JP4092632B2

JP4092632B2 - Door mounting structure

Info

Publication number: JP4092632B2
Application number: JP2002281093A
Authority: JP
Inventors: 明利野口; 隆夫小池; 良徳戸高; 大助荒木
Original assignee: Valeo Thermal Systems Japan Corp
Current assignee: Valeo Thermal Systems Japan Corp
Priority date: 2002-09-26
Filing date: 2002-09-26
Publication date: 2008-05-28
Anticipated expiration: 2022-09-26
Also published as: JP2004114828A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば車両用空調装置等に用いられる空調ユニットの空気流路最下流側を開閉して吹出モードを適宜切り換えるモードドアに対し、そのシール性の向上に好適なドアの取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
近年において、カーナビシステムの標準搭載化、車室内空間の拡充に伴い、インスツルメントパネル内に搭載される空調ユニットに対し、その搭載スペースのコンパクト化が要請されている。一方で、空調ケース内に配される空気流路は、送風量の増大に伴い、その最下流側に位置する開口部についてこれまで以上の風量を確保可能な開口面積を有することも要請されている。
【０００３】
これらの要請に応えられるものとして、車両の前後方向に沿った寸法を車両の幅方向に沿った寸法よりも小さくして扁平な構成としつつ、開口部について、吹出空気の風量を確保・増大するため、車幅方向に沿って細長く延ばし、これに伴い、当該開口部を開閉するドアも車両の幅方向に沿って細長くした車両用空調装置が既に開発されている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−２３８５２４号公報（段落番号「００３１」、図１）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、細長い開口部に対応させて開閉するドアも細長くしたのみでは、これまで当該ドアをその長手方向にそった両端部位の２点のみで支持していたことから、ドアが開口部を閉塞する際に、風圧の影響でドアの中央部位が撓み、ドアと空気流路の内面との間に隙間が生じて、当該隙間からエア漏れがおこるという不具合がある。
【０００６】
また、ドアを細長い形状とすると、そのままではドア自体の強度も弱くなるので、例えば、板状のドア本体の片面にウレタンを貼り付けて成るウレタン貼付型のドアにおいては、強度を確保するために前記ドア本体の板厚を相対的に増すこととなるが、特にドアをバタフライ式にした場合には、開口部開放のため通風路に沿った向きとなった時でも通風路の実質的な通風面積を狭め、通気抵抗が大きくなるという不都合も生ずる。
【０００７】
一方で、製造コストの削減等から、ウレタン貼付型のドアの代わりにゴム状弾性を有するエラストマー製のドアを用いることがあり、この場合には、リブ等によりその周囲を強固に補強することでドアの強度を増すことが考えられるが、ドア全体の厚みを増してしまうので、上記したウレタン貼付型のドアと同様の不都合が生ずることとなる。
【０００８】
そこで、この発明は、空調ユニットの形状を車幅方向に長い扁平形状とした場合に、空気流路の最下流側を閉塞するモードドアのシール性を向上し、併せて当該ドア自体の強度も高めたドアの取付構造を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るドアの取付構造は、回転軸及びこの回転軸の周面から径方向に沿って延出したドア本体からなるドアと、このドアの回転軸の両端が回動自在に保持される軸受け孔を有する被ドア取付部材とより構成されるドアの取付構造において、前記ドアに対し、回転軸の側周面のうち前記ドア本体とは当該回転軸の軸方向沿った方向で且つ当該ドア本体に対し９０度の角度でずれた位置から、前記ドア本体が当該回転軸の径方向に沿って突出した第１の部位と、この第１の部位の先端部から回転軸の軸方向に略沿って延出した第２の部位とから成る係合突起を設け、前記被ドア取付部材に対し、前記回転軸と交差して通路内に突出した保持構造体を形成してこの保持構造体に挿入孔を設け、この挿入孔は、前記係合突起が挿入可能なように、前記第１の部位の外形状に対応した第１の孔部と前記第２の部位の外形状に対応した第２の孔部とを有すると共に、前記保持構造体に、前記挿入孔に近接して前記係合突起の第２の部位を保持する保持部を形成して、前記回転軸の係合突起を前記保持構造体の挿入孔に挿入した後、前記係合突起の第２の部位を前記挿入孔内から前記保持部上に移動させて前記係合突起と前記保持部とを係合させることにより、前記回転軸の両端を当該回転軸を前記被ドア取付部材に保持する支点とすると共に、この回転軸の両端以外となる係合突起と保持部とが係合される部位も回転軸を前記被ドア取付部材に保持する支点としたことを特徴とするものである。
【００１０】
このようなドアの取付構造によれば、回転軸の係合突起を保持構造体の挿入孔に挿入した後、回転軸を自転させることで、係合突起の第２の部位が挿入孔内から前記保持部上に移動して、ドアの係合突起と保持構造体の保持部とが係合されるので、回転軸を保持する支点が３箇所以上となり、ドアの回転軸の長手方向に沿った寸法が長くなっても、風圧で回転軸が撓むことがなくなる。
【００１１】
そして、前記保持構造体は、前記保持部及びこの保持部に連接する連接部を底面とし、当該連接部の両側縁から立設した立設部を側面とした画室を有すると共に、ドアが閉塞する通路と接続するダクトに対し、その開口端に前記保持構造体に対向したプレートを形成して、前記保持構造体の立設部の端面とこのダクトのプレートとでシール部材を挟持することを特徴とするものである（請求項２）。
【００１２】
このようなドアの取付構造によれば、挿入孔を囲む画室の開口部がダクトのプレートとシール部材を介して気密性良く閉塞されるので、挿入孔を通過して画室内に流入してきた空気は、ダクト内まで流入しないので、保持構造体の挿入孔から不要な空気がダクト内に漏れるのを防止することができる。
【００１３】
また、このドアの取付構造に用いられるドアは、前記ドア本体の回転軸の軸方向から見た断面が波形状をなしているようにしても良く（請求項３）、更に、前記ドア本体の前記被ドア取付部材と接する側にシート部材を有し、このシート部材は、弾性の素材で形成されているようにしても良い（請求項４）。この弾性の素材としては、例えば、エラストマー等が挙げられる。このようなドアを用いることで、ドアの厚みが増して空気抵抗が大きくなるのを防止しつつドアの強度を従来よりも向上させることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面により説明する。
【００１５】
図１において、車両のセンターコンソール部に搭載されるセンター置きタイプの空調ユニット１が示されている。この空調ユニット１は、エンジンルームと車室といを区画する仕切板よりも車室側に配されているもので、空気流路２が内部に形成された空調ケース３に、エバポレータ等の冷却用熱交換器４や温水ヒータ等の加熱用熱交換器５が車軸方向の略同位置に収納され、図示しない送風機から供給される空気が空調ケース３の最上流側に設けられた空気導入口６を介して導入されるようになっている。
【００１６】
冷却用熱交換器４は、空調ケース３内において導入される全ての空気が通過するように立設して配置され、また、加熱用熱交換器５は、冷却用熱交換器４よりも下流側（車室側）に位置する空調ケース３の下部寄りに立設されている。空調ケース３内には、冷却用熱交換器４を通過した空気を加熱用熱交換器５をバイパスして下流側へ導くバイパス通路２ａが形成されており、このバイパス通路２ａを通過する空気と、加熱用熱交換器５を通過する空気との割合が加熱用熱交換器５の上方に設けられたエアミックスドア８によって調節されるようになっている。
【００１７】
エアミックスドア８の下流側には、バイパス通路２ａを通過した空気と加熱用熱交換器５を通過した空気とを混合させる混合エリア２ｂが形成され、この混合エリア２ｂを介して、フロントガラスに向けて送出される空気を取り出すデフロスト開口部９、及び車室上方に向けて送出される空気を取り出すベント開口部１０、及び車室下方へ向けて送出される空気を取り出すフット開口部１１が形成されている。
【００１８】
デフロスト開口部９とベント開口部１０とは、空気流路２の最下流端に位置する空調ケース３の上部に形成されているもので、デフロスト開口部９は、空調ケース３のベント開口部１０よりも車両前方に位置して、混合エリア２ｂから前方側に形成されたデフロスト通路２ｃを介して空気が流入可能となっている。また、ベント開口部１０は、空調ケース３の後方側（車室側）に形成され、図２（ａ）に示す様に、後述する保持構造体７により１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃの３つに分かれて形成されており、混合エリア２ｂから後方側に形成されたベント通路２ｄを介して空調空気が流入可能となっている。さらに、フット開口部１１は、空調ケース３の車室側に向けられた側面の下端部に形成されており、空調ケース３内において下方から立設した隔壁１２によって仕切られたフット通路２ｅを介して混合エリア２ｂからの空気を流入できるようになっている。
【００１９】
そして、デフロスト開口部９の開度は、この開口部９に臨むようにデフロスト通路２ｃ内に設けられたデフロストドア１５によって調整され、ベント開口部１０の開度は、この開口部１０に臨むようにベント通路２ｄ内に設けられたベントドア１６によって調整され、フット開口部１１の開度は、フット通路２ｅ内に設けられたフットドア１７によって調整される。
【００２０】
これらの各ドア１５、１６、１７は、図１、図２（ｂ）及び（ｃ）や図３に示す様に、回転軸２０と、この回転軸２０から径方向に沿って延出した略板状のドア本体２１とで構成されたもので、デフロストドア１５、ベントドア１６は、この実施形態では片持ち型、フットドア１７は、バタフライ型をなしており、デフロストドア１５の回転軸２０はデフロスト開口部９の車幅方向に沿った寸法と略同じ長さを有し、ベントドア１６の回転軸２０はベント開口部１０の車幅方向に沿った寸法と略同じ長さを有すると共に、フットドア１７の回転軸２０はフット通路２ｅの車幅方向に沿った寸法と略同じ長さを有している。
【００２１】
ところで、デフロストドア１５及びベントドア１６のドア本体２１は、図２（（ｂ）及び（ｃ）に示す様に、回転軸の軸方向から見た断面が波形状に形成されていると共に、その縁辺全周に渡って、デフロスト開口部９又はベント開口部１０の周縁部位と当接するシート部２２（図３でデフロストドア１５のみ表示）を有しており、このシート部２２は、エラストマー等の弾性体で形成されている。
【００２２】
これにより、デフロストドア１５及びベントドア１６は、ドア本体２１について、当該ドア本体が直線状のものに比し剛性を高めることができ、同時に、ウレタンをドア本体の側面に貼り付けたドアや全体的にエラストマーで形成されたドアに比較してその最大幅もさほど大きくならない。このため、デフロストドア１５、ベントドア１６は、開口部９、１０を全開するために通路２ｃ、２ｄに対し空気の流れる方向に沿って開いた場合、当該デフロストドア１５、ベントドア１６が空気抵抗となることが抑制される。
【００２３】
尚、フットドア１７は、図示しないが、バタフライ型のものであることから、各ドア本体２１を波形状とすると同時に２つのドア本体２１を連ねた形状について凸レンズ型等の流線形状とすることにより、フット開口部１１の全開時に空気がよりスムーズに流れるようにすることもできる。
【００２４】
また、ベントドア１６は、図３（ａ）に示す様に、各ベント開口部１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃを開閉可能とするため３つ形成されていると共に、図３（ｂ）に示す様に、各ドア本体２１間に後述する保持構造体７の挿入孔３４に挿入可能な形状の係合突起２５を有している。
【００２５】
この係合突起２５は、図３に示す様に、回転軸２０からドア本体２１に対し約９０°の角度でずれて形成されているもので、図５に示す様に、当該回転軸２０の径方向に沿って突出した第１の部位２６と、この第１の部位２６の先端部から回転軸２０の軸方向に略沿って延出した第２の部位２７とから構成された略Ｌ字状のものとなっている。
【００２６】
空調ケース３は、図２（ａ）に示す様に、デフロスト開口部９とベント開口部１０との境界を形成するために車幅方向に沿って延びる境界部３０が形成されている。この境界部３０は、図２（ｂ）に示す様に、基本的には、上方を開口させると共に、デフロスト開口部側面をデフロストドア１５のシート部３１とし、ベント開口部側面をベントドア１６の回転軸２０の軸受けカバー３２を有したものとなっている。
【００２７】
ベント開口部１０を分割する保持構造体７は、前記境界部３０の一部を兼ねるもので、図２（ｃ）に示す様に、前記境界部３０と同様にデフロスト開口部側にデフロストドア１５がシートするシート部３１を有する一方で、上方の開口は、図２（ｂ）の開口の幅よりも狭くなっており、ベント開口部側には、図４や図６でも示される様に、ベントドア１６の回転軸２０の側周面の一部を保持する保持部３３が形成されている。また、保持構造体７には、この保持部３３の曲面上をその周方向に沿って延びる孔部３４Ａと保持部３３が曲折する端緒となる縁辺に沿って延びる孔部３４Ｂとで形成された略Ｌ字状の挿入孔３４が形成されている。この挿入孔３４は、ベントドア１６の回転軸２０に形成された係合突起２５が挿入可能な大きさになっている。
【００２８】
このような構成によれば、図７（ａ）に示す様に、挿入孔３４と係合突起２５とが一致するように、ベントドア１６の向きを調整して、図７（ｂ）に示す様に、ベント開口部１０とは反対側から係合突起２５を挿入孔３４に挿入した後、ベントドア１６の回転軸２０をその軸心を中心に回転させることにより、図７（ｃ）に示される様に、係合突起２５の第２の部位２７は保持構造体７の保持部３３上に移動して、係合突起２５と保持部３３とが係合される。
【００２９】
よって、ベントドア１６の回転軸２０は、この実施形態では、両端以外の２箇所において、係合突起２５が保持部３３と係合しているので、回転軸２０の軸方向の寸法が長くなっても、ベントドア１６がベント開口部１０を閉塞する際に吹出空気に圧されて回転軸２０の軸方向中心部位が撓み、当該中心部位でエア漏れが生ずるのを回避することができる。
【００３０】
一方、保持構造体７は、この実施形態では、保持部３３に挿入孔３４を介して連接した板状の連接部３５が形成されており、この連接部３５は、ベント開口部１０の反対側開口端まで下方に傾斜しつつ延びている。更に、保持部３３及び連接部３５の両側縁から立設した立設部３６や連接部３５の途中部位から上方に向けて立設した立設部３７が形成され、保持部３３と連接部３５を底面とし、立設部３６、３７を側面とした画室３８が画成されていると共に、空調ケース３の外壁から立設部３７まで上壁部３９が延設して台座を構成している。
【００３１】
また、ダクト４０は、開口部９、１０と接続する際に保持構造体７と対向するように開口端においてその周縁から保持構造体７に沿って延びるプレート４１を有している。
【００３２】
これにより、デフロスト開口部９、ベント開口部１０とダクト４０とを接続するにあたり、ベント開口部１０に保持構造体７が架設されている部位については、図２（ｂ）に示す様に、デフロスト開口部９、ベント開口部１０のぞれぞれがダクト４０と連通するように、両開口部９、１０の開口縁面とダクト４０の開口縁面との間にシール部材４２を介在して接合される。
【００３３】
これに対し、ベント開口部１０に保持構造体７が架設されている部位については、デフロスト開口部９側のみダクト４０と連通する。すなわち、図２（ｃ）に示す様に、ダクト４０を接続した際にプレート４１が画室３８の開口を覆う位置にあり、しかも、シール部材４２が、保持構造体７の上壁部３９及び立設部３６、３７の端面とプレート４１とで挟持されるので、画室３８は気密性良く閉塞される。これにより、ベント開口部１０がベントドア１６で閉塞された際に、保持構造体７に形成された挿入孔３４から画室３８内に流入した空気はダクト４０内にまで流入することがない。
【００３４】
最後に、保持構造体７をベント開口部１０に架設するものとしてこれまで説明してきたが、これに限定されず、デフロスト開口部９に同様の構成の保持構造体７を形成し、且つデフロストドア１５の回転軸２０に係合突起２５を形成するようにしても良い。
【００３５】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項１に記載の発明によれば、回転軸の係合突起を保持構造体の挿入孔に挿入した後、回転軸を自転させることで、係合突起の第２の部位が挿入孔内から前記保持部上に移動して、ドアの係合突起と保持構造体の保持部とが係合されるため、回転軸を保持する支点が３箇所以上となり、ドアの回転軸の長手方向に沿った寸法が長くなっても、風圧で回転軸が撓むことがなくなるので、ドアの閉塞時にエア漏れが生ずるのを回避することができる。
【００３６】
そして、請求項２に記載の発明によれば、ドアが空気流路を閉塞した際に挿入孔を通過した空気は画室内に止まるので、不要な空気が漏れるのを防止することができる。
【００３７】
また、請求項３及び４に記載の発明によれば、ドアの厚みが増して空気抵抗が大きくなるのを防止しつつドアの強度を従来よりも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、この発明に係るドアの取付構造を用いた空調ユニットの断面図である。
【図２】図２（ａ）は、デフロスト開口部、ベント開口部及びベントドアの配置を示した空調ユニットの要部拡大説明図、図２（ｂ）は、デフロスト開口部、ベント開口部及びベントドアの保持構造体がない部位における配置を示した要部拡大断面図、図２（ｃ）は、デフロスト開口部、ベント開口部及びベントドアの保持構造体を有する部位における配置を示した要部拡大断面図である。
【図３】図３（ａ）は、ベントドアの全体構成を示す説明図であり、図３（ｂ）は、ベントドアの中央のドア本体の構成を示す拡大図である。
【図４】図４は、保持構造体の保持部及び挿入孔を裏側から見た状態と回転軸の係合突起を示す拡大図である。
【図５】図５は、デフロスト開口部、ベント開口部についてベントドアがない状態の構成を示した空調ユニットの要部拡大説明図である。
【図６】図６は、保持構造体にベントドアを取り付けた状態を示す要部拡大断面図である。
【図７】図７は、保持構造体にベントドアを取り付ける手順を示した断面図である。
【符号の説明】
１空調ユニット
２空気流路（通路）
２ｃデフロスト通路（通路）
３空調ケース（被ドア取付部材）
７保持構造体
１０（１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃ）ベント開口部
１６ベントドア
２０回転軸
２１ドア本体
２２シート部
２５係合突起
２６第１の部位
２７第２の部位
３３保持部
３４挿入孔
３４Ａ孔部
３４Ｂ孔部
３５連接部
３６立設部
３８画室
４０ダクト
４１プレート
４２シール部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door mounting structure suitable for improving the sealing performance of a mode door that opens and closes the most downstream side of an air flow path of an air conditioning unit used in, for example, a vehicle air conditioner and switches the blowing mode as appropriate. It is.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the standard installation of a car navigation system and the expansion of the interior space of a vehicle, there is a demand for a compact mounting space for an air conditioning unit mounted in an instrument panel. On the other hand, the air flow path arranged in the air conditioning case is also required to have an opening area that can secure an air volume larger than before with respect to the opening located on the most downstream side with an increase in the air flow rate. Yes.
[0003]
In order to meet these demands, the size along the vehicle longitudinal direction is made smaller than the size along the vehicle width direction to make it flat and the air volume of the blown air is secured and increased at the opening. Therefore, a vehicle air conditioner that has been elongated along the vehicle width direction and the door that opens and closes the opening along the vehicle width direction has been elongated along the vehicle width direction (see, for example, Patent Document 1). ).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2000-238524 A (paragraph number “0031”, FIG. 1).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, only by elongating the door that opens and closes corresponding to the elongated opening, since the door has been supported only at two points along the longitudinal direction, the door closes the opening. In this case, there is a problem that the central portion of the door is bent due to the wind pressure, a gap is generated between the door and the inner surface of the air flow path, and air leaks from the gap.
[0006]
Also, if the door has an elongated shape, the strength of the door itself is weakened as it is, so, for example, in a urethane sticking type door in which urethane is attached to one side of a plate-like door body, in order to ensure strength Although the thickness of the door body will be relatively increased, in particular, when the door is of a butterfly type, even if it is oriented along the ventilation path to open the opening, the substantial ventilation of the ventilation path is achieved. There is also a disadvantage that the area is reduced and the ventilation resistance is increased.
[0007]
On the other hand, an elastomer door having rubber elasticity may be used instead of a urethane stick type door in order to reduce the manufacturing cost. In this case, the periphery of the door is strongly reinforced with ribs or the like. Although it is conceivable to increase the strength of the door, since the thickness of the entire door is increased, the same inconvenience as in the case of the urethane pasted door described above occurs.
[0008]
Therefore, the present invention improves the sealing performance of the mode door that closes the most downstream side of the air flow path when the shape of the air conditioning unit is a flat shape that is long in the vehicle width direction, and the strength of the door itself is also improved. An object is to provide an enhanced door mounting structure.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In the door mounting structure according to the present invention, a door including a rotary shaft and a door main body extending in a radial direction from a peripheral surface of the rotary shaft , and both ends of the rotary shaft of the door are rotatably held. In the door mounting structure including a door mounting member having a bearing hole, the door main body of the side peripheral surface of the rotating shaft is in a direction along the axial direction of the rotating shaft and the door with respect to the door. A first portion where the door body protrudes along the radial direction of the rotary shaft from a position shifted by an angle of 90 degrees with respect to the main body, and an axial direction of the rotary shaft from the tip of the first portion. An engaging projection composed of a second portion extending along the holding portion, and forming a holding structure that protrudes into the passage across the rotation axis with respect to the door mounting member. An insertion hole is provided so that the engagement protrusion can be inserted into the insertion hole. A first hole corresponding to the outer shape of the first part and a second hole corresponding to the outer shape of the second part, and close to the insertion hole in the holding structure And forming a holding portion for holding the second portion of the engaging protrusion, and inserting the engaging protrusion of the rotating shaft into the insertion hole of the holding structure, and then the second portion of the engaging protrusion. By moving the engaging projection and the holding portion from the insertion hole to the holding portion, thereby supporting both ends of the rotating shaft on the door mounting member. In addition, a portion where the engaging projection other than both ends of the rotating shaft is engaged with the holding portion is also a fulcrum for holding the rotating shaft on the door-attached member .
[0010]
According to such a door mounting structure, after the engaging protrusion of the rotating shaft is inserted into the insertion hole of the holding structure, the second portion of the engaging protrusion is removed from the insertion hole by rotating the rotating shaft. Since it moves onto the holding portion and the engagement protrusion of the door and the holding portion of the holding structure are engaged, there are three or more supporting points for holding the rotating shaft, and the longitudinal direction of the rotating shaft of the door is along. Even if the dimension becomes longer, the rotating shaft will not be bent by the wind pressure.
[0011]
The holding structure includes a chamber with the holding portion and the connecting portion connected to the holding portion as a bottom surface, and an upright portion standing from both side edges of the connecting portion as side surfaces, and the door is closed. The duct connected to the passage is formed with a plate facing the holding structure at the opening end thereof, and the sealing member is sandwiched between the end surface of the standing portion of the holding structure and the plate of the duct. (Claim 2).
[0012]
According to such a door mounting structure, since the opening of the compartment surrounding the insertion hole is closed with good airtightness through the duct plate and the seal member, the air flowing into the compartment through the insertion hole Since it does not flow into the duct, unnecessary air can be prevented from leaking into the duct from the insertion hole of the holding structure.
[0013]
Moreover, the door used for this door mounting structure may be configured such that a cross section viewed from the axial direction of the rotation axis of the door body has a wave shape (Claim 3). A sheet member may be provided on the side in contact with the door attachment member, and the sheet member may be formed of an elastic material. Examples of the elastic material include an elastomer. By using such a door, the strength of the door can be improved as compared with the conventional one while preventing the increase in the air resistance due to the increase in the thickness of the door.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 shows a center-placed type air conditioning unit 1 mounted on a center console portion of a vehicle. The air conditioning unit 1 is arranged closer to the passenger compartment side than a partition plate that partitions the engine room and the passenger compartment, and is used for cooling an evaporator or the like in an air conditioning case 3 in which an air flow path 2 is formed. A heat exchanger 5 for heating, such as a heat exchanger 4 and a hot water heater, is housed in substantially the same position in the axle direction, and air supplied from a blower (not shown) is provided on the most upstream side of the air conditioning case 3. It has come to be introduced through.
[0016]
The cooling heat exchanger 4 is erected and arranged so that all air introduced in the air conditioning case 3 passes therethrough, and the heating heat exchanger 5 is downstream of the cooling heat exchanger 4. It is erected near the lower part of the air conditioning case 3 located on the side (vehicle compartment side). In the air conditioning case 3, there is formed a bypass passage 2a for guiding the air that has passed through the cooling heat exchanger 4 to the downstream side, bypassing the heating heat exchanger 5, and the air passing through the bypass passage 2a The ratio of the air passing through the heating heat exchanger 5 is adjusted by an air mix door 8 provided above the heating heat exchanger 5.
[0017]
A mixing area 2b for mixing the air that has passed through the bypass passage 2a and the air that has passed through the heat exchanger 5 for heating is formed on the downstream side of the air mixing door 8, and the windshield is formed through the mixing area 2b. A defrost opening 9 for taking out the air sent out toward the vehicle, a vent opening 10 for taking out the air sent out toward the upper side of the passenger compartment, and a foot opening 11 for taking out the air sent out downward of the passenger compartment are formed. Has been.
[0018]
The defrost opening 9 and the vent opening 10 are formed in the upper part of the air conditioning case 3 located at the most downstream end of the air flow path 2, and the defrost opening 9 is the vent opening 10 of the air conditioning case 3. The air can flow from the mixing area 2b through the defrost passage 2c formed on the front side of the vehicle. The vent opening 10 is formed on the rear side (vehicle compartment side) of the air-conditioning case 3, and is divided into three parts 10A, 10B, and 10C by a holding structure 7 to be described later, as shown in FIG. The conditioned air can flow from the mixing area 2b through the vent passage 2d formed on the rear side. Further, the foot opening 11 is formed at the lower end of the side surface of the air conditioning case 3 facing the passenger compartment side, and through the foot passage 2e partitioned by a partition wall 12 standing from below in the air conditioning case 3. Thus, the air from the mixing area 2b can be introduced.
[0019]
The opening degree of the defrost opening 9 is adjusted by the defrost door 15 provided in the defrost passage 2 c so as to face the opening 9, and the opening degree of the vent opening 10 faces the opening 10. The opening of the foot opening 11 is adjusted by a foot door 17 provided in the foot passage 2e.
[0020]
Each of these doors 15, 16, and 17 is, as shown in FIGS. 1, 2 (b) and (c), and FIG. 3, a rotating shaft 20, and an approximately extending from the rotating shaft 20 along the radial direction. In this embodiment, the defrost door 15 and the vent door 16 are of a cantilever type, and the foot door 17 is a butterfly type, and the rotating shaft 20 of the defrost door 15 is of a defrost type. The opening 9 has substantially the same length as the dimension along the vehicle width direction, and the rotary shaft 20 of the vent door 16 has substantially the same length as the dimension along the vehicle width direction of the vent opening 10 and the foot door 17. The rotary shaft 20 has substantially the same length as the dimension of the foot passage 2e along the vehicle width direction.
[0021]
By the way, the door main body 21 of the defrost door 15 and the vent door 16 has a wave-shaped cross section viewed from the axial direction of the rotating shaft as shown in FIGS. A sheet portion 22 (only the defrost door 15 is shown in FIG. 3) that contacts the peripheral portion of the defrost opening 9 or the vent opening 10 is provided over the entire circumference, and this sheet portion 22 is made of an elastic material such as an elastomer. It is formed by the body.
[0022]
As a result, the defrost door 15 and the vent door 16 can increase the rigidity of the door body 21 as compared with a door body having a linear shape, and at the same time, a door in which urethane is attached to the side surface of the door body or the entire door body 21. Compared to doors made of elastomer, the maximum width is not so large. For this reason, when the defrost door 15 and the vent door 16 are opened along the air flow direction with respect to the passages 2c and 2d in order to fully open the openings 9, 10, the defrost door 15 and the vent door 16 become air resistance. It is suppressed.
[0023]
Although the foot door 17 is of a butterfly type (not shown), each door main body 21 is formed into a wave shape and at the same time a streamline shape such as a convex lens type is formed with respect to the shape in which the two door main bodies 21 are connected. The air can also flow more smoothly when the foot opening 11 is fully opened.
[0024]
Further, as shown in FIG. 3A, three vent doors 16 are formed so that the vent openings 10A, 10B, and 10C can be opened and closed, and as shown in FIG. Between the door main bodies 21, an engagement protrusion 25 having a shape that can be inserted into an insertion hole 34 of the holding structure 7 described later is provided.
[0025]
As shown in FIG. 3, the engaging protrusion 25 is formed with an angle of about 90 ° with respect to the door body 21 from the rotary shaft 20, and as shown in FIG. A substantially L-shape composed of a first portion 26 projecting along the radial direction and a second portion 27 extending substantially along the axial direction of the rotary shaft 20 from the tip of the first portion 26. It has become a shape.
[0026]
As shown in FIG. 2A, the air conditioning case 3 is formed with a boundary portion 30 extending in the vehicle width direction in order to form a boundary between the defrost opening portion 9 and the vent opening portion 10. As shown in FIG. 2 (b), the boundary 30 basically opens upward, and the side surface of the defrost opening serves as the seat portion 31 of the defrost door 15 and the side of the vent opening rotates the vent door 16. A bearing cover 32 for the shaft 20 is provided.
[0027]
The holding structure 7 that divides the vent opening 10 also serves as a part of the boundary portion 30, and as shown in FIG. 2C, the defrost door 15 is provided on the defrost opening side as in the boundary portion 30. 2 has a sheet portion 31 to be seated, and the upper opening is narrower than the width of the opening in FIG. 2B, and the vent opening side is also shown in FIG. 4 and FIG. A holding portion 33 that holds a part of the side peripheral surface of the rotary shaft 20 of the vent door 16 is formed. Further, the holding structure 7 is formed by a hole 34A extending along the circumferential direction on the curved surface of the holding portion 33 and a hole 34B extending along the edge that is the beginning of the bending of the holding portion 33. A substantially L-shaped insertion hole 34 is formed. The insertion hole 34 is sized such that the engagement protrusion 25 formed on the rotary shaft 20 of the vent door 16 can be inserted.
[0028]
According to such a configuration, as shown in FIG. 7A, the orientation of the vent door 16 is adjusted so that the insertion hole 34 and the engagement protrusion 25 coincide with each other, as shown in FIG. In addition, after the engaging protrusion 25 is inserted into the insertion hole 34 from the side opposite to the vent opening 10, the rotating shaft 20 of the vent door 16 is rotated around its axis as shown in FIG. Similarly, the second portion 27 of the engaging protrusion 25 moves onto the holding portion 33 of the holding structure 7 so that the engaging protrusion 25 and the holding portion 33 are engaged.
[0029]
Therefore, in this embodiment, the rotating shaft 20 of the vent door 16 is engaged with the holding portion 33 at two positions other than both ends, and thus the axial dimension of the rotating shaft 20 becomes longer. In addition, when the vent door 16 closes the vent opening 10, it is possible to avoid the occurrence of air leakage caused by the pressure in the blown air and the deflection of the central portion in the axial direction of the rotary shaft 20.
[0030]
On the other hand, in this embodiment, the holding structure 7 is formed with a plate-like connecting portion 35 connected to the holding portion 33 via the insertion hole 34, and this connecting portion 35 is opposite to the vent opening 10. It extends while tilting downward to the open end. Further, a standing portion 36 standing from both side edges of the holding portion 33 and the connecting portion 35 and a standing portion 37 standing upward from a middle portion of the connecting portion 35 are formed, and the holding portion 33 and the connecting portion 35 are formed. Is defined as a bottom surface, and a standing room 36 and 37 are defined as side walls, and an upper wall 39 extends from the outer wall of the air-conditioning case 3 to the standing part 37 to form a pedestal. .
[0031]
Further, the duct 40 has a plate 41 that extends along the holding structure 7 from the peripheral edge at the opening end so as to face the holding structure 7 when connected to the openings 9 and 10.
[0032]
As a result, when connecting the defrost opening 9 and the vent opening 10 and the duct 40 to the portion where the holding structure 7 is installed in the vent opening 10, as shown in FIG. A seal member 42 is interposed between the opening edge surfaces of the openings 9 and 10 and the opening edge surface of the duct 40 so that each of the opening 9 and the vent opening 10 communicates with the duct 40. Be joined.
[0033]
On the other hand, only the defrost opening 9 side communicates with the duct 40 at a portion where the holding structure 7 is installed in the vent opening 10. That is, as shown in FIG. 2C, when the duct 40 is connected, the plate 41 is in a position to cover the opening of the compartment 38, and the seal member 42 has the upper wall 39 and the standing structure 7 in the standing structure 7. Since it is clamped by the end surfaces of the installation parts 36 and 37 and the plate 41, the compartment 38 is closed with good airtightness. Thereby, when the vent opening 10 is closed by the vent door 16, the air that has flowed into the compartment 38 from the insertion hole 34 formed in the holding structure 7 does not flow into the duct 40.
[0034]
Lastly, the holding structure 7 has been described as being installed on the vent opening 10, but the present invention is not limited to this. The holding structure 7 having the same configuration is formed in the defrost opening 9, and the defrost door is formed. The engagement protrusion 25 may be formed on the 15 rotation shafts 20.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, after the engaging protrusion of the rotating shaft is inserted into the insertion hole of the holding structure, the rotating shaft rotates to rotate the second of the engaging protrusion. Since the part moves from the insertion hole onto the holding portion and the engagement protrusion of the door and the holding portion of the holding structure are engaged, there are three or more supporting points for holding the rotation shaft, and the rotation of the door Even if the dimension along the longitudinal direction of the shaft becomes longer, the rotation shaft does not bend due to the wind pressure, so that it is possible to avoid air leakage when the door is closed.
[0036]
According to the second aspect of the present invention, air that has passed through the insertion hole when the door closes the air flow path stops in the image chamber, so that unnecessary air can be prevented from leaking.
[0037]
In addition, according to the third and fourth aspects of the present invention, it is possible to improve the strength of the door as compared to the conventional one while preventing the increase in the air resistance due to the increase in the thickness of the door.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an air conditioning unit using a door mounting structure according to the present invention.
FIG. 2 (a) is an enlarged explanatory view of the main part of the air conditioning unit showing the arrangement of the defrost opening, the vent opening and the vent door, and FIG. 2 (b) is the defrost opening, the vent opening and the vent door. FIG. 2 (c) is an enlarged cross-sectional view of the main part showing the arrangement in the part having the holding structure of the defrost opening, the vent opening, and the vent door. FIG.
FIG. 3 (a) is an explanatory view showing the overall configuration of the vent door, and FIG. 3 (b) is an enlarged view showing the configuration of the door body at the center of the vent door.
FIG. 4 is an enlarged view showing a state in which the holding portion and the insertion hole of the holding structure are viewed from the back side and the engagement protrusion of the rotation shaft.
FIG. 5 is an enlarged explanatory view of a main part of the air conditioning unit showing a configuration in which there is no vent door at the defrost opening and the vent opening.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of a main part showing a state in which a vent door is attached to a holding structure.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a procedure for attaching a vent door to a holding structure.
[Explanation of symbols]
1 Air conditioning unit 2 Air flow path (passage)
2c Defrost passage (passage)
3 Air-conditioning case (door-mounted member)
7 Holding structure 10 (10A, 10B, 10C) Vent opening 16 Vent door 20 Rotating shaft 21 Door body 22 Seat portion 25 Engaging projection 26 First portion 27 Second portion 33 Holding portion 34 Insertion hole 34A Hole portion 34B Hole 35 Connecting portion 36 Standing portion 38 Compartment 40 Duct 41 Plate 42 Seal member

Claims

A door composed of a rotary shaft and a door main body extending in a radial direction from the peripheral surface of the rotary shaft , and a door-attached member having a bearing hole in which both ends of the rotary shaft of the door are rotatably held. In the door mounting structure configured,
The door body rotates relative to the door from a position on the side peripheral surface of the rotary shaft that is shifted in the direction along the axial direction of the rotary shaft and at an angle of 90 degrees with respect to the door main body. An engaging projection comprising a first part projecting along the radial direction of the shaft and a second part extending substantially along the axial direction of the rotary shaft from the tip of the first part; A holding structure projecting into the passage intersecting with the rotation shaft is formed on the door mounting member, and an insertion hole is provided in the holding structure so that the engagement protrusion can be inserted into the insertion hole. A first hole corresponding to the outer shape of the first part and a second hole corresponding to the outer shape of the second part, and the holding structure, the insertion hole Forming a holding portion for holding the second portion of the engaging protrusion in proximity ,
After the engaging protrusion of the rotating shaft is inserted into the insertion hole of the holding structure, the second portion of the engaging protrusion is moved from the insertion hole onto the holding portion to hold the engaging protrusion and the holding By engaging the part, both ends of the rotating shaft are used as fulcrums for holding the rotating shaft on the door-attached member, and the engaging projections and holding parts other than both ends of the rotating shaft are engaged. The door mounting structure is characterized in that the portion to be mounted is also a fulcrum that holds the rotating shaft on the door mounting member .

The holding structure has a compartment having the holding portion and a connecting portion connected to the holding portion as a bottom surface, and a standing portion standing from both side edges of the connecting portion as side surfaces, and a passage that closes the door. A plate facing the holding structure is formed at an opening end of the duct to be connected, and a sealing member is sandwiched between the end surface of the standing portion of the holding structure and the plate of the duct. The door mounting structure according to claim 1.

The door mounting structure according to claim 1, wherein the door has a corrugated cross section when viewed from the axial direction of the rotation shaft of the door body.

4. The door mounting structure according to claim 3, wherein the door has a seat member on a side of the door body that contacts the door mounting member, and the seat member is formed of an elastic material. .