JP4096336B2 - ダイヤフラムポンプ - Google Patents

ダイヤフラムポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP4096336B2
JP4096336B2 JP2003288685A JP2003288685A JP4096336B2 JP 4096336 B2 JP4096336 B2 JP 4096336B2 JP 2003288685 A JP2003288685 A JP 2003288685A JP 2003288685 A JP2003288685 A JP 2003288685A JP 4096336 B2 JP4096336 B2 JP 4096336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
diaphragm
center plate
suction
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003288685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005054739A (ja
Inventor
友行 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
Priority to JP2003288685A priority Critical patent/JP4096336B2/ja
Publication of JP2005054739A publication Critical patent/JP2005054739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4096336B2 publication Critical patent/JP4096336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

本発明は、化学薬品、塗料、燃料等の各種流体を移送するための、エア駆動によるダイヤフラムポンプに関する。
図5,図6は、特許文献1(米国特許第6,071,090号)に記載された従来のダイヤフラム式複動形のダイヤフラムポンプを示す(ただし、図5は本発明の実施例1と共通である)。従来のダイヤフラムポンプは、センタープレート110 とその両側のサイドボディ111 及びサイドカバー112 とによって構成された空所が、ダイヤフラム115A,115B によって内側の駆動室137A,137B と外側のポンプ室138A,138B とにそれぞれ区分されている。センタープレート110 の中央孔120 に挿通された連結部材189 によって一方のダイヤフラム115Aと他方のダイヤフラム115Bとが連結され、図5に示す制御装置によって左右の駆動室137A,137B に交互に給排気制御され、吸込口140 と左右のポンプ室138A,138B とがチェック弁194A,194B を介して連通され、左右のポンプ室138A,138B と吐出口141 とがチェック弁193A,193B を介して連通されている。なお、連結部材189 は連結シャフト127 、ボルト130A、130Bにより構成され、連結シャフト127 とボルト130A、130Bにより、第1ダイヤフラム115Aの両側に外側ダイヤフラムシェル129A及び内側ダイヤフラムシェル128Aが挟持されるとともに第2ダイヤフラム115Bの両側に外側ダイヤフラムシェル129B及び内側ダイヤフラムシェル128Bが挟持されている。
サイドボディ111 に形成された嵌合用凹部116 にセンタープレート110 が嵌合され、サイドボディ111 ・センタープレート110 にサイドカバー112 が当接され、サイドカバー112 とサイドボディ111 とによってセンタープレート110 が挟持されている。吸込口140 と左右のポンプ室138A,138B とを連通する吸込側連通路156 及び左右のポンプ室138A,138B と吐出口141 とを連通する吐出側連通路157 が、サイドボディ111 及びサイドカバー112 内に配設され、制御装置がセンタープレート110 内に配設されている。サイドボディ111 、センタープレート110 及びサイドカバー112 の3グループを接続した状態で、サイドカバー112 の外側からサイドカバー112 ・センタープレート110 の挿通孔に六角穴付の長ボルト117 が挿通され、長ボルト117 がサイドボディ111 のねじ孔に螺合されている。また、サイドカバー112 の外側からサイドカバー112 の挿通孔に六角穴付の短ボルト118 が挿通され、短ボルト118 がサイドボディ111 のねじ孔に螺合されている。こうして、サイドボディ111 、センタープレート110 及びサイドカバー112 が連結されている。
従来のダイヤフラムポンプの機能について説明する。吸込口140 を配管によって移送流体の貯槽に連通させ、吐出口141 を配管によって移送先に連通させる。エア供給口162 を空気圧源に連通させ、エア排気口163 を大気に開放し、エア供給口162 にエア(圧縮空気)を供給する。このとき、切換弁164 のスプールは、復帰スプリングにより押圧されて、図5に示す初期位置にある。エアは切換弁164 のポートP・ポートAを通って第1駆動室137Aに供給され、第2駆動室137B内のエアは切換弁164 のポートB・ポートR'、エア排気口163 を通って大気に排気される。第1ダイヤフラム115Aと第2ダイヤフラム115Bとは連結部材189 によって連結されているので、エアの圧力により第1駆動室137Aが膨張し、第2駆動室137Bが収縮する。それに伴い、第1ポンプ室138Aは収縮し、第2ポンプ室138Bは膨張する。従って、第1ポンプ室138A内の移送流体は吐出側第1チェック弁193A、吐出口141 を通って吐出される。貯槽内の移送流体は、吸込口140 、吸入側連通路156 、吸込側第2チェック弁194Bを通って第2ポンプ室138Bに吸い込まれて流入する。
第2駆動室137Bが十分に収縮すると、第1パイロット弁187Aのプッシュロッドが内側ダイヤフラムシェル128Bによって押圧され、第1パイロット弁187Aが切り換えられ、第1パイロット弁187Aの入口と出口とが連通する。エア供給口162 からのエアは、第1パイロット弁187Aの入口・出口、パイロット通路を通って第1パイロット室176Aに流入する。切換弁164 のスプールの右端に作用する力(復帰スプリングの弾発力及びパイロット圧による力)よりも、スプールの左端に作用する力の方が大きい(第1パイロット室176Aの受圧面積は第2パイロット室176Bの受圧面積よりも相当大きい)ので、切換弁164 は切り換えられる。
切換弁164 の切換により、エアはエア供給口162 から切換弁164 のポートP・ポートB、第2エア連通路を通って第2駆動室137Bに供給され、第1駆動室137A内のエアは第1エア連通路、切換弁164 のポートA・ポートR、エア排気口163 を通って大気に排気される。エアの圧力により第2駆動室137Bが膨張し、第1駆動室137Aが収縮する。それに伴い、第1ポンプ室138Aは膨張し、第2ポンプ室138Bは収縮する。従って、第2ポンプ室138B内の移送流体は吐出側第2チェック弁193B、吐出側連通路157 、吐出口141 を通って吐出される。貯槽内の移送流体は、吸込口140 、吸込側連通路156 、吸込側第1チェック弁194Aを通って第1ポンプ室138Aに吸い込まれて流入する。第2駆動室137Bが所定量だけ膨張すると、内側ダイヤフラムシェル128Bが第1パイロット弁187Aのプッシュロッドから離れ、第1パイロット弁187Aが初期位置に切り換えられる。第1パイロット弁187Aの入口と出口とが遮断され、第1パイロット室176Aへのエアの供給は遮断されるが、第1パイロット室176Aに蓄積されたエアによってスプールの位置が維持される。
第1駆動室137Aが十分に収縮すると、第2パイロット弁187Bのプッシュロッドが内側ダイヤフラムシェル128Aによって押圧され、第2パイロット弁187Bが切り換えられ、第2パイロット弁187Bの入口と出口とが連通する。第1パイロット室176A内のエアは、パイロット通路、第2パイロット弁187Bの入口・出口、エア排気口163 を通って大気に排気される。切換弁164 は切り換えられ、初期位置に戻る。
以上のようにして、第1駆動室137A及び第2駆動室137Bに対するエアの給排が交互に行われ、第1ポンプ室138A及び第2ポンプ室138Bにおける移送流体の吸込・吐出が交互に行われる。
従来のダイヤフラムポンプはセンタープレート110 、サイドボディ111 、サイドカバー112 に金属を用いて製造されていた。しかし、ダイヤフラムポンプで腐食性の強い化学薬品等を移送させるため、ダイヤフラムポンプ全体を非金属すなわち合成樹脂で製造したいという要請が多い。従来のダイヤフラムポンプ全体の材料を合成樹脂とする場合に問題となるのは、金属を合成樹脂に変えると強度が不足し、強度を補おうとすると全体が大型化するということである。例えば、センタープレート110 、サイドボディ111 、サイドカバー112 を合成趣旨で製造し、センタープレート110 の両側をサイドボディ111 とサイドカバー112 で挟持させる。すると、サイドボディ111 及びサイドカバー112 内の上下2つのチェック弁を装着する縦方向の連通路部分(吸入側の連通路と吐出側の連通路とが縦軸線上に並び長くなっている。)の側面(縦長の長方形部分)が、センタープレート110 の第1ダイヤフラム115A・第2ダイヤフラム115Bの周縁の一部(例えば90度に及ぶ円弧状部分)を強く押しつけるため、サイドボディ111 及びサイドカバー112 の連通路部分の側面の強度が不足し、液体を密封することができない。また、長ボルト117 、短ボルト118 を合成樹脂製とすると、強度不足のためセンタープレート110 をサイドボディ111 とサイドカバー112 とで強く挟持することができない。
米国特許第6,071,090号
本発明は、ダイヤフラムポンプにおいて、ポンプ全体を非金属(合成樹脂)で製造してもポンプ全体の強度が十分になるようにすることを課題とする。
本発明は、前記課題を達成するために、センタープレート複合体とその両側のサイドカバーによって構成された空所が、ダイヤフラムによって内側の駆動室と外側のポンプ室とにそれぞれ区分され、センタープレート複合体の挿通孔に挿通された連結部材によって一方のダイヤフラムと他方のダイヤフラムとが連結され、制御装置によって左右の駆動室に交互に給排気制御され、吸込ポートと左右のポンプ室とがチェック弁を介して連通され、左右のポンプ室と吐出ポートとがチェック弁を介して連通されたダイヤフラムポンプにおいて、サイドカバー内に吸込ポートとポンプ室とを連通するカバー内吸込側連通路が形成されるとともにポンプ室と吐出ポートとを連通するカバー内吐出側連通路が形成され、両側のサイドカバーによってセンタープレート複合体が挟持され、カバー内吸込側連通路とカバー内吐出側連通路とが所望の角度で交差して配置され、カバー内吸込側連通路とカバー内吐出側連通路とがダイヤフラムの周縁と隣接する箇所が2か所に分散され
上記カバー内吸込側連通路及びカバー内吐出側連通路が、ダイヤフラムポンプの中心線に対して垂直なサイドカバー内の平面上を、外周部から内方の中心側に向かう管状体及びその内方端部の開口によって構成されていることを第1構成とする。
本発明は、第1構成において、制御装置がダイヤフラムの駆動によって切り換えられるパイロット弁であり、ポンプ全体が合成樹脂で形成され、かつ、サイドカバーの本体が剛性の高い合成樹脂製であり、管状体・開口及びサイドカバーの内側の面が耐食性の合成樹脂の被覆体で覆われたことを第2構成とする。
本発明は、第1構成及び第2構成において、吸込ポートとカバー内吸込側連通路とが吸込側ポートホルダ、吸込側フランジ付パイプ及び吸込側チェック弁キャップによって連通され、カバー内吐出側連通路と吐出ポートとが吐出側チェック弁キャップ、吐出側フランジ付パイプ及び吐出側ポートホルダによって連通されたことを第3構成とする。
本発明は、第1構成において、センタープレート複合体の両側のセンタープレートアダプタのフランジの各内側に係合面が形成され、固定用リングの環状内方突出部の各外側面(サイドカバーのある側)に係合面が形成され、固定用リングの係合面がセンタープレートアダプタの係合面と係合され、サイドカバーの内側部(センタープレート複合体のある側)の円筒部に雄ねじ部が形成され、固定用リングの内周の各外側部分に雌ねじが形成され、連結用リングの雌ねじがサイドカバーの雄ねじに螺合され、センタープレート複合体の両側にサイドカバーが連結されたことを第4構成とする。
本発明は、第1構成において、投光部から受光部に至る光信号の一部を、センタープレート複合体内の左右それぞれに導引し、ダイヤフラムが一方の端部に移動すると第1の光ループの一部を遮断することにより、その移動が検出されて制御装置の切換弁が切り換えられ、ダイヤフラムが他方の端部に移動すると第2の光ループの遮断により検出され、制御装置の切換弁が切り換えられることを第5構成とする。
本発明においては、カバー内吸込側連通路とカバー内吐出側連通路とが所望の角度で交差して配置され、カバー内吸込側連通路とカバー内吐出側連通路とがダイヤフラムの周縁と隣接する箇所が2か所に分散され、配管(吸込ポート、吐出ポート)が本体の上下に突出することなく、カバー内吸込側連通路及びカバー内吐出側連通路がダイヤフラムの周縁と隣接する面積を少なくした。また、固定用リングの係合面がセンタープレートアダプタの係合面と係合され、サイドカバーの内側部の円筒部に雄ねじ部が形成され、固定用リングの内周の各外側部分に雌ねじが形成され、連結用リングの雌ねじがサイドカバーの雄ねじに螺合され、センタープレート複合体の両側にサイドカバーが連結されている。従って、ポンプ全体を非金属(合成樹脂)で製造してもポンプ全体の強度が十分になる。
本発明は、ポンプ全体を非金属(合成樹脂)で製造してもポンプ全体の強度が十分になるようにするという課題を、カバー内吸込側連通路及びカバー内吐出側連通路がダイヤフラムの周縁と隣接する面積を少なくし、センタープレート複合体の係合面と固定用リングの係合面とを係合させ、固定用リングの内周の雌ねじをサイドカバーの雄ねじに螺合させて、センタープレートとサイドカバーとを連結させることにより実現した。
図1〜図5は、本発明のダイヤフラムポンプの実施例1を示す。従来例では、サイドボディ111 の嵌合用凹部116 にセンタープレート110 を嵌合させ、サイドボディ111 及びサイドカバー112 のチェック弁を装着する縦方向の連通路部分に、吸込側連通路156 と吐出側連通路157 が上下に隣接して配設され、連通路156,157 が一か所に集中していた。本発明では、強度上の理由から、剛性の高い第1サイドカバー11と第2サイドカバー12とをセンタープレート複合体30の両側に左右対称に隣接して連結されている。しかも、図3(a),(b) に明示されるように、サイドカバー11(12)内で、カバー内吸込側連通路18A(18B) とカバー内吐出側連通路19A(19B) とがダイヤフラムポンプの中心線(センタープレート複合体30、第1サイドカバー11、第2サイドカバー12の中心を通る線)に垂直な平面内で、所望の角度だけ交差して配設され、カバー内吸込側連通路18A(18B) とカバー内吐出側連通路19A(19B) とがダイヤフラム13(14)の周縁と隣接する箇所が上下の2か所に分散して配設され、隣接する面積を少なくした。
従来例ではセンタープレート110 とサイドボディ111 とサイドカバー112 とを金属製の長ボルト117 ・短ボルト118 で連結していた。本発明では、非金属製にするため金属製のボルトは使用できず、また合成樹脂製のボルトでは強度が不足する。そこで、図1,図2に示すように、センタープレート複合体30と第1サイドカバー11・第2サイドカバー12とを固定用リング23A・23Bを用いて連結することとした。そして、図2に示すように、センタープレート複合体30は、センタープレート10の前後、上下、左右の面に対して、前後側面にエアオペポートボディ31A・31Bが連結され、上下側面にポートボディ32及びベースボディ33が連結され、左右側面にセンタープレートアダプタ34A・34Bが樹脂ボルト等により連結されたものである。
実施例1において、ダイヤフラムポンプのエア駆動機構は図5の空気圧回路と同じであるので、その部分は適宜図5の符号を用いて説明する。図1及び図5に示されているように、センタープレート複合体30の左右両側(センタープレートアダプタ34A・34Bの各外側)とその右側の第1サイドカバー11及び左側の第2サイドカバー12によって構成された空所が、第1ダイヤフラム13(115A)によって内側の駆動室137Aと外側のポンプ室138Aとにそれぞれ区分され、第2ダイヤフラム14(115B)によって内側の駆動室137Bと外側のポンプ室138Bとにそれぞれ区分されている。センタープレート複合体30の挿通孔に挿通された連結部材189 によって第1ダイヤフラム13と第2ダイヤフラム14とが連結され、制御装置によって左右の駆動室137A、137Bに交互に給排気制御される。吸込ポート16(140) と左右のポンプ室138A・138Bとがチェック弁194A・194Bを介して連通され、左右のポンプ室ポンプ室138A・138Bと吐出ポート17(141) とがチェック弁193A・193Bを介して連通されている。
図2に明示されているように、センタープレートアダプタ34A・34Bの各外側(図2ではセンタープレートアダプタ34Aの右側、センタープレートアダプタ34Bの左側)の外周にフランジ35A・35Bが形成され、フランジ35A・35Bの各内側に係合面36(フランジ35Aの係合面は図2にはあらわされていない)が形成されている。そして、固定用リング23A・23Bの内周の各外側部分に雌ねじ38が形成され、固定用リング23A・23Bの内周の各内側に環状内方突出部39A・39Bが形成されている。環状内方突出部39A・39Bの各外側面には係合面40(環状内方突出部39Bの係合面は図2にはあらわされていない)が形成されている。固定用リング23A・23Bの雌ねじ38の直径はセンタープレートアダプタ34A・34Bのフランジ35A・35Bの直径よりも大きく、フランジ35A・35Bが雌ねじ38の内部に挿入されている。そして、固定用リング23A・23Bの環状内方突出部39A・39Bの直径はセンタープレートアダプタ34A・34Bのフランジ35A・35Bの直径よりも小さく、固定用リング23A・23Bの係合面40がセンタープレートアダプタ34A・34Bの係合面36と係合し、係合しながら相互に回転できるように構成されている。
センタープレート複合体30、第1サイドカバー11及び第2サイドカバー12の外形は、ともに略円柱状であり、第1サイドカバー11の内側(センタープレート複合体30に近い側を内側とし、図1では左側)の円筒部には雄ねじ20Aが形成され、第2サイドカバー12の内側(図1では右側)の円筒部には雄ねじ20Bが形成されている。ダイヤフラムポンプを組み立てるとき、センタープレート複合体30の左右両側面と第1サイドカバー11・第2サイドカバー12の内側面とにより第1ダイヤフラム13及び第2ダイヤフラム14を当接させつつ、固定用リング23Aの雌ねじ38を第1サイドカバー11の雄ねじ20Aに螺合させ、固定用リング23Bの雌ねじ38を第1サイドカバー11の雄ねじ20Aに螺合させる。固定用リング23A・23Bの係合面40がセンタープレートアダプタ34A・34Bの係合面36と係合しているので、第1サイドカバー11及び第2サイドカバー12、従って第1ダイヤフラム13及び第2ダイヤフラム14がセンタープレート複合体30の方向に移動する。そして、センタープレート複合体30の左右両側面と第1サイドカバー11・第2サイドカバー12の内側面とにより第1ダイヤフラム13及び第2ダイヤフラム14が挟持される。
図1〜図3に示されているように、第1サイドカバー11内には、吸込ポート16とポンプ室138Aとを連通するカバー内吸込側連通路18Aが形成されるとともにポンプ室138Aと吐出ポート17とを連通するカバー内吐出側連通路19Aが形成されている。同様に、第2サイドカバー12内には、吸込ポート16とポンプ室138Bとを連通するカバー内吸込側連通路18Bが形成されるとともにポンプ室138Bと吐出ポート17とを連通するカバー内吐出側連通路19Bが形成されている。カバー内吸込側連通路18A・18B及びカバー内吐出側連通路19A・19Bは、ともにダイヤフラムポンプの中心軸線に対して垂直平面内を外周部から内方に向かう管状体25によって構成されている。管状体25の内方端部の内側(センタープレート複合体30側)に開口24が形成され、開口24によってカバー内吸込側連通路18A・18B及びカバー内吐出側連通路19A・19Bとポンプ室138A・138Bとがそれぞれ連通されている。
管状体25・開口24の内表面及び第1サイドカバー11・第2サイドカバー12の内側の面66(図1において、第1サイドカバー11の内側の面66はあらわされていない)は、耐食性の高い樹脂PFA(パーフロロアルコキシ樹脂。四フッ化エチレン樹脂とフルオロアルコキシエチレンとの共重合体)の所望の厚みの被膜で覆われている。なお、樹脂PFA製の被膜体を形成し、その後、樹脂PFA製の被覆体をインサートとして剛性の高いカーボン等入りの樹脂PPS(ポリフェニレンサルファイド)のインサート成形を行なって第1サイドカバー11・第2サイドカバー12が製造されている。そして、図3(a) に示されているように、第1サイドカバー11(第2サイドカバー12)の内側(センタープレート複合体30側)の面66と外側の面67との間には、管状体25のほかに、ダイヤフラムポンプの中心線から外周に向かう所定幅の半径方向支持部48及び所定幅の円周方向支持部49が形成され、こうして第1サイドカバー11・第2サイドカバー12の剛性を一層高めている。
カバー内吸込側連通路18A・18B及びカバー内吐出側連通路19A・19Bには、外周側から内側へ向かって、樹脂PPS製のキャップ嵌合溝41、樹脂PFA製の弁座体嵌合溝42が順次形成され、大径のキャップ嵌合溝41と中径の弁座体嵌合溝42との間には段差が形成されている。弁座体嵌合溝42には吸込側弁座体45が嵌合され、吸込側弁座体45の内側の弁座に吸込側弁体44が当接可能状態に装着され、キャップ嵌合溝41に吸込側チェック弁キャップ50A・50Bが嵌合されている。カバー内吐出側連通路19A・19Bの弁座体嵌合溝42には吐出側弁座体47が嵌合され、吸込側弁座体47の外側の弁座に吐出側弁体46が当接可能状態に装着され、キャップ嵌合溝41に吐出側チェック弁キャップ51A・51Bが嵌合されている。吸込側弁体44と吸込側弁座体45とにより吸入側のチェック弁194A・194Bが構成され、吐出側弁体46と吸込側弁座体47とにより吐出側のチェック弁193A・193Bが構成されている。吸込側チェック弁キャップ50A・50B及び吐出側チェック弁キャップ51A・51Bは樹脂PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)製のボルトにより第1サイドカバー11に固定されている。なお、吸込側弁座体45及び吐出側弁座体47の内部には、吸込側弁体44及び吐出側弁体46を円滑に移動させるためのガイド43が形成されている。また、ダイヤフラムポンプの取付姿勢に関係なくチェック弁194A・194B、193A・193Bを円滑に作動させるために、吸込側弁体44及び吐出側弁体46を吸込側弁座体45及び吐出側弁座体47の弁座に押圧するためのPFA製のスプリング56を配設することもできる。
吸込ポート16とカバー内吸込側連通路18A・18Bとの間には、吸込側ポートホルダ54、吸込側フランジ付パイプ52A・52B及び吸込側チェック弁キャップ50A・50Bが連設されている。同様に、カバー内吐出側連通路19A・19Bと吐出ポート17との間には、吐出側チェック弁キャップ51A・51B、吐出側フランジ付パイプ53A・53B及び吐出側ポートホルダ55が連設されている。なお、吸込ポート16及び吸込側フランジ付パイプ52A・52Bは樹脂PFAにより製造され、吸込側ポートホルダ54及び吸込側チェック弁キャップ50A・50Bは樹脂PPSにより製造されている。同様に、吐出側フランジ付パイプ53A・53B及び吐出ポート17は樹脂PFAにより製造され、吐出側チェック弁キャップ51A・51B及び吐出側ポートホルダ55は樹脂PPSにより製造されている。チェック弁194A・194B、193A・193Bの弁体及び弁座体も樹脂PFAにより製造されている。また、第1ダイヤフラム13及び第2ダイヤフラム14は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン。四フッ化エチレン樹脂)で製造されている。このように、本発明のダイヤフラムポンプはすべて合成樹脂により製造されている。実施例1の機能は従来例と同様である。
図4を用いて第2実施例の説明をする。第2実施例は、第1駆動室137A及び第2駆動室137Bにエアを交互に給排する機構の位置検出装置について、第1実施例の第1パイロット弁187A、第2パイロット弁187Bに代えて、光センサを用いた点に特徴がある。図4は、説明図であって、必要不可欠な部品のみが図示されている。センタープレート複合体30のセンタープレート10(図2参照)の所定箇所に、2組の検出装置すなわち光センサー投光部57A・57B及び光センサー受光部58A・58Bが固定されている。第1ダイヤフラム13の中心部と第2ダイヤフラム14の中心部とは、キャップ59A、固定ボルト60A、連結シャフト26、固定ボルト60B及びキャップ59Bによって連結されている。投光部57A・57Bで投光された光が受光部58A・58Bで受光されるように配置され、連結シャフト26・ダイヤフラム13・14が右端位置にあるときは投光部57Bから受光部58Bへの光が固定ボルト60Bにより遮光され、連結シャフト26・ダイヤフラム13・14が左端位置にあるときは投光部57Aから受光部58Aへの光が固定ボルト60Aにより遮光されるように配置されている。
投光部57A・受光部58Aと光学スイッチ64Aとは光ファイバーで接続され、光学スイッチ64Aの出力端子は配線によって切換弁61の第2パイロット室63に接続されている。同様に、投光部57B・受光部58Bと光学スイッチ64Bとは光ファイバーで接続され、光学スイッチ64Bの出力端子は配線によって切換弁61の第1パイロット室62に接続されている。切換弁61の各ポートとその連通先は、実施例1の切換弁164 と同様であり、連結シャフト26が右端に移動すると、投光部57Bから受光部58Bへの光が固定ボルト60Bにより遮光され、光学スイッチ64Bから切換信号が切換弁61の第1パイロット室62出力され、切換弁61が切り換えられる。切換弁61の切換によりエアが駆動室137 Bに流入されて、連結シャフト26が左方へ移動を開始する。連結シャフト26が左端に移動すると、投光部57Aから受光部58Aへの光が固定ボルト60Aにより遮光され、光学スイッチ64Aから切換信号が切換弁61の第2パイロット室63に出力され、切換弁61が切り換えられる。このようにして、連結シャフト26・第1ダイヤフラム13・第2ダイヤフラム14の往復運動が継続される。
第2実施例は、機械的動作を行なう第1パイロット弁187A、第2パイロット弁187Bに代えて、機械的動作を行なわない投光部57A・57Bと受光部58A・58Bとを用いたので、外乱の影響が少なく、連結シャフト26・第1ダイヤフラム13・第2ダイヤフラム14の移動が確実に検出され、切換弁61が確実に切り換えられる。また、別部品を必要ようとしないので小型化ができる。
2つの駆動室にエアを交互に給排して、連結された2つのダイヤフラムを交互に移動させ、2つのポンプ室を交互に膨脹、収縮させる。吸込口とポンプ室との間にチェック弁が配設され、かつポンプ室と吐出口との間にチェック弁が配設されているので、吸込口から吸い込んだ流体を、吐出口から吐出させることができる。本発明では、ポンプ全体を非金属(合成樹脂)で製造したので、腐食性の強い化学薬品等の移送に適している。
ダイヤフラムポンプを適宜分解した斜視図である。(実施例1,2) ダイヤフラムポンプを更に分解した斜視図である。(実施例1,2) 図3(a) はダイヤフラムポンプの第1サイドカバーの分解正面図であり、図3(b) は図2のA−A線断面図である。(実施例1,2) ダイヤフラムポンプの位置検出機構の斜視説明図である。(実施例2) ダイヤフラムポンプのエア駆動機構を示す空気圧回路図である。(実施例1,従来例) ダイヤフラムポンプを分解した斜視図である。(従来例)
符号の説明
11 第1サイドカバー 12 第2サイドカバー 13 第1ダイヤフラム 14 第2ダイヤフラム 16 吸込ポート
17 吐出ポート 18 カバー内吸込側連通路 19 カバー内吐出側連通路 30 センタープレート複合体




Claims (5)

  1. センタープレート複合体とその両側のサイドカバーによって構成された空所が、ダイヤフラムによって内側の駆動室と外側のポンプ室とにそれぞれ区分され、センタープレート複合体の挿通孔に挿通された連結部材によって一方のダイヤフラムと他方のダイヤフラムとが連結され、制御装置によって左右の駆動室に交互に給排気制御され、吸込ポートと左右のポンプ室とがチェック弁を介して連通され、左右のポンプ室と吐出ポートとがチェック弁を介して連通されたダイヤフラムポンプにおいて、
    サイドカバー内に吸込ポートとポンプ室とを連通するカバー内吸込側連通路が形成されるとともにポンプ室と吐出ポートとを連通するカバー内吐出側連通路が形成され、両側のサイドカバーによってセンタープレート複合体が挟持され、カバー内吸込側連通路とカバー内吐出側連通路とが所望の角度で交差して配置され、カバー内吸込側連通路とカバー内吐出側連通路とがダイヤフラムの周縁と隣接する箇所が2か所に分散され
    上記カバー内吸込側連通路及びカバー内吐出側連通路が、ダイヤフラムポンプの中心線に対して垂直なサイドカバー内の平面上を、外周部から内方の中心側に向かう管状体及びその内方端部の開口によって構成されている、
    ことを特徴とするダイヤフラムポンプ。
  2. 制御装置がダイヤフラムの駆動によって切り換えられるパイロット弁であり、ポンプ全体が合成樹脂で形成され、かつ、サイドカバーの本体が剛性の高い合成樹脂製であり、管状体・開口及びサイドカバーの内側の面が耐食性の合成樹脂の被覆体で覆われている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のダイヤフラムポンプ。
  3. 吸込ポートと、ダイヤフラムの外側のポンプ室に連通するカバー内吸込側連通路とが吸込側ポートホルダ、吸込側フランジ付パイプ及び吸込側チェック弁キャップによって連通され、カバー内吐出側連通路と吐出ポートとが吐出側チェック弁キャップ、吐出側フランジ付パイプ及び吐出側ポートホルダによって連通された、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のダイヤフラムポンプ。
  4. センタープレート複合体の両側のセンタープレートアダプタのフランジの各内側に係合面が形成され、固定用リングの環状内方突出部の各外側面に係合面が形成され、固定用リングの係合面がセンタープレートアダプタの係合面と係合され、サイドカバーの内側部の円筒部に雄ねじ部が形成され、固定用リングの内周の各外側部分に雌ねじが形成され、固定用リングの雌ねじがサイドカバーの雄ねじに螺合され、センタープレート複合体の両側にサイドカバーが連結された、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のダイヤフラムポンプ。
  5. センタープレート複合体内に投光部及び受光部からなる2つの検出装置からの光信号を導引して、ダイヤフラムが一方の端部に移動すると第1の検出装置によって検出されて制御装置の切換弁が切り換えられ、ダイヤフラムが他方の端部に移動すると第2の検出装置によって検出されて制御装置の切換弁が切り換えられる、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のダイヤフラムポンプ。
JP2003288685A 2003-08-07 2003-08-07 ダイヤフラムポンプ Expired - Lifetime JP4096336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288685A JP4096336B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 ダイヤフラムポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288685A JP4096336B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 ダイヤフラムポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005054739A JP2005054739A (ja) 2005-03-03
JP4096336B2 true JP4096336B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=34367263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003288685A Expired - Lifetime JP4096336B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 ダイヤフラムポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4096336B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012524869A (ja) * 2009-04-23 2012-10-18 グラコ ミネソタ インコーポレーテッド オーバーモールドしたダイアフラムポンプ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101393511B1 (ko) * 2011-08-01 2014-05-13 주식회사 이화정량펌프 저맥동 고용량 다이어프램 펌프
JP6832888B2 (ja) * 2018-05-24 2021-02-24 株式会社ヤマダコーポレーション ダイヤフラムポンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012524869A (ja) * 2009-04-23 2012-10-18 グラコ ミネソタ インコーポレーテッド オーバーモールドしたダイアフラムポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005054739A (ja) 2005-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9164008B2 (en) Pressure detector
EP0625639B1 (en) Pump
KR100486153B1 (ko) 압연다이어프램포핏을가지는소형밸브
KR101232436B1 (ko) 조절 밸브
US8133042B2 (en) Chemical liquid supplying apparatus and pump assembly
US7758321B2 (en) Pump apparatus
US4836756A (en) Pneumatic pumping device
US20080142102A1 (en) Check Valve and Pump for High Purity Fluid Handling Systems
JPH11343979A (ja) プロセス流体を加圧するためのポンプおよび往復動ポンプ
JP4324568B2 (ja) ベローズポンプ
EP1132668B1 (en) Check valve
WO2010137578A1 (ja) バルブ、流体装置及び流体供給装置
JPH05240161A (ja) 複成隔膜ポンプ
US7581764B2 (en) Connection seal structure for fluidic device
WO2005119194A1 (ja) 圧力センサモジュール、および圧力検出装置
TWI519712B (zh) 流體泵、流體泵之製造方法與泵送流體之方法
JP2007132252A (ja) ユニモルフ振動板を用いたポンプ
JP4096336B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
JP2016075300A (ja) 小型電磁弁
US4867653A (en) Diaphragm pump
US7497670B2 (en) Dual diaphragm transfer pump
KR102165250B1 (ko) 다이아프램 밸브
KR102380456B1 (ko) 왕복동 펌프
JP7182454B2 (ja) 変換部材、およびそれを備えた継手
JP3497831B2 (ja) インジェクター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071130

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080229

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4096336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term