JP4091237B2 - 内燃機関およびインジェクタ情報読み取り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の燃料噴射ばらつきの低減に関する。
【0002】
【従来の技術】
コモンレール式ディーゼルエンジン等の内燃機関では、燃料噴射用のインジェクタは、制御信号に応じて開閉してインジェクタに供給された供給燃料の噴射を行うようになっている。前記制御信号はインジェクタの開弁時期および開弁時間を規定し、開弁時期および開弁時間は、電子制御ユニットが指令噴射時期および指令噴射量に基づいて算出している。近年の排ガス低減要請等に対応すべく、インジェクタの表面にインジェクタ個々の噴射特性に対応したバーコード等の識別パターンを形成し、これをバーコードリーダー等を用いて読み取って前記制御信号の補正情報を電子制御ユニットに記憶させ、前記開弁時期および開弁時間を算出する際にインジェクタの個体差を吸収するようにしたものがある(特表2000−501155)。
【0003】
この技術では、前記バーコード等のように情報密度の高い識別パターンを用いることで、より精密にインジェクタ個々の噴射特性を燃料噴射制御に反映させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特表2000−501155のような、インジェクタに個々の噴射特性を記憶しておく技術では、内燃機関の気筒とインジェクタとを1対1に対応させることが必要になるため、内燃機関へのインジェクタの組付けとインジェクタに付された識別パターンの読み取りには注意を要する。インジェクタの組付けに先立って予め読み取りをしておけばよいが、別途、組付け先を指定するラベルを貼付する必要が生じる。
【0005】
一方、内燃機関は多くの部品からなるきわめて実装密度が高い装置で、インジェクタの周囲が吸気バルブや排気バルブの動弁機構等で複雑にレイアウトされており、その上、インジェクタ自体は直径が1cm程度の細い棒状体に過ぎないことを考えると、内燃機関の製造工程において識別パターンの読み取りを行う機会は必ずしも多くはない。インジェクタの組付け時に識別パターンの読み取り作業を行うことが考えられるが、組付け工程の中に識別パターンの読み取り工程が割って入ることになり、生産ライン全体を大きく見直す必要が生じる。
【0006】
また、この場合、複数気筒が一般的な車両用等の内燃機関においてインジェクタを組付ける作業者が逐一、識別パターンの読み取りとインジェクタの組付けとを行うことになり、作業性が低下する。インジェクタの組付けに先立ち気筒数分まとめて読み取っておくとすれば、記憶密度の高い上記バーコードのように一見して他の識別パターンと区別をつけにくい識別パターンの場合、気筒とインジェクタの対応関係について作業者に過度の注意負担を強いることになる。
【0007】
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、インジェクタ表面に形成された識別パターンを作業性良好に読み取ることのできる内燃機関および識別パターンを読み取るインジェクタ情報読み取り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、シリンダヘッドの上に吸気バルブの動弁機構および排気バルブの動弁機構を設けるとともに、シリンダヘッドを貫通する取り付け孔にインジェクタを挿入して前記シリンダヘッドの上面から突出する前記インジェクタの突出部を前記取り付け孔にクランプにより保持してなり、前記シリンダヘッドの下方に形成された燃焼室内に前記インジェクタが制御信号に応じて開閉して燃料を噴射するとともに、前記動弁機構の作動により前記吸気バルブおよび前記排気バルブが開閉して前記燃焼室の吸排気を行う内燃機関に次の構成を具備せしめる。
前記インジェクタは、燃料の供給を受けるためのインレット部および余剰燃料の回収用のリターン部が側方へ伸びており、最上部には側方に接続口が突出しているコネクタ部が設けてある。
前記シリンダヘッドに覆着されるヘッドカバーを、単一のカバー体で前記吸気バルブ動弁機構と前記排気バルブ動弁機構とを共に覆う構成とし、かつ、前記ヘッドカバーの天井部に開口部を形成するとともに該開口部の外縁部を前記シリンダヘッド上面に達する高さの筒状として前記インジェクタ突出部および前記クランプを囲む構成とすることにより、少なくとも前記インジェクタの前記クランプの保持位置よりも上方の部分および前記クランプが露出する構造とする。
また、前記クランプの保持位置よりも上方で、露出する前記インジェクタの前記コネクタ部の頂面に、前記インジェクタの噴射特性に対応した識別パターンを形成する。
【0009】
吸気バルブおよび排気バルブの動弁機構やインジェクタの組付けが完了していても、識別パターンがインジェクタ取り付け穴やクランプやヘッドカバーによって隠れてしまうことがないので、部品の組付け工程の中に識別パターンの読み取り工程が割って入ることなく、内燃機関を構成する各部品が組付けられた後に識別パターンの読み取りを行うことができる。しかも、識別パターンの読み取りは、既にインジェクタが組付けられた状態で行うことができるので、作業性もよい。
【0010】
また、電子制御ユニットの故障等で記憶した識別パターンの情報を消失した場合にも内燃機関を分解することなく識別パターンを再読み取りが可能で、メインテナンス性に優れる。
【0014】
請求項2記載の発明では、請求項1削除の発明の構成において、前記識別パターンを覆う保護部材を設ける。
【0015】
識別パターンが塵埃等から守られるので、識別パターンの再読み取り時に正確に補正情報を出力し得る。
【0016】
請求項3記載の発明は、複数気筒の請求項1または2の発明の内燃機関の前記インジェクタ各々の前記識別パターンを読み取るインジェクタ情報読み取り装置であり、
光学像を取り込む気筒数分の光学検出部と、該光学検出部を前記内燃機関における前記インジェクタの配置と同じ配置にて互いに結合せしめる結合部材とからなる検出ユニットを具備する。
前記検出ユニットを前記内燃機関の上方に配置して前記複数の前記光学検出部を前記複数の前記インジェクタ上方部分に形成した前記識別パターンと1対1に近接せしめたとき、前記光学検出部の検出面の各々が近接する前記識別パターンと対向する向きに前記光学検出部を前記結合部材に取り付ける。
【0017】
気筒と光学検出部とが1対1に対応しているので、確実に気筒とインジェクタとが1対1に対応するようにインジェクタ情報を収集することができる。しかも実質的に複数気筒のインジェクタの識別情報を一時に読み取ることができるので、能率がよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1(A)、図1(B)に本発明の第1実施形態になる内燃機関の要部の構成を示す。内燃機関1は、シリンダブロック21の上方にシリンダヘッド22が覆着されてなり、シリンダブロック21に形成されたシリンダ21a内にピストン23が摺動自在に保持されている。ピストン23とシリンダヘッド22との間に燃焼室200が形成される。シリンダヘッド22には吸気マニホールドと連通する吸気ポート201および排気マニホールドと連通する排気ポート202が形成され、吸気ポート201とシリンダ21aとの連通と遮断とを切り換える吸気バルブ31および排気ポート202とシリンダ21aとの連通と遮断とを切り換える排気バルブ32が設けられている。
【0019】
吸気バルブ31は傘状のヘッド311と軸状のステム312とからなり、ステム312が吸気ポート201の上壁部を貫通して設けられた筒状のガイド33により摺動自在に保持されている。吸気バルブ31は外開式の弁であり、後退位置でヘッド311がシリンダ21aに通じる吸気ポート201の開口部を閉鎖し、前進位置でヘッド311が吸気ポート201の開口部を開く。一方、排気バルブ32も吸気バルブ31と同様にステム322にて、排気ポート202の上壁部を貫通して設けられた筒状のガイド34により摺動自在に保持され、ヘッド321が前後動してシリンダ21aに通じる排気ポート202の開口部を開閉する。
【0020】
吸気バルブ31および排気バルブ32の開閉駆動はシリンダヘッド22の上に設けられた動弁機構35,36によりなされる。吸気バルブステム312は基端部がシリンダヘッド22から突出し、ステム312の外周でシリンダヘッド22とステム312の外周に固定されたスプリングキャップ352との間にスプリング351が介設されている。ステム312と隣接してラッシュアジャスタ353が設けてあり、そのボディ3531内に配設されたプランジャ3532の上端部からロッカーアーム354が伸びその先端部がステム312の基端面と当接している。
【0021】
ロッカーアーム354の上には紙面に直交方向にカムシャフト355が配設され、カムシャフト355の回転に同期してカム356がロッカーアーム354を下方に押圧して吸気バルブ31を押し下げ開弁する。
【0022】
一方、排気バルブ32の動弁機構36も同様の構成を有し、スプリングキャップ362とシリンダヘッド22との間に介設されたスプリング361により排気バルブ32に閉弁方向の付勢力を発生するとともに、ラッシュアジャスタ363のボディ3631内から突出するプランジャ3632の先端部からロッカーアーム364がステム322に橋渡しされてカムシャフト365の回転に同期してカム366がロッカーアーム364を介して排気バルブ32を駆動する。これらカムシャフト355,365は、図略のクランクシャフトから伝達される動力で回転する。
【0023】
また、シリンダヘッド22にはヘッドカバー5が覆着される。ヘッドカバー5は、前記カムシャフト356,365の軸方向に長い2つのカバー体51,52からなり、一方のカバー体51は吸気バルブ動弁機構35を覆い、他方のカバー体52は排気バルブ動弁機構36を覆っている。
【0024】
吸気バルブ動弁機構35と排気バルブ動弁機構36で挟まれた前記ヘッドカバー5によって覆われないシリンダヘッド22の中央部には、上下方向に貫通孔22aが形成されてインジェクタ41を取り付ける取り付け孔22aとしてある。取り付け孔22aは下端部が小径の段付き形状となっており、インジェクタ41を取り付け孔22aに挿入したとき、取り付け孔22aの段部22bにてインジェクタ41を位置決めするようになっており、取り付け孔22aの小径部をインジェクタ41のノズル部411のみが挿通する。また、取り付け孔22aの大径部の最底部にはガスケット42が配設されて燃焼室200の気密を保持している。
【0025】
インジェクタ41は略円形断面の棒状体で、シリンダヘッド22の上面22cから突出する突出部412をクランプ43により保持されている。クランプ43は厚肉の板状部材で、インジェクタ41に隣接してシリンダヘッド上面22cから突設された支軸431から水平に伸びており、該支軸431とインジェクタ41との間を橋渡ししている。クランプ43はインジェクタ41側の端部が音叉状の二股に成形され、その間にインジェクタ41を挟むようになっている。インジェクタ41の側面はクランプ43による保持位置にて二面取りされており、三日月状の段面41aにクランプ43の音叉状端部が押し付けられてインジェクタ41がシリンダヘッド22に固定される。
【0026】
インジェクタ41は、燃料の供給を受けるためのインレット部413および余剰燃料の回収用のリターン部414が側方へ伸びており、最上部にはコネクタ部415が設けてある。コネクタ部415は樹脂モールド等の成形品で、側方に接続口4151が突出しており、電子制御ユニットの駆動回路から伸びるワイヤの端部に設けられたプラグを受けるようになっている。前記駆動回路は、インジェクタ41がピエゾスタックによりニードルが着座または離座するインジェクタであればピエゾスタックを充放電し、ソレノイドによりニードルが着座または離座するインジェクタであればソレノイドへの電圧印加をオンオフする。
【0027】
コネクタ部415の頂面には、識別パターンであるQRコード61が形成してある。QRコード61は二次元コードの一つであり、レーザマーカ等を用いて印字される。また、QRコード61は後述するように光学スキャナにより読み取り可能である。
【0028】
QRコード61にはインジェクタ41個々の噴射特性の違いを前記電子制御ユニットの燃料噴射制御において相殺するための補正情報が書き込まれる。補正情報は、例えば、燃料噴射の噴射開始時期および噴射時間を規定する噴射信号の補正値として与えられ、噴射開始時期の増減量と噴射時間の増減量からなる。QRコード61から得られる補正情報は後述するように前記電子制御ユニットのROMに書き込まれて噴射信号に反映される。
【0029】
図2に噴射信号、噴射率の補正例を示す。図中、基準の噴射信号は、指令噴射開始時期および指令噴射時間に対応し、補正噴射信号は前記補正情報により補正された噴射信号である。基準の噴射信号にてインジェクタ41を開閉すると、インジェクタ41個々の噴射特性の違いにより、噴射率のプロファイルは図中破線のようになり、図中実線で示す目標値からずれる。これに対して補正噴射信号ではインジェクタ41個々の噴射特性によらず目標値に近づく。前記補正値は、インジェクタ41個々の噴射信号に対する開弁時期の応答時間や噴射量のずれ量を予め実験的に確認しておき、噴射率のプロファイルが目標プロファイルに近似するように設定する。なお、実噴射量と噴射時間の関係において、実噴射量の噴射時間に対する傾きやリニアリティのずれ方がインジェクタ41により異なるので、複数の指令噴射時間に対して補正値を与えて補正をより精密なものとするのもよい。
【0030】
前記QRコード61の読み取りは内燃機関が組立を完了し最終検査工程に払い出される状態になってから行われ、これを図3により説明する。図中、内燃機関1は説明の便宜のためインジェクタ41以外の部分については殆ど省略している。先ず光学スキャナ81によりインジェクタコネクタ部415の頂面に形成したQRコード61を読み取りコード信号に変換して、制御装置82に送信する。制御装置82はコンピュータやROMライタ等からなり、例えばCRTに気筒番号を表示して作業者にQRコード61を読み込むべきインジェクタ41を指示する。読み込まれた全気筒のQRコード61の情報は一旦、制御装置82の記憶装置に記憶される。次いでQRコード61の情報に対応するインジェクタ41の補正情報が電子制御ユニット7のROMに書き込まれる。
【0031】
本内燃機関では、シリンダヘッド22に、動弁機構35,36、インジェクタ41が組付けられ、ヘッドカバー5が覆着された状態でも、QRコード61が形成されたインジェクタコネクタ部415が露出しているから、内燃機関1が組立を完了し最終検査工程に払いだされる状態になってから作業性良好に識別コード61を読み取ることができる。しかも、読み取りはインジェクタ41が組付けられた状態で行うから気筒とインジェクタ41の対応関係を誤るおそれは殆どない。
【0032】
また、当該内燃機関1を搭載した車両が実走行に供されるようになってから電子制御ユニット7の故障等で読み取った補正情報が消失しても、内燃機関1を分解することなくQRコード61の再読み取りが可能であり、メイテナンス性にも優れる。
【0033】
なお、車両が実走行に供されるようになると次第にQRコード61の形成面に汚れが付着する。かかる汚れに対して前記QRコード61ではある程度の復元機能を有しているが、拭いた時に汚れが落ちやすいように、QRコード61の形成面は滑面とするのがよい。また、車両が使用される環境によっては、図4に示すように、QRコード61の形成面に保護部材である透明な樹脂膜62をコーティングしたり、図5に示すように、保護部材であるキャップ63によりコネクタ部415を覆うようにしてもよい。なお、キャップ63はインジェクタ41に予め被せておいて読み取り時に一旦外すのでもよいし、キャップ63のない状態で製造ラインを流しQRコード61の読み取り完了後に被せるのでもよい。なお、図例のようにキャップ63の内周にOリング64を設けてコネクタ部415とキャップ63との間をシールし、より防塵性を高めるのもよい。
【0034】
(第2実施形態)
図6に本発明の第2の実施形態を示す。図中、第1実施形態と同じ番号を付した部分は第1実施形態と実質的に同じ作動をするので、第1実施形態との相違点を中心に説明する。内燃機関1Aのヘッドカバー5Aは、シリンダヘッド22と略同じ平面形状の単一のカバー体で、シリンダヘッド上面22c全体すなわち吸気バルブ動弁機構35と排気バルブ動弁機構36とを共に覆っている。
【0035】
ヘッドカバー5Aはその天井部53のインジェクタ取り付け孔22aの上方が広く開口しており、開口部501の外縁部54は下方に伸びて筒状としてある。この筒状外縁部54はシリンダヘッド上面22cに達する高さのもので、環状下端面54aがシリンダヘッド上面22cと当接しており、筒状外縁部54で囲まれた空間はヘッドカバー5A内と隔てられる。この空間にはインジェクタ突出部412およびクランプ43が位置しており、インジェクタ突出部412およびクランプ43がヘッドカバー5Aにより覆われずに露出している。
【0036】
かかる構成でも、インジェクタ41のQRコード61形成部分であるコネクタ部415が露出し、作業性よく読み取りを行うことができる。
【0037】
(第3実施形態)
図7(A)、図7(B)に本発明の第3の実施形態を示す。図中、第1実施形態と同じ番号を付した部分は第1実施形態と実質的に同じ作動をするので、第1実施形態との相違点を中心に説明する。内燃機関1Bのシリンダヘッド22Aは上面22eがインジェクタ取り付け孔22d形成位置も動弁機構35,36設置部と略同じ高さになっており、インジェクタ取り付け孔22dも上記各実施形態に比してやや浅く形成されている。これにより、インジェクタ41Aはシリンダヘッド上面22eから突出する突出部416が長く、また、クランプ43はインジェクタ41Aをノズル部411に近い位置で保持している。
【0038】
ヘッドカバー5Bは、シリンダヘッド22Aと略同じ平面形状の単一のカバー体で、シリンダヘッド上面22eの全体すなわち吸気バルブ動弁機構35と排気バルブ動弁機構36とを共に覆っている。
【0039】
ヘッドカバー5Bはその天井部55のインジェクタ41Aの取り付け位置に貫通孔502が形成してあり、インジェクタ41Aが挿通している。インジェクタ41Aは、クランプ43保持位置よりも上方に設けられたインレット部417よりも上側の部分がヘッドカバー5Bから突出し、最上部のコネクタ部418が露出している。
【0040】
コネクタ部418は上記各実施形態と異なり、側面にQRコード65が形成してあり、電子制御ユニットとの接続用の接続口4181は上方に突出している。本実施形態では動弁機構35,36およびインジェクタ41Aが組付けられた後、ヘッドカバー5Bが覆着されるからである。
【0041】
貫通孔502の周面に形成された環状溝にはOリング44が設けられてインジェクタ41Aとヘッドカバー5Bの間をシールしている。
【0042】
かかる構成でも、インジェクタ41AのQRコード65形成部分であるコネクタ部418がヘッドカバー5Bよりも突出して露出する構造となっており、作業性よく読み取りを行うことができる。
【0043】
(第4実施形態)
図8に内燃機関のインジェクタのQRコードを読み取る本発明のインジェクタ情報読み取り装置を内燃機関とともに示す。インジェクタ情報読み取り装置8は第1実施形態の内燃機関1用に構成されたもので、検出ユニット83、読み込み部84および制御装置85からなり、ECU7のROMの書き込み機能を備えている。
【0044】
検出ユニット83は、気筒数分(図例では4)の光学検出部であるCCDカメラ831を備えており、光学像を取り込むようになっている。CCDカメラ831からの映像信号は読み込み部84に入力し、読み込み部84において各CCDカメラ831からの映像信号に基づいてそれぞれコード信号に変換される。
【0045】
CCDカメラ831は結合部材であるバー832により互いに結合されている。検出ユニット83はバー832が水平な状態で用いられ、以下、バー832がこの状態に置かれたとして説明する。CCDカメラ831は直列型内燃機関1のインジェクタ41の設置間隔と同じ間隔でバー832の下面に固定されており、インジェクタ41の配置と同じ配置となっている。また、CCDカメラ831の下端部に設けられたレンズ部8311は、検出面である対物レンズ面8311aが下方を向くようになっている。これにより、検出ユニット83を内燃機関1の上方に配置したとき、気筒数の対物レンズ面8311aをインジェクタコネクタ部415の頂面に形成した気筒数のQRコード61と1対1に対向せしめることができる。
【0046】
読み取り部84は気筒数のCCDカメラ831からの映像信号を順次切り換える切り換え回路を備えており、各気筒に1対1に対応してインジェクタ41のQRコード61を読み取ることができる。
【0047】
本インジェクタ情報読み取り装置8によれば、CCDカメラ831と気筒が対応付けされた状態で、CCDカメラ831がインジェクタ41のQRコード61を読み取るから、気筒と前記補正情報とを正確に対応付けすることができる。また、作業者において、制御装置85のCRT画面等により気筒番号を確認する必要がなく、また、光学スキャナを移動することなく気筒数分一時に読み取るから読み取り時間を短縮することができる。
【0048】
なお、第3実施形態における内燃機関1Bのインジェクタ41AのようにQRコード65をコネクタ部418の側面に形成した場合には、CCDカメラのレンズ部が水平方向を向くように構成すればよい。ここで、図7の例のようにQRコード65がカムシャフト355,365の軸方向すなわちインジェクタ41Bの配置方向と直交する方向を向いて形成されている場合はCCDカメラのレンズ部をバーの長さ方向と直角方向に向け、QRコード65がカムシャフト355,365の軸方向を向いて形成されている場合はCCDカメラのレンズ部をバーの長さ方向に向くように構成する。
【0049】
なお、上記各実施形態において、QRコードはインジェクタのコネクタ部に形成しているが、クランプの保持位置よりも上方の露出する部分であればよい。
【0050】
また、識別パターンはQRコードに限らず他の二次元コードやバーコード等の一次元コードでもよいし、また別種のシンボルでもよい。
【0051】
また、識別パターンはレーザーマーキングによりインジェクタの表面に直接印字するのではなく、識別パターンを印刷したタグを貼付するのでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施形態になる内燃機関の要部の断面図であり、(B)は(A)におけるX矢視部分図である。
【図2】前記内燃機関の燃料噴射制御を示すタイミングチャートである。
【図3】前記内燃機関のインジェクタに形成されたQRコードの読み取りの様子を示す図である。
【図4】前記内燃機関の変形例を示す部分図である。
【図5】前記内燃機関の変形例を示す別の部分図である。
【図6】本発明の第2実施形態になる内燃機関の要部の断面図である。
【図7】(A)は本発明の第3実施形態になる内燃機関の要部の断面図であり、(B)は(A)におけるY矢視部分図である。
【図8】本発明の第4実施形態になるインジェクタ情報読み取り装置と内燃機関とを示す図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 内燃機関
21 シリンダブロック
22,22A シリンダヘッド
22c,22e 上面
22a,22d 取り付け孔
31 吸気バルブ
32 排気バルブ
33,34 動弁機構
41,41A インジェクタ
412,416突出部
415,418 コネクタ部
43 クランプ
5,5A,5B ヘッドカバー
51,52 カバー体
53,55 天井部
501 開口部
54 外縁部
61,65 QRコード(識別パターン)
62 樹脂膜(保護部材)
63 キャップ(保護部材)
7 電子制御ユニット
8 インジェクタ情報読み取り装置
83 検出ユニット
831 CCDカメラ(光学検出部)
832 バー(結合部材)
Claims (3)
- シリンダヘッドの上に吸気バルブの動弁機構および排気バルブの動弁機構を設けるとともに、シリンダヘッドを貫通する取り付け穴にインジェクタを挿入して前記シリンダヘッドの上面から突出する前記インジェクタの突出部を前記取り付け穴にクランプにより保持してなり、前記シリンダヘッドの下方に形成された燃焼室内に前記インジェクタが制御信号に応じて開閉して燃料を噴射するとともに、前記動弁機構の作動により前記吸気バルブおよび前記排気バルブが開閉して前記燃焼室の吸排気を行う内燃機関であって、
前記インジェクタは、燃料の供給を受けるためのインレット部および余剰燃料の回収用のリターン部が側方へ伸びており、最上部には側方に接続口が突出しているコネクタ部が設けてあり、
前記シリンダヘッドに覆着されるヘッドカバーを、単一のカバー体で前記吸気バルブ動弁機構と前記排気バルブ動弁機構とを共に覆う構成とし、かつ、前記ヘッドカバーの天井部に開口部を形成するとともに該開口部の外縁部を前記シリンダヘッド上面に達する高さの筒状として前記インジェクタ突出部および前記クランプを囲む構成とすることにより、少なくとも前記インジェクタの前記クランプの保持位置よりも上方の部分および前記クランプが露出する構造とし、
前記クランプの保持位置よりも上方で、露出する前記インジェクタの前記コネクタ部の頂面に、前記インジェクタの噴射特性に対応した識別パターンを形成したことを特徴とする内燃機関。 - 請求項1記載の内燃機関において、前記識別パターンを覆う保護部材を設けた内燃機関。
- 複数の気筒を有する前記請求項1または2いずれか記載の内燃機関の前記インジェクタ各々の前記識別パターンを読み取るインジェクタ情報読み取り装置であって、
光学像を取り込む気筒数分の光学検出部と、該光学検出部を前記内燃機関における前記インジェクタの配置と同じ配置にて互いに結合せしめる結合部材とからなる検出ユニットを具備し、
前記検出ユニットを前記内燃機関の上方に配置して前記複数の前記光学検出部を前記複数の前記インジェクタ上方部分に形成した前記識別パターンと1対1に近接せしめたとき、前記光学検出部の検出面の各々が近接する前記識別パターンと対向する向きに前記光学検出部を前記結合部材に取り付けてなることを特徴とするインジェクタ情報読み取り装置。
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