS受信器を有するホスト装置からGPS信号に基づいて生成される基準同期信号を含むデータを受信し、受信したデータが特定値が1フレーム以上連続するか否かにより同期基準信号か否かを判定し、
    前記判定手段により、受信したデータが同期基準信号であると判定された場合に、該同期基準信号を通信データから分離する分離手段とを備える請求項1または2記載の通信制御装置。
  7. GPS受信器を有するホスト装置と、通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方が異なる複数の情報処理装置が混在するシステムに用いられる情報処理装置であって、
    自装置のアドレスおよび通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方を含む通信設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段と、
    受信したデータが、前記ホスト装置においてGPS信号に基づいて生成される同期基準信号か否かを判定すると共に、受信したデータのアドレスおよび通信速度または通信プロトコルのいずれか一方または両方を含む通信設定が、前記通信設定情報記憶手段に記憶されている通信設定情報に適合するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、受信したデータが同期基準信号であると判定された場合に、該同期基準信号を通信データから分離する分離手段と、
    前記判定手段により、前記受信したデータの通信設定が、前記通信設定情報に適合しないと判定されたときには、受信したデータを内部に取り込まないようにマスクし、受信したデータが前記通信設定情報に適合すると判定されたときには、受信したデータを内部に取り込むデータ受信制御手段を備える情報処理装置。
  8. 前記判定手段は、受信したデータを一定期間遅延させるシフトレジスタを有し、該シフトレジスタにおいてシリアル/パラレル変換されたパラレルデータと、前記通信設定情報記憶手段の通信設定情報を照合して、受信したデータの通信速度またはデータフォーマットが、前記通信設定情報の通信速度または通信プロトコルに適合するか否かを判定し、
    前記データ受信制御手段が、前記判定手段により、受信したデータの通信速度またはデータフォーマットが、前記通信設定情報の通信速度または通信プロトコルに適合しないと判定されたときには、前記シフトレジスタに保持されているデータをクリアし、前記通信設定情報に適合すると判定されたときには、前記シフトレジスタに保持されているデータを通信データとして内部に取り込む請求項7記載の情報処理装置。
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