JP4088717B2 - 情報埋め込み装置,情報検証装置,およびコンピュータプログラム - Google Patents
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本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では,改ざん検出を行うために必要な改ざん検出用データを外部記憶装置に保存し,実際に電子透かしとして埋め込まれるデータは,外部記憶装置に保存された改ざん検出用データとの関連付けを行うために必要な最低限のデータのみとする。これにより埋め込むデータ量をより少なくし,埋め込まれた透かしをより目立たないようにすることができる。さらに改ざん検出用データについては,透かしが埋め込まれた状態の画像から改ざん検出用データを生成して保存することにより,透かし入り印刷文書を読み取ったスキャン画像により近い状態の画像との比較が行えるようにし,より精度の高い改ざん検出が行えるようにする。
本実施形態にかかる改ざん検証システムは,情報埋め込み部101と,改ざん検証部1110と,外部記憶装置106を含んで構成される。これら構成要素のうち,情報埋め込み部101と外部記憶装置106が本発明にかかる情報埋め込み装置に相当し,改ざん検証部110と外部記憶装置106が本発明にかかる改ざん検証装置に相当する。すなわち,本実施形態にかかる検証システムは,情報埋め込み装置と改ざん検証装置で外部記憶装置106を共有する構成を採用する。以下に各構成要素について詳細に説明する。
埋め込み部101は,入力画像100に入力画像情報103を埋め込み,印刷出力する機能部(処理または装置)であり,図1に示したように,情報埋め込み部102と,特徴量計算部104と,印刷出力部108を含んで構成される。
改ざん検証部110は,透かし入り印刷文書109を読み取って,埋め込まれた入力画像情報103を抽出し,さらに外部記憶装置106から入力画像情報103に関連付けられた改ざん検出情報107を取得することによって,透かし入り印刷文書109における改ざんの有無を判定する機能部(処理または装置)であり,図1に示したように,読み取り部111と,情報抽出部112と,改ざん検出情報取得部113と,特徴量計算部114と,改ざん検証部115を含んで構成される。
第1の実施形態について,動作を詳細に説明する。本実施形態の処理フローを,図2に示す。また,動作についての詳細な説明図を,図3に示す。
入力画像100を透かし埋め込み部101に入力する。
入力画像100に,入力画像情報103を埋め込む。入力画像情報103は,IDやシリアル番号等とすることで,入力画像100を一意に特定することができる。また図3に示す通り,入力画像100aに入力画像情報103が埋め込まれた場合,透かし入り画像100bは入力画像100aと比べて形状に変化が生じる。
入力画像100に入力画像情報103を埋め込んだ画像について,図形のある特定の形状に強く反応する特徴抽出フィルタを1つまたは複数施すことによって,複数の領域に対してそれぞれの特徴量の計算を行う。本実施形態では特徴量情報105は入力画像100に埋め込まず,外部記憶装置106に保存されるため,透かし埋め込み後に特徴量計算を行うことができる。これにより,スキャン画像に近い形状をした透かし入り画像の特徴量を,改ざん検出情報107として保存することができる。
特徴量計算部104によって計算された特徴量は,特徴量情報105として,入力画像情報103と関連付けることによって改ざん検出情報107とし,入力画像情報103から一意に特定することが可能な情報として,埋め込み部101から外部記憶装置106に保存する。ここで保存される特徴量情報105は,透かし埋め込み後に特徴量計算を行うことによって得られたものである。
入力画像情報103が埋め込まれた入力画像100を印刷して,透かし入り印刷文書109を出力する。
読み取り部111によって透かし入り印刷文書109を読み取り,スキャン画像を取得する。
情報抽出部112が,透かし入り印刷文書109のスキャン画像から,入力画像情報103を抽出する。
改ざん検出情報取得部113が,外部記憶装置106から,入力画像情報103に関連付けられた特徴量情報105を取得する。
特徴量計算部114が,透かし入り印刷文書109のスキャン画像から,図形のある特定の形状に強く反応する特徴抽出フィルタを1つまたは複数施すことによって,複数の領域に対してそれぞれの特徴量の計算を行う。
改ざん検証部115が,特徴量計算部114によって計算された特徴量と,改ざん検出情報取得部113によって取得された特徴量情報105の差分を求め,改ざん検出閾値を超えた場合を改ざんあり,超えなかった場合を改ざん無しとして改ざんの有無の判定結果を出力する。
以上説明したように,本実施形態によれば,改ざん検出用データを外部記憶装置106に保存することにより,印刷文書に埋め込むデータ量を少なくした。これにより,埋め込むデータ量に制限を与えることなく,透かしをより目立たないように埋め込むことができるようになる。さらに透かしが埋め込まれた状態の画像から改ざん検出用データを生成することにより,スキャン画像により近い状態の画像での比較が行えるようにした。これにより,透かしの埋め込みによって入力画像の図形の形状が変化した場合でも,精度の高い改ざん検出が行えるようになる。
従来技術では,情報を冗長に埋め込むことによって,印刷文書が汚れたり欠損したりした場合でも,埋め込まれた情報を抽出することができる。しかし,紙片だけになってしまった場合等でも情報を抽出できるようにした場合,改ざん検出を行うのに十分なデータ量を埋め込むことができず,改ざん検出が行えなくなってしまう。そのため,印刷文書が大幅に欠損したり,紙片だけになってしまったりした場合でも,改ざん検出が行えるようにする,ということが課題の一つとして考えられる。さらに紙片だけになってしまった印刷文書の改ざん検出を行う場合,その紙片が元画像のどの部分のものであるかについても分かるようにする,ということがもう一つの課題として考えられる。
第2の実施形態の処理フローについても,第1の実施形態と同様のため図を省略し,処理内容に変更のあるステップについてのみ説明する。また動作についての詳細な説明図を,図4A,図4B,図5に示す。
図4A,図4Bに示す通り,入力画像100を複数の領域に分割し,分割されたそれぞれの領域毎に,入力画像100と入力画像100のどの領域かを特定することが可能な領域ID200を埋め込む。図4A,図4Bに示す例では,入力画像100を特定するための情報として,入力画像100を“文書A”とし,さらに“文書A”において分割された領域を,左上から右下に1,2,3,4,…と設定することで,領域ID200を,A−1,A−2,A−3,A−4,…,のように設定して,入力画像100を分割したそれぞれの領域に,領域ID200として,A−1,A−2,A−3,A−4,…,を埋め込む。さらに,ここで分割された領域については,入力画像100の左上位置を(0,0)とし,右下方向を正方向とした座標系を用いることで,それぞれの領域ID200の領域座標を取得することができる。
図4A,図4Bに示す通り,改ざん検出情報107として,入力画像100を分割した領域にそれぞれ埋め込んだ領域ID200に,入力画像100,領域座標201,領域特徴量情報202を関連付けて,外部記憶装置106に保存する。図4A,図4Bに示す例では,領域ID200:A−1に対し,入力画像100:文書A,領域座標201:(0,0,500,500),領域特徴量情報202:特徴量A−1を関連付けて,外部記憶装置106に保存している。また,ここでの例に示される領域特徴量情報202:特徴量A−1は,領域ID200:A−1の領域座標201:(0,0,500,500)の領域内における特徴量情報で,図4A,図4Bの例に示すように,領域ID200:A−1の領域内に存在する文字“あ”の文字領域の特徴量を6.8とするように,領域内の複数の文字や図形について,それぞれの特徴量を示したものである。
情報抽出部112が,透かし入り印刷文書109のスキャン画像から,領域ID200を抽出する。図5に示される例では,領域ID200:A−4が抽出されたことを示している。図5の例に示されるように,分割した領域毎に領域ID200が埋め込まれているため,透かし入り印刷文書109の一部分しか読み取られなかった場合においても,透かし入り印刷文書109の一部分から領域ID200の情報抽出が可能で,抽出された領域ID200を元に改ざん検出情報107を取得して,改ざん検出処理を行うことができるようになる。
改ざん検出情報取得部113が,領域ID200を元に,外部記憶装置106から改ざん検出情報107を取得する。図5に示される例では,領域ID200:A−4を元に,入力画像100:文書A,領域座標201:(1500,0,2000,500),領域特徴量情報202:特徴量A−1を取得する。さらに領域座標201:(1500,0,2000,500)から,領域ID200:A−4に隣接する領域はどの領域かについても分かるため,図5の例のように領域ID200:A−4に隣接する周辺領域についても,同様に改ざん検出情報107を取得し,改ざん検出処理を行うことができる。
ただし,改ざん検出情報107の取得に失敗した場合,入力された透かし入り印刷文書109の真正性は検証されない。そのため,改ざんされている可能性がある文書である,という判定結果を返してもよい。また,システムの不具合の可能性などをユーザに通知するなどしてもよい。
改ざん検証部115が,特徴量計算部114によって透かし入り印刷文書109のスキャン画像から計算された特徴量と,改ざん検出情報取得部113によって取得された改ざん検出情報107の特徴量との差分を求め,改ざん検出閾値を超えた場合を改ざんあり,超えなかった場合を改ざん無しとして改ざんの有無の判定結果を出力する。
以上説明したように,本実施形態によれば,第1の実施形態と同様に,改ざん検出用データを外部記憶装置に保存することにより,埋め込むデータ量に制限を与えることなく,改ざん検出用データを扱うことができるようになる。さらに埋め込み領域を分割し,分割された埋め込み領域単位で改ざん検出データや元画像を関連付けて保存することによって,紙片からでも改ざん検出を行ったり,印刷文書の元画像を再現したりすることができるようになる。
第1,第2の実施形態においては,改ざん検出用データを外部記憶装置に保存することによって,改ざん検出を行うのに十分なデータ量を保存できるようにしている。しかしこの場合,外部記憶装置を参照できない装置では改ざん検証を行うことができない。そのため,外部記憶装置を参照できない装置であっても改ざん検証できるようにする,ということが課題の一つとして考えられる。
第3の実施形態の処理フローを図7に示す。図7は,第1の実施形態と同様のステップについては説明を省略し,追加されたステップや処理内容に変更のあるステップについてのみ説明する。
特徴量計算部104が入力画像100に対して,図形のある特定の形状に強く反応する特徴抽出フィルタを1つまたは複数施すことによって,特徴量の計算を行う。計算によって出力される特徴量情報300は,情報埋め込み部102によって入力画像100に埋め込まれるため,埋め込み可能なデータ量を超えないようにする必要がある。そこで改ざん検出を行う領域を入力画像100の一部(例:入力画像100の上半分を改ざん検出領域とする,等)としたり,図8に示すように,1文字単位で特徴量を計算していたものを3×3文字の9文字単位で計算する等,特徴量の計算を行う領域単位を粗くしたりして,改ざん検出用データのデータ量を埋め込み可能なデータ量になるように削減する。
入力画像100に,入力画像情報103と特徴量情報300を埋め込む。入力画像情報103は,IDやシリアル番号等とすることで,入力画像100を一意に特定することができる。
読み取り部111が,透かし入り印刷文書109のスキャン画像から,入力画像情報103と特徴量情報300を抽出する。
改ざん検出情報取得部113が,入力画像情報103を元に,外部記憶装置106から改ざん検出情報107を取得する。ただし,改ざん検証部110が外部記憶装置106と接続されていない場合,情報抽出部112によって抽出された特徴量情報300を取得した改ざん検出情報107の一部として使用する。
改ざん検証部115が,特徴量計算部114によって計算された特徴量と,改ざん検出情報取得部113が取得した特徴量情報105または特徴量情報300との差分を求め,差分が改ざん検出閾値を超えた場合を改ざんあり,超えなかった場合を改ざん無しとして改ざんの有無の判定結果を出力する。
以上説明したように,本実施形態によれば,改ざん検出用データを外部記憶装置に保存するとともに,改ざん検出用データのデータ量を削減して,直接紙面に改ざん検出用データを埋め込むことによって,外部記憶装置と接続していない装置でも改ざん検証を行える。外部記憶装置の参照を保護されたネットワーク環境内(例:社内LAN等)でのみ参照可能とし,それ以外の環境では紙面に埋め込まれた改ざん検出用データによって改ざん検出を行うようにすることにより,外部記憶装置に保存された改ざん検出用データを保護することができるようになる。またその場合,外部記憶装置を参照可能な装置については,より高い精度で詳細な改ざん検出結果を確認するためのものとして使用される。
101 埋め込み部
102 情報埋め込み部
103 入力画像情報
104 特徴量計算部
105 特徴量情報
106 外部記憶装置
107 改ざん検出情報
108 印刷出力部
109 透かし入り印刷文書
110 改ざん検証部
111 読み取り部
112 情報抽出部
113 改ざん検出情報取得部
114 特徴量計算部
115 改ざん検証部
300 特徴量情報
Claims (20)
- 印刷文書に情報を埋め込む情報埋め込み装置であって,
元画像特定情報を該元画像に埋め込む情報埋め込み部と,
前記元画像特定情報が埋め込まれた元画像の単数もしくは複数の領域について,特徴量を計算して特徴量情報を生成する特徴量計算部と,
前記元画像特定情報と前記特徴量情報とを関連付けて保存する記憶部と,
を備え,
前記特徴量計算部は,特徴量の計算を行う領域単位を変更することによって,データ量を削減した特徴量情報を生成することを特徴とする,情報埋め込み装置。 - 前記特徴量計算部は,図形のある特定の形状に強く反応する特徴抽出フィルタを1つまたは複数施すことによって前記特徴量を計算することを特徴とする,請求項1に記載の情報埋め込み装置。
- 前記情報埋め込み部は,前記元画像を複数の領域に分割して,分割されたそれぞれの領域に,前記元画像特定情報と,前記元画像のどの領域であるかを特定するための領域特定情報とを埋め込むことを特徴とする,請求項1または2に記載の情報埋め込み装置。
- 前記記憶部は,前記元画像特定情報と前記領域特定情報とに対し,該当する元画像の該当する領域における特徴量情報を関連付けて保存することを特徴とする,請求項3に記載の情報埋め込み装置。
- 前記記憶部は,前記元画像特定情報と前記領域特定情報とに対し,元画像の座標情報もしくは分割された元画像の座標情報,またはその両方を関連付けて保存することを特徴とする,請求項3または4に記載の情報埋め込み装置。
- 前記特徴量計算部は,特徴量の計算を行う領域を画像の一部とする,もしくは特徴量の計算を行う領域単位を粗くする,またはその両方を行うことによって,データ量を削減した特徴量情報を生成することを特徴とする,請求項1〜5のいずれかに記載の情報埋め込み装置。
- 前記情報埋め込み部は,前記データ量の削減された特徴量情報を,前記元画像に埋め込むことを特徴とする,請求項6に記載の情報埋め込み装置。
- 印刷文書の改ざんを検証する改ざん検証装置であって,
印刷文書の読取画像から元画像特定情報を抽出する情報抽出部と,
前記元画像特定情報と前記元画像の特徴量情報とを関連付けて保存する記憶部と,
前記印刷文書の読取画像の単数もしくは複数の領域について,特徴量を計算して特徴量情報を生成する特徴量計算部と,
前記印刷文書の読取画像の特徴量と,前記印刷文書の元画像の特徴量との差分値から印刷文書の改ざんの有無を検証する改ざん検証部と,
を備え,
前記特徴量計算部は,特徴量の計算を行う領域単位を変更することによって,データ量を削減した特徴量情報を生成することを特徴とする,改ざん検証装置。 - 前記記憶部は,前記元画像特定情報が埋め込まれた元画像についての特徴量情報が保存されていることを特徴とする,請求項8に記載の改ざん検証装置。
- 前記改ざん検証部は,前記特徴量の差分値が改ざん検証閾値を超えた場合を改ざんあり,超えなかった場合を改ざん無しとして改ざんの有無を検証することを特徴とする,請求項8または9に記載の改ざん検証装置。
- 前記情報抽出部によって,印刷文書の読取画像から元画像特定情報を抽出し,
前記印刷文書の元画像特定情報に関連付けられた該画像の特徴量情報を前記記憶部から取得し,
前記特徴量計算部によって,前記印刷文書の読取画像の複数の領域について各々の特徴量を計算し,
前記改ざん検証部によって,前記印刷文書の読取画像の特徴量と印刷文書の元画像の特徴量の差分値から印刷文書の改ざんの有無を判定することを特徴とする,請求項8〜10のいずれかに記載の改ざん検証装置。 - 前記特徴量計算部は,図形のある特定の形状に強く反応する特徴抽出フィルタを1つまたは複数施すことによって前記特徴量を計算することを特徴とする,請求項8〜11のいずれかに記載の改ざん検証装置。
- 前記情報抽出部は,分割された読取画像のそれぞれの領域から,前記元画像特定情報と,前記元画像のどの領域であるかを特定するための領域特定情報とを抽出することを特徴とする,請求項8〜12のいずれかに記載の改ざん検証装置。
- 前記記憶部は,前記元画像特定情報と前記領域特定領域とに対し,該当する元画像の該当する領域における特徴量情報を関連付けて保存することを特徴とする,請求項13に記載の改ざん検証装置。
- 前記記憶部は,前記元画像特定情報と前記領域特定情報とに対し,元画像の座標情報もしくは分割された元画像の座標情報,またはその両方を関連付けて保存することを特徴とする,請求項13または14に記載の改ざん検証装置。
- 前記情報抽出部によって,分割された読取画像のそれぞれの領域から,前記元画像特定情報と前記領域特定情報とを抽出し,
前記元画像特定情報と前記領域特定情報とを元に,該当する元画像の領域における特徴量情報を前記記憶部から取得し,
前記印刷文書の読取画像における分割された領域の特徴量と,該当する元画像の領域における特徴量との差分値から,前記印刷文書の改ざんの有無を検証することを特徴とする,請求項13〜15のいずれかに記載の改ざん検証装置。 - 前記情報抽出部は,特徴量の計算を行う領域を画像の一部とする,もしくは特徴量の計算を行う領域単位を粗くする,またはその両方を行うことによって,データ量の削減された特徴量情報を前記印刷文書の読取画像から抽出することを特徴とする,請求項8〜16のいずれかに記載の改ざん検証装置。
- 前記改ざん検証部は,前記印刷文書の読取画像の特徴量と,前記データ量の削減された特徴量の差分値とから,印刷文書の改ざんの有無を検証することを特徴とする,請求項17に記載の改ざん検証装置。
- コンピュータを請求項1〜7のいずれかに記載の情報埋め込み装置として機能させるための,コンピュータプログラム。
- コンピュータを請求項8〜18のいずれかに記載の改ざん検証装置として機能させるための,コンピュータプログラム。
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