JP4089208B2 - 表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶ディスプレイ等を用いた薄型の表示装置に関する。例えば、表示面の位置を調節可能に支持したスタンド支持タイプの表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、薄型の表示装置が、パーソナルコンピュータ(パソコンともいう)等に利用されている。表示装置としては、例えば、液晶ディスプレイ等が配置された表示部をスタンドにより支持するものがある。また、液晶ディスプレイの表示面を見易くなるように、表示部の向きを調節できるようにしたものもある。
表示部は、液晶ディスプレイと、これの背後に表示用制御回路、電源回路等の電気回路とをケース内に配置している。
【0003】
しかし、電気回路が表示部に配置されているので、表示部が重くなる傾向にある。表示部が重くなると、扱い難く、例えば、向きを調節し難くなる。一方で、液晶ディスプレイの大画面化が要望されていて、表示部が重くなる傾向が助長され、その結果、表示部の軽量化が困難になっている。
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、大画面の薄型ディスプレイを用いる場合であっても、スタンドで支持される表示部を軽量化できる表示装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1に記載の発明は、薄型ディスプレイを含む表示部と、この表示部を支持する支柱、およびこの支柱を支持するベースを含むスタンドとを有する表示装置において、上記薄型ディスプレイのための電気回路を構成するデバイスの少なくとも一部が、支柱に配置され、上記スタンドは、外部機器のためのコネクタユニットを有し、このコネクタユニットは、複数の相手方のケーブルのコネクタにそれぞれ対応する複数のコネクタと、これら複数のコネクタを実装する単一の回路基板とを含み、ベースにおいて支柱の根元部よりも前方に配置され、上記ベースは、上記コネクタユニットのコネクタと、このコネクタに着脱可能に接続されるコネクタおよび電線を有する相手方のケーブルの上記電線の一部とを収容するための収容空間を有することを特徴とする表示装置を提供する。
この発明によれば、表示部を軽量にできる。その結果、例えば、位置調節可能に支持される場合に、その位置を容易に調節することもできる。また、表示部を小型化、例えば、薄型化できて、見栄えを良好にすることもできる。しかも、デバイスの少なくとも一部を支柱に配置するので、ベースに配置する場合に比べて、ベース、ひいてはその設置面積の大型化を防止でき、見栄えの向上にも寄与する。上述のデバイスとしては、トランジスタ等の半導体素子を含む能動素子、トランス、コンデンサ等の受動素子を例示できる。
また、互いに接続される一対のコネクタをスタンドの内奥部に収容できるので、外部からの塵、埃等による悪影響を防止できる。しかも、表示部の向きを調節可能とする場合に、コネクタ同士の間に無理な力がかかることを抑制できる。コネクタユニットでは回路基板が一つで済むので、部品点数を少なくでき、その結果、部品コストおよび組立コストを低減でき、コストダウンに寄与する。コネクタユニットを配置するために、通例空きスペースとなるベースの前部を有効利用できるので、ベースの前後方向の大型化を防止できて、見栄えも良くできる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置において、上記コネクタユニットは、ベースにおいて右または左の一側方に偏って配置され、相手方のケーブルのコネクタは、コネクタユニットのコネクタに他側方から接続され、相手方のケーブルの電線はベースの後部から導出されるようにしてあることを特徴とする表示装置を提供する。この発明によれば、ベース内にケーブルの電線を無理なく収容できる。その結果、コネクタ同士の間に無理な力がかかることをより一層抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の表示装置において、上記ベースは、収容空間の下方を区画する底部を有し、この底部には、コネクタユニットとつながれた相手方のケーブルのコネクタに対応する位置に切欠が形成されることを特徴とする表示装置を提供する。この発明によれば、スタンドの底部が邪魔にならずに、ケーブルを容易に接続できる。しかも、ベースを軽量にでき、さらに、ベースを上下方向に沿って薄型化できる。
【0005】
請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置において、上記電気回路は電源回路を含むことを特徴とする表示装置を提供する。この発明によれば、通例重くなる傾向にある電源回路を表示部外に配置できるので、表示部を効果的に軽量化することができる。また、電源回路を表示部から遠ざけることができるので、電源回路からのノイズに起因する表示部に生じる悪影響を抑制できる。さらに、電源回路から発する熱により表示部の温度が上昇することを抑制できる。
【0007】
請求項に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置において、上記スタンドは、収容空間に収容された上記相手方のケーブルの電線をスタンドに取り付けるための取付部を有することを特徴とする表示装置を提供する。この発明によれば、電線を取付部により位置規制しているので、表示装置を設置する際にスタンドやケーブルを移動させる場合であっても、電線を介して、スタンド内に配置したコネクタ同士の間に無理な力がかかることをより一層抑制できる。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1からの何れか1項に記載の表示装置において、上記表示部は、薄型ディスプレイの表示面に設置されるタッチパネルを有し、上下左右に連結機構により揺動可能とされることを特徴とする表示装置を提供する。この発明によれば、表示装置全体を動かさずに表示部だけを動かすことで、表示面に対して正面となる向きからタッチパネルを確実に操作できる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の表示装置において、上記連結機構は、揺動軸線を、正面視で表示面の略中央部に配置することを特徴とする表示装置を提供する。この発明によれば、タッチパネルを操作したときに表示部に生じる振れを抑制でき、タッチパネルを操作し易い。また、表示部をその下部で支柱により支持する場合に比べて、支柱を長くできるので、電気回路の配置に利用できるスペースを大きく確保でき、電気回路を配置し易い。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の表示装置において、上記連結機構は、互いに揺動可能に連結される略コの字形形状の一対のブラケットを有し、一対のブラケットは、対向する一対の側板をそれぞれ有し、一方のブラケットの一対の側板は、揺動軸線の延びる方向について同じ側で、連結部材が貫通しつつワッシャを介して他方のブラケットのそれぞれ対応する一対の側板と対向することを特徴とする表示装置を提供する。
【0013】
この発明によれば、組立時に、対応する両側板間の隙間を広くでき、この隙間にワッシャを挟み易くでき、容易に組み立てることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態の表示装置を図面を参照しつつ説明する。図1は、上述の表示装置の概略構成を示す側面図である。図2は、図1の表示装置の正面図である。図3は、図1の表示装置の平面図である。
表示装置1は、パーソナルコンピュータ2と接続されて、パソコン2からの情報、例えば、文字、画像等を表示する表示面10を有する。表示装置1は、主体部としての表示部11と、この表示部11を支持するスタンド12とを有する。表示部11の前面30に表示面10が配置される。
【0015】
以下、表示面10が真正面を向いている状態、すなわち、表示面10の法線が前後方向(矢印X参照)に沿う状態を基準に方向を説明する。また、正面視を基準に左右方向(矢印Y参照)および上下方向(矢印Z参照)を説明する。
表示部11は、その外形を形成するケース13と、このケース13内に収容されつつ支持される液晶ディスプレイ等の薄型ディスプレイ14とを有している。ケース13は前後方向に薄い略箱形形状に形成される。表示部11の前面30は、上述の表示面10と、この周縁部に配置されるケース13の枠状部分とにより形成される。また、表示面10には、タッチパネル15が配置されている。
【0016】
スタンド12は、表示部11を支持する支柱16と、この支柱16を支持するベース17とを有する。スタンド12は、表示部11を後面31側で支持する。ベース17が設置面に沿い、支柱16がベース17の後部に立設されていて、支柱16とベース17とが側面視で略L字形形状をなしている。
薄型ディスプレイ14は、例えば、液晶表示素子からなり、これのための電気回路と接続されている。この電気回路は、予め定める信号に応じて所望の情報を表示するように薄型ディスプレイ14を制御する制御回路18と、この制御回路18とパソコン2等の外部機器とを接続するためのインタフェース19の回路20と、これらの回路18,20および薄型ディスプレイ14等に電力を供給する電源回路22とを含む。これらの各電気回路18,20,22は、その回路を形成するための回路基板と、この回路基板に実装される半導体等の実装部品とを有している。各電気回路18,20,22の回路基板は、電線23,24を介して接続されている。
【0017】
制御回路18はケース13内の薄型ディスプレイ14の背後に配置される。制御回路18は、インタフェース19の回路20、接続ケーブル3等を介してパソコン2に接続される。制御回路18は、パソコン2からの信号に応じて、薄型ディスプレイ14に情報を表示する。
電源回路22は、外部の給電設備(図示せず)と接続されて、これから得た電力を、制御回路18や薄型ディスプレイ14用の電力に変換したり調節したりする。例えば、100ボルトの交流電流を、15ボルトの直流電流に変換する。電源回路22は、回路基板と、これに実装された半導体、トランス等のデバイス25とを有する。電源回路22は給電線26を介して給電設備と接続される。また、電源回路22は電線23を介して制御回路18および薄型ディスプレイ14に接続され、制御回路18、電線24を介してインタフェース19の回路20に接続される。
【0018】
インタフェース19は、本表示装置1とパソコン2等の外部機器との接続のために設けられる。インタフェース19は、薄型ディスプレイ14用の部分と、タッチパネル15用の部分と、後述する外部機器同士の接続用の部分とを有している。インタフェース19は、薄型ディスプレイ14と外部機器との間で信号を受け渡しするための接続回路20と、薄型ディスプレイ14と外部機器との電気的な接続を着脱可能に達成するためのコネクタ21とを有している。
【0019】
コネクタ21は、接続回路20の回路基板41に実装されていて、複数の端子と、これら端子を予め定めた位置に保持するコネクタハウジングとを有している。コネクタ21には、相手方のコネクタ5が予め定められていて、互いに対応するこれら一対のコネクタ5,21により、インタフェース19と、相手方の接続ケーブル3とが着脱可能に電気的に接続される。
接続ケーブル3は、電線4と、この電線4の端部に設けられた上述の相手方のコネクタ5とを有する。電線4は、互いに絶縁された複数のリード線を有する。コネクタ5は、複数のリード線にそれぞれ対応する複数の端子と、これらの端子を予め定めた位置で保持するコネクタハウジングとを有する。なお、接続ケーブル3としては、リード線の数やコネクタハウジングの数は単一でも複数でもよく、リード線と接続端子とコネクタハウジングとの対応関係も種々考えられる。
【0020】
タッチパネル15は、薄型ディスプレイ14の表示面10に重ねて配置される。タッチパネル15は、透光性で柔軟なシート状部材またはガラス部材により形成されていて、タッチパネル15の背後にある薄型ディスプレイ14を見ることができて、ユーザがタッチパネル15に触れると電気的特性を変化させる。タッチパネル15には、検知回路27が接続されている。検知回路27は、タッチパネル15の電気的特性の変化に応じて信号を出力し、この信号に基づきユーザの接触を検知することができる。検知回路27は、ケース13内に配置されている。検知回路27は、上述の電源回路22と接続され、また、タッチパネル15等用のインタフェース19の部分、タッチパネル15等用の接続ケーブル3等を介してパソコン2に接続される。
【0021】
ところで、タッチパネル15は、斜め方向からでは操作し難い傾向にある。そこで、本発明の実施形態では、タッチパネル15を正面から操作できるように、後述する連結機構28により表示部11を揺動可能として、タッチパネル15のある表示部11の向きを調節できるようにした。
特に、本発明の実施形態では、薄型ディスプレイ14のための電気回路を構成するデバイス25の一部が、支柱16に配置される。これにより、表示部11を軽量にできるので、例えば、表示面10の位置を連結機構28により調節可能とする場合に、軽い力でその位置を容易に調節することができる。
【0022】
また、表示部11を小型化、例えば、前後方向の寸法を薄型化できて、見栄えを良好にすることもできる。しかも、デバイス25を支柱16に配置するので、ベース17に配置する場合に比べて、ベース17、ひいてはその設置面積の大型化を防止でき、見栄えの向上にも寄与する。
また、表示部11を薄くできるので、表示部11の背後にある、向きの調節用の揺動軸線C1,C2を表示面10に近づけることができる。その結果、表示部11を揺動させたときに、表示面10があまり移動せずに済む。
【0023】
上述のデバイス25としては、トランジスタ等の半導体素子を含む能動素子、トランス、コンデンサ等の受動素子を例示できる。また、支柱16には、全てのデバイス25を配置してもよく、要は、デバイス25の少なくとも一部を配置していればよい。
また、支柱16に配置される電気回路としては、上述の電源回路22の他、上述の制御回路18や、インタフェース19の回路とすることも考えられる。
【0024】
特に、支柱16に配置される電気回路は、電源回路22とするのが好ましい。すなわち、通例重くなる傾向にある電源回路22を表示部11外に配置できるので、表示部11を効果的に軽量化することができる。また、電源回路22を取り付けるための部材を省略したり簡素化でき、小形軽量化に寄与する。
また、電源回路22がノイズを発生するようなことがあるとしても、このような電源回路22を表示部11から遠ざけることができるので、表示部11における電源回路22からのノイズのレベルを低減でき、電源回路22からのノイズに起因する表示部11に生じる悪影響を抑制できる。例えば、薄型ディスプレイ14に意図しない線が表示されることを防止できる。また、ノイズの悪影響を抑制するための部材を表示部11において簡素化したり省略することもできるので、表示部11をより一層小形軽量化することができ、安価にできる。さらに、電源回路22から発する熱により表示部11の温度が上昇することを抑制できる。
【0025】
支柱16は、断面溝型の主体部と、この主体部の後部を覆って取り付けられるカバーとを有している。主体部とカバーとは、板金成形品からなる。主体部の溝の内部に、収容室が区画されて、この収容室に電気回路が収容されて固定される。主体部とカバーとにより、電気回路の周囲が覆われる。主体部の上部には、開口が形成され、この開口を通じて電源回路22からの電線23が表示部11内に延びている。また、主体部の下部はベース17の底部34に固定される。
【0026】
支柱16には、電線24が内部に収容される。電線24は、制御回路18と検知回路27とインタフェース19の回路20との回路基板同士をつなぐ。支柱16の上部からは、電線23,24が連結機構28の近傍を通り表示部11内に導入される。また、支柱16の下部からは、電線24,26がベース17内に導入される。
ベース17は、設置面に沿わせて置くことができる板状の板金成形品からなる底部34と、底部34の上方を開放可能に覆うことができる樹脂成形品からなるカバー35と、底部34とカバー35との間に区画されコネクタ21等を収容する収容空間36とを有している。底部34は収容空間36の下方を区画し、カバー35は収容空間36の上方および側方を区画する。収容空間36には、インタフェース19と、このインタフェース19に接続される接続ケーブル3の一部とを収容できるようになっている。図4および図5を参照する。
【0027】
底部34とカバー35とは、互いに離脱可能に係合する。カバー35を底部34から取り外して、収容空間36を開放し、コネクタ5,21同士の接続または分離を行う。なお、底部34およびカバー35の具体的な形成方法は、公知の方法を利用できる。
収容空間36は、外部機器のためのインタフェース19のコネクタ21と、このコネクタ21と着脱可能に接続される相手方のケーブル3の一部、すなわち、コネクタ5と、このコネクタ5寄りの所定長さの電線4部分とが収容される。
【0028】
このように、互いに接続される一対のコネクタ5,21をベース17の内奥部に収容できるので、外部からの塵、埃等による悪影響を防止できる。例えば、埃等が外面に付着して見栄えが悪くなることを防止できる。
しかも、両コネクタ5,21およびケーブル3の電線4の一部をベース17内に収容するので、コネクタ5,21同士の接続のために必要なスペースを、ベース17の外部に大きく確保せずに済む。その結果、例えば、表示装置1を設置する際に必要なスペースがベース17の周囲に予想外に大きくなることが防止できるので、ケーブル3の取り回しに余分な手間をかけずに済み、表示装置1を設置し易い。
【0029】
しかも、互いに接続される一対のコネクタ5,21を収容空間36に収容するので、表示部11の向きを調節する場合に、一対のコネクタ5,21が表示部11に連れて動くことを防止でき、コネクタ5,21同士の間に無理な力がかかることを抑制できる。その結果、例えば、コネクタ5に抜け止め構造が設けられていない場合であっても、コネクタ5の不用意な抜けが生じることを防止できる。また、接触不良が生じることを防止できる。
【0030】
ベース17は、収容空間36に収容された電線をベース17に着脱可能に取り付けるための複数の取付部37〜39を有する。これら取付部には、相手方のケーブル3の電線4をベース17に取り付けるための第1および第2の取付部37,38と、給電線26を取り付けるための第3の取付部39とが含まれる。第1および第3の取付部37,39は、ベース17の後縁左側と右側とにあり電線導出用のベース17の開口40に対応する位置に配置される。第2の取付部38は、ベース17の略中央部に配置され、コネクタ5と第1の取付部37との中間部で電線4を固定する。各取付部37〜39は、対応する各電線4,26を周囲から取り囲んで密着状態で保持する帯状部材と、帯状部材をベース17に固定するためのビスと、このビスがねじ込まれるねじ孔を有しベース17に固定された固定部とを有している。
【0031】
このように各取付部37,38により、電線4をスタンド12に取り付けることにより位置規制しているので、表示装置1を設置する際にスタンド12やケーブル3を移動させる場合であっても、接続ケーブル3の電線4を介してコネクタ5,21同士の間に無理な力がかかることをより一層抑制できる。
インタフェース19は、複数の接続ケーブル3に対応するコネクタユニット29を構成する。このコネクタユニット29は、複数の相手方のケーブル3に対応する複数のコネクタ21と、これら複数のコネクタ21を実装する単一の上述の回路基板41とを有する。
【0032】
複数の相手方のケーブル3には、例えば、薄型ディスプレイ14のための複数、例えば、2本のケーブル3と、タッチパネル15のための1本のケーブル3とが含まれる。回路基板41には、インタフェース19の薄型ディスプレイ14用の回路と、インタフェース19のタッチパネル15用の回路とが、一体に形成されている。
このようにコネクタユニット29では回路基板41が一つで済むので、回路基板41や、これを固定するビス等の部品の部品点数を少なくでき、その結果、部品コストおよび組立コストを低減できて、コストダウンに寄与する。
【0033】
さらに、コネクタユニット29の回路基板41に、これと一体に、外部機器同士を接続するための電気回路を設けることもできるので、このような電気回路により表示装置1の利便性を高めつつ、構造を簡素化できる。
例えば、コネクタユニット29は、外部機器同士を接続するためのコネクタ42を有している。このコネクタ42は、ベース17のカバー35の側面の開口を通して、外部に臨んで配置される。これにより、カバー35を底部34につけたままで、着脱の頻度が高いと想定される外部機器間接続用のケーブルを側方から容易に接続できる。
【0034】
特に、コネクタ42をベース17の側面に臨んで配置しているので、接続作業時に、スタンド12の後方に手を回さずに済み、スタンド12の前方および後方に接続用のスペースを確保せずに済む。その結果、接続作業が容易である。
なお、上述の説明では、収容空間36をベース17に区画する場合を説明したが、支柱16に区画する場合も考えられる。同様に取付部37〜39を支柱16に設けても良い。この場合でも、上述した作用効果を得ることができる。
【0035】
また、本実施の形態のように、収容空間36をベース17に区画する場合には、収容空間36のためのスペースに余裕があるので、好ましい。というのは、表示部11の後面31がスタンド12の支柱16で支持される場合、スタンド12の支柱16の根元部47はベース17の後部43に取り付けられ、ベース17の前部が空きスペースとなるからである。
そこで、ベース17内に収容空間36を区画し、コネクタユニット29を、ベース17において支柱16の根元部47よりも前方に配置するようにした。これにより、ベース17の前部の空きスペースを有効利用できるので、ベース17の前後方向の大型化を防止できて、見栄えも良くできる。
【0036】
また、コネクタユニット29をベース17の後部43に配置することも考えられるが、この場合、コネクタユニット29のスペースを支柱16の後方に確保する必要があり、ベース17が前後方向に大型化することが想定される。
コネクタユニット29は、ベース17の一側方としての右側部分だけに偏って配置される。各コネクタ21は、左側方に向けて配置され、相手方のケーブル3のコネクタ5が他側方としての左側から接続される。相手方のケーブル3の電線4は、ベース17の後部43の後面の開口40から導出される。開口40とコネクタユニット29とは、平面視でベース17の対角線上に並んで配置される。なお、左右の関係を入れ換えてもよい。
【0037】
これにより、右または左の一方の側だけにコネクタユニット29とケーブル3とを共に配置する場合に比べて、ケーブル3を導くための空間に余裕ができるので、通常曲がりにくいケーブル3の曲率半径を大きくすることもできて、ベース17内にケーブル3の電線4を無理なく収容できる。その結果、コネクタ5,21同士の間に無理な力がかかることをより一層抑制できる。
しかも、ケーブル3とコネクタユニット29とを左右に並べて配置するので、このために必要なスペースを前後方向に小さくでき、前後方向についてのベース17の大型化を抑制できる。
【0038】
ベース17の底部34には、コネクタユニット29とつながれた相手方のケーブル3のコネクタ5に対応する位置に切欠44が形成されている。これにより、底部34とコネクタ5との干渉を防止できて、底部34が邪魔にならずに、ケーブル3を容易に接続できる。しかも、ベース17を軽量にでき、さらに、ベース17を上下方向に沿って薄型化できる。
また、切欠44がベース17の周縁に開放される場合には、開放される方向からコネクタ5を切欠44に対応する収容空間36に出入りさせることができるので、コネクタ5,21同士を接続し易くできる。特に、切欠44の開放される向きが前方の場合には、切欠44の両側となる底部34の部分を前後に長く形成できて、ベース17の剛性の低下を抑制できる。
【0039】
切欠44の周縁部には、底部34を補強する補強部として、切欠44の右側に配置され切り起こし状にベース17に一体に形成された立設板部45と、切欠44の左側に配置され折り返し状にベース17に一体に形成された折り返し板部46とを有している。立設板部45は、インタフェース19のカバーとして機能し、接続ケーブル3を装着する側でコネクタユニット29を覆い、コネクタ5,21同士の接続用の開口を有する。折り返し板部46は、切欠44の周縁部にエッジが生成されることを防止し、接続ケーブル3の傷みを防止する。
【0040】
また、本発明の実施形態では、タッチパネル15付きの表示部11の向きを、上下左右に連結機構28により揺動可能に調節できるようにしている。これにより、ユーザが表示装置1の斜め前方にいる場合であっても、スタンド12ごと表示装置1全体を動かさずに、表示部11だけを動かすことにより、表示面10に正対した向きからタッチパネル15を確実に操作できる。
また、この連結機構28を、タッチパネル15無しの表示装置1に適用しても好ましく、表示面10を見易くできる。特に、液晶ディスプレイでは、斜め方向からでは見え難くなる場合があるが、本発明により、このような液晶ディスプレイを見易くすることができて、好ましい。
【0041】
連結機構28は、表示部11を上下に揺動可能とする上下揺動機構51と、表示部11を左右に揺動可能とする左右揺動機構52とを有している。両揺動機構51,52は、支柱16の上端部と表示部11の後面31との間に直列に介在する。これにより、連結機構28は表示面10の向きを上下左右に調節できる。
上下揺動機構51は、表示面10を上下に向けるように、左右方向に延びる第1の揺動軸線C1の周りに表示部11を回動させることにより、表示部11の向きを上下に調節することができ、表示部11の後面31と、左右揺動機構52との間に介在する。揺動角度の調節範囲は、例えば、表示面10が正面を向く状態を中心として、表示面10が上向きになる方向に20度、表示面10が下向きになる方向に10度となる角度範囲とされる。
【0042】
左右揺動機構52は、表示面10を左右に向けるように、上下方向に延びる第2の揺動軸線C2の周りに表示部11を回動させることにより、表示部11の向きを左右に調節でき、上下揺動機構51と支柱16の上端部との間に介在する。揺動角度の調節範囲は、例えば、表示面10が正面を向く状態を中心として、両側にそれぞれ30度の角度範囲とされる。
また、上下に揺動させるための第1の揺動軸線C1が、左右に揺動させるための第2の揺動軸線C2よりも、表示面10に近く配置されている。これにより、上下の揺動時の表示部11の重量の影響を小さくでき、揺動し易くできる。
【0043】
連結機構28は、図2に示すように、第1および第2の揺動軸線C1,C2を、正面視で表示面10の略中央部に配置する。
これにより、タッチパネル15操作時に、操作力による両揺動軸線C1,C2の周りのモーメントの腕の長さの最大値を抑制できて、操作力によるモーメントを抑制でき、このモーメントに起因する表示部11の振れを抑制できる。従って、振れに起因する操作ミスを防止でき、また、振れが収まるのを待たずに済み、タッチパネル15を操作し易い。
【0044】
また、表示部11の上下方向に沿う中央部で支持することにより、表示部11をその下部で支柱16により支持する場合に比べて、支柱16を長くできるので、支柱16に電気回路の配置に利用できるスペースを大きく確保でき、電気回路を配置し易い。すなわち、電気回路の支柱16への組み込み時に作業し易く、また、電気回路のレイアウトの自由度を高くできる。
連結機構28は、図6〜図8に示すように、表示部11の後面31に固定される第1のブラケット53と、この第1のブラケット53に一対のボルト54を介して連結される第2のブラケット55と、この第2のブラケット55に一対のボルト56を介して連結される第3のブラケット57とを有している。第3のブラケット57が支柱16の上端部に固定される。
【0045】
第1のブラケット53は、互いに離間して対向し左右方向に沿って並ぶ一対の側板61,62と、これらの側板同士を接続する接続板63とを有する。
第2のブラケット55は、互いに離間して対向し左右方向に沿って並ぶ一対の側板71,72と、互いに離間して対向し上下方向に沿って並ぶ一対の側板73,74と、これら2対の側板71〜74同士を接続する接続板75とを有する。一対の側板71,72と、一対の側板73,74とは、接続板75を挟んだ互いに反対側の面に配置されている。
【0046】
第3のブラケット57は、互いに離間して対向し上下方向に沿って並ぶ一対の側板81,82と、側板81,82同士を接続する接続板83とを有する。
第1のブラケット53の一対の側板61,62と、第2のブラケット55の一方の一対の側板71,72と、これらの側板同士を連結する一対のボルト54とが、上下揺動機構51を構成する。各ボルト54は、左右方向に沿って延びて配置され、両ブラケット53,55の対応する側板、座金等を貫通し、ナット58がねじ込まれている。両ボルト54の軸線が第1の揺動軸線C1となる。
【0047】
第2のブラケット55の他方の一対の側板73,74と、第3のブラケット57の一対の側板81,82と、これらの側板同士を連結する一対のボルト56とが、左右揺動機構52を構成する。各ボルト56は、上下方向に沿って延びて配置され、両ブラケット55,57の対応する側板、座金等を貫通し、ナット58がねじ込まれている。両ボルト56の軸線が第2の揺動軸線C2となる。
連結機構28の各揺動機構51,52では、一方のブラケットの一対の側板は、その揺動軸線の延びる方向について同じ側で、連結部材としてのボルト54,56が貫通しつつワッシャ59を介して他方のブラケットのそれぞれ対応する一対の側板と対向するようにしている。
【0048】
ワッシャ59は、金属製のブラケット53,55,57同士が擦れることにより粉塵が生じることを抑制するために、また、金属製のブラケット53,55,57同士が擦れ合って削れることに起因して摩擦力が弱くなることを抑制し摩擦力を安定化させるために設けられている。また、ワッシャ59は、樹脂製部材により形成されて、ボルト54,56の締め付けにより対向する部材、例えば、各ブラケット53,55,57の対応する側板とワッシャ59との間に生じる摩擦力を調節する。
【0049】
例えば、上下揺動機構51では、正面視で、左から右へ順に、第1のブラケット53の左側の側板62、ワッシャ59、第2のブラケット55の左側の側板72、第1のブラケット53の右側の側板61、ワッシャ59、および第2のブラケット55の右側の側板71が並んでいる(図6参照)。
また、左右揺動機構52では、正面視で、上から下へ順に、第2のブラケット55の上側の側板73、ワッシャ59、第3のブラケット57の上側の側板81、第2のブラケット55の下側の側板74、ワッシャ59、および根元側となる第3のブラケット57の下側の側板82が並んでいる(図7参照)。
【0050】
このような側板の配置により、組立時に、対応する両側板間の隙間を広くでき、この隙間にワッシャ59を挟み易くでき、容易に組み立てることができる。
例えば、上下揺動機構51では、図9に示すように、一方のボルト54を、その頭部側から、座金60、樹脂製ワッシャ59、第2のブラケット55の右側の側板71、樹脂製ワッシャ59に通しておく(図9(a)の左側に図示)。また、他方のボルト54を、座金60、樹脂製ワッシャ59、第1のブラケット53の左側の側板62、樹脂製ワッシャ59に通しておく(図9(a)の右側に図示)。従来の構造では、一方のブラケットの両側板間に、他方のブラケットの両側板が嵌まり込んでいて、側板同士の間のワッシャを組み付けるには、側板同士が対向してワッシャの厚み程度しかない狭い隙間にワッシャを差し込んで、ボルトを通すことになり、組み立て難かった。これに対して、本実施の形態では、ワッシャ59をボルト54の開放された端部から通せばよく、組み立て易い。
【0051】
次に、前者のボルト54を、第1のブラケット53の右側の側板61に通し、また、後者のボルト54を、第2のブラケット55の左側の側板72に通す。
次に、各ボルト54に、頭部側から、座金60、複数の皿ばね86、座金60、ねじりコイルばね87、座金60、ナット58を通し、ナット58をねじ込む。このナット58は、ボルト54の締め付けに対して逆戻りすることを防止するものが望ましい。なお、左右揺動機構52では、ねじりコイルばね87は省略される。
【0052】
また、このようなボルト54,56とナット58とによる側板同士を連結する構造は、両揺動機構51,52について、ほぼ同様に構成されている。
また、連結機構28は、表示部11の後面31に沿うことにより表示部11の曲げ剛性を高める補強板88を有する。補強板88は、第1のブラケット53と一体に形成されている。第1のブラケット53は、左右に並ぶ一対の側板61,62同士を接続する上述の接続板63と、この接続板63から延設されて一対の側板61,62が並ぶ方向と直交する上下方向に延びる一対の延設部64と、この一対の延設部64にそれぞれ形成された屈曲状の一対の折り曲げ部65とを有する。折り曲げ部65と延設部64とが、補強板88を構成する。
【0053】
延設部64は、表示部11の後面31に当接して固定される。延設部64は、上下方向とともに、左右方向の両側にも延びている。これにより、表示部11を後面31から支えて、上下左右の揺動に対する曲げ剛性を高めている。
折り曲げ部65は、一対の延設部64の上下の端部に配置され、断面L字形状で左右方向に延び、延設部64を、左右方向の揺動に対して補強している。
また、上下に揺動させるような曲げ力に対して補強するための折り曲げ部65としては、上下方向に延びるように形成することも考えられる。
【0054】
このように補強板88により表示部11の剛性を向上できるので、タッチパネル15操作時に生じる表示部11の振れを抑制するのに寄与する。しかも、補強板88と第1のブラケット53とを一体に形成して、構造を簡素化できる。
また、連結機構28には、所定の保持力で表示部11を保持する保持機構と、表示部11の重量にかかわらず向きを調節し易くするための付勢機構と、揺動の角度範囲を規制するためのストッパとが設けられている。なお、これらのための構成としては、公知の他の構成を利用することも考えられる。
【0055】
保持機構は、複数の上述の皿ばね86を有する。この皿ばね86の弾性反発力により、各ボルト54,56により連結される一対の側板同士を押圧付勢するようにしていて、側板同士の間に生じる摩擦力により所定の保持力を得る。保持力を上回る操作力で表示部11を揺動させると、向きを調節できる。また、揺動を停止させると、そのときの状態で、保持力により表示部11は保持される。これにより、ユーザがタッチパネル15を操作するときの押す力に抗しつつ、表示部11をしっかりと支持でき、しかも、表示部を直接持って動かすだけの簡単な操作で表示部11の向きを調節できる。
【0056】
また、上述のように表示部11を軽量化できるので、保持力のなかで、表示部11にかかる重力に抗するための成分を小さくでき、保持力のなかで、実質的に保持のための成分を大きくできる。その結果、例えば、皿ばね86の弾性反発力を大きくせずに、揺動させるための操作力を増大させずに、保持力を実質的に増して確実に表示部11を保持することができる。
付勢機構は、上下揺動機構51の一対のブラケット53,55同士を第1の揺動軸線C1の周りに付勢する上述のねじりコイルばね87を有している。このばね87は、ボルト54の周りを取り囲むように配置され、そのコイルから延び出した一端が第1のブラケット53の接続板63に当接し、他端が第2のブラケット55の接続板75に当接していて、表示部11の重量による揺動のモーメントに抗しつつ表示部11を上向きに揺動付勢する。付勢機構により、表示部11の向きを調節するための操作力を上向きと下向きとで、ばらつきを小さくできて、操作し易くできる。
【0057】
上下揺動機構51のストッパは、第1のブラケット53の右側の側板61にねじ込まれるボルト89と、このボルト89が挿通する第2のブラケット55の右側の側板71に形成された円弧形状の溝76の周縁部77とにより構成される。溝76は、上下に揺動させる揺動角度範囲に対応して形成される。溝76の端の周縁部77にボルト89が当接することにより、揺動範囲が規制される。また、ボルト89と、このボルト89がねじ込まれる雌ねじとは、側板61,71同士を解除可能に押圧でき、ボルト89を締めて、揺動を阻止することもできる。
【0058】
左右揺動機構52のストッパは、第3のブラケット57の上側の側板81の前部の一対の傾斜面84と、この傾斜面84と当接する第2のブラケット55の接続板75とにより構成される。揺動範囲の端で、対応する傾斜面84が接続板75と当接して、揺動を規制する。
なお、スタンド12としては、例えば、ベース17と支柱16との間を揺動可能としてもよいし、複数の支柱16を互いに揺動可能に連結してもよい。
【0059】
また、薄型ディスプレイ14として、液晶ディスプレイに代えて、プラズマディスプレイ、LED表示器等の他の公知の薄型ディスプレイを用いても良い。
また、タッチパネル15、およびインタフェース19における外部機器同士の接続のための回路の少なくとも一方を省略した構成も考えられる。
その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の表示装置の概略構成の側面図。
【図2】図1の表示装置の正面図。
【図3】図1の表示装置の平面図。
【図4】図1のスタンドのベースの平面図である。
【図5】図4に示すスタンドのベースの斜視図である。
【図6】図1の連結機構の下面図である。
【図7】図1の連結機構の右側面図である。
【図8】図1の連結機構の分解斜視図であり、一部の部品を省略して図示してある。
【図9】図1の連結機構の組み立てを説明する平面視での模式図であり、(a)にボルトを装着した状態を、(b)にナットを装着する状態を図示している。
【符号の説明】
1 表示装置
2 パーソナルコンピュータ(外部機器)
3 相手方のケーブル
4 相手方のケーブルの電線
5 相手方のケーブルのコネクタ
10 表示面
11 表示部
12 スタンド
14 薄型ディスプレイ
15 タッチパネル
16 支柱
17 ベース
19 インタフェース
21 インタフェースのコネクタ
22 電源回路(薄型ディスプレイのための電気回路)
25 デバイス
28 連結機構
29 コネクタユニット
34 ベースの底部
35 ベースのカバー
36 収容空間
37 取付部
41 回路基板
44 切欠
47 支柱の根元部
53 第1のブラケット
54,56 ボルト(連結部材)
55 第2のブラケット
57 第3のブラケット
59 ワッシャ
61,62,71,72,73,74,81,82 側板
C1,C2 連結機構の揺動の中心軸線
X 前後方向
Y 左右方向

Claims (8)

  1. 薄型ディスプレイを含む表示部と、この表示部を支持する支柱、およびこの支柱を支持するベースを含むスタンドとを有する表示装置において、
    上記薄型ディスプレイのための電気回路を構成するデバイスの少なくとも一部が、支柱に配置され、
    上記スタンドは、外部機器のためのコネクタユニットを有し、
    このコネクタユニットは、複数の相手方のケーブルのコネクタにそれぞれ対応する複数のコネクタと、これら複数のコネクタを実装する単一の回路基板とを含み、ベースにおいて支柱の根元部よりも前方に配置され、
    上記ベースは、上記コネクタユニットのコネクタと、このコネクタに着脱可能に接続されるコネクタおよび電線を有する相手方のケーブルの上記電線の一部とを収容するための収容空間を有することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    上記コネクタユニットは、ベースにおいて右または左の一側方に偏って配置され、
    相手方のケーブルのコネクタは、コネクタユニットのコネクタに他側方から接続され、 相手方のケーブルの電線はベースの後部から導出されるようにしてあることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置において、
    上記ベースは、収容空間の下方を区画する底部を有し、この底部には、コネクタユニットとつながれた相手方のケーブルのコネクタに対応する位置に切欠が形成されることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の表示装置において、
    上記電気回路は電源回路を含むことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の表示装置において、
    上記スタンドは、収容空間に収容された上記相手方のケーブルの電線をスタンドに取り付けるための取付部を有することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の表示装置において、
    上記表示部は、薄型ディスプレイの表示面に設置されるタッチパネルを有し、上下左右に連結機構により揺動可能とされることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項6に記載の表示装置において、
    上記連結機構は、揺動軸線を、正面視で表示面の略中央部に配置することを特徴とする表示装置。
  8. 請求項6または7に記載の表示装置において、
    上記連結機構は、互いに揺動可能に連結される略コの字形形状の一対のブラケットを有し、一対のブラケットは、対向する一対の側板をそれぞれ有し、一方のブラケットの一対の側板は、揺動軸線の延びる方向について同じ側で、連結部材が貫通しつつワッシャを介して他方のブラケットのそれぞれ対応する一対の側板と対向することを特徴とする表示装置。
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