JP4091843B2 - １又は複数の工具のための収納装置 - Google Patents

Description

本発明は、１又は複数の工具のための収納装置、特に、交換可能なスクリュードライバビットを具備するスクリュードライバ又はチャック等のねじ式工具のための収納装置に関し、ベース部とその上に接続される回動オープン式蓋部と、ベース部が延在する面内にて固定位置に工具を収容すべく設けられた装着部と、工具の輪郭形状と類似形状の窓を設けた蓋部とを有し、その窓部の周縁間隔が、閉じた蓋部の窓を通して工具を取り外しできないように選択される。

このような収納装置は、DE 297 19 309 U1により知られている。

上記先行技術では、工具の輪郭形状に沿った周縁を具備する窓部の下に工具が配置されている。互いに向き合っている窓の２つの周縁の間の間隔は、装置が逆さにされた場合に工具が窓を通って落ちないように十分小さくされている。
独国特許発明第２９７１９３０９号明細書

本発明の目的は、機能的に有利な方式により公知の収納装置を改善することである。この目的は、本発明の特許請求の範囲により実現される。

請求項１では、閉じた蓋部の窓を通過する装着用突出部分が収容される工具の所与の領域であり、その周縁部は、工具の少なくとも２つの部分と接触しているか、実質的に接触している。この構造の結果、収納装置全体の高さを格段に低減することが可能である。この中に配置される工具は、収納装置全体の高さより厚くしてもよく、特に直径を大きくしてもよい。この利点に加えて、工具と周縁部分の接触、特に工具の突出部分との接触が、収納装置内の工具を大きながたつきもなく装着できることを伴う。好適な接触の場合、がたつきの解消も最適化される。

さらなる利点は、工具の突出部分に接触できることである。このことは、多かれ少なかれ、工具の軸方向長さ全体でもよく、これにより外側から工具の輪郭形状を見ることができるのみでなく、窓を通過せずにそれに触れることができる。この点において、この収納装置は、販売誘導機能も実現する。顧客は、収納装置内に配置された工具を見ることができるように特に触れることができるように収納装置を開ける必要がない。

同時に、周縁の接触により、その工具を閉じた収納装置から取り出すことができない。本発明の改良点においては、突出部分全体が周縁部分により保持されることにより、周縁部分と接触するか、又は僅かな隙間だけ離れている。この変形例の場合、窓周縁部分の輪郭線が、突出部分の輪郭線に沿っている。これにより、大きな間隙のない方式で工具を保持することができる。

このことは、小さい部品であっても、窓を通過して収納装置内へ落ちたり収納装置から外れたりすることができないという利点を有する。こうして、工具は窓を閉じている。このことは、建築現場で収納装置を使用する際に特に有利である。なぜなら、収納装置内に工具が配置されかつ収納装置が閉じられているとき、削り屑等のごみの粒子は全く入り込むことができない。

工具が収納装置から取り外されたならば、閉じた蓋部の窓上に置くことも可能である。その際、工具の所与の領域は、窓を通って収納装置の内部へ突き出る。この窓は、工具を転がり出させることなく載置させることができる。ここではまた、窓が工具により閉じられることを可能とする。この転がり防止手段は、収納装置が水平面上に置かれていない場合であっても機能する。収納装置が傾斜面上に置かれている場合も、工具は転がっていくことがない。

本発明の改良点として、装着部がトレイである。別の例として、ベース部から延びる離間した複数の横木から装着部を形成できる。装着部がトレイとして形成される場合、蓋部はトレイの周縁上に載置するか、又は、トレイ周縁から僅かな隙間を空けて設置されることが可能である。このことは、工具が収納装置から取り外されかつ蓋部が閉じられたときでさえ、いかなる小部品も収納装置内へ落ち込んだり収納装置から出たりしないという利点がある。

本発明の改良点として、トレイがベース部に関連するチャンバの蓋部に載置される。この変形例の場合、工具の下方に、蓋部も開けられた場合にのみ開けることができる収納チャンバが設置されている。この収納チャンバは、小さい部品を収容する役割を果たす。この収納チャンバを開けることにより、チャンバ蓋部のトレイ内に配置されている工具を同時に起こすことができる。従って、工具をトレイからより簡便に取り外すこともできる。同時に、チャンバ蓋部は、トレイ内に配置された工具の大部分による負荷を受けるので、工具がトレイに配置されたとき自動的に閉じることができる。蓋部は、好適には、スプリング作用により開く方向に力を及ぼされている。この結果、蓋部は、閉止具を用いることによってのみ閉じた位置に保持され得る。閉止具が開けられると、蓋部が自動的に開位置へと跳ね上がる。

本発明の改良点として、複数の回動オープン式バーがベース部へ設けられている。これらのバーの各々は、スクリュードライバビット用の複数の挿入開口を有する。個々のバーは、互いに平行に配置され、移動するために接続ロッドへ結合されてもよい。蓋部が閉じられると、接続ロッドが変位してバーが取り出し位置から収納位置へと回動する。この目的のために、蓋部は、接続ロッドの駆動ピンと相互作用するフック状のカムを形成してもよい。工具が蓋部の窓上に置かれると、閉止具が開けられたときでも蓋部は開くことができない。工具の重さは、蓋部を開位置へ移動させるスプリング力よりも大きい。

本発明はまた、窓内でのクランプ式嵌め込みにより工具が保持される収納装置に関する。この変形例の場合、いわば取っ手の一部である工具の一部と接触する窓領域に加えて、いわば取っ手である工具が窓内に保持されている。装着は、クランプ式嵌め込みを用いて行われる。蓋部が開けられた場合、工具は蓋部と関連する窓内に留まり、蓋部と共に回動する。

工具の他に、他の付属的な工具や工具用アクセサリを蓋部内に配置することが可能である。これらの部品もまた、蓋部内でのクランプ式嵌め込みにより保持される。この結果、蓋部が跳ねて開くと、収納装置内に配置された部品は、それらと関連付けられた区画内に留まる。その後、これらの部品は、蓋部の区画又はベース部の区画から、取り出すことができる。

クランプ式嵌め込みを実現するために、窓が割り当てられている蓋部及び／又はベース部の領域における材料を厚くする。窓の壁は、弾性的で追随性のある材料から作製でき、特に柔軟プラスチック材料で作製できる。この窓の枠は、工具の輪郭に対応する輪郭を有し、工具はいわば取っ手であり、この取っ手がクランプ式嵌め込みにより窓を閉鎖し、窓の開口を完全に閉鎖する。枠の輪郭面は、クランプ式嵌め込みを実現するために下部を切断してもよい。特に、この枠は、中空輪郭を有してもよい。柔軟性プラスチック枠は、蓋部の柔軟性プラスチックライニングにより形成することができる。

このライニングは、更なる区画を形成することができ、その中に、前述の付属的工具が同様にクランプ式嵌め込みにより配置される。さらに、ベース部が柔軟プラスチックライニングを有することが可能である。工具の１つは、スクリュードライバ取っ手とすることができる。スクリュードライバ取っ手は、突出部分により窓を通って外側に突き出ている。別の工具は、プライヤの頭部とすることができる。この工具用の保持用切り欠き部は、同様に窓に設けることができ、蓋部がとじているときでも関連する保持用切り欠き部がプライヤヘッドを収容しているか否かを外側から見ることができる。プライヤヘッドに関する保持用切り欠き部のベースは、ここでは、プライヤヘッドの輪郭に実質的に沿っている視認用窓を具備する。この視認用窓は、好適には、プライヤの結合部へ向けられている。プライヤ若しくはプライヤヘッドの結合部に対して外側から圧力を適用すると、保持用切り欠き部からプライヤヘッドを外へ押し出すことができる。柔軟プラスチックライニングは、蓋部を形成する金属製外郭に合わせることができる。この場合、柔軟プラスチックライニングの大きな表面領域を外側から見ることさえ可能である。その場合、外郭の開口は窓より大きい。ベース部（４）及び蓋部（３）は、閉止部（１７）を用いて互いにロックすることができる。

本発明の実施例を、図面を参照しつつ以下に説明する。

図１〜６に示す収納装置は、チャック２を収容する役割を果たす。チャック２は、多角形部分２３により例えば電気スクリュードライバのチャックへ挿入可能である。

図７〜９に示す実施例は、例えばチャックの形態の挿入開口を具備するスクリュードライバ取っ手１を収容する役割を果たす。この挿入開口へは、スクリュードライバビット３又はチャック２のいずれも、その多角形部分２３を用いて挿入可能である。

図１〜９に示す本発明の収納装置は、プラスチック射出成形品であるベース部４を具備する。ベース部４には、同様に射出成形された蓋部５が取り付けられており、これによりベース部４を閉じることができる。この目的のために、蓋部５は回動ピン２０の周りで回動する。図２及び図８に示したスプリング２２は、蓋部を開位置（図５、６及び９）へと押圧している。蓋部５が閉位置（図３及び４）へ変位したとき、スライド形態の閉止具１７は、その閉位置へ移動しなければならない。この目的のために、閉止具１７のフック１８は、突起１９を把持する。閉じている間、フック１８は突起１９に対してスナック作用を及ぼす。

互いに平行な複数のバー１２がベース部４内に配置されている。これらのバー１２は、回動ピンの周りで各々が回動して起き上がることができる。各バーに属する回動ピンは、蓋部５の回動ピン２０に対して平行に設けられる。平行なバー１２は、接続ロッド１５を用いて互いに接続されている。この目的のために、接続ロッド１５から横方向に突出する駆動ピン１６が使用され、その各々がバー１２に作用する。これらのバーの各々は複数の開口を具備し、その中へスクリュードライバビットを挿入可能である。

接続ロッド１５の自由端部は、駆動ピン１４を具備する。蓋部５のフック延長部に設けられる螺旋カム１３は、このドライバピン１４に作用する。この螺旋カムは、回動ピン２０の領域に設置されており、それにより、取り外し位置（図５）においてはバー１２が直立するように移動させられ、蓋部５が閉じられると、バー１２は斜めになるように収納位置（図４）へ移動させられる。

蓋部５は、窓状の切り欠き部８を有する。窓８の周縁８’の輪郭線は、取っ手１又はチャック２の輪郭線に沿っている。２つの互いに対向する周縁の間の間隔は、対応する位置における、実質的に回転対称のスクリュードライバ取っ手１又はチャック２の直径よりも大きい。この結果、図３に示すように、スクリュードライバ取っ手１又はチャック２が、所与の領域において突出部分９により窓８から突き出る。取っ手の直径の所与の領域は、このように収納装置の全体高さ、言うなれば蓋パネルとベースパネルの間の空間より大きくなる場合がある。窓８の長さは、その中に配置される部品の長さに対応しており、それによりこの部品の端部表面は、窓８の狭い周縁の前側に位置することになる。

図１〜６に示す実施例の場合、チャック２が配置される装着部６はトレイの形状とされる。このトレイは、チャンバ１０の蓋１１により形成される。チャンバ蓋１１は、トレイ６内に配置されたチャック２により開けられる。蓋１１が閉じ、蓋部５図３の閉位置に位置したならば、窓８の周縁８’がチャック２の突出部分９の外壁と接触することがわかる。このとき、窓８の周縁８’と工具１，２の外郭との間の隙間は実質的にない。図３に示すように、蓋１１と蓋部５の間に小さい隙間のみしか存在しないので、工具２が取り外されたとしても、外部の物体が収納装置内へ侵入することができず、また、収納装置内のいかなる部品も窓を通って失われることがない。

周縁８’が、装着部６内に配置された工具１，２の輪郭形状に沿っていることが好適である。これにより、関連する工具のみが、その大部分において装着部６内に配置されるからである。間違った工具が装着部６内に配置されたならば、蓋部５が閉じられないか又は周縁８’が隙間なく工具１，２の輪郭形状に接触しないことでそのことがわかる。

図７〜９に示す実施例の場合、装着部は、トレイではなく複数の互いに平行な横木７により形成される。これらの横木は、取っ手１の輪郭形状に沿った切り欠き部を形成する。この結果、取っ手は下向きに複数の点で接触し、収納装置の閉じた状態で窓８の周縁８’により上方から保持される。

図７〜９に示した実施例の場合、収納装置がさらにチャック２を収容する。チャック２へは、スクリュードライバビット３を挿入でき、チャック２自体はその多角形部分２３を用いてスクリュードライバ取っ手１のチャック２１へ挿入され得る。蓋部はチャック２１の上を把持する。

図１０〜２２に示す実施例は、スクリュードライバ取っ手用の収納装置であり、スクリュードライバ取っ手は、その刃側端部にチャックを具備し、そのチャックに対して、符号２で示されチャックと同様に設けられる延長刃要素を挿入できる。スクリュードライバ取っ手１は、窓８内に配置される。窓の枠２４は、取っ手１の輪郭に沿った輪郭面を具備する。この枠２４は、特に、中空部を形成する。取っ手１の２つのほぼ対向する部分１’は、２つの互いに対向する中空部により形成される２つの切り欠き部内にクランプ作用により配置される。さらなる保持用切り欠き部２６が、窓８に沿って設けられる。プライヤヘッド２７がこの保持用切り欠き部２６に配置される。保持用切り欠き２６のベースは視認用窓３２を具備し、その輪郭形状は、プライヤヘッド２７の輪郭形状に大まかに沿っている。プライヤヘッドは、取っ手アームを具備するのではなく、結合端部３５を具備し、これに対して取っ手１又は延長刃２を差し込むことにより取っ手アームを形成する。保持用切り欠き部２６及び窓８は、柔軟プラスチックライニング２５により形成される。柔軟プラスチックライニング２５は、金属製外郭３３を覆っている。金属製外郭３３はほぼT型の開口を具備し、この開口は柔軟プラスチックライニング２５により完全に覆われ、窓８及び／又は視認用窓３２を形成する。金属製外郭３３内にはさらに、複数の格子状開口が設けられ、これを通して柔軟プラスチックライニングの一部が突出することにより瘤３４を形成する。

蓋部５及びベース部４の双方とも柔軟プラスチックライニング２５を具備し、これが複数の区画を形成し、個々の工具１、２７、３１及び２８がこの中に配置される。工具はナイフ３０及び／又はヤスリ３１により形成される。これらは同様にクランプ式嵌め込みによりそこに保持される。ナット２８がさらに収納チャンバ２９に挿入される。さらに、回動バー１２がスクリュードライバビット３を挿入するための収納開口を具備する。全ての工具は、クランプ式嵌め込みにより保持されるので、この収納装置は、蓋部の内側に配置された工具をそれらの保持用切り欠きから落とすことなく回動して開けることができる。

ベース部に配置される工具もまたクランプ式嵌め込みにより保持することができる。それにより、開いた収納装置が逆向きになった場合でも、工具がこぼれ落ちたりしない。しかしながら、この安全機構は、蓋部５には基本的に必要なものである。

プライヤの広い方の面が柔軟プラスチックライニング２５の面と並んでいるとき、プライヤヘッドを取り出す作業は、視認用窓３２により簡単になる。保持用切り欠き部２６内のクランプ嵌め込みからプライヤヘッド２７を押し出すために、プライヤヘッド２７の結合部に対して圧力をかけるべく指を用いることができる。

開示された全ての特徴は、それら自体が本発明に関する。優先権書類に関連する添付の開示内容もまた、本出願の特許請求の範囲にこれらの書類における特徴を統合する目的も含め、その全てを本出願の開示に含めるものとする。

蓋部が閉じられている本発明の第１の実施例の平面図である。 蓋部が開けられている図１の実施例の図である。 図１のラインIII−IIIに沿った断面図である。 閉位置における図３のラインIV−IVに沿った断面図である。 開位置における図４と同様の断面図である。 図２のラインVI−VIに沿った断面図である。 図１と同様に示した本発明の第２の実施例の図である。 図２と同様に示した本発明の第２の実施例の図である。 図６と同様に示した本発明の第２の実施例の図である。 本発明の更なる実施例の斜視図である。 図１０の実施例の前面図である。 図１０の実施例の平面図である。 図１１のラインXIII−XIIIに沿った断面図である。 図１１のラインXIV−XIVに沿った断面図である。 図１０の実施例の側面図である。 図１０の実施例の更なる側面図である。 図１５のラインXVII−XVIIに沿った断面図である。 図１６のラインXVIII−XVIIIに沿った断面図である。 図１６のラインXIX−XIXに沿った断面図である。 図１２の平面図であるが、破線は外郭及びその開口並びに収納装置内に配置された工具の輪郭形状を示している。 図２０のラインXXI−XXIに沿った断面図である。 開位置における図１０の実施例を示す図である。 開位置における図１０の実施例において、工具を収納していない状態を示す図である。

Claims (19)

1. チャック (2) 又はスクリュードライバ取っ手 (1) のうち少なくとも一方と、該チャック又は該スクリュードライバ取っ手 (1) に装着可能な複数のスクリュードライバビット (3) とを含むねじ式工具の組のための収納装置であって、
   ベース部(4)と、
   その上に接続される回動オープン式の蓋部(5)と、
   前記ベース部(4)及び前記蓋部(5)の双方又はいずれか一方の内側の面内に設けられた装着部(6,7,24)とを有し、
   前記装着部(6,7,24)は、前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)を前記ベース部(4)及び前記蓋部(5)の双方又はいずれか一方の内側の面内にて固定位置に収容し、さらに、
   前記蓋部(5)は、前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)の輪郭形状と類似形状の窓(8)とを有し、
   前記窓(8)の周縁部分の２つの対向する周縁の間隔が、前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)に対し、前記蓋部(5)が前記ベース部(4)に対し閉じた状態であるときに前記窓(8)を通して前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)が前記蓋部(5)から取り外しできない間隔となるように選択された収納装置において、
   前記蓋部(5)が前記ベース部(4)に対し閉じた状態であるときに、前記装着部(6,7,24)により収容される前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)の所与の領域が、前記蓋部(5)の前記窓(8)を通して突き出ており、
   前記窓(8)の周縁部分が前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)の少なくとも２つの位置で接触していることを特徴とする収納装置。
2. 前記突き出た部分(9)が周縁(8')により保持されることにより、周縁部分が突き出た部分と接触していることを特徴とする請求項１に記載の収納装置。
3. 前記装着部がトレイ(6)であることを特徴とする請求項１又は２に記載の収納装置。
4. 前記蓋部(5)が前記トレイの周縁(6')上に載置されるか又は、該蓋部が小さな隙間だけ該トレイから離れていることを特徴とする請求項３に記載の収納装置。
5. 前記トレイ(6)が前記ベース部に設けられたチャンバ(10)の蓋部(11)内に載置されることを特徴とする請求項３又は４に記載の収納装置。
6. 前記装着部が、前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)の輪郭形状に沿った切り欠き部を具備する複数の横木を形成することを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の収納装置。
7. 前記蓋部(5)がスプリング作用により開く方向へ押圧されることを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載の収納装置。
8. 回動方式で取り付けられ、互いに平行であり、前記ベース部(4)に取り付けられ、かつ前記スクリュードライバビット(3)のための挿入開口を具備する複数のバー(12)を有することを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の収納装置。
9. 前記バー(12)が、移動するために互いに結合されており、前記蓋部(5)が閉じるとき取り外し位置から収納位置へと回動することを特徴とする請求項８に記載の収納装置。
10. 前記蓋部(5)が、接続ロッドの駆動ピンと相互作用するフック状カム(13)を形成することを特徴とする請求項１〜９のいずれかに記載の収納装置。
11. 前記チャック (2) 又はスクリュードライバ取っ手 (1)が、前記蓋部(5)の装着部(24)内にクランプ式嵌め込みにより配置されることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかに記載の収納装置。
12. 前記蓋部の前記装着部が、弾性的で追随性のある輪郭面(24)を形成し、この輪郭面が前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)の輪郭面(1')に沿い、かつ少なくとも２つの互いに対向するクランプ部分を具備することを特徴とする請求項１１に記載の収納装置。
13. 前記輪郭面(24)が、前記窓(8)の枠により形成され、柔軟プラスチック材料から作製された壁を具備することを特徴とする請求項１２に記載の収納装置。
14. 前記枠が、柔軟プラスチック材料から作製された壁を具備し、前記蓋部(5)の柔軟プラスチックライニング(25)により形成されることを特徴とする請求項１３に記載の収納装置。
15. 前記蓋部(5)と前記ベース部(4)の双方が柔軟プラスチックライニング(25)を具備し、これらが複数の保持用切り欠き部(26)を具備し、その中に前記ねじ式工具の組以外の付属的工具(27,30,31)がクランプ式嵌め込みにより固定されることを特徴とする請求項１〜１４のいずれかに記載の収納装置。
16. 前記付属的工具がプライヤヘッド(27)であって、前記チャック (2) 又は前記スクリュードライバ取っ手 (1)の隣の前記保持用切り欠き部(26)内に配置されることを特徴とする請求項１５に記載の収納装置。
17. 前記プライヤヘッド(27)に関連する前記保持用切り欠き部(26)のベースが、視認用窓(32)を形成する貫通孔を具備し、この視認用窓を通して、該プライヤヘッドの結合部が見えることを特徴とする請求項１６に記載の収納装置。
18. 前記柔軟プラスチックライニング(25)が、前記蓋部(5)の金属製外郭(33)の開口を通して延びることにより該蓋部の外側の一部を形成し、それに対して前記窓(8)及び前記視認用窓(32)が設けられることを特徴とする請求項１７に記載の収納装置。
19. 前記金属製外郭(33)の格子状孔を通して突き出る前記柔軟プラスチックライニング(25)の島状延長部(34)を具備することを特徴とする請求項１８に記載の収納装置。

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