JP4091400B2 - ろ過式集塵装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、気体中に含まれる塵埃の集塵装置、あるいは気体とともに送られる粉体を粉体と気体とに分離する固気分離装置などに用いられるろ過式集塵装置、さらに詳しくはそのろ材に付着する塵埃の洗浄手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
ろ過式集塵装置は、図7(a)に示すように、例えばろ布のようなろ材70に塵埃の混じった気体例えば空気を通過させ、ろ過して塵埃72を分離し集める装置である。このろ過式集塵装置においては、捕捉された塵埃72はろ材70の下方に落下し集められるが、運転時間の経過とともにろ材70の気体の流入する面側には塵72が付着堆積し、やがて目詰まりを起こし集塵が困難になる。したがって、目詰まりしないようにろ材70に付着する塵埃72を定期的に、あるいは必要に応じて払い落とし洗浄する必要がある。従来より用いられている典型的な払い落としの方法としては次の3つがある。
【0003】
(1)振動式:
この方法はろ材70をその取付台とともに電動モータなどを用いて振動させ、付着した塵埃72を払い落とす最も一般的な方法である。
【0004】
(2)逆洗式:
この方法は図7(b)に示すように、図7(a)における集塵時の気体の流れ(図示の場合はろ材70の外から内)に対して、逆方向(ろ材70の内から外)に加圧気体を継続して所定の時間流し、ろ材70を膨らませ、付着した塵埃72を分離させ払い落とすものである。
【0005】
(3)パルスジェット式:
これは逆洗式と同様に逆方向(ろ材70の内から外)に加圧気体を流す方式であるが、図7(b)に示すようにろ材70の下流側からバルブ74の操作により加圧気体源76の加圧気体を瞬時に脈動(パルス)的にろ材70内に噴射し、ろ材70を急激に膨らませ、逆洗とはためき効果とによって付着した塵埃72を分離させ払い落とす方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したとおりの形態の従来のろ過式集塵装置の塵埃の払い落とし方法には、次のとおりの解決すべき問題がある。
【0007】
(1)払い落としと集塵運転:
振動式はその構造上集塵装置の運転を一時停止しなければならない。また、ろ布などのろ材を支える機構部が痛みやすい欠点がある。外部から装置内に気体を送り続ける逆洗式も集塵運転を一時停止しなければならない。また、流した逆流気体が集塵装置の外に流出しないようにする必要がある。パルスジェット式は集塵運転を停止しないで行うことができ、またろ材の傷みが少ないという特徴がある。
【0008】
(2)洗浄方法とろ材:
パルスジェット式は上述のような特徴を有しているが、柔軟性のないろ材や通気抵抗の大きいろ材の場合には、他の方法、振動式、逆洗式も含めて、塵埃の十分な払い落としが難しい。例えばろ材として有効な微細孔のあいた多孔質のプラスチックや焼結金属の場合、柔軟性がないので、また通気抵抗も比較的大きいので、これらの方法による払い落としが難しい。多孔質の板材をプリーツ(ひだ)加工してコンパクトで大きなろ過面積を取れるようにしたろ材もあるが、この場合も比較的固く柔軟性も乏しくなるので、効率よく払い落とし洗浄をすることができない。
【0009】
(3)粉体の気体輸送:
ろ過式集塵装置を固気分離装置として用いる例えば粉体の気体輸送において、粉体を吸引空気管路により吸引し、あるいは加圧空気管路に投入し、輸送先においてろ過式集塵装置を用い粉体と空気とを分離し粉体を取り出す場合、ろ材に付着する粉体の量、付着した粉体の不規則な脱落などにより、粉体を定量輸送することが難しい。特に粉体薬品の輸送において輸送量の微妙な変化が好ましくない場合には不都合である。
【0010】
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、気体中の塵埃を集塵するろ過式集塵装置における、ろ材に付着する塵埃を適切に容易に、集塵運転中においても、また種々のろ材においても、払い落としすることができる手段を備えた、ろ過式集塵装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記技術的課題を解決するろ過式集塵装置として、塵埃を含む気体をろ過する筒状に形成され気体の流入面を外側にした1個又は複数個のろ材の、該流入面に向けて洗浄気体を噴射し、流入面に付着する塵埃を払い落とす、複数個の噴射孔を有した管状に形成され、筒状のろ材の長手方向に直交する方向に延び、ろ材それぞれの周囲又は複数個のろ材全体を包囲し上下に配設された複数個の噴射体と、該洗浄気体の噴射流量及び噴射時間を制御するとともに、洗浄気体の噴射を上側の噴射体から下側の噴射体に順次に、かつ所定の回数繰り返すように制御する制御手段とを備えている、ことを特徴とするろ過式集塵装置が提供される。
他の実施形態においては、塵埃を含む気体をろ過する筒状に形成され気体の流入面を外側にした1個又は複数個のろ材の、該流入面に向けて洗浄気体を噴射し、流入面に付着する塵埃を払い落とす、複数個の噴射孔を有した管状に形成され、筒状のろ材の長手方向に直交する方向に延び、ろ材それぞれの周囲又は複数個のろ材全体を包囲し、該流入面に沿って移動を自在に備えられた1個又は複数個の噴射体と、該移動を駆動する移動駆動手段と、該洗浄気体の噴射流量及び噴射時間を制御するとともに、移動駆動手段を制御する制御手段とを備えている、ことを特徴とするろ過式集塵装置が提供される。
【0012】
そして、塵埃の付着する面に気体を噴射して塵埃を払い落とすようにし、集塵運転中においても、また種々のろ材においても、適切に容易に塵埃を払い落とすことができるようにする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成されたろ過式集塵装置について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
【0026】
第1の実施形態として、ろ材の気体の流入面に向けて洗浄気体を噴射し付着する塵埃を払い落とす噴射体が、複数個、ろ材に沿ってその位置を固定して備えられている形態について説明する。
【0027】
図1及び図2を参照して説明すると、全体を番号2で示すろ過式集塵装置は、集塵ケース4と、集塵ケース4内に設けられたろ材である円筒状のフィルタ6、4個と、フィルタ6の回りに配設され洗浄気体である加圧空気を噴射する噴射体としての上下に計4個配設された洗浄ノズル8と、洗浄ノズル8の各々に加圧空気を供給する空気ボンベ10と、空気タンク10と洗浄ノズル8各々とを結ぶ管路の各々に設けられた電磁開閉弁12(SV1、SV2、SV3、SV4)と、電磁開閉弁12それぞれの開閉を制御する制御手段であるコントローラ14とを備えている。
【0028】
集塵ケース4は、上部が開口した集塵ケース本体16と、集塵ケース本体16のこの開口に隔壁板18を挟んで取付けられたヘッダケース20を備えている。4個のフィルタ6はこの隔壁板18に取付けられている。集塵ケース本体16は、上部が開口した円筒状部16aと、この円筒状部16aから下方に徐々に小径に延びた漏斗状部16bを有し、円筒状部16aには塵埃を含む気体の流入口22が、漏斗状部16bの下端には捕捉された塵埃が集められ排出される排出口24が形成されている。
【0029】
隔壁板18は、円板状に形成され集塵ケース本体16とヘッダケース20の間を気密に分離し、中心部にフィルタ6を取付ける取付孔18aが4個形成されている。ヘッダケース18は、下端が集塵ケース本体16に整合し開口した円筒状に形成され、上端面は閉じられている。ヘッダケース18には、フィルタ6を通った気体の排気口26、及びフィルタ6のパルスジェット洗浄用気体である加圧空気の投入口27、27が形成されている。
【0030】
フィルタ6は、焼結金属により、一端が閉じた円筒状に形成されている。他端の開放された端の外周にはねじが形成されており、この他端が隔壁板18の取付孔18aに通されてナット7により固定されている。
【0031】
したがって、流入口22から集塵ケース本体16内に流入した塵埃を含む気体は、4個のフィルタ6の外周面である流入面Sからその内側に流れ、ヘッダケース18内を通り排気口26に流れ、流入面Sで捕捉された塵埃は排出口24に落下し集められる。
【0032】
このろ過式集塵装置2を粉体の空気輸送において固気分離装置として用いた場合には、流入口22から流入した粉体及び空気は、フィルタ6において分離されて粉体は排出口24に集まり、空気は排気口26に流れる。
【0033】
洗浄ノズル8は、管材により形成され、フィルタ6各々の外周面すなわち流入面Sの外側全周に流入面Sと間隔を置いて配置された、複数個の噴射口9を有する環状部8aと、環状部8a各々に連結した枝部8bと、集塵ケース本体16の円筒状の壁部に一端が固定され枝部8bと集塵ケース本体16の外とを結ぶ気体供給部8cとを備えて一体に平板状に形成されている。噴射口9は環状部8aのフィルタ6の流入面Sに対向した内側の円周上に等間隔で開口されている。
【0034】
集塵ケース本体16の壁部に固定された上下4個の気体供給部8cには、空気タンク10が、上方から電磁開閉弁12であるSV1、SV2、SV3、SV4を介して、それぞれ管路により接続されている。
【0035】
電磁開閉弁12の各々、SV1、SV2、SV3、SV4は、コントローラ14に接続されており、コントローラ14によってその開閉、開度などが制御される。コントローラ14は、4個の洗浄ノズル8それぞれの、洗浄空気の噴射流量及び噴射時間を調整可能に設定する。本実施の形態においては、洗浄空気の噴射を上方の電磁開閉弁SV1から始めて下方の電磁開閉弁SV4へと順次に行うように制御し下側の洗浄ノズル8に塵埃、粉体などが堆積しないようにし、またこの手順を所定の回数繰り返すように制御する。
【0036】
さらに、洗浄気体である加圧空気の噴射流量を、流入口22から集塵ケース本体16内に流入する塵埃を含む気体の流量よりも少なく制御し、集塵運転に影響がないようにする、すなわち集塵運転を止めなくてもよいようにする。
【0037】
コントローラ14は、これらの制御項目を切換え設定する、ダイヤル式、タッチパネル式、あるいはプッシュボタン式などのスイッチを備えている。
【0038】
かくして、フィルタ6の気体の流入面Sに沿って上下に4個設置された洗浄ノズル8の、噴射孔9からの流入面Sに向けて噴射する洗浄気体である加圧空気をコントローラ14によって制御することにより、流入面Sに付着する塵埃、粉体などを払い落とす。
【0039】
ろ過式集塵装置の第2の実施形態として、洗浄気体を噴射する噴射体がろ材に沿ってその位置を移動を自在に備えられている形態について説明する。
【0040】
図3及び図4を参照して説明すると、全体を番号30で示すろ過式集塵装置は、集塵ケース32と、集塵ケース32内に設けられたろ材である円筒状のフィルタ6、4個と、集塵ケース32にフィルタ6に沿って移動を自在に配設された洗浄気体である加圧空気を噴射する噴射体としての洗浄ノズル34と、洗浄ノズル34に連結された移動駆動手段であるエアシリンダ36と、洗浄ノズル34及びエアシリンダ36に加圧空気を供給する空気タンク10と、空気タンク10と洗浄ノズル34の間に設けられた電磁開閉弁12(SV5)と、空気タンク10とエアシリンダ36の間に設けられた2個の電磁開閉弁12(SV6、SV7)と、電磁開閉弁12それぞれの開閉を制御する制御手段であるコントローラ15とを備えている。
【0041】
集塵ケース32は、上部が開口した集塵ケース本体38と、集塵ケース本体38のこの開口に隔壁板40を挟んで取付けられたヘッダケース42とを備えている。4個のフィルタ6はこの隔壁板40に取付けられている。集塵ケース本体38は、前述の第1の実施の形態における集塵ケース本体16と円筒状の壁部に空気供給部8cを備えていない以外は同一である。そして、同様に流入口22及び排出口24が形成されている。
【0042】
隔壁板40は前述の第1の実施の形態における隔壁板18と、またヘッダケース42は前述の第1の実施の形態におけるヘッダケース20と、隔壁板40とヘッダケース42の間に洗浄ノズル34の上下に延びる気体供給部34aを摺動自在に上方に突出させて通す摺動受部材44を備えた以外は同一である。そして、同様にヘッダケース42には、排気口26及び加圧空気の投入口27、27が形成されている。
【0043】
フィルタ6は前述の第1の実施の形態におけるフィルタと同一である。
【0044】
したがって、前述のろ過式集塵装置2と同様に、流入口22から集塵ケース本体38内に流入した塵埃を含む気体は、4個のフィルタ6の外周面である流入面Sからその内側に流れ、ヘッダケース42内を通り排気口26に流れ、流入面Sで捕捉された塵埃は排出口24に落下し集められる。
【0045】
洗浄ノズル34は、管材により形成されており、前述の第1の実施の形態における洗浄ノズル8と実質的に同一の環状部8a及び環状部8aの各々に連結された枝部8bを備え、枝部8bに上述の気体供給部34の一端が一体的に連結されている。
【0046】
この気体供給部34aの、ヘッダケース42の摺動受部材44から上方に突出した他端には、空気タンク10が、電磁開閉弁12(SV5)介して管路により接続されている。
【0047】
エアシリンダ36は、洗浄ノズル34の気体供給部34aと平行に、そのロッド36aを上方にしてシリンダ本体36bがヘッダケース42に取付けられ、ロッド36aの先端と気体供給部34aの先端とがバー37によって一体的に連結されている。シリンダ本体36bには、空気タンク10が電磁開閉弁12のSV6、SV7を介して、それぞれ管路により接続されている。かくして、エアシリンダ36を伸縮作動させると、その伸縮に応じて洗浄ノズル34は、図3に矢印Tで示すように実線で示す上方の位置と二点鎖線で示す下方の位置の間を自在に移動される。
【0048】
電磁開閉弁12の各々、SV5、SV6、SV7は、コントローラ15に接続されており、コントローラ15によってその開閉、開度などが制御される。コントローラ15は、前述の第1の実施の形態におけるコントローラ14と実質的に同じものであり、洗浄ノズル34の、洗浄気体の噴射流量及び噴射時間、また移動駆動手段のエアシリンダ36の伸縮速度、停止位置、停止時間、上下移動の回数などを調整可能に設定する。さらに、洗浄気体である加圧空気の噴射流量を、流入口22から集塵ケース本体38内に流入する塵埃を含む気体の流量よりも少なく制御する。
【0049】
かくして、ろ過式集塵装置30においては、フィルタ6の気体の流入面Sに沿って洗浄ノズル34を上下にコントローラ14により制御し洗浄気体を噴射しながら移動させることにより、流入面Sに付着する塵埃、粉体などを払い落とす。
【0050】
次に図5及び図6を参照して、ろ過式集塵装置2あるいはろ過式集塵装置30に用いられるろ材であるフィルタ、及び噴射体である洗浄ノズルの他の実施形態について説明する。
【0051】
この形態におけるフィルタ50は、多孔質の樹脂板をプリーツ(ひだ)加工して筒状にしたフィルタ本体52を4個、それぞれの筒状の両端を矩形の上板54及び下板56に接着して一体に形成されている。そしてこのフィルタ50が2個並べて用いられている。上板54は前述の隔壁板18あるいは隔壁板40に相当する集塵ケース内の隔壁板に取付けられる。上板54には筒状のフィルタ本体52の内側を前述のヘッダケース20あるいはヘッダケース42に相当するヘッダケースに連通させる開口54aが形成され、下板56はフィルタ本体52の下部を閉じている。かくしてフィルタ50によれば、複数個のプリーツ加工されたフィルタ本体52により、大きな気体の流入面を備えることができる。
【0052】
洗浄ノズル60は、前述の第2の実施形態のろ過式集塵装置30における洗浄ノズル34と同様に移動を自在に、すなわちフィルタ50の筒状のフィルタ本体52の延びる方向に沿って、その位置を移動を自在に備えられている。洗浄ノズル60は、管材により形成され、フィルタ本体52の延在方向に直交する方向に延びて、並んだ2個のフィルタ50の間及び周囲を囲む複数個の噴射口9を有した3本の真直な主ノズル62aと、主ノズル62aそれぞれの端部を結ぶ2本の副ノズル62bと、2個のフィルタ50の間に位置した主ノズル52aに立設された気体供給部62cとを備えている。
【0053】
洗浄ノズル60に形成される複数個の噴射孔9は、フィルタ50の外周面である気体の流入面に向けて開口されるとともに、塵埃、粉体などが溜まりやすいフィルタ本体52の両端の上板54及び下板56との接合部などにも向けて設けられている。
【0054】
上述したとおりの形態のろ過式集塵装置の作用について説明する。
【0055】
(1)払い落としと集塵運転:
このろ過式集塵装置は、塵埃を含む気体をろ過するろ材の気体の流入面に向け洗浄気体を噴射し流入面に付着する塵埃を払い落とす噴射体を備え、塵埃を気体を噴射して払い落とすようにしたので、集塵運転中においても運転を停止することなく、適切に容易に塵埃を払い落とすことができる。また、従来の逆洗式のように、塵埃払い落としの逆流気体を集塵装置の外に流出しないようにする必要もない。
【0056】
(2)洗浄方法とろ材:
このろ過式集塵装置は、ろ材の気体の流入面に向け洗浄気体を噴射し流入面に付着する塵埃を払い落とすので、柔軟性のないろ材や通気抵抗の大きいろ材においても、効率よく塵埃を払い落とし洗浄することができる。
【0057】
(3)集塵性能:
微細な孔があいた多孔質のプラスチックや焼結金属のろ材、すなわち高性能な集塵ができ、耐蝕性にすぐれ、耐久性のあるろ材を用いた場合においても、塵埃の払い落とし洗浄が容易であるので、従来に比べて集塵性能を格段に向上させることができる。
【0058】
(4)粉体の気体輸送:
粉体の気体輸送においてこのろ過式集塵装置を固気分離装置として用いることにより、粉体の定量輸送が容易になる。特に輸送される粉体の微妙な変化が好ましくない粉体薬品の輸送などには好都合である。
【0059】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
【0061】
噴射体:
本実施の形態においては、移動自在な噴射体は1個(図3、噴射ノズル34)備えられたが、2個以上同時に、あるいは2個以上別々に移動を可能に備えてもよい。
【0063】
【発明の効果】
本発明に従って構成されたろ過式集塵装置によれば、気体中の塵埃を集塵するろ過式集塵装置における、ろ材に付着する塵埃を適切に容易に、集塵運転中においても、また種々のろ材においても、払い落としすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたろ過式集塵装置の、第1の実施形態である噴射体が固定された形態を示す構成説明図。
【図2】図1のA−A矢印方向に見て示した、ろ材と噴射体の部分の拡大断面図。
【図3】本発明に従って構成されたろ過式集塵装置の、第2の実施形態である噴射体が移動自在に備えられた形態を示す構成説明図。
【図4】図2のB−B矢印方向に見て示した、ろ材と噴射体の部分の拡大断面図。
【図5】ろ材の他の形態及びそれに合わせた噴射体の他の形態を示した平面図。
【図6】図5のC−C矢印方向に見た側面図。
【図7】従来のろ材における(a)集塵時、(b)洗浄時の状態を示した説明図。
【符号の説明】
2:ろ過式集塵装置
6:フィルタ(ろ材)
8:洗浄ノズル(噴射体)
9:噴射口
14:コントローラ
15:コントローラ
22:流入口
24:排出口
26:排気口
30:ろ過式集塵装置
34:洗浄ノズル(噴射体)
36:エアシリンダ(移動駆動手段)
50:フィルタ(ろ材)
60:洗浄ノズル(噴射体)
S:流入面
Claims (2)
- 塵埃を含む気体をろ過する筒状に形成され気体の流入面を外側にした1個又は複数個のろ材の、該流入面に向けて洗浄気体を噴射し、流入面に付着する塵埃を払い落とす、複数個の噴射孔を有した管状に形成され、筒状のろ材の長手方向に直交する方向に延び、ろ材それぞれの周囲又は複数個のろ材全体を包囲し上下に配設された複数個の噴射体と、
該洗浄気体の噴射流量及び噴射時間を制御するとともに、洗浄気体の噴射を上側の噴射体から下側の噴射体に順次に、かつ所定の回数繰り返すように制御する制御手段と
を備えている、ことを特徴とするろ過式集塵装置。 - 塵埃を含む気体をろ過する筒状に形成され気体の流入面を外側にした1個又は複数個のろ材の、該流入面に向けて洗浄気体を噴射し、流入面に付着する塵埃を払い落とす、複数個の噴射孔を有した管状に形成され、筒状のろ材の長手方向に直交する方向に延び、ろ材それぞれの周囲又は複数個のろ材全体を包囲し、該流入面に沿って移動を自在に備えられた1個又は複数個の噴射体と、
該移動を駆動する移動駆動手段と、
該洗浄気体の噴射流量及び噴射時間を制御するとともに、移動駆動手段を制御する制御手段と
を備えている、ことを特徴とするろ過式集塵装置。
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