JP4090651B2 - 杭打機の作業装置装着方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、杭打機のリーダに装着されるオーガ昇降装置等の作業装置の装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
杭打機では、ベースマシンの前部に立設したリーダにオーガ昇降装置等の各種作業装置を装着して作業を行うが、リーダに設けたラックやチェーンにて作業装置を昇降する杭打機における作業装置の装着は、大型の杭打機では、相伴クレーンにて作業装置を吊り下げて装着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、相伴クレーンが使用できない現場や中・小型の杭打機では、リーダ上部のトップシーブから吊り下げられた補助吊りワイヤにて前記作業装置を吊下するが、補助吊りワイヤで吊下された作業装置は、ラックやチェーンに取り付けたブラケットから離れた位置に吊下されるので、ショベルカーのバケット先端で作業装置を押すか、作業装置にワイヤをかけて人力で引くなどにより、作業装置をリーダに引き寄せていた。このため、作業効率が悪かった。
【0004】
そこで本発明は、作業装置の装着を容易にして、作業効率を向上させた杭打機の作業装置装着方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本発明は、ベースマシンの前部に立設したリーダ上部のトップシーブから補助吊りワイヤにて作業装置を吊下し、リーダのガイドパイプに係合するガイドギブを作業装置に取り付けて、作業装置をリーダに装着する杭打機の作業装置装着方法において、前記リーダに設けたブラケットと作業装置に設けたブラケットとを連結部材で連結し、前記補助吊りワイヤを緩めて作業装置をリーダに近づけて、前記前記ガイドギブをガイドパイプに係合させて作業装置をリーダに装着した後、前記補助吊りワイヤと連結部材を取り外すことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図面に示す実施形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。ベースマシン1の前部に立設したリーダ2をバックステー3にて支持する杭打機4は、リーダ2の上部にトップシーブ5を備え、リーダ2の前面に作業装置6を昇降するラック7と、作業装置6の昇降を案内する左右一対のガイドパイプ8とを設けている。また、リーダ2の側面には、作業装置6を装着する際の連結部材としてのワイヤ9が係止されるブラケット10が設けられている。
【0007】
作業装置6は、前記ラック7に噛合するピニオン11と、前記ガイドパイプ8に係合する上部ガイドギブ12と下部ガイドギブ13とを有している。上部ガイドギブ12はガイドギブブラケット14に、下部ガイドギブ13はガイドギブブラケット15にボルトにてそれぞれ着脱可能となっている。また、作業装置6の上部側方には、前記ワイヤ9が係止されるブラケット16が設けられている。
【0008】
この作業装置6をリーダ2に装着するには、図1及び図2に示されるように、リーダ2のトップシーブ5から下げられた補助吊りワイヤ17にて作業装置6を吊下し、前記リーダ2のブラケット10と作業装置6のブラケット16とをワイヤ9にて連結する。なお、ワイヤ9に代えてリンク棒、チェーン等の連結部材を用いても良い。
【0009】
続いて、補助吊りワイヤ17を徐々に緩めて作業装置6を下げると、作業装置6がリーダ2にワイヤ9にて吊下されるから、図3に示されるように、作業装置6がリーダ2に徐々に近づく。作業装置6がリーダ2に近づいて前記ピニオン11が前記ラック7に噛合する状態になったら、ピニオン11をラック7に噛み合わせる。そして、図4に示されるように、作業装置6のガイドギブブラケット14に上部ガイドギブ12を取り付けて、ガイドギブ12をガイドパイプ8に係合させる。
【0010】
次に、図5に示されるように、ワイヤ9をブラケット10及びブラケット16から取り外し、ピニオン11を回転して作業装置6を上昇させ、下部ガイドギブ13をガイドパイプ8に係合させる。その後、補助吊りワイヤ17を作業装置6から取り外す。
【0011】
このように、リーダ2と作業装置6とをワイヤ9で連結し、作業装置6の自重を利用して作業装置6をリーダ2に近づけて装着できるから、安全かつ容易に作業装置6の装着作業が行え、作業効率を向上できる。
【0012】
なお、上記実施形態例では、ラックとピニオンで作業装置を昇降する杭打機で説明したが、リーダに設けたチェーンにて作業装置を昇降する杭打機にも本方法は適用可能である。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の杭打機の作業装置装着方法は、ベースマシンの前部に立設したリーダ上部のトップシーブから補助吊りワイヤにて作業装置を吊下し、リーダに設けたブラケットと作業装置に設けたブラケットとを連結部材で連結し、補助吊りワイヤを緩めて作業装置をリーダに近づけて、リーダのガイドパイプに作業装置のガイドギブを係合させて作業装置をリーダに装着した後、補助吊りワイヤと連結部材を取り外すので、作業装置の自重を利用して作業装置をリーダに近づけて装着できるから、安全かつ容易に作業装置6の装着作業が行え、作業効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 補助吊りワイヤで吊下した作業装置のブラケットとリーダのブラケットとをワイヤで連結した状態の拡大側面図
【図2】 同じく杭打機の側面図
【図3】 補助吊りワイヤを緩めて作業装置をリーダに近づけた状態の拡大側面図
【図4】 上部ガイドギブをガイドパイプに係合させた状態の拡大側面図
【図5】 下部ガイドギブをガイドパイプに係合させた状態の拡大側面図
【図6】 作業装置を装着した状態の杭打機の側面図
【符号の説明】
1…ベースマシン、2…リーダ、4…杭打機、5…トップシーブ、6…作業装置、7…ラック、8…ガイドパイプ、9…ワイヤ、10…リーダのブラケット、11…ピニオン、12…上部ガイドギブ、13…下部ガイドギブ、16…作業装置のブラケット、17…補助吊りワイヤ
Claims (1)
- ベースマシンの前部に立設したリーダ上部のトップシーブから補助吊りワイヤにて作業装置を吊下し、リーダのガイドパイプに係合するガイドギブを作業装置に取り付けて、作業装置をリーダに装着する杭打機の作業装置装着方法において、前記リーダに設けたブラケットと作業装置に設けたブラケットとを連結部材で連結し、前記補助吊りワイヤを緩めて作業装置をリーダに近づけて、前記ガイドギブをガイドパイプに係合させて作業装置をリーダに装着した後、前記補助吊りワイヤと連結部材を取り外すことを特徴とする杭打機の作業装置装着方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP36040899A JP4090651B2 (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 杭打機の作業装置装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP36040899A JP4090651B2 (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 杭打機の作業装置装着方法 |
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JP2001172968A JP2001172968A (ja) | 2001-06-26 |
JP4090651B2 true JP4090651B2 (ja) | 2008-05-28 |
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ID=18469286
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JP36040899A Expired - Fee Related JP4090651B2 (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 杭打機の作業装置装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4090651B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-20 JP JP36040899A patent/JP4090651B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001172968A (ja) | 2001-06-26 |
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