JP4090859B2 - 防災システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、火災検知器の作動により監視区域内の火源を探査し、可動式ヘッドから放水を行い消火する防災システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、火災検知器と可動式ヘッドを組み合わせて、火災検知器の作動により監視区域内の火源を特定し、可動式ヘッドから放水して消火する防災システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−42261号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した防災システムにおいては、火災を検知した火災検知器の作動信号に基づいて火源の特定を行うようになされており、誤報の時は無駄な可動ヘッドの動作を行うことになる。また、火災検知器が火災を検知するときに火源探査装置によって火源を探査しようとするときに、火源探査によって火源が特定できない場合があり、このような場合に火源探査を終了すると火災が発生しているにも拘わらず確実な火災探査が行えない、という問題点があった。
【0005】
この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、火災検知器の火災検知信号に基づいて火源探査を行う際に、火源が特定できない場合であっても、確実な火源探査を行うことができる防災システムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る防災システムは、監視範囲全域を監視し、火災検知器の火災検知信号に基づき火源を探査する火源探査装置を備え、該火源の位置を特定する防災システムにおいて、前記火源探査装置が赤外線カメラによる画像を取り込み画像処理によって火源探査を行い、探査の結果、火源が特定できたときは特定された位置情報を出力させると共に、火源が特定できないときには、前記火災検知器をリセットさせ、再度前記火災検知器の火災検知信号に基づいて前記火源探査装置に前記火源探査の再探査を実行させる制御手段を有し、消火水を放水する可動式ヘッドを監視範囲に複数備え、前記制御手段は、前記火源探査装置により特定された火源位置に対応する可動式ヘッドを選択して該火源位置を中心にして所定幅で消火水を揺動放水させるものであって、前記所定幅は、前記火源探査装置が前記火源探査の際に検出した火源の大きさに基づいて決定することを特徴とする。
【0010】
また、消火水を放水する可動式ヘッドを監視範囲に複数備え、前記可動式ヘッドは、ヘッド照準を調整する照準カメラを備えるものであって、前記火源探査は、熱源探査と火災判定との2部で構成され、該熱源探査により火源位置が特定されると火源候補位置を出力し、該当する可動式ヘッドおよび照準カメラを火源概略位置に指向させる
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る防災システムの構成を示すブロック図である。図1に示すシステムは、ホールや展示場等の大空間の監視範囲全域(固定された赤外線カメラの視野角で監視できない大空間)を監視し、監視範囲に火源を検出すると、その火源位置を特定して、火源の消火を行うものであり、火災検知器1と、火災検知器監視部2と、情報処理部3と、ポンプ制御部4と、可動式ヘッド制御部5と、可動式ヘッド6と、火源探査制御部7と、火源探査装置8とを備えている。なお、可動式ヘッド6には、ヘッドの他に、該ヘッドの照準を調整できる照準カメラが備えられており、ヘッドとカメラは可動式ヘッド制御部5により個別に制御される。
【0014】
火災検知器1は、大空間の監視範囲全域を監視できるように、例えば大空間の天井等に複数設置されており、また、火源探査装置8は、大空間の監視範囲全域を監視できるように、例えば監視範囲に対し斜め上方から監視するように複数設置されている。図2に示すシステム設置例の場合、監視エリアW1に対しては、4つの火源探査装置8(FS1,FS2,FS3,FS4)が設置されており、2つの火源探査装置8(FS1,FS2)と火源探査装置8(FS3,FS4)とが対向するように設置され、それぞれの火源探査装置8(FS1,FS2,FS3,FS4)の受け持つ監視範囲を重複させることで監視エリアW1全域を監視している。
【0015】
また、同様に、監視エリアW2全域を監視するため監視エリアW2には、火源探査装置8(FS5)と火源探査装置8(FS6)が対向して設置されている。また、この図2に示すシステム設置例では、監視エリアW1に可動式ヘッド6(MH1)と可動式ヘッド6(MH2)が設置され、監視エリアW2に可動式ヘッド6(MH3)が設置されている。そして、火災検知器監視部2、情報処理部3、ポンプ制御部4、可動式ヘッド制御部5及び火源探査制御部7は防災センター内に設けられている。
【0016】
図1に示すシステムにおいて、火災検知器1の火災検知信号は火災検知器監視部2を介して情報処理部3に入力される。情報処理部3は、火災検知信号に基づいて火源探査制御部7に制御信号を出力する。また、情報処理部3は、火源探査制御部7から探査結果としての火源位置情報が入力されると、その火源位置情報に基づいてポンプ制御部4に制御信号を出力すると共に、可動式ヘッド制御部5に制御信号を出力して可動式ヘッド6を制御して火源を消火するようになされている。
【0017】
前記火源探査制御部7は、図3に示すように、火源位置算出部7bと伝送処理部7aとを備えており、情報処理部3から制御信号が入力されると、伝送処理部7aを介して火源探査装置8に各種制御信号(火源探査準備開始指令、火源探査開始指令等)を出力して火源探査装置8を制御する。また、火源探査装置8から火源位置を示す角度座標(旋回角、俯仰角)が入力されると、複数の火源探査装置8の火源位置を示す角度座標(旋回角、俯仰角)に基づいて火源位置を特定する算出を行い、火源位置算出部7bにより算出された火源位置を、伝送処理部7aを介して情報処理部3に伝送するようになされている。
【0018】
また、前記火源探査装置8は、図3に示すように、旋回台(雲台)8jに載置された赤外線カメラ8a、赤外線カメラ8aによる画像を取り込む画像取込部8b、取り込まれた画像(画像データ)を記憶する画像メモリ8c、制御動作等のプログラムを格納したメモリ8d、制御手段としてのCPU(制御部)8e、火災判定部8f、伝送処理部8g、火源検出部8h、赤外線カメラの旋回台8jを制御する旋回台制御部8i及び旋回台8jを備えている。
【0019】
なお、前記火源探査制御部7は、各火源探査装置8より通知される角度座標(旋回角、俯仰角)より3次元座標(x、y、z)を算出する機能と、算出した火源位置の空間座標(後述する検出エリア中心点、最遠端点)と各カメラ位置とを結ぶ複数の火源探査装置8のライン線の交点とそれらの重心、及び重心からみた各交点の分散値を算出し、火源位置の決定を行う機能、その情報を情報処理部3に通知する機能、カメラ及び制御部の異常を情報処理部3に通知する機能、情報のやりとり及び火災・異常を記録する機能、その内容を表示する機能、各パラメータを外部ファイルより読み込む機能を備えている。
【0020】
次に、図4は、火源探査装置8の火源探査開始位置と火源探査終了位置との関係を示す図である。火源探査装置8の動作概要は次のとおりである。
1)まず、待機時に、火源探査制御部7から火災探査準備開始指令「GOD0」の第1報を受信すると、火源探査開始の準備をする(後述する図5のステップS1−S3)。
2)火源探査準備終了後、火源探査制御部7から火災探査開始指令「GOD1」の第2報を受信すると、火源探査を開始する(後述する図5のステップS4)。
【0021】
3)火源探査は、「熱源探査」(後述する図5と図6のステップS5−S22)と「火災判定」(後述する図5と図6のステップS23−S30)の2部で構成され、「熱源探査」→「火災判定」の順に実行される。
【0022】
3−1)「熱源探査」は、まず、火源探査装置8が監視すべき監視範囲全域をスキャンして火源候補を探査する。例えば、図4に示すように、火源探査装置8の監視範囲全域は、火源探査開始位置と火源探査終了位置との間の監視範囲である。ここで、監視範囲全域を赤外線カメラ8bの視野角(例えば、29°)よりも狭い角度(例えば、26°)毎の各監視範囲に分割して、各監視範囲を赤外線カメラ8bで撮像し、画像を取り込むために、図4に示すように、赤外線カメラの視野角の29°より狭い角度である26°毎に移動する。つまり、26°毎に停止(ステップ)しながらパン(横方向旋回)し、火災の可能性が高い熱源を画像処理によって検出する。このようなスキャンを監視範囲全域について行うことで監視範囲全域を撮像する。
【0023】
なお、旋回台8jの旋回制御のみでなく俯仰制御を行って監視範囲全域を撮像してもよい。次に、監視範囲全域のスキャン終了後、熱源(火源候補)を検出した場合には、検出した熱源が赤外線カメラの撮像中央で捉えられる位置に雲台8jを旋回または俯仰させて、火災の可能性が高い熱源を同様の画像処理によって検出する。
【0024】
3−2)「火災判定」では「熱源探査」で検出した熱源の「周波数分布のばらつき(分散)」を画像処理により評価し、火災判定を行う。
【0025】
4)1回の火災探査開始指令で1回の火源探査を実行することとする。1回の火源探査が終了したら、火災が検出された場合には火源位置を、検出されなかった場合には検出されなかったことを火源探査制御部7に通知する。
【0026】
ここで、火源探査装置8の制御部8eによる画像処理について説明する。まず、「熱源探査」は、赤外線カメラ8aにより撮像された画像を画像取込部8bに例えば30Hzで連続13枚取り込み、CPU(制御部)8eにおいて取り込んだ画像から「熱源抽出」(領域設定手段)を行い、「画素数判別」(画素数判別手段)と「面積重なり度判別」(揺らぎ判別手段)および「円形度の分散値判別」(揺らぎ判別手段)に基づいて熱源の火災確率を算出する。
【0027】
ここで、例えばある熱源が「画素数判別」により火災と判別されると火災確率に加算値「10」、「面積重なり度判別」により火災と判別されると火災確率に加算値「40」、「円形度の分散値判別」により火災と判別されると火災確率に加算値「50」が付加されることで、その熱源の火災確率を算出し、算出された火災確率に基づいて火源候補の検出を行う。このように各判別手段の加算値を異ならせる重み付けを行うことで、正確な火災確率を求めることができる。
【0028】
上述した「熱源抽出」では、取り込んだ複数の画像を所定の輝度閾値(温度)で2つに分けた高温部と低温部に2値化して複数の2値化画像を作成する。また、全2値化画像間の論理和(OR)をとり、いずれかの2値化画像で存在したことのある高温部を重ね合わせ領域(熱源)として抽出して重ね合わせ画像を作成する。そして、重ね合わせ画像に対しラベリングを実行する。また、全2値化画像間の論理積(AND)をとり、全2値化画像に共通する高温部を固定領域として抽出して固定領域抽出画像を作成する。
【0029】
また、「画素数判別」では、「熱源抽出」のラベリングで抽出した重ね合わせ領域が一定以上の面積(画素数)であるかにより、火災判別を行う。
また、「面積重なり度判別」では、「熱源抽出」のラベリングで抽出した重ね合わせ領域の外接矩形(以下、対象範囲とする)内に存在する固定領域の面積Aと、各2値化画像の対象範囲内に存在する高温部領域の面積Mi(i=1〜n:nは取り込んだ枚数)を求め、次式に基づいて各面積Mi(i=1〜n)と面積Aの割合を平均化して面積重なり度を算出する。このように算出した面積重なり度が炎の揺らぎに合致する所定の範囲内に収まるかにより、火災判別を行う。これにより、例えば面積が固定的な熱源による誤報を排除することができる。
【0030】
【数1】
Figure 0004090859
【0031】
また、「円形度の分散値判別」では、各2値化画像の対象範囲内に存在する高温部領域の面積Mi(i=1〜n)と周囲長Li(i=1〜n)を求め、次式に基づいて面積Mi(i=1〜n)と周囲長Li(i=1〜n)の比MCi(i=1〜n)、つまり円形度を算出する。この円形度MCiは、図形がどれだけ円に近い形状であるかを示す値である。
【0032】
【数2】
Figure 0004090859
【0033】
次に、次式に基づいて円形度MCi(i=1〜n)の分散値SMCを算出する。
【0034】
【数3】
Figure 0004090859
【0035】
円形度の分散値が炎の揺らぎに合致する所定値を越えるかにより、火災判別を行う。つまり、円形度の変化が大きいときには円形度の分散値は大であり、これは炎の場合である。一方、位置が変化しても円形度が変化しないときは円形度の分散値は小さく、これは一定の形状を持つ熱源であって、例えば投光器(静止光源)の場合である。そして、上記した「火災確率の算出」では、各判別手段が火災判別したときの各加算値(各判別手段における火災確率)を合計して火災確率を算出する。
【0036】
ここで、すべての判別手段が火災判別した場合、火災確率は「100」(最大値)となるが、最大値に対する各判別手段の加算値は、各判別手段の火災判別の信頼度(誤報要因排除の信頼度)により異ならせている。例えば、「画素数判別」は加算値「10」であり、「面積重なり度判別」は加算値「40」であり、このように各判別手段の火災判別の信頼度により、各判別手段による火災確率への加算値を異ならせる重み付けに基づいて、図5,図6のフローチャートにより、火源候補の検出を行う。なお、各判別手段の加算値は、適宜変更してもよい。
【0037】
次に、「火災判定」(周波数判別手段)は、例えばフーリエ変換による周波数解析を行う。赤外線カメラ8aにより撮像された画像を複数枚(例えば64枚)取り込み、取り込んだ各画像の対象範囲内における平均輝度を算出する。そして、算出した平均輝度をデータが連続した複数のグループ(例えば、1〜32枚目、17〜48枚目、33〜64枚目の3つのグループ)に分け、グループ毎にFFT(高速フーリエ変換)を用いて周波数分布を算出し、算出した各グループの周波数分布同士の相関値を算出し、周波数分布がグループ毎にばらついている場合としてその値が所定の閾値例えば0.9以下の場合は火災と判定し、0.9を越えている場合は非火災と判定する。すなわち、周波数分布にばらつきがない場合は、一定周期で回転している熱源のような誤報源である。
【0038】
以下、上述した火源探査装置8の制御部8eによる具体的な動作を、図5と図6に示すフローチャートを参照して説明する。まず、火災検知器1が火災を検知したことによる火災検知信号に基づく火源探査制御部7からの火源探査準備開始指令「GOD0」の受信に基づいて赤外線カメラ8aの旋回台(雲台)8jを格納位置から原点(0°)位置に移して原点補正した後、火源探査開始位置へ旋回する(ステップS1−S3)。所定時間(例えば10秒)後、火源探査制御部7からの火源探査開始指令「GOD1」を受信したら、赤外線カメラ8aによる画像を例えばフレームレートの30Hz周期で連続13枚取得する(ステップS4,S5)。
【0039】
そして、次の火源探査位置に予め赤外線カメラ8aを旋回させておく。つまり、現在位置と探査終了位置が赤外線カメラ8aの視野角の半分となる13°以上あれば、探査終了位置方向へ26°旋回開始する(ステップS6,S7)。次に、ステップS5で取得した取込画像から熱源を抽出し、熱源の火災確率を算出する(ステップS8,S9)。
【0040】
このようにして、抽出された熱源の画素数判別と面積重なり度判別及び円形度の分散値判別に基づいて火災確率を求めた後、求めた火災確率のうち火災確率が一番高い熱源を選択し、その熱源位置が所定の監視範囲内か否かを判定する(ステップS10,S11)。熱源位置が監視範囲内であれば、熱源位置(旋回角、俯仰角)と火災確率を火源候補リストに追加する(ステップS12)。すなわち、上記ステップS8は、監視範囲を赤外線カメラで撮像した画像データから所定の高温領域を判別する領域設定手段を構成し、上記ステップS9は、高温領域に基づいて火災判別を行う判別手段の一例として、高温領域が一定以上の面積の時に炎と判別する画素数判別手段と、高温領域に経時的な揺らぎのあるときに炎と判別する揺らぎ判別手段を構成する。
【0041】
そして、ステップS13において、ステップS7での赤外線カメラ8aの次の火源探査位置への旋回動作が終了したか否かを判定し、終了していなければ終了するまで待ち、旋回動作が終了していれば、次に、ステップS14において、赤外線カメラ8aが火源探査終了位置まで旋回して監視範囲全域の探査が終了したか否かを判定し、終了していなければ、ステップS5以下の処理を繰り返す。探査が終了していれば、ステップS15に移行し、火源候補リスト内に火災候補(熱源)があるか否かを判定し、候補があれば、火源候補リスト中の火災確率が一番高い熱源位置を選択する(ステップS16)。選択した熱源を撮像画面中央に捉え、すなわち火源候補を撮像中央に捉えるように赤外線カメラ8aを指向させ(旋回台8jの旋回または俯仰制御を行う)(ステップS17)、選択した火源候補位置を暫定位置「RET0」として火源探査制御部7に通知する(ステップS18)。
【0042】
その後、画像を13枚取り込み、ステップS8,S9と同様の熱源の火災確率を算出し、これを5回実行した後、平均した火災確率が所定の閾値以上か否かを判定する(ステップS19−S22)。閾値未満であれば、熱源は非火災と断定し、火源がないことを「RET1」で通知して火源探査を終了する。閾値以上であれば、「火災判定」、例えばフーリエ変換による周波数解析を行う。
【0043】
つまり、画像1枚を取り込み、熱源の平均輝度を既知の方法で算出し、メモリに記憶する(ステップS23,S24)。次に、ステップS23−S24の処理を64回実行し(ステップS25)、算出した平均輝度を3グループに分け、グループ毎にFFTを用いて周波数分析を算出する(ステップS26)。そして、算出した各グループの周波数分布同士の相関値を算出し(ステップS27)、算出した相関値が閾値以下か否かを判定する(ステップS28)。
【0044】
算出した相関値が閾値以下であれば、熱源は火災と断定し、火源位置を「RET1」で通知して火源探査を終了する(ステップS29)。他方、算出した相関値が閾値以下でなければ、熱源は非火災と断定し、火源がないことを「RET1」で通知して火源探査を終了する(ステップS30)。すなわち、上記ステップS23−S29は、前記した判別手段の一例として、高温領域の周波数解析を行い周波数分布が分散しているときに炎と判別する周波数判別手段を構成している。
【0045】
なお、上記ステップS15において、NOとなり、火源の概略的な探査結果、火災候補がないと判定された場合は、火源探査制御部7に対して、熱源は非火災と断定し火源がないことを「RET0」で通知する(ステップS31)。それが情報処理部3に送出されて、情報処理部3が火災検知器1の火災検知信号が誤報であると判定し、火災検知器1をリセットして再度火災検知器の火災検知信号に基づいてステップS1にリターンさせ、監視範囲を探査し火源を再探査するようにする。
【0046】
また、同様に、ステップS28において、詳細な探査結果NOとなった場合は、火源探査制御部7に対して、熱源は非火災と断定し火源がないことを「RET1」で通知する(ステップS30)。それが情報処理部3に送出されて、情報処理部3が火災検知器1の火災検知信号が誤報であると判定し、火災検知器1をリセットして再度火災検知器の火災検知信号に基づいてステップS1にリターンさせ、監視範囲を探査し火源を再探査するようにする。この火源の再探査については、後述する実施の形態2で詳細に説明する。
【0047】
すなわち、図5と図6のフローチャートに示す制御は、旋回台を制御して赤外線カメラにより監視範囲全域を撮像して火源候補を探査し、火源候補を検出した場合は、旋回台を制御して火源候補を撮像中央に捉えるように赤外線カメラを指向させた後、火源位置を特定するようにしたもので、赤外線レンズの歪みの影響が少なく、正確な火源位置を特定できる。
【0048】
従って、上記実施の形態1によれば、次の効果を奏する。赤外線カメラは、その前面に設けられた赤外線レンズを介して各画素に結像することで、監視範囲を撮像して画像データを作成し、画像データの高温領域が火源であると判断されると、赤外線カメラの画像の高温領域の角度座標(旋回角、俯仰角)を火源位置とし、火源探査制御部は、火源位置を示す角度座標(旋回角、俯仰角)から火源位置を示す空間座標(X,Y,Z)を特定する。
【0049】
しかし、赤外線レンズに歪み等がある場合、画像データの端部の画素の角度座標(旋回角、俯仰角)から特定される空間座標(X,Y,Z)は、該端部の画素が撮像している実際の空間座標(X,Y,Z)と誤差が生じ、特に大空間内の空間座標(X,Y,Z)を特定するこのシステムの場合、赤外線カメラの位置と火源となりうる位置との距離が非常に長いため、該誤差が非常に大きくなってしまう。そのため、歪み等の影響が少ない赤外線レンズの中央を介して火源候補を中央の画素に結像すること、すなわち、火源候補を赤外線カメラの画像データの中央に捉えることで、火源位置を示す角度座標(旋回角、俯仰角)から特定される火源位置を示す空間座標(X,Y,Z)と、火源位置を示す実際の空間座標(X,Y,Z)との誤差が最小となる。
【0050】
以上のように、上記実施の形態1によれば、火源候補を撮像中央に捉えるように赤外線カメラを指向させた後、火源位置を特定するので、赤外線レンズの歪みの影響が少なく、正確な火源位置を特定できる。
【0051】
また、火源を画像データの中央に捉えるようにしたので、火源(高温領域)を確実に画像データ中に捉えることができ、画像処理による正確な火災判定が行える。
【0052】
また、判別手段を複数備え、判別手段により算出された火災確率に基づいて火災判定を行うので、正確な火災確率を求めることができ、正確な火災判定を行うことができる。
【0053】
また、赤外線カメラの視野角より狭い角度でステップして各監視範囲を撮像することで監視範囲全域を撮像するので、各監視範囲を重複させることで監視範囲全域における未監視領域を防止することができ、高温領域を確実に画像データ中に捉えることができる。
【0054】
さらに、炎検知器が火災を検出するまで、赤外線カメラは待機状態(雲台停止)なので、赤外線カメラの雲台の機械部の摩耗および劣化が少なく、長寿命化が計れる。
【0055】
なお、図6におけるステップS23〜S28を省略して、ステップS22において平均した火災確率が閾値以上の場合に、熱源を火災と断定するなどしてもよい。
【0056】
実施の形態2.
この実施の形態2では、上述した実施の形態1を含めたシステム全体の動作について、火災検知器1の火災検知信号に基づいて火源探査を行った際に、火源を特定できない場合は、火災検知器1の火災検知信号が誤報であると判定し、火災検知器1をリセットして再度火災検知器1の火災検知信号に基づいて監視範囲を探査し火源を再探査する点、火源探査結果に基づいて可動式ヘッド6から放水して消火を行う際に、可動式ヘッド6からの放水範囲に火源位置を中心にして所定幅を持たせて揺動放水を行う点について詳細に説明する。
【0057】
以下、この発明の実施の形態2に係る情報処理部3を中心としたシステム全体の動作を、図7に示すフローチャートを参照して説明する。まず、火災検知器1が火災を検知したことによる火災検知器監視部2からの火災検知信号に基づいて、情報処理部3が火源探査制御部7からの火源探査準備開始指令「GOD0」を送出させ、各火源探査装置8は、その受信に基づいて赤外線カメラ8aを原点補正した後、火源探査開始位置へ旋回させる(ステップS71−S72)。
【0058】
所定時間(例えば10秒)後、情報処理部3は、火源探査制御部7からの火源探査開始指令「GOD1」を送出させると共に、指向させるべき可動式ヘッド6の中心座標を決定し、可動式ヘッド制御部5に制御出力として、可動式ヘッド6の照準カメラをその中心座標へ指向させる(ステップS73−S74)。上述したステップS72−S74までの動作は、図5に示すステップS1〜S4に対応する。
【0059】
なお、中心座標の算出については、上記の所定時間の間、情報処理部3は、第2報以降の火災検知信号を受け付ける。第2報以降があると、情報処理部3は、検知した火災検知器1のアドレスから形状に応じた属性を確認して座標を読み出し、2つの座標(第3報以降は3つ以上の座標)の平均値を算出し、それを中心座標とする。そして、この中心座標に対して、可動式ヘッド6の照準カメラの旋回角および俯仰角を算出して可動式ヘッド制御部5へ制御出力する。
【0060】
次に、各火源探査装置8が火源の有無を探査し、火源概略位置が特定されるとA警報として火源候補位置の暫定位置「RET0」を出力し、情報処理部3は、その出力を火源探査制御部7を介して受信し、図示しない表示操作部に火災発生を表示して警報音を鳴動すると共に該当する放水区域の各照準カメラおよび各可動式ヘッド6を火源概略位置へ指向させる(ステップS75−S78)。このステップS75は、図5及び図6に示すステップS5−S15に対応し、ステップS76は、図6に示すステップS16に対応する。
【0061】
ここで、該当する放水区域とは、2つの監視エリアW1,W2のいずれかであり、情報処理部3には、火源概略位置として座標が取り込まれ、上記のように、旋回角及び俯仰角を算出して必要な可動ヘッド制御部5に制御出力する。このように、情報処理部3において警報が発せられ、監視員が気づいたときに、照準カメラが概略でも火源の方を向くことにより、炎を発見することができ、監視員の手動による放水開始が期待できる。
【0062】
また、ここで、ステップS75において、火源探査結果、火源候補がないと判定された場合には、情報処理部3は、その旨の通知を火源探査制御部7を介して受信し、火災検知器1の火災検知信号が誤報であると判定し、火災検知器監視部2に対して該当する火災検知器1をリセットさせて再度火災検知器1の火災検知信号に基づいて監視範囲を探査し火源を再探査すべく、ステップS72にリターンする。これは、図6に示すステップS31から図5に示すステップS1へのリターンに対応する。
【0063】
火源候補があれば、各火源探査装置8がさらに詳細探査を行う(ステップS79)。このステップS79の動作は、図6に示すステップS19〜S28に対応する。各火源探査装置8の詳細探査の結果、火源が特定できない場合は、情報処理部3は、その旨の通知を火源探査制御部7を介して受信し、ステップS75での動作と同様に、火災検知器1の火災検知信号が誤報であると判定し、火災検知器監視部2に対して該当する火災検知器1をリセットして再度火災検知器1の火災検知信号に基づいて監視範囲を探査し火源を再探査すべく、ステップS72にリターンする。これは、図6に示すステップS30から図5に示すステップS1へのリターンに対応する。
【0064】
次に、各火源探査装置8のいずれかが火源を特定できれば、情報処理部3は、火源探査制御部7を介して火源特定のB警報として火源特定位置「RET1」を受信し、上記A警報と同様に表示鳴動を行うと共に該当する放水区域の照準カメラおよび可動式ヘッド6を火源特定位置へ指向修正すると共に、可動式ヘッド6の選択および放水パターンの決定を行う(ステップS80−S83)。ここで、可動式ヘッド6の選択は、火源特定位置に最も近いヘッドを選び、放水パターンについては、可動式ヘッド6から火源特定位置までの距離に応じて、遠方、中間、近傍、直近の4パターンからの選出を行う。なお、ステップS81は図6に示すステップS29に対応する。
【0065】
そして、情報処理部3は、放水指令に基づいてポンプを起動する出力をポンプ制御部4へ出力して、選択された可動式ヘッド6ヘ給水するための図示しない遠隔操作弁を開放させて放水を行う(ステップS84−S86)。放水開始後、3分経過した後に、揺動放水を行う(ステップS87−S88)。
【0066】
この揺動は、情報処理部3から可動式ヘッド制御部5へ揺動開始出力を行って、可動式ヘッド制御部5が火源特定位置の方向を中心にして、左右に約2度ずつ10秒または20秒停止して3方向を移動する。この揺動放水の設定は、任意に設定できることが好ましく、揺動開始時間、揺動角度、停止時間、左右中の方向設定のデータベース設定が行えるようになっている。さらに、放水パターンとして、遠方や中間の距離に応じて設定してもよい。なお、この揺動角度(揺動幅)は、各火源探査装置8において特定した火源情報を情報処理部3が収集して火源の大きさを特定し、その大きさに併せて最適な角度を算出して可動式ヘッド制御部5の揺動角度を決定してもよい。このような放水によって、火災は鎮火する(ステップS89)。
【0067】
従って、上記実施の形態2によれば、火災検知器1の火災検知に基づいて火源探査を行う際に、火源が特定できない場合には火災検知器1をリセットして再度火災検知器1の火災検知信号に基づいて監視範囲を探査し火源を再探査するようにしたので、火源が特定できない場合であっても、確実な火源探査を行うことができる。
【0068】
特に、火災検知器1の火災検知信号によって起動され、火源探査装置8が無制限に連続的に火源探査を行うとすると、誤報のときに火源探査を無駄に続けることとなり、また、火災検知器1が火災を検知しても、火源探査装置8が一度目の探査で火源と判断できるとは限らず、再度の探査が必要となるが、このような場合に再探査させて、火災検知器1が検知信号を出力する間のみ火源探査装置8を稼動させることができる。
【0069】
また、特定された火源位置に、可動式ヘッド6から消火水を放水することができ、連動して消火活動が可能である。
また、可動式ヘッド6の照準を照準カメラで調整することができ、監視員の手動によって、正確に火源に向けて放水させることができる。
【0070】
また、火源探査装置8からの火源候補位置の暫定位置を示すA警報と、火源特定位置を示すB警報を、火源探査制御部7を介して情報処理部3の図示しない監視パネルのテレビモニタに表示させることで、監視員が監視パネルを監視しながら照準カメラの操作が行え、放水有無に係わらず、監視区域の状態を確認することができる。
【0071】
また、可動式ヘッド6からの放水が所定幅に揺動することによって、監視区域内に発生した火源に幅があっても、有効に消火できるという効果がある。
また、揺動放水は、まず火源の位置への放水を行い、その後に幅を広くすることで、中心から放水するという消火効率のよい放水が行える。
さらに、火源の大きさについての情報を利用して、揺動放水の幅を決定することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、火源が特定できない場合であっても、確実な火源探査を行うことができる。
【0073】
また、動式ヘッド6からの放水が所定幅に揺動することによって、監視区域内に発生した火源に幅があっても、有効に消火できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る火源探査装置が適用されるシステム構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す各構成のシステム設置例を示す図である。
【図3】 図1の火源探査制御部7と火源探査装置8の内部構成を示すブロック図である。
【図4】 赤外線カメラによるスキャンの説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る火源探査装置8の制御部8eによる制御動作を説明するフローチャートである。
【図6】 図5に続くフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る火源探査装置8の制御部8eによる制御動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 火災検知器、2 火災検知器監視部、3 情報処理部、4 ポンプ制御部、5 可動式ヘッド制御部、6 可動式ヘッド、7 火源探査制御部、7b 火源位置算出部、8 火源探査装置、8a 赤外線カメラ、8j 旋回台、8e 制御部。

Claims (2)

  1. 監視範囲全域を監視し、火災検知器の火災検知信号に基づき火源を探査する火源探査装置を備え、該火源の位置を特定する防災システムにおいて、
    前記火源探査装置が赤外線カメラによる画像を取り込み画像処理によって火源探査を行い、探査の結果、火源が特定できたときは特定された位置情報を出力させると共に、火源が特定できないときには、前記火災検知器をリセットさせ、再度前記火災検知器の火災検知信号に基づいて前記火源探査装置に前記火源探査の再探査を実行させる制御手段を有し、
    消火水を放水する可動式ヘッドを監視範囲に複数備え、
    前記制御手段は、前記火源探査装置により特定された火源位置に対応する可動式ヘッドを選択して該火源位置を中心にして所定幅で消火水を揺動放水させるものであって、
    前記所定幅は、前記火源探査装置が前記火源探査の際に検出した火源の大きさに基づいて決定する
    ことを特徴とする防災システム。
  2. 請求項に記載の防災システムにおいて、
    消火水を放水する可動式ヘッドを監視範囲に複数備え、
    前記可動式ヘッドは、ヘッド照準を調整する照準カメラを備えるものであって、
    前記火源探査は、熱源探査と火災判定との2部で構成され、該熱源探査により火源位置が特定されると火源候補位置を出力し、該当する可動式ヘッドおよび照準カメラを火源概略位置に指向させる
    ことを特徴とする防災システム。
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