JPH0312839Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0312839Y2
JPH0312839Y2 JP10788683U JP10788683U JPH0312839Y2 JP H0312839 Y2 JPH0312839 Y2 JP H0312839Y2 JP 10788683 U JP10788683 U JP 10788683U JP 10788683 U JP10788683 U JP 10788683U JP H0312839 Y2 JPH0312839 Y2 JP H0312839Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
grab
grab bucket
supported
workbench
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10788683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6018165U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10788683U priority Critical patent/JPS6018165U/ja
Publication of JPS6018165U publication Critical patent/JPS6018165U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0312839Y2 publication Critical patent/JPH0312839Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、グラブの重量の一部を相殺するよう
に配設された重錘の作用により、グラブの上昇操
作の際、グラブの上昇に必要な動力の一部を節約
することができるようにした省力グラブ作業船に
関する。
作業船上に搭載されたグラブ作業装置により、
たとえば浚渫作業等のグラブ作業を行なう場合、
一般にグラブは先ず自重により降下された後、土
砂等の重量物を把持し、さらに把持した重量物と
ともにウインチ等の動力駆動装置により上昇され
る、という作業過程が繰返される。ところで、た
とえば浚渫機のグラブバケツトの場合、標準的な
大きさのグラブバケツトでもその重量は数十トン
にも達し、これに土砂等の重量物の重量も加わる
と相当な重量となり、このような大きな荷重を頻
繁に昇降するためには、多大の動力用エネルギー
源が必要とされる。したがつて浚渫作業等を行な
うグラブ作業船において、グラブバケツトの昇降
に必要な重力の省力化が達成されたならば、エネ
ルギー節減の効果はか甚大なものとなる。
本考案は、そのような事情に鑑みてなされたも
のであり、グラブバケツトの昇降に必要な動力
を、重錘を用いて効果的に節減し得るようにする
とともに、グラブバケツトの把持重量に拘らず昇
降操作を円滑にした省力グラブ作業船を提供する
ことを目的とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、作業船1の台船
2上には、船室3の前方に旋回台4が搭載されて
おり、この旋回台4上には、作業台5が水平面内
で旋回操作自在に設けられている。作業台5の前
部には、伸縮シリンダ6により上下方向に起伏自
在であり、しかも先端部にシーブ7を備えるブー
ム8の基端部が枢支される。また作業台5の後部
には重錘昇降塔9が立設される。
重錘昇降塔9内において、上端部に支持された
固定滑車10と、動滑車11との間にはグラブバ
ケツト16の吊下げ索17の一部が巻回されてお
り、動滑車11には重錘13が垂下される。また
重錘昇降塔9の下端部には上下に延びる駆動シリ
ンダ14が支持されており、このシリンダ14の
上方に延びるピストン棒15の上端は重錘13の
下部に連結される。
第2図において、駆動シリンダ14は、たとえ
ば4段の多段状に構成されており、グラブバケツ
ト16を水面下に降下させる際に、油圧により伸
長駆動され、グラブバケツト16を上昇させる際
には油圧を解放して縮少駆動される。
次にこの実施例の作用について説明すると、水
底の土砂採取作業を行なうにあたつては、グラブ
バケツト16を拡開状態に保持し、かつ駆動シリ
ンダ14を伸長駆動して重錘13を上昇させ、吊
下げ索17を繰り出してグラブバケツト16を徐
徐に下降させる。グラブバケツト16が第1図に
示すように水底に到達すると、図示しない駆動手
段によつてグラブバケツト16を閉じて水底の土
砂を強力にすくい上げる。
以上の操作の後、駆動シリンダ14の油圧を解
放すると、重錘13がその自重によつて重錘昇降
塔9内を降下し、吊下げ索17を索引してグラブ
バケツト16を引上げる。したがつて、グラブバ
ケツト16の上昇駆動力が少なくてすむ。
ところで、重錘13の重量は、大きい方がグラ
ブバケツト16の上昇駆動力が少なくてすむが、
グラブバケツト16の降下時の駆動力が大きくな
るので、グラブバケツト16の上昇および降下を
合せて最も能率の良い値に選ばれるべきであり、
たとえばグラブバケツト16の重量に対して1〜
■5倍に選ばれる。
以上のように本考案によれば、作業台の後部に
立設された重錘昇降塔の上端部には固定滑車が軸
支され、グラブバケツトの吊下げ索が固定滑車を
介して巻きかけられる動滑車には重錘が垂下さ
れ、前記重錘昇降塔の下端部に支持されて上下に
延びる駆動シリンダのピストン棒が前記重錘に連
結されるので、グラブバケツトの上昇駆動時には
重錘の自重により、グラブバケツトの上昇駆動力
を低減することができる。しかもグラブバケツト
の降下時には重錘を駆動シリンダで上昇させるこ
とができるので、グラブバケツトの把持重量に拘
らず、重錘重量を比較的大きく設定することがで
き、重量の設定が容易になるとともに、重錘の重
さを有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体側面図、第2図は第1図の駆動シリンダの
伸長時の側面図である。 1……作業船、2……台船、5……作業台、7
……シーブ、8……ブーム、9……重錘昇降塔、
10……固定滑車、11……動滑車、13……重
錘、14……駆動シリンダ、15……ピストン
棒、16……グラブバケツト、17……吊下げ
索。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台船上に水平面内で旋回操作自在に支持された
    作業台に、先端部にシーブを備えるブームが起伏
    操作自在に枢支されるグラブ作業船において、前
    記作業台の後部に立設された重錘昇降塔の上端部
    には固定滑車が軸支され、グラブバケツトの吊下
    げ索が前記シーブおよび固定滑車を介して巻きか
    けられる動滑車には重錘が垂下され、前記重錘昇
    降塔の下端部に支持されて上下に延びる駆動シリ
    ンダのピストン棒が前記重錘に連結されることを
    特徴とする省力グラブ作業船。
JP10788683U 1983-07-12 1983-07-12 省力グラブ作業船 Granted JPS6018165U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10788683U JPS6018165U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 省力グラブ作業船

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10788683U JPS6018165U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 省力グラブ作業船

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6018165U JPS6018165U (ja) 1985-02-07
JPH0312839Y2 true JPH0312839Y2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=30251911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10788683U Granted JPS6018165U (ja) 1983-07-12 1983-07-12 省力グラブ作業船

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018165U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008274569A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Kojimagumi:Kk 省力グラブ作業船

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4563569B2 (ja) * 2000-10-23 2010-10-13 株式会社小島組 グラブ式浚渫船の水平掘削制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008274569A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Kojimagumi:Kk 省力グラブ作業船

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6018165U (ja) 1985-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0312839Y2 (ja)
JPH0281892A (ja) 穴堀建柱抜柱車
SU497384A1 (ru) Рабочее оборудование экскаватора-драглайна
CN210798878U (zh) 一种旋挖钻机钻杆升降结构
JP2008031803A (ja) ハンマグラブとそのクラウン装置
JPS61143290A (ja) 浚渫船
CN207404749U (zh) 一种多功能低下管道清淤动力绞车
CN205662284U (zh) 双杆变台起重器
JPS6053141B2 (ja) 省力グラブ作業船
JPS5939018B2 (ja) バケツト式水底土砂採取器
CN211078230U (zh) 一种电机试验用拖吊装置
CN212506161U (zh) 水电站抓梁和抓斗一体化设备
CN218058232U (zh) 一种井盖起重机
JP4090651B2 (ja) 杭打機の作業装置装着方法
CN214692989U (zh) 舱井侧壁重物提升机
CN215946584U (zh) 一种易操作式气动压盖器
JPH0643103Y2 (ja) 土砂バケツの開閉装置
CN211283505U (zh) 一种油田安全环保修井自动机械化装置
CN215101530U (zh) 一种混凝土成型模块吊运设备
CN216948176U (zh) 一种泵站前池拦污装置
CN215101612U (zh) 一种便于对机柜安全吊运的吊运装置
CN210236921U (zh) 一种土木工程施工用吊装机
JP6525299B1 (ja) 柱材引抜き装置
CN214245611U (zh) 电缸自动挂脱梁
RU57825U1 (ru) Подводный грейфер