JP4090464B2 - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつに関する。
従来、使い捨ておむつとして、下着のパンツと同様にして着用することのできるパンツ型のおむつが知られている。
パンツ型おむつにおいては、いわゆる展開型のおむつのようにファスニングテープを用いて締め付けの程度を調整できないため、ウエスト開口部やそのやや下方に弾性部材を配して着用者に対するフィット性を向上させている。
しかし、従来のおむつにおいては、着用者の活動により、おむつがずり落ちることがある。その対策としては、ウエスト開口部の締め付け力を高めることが考えられるが、着用者をあまり強く締め付けることは好ましくない。
特許文献1には、ウエスト回りに配されるウエストバンドの身体向き内面に、静摩擦係数の高い保持帯域を設けたおむつが提案されている。また、特許文献2には、外カバーと、外カバー内に配置された吸収手段とを備えた使い捨て下着であって、外カバーを弾性的に伸縮自在なものとし、外カバーと吸収体とを特定の態様で固定したものが記載されている。
特表2002−543926号公報 特開昭62−162002号公報
特許文献1のおむつにおいては、おむつ全体が大きくずれ落ちるようなことは防止できると思われるが、着用者が、腰を曲げたり伸ばしたりするような活動を行った場合に生じる、腹側部上縁部のずり落ちを防止することができない。
特許文献2の使い捨て下着については、フィット性は向上すると思われるが、上述したような、腹側部上縁部のずり落ちを防止することができない。
従って、本発明の目的は、着用者を過度に締め付けることなく、腹側部上縁部のずり落ちを効果的に防止することができるパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、腹側部、背側部及びその間に位置する股下部を有し、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有するパンツ型使い捨ておむつであって、腹側部におけるおむつ幅方向中央部に、おむつ縦方向の伸縮性がおむつ幅方向の伸縮性よりも高くなされた縦伸縮部を有しており、且つ前記腹側部の内面側における、ウエスト開口部の縁部近傍に、該内面側における他の部位よりも摩擦係数が高い高摩擦部が設けられているパンツ型使い捨ておむつを提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつによれば、着用者を過度に締め付けることなく、腹側部上縁部のずり落ちを効果的に防止することができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつ1(以下、おむつ1という)は、幼児用のおむつであり、図1に示すように、ウエスト開口部22及び一対のレッグ開口部23,23を有するパンツ型の形態を有している。
おむつ1は、図3に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性(難透過性も含む)の裏面シート3及び両シート2,3間に介在された液保持性の吸収性コア4を有する吸収性本体5と、該吸収性本体5の外側(非肌当接面側)に位置して該吸収性本体5を接合固定している外装体10とからなる。
おむつ1は、図1及び図2に示すように、着用時に着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、その間に配される股下部Cとに区分される。股下部Cは、レッグ開口部形成用の凹欠部を左右両側に有している。外装体10は、図1に示すように、背側部Aを形成する部分の両側縁部と腹側部Bを形成する部分の両側縁部とが公知の接合手段により互いに接合されており、これにより、一対のサイドシール部21及び上述した各開口部22,23,23が形成されている。
吸収性本体5は、図2に示すように、縦長矩形状をなし、その長手方向を、展開且つ伸長状態のおむつ(図2参照)の長手方向に一致する向きとされて、接着剤6により、おむつの幅方向中央部(外装体10の幅方向中央部に同じ)に接合されている。
吸収体コア4は、長手方向中央部が括れた形状(砂時計状の形状)をなしており、表面シート2及び裏面シート3間に挟持固定されている。吸収性コア4は、パルプ繊維等の親水性繊維を主体とする繊維集合体からなり、図示しないティッシュペーパ、透水性の不織布等からなる透水性の被覆シート(図示せず)で被覆されている。吸収性コア4には、吸水性ポリマーを含ませることもできる。
外装体10は、図1及び図3に示すように、2枚のシート11,12と、これら両シート間に固定された各部の弾性部材13,14,15,16とからなる。具体的には、2枚のシート11,12間には、ウエスト部弾性部材13、レッグ部弾性部材14、胴回り部弾性部材15及び縦伸縮部形成用の弾性部材16がそれぞれ伸長状態で固定されている。
ウエスト部弾性部材13は、ウエスト開口部22の周縁部に、開口周縁に沿って配されており、ウエストギャザーを形成している。レッグ部弾性部材14は、レッグ開口部23の周縁部に、開口周縁に沿って配されて、レッグギャザーを形成している。胴回り部弾性部材15は、ウエスト開口部22の開口周縁から下方に30mm離間した位置からレッグ開口部23,23の上端の高さ位置までの領域である胴回り部Dに、胴周囲方向と略平行に配されて、胴回りギャザーを形成している。胴回り部弾性部材15は、腹側部Aの左右両側部に分割配置されている。左右の各胴回り弾性部材15は、おむつ幅方向中央部側の端部が、吸収性コア4の側縁の位置より若干内側に位置している。左右の各胴回り弾性部材15は、吸収性コア4の側縁よりおむつ幅方向外方において弾性伸縮性を発現する一方、吸収性コア4の幅方向中央部には存在していない。胴回り部弾性部材15は、腹側部Aの左右両側部に分割配置するのに代えて、胴回り部の全周に亘って配することもできる。
本おむつ1は、腹側部Aにおけるおむつ幅方向中央部に、縦伸縮部Eを有している。縦伸縮部Eは、おむつ縦方向の伸縮性がおむつ幅方向の伸縮性よりも高くなされた部分であり、おむつ幅方向の伸縮性は有していても有していなくても良い。
おむつ縦方向の伸縮性がおむつ幅方向の伸縮性よりも高いか否かは、例えば、下記方法で測定した伸張率を比較することにより判断できる。
〔伸張率の測定〕
縦伸縮部Eの最上部から幅30mm、長さ30mmのサンプルを切り出し、つかみ間隔20mm、荷重300cN時の荷重時の伸張率を測定すること以外は、JIS L 1096 一般織物試験法の8.14.1 伸張率のA法(定速伸張法)により、縦方向と横方向の伸張率を測定する。伸張率は、下記式(1)で求められる。
伸張率[%]=(L−20)/20×100・・・(1)
(但し、式中、L:荷重300cN時のサンプルつかみ間隔長さ[mm]。)
縦伸縮部Eは、上述の方法により求めたおむつ縦方向の伸張率の値aが、上述の方法により求めたおむつ幅方向の伸張率の値bよりも大きいことが好ましく、特に前記値aが前記値bより1.5〜10倍大きいことが好ましい。
また、前記値aは、10〜400%が好ましく、特に50〜300%が好ましい。
おむつ1における縦伸縮部Eは、図1〜図3に示すように、外装体10の幅方向中央部における両シート11,12間に、前記弾性部材16を伸長状態で固定して形成されている。
弾性部材16は、糸状をなし、胴回り部Dの周方向に1〜50mm程度の間隔を開けて複数本配置されている。各弾性部材16は、おむつ縦方向(展開且つ伸長状態のおむつにおいては、おむつ長手方向)と略平行に配されている。図1には、4本の弾性部材16を示したが、弾性部材16の本数は、例えば、2〜100本程度とすることができ、3〜20本程度とすることが好ましい。
縦伸縮部Eは、外装体10の構成材料として、おむつ縦方向の伸縮性がおむつ幅方向の伸縮性よりも高い伸縮性素材を用いることによって形成することもできる。そのような伸縮性素材としては、エラストマー繊維を構成繊維として含む伸縮性不織布や、伸縮性フィルム、伸縮性不織布と伸縮性フィルム等を複合した伸縮複合シート等を用いることができるが、充分な通気性を確保する観点から伸縮性不織布が好ましい。
前記エラストマー繊維としては、スチレン系エラストマー繊維、ポリアミド系エラストマー繊維、ポリウレタン系エラストマー繊維やポリオレフィン系エラストマー繊維等が挙げられる。
伸縮性不織布は、多層の構造を有するものであっても良く、肌触りの観点から、エラストマー繊維を構成繊維として含む伸縮性不織布の肌に当接する部分に、オレフィン系繊維からなる不織布を積層してなるものが好ましい。
縦伸縮部Eは、腹側部上縁部のずり落ち防止の観点から、おむつ縦方向に少なくとも20mm以上伸縮可能であることが好ましく、特に30〜200mm伸縮可能であることが好ましい。
おむつ1においては、図2及び図3に示すように、腹側部Aの内面側における、ウエスト開口部22の縁部22a近傍に、該内面側における他の部位よりも摩擦係数が高い高摩擦部Fが設けられている。図2中、散点模様を付した部分が高摩擦部Fである。
おむつ1においては、外装体10を構成する一方のシート12が他方のシート11よりもおむつ長手方向に長く、その一方のシート12の他方のシート11より延出した部分は、ウエスト開口部の縁部22aで肌当接面側に折り返されている。その折り返し部分12aが、ウエスト開口部22近傍におけるおむつ内面を形成している。
おむつ1における高摩擦部Fは、その折り返し部分12aの肌当接面側に、帯状の高摩擦シート17を、公知の接合手段(接着剤、ヒートシール等)により固定して形成されている。高摩擦シート17の形成材料としては、 エラストマー繊維を使った不織布、極細繊維不織布、異形断面繊維不織布やエラストマー樹脂を使ったフィルム等を用いることができる。
高摩擦部F及びその他の部分の摩擦係数は、引張速度を300mm/分にする以外は、JIS K 7125 プラスチック−フィルム及びシート−摩擦係数試験方法に準拠して測定することができる。
高摩擦部Fの摩擦係数は、腹側部上縁部のずり落ち防止の観点から、おむつ着用状態において、縦伸縮部Eがおむつ縦方向に20mm伸長した時点(好ましくは30mm伸長した時点)で、着用者の肌との間で実質的にずれが生じないような摩擦抵抗を生じることが好ましい。
具体的には、高摩擦部Fの摩擦係数は、アクリル板に対して上述の方法で測定した値が、0.5以上であることが好ましく、より好ましくは0.7以上である。
本おむつ1における高摩擦部Fは、ウエスト開口部の周縁部に形成されたウエストギャザー上に形成されており、腹側部Aの全幅に亘っている。
高摩擦部Fは、腹側部上縁部のずり落ち防止の観点から、少なくともおむつ幅方向の中央部に形成されていることが好ましく、更に腹側部Aのウエスト周方向の長さが、腹側部A全幅の20〜100%、特に50〜100%であることが好ましい。
また、高摩擦部Fは、ウエスト開口部の縁部22aから下方に30mmまでの範囲に形成されていることが好ましい。内面側における他の部位よりも摩擦係数が高いとは、少なくとも上述した胴回り部Dにおける平均的な摩擦係数よりも高ければ良い。
本おむつ1における吸収性本体5は、図2及び図3に示すように、その長手方向の腹側部側に、外装体10に接合されていない非固定部51を有しており、縦伸縮部Eの全体又は一部が、該非固定部51と重なって存在している。
非固定部51は、ウエスト開口部の縁部22aから該非固定部51の下端部52までの距離L〔図3(a)参照〕が50〜200mm、特に70〜150mmであることが好ましい。また、非固定部51は、吸収性本体5の腹側部側の長手方向端縁5aから下端部52までの距離L1〔図3(a)参照〕が30〜150mm、特に50〜100mmであることが好ましい。
縦伸縮部Eは、そのおむつ縦方向の長さL2の50〜100%、特に 80〜100%が非固定部51と重なって存在していることが、吸収性コアや吸収性本体5の長さを確保しつつ、縦伸縮部Eの伸縮可能な長さを充分に確保する観点から好ましい。同様の観点から、縦伸縮部Eと非固定部51とが重なる長さ(おむつ縦方向の重なり長さ)は、30〜200mm、特に50〜100mmであることが好ましい。
本おむつ1における非固定部51は、吸収性本体5の腹側部側の長手方向端縁5aにおけるおむつ幅方向の幅が、吸収性本体5の全幅に亘っている。図2には、吸収性本体5と外装体10とが接合されている領域が斜線部で示されており、吸収性本体5の斜線部以外の部分は外装体10に接合されていない。
本実施形態のおむつ1は、通常のパンツ型おむつと同様にして着用することができる。その着用状態においては、図4(a)に示すように、高摩擦部Fが、着用者の腹部Mにおける臍部H付近の肌面に当接する。図4(a)は、着用者が、床や椅子等に座って、あるいは腰をかがめて、腰を曲げている状態である。そして、その状態から着用者が腰を伸ばすと、着用者の腹部Mの皮膚は上下方向に大きく伸長するが、高摩擦部Fと着用者の肌面との間にずれが生じにくいことと、縦伸縮部Eが皮膚の伸長に追従して伸長することによって、図4(b)に示すように、腹側部上縁部(ウエスト開口部の上縁部)は、着用者の肌面上の当初の当接位置からずれない。そして、着用者が再び腰を曲げると、縦伸縮部Eが皮膚の収縮に追従して収縮し、図4(c)に示すように、おむつの状態は、腰を伸ばす前と同様の状態となる。以上、腰を曲げた状態から伸ばした状態への変化を例にして説明したが、腰を曲げた状態において、お腹を凹ませた状態から膨らませた状態に変化させた場合も同様である。
図4(d)〜(e)は、図4(a)〜(c)に対応する図であり、従来のおむつの場合を図示したものである。高摩擦部Fを欠く場合、縦伸縮部Eを欠く場合及び両者を欠く場合は、何れも、図4(e)の段階で、腹側部上縁部の位置が当初の当接位置からずれてしまう結果、図4(e)のように、腹側部上縁部のずれが生じてしまう。
本おむつ1においては、図2及び図3に示すように、上述したシート12の折り返し部分12a(吸収性本体を横断するように配されたシート)によって、吸収性本体5の腹側部側の長手方向端部の肌当接面側が被覆されており、該折り返し部分12aは、吸収性本体5の幅方向の左右の両外方においては、図3(b)に示すように、接着剤61又は熱若しくは超音波シール等の公知の接合手段によって、外装体10に接合されている一方、図3(a)に示すように、吸収性本体5の肌当接面上には接合されていない。これにより、折り返し部分12aの形成材料として、おむつ縦方向の伸縮性が無い或いは低いものを用いた場合であっても、縦伸縮部Eの伸縮性を阻害することを防止でき、また、吸収性本体5が外装体10から大きく浮かび上がることを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、吸収性本体5の非固定部51は、図5(a)〜(c)に示すような形態で形成されていても良い。図5においては、格子模様を付した箇所が、吸収性本体5と外装体10とが接合された部分で、それ以外の箇所は接合されていない。このような態様で接合されていても、縦伸縮部の伸縮性が、吸収性本体5の剛性によって阻害されることを防止できる。
また、シート12の折り返し部分12a(吸収性本体を横断するように配されたシート)による、外装体10の縦伸縮部の伸縮阻害は、図6又は図7に示すような構成によっても防止することができる。図6に示す実施形態においては、折り返し部分12aを三つ折り状に折り畳んで折り込み部12bを形成することによって、折り返し部分12aの長さを可変としてある。図7に示す実施形態においては、外装体10を、おむつ縦方向に伸縮する材料から構成し、折り返し部分12aにおむつ縦方向の伸縮性を持たせている。この場合、ウエスト開口部7の上縁部22aと吸収性本体5の端部5aとの間の距離を広くとることによって、この間の領域を縦伸縮部として機能させることができる。
また、吸収性本体を横断するように配されたシートは、シート12の折り返し部12aに代えて、それとは別体のシートを配置しても良い。
図3において、弾性部材16を無くし、シート11、12として伸張性不織布使用の縦伸縮性のシートを使っても良い。この場合、縦伸縮部材を新たにつける必要が無く、構成が簡略化できる利点がある。
また、外装体10は、シートが2枚の積層され接着されたものに限られず、シートが1枚のもの又は3枚以上のシートが積層されたものであっても良い。また、吸収性本体5の裏面シートは、液不透過性のものに代えて液透過性のものであっても良い。本発明の使い捨ておむつは、成人用のおむつであっても良い。
図1は、本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態を腹側部側から見た状態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつの伸張且つ展開状態を示す平面図である。 図3(a)は、図2のII−II線断面図、図3(b)は、図2のIII−III線断面図である。 図4は、本発明の作用効果を説明するための図で、図4(a)〜(c)は、本発明の場合、図4(d)〜(f)は従来のおむつの場合を示す図である。 図5(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の他の実施形態を示す図である。 図6は、本発明の更に他の実施形態を示す図であり、図6(a)は、おむつの腹側部をおむつ内面側から見た図、図6(b)は、図6(a)のIV−IV線断面である。 図7は、本発明の更に他の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 使い捨ておむつ
4 吸収性コア
5 吸収性本体
10 外装体
A 背側部
B 腹側部
C 股下部
E 縦伸縮部
F 高摩擦部

Claims (3)

  1. 吸収性コアを具備する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌当接面側に位置して該吸収性本体を固定している外装体とからなり、
    腹側部、背側部及びその間に位置する股下部を有し、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有するパンツ型使い捨ておむつであって、
    腹側部におけるおむつ幅方向中央部に、おむつ縦方向の伸縮性がおむつ幅方向の伸縮性よりも高くなされた縦伸縮部を有しており、且つ前記腹側部の内面側における、ウエスト開口部の縁部近傍に、該内面側における他の部位よりも摩擦係数が高い高摩擦部が設けられており、
    前記縦伸縮部は、前記外装体に形成されているパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 前記吸収性本体は、その長手方向の腹側部側に、前記外装体に接合されていない非固定部を有しており、前記縦伸縮部の全体又は一部が、該非固定部と重なって存在している請求項記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記吸収性本体の腹側部側の長手方向端部の肌当接面側が、該吸収性本体を横断するように配されたシートに被覆されており、該シートは、該吸収性本体の幅方向の左右の両外方において前記外装体に接合されている一方、該吸収性本体の肌当接面上には接合されていない請求項1又は2記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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