JP4089117B2 - タイムレコーダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、タイムカードに出社時間や退社時間等を記録するタイムレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、タイムカードを挿入するカード挿入口を有するタイムレコーダ本体と、このタイムレコード本体内に設けられ前記カード挿入口から挿入されたタイムカードに時刻を印字する印字手段とを備えたタイムレコーダが知られている。
【0003】
かかるタイムレコーダは、時間を計時する計時手段を備えており、この計時手段の計時による時刻を表示器に表示するとともにタイムカードに印字するものである。
【0004】
ところが、計時手段の計時誤差により時刻に誤差が生じ、タイムカードに正確な時刻を印字することができなくなる。この誤差を解消するために電波時計を搭載したタイムレコーダが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、タイムレコーダは室内に設置されることが多く、設置される場所により標準時刻の電波受信に支障が生ずることがある。また、家電機器が近傍にあるとその家電機器からのノイズの影響を受けて標準時刻電波を受信することができなくなるという問題があった。このため、標準時刻電波によって時刻を修正する場合、近傍に家電機器のない窓際にタイムレコーダを移動させる等の対応が必要であった。しかしながら、移動先での設置スペースや利用者の移動先での使い勝手などの点で問題があった。
【0006】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、タイムレコーダの設置について、標準時刻電波の受信を考慮する必要のない標準時刻電波受信機能を持ったタイムレコーダを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、タイムカードを挿入するカード挿入口を有するタイムレコーダ本体と、このタイムレコーダ本体内に設けられ前記カード挿入口から挿入されたタイムカードに時刻を記録する記録手段とを備えたタイムレコーダであって、
前記タイムレコーダ本体に着脱自在に装着する装着ユニットを設け、
前記装着ユニットに、時間を計時する計時手段と、標準時刻電波を受信する時刻電波受信手段と、前記時刻電波受信手段が受信する標準時刻電波に基づいて前記計時手段の時刻を修正する制御装置と、前記計時手段の時刻を表示する表示器と、前記計時手段と前記時刻電波受信手段と前記制御装置と前記表示器とに電源を供給する電源供給手段とを備え、
前記装着ユニットが前記タイムレコーダに装着されている状態で、前記カード挿入口から挿入された前記タイムカードに修正された時刻が記録されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係わるタイムレコーダの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1および図2において、1はタイムレコーダのレコーダ本体(タイムレコーダ本体)であり、このレコーダ本体1の上面1Aの前側にはカード挿入口2が設けられている。この挿入口2の後方には上方に突出した膨出部3が形成され、この膨出部3には上部から下方へ窪むとともに前後に貫通した凹部4が形成されている。この凹部4には膨出部3の前面3Aおよび後面3Bと面一となる前面5Aおよび後面5Bを有する装着ユニット5が着脱自在に装着されている。
【0011】
この装着ユニット5の前面5Aには時刻などを表示する表示器6が設けられており、装着ユニット5の底面には雌コネクタ7が設けられている。また、装着ユニット5の上部には標準時刻電波を受信するアンテナ8が設けられている。
【0012】
装着ユニット5内には、図3に示すように、アンテナ8が受信した標準時刻電波から時刻データを検波する時刻電波受信回路(時刻電波受信手段)10と、時間を計時して時刻を決める時計回路(計時手段)12と、前記時刻データに基づいて時計回路12の時刻を修正したり表示器6の表示制御やその他の制御等を行ったりする制御装置13とが設けられている。この制御装置13はCPU等から構成されている。また、装着ユニット5には図示しない充電池が内蔵されている。
【0013】
レコーダ本体1の凹部4には装着ユニット5の雌コネクタ7に接続される雄コネクタ15が設けられている。
【0014】
レコーダ本体1内には、カード挿入口2に挿入されたタイムカード16を検知するカードセンサ20と、カード挿入口2に挿入されたタイムカード16を所定位置まで引き込む駆動モータ21と、この駆動モータ21によって引き込まれたタイムカード16に時刻を印字する印字ヘッド(記録手段)22と、この印字ヘッド22を駆動させるドライバ23と、駆動モータ21を駆動させるドライバ24と、制御プログラムを記憶したROM25と、時刻データ等を記憶するRAM26等とが設けられている。
【0015】
そして、カードセンサ20とドライバ23,24とROM25とRAM26とがコネクタ7,15を介して装着ユニット5の制御装置13に接続されている。
【0016】
次に、上記の様に構成されたタイムレコーダの動作を説明する。
【0017】
図示しない電源を投入すると、制御装置13はROM25から制御プログラムを読み込み、この読み込んだ制御プログラムに従って制御動作を開始する。すなわち、カードセンサ20の検知に基づいてタイムカード16がカード挿入口2に挿入されたか否かを制御装置13が判断し、タイムカード16が検出されなければ待機することになる。他方、時計回路12が計時する時刻が表示器6に表示される。
【0018】
制御装置13は、カードセンサ20の検知に基づいてカード挿入口2にタイムカード16が挿入されたと判断すると、ドライバ24を制御して駆動モータ21を駆動させ、この駆動モータ21の駆動によりタイムカード16を所定位置まで引き込ませる。そして、制御装置13は、ドライバ23を制御して印字ヘッド22を駆動させ、この印字ヘッド22の駆動により表示器6に表示されている時刻をタイムカード16に印字させる。この後、タイムカード16を排出させる。
【0019】
このタイムレコーダを使用しない時間になったら装着ユニット5をレコーダ本体1から外し、この装着ユニット5を標準時刻電波を確実に受信することのできる窓際などに置く。所定の時刻になると、制御装置13は時刻電波受信回路10を動作させ、時刻電波受信回路10はアンテナ8が受信した標準時刻電波から時刻データを検波する。制御装置13は検波によって得られた時刻データに基づいて時計回路12の時刻を修正するとともに表示器6に表示されている時刻を修正する。
【0020】
装着ユニット5がレコーダ本体1から外されているとき、充電池から時刻電波受信回路10,時計回路12,制御装置13,表示器6等へ電源が供給される。
【0021】
そして、翌朝、すなわちタイムレコーダが使用される前に装着ユニット5をレコーダ本体1に装着させる。装着ユニット5がレコーダ本体1に装着されているとき、充電池は充電される。そして、タイムカード16がカード挿入口2に挿入されると、上記と同様にして、タイムカード16に表示器6に表示されている時刻が印字される。表示器6の時刻は修正されているので、常に正確な時刻をタイムカード16に印字することができることになる。
【0022】
このように、標準時刻電波によって時刻を補正する場合、装着ユニット5をレコーダ本体1から外してこの装着ユニット5だけを所定位置へ持ち運んでいけばよいので、レコーダ本体1を持ち運ぶ必要がない。このため、その持ち運びが楽なものであり、非常に使用勝手のよいものとなり、標準時刻電波の受信を考慮することなくタイムレコーダーを設置することができることになる。
【0023】
上記実施形態では、表示器6や制御装置13を装着ユニット5に設けているが、これらをレコーダ本体1に設けてもよいことは勿論である。また、タイムカード16に時刻を印字するタイムレコーダについて説明したが、タイムカードに時刻などを磁気で記録させる磁気ヘッドを備えたタイムレコーダ等であってもよい。
【0024】
【発明の効果】
この発明によれば、タイムレコード本体を窓際に持ち運ぶ必要がなく、装着ユニットだけを持ち運べばよいので、その持ち運びが楽なものであり、非常に使用勝手のよいものとなり、標準時刻電波の受信を考慮することなくタイムレコーダーを設置することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るタイムレコーダの外観を示した斜視図である。
【図2】レコード本体から装着ユニットを取り外した状態を示した説明図である。
【図3】タイムレコーダの制御系の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 レコーダ本体(タイムレコーダ本体)
5 装着ユニット
10 時刻電波受信回路(時刻電波受信手段)
12 時計回路(計時手段)
16 タイムカード
22 印字ヘッド(記録手段)
Claims (1)
- タイムカードを挿入するカード挿入口を有するタイムレコーダ本体と、このタイムレコーダ本体内に設けられ前記カード挿入口から挿入されたタイムカードに時刻を記録する記録手段とを備えたタイムレコーダであって、
前記タイムレコーダ本体に着脱自在に装着する装着ユニットを設け、
前記装着ユニットに、時間を計時する計時手段と、標準時刻電波を受信する時刻電波受信手段と、前記時刻電波受信手段が受信する標準時刻電波に基づいて前記計時手段の時刻を修正する制御装置と、前記計時手段の時刻を表示する表示器と、前記計時手段と前記時刻電波受信手段と前記制御装置と前記表示器とに電源を供給する電源供給手段とを備え、
前記装着ユニットが前記タイムレコーダに装着されている状態で、前記カード挿入口から挿入された前記タイムカードに修正された時刻が記録されることを特徴とするタイムレコーダ。
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