JP4555112B2 - 火源位置検出装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、警戒区域の火災を走査型の火災検出器で検出して火源の位置を特定する火源位置検出装置、方法及びプログラムに関する。
従来、競技場、展示会場などの広い監視区域を有する施設の消火設備として放水銃システムが設置されている。放水銃システムは、走査型火災検出器による光学的な水平及び垂直走査により監視区域を監視しており、火災の炎によるエネルギーによる受光信号から火災を検出して火源位置を演算する火源位置検出装置が設けられ、放水銃を水平旋回により火源位置に指向させ、火源までの距離に応じた放水圧力の制御で消火用水を散水して消火するようにしている。
このような火源位置検出装置にあっては、走査型火災検出器の有効監視範囲に制限があることから、広い監視区域については図12のように走査型の火災検出器100a,100bを複数設置し、それぞれの監視区域を重複させて火災を監視している。
特開2004−248934号公報 特開2004−261478号公報
しかしながら、このような従来の火源位置検出装置にあっては、図12に示したように、火災検出器100a,100bは監視区域を上方から斜め下向きに監視しているため、例えば火災検出器100aを例にとると、近い距離の火源102と遠い距離の火源104とを検出するのでは、火源位置を特定する精度においては、近い距離の火源102を検出する方が精度が高く、遠い距離の火源104を検出する精度が低くなる。
このため2台の火災検出器100a,100bで同じ火源102を検出した場合、近い距離の火災検出器100aによる検出精度は高いが、遠い距離の火災検出器による検出精度が低く誤差が大きくなり、2台の火災検出器で検出した火源位置にずれを生ずる場合がある。
このような場合、距離の遠い火災検出器100bによる誤差の大きな火源102の検出位置をキャンセル設定等により切り捨て、距離の近い検出器100aによる検出位置を選択することが考えられる。しかし、これでは複数の火災検出器により重複して火災を監視するフェイルセーフ機能が失われ、距離が近くとも火災の状況によっては遮蔽物などにより火源が検出できない場合もあり、火災監視の信頼性が低下する問題がある。
本発明は、複数の火災検出器で対象区域を重複して監視している場合の火源位置の検出精度の向上とフェイルセーフ機能の両立を図るようにした火源位置検出装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。
本発明の火源位置検出装置は、警戒区域を光学的に水平及び垂直走査して得られた受光信号から火源を検出した際に、火源検出信号と共に前記火源が検出された水平走査角と垂直走査角を出力する複数の火災検出器と、複数の火災検出器から出力された火源検出位置の水平走査角と垂直走査角に基づいて火源座標位置を演算し、火源検出時の垂直走査角と共に火源座標位置を保持する火源位置演算部と、複数の火災検出器の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を設定した重み付け係数テーブルと、火災検出器から第1報の火源検出信号が出力されてから一定時間の間に前記火源位置演算部に保持された複数の火災検出器毎の火源座標位置の中から、所定距離以内で連続している複数の火源座標位置を抽出して同一火災範囲を示す火源グループを構成し、前記火源グループに属する複数の火源位置座標に、各火災検出器における火源検出時の垂直走査角に対応した重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、各重み係数の総和で除算することにより、複数の火源位置座標の重み付け平均として演算した演算位置座標を出力する火源まとめ演算部とを備えたことを特徴とする。
ここで、重み付け係数テーブルは、火災検出器の直下の垂直走査角を0°とした場合の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を設定する。
火源まとめ演算部は、複数の火源座標位置のX座標値に、各火災検出器における火源検出時の垂直走査角に対応した重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、各重み係数の総和で除算して火源位置X座標値を演算し、且つ複数の火源座標位置のY座標値に各火災検出器の垂直走査角に対応した重み付け係数を乗算して加算した値を、各重み係数の総和で除算して火源位置Y座標値を演算することを特徴とする火源位置検出装置。
本発明は火源位置検出方法を提供する。即ち、本発明は、警戒区域を光学的に水平及び垂直走査して得られた受光信号から火源を検出した際に、火源検出信号と共に火源が検出された水平走査角と垂直走査角を出力する複数の火災検出器とを備えた火源位置検出方法に於いて、
複数の火災検出器から出力された火源検出位置の水平走査角と垂直走査角に基づいて火源座標位置を演算し、火源検出時の垂直走査角と共に火源座標位置を保持する火源位置演算ステップと、
複数の火災検出器の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を重み付け係数テーブルに設定する設定ステップと、
火災検出器から第1報の火源検出信号が出力されてから一定時間の間に火源位置演算部に保持された複数の火災検出器毎の火源座標位置の中から、所定距離以内で連続している複数の火源座標位置を抽出して同一火災範囲を示す火源グループを構成し、火源グループに属する複数の火源位置座標に、各火災検出器における火源検出時の垂直走査角に対応した重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、各重み係数の総和で除算することにより、複数の火源位置座標の重み付け平均として演算した演算位置座標を出力する火源まとめ演算ステップと、
を備えたことを特徴とする。
本発明は制御盤のコンピュータにより実行されるプログラムを提供する。即ち本発明は、警戒区域を光学的に水平及び垂直走査して得られた受光信号から火源を検出した際に、火源検出信号と共に火源が検出された水平走査角と垂直走査角を出力する複数の火災検出器とを接続した制御盤のコンピュータに、
複数の火災検出器から出力された火源検出位置の水平走査角と垂直走査角に基づいて火源座標位置を演算し、火源検出時の垂直走査角と共に火源座標位置を保持する火源位置演算ステップと、
複数の火災検出器の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を重み付け係数テーブルに設定する設定ステップと、
火災検出器から第1報の火源検出信号が出力されてから一定時間の間に前記火源位置演算部に保持された複数の火災検出器毎の火源座標位置の中から、所定距離以内で連続している複数の火源座標位置を抽出して同一火災範囲を示す火源グループを構成し、火源グループに属する複数の火源位置座標に、各火災検出器における火源検出時の垂直走査角に対応した重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、各重み係数の総和で除算することにより、複数の火源位置座標の重み付け平均として演算した演算位置座標を出力する火源まとめ演算ステップと、
を実行させることを特徴とする。
なお、本発明による火源位置検出方法及びプログラムの詳細は、火源位置検出装置の場合と基本的に同じである。
本発明によれば、同じ火源につき複数の火災検出器による複数の火源位置が検出された場合には、距離の増加に応じて低下する重み係数を使用して複数の火源位置について重み付け平均を計算して放水銃の制御対象火源位置を求めることで、距離の相違による誤差の影響を抑えて火源位置の検出精度を高めることができる。
また監視区域が重複して監視している複数の火災検出器から検出された火源位置を全て制御対象火源位置の演算に用いることで、特定の火災検出器で火源が検出できない状況にあっても、失報となることなく、確実に火災を検出することができるというフェイルセーフ機能を維持できる。
図1は本発明の火源位置検出装置を備えた放水銃システムのシステム構成を示した説明図である。図1において、本発明の放水銃システムは競技場や展示会場などの施設を対象として警戒区画に対し、たとえば4台の放水銃10−1〜10−4を設置しており、それぞれの放水銃10−1〜10−4の対象区画に対応して同様に4台の走査型の火災検出器12−1〜12−4を設置している。
放水銃10−1〜10−4に対しては制御盤14−1〜14−4と現場操作盤16−1〜16−4が設けられている。火災検出器12−1〜12−4及び制御盤14−1〜14−4は監視センタに設置された中央制御盤18に信号線接続されている。
中央制御盤18に対しては中央操作卓20が設けられている。またポンプ室にはポンプ22が設けられ、ポンプ22はポンプ制御盤24により制御される。ポンプ22からの配水管26は放水銃10−1〜10−4に放水圧力制御弁として機能する電動弁13を介して接続される。またポンプ室にはエアーコンプレッサ28が設けられ、空気配管30により放水銃10−1〜10−4に接続している。
中央制御盤18は火災検出器12−1〜12−4による火源検出を監視しており、たとえば火災検出器12−1の火源検出による火災断定信号を受信すると中央操作卓20に火災発生地区表示を行って警報を出すと共に、例えば放水銃10−1の制御盤14−1に対し制御対象火源位置情報を送る。
この時、例えば中央制御盤18において自動モードが設定されていた場合には、放水銃10−1の水平旋回により対象火源位置にノズル方向を指向された後、ポンプ22の起動で加圧消火水を供給し、火源までの距離に応じた電動弁13による圧力制御により消火用水を対象火源位置に向けて放水する。
同時にエアーコンプレッサ28から圧縮空気が供給され、圧縮空気は放水銃10−1内における消火用水の周囲に噴出され、低い放水圧、少ない放水量で長距離且つ広範囲に消火用水を散布する。
図2は図1のシステム構成のブロック図である。図2において、放水銃設備11−1〜11−4は図1の放水銃10−1〜10−4、制御盤14−1〜14−4、現場操作盤16−1〜16−4及び電動弁13を含んでいる。中央監視盤18には通信制御部32とアプリケーション実行環境34が設けられている。
アプリケーション実行環境34はコンピュータのOSにより提供される環境であり、このアプリケーション実行環境で本発明の火災監視処理に必要なプログラムを実行することで、火源位置演算部36と火源まとめ演算部38の機能が実現される。アプリケーション実行環境34に対しては火源位置データ格納部40と重み付け係数テーブル42が設けられている。また中央操作卓20にはディスプレイ44とキーボード46が設けられている。
中央監視盤18のアプリケーション実行環境34に設けた火源位置演算部36は、火災検出器12−1〜12−4から出力された火源検出位置の水平走査角と垂直走査角に基づいて3次元の火源座標位置を演算し、火源検出位置の垂直走査角と共に火災検出データとして火源位置データ格納部40に保存する。
火源まとめ演算部38は火災検出器12−1〜12−4のいずれかから第1報の火源検出信号が出力された際に、第1報の火源検出信号から一定時間検出処理を行い、その間に火源位置データ格納部40に保持された火災検出器12−1〜12−4による火災検出データの中から、所定距離たとえば2.5メートル以内で連続している複数の抽出した同一火災範囲を示す火源グループを形成し、この火源グループに属する複数の火源位置座標の重み付け平均から対象区域に設定している放水銃の制御対象火源位置を演算して出力する。
火源まとめ演算部38における重み付け平均演算には重み付け係数テーブル42に予め設定された重み付け係数が使用される。重み付け係数テーブル42に設定する重み付け係数としては、火災検出器の直下の垂直走査角を0°度とした場合、垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を予め設定している。この重み付け係数は具体的には火災検出器12−1〜12−4が垂直走査角として所定角度単位に増加する垂直ステップ数を垂直走査角を示す情報として出力していることから、重み付け係数テーブル42には火災検出器の垂直ステップ数の所定数単位の増加に応じて低下する重み付け係数を予め設定している。
図3は図1の火災検出器12−1〜12−4による火災検出処理の説明図である。本発明で使用する火災検出器12−1〜12−4は検出器設置状態で予め定めた水平定点を0ステップとして、たとえば右回転した180度の位置を528ステップと設定しており、例えばハーフステップ単位を物理ステップとして水平ステップ数を管理している。
通常の監視中は水平方向で2ステップ単位に垂直方向に1垂直ステップ走査し、この垂直ステップにより得られた受光信号のレベルを火災判断値と比較し、火災判断値を超えたときに火源検出出力を生ずる。
図3は火災範囲44を持つ火源を検出した場合の処理を示す。火災検出器12が水平走査により走査線62の位置で最初の火源検出が行われる。走査線62で最初の火源検出が行われたら、水平走査を継続し、火災範囲60をはずれた走査線48の火災非検出位置まで水平走査する。
火災非検出の走査線64の位置に達したら開始位置の走査線62との間の中央となるハーフステップの走査線66の位置に水平走査位置を戻し、火災範囲60の中央にセットする。この走査線66に火災検出器12の水平方向をセットした状態で予め定めた回数、例えば40回連続して垂直走査を行い、その中で20回以上火災判断値を超える受光信号が得られた場合に火災と断定し、火災断定信号を出力する。火災断定が済むと火災非検出と判断した走査線64に1ステップ加算した走査線68の位置に進んで以後通常通りの水平垂直走査を行う。
図4は図1の火災検出器12−1〜12−4による火災検出処理のフローチャートである。図4において、火災検出処理はステップS1で2水平ステップ走査毎に1垂直ステップ走査を繰り返しており、ステップS2で火災を検出するとステップS3に進み、同様に2水平ステップ走査毎に1垂直ステップとなる走査を繰り返す。なお、1垂直ステップ走査とは1回の垂直走査を意味する。
この状態でステップS4で火災非検出が判断されるとステップS5に進み、連続火災検出範囲の水平ステップの中央位置にリターンする。この状態でステップS6で40回垂直ステップ走査を行い、ステップS7で20回以上火災検出となれば、ステップS8に進み火災を断定して第1報メッセージの発行を行う。
そしてステップS9で停止指示がなければステップS10に戻り火災非検出位置に+1を加えた水平ステップ位置に移動し、ステップS1に戻り2水平ステップ走査毎に1垂直ステップ走査を繰り返す処理に戻る。またステップS7で火災検出回数が20回に達しなかった場合にもステップS10に戻り、通常の走査に入る。
図5は図2の中央制御盤18に設けた重み付け係数テーブル42の説明図である。図5において、重み付け係数テーブル42は火災検出器における0°から90°までの垂直ステップ数0〜900の範囲をブロック番号1〜9に示すように9段階にわけ、各ブロック番号1〜9に対応して重み付け係数を設定している。
重み付け係数は垂直ステップ数が火災検出器の直下となる0°側で最大となり、垂直ステップ数が増加するにつれて、即ち検出距離が長くなるにつれて値が小さくなるように設定している。この場合、重み付け係数は距離に対応した垂直ステップ数の増加に対し、直線的に低下するように設定している。
図2の中央監視盤18に設けた火源まとめ演算部38は、ある火災検出器から第1報の火災断定信号を受信した後、一定時間経過後、たとえば火災第1報から32秒の間に火源位置演算部36の演算処理により全ての火災検出器12−1〜12−4による火源位置データ格納部40に格納された火源座標位置を読み込み、たとえば2.5メートル以内で連続している火源を同一の火源としてまとめる火源グループ化を行い、火源グループに含まれる火源位置座標について重み付け演算を計算して制御対象火源位置を演算している。
ここで火源位置の3次元座標として火災検出器からの水平ステップ数及び垂直ステップ数に基づき、火源位置演算部36は監視対象区域における水平面でみたX座標位置とY座標位置を計算しており、Z座標については予め設定されたデータベース上に格納されていることから、演算されたX座標位置とY座標位置からZ座標位置を読み出して3次元座標位置を生成している。
さらに本発明にあっては演算した火源位置の3次元座標位置にあわせて火源検出位置の垂直ステップ数を保存しており、これにより図5に示した重み付け係数テーブル42の垂直ステップ数の参照により、対応する重み付け係数を取得できるようにしている。複数の火源位置座標に基づいた重み付け係数の演算は、説明を簡単にするためX座標位置を例にとると次式であたえられる。
Figure 0004555112
たとえば増幅された火源の数が4つであり、それぞれのX座標位置がX1,X2,X3,X4であり、図5の重み付け係数テーブル42で読み出された対応する重み付け係数がW1,W2,W3,W4であったとすると次式により重み付け平均Xwが算出される。
Figure 0004555112
図6は火災第1報から所定時間経過して火源まとめ演算を開始するまでの間に図2の火源位置データ格納部40に格納された火源位置データと、この位置データに対応して図5の重み付け係数テーブル42から取得された重み付け係数の説明図である。図6にあっては第1報から演算開始までの間に4つの火源座標位置が得られており、それぞれX座標位置、Y座標位置、さらに垂直ステップを持ち、垂直ステップに対応して図5の重み付け係数テーブル42から取得して重み付け係数が格納されている
図6の火源グループとなる4つの火源座標位置につき図2の火源まとめ演算部38による重み付け平均座標位置Xw,Ywを算出すると
Xw=57.37m
Yw=25.74m
が求められる。
一方、単純平均による座標位置Xa,Yaを求めてみると
Xa=57.88m
Ya=26.30m
となる。
図7は本発明における重み付け平均による座標位置の具体的な説明図である。図7(A)は火災検出器12−1,12−2に対し火災発生位置からの距離、即ち垂直ステップ数がほぼ同じである場合の重み付け演算による座標位置であり、火災検出器12−1は火源F1を検出しており、また火災検出器12−2は火源F2を検出している。
この場合には火源F1,F2に対して得られる重み付け係数は同じであることから、重み付け平均により得られるまとめ後の火源F0の位置は、火源F1と火源F2の中間位置として求まる。
図7(B)は火災検出器12−1,12−2から火災検出までの距離、即ち垂直ステップ数が異なる場合であり、火災検出器12−1の火源F1の距離が長く、火災検出器12−2の火源F2の距離が短くなっている。このため火源F1について距離が長いことから小さな重み付け係数が取得され、火源F2については距離が短いことから大きな重み付け係数が取得され、重み付け平均により得られたまとめ後の火源F0の位置は重み付け係数の大きなF2側に近い位置として演算される。
これによって同一火源と判断された複数の火源について異なる火災検出器による火源位置であった場合には、距離の遠い火源の影響、即ち距離が遠いことで誤差の大きな火源の影響が低減され、距離の短い火源の影響、即ち距離が近いことで誤差の小さな火源に重点をおいたまとめ後の火源位置を演算することができる。
図8は本発明で用いる重み付け係数テーブルの他の実施形態の説明図である。この実施形態の重み付け係数テーブル42にあっては、0°から90°の範囲の垂直ステップ数0〜900につき、ブロック番号1〜10に示すように10分割し、各ブロック番号における重み付け係数としては距離が短い少ないステップ数、即ちブロック番号1,2,3については90,80,70と大きな値であるが、垂直ステップ数がブロック番号4のように増加すると重み付け係数をたとえば40というように大きく低下させ、ブロック番号5では20と低下させ、さらにブロック番号6以下については重み付け係数を5,4,3,2,1というようにごく小さな値に低下させている。
このように本発明の重み付け平均演算に使用する重み付け係数としては図5に示した直線的に変化する重み付け係数以外に図8のように近い距離で大きく距離の増加にともなって大きく低下する変形な低下としてもよく、この重み付け係数の値は必要に応じて適宜の変化を設定することができる。
図9は図2の火源まとめ演算部38の機能構成のブロック図である。図9において、火源まとめ演算部38は火源位置データ格納部40に火源第1報から一定時間経過までに格納された火源位置データを対象にレジスタ48に火源位置データと垂直ステップ数を読み出し、垂直ステップ数については重み付け係数テーブル42の参照でレジスタ50に対応する重みWを読み出し、演算データ格納部52に火災位置データと重みを格納する。
演算データ格納部52にすべての火源位置データについての準備ができたならば重み付け平均演算部54により演算処理を行い、レジスタ56に制御対象火源位置を示す火源位置データをセットして外部に出力することになる。
図10は図2の中央制御盤18による火災監視処理のフローチャートである。図10において、火災監視処理はステップS1で火災検出器12−1〜12−4からの火災断定信号の有無をチェックしており、火災断定信号を受信するとステップS2で火災検出器から得られた火源位置を示す水平ステップ数と垂直ステップ数から火源位置の座標を演算し、垂直ステップ数とともに火源位置データ格納部40に保存する。
続いてステップS3で火災第1報か否かチェックし、火災第1報であれば再びステップS1に戻って次の火災断定信号を待ち、ステップS2で火災位置を演算して垂直ステップ数とともに火源位置データ格納部40に保存する。
火災第2報以降についてはステップS3からステップS4に進み、第1報から所定時間たとえば32秒経過するか否か監視し、所定時間を経過するとステップS5に進み、ステップS5にあっては所定時間にわたり検出した火源位置を読み込み、ステップS6でたとえば2.5メートル以内の火源を同一火源範囲にグループ化し、ステップS7で火源まとめ演算により制御対象火源位置を演算する。
続いてステップS8で火源表示処理を行った後、ステップS9で放水銃の制御処理をステップS7で演算した制御対象火源位置に基づいて実行する。放水銃の制御が行った後はステップS10で鎮火か否か監視しており、鎮火を判別するとステップS11で停止指示がないかぎりステップS1に戻って再度監視処理を繰り返す。
図11は図10のステップS7の火源まとめ演算のフローチャートである。この火源まとめ演算処理は、ステップS1で同一火源範囲の火源位置及び垂直ステップ数を読み込み、ステップS2で垂直ステップ数により重み付け係数テーブル42を参照して重み付け係数を取得し、ステップS3で全火源位置につき重み付け係数を取得すると、ステップS4で重み付け平均演算により火源位置を算出し、ステップS5で制御対象火源位置として出力する。
また本発明は図2の中央監視盤18に設けたコンピュータにより実行されるプログラムを提供するものであり、このプログラムは図10及び図11のフローチャートの内容を持つ。また本発明のプログラムを実行する中央監視盤18のコンピュータのハードウェアは、CPUのバスにメモリ、キーボードコントローラ、ディスプレイコントローラ、通信ボートを接続しており、メモリに本発明の火災監視処理を実行するプログラムをローディングしており、コンピュータの起動時にメモリから必要なプログラムを読み出してCPUにより実行することになる。
尚、上記の実施形態においては、放水銃システムに備えた例であるが、之に限らず、固定式消火設備等の消火システムや火災報知システムにも本発明を適用することができる。
また本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、また上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明の放水銃システムの構成を示した説明図 図1のシステム構成のブロック図 図1の火災検出器による火災検出処理の説明図 図1の火災検出器による火災検出処理のフローチャート 図2の中央制御盤に設けた重み付け係数テーブルの説明図 図2の中央制御盤に保存された火災位置データの説明図 本発明による重み付け平均で演算したまとめ後の火源位置の説明図 本発明で用いる重み付け係数テーブルの他の実施形態の説明図 図2の火源まとめ演算部の機能構成のブロック図 図2の中央制御盤による火災監視処理のフローチャート 図10のステップS7による火源まとめ演算のフローチャートの 従来システムにおける複数の火災検出器による重複監視と火源位置誤差の説明図
符号の説明
10−1〜10−4:放水銃
11:放水銃設備
12−1〜12−4:火災検出器
13:電動弁
14−1〜14−4:制御盤
16−1〜16−4:現場操作盤
18:中央制御盤
20:中央操作卓
22:ポンプ
24:ポンプ制御盤
26:配水管
28:エアーコンプレッサ
30:空気配管
32:通信制御部
34:アプリケーション実行環境
36:火源位置演算部
38:火源まとめ演算部
40:火源位置データ格納部
42:重み付け係数テーブル
44:ディスプレイ
46:キーボード
48,50,56:レジスタ
52:演算データ格納部
54:重み付け平均演算部

Claims (6)

  1. 警戒区域を光学的に水平及び垂直走査して得られた受光信号から火源を検出した際に、火源検出信号と共に前記火源が検出された水平走査角と垂直走査角を出力する複数の火災検出器と、
    前記複数の火災検出器から出力された前記火源検出位置の水平走査角と垂直走査角に基づいて火源座標位置を演算し、前記火源検出時の垂直走査角と共に前記火源座標位置を保持する火源位置演算部と、
    前記複数の火災検出器の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を設定した重み付け係数テーブルと、
    前記火災検出器から第1報の火源検出信号が出力されてから一定時間の間に前記火源位置演算部に保持された複数の火災検出器毎の火源座標位置の中から、所定距離以内で連続している複数の火源座標位置を抽出して同一火災範囲を示す火源グループを構成し、前記火源グループに属する複数の火源位置座標に、前記各火災検出器における前記火源検出時の垂直走査角に対応した前記重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、前記各重み係数の総和で除算することにより、複数の火源位置座標の重み付け平均として演算した演算位置座標を出力する火源まとめ演算部と、
    を備えたことを特徴とする火源位置検出装置。
  2. 請求項1記載の火源位置検出装置に於いて、
    前記重み付け係数テーブルは、前記火災検出器の直下の垂直走査角を0°とした場合の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を設定し、
    前記火源まとめ演算部は、前記複数の火源座標位置のX座標値に、前記各火災検出器における前記火源検出時の垂直走査角に対応した前記重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、前記各重み係数の総和で除算して火源位置X座標値を演算し、且つ前記複数の火源座標位置のY座標値に前記各火災検出器の垂直走査角に対応した前記重み付け係数を乗算して加算した値を、各重み係数の総和で除算して火源位置Y座標値を演算することを特徴とする火源位置検出装置。
  3. 警戒区域を光学的に水平及び垂直走査して得られた受光信号から火源を検出した際に、火源検出信号と共に前記火源が検出された水平走査角と垂直走査角を出力する数の火災検出器とを備えた火源位置検出方法に於いて、
    前記複数の火災検出器から出力された前記火源検出位置の水平走査角と垂直走査角に基づいて火源座標位置を演算し、前記火源検出時の垂直走査角と共に前記火源座標位置を保持する火源位置演算ステップと、
    前記複数の火災検出器の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を重み付け係数テーブルに設定する設定ステップと、
    前記火災検出器から第1報の火源検出信号が出力されてから一定時間の間に前記火源位置演算部に保持された複数の火災検出器毎の火源座標位置の中から、所定距離以内で連続している複数の火源座標位置を抽出して同一火災範囲を示す火源グループを構成し、前記火源グループに属する複数の火源位置座標に、前記各火災検出器における前記火源検出時の垂直走査角に対応した前記重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、前記各重み係数の総和で除算することにより、前記複数の火源位置座標の重み付け平均として演算した演算位置座標を出力する火源まとめ演算ステップと、
    を備えたことを特徴とする火源位置検出方法
  4. 請求項3記載の火源位置検出方法に於いて、
    前記設定ステップは、前記火災検出器の直下の垂直走査角を0°とした場合の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を設定し、
    前記火源まとめ演算ステップは、前記複数の火源座標位置のX座標値に、前記各火災検出器における前記火源検出時の垂直走査角に対応した前記重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、前記各重み係数の総和で除算して火源位置X座標値を演算し、且つ前記複数の火源座標位置のY座標値に前記各火災検出器の垂直走査角に対応した前記重み付け係数を乗算して加算した値を、各重み係数の総和で除算して火源位置Y座標値を演算することを特徴とする火源位置検出方法。
  5. 警戒区域を光学的に水平及び垂直走査して得られた受光信号から火源を検出した際に、火源検出信号と共に前記火源が検出された水平走査角と垂直走査角を出力する複数の火災検出器とを接続した制御盤のコンピュータに、
    前記複数の火災検出器から出力された前記火源検出位置の水平走査角と垂直走査角に基づいて火源座標位置を演算し、前記火源検出時の垂直走査角と共に前記火源座標位置を保持する火源位置演算ステップと、
    前記複数の火災検出器の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を重み付け係数テーブルに設定する設定ステップと、
    前記火災検出器から第1報の火源検出信号が出力されてから一定時間の間に前記火源位置演算部に保持された複数の火災検出器毎の火源座標位置の中から、所定距離以内で連続している複数の火源座標位置を抽出して同一火災範囲を示す火源グループを構成し、前記火源グループに属する複数の火源位置座標に、前記各火災検出器における前記火源検出時の垂直走査角に対応した前記重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、前記各重み係数の総和で除算することにより、前記複数の火源位置座標の重み付け平均として演算した演算位置座標を出力する火源まとめ演算ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム
  6. 請求項5記載のプログラムに於いて、
    前記設定ステップは、前記火災検出器の直下の垂直走査角を0°とした場合の垂直走査角の増加に応じて低下する重み付け係数を設定し、
    前記火源まとめ演算ステップは、前記複数の火源座標位置のX座標値に、前記各火災検出器における前記火源検出時の垂直走査角に対応した前記重み付けテーブルの重み付け係数を乗算して加算した値を、前記各重み係数の総和で除算して火源位置X座標値を演算し、且つ前記複数の火源座標位置のY座標値に前記各火災検出器の垂直走査角に対応した前記重み付け係数を乗算して加算した値を、各重み係数の総和で除算して火源位置Y座標値を演算することを特徴とするプログラム。
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