JP4089652B2 - 医療機器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、肺疾患等の患者に、呼吸に同調して酸素を供給する呼吸同調器等の医療機器に関する。
従来、この種の医療機器としては、例えば図4に示すような概略構成を有する在宅用の呼吸同調器がある(例えば特許文献1:特開2001−29472号公報参照)。この呼吸同調器は、酸素ボンベからなる圧力源51と、この圧力源51に接続されて図示しない流量調整弁が介設された圧力ライン52と、この圧力ライン52にPポートが接続された3ポート2位置の電磁切換弁53と、この電磁切換弁53のAポートに一端が接続されていると共に、他端が患者の鼻に装着されるカニューラ54と、上記電磁切換弁53のRポートに管路57を介して接続された圧力センサ55と、この圧力センサ55からの検出信号を受けて、上記電磁切換弁53のソレノイドに励磁信号を出力する制御回路56とを備える。
この呼吸同調器は、電源として、定格電圧が1.5Vの市販の乾電池を用いることにより、電池交換のし易さと、呼吸同調器の軽量化を図っている。
上記呼吸同調器は、以下のように動作する。すなわち、上記制御回路26からの励磁信号で電磁切換弁53のソレノイドが励磁され、上記切換弁53の弁体がシンボル位置S2となり、上記圧力センサ55がRポートを経てカニューラ54に連通する。上記圧力センサ55は、患者の呼吸サイクルに応じた上記カニューラ54内の圧力を検出する。上記制御回路56は、上記圧力センサ55からの出力に基づいて患者の吸気開始を検知すると、上記電磁切換弁53への励磁信号の出力を停止してソレノイドを消磁し、上記電磁切換弁53をシンボル位置S1に切り換える。これにより、上記カニューラ54が圧力源51に連通され、この圧力源51からカニューラ54を経て患者に酸素が供給される。上記制御回路56は、上記電磁切換弁53がシンボル位置S1に切り換わってから所定時間が経過すると、上記電磁切換弁53に励磁信号を出力してシンボル位置S2に切り換えて、上記カニューラ54を圧力センサ55に連通させる。このような電磁切換弁53の切り換えを繰り返すことによって、患者の呼吸に同調して間欠的に患者に酸素を供給する。
上記呼吸同調器は、電池からの供給電力の電圧を1.5Vから5Vに昇圧する図示しない電源回路を備え、この電源回路により、上記電磁切換弁53、圧力センサ55および制御回路56を含む全ての電気駆動部品に、5Vの電力を供給している。
上記呼吸同調器は、電源をオンにする際、上記電源回路が起動され、この電源回路が有するコンデンサの充電等に伴って、突入電流が生じる。しかしながら、上記電池が多少消耗している場合、完全に消耗していなくても、上記突入電流に相当する電流により、電池の内部抵抗に起因する電圧降下が発生して電池電圧が極度に低下し、その結果、呼吸同調器が起動できなくなるという問題がある。
この問題は、呼吸同調器の携帯性向上等のために、例えば単2または単3乾電池を1個だけ用いる場合に、顕著となる。
特開2001−29472号公報
そこで、本発明の課題は、電池が多少消耗しても正常に起動できる医療機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の医療機器は、
カニューラに酸素を供給する流通路に介設された電磁弁手段と、
患者の呼吸位相を検知する呼吸位相検知手段と、
上記呼吸位相検知手段の出力に基づいて、上記電磁弁手段を制御する電磁弁制御手段と、
1個の単2または単3乾電池から電力が供給され、上記電磁弁手段、呼吸位相検知手段および電磁弁制御手段のうちの低電圧で駆動される手段に、第1の電圧の電力を供給する第1の電源回路と、
上記電池から電力が供給され、上記電磁弁手段、呼吸位相検知手段および電磁弁制御手段のうちの高電圧で駆動される手段に、第2の電圧の電力を供給する第2の電源回路と、
上記第1の電源回路への電力供給をオンオフする第1のスイッチと、
上記第2の電源回路への電力供給をオンオフする第2のスイッチと、
上記第1,第2の電源回路の起動時にのみ、上記第1のスイッチをオンする第1のタイミングに対して、上記第2のスイッチをオンする第2のタイミングを、上記第1の電源回路のコンデンサ容量により決まると共に上記第1の電源回路の出力が安定するまでの時間だけ遅らせるタイミング制御手段とを備えることを特徴としている。
上記構成において、患者の呼吸位相が、上記呼吸位相検知手段によって検知される。この呼吸位相検知手段は、例えば、上記患者が装着するカニューラを介して、このカニューラ内の圧力変動を検出する圧力センサが好ましい。上記電磁弁制御手段は、上記呼吸位相検知手段の出力に基づいて、上記電磁弁手段を制御する。例えば、上記呼吸位相検知手段が、上記患者の呼吸が呼気から吸気に転じたことを検知すると、上記電磁弁制御手段は、上記電磁弁手段を制御して、上記カニューラに、上記流通路に接続された例えば酸素源を連通させる。これにより、上記患者に、酸素が適切に供給される。
この医療機器は、上記第1の電源回路によって、上記電磁弁手段、呼吸位相検知手段および電磁弁制御手段のうちの低電圧で駆動される手段に、第1の電圧の電力が供給される。一方、上記第2の電源回路によって、上記電磁弁手段、呼吸位相検知手段および電磁弁制御手段のうちの高電圧で駆動される手段に、第2の電圧の電力が供給される。例えば、上記第1の電圧が3Vであり、上記第2の電圧が5Vである場合、従来のように同時に全ての電気駆動部品に5Vの電力を供給するよりも、電源投入時に、例えば突入電流等に応じて必要となる電力が少なくなる。したがって、上記電池が、従来では起動不可能な程度に消耗した場合においても、この医療機器は正常に起動することができる。
また、この発明によれば、上記第1のスイッチがオフからオンにされると、上記電池から第1の電源回路への電力供給が開始され、この第1の電源回路が起動して、第1の電圧の電力の出力を開始する。一方、上記第2のスイッチがオフからオンにされると、上記電池から第2の電源回路への電力供給が開始され、この第2の電源回路が起動して、第2の電圧の電力の出力を開始する。上記第1スイッチをオンするタイミングと、上記第2スイッチをオンするタイミングとが、上記タイミング制御回路によってずらされるので、上記電池は、上記第1の電源回路の起動に必要な電流と、上記第2の電源回路の起動に必要な電流とを、同時に出力する必要が無い。したがって、上記第1および第2の電源回路を略同時に起動するよりも、上記電池が出力すべき最大電流が少なくなるので、上記電池の消耗が進んだ場合においても、この医療機器の起動が可能になる。
一実施形態の医療機器は、
上記第1の電源回路と第2の電源回路は、直列に接続されており、
上記第2の電源回路は、上記第1の電源回路を介して、上記電池から電力が供給される。
上記実施形態によれば、上記第2の電源回路は、上記第1の電源回路を介して、上記電池から電力が供給される。すなわち、上記電池からの電力が、上記第1の電源回路で第1の電圧に昇圧され、この第1の電圧の電力が、上記第2の電源回路で第2の電圧に昇圧される。
一実施形態の医療機器は、
上記第1の電源回路と第2の電源回路は、並列に接続されている。
上記実施形態によれば、上記第1の電源回路と、上記第2の電源回路とに、各々が電力を供給すべき部品に応じた電力が、上記電池から供給される。
以上のように、本発明の医療機器は、第1の電源回路によって、電磁弁手段、呼吸位相検知手段および電磁弁制御手段のうちの低電圧で駆動される手段に、第1の電圧としての例えば3Vの電力を供給する一方、上記第2の電源回路によって、上記電磁弁手段、呼吸位相検知手段および電磁弁制御手段のうちの高電圧で駆動される手段に、第2の電圧としての例えば5Vの電力を供給する。したがって、従来のように全ての電気駆動部品に5Vの電力を供給するよりも、電源回路の起動に必要な電力を少なくできるので、従来では起動不可能な程度に電池が消耗した場合においても、医療機器を正常に起動することができる。また、電池の消費量を効果的に削減することができるので、医療機器の使用時間を長くでき、また、電池交換の頻度を少なくできる。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の医療機器としての呼吸同調器を示すブロック図である。
この呼吸同調器は、在宅用の呼吸同調器1であり、酸素ボンベなどの酸素供給源2に一端が接続される流通路に、減圧弁3と、流量調整器4と、電磁弁手段としての3ポート2位置の電磁弁5とを介設している。上記流通路の他端には、患者の鼻に装着されるカニューラ7が接続されるようになっており、上記流通路の電磁弁5とカニューラ7との間に、安全弁としてのリリーフ弁8を接続している。上記電磁弁5には、管路を介して、呼吸位相検知手段としての圧力センサ9を接続している。この圧力センサ9により、上記患者の呼気と吸気の位相の変動を検知する。上記圧力センサ9からの検出信号に基づいて、制御・電力供給手段10の電磁弁制御手段10aによって、上記電磁弁5の動作を制御するようになっている。上記制御・電力供給手段10は、入力手段11、出力手段12、電磁弁5および圧力センサ9に電気的に接続されている。上記入力手段11からの入力、および、図示しないモードスイッチにより設定されたモードに基づいて、この呼吸同調器1の動作を制御する。本実施形態では、上記入力手段11は後述するユーザ入力ボタン21であり、上記出力手段12は、動作状態を示すLED(発光ダイオード)と、電池残量の減少を警告するブザーである。この呼吸同調器1は、電源として、定格電圧が1.5Vの単2型乾電池13を1個のみ用いる。これにより、呼吸同調器1の軽量化を図って携行を容易にすると共に、電池13の消耗時に容易に電池交換を行えるようにしている。上記制御・電力供給手段10を経由して、上記電磁弁5、圧力センサ9および出力手段12に電力を供給するようにしている。
上記呼吸同調器は、以下のように動作する。すなわち、上記入力手段11への患者の入力に基づいて呼吸同調器1が起動し、患者の呼吸によるカニューラ7内の圧力変動が、電磁弁5を介して圧力センサ9で検出される。この圧力センサ9の検出値から上記患者の吸気開始を検知すると、上記制御・電力供給手段10は、上記電磁弁5を切り換えて、上記流通路をカニューラ7に連通する。これにより、上記酸素供給源2からカニューラ7に酸素を供給する。上記制御・電力供給手段10は、上記流通路をカニューラ7に連通してから所定時間が経過すると、上記電磁弁5を切り換えて、上記カニューラ7を圧力センサ9に連通させる。このような電磁弁5の切り換えを繰り返すことによって、患者の呼吸に同調して間欠的に患者に酸素を供給する。
図2は、本実施形態の呼吸同調器1が備える電源回路を示す図である。この電源回路は、定格電圧1.5Vの電池13から供給された電力を、第1の電圧としての3Vと、第2の電圧としての5Vとに昇圧して、各電圧で動作する電気駆動部品に各々供給するものである。
この電源回路は、電池からの電力供給を受ける第1のスイッチとしての電源スイッチ22と、この電源スイッチ22の出力側に接続された第1電源回路23を備える。この第1電源回路23は、上記電池から供給された電力を、3Vに昇圧して出力する。この第1電源回路23の出力側は、3V駆動部品27に接続されている。この3V駆動部品27は、具体的には、電磁弁5およびCPUである。上記電源スイッチ22は、患者によって操作されるユーザ入力ボタン21からの入力に応じて、オンオフ動作するようになっている。
また、上記第1電源回路23の出力側は、第2のスイッチとしてのスイッチ回路24に接続されている。このスイッチ回路24により、上記第1電源回路23から第2電源回路25への3V電力の供給が、オンオフされる。この第2電源回路25により、上記第1電源回路23から供給された3Vの電力を、5Vに昇圧する。すなわち、上記第1電源回路23と第2電源回路25は、直列に接続されている。上記第2電源回路25の出力側は、5V駆動部品28に接続されている。この5V駆動部品28は、具体的には、圧力センサ9である。
上記スイッチ回路24は、タイミング制御手段10bによって、オンオフ動作が制御される。上記タイミング制御手段10bは、上記第1電源回路23からの信号を受けて計時を開始するタイマ回路31と、このタイマ回路からの信号を受けて、上記スイッチ回路24にオンオフ信号を出力する出力制御回路32とを含む。
上記電磁弁制御手段10a、電源スイッチ22、第1電源回路23、スイッチ回路24、第2電源回路25およびタイミング制御手段10bにより、図1の制御・電力供給手段10を構成している。
上記構成の電源回路の動作を、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、呼吸同調器1の電源がオフの状態において、患者によってユーザ入力ボタン21が押下されると、このユーザ入力ボタン21から電源オン信号が電源スイッチ22に送信され、この電源スイッチ22がオンになる(ステップS1)。これにより、上記電池13から、上記第1電源回路23に電力供給が開始され、この第1電源回路23が起動する。
上記第1電源回路23は、上記電池13からの1.5Vの電力を3Vに昇圧し、この3Vの電力を、上記3V駆動部品27に供給する(ステップS2)。
上記第1電源回路23には、起動時に、この第1電源回路23に含まれるコンデンサの充電等のために突入電流が流れる。この第1電源回路23は1.5Vから3Vまで昇圧をするので、従来の1.5Vから5Vまで昇圧をする電源回路よりも、上記突入電流の大きさが小さくなる。したがって、上記電池13の消耗が進んで、従来の5Vの電源回路が起動できない電圧に低下した場合においても、上記3Vの第1電源回路23は、正常に起動することができる。
上記第1電源回路23が起動すると、この第1電源回路23からの3V電力がタイマ回路31に供給され、このタイマ回路31が起動し、計時を開始する(ステップS3)。このタイマ回路31は、予め定められた所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS4)。
上記タイマ回路31は、予め定められた所定時間を計時すると、計時完了を示す信号を出力制御回路32に出力する(ステップS5)。
上記出力制御回路32は、上記計時完了信号を受け取ると、スイッチ回路24にオン信号を出力する(ステップS6)。
上記出力制御回路32からオン信号を受け取ったスイッチ回路24は、オフからオンに切り換わり、これにより、上記第1電源回路23から3Vの電力が第2電源回路25に供給される。この3V電力の供給を受けて、上記第2電源回路25が起動し、この第2電源回路25は、3V電力の5V電力への昇圧を開始して、この5V電力の上記5V駆動部品28への供給を開始する(ステップS7)。
上記第2電源回路25の起動時に、この第2電源回路25に含まれるコンデンサの充電等のために突入電流が生じるが、この第2電源回路25は3Vを5Vに昇圧するので、電池の出力電圧を一度に5Vに昇圧するよりも、突入電流の大きさが小さい。
このように、上記3V電力を出力する第1電源回路23と、上記5V電力を出力する第2電源回路25は、タイミング制御手段10bによって、起動タイミングが所定時間をおくようにずらされる。したがって、上記第1電源回路23の起動時に流れる突入電流と、上記第2電源回路25の起動時に流れる突入電流とが、同時に生じることがない。つまり、突入電流を分散して発生させることができる。また、上記電池13の出力電圧を第1電源回路23で3Vに昇圧し、この3V電力を第2電源回路25で5Vに昇圧するので、上記第1および第2電源回路23,25の起動時に生じる突入電流は、いずれも、電池の出力電圧を一度に5Vに昇圧する従来の電源回路の突入電流よりも小さい。したがって、上記電池13の消耗により、従来は起動が不可能な程度に電圧降下が生じた場合においても、上記第1および第2電源回路23,25の両方を起動できるので、この呼吸同調器1を正常に起動できる。
また、この呼吸同調器1の電気駆動部品は、上記電磁弁5やCPUのような3V駆動部品27と、上記圧力センサ9のような5V駆動部品28とで構成するので、全ての電気駆動部品を5Vで駆動するよりも、消費電力を削減することができて、1つの上記電池13による呼吸同調器1の運転時間を長くすることができる。
なお、上記タイミング制御手段10bは、タイマ回路31が予め定められた所定時間を計時すると、出力制御回路32がスイッチ回路24にオン信号を出力したが、上記所定時間は、上記第1電源回路23が起動されてから3V電力の出力が安定するまでに必要な時間である。この時間は、この呼吸同調器1を構成する電気駆動部品のばらつき、回路特性、温度特性および予想される経年変化などを考慮して、実験等により、上記3V電力の出力値が安定した直後に5V電力の生成を開始するような値に設定する。これにより、例えば、上記第1電源回路23の出力電圧の安定を検知・判定するためのコンパレータ回路、A/D変換回路および判定回路等を削除することができる。
上記実施形態において、上記スイッチ回路24は、低出力インピーダンスのバイポーラトランジスタやMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)、あるいは、半導体リレーを用いて構成してもよい。また、上記第1電源回路23、スイッチ回路24、第2電源回路25およびタイミング制御回路10bを、LSIに一体に形成してもよい。
また、上記実施形態において、上記第1電源回路23と第2電源回路25を直列に接続して、上記第1電源回路23が出力する3V電力の一部を、上記第2電源回路25で昇圧して5V電力を生成したが、電池13からの電力を受けて3V電力を出力する第1の電源回路と、電池13からの電力を受けて5V電力を出力する第2の電源回路とを並列に接続してもよい。この場合、電池13と第1の電源回路との間をオンオフする第1の電源スイッチと、電池13と第2の電源回路との間をオンオフする第2の電源スイッチとを設け、上記第1の電源スイッチをオンにするタイミングと、上記第2の電源スイッチをオンにするタイミングとを、上記タイミング制御手段10bと同じ機能を有するタイミング制御手段によってずらすようにすればよい。
上記実施形態において、CPUによってタイミング制御手段10bを構成したが、上記タイミング制御手段10bは、上記CPUが実行する処理と同様の機能を有する専用回路で構成してもよい。
また、上記実施形態において、電源として、定格電圧が1.5Vの単2型乾電池を1つ用いたが、用いる電池の数2つ以上にした場合は参考例となる。また、単2型乾電池に限られないが、定格電圧1.5Vの電池を電源として用いる場合に、呼吸同調器の運転時間を効果的に延長することができる。
また、上記呼吸同調器は、3V駆動部品および5V駆動部品を有するが、3Vおよび5Vに限られず、他の駆動電圧の値であってもよい。また、3Vおよび5Vの2種類に限られず、3種類以上の電圧値で駆動する部品を備えてもよい。また、3Vで駆動する部品は、電磁弁5およびCPUであり、5Vで駆動する部品は、圧力センサ9であるが、3Vおよび5Vで駆動する部品は、各々他の部品であってもよい。
また、上記実施形態では、医療機器として呼吸同調器1を構成したが、呼吸同調器以外の例えば酸素濃縮器等のような医療機器であってもよい。また、在宅用に限られず、電池により駆動される医療機器であれば、医療機関で使用される医療機器であってもよい。
本発明の実施形態の医療機器としての呼吸同調器を示すブロック図である。 図1の実施形態の呼吸同調器が備える電源回路を示す図である。 図2の電源回路の動作を示すフローチャートである。 従来の医療機器としての呼吸同調器を示す概略構成図である。
符号の説明
10b タイミング制御手段
13 電池
21 ユーザ入力ボタン
22 電源スイッチ
23 第1電源回路
24 スイッチ回路
25 第2電源回路
27 3V駆動部品
28 5V駆動部品
31 タイマ回路
32 出力制御回路

Claims (3)

  1. カニューラ(7)に酸素を供給する流通路に介設された電磁弁手段(5)と、
    患者の呼吸位相を検知する呼吸位相検知手段(9)と、
    上記呼吸位相検知手段(9)の出力に基づいて、上記電磁弁手段(5)を制御する電磁弁制御手段(10a)と、
    1個の単2または単3乾電池(13)から電力が供給され、上記電磁弁手段(5)、呼吸位相検知手段(9)および電磁弁制御手段(10a)のうちの低電圧で駆動される手段(5,10a)に、第1の電圧の電力を供給する第1の電源回路(23)と、
    上記電池(13)から電力が供給され、上記電磁弁手段(5)、呼吸位相検知手段(9)および電磁弁制御手段(10a)のうちの高電圧で駆動される手段(9)に、第2の電圧の電力を供給する第2の電源回路(25)と、
    上記第1の電源回路(23)への電力供給をオンオフする第1のスイッチ(22)と、
    上記第2の電源回路(25)への電力供給をオンオフする第2のスイッチ(24)と、
    上記第1,第2の電源回路(23),(25)の起動時にのみ、上記第1のスイッチ(22)をオンする第1のタイミングに対して、上記第2のスイッチ(24)をオンする第2のタイミングを、上記第1の電源回路のコンデンサ容量により決まると共に上記第1の電源回路の出力が安定するまでの時間だけ遅らせるタイミング制御手段(10b)とを備えることを特徴とする医療機器。
  2. 請求項1に記載の医療機器において、
    上記第1の電源回路(23)と第2の電源回路は、直列に接続されており、
    上記第2の電源回路は、上記第1の電源回路(23)を介して、上記電池(13)から電力が供給されることを特徴とする医療機器。
  3. 請求項1に記載の医療機器において、
    上記第1の電源回路(23)と第2の電源回路(25)は、並列に接続されていることを特徴とする医療機器。
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