JP4085820B2 - レイアウトデータを用いた画像および装飾画像の合成 - Google Patents

レイアウトデータを用いた画像および装飾画像の合成 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出力時における所望の装飾画像(背景画像)に対する所望の画像のレイアウト(配置位置)を規定するレイアウトデータを用いて所望の画像と装飾画像とを合成した合成画像を得る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルスチルカメラ(DSC)等の画像生成装置において生成された画像に対するカスタマイズ処理(装飾処理)の一態様として、レタッチアプリケーション等を用いて任意の写真枠(フレーム)画像と撮影画像とを合成し、プリンタから所望の出力画像を得る装飾処理(合成処理)が知られている。かかる合成処理をより簡易なものとするため、出願人は、出力時の画像のレイアウト(所望の装飾画像(背景画像)に対する所望の画像のレイアウト)を規定するレイアウトデータ(レイアウトコマンド)を用いた合成処理技術を実用化している。この合成処理技術によれば、ユーザは画像と背景画像との細かなレイアウト調整作業を実行することなく、好みの画像と背景画像とを選択するだけで簡易に好みの合成画像を出力結果として得ることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−0322926号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、携帯電話、PDAといった携帯端末装置にもDSC機能が付加されつつあり、また、これら携帯端末装置はネットワークサーバとの間でデータの送受信を実行可能な携帯端末装置として機能し得る。したがって、これら携帯端末装置においても、所望の背景画像に対して撮影により得られた画像を簡易に合成して出力することが望まれる。
【0005】
しかしながら、上記レイアウトデータを用いた合成処理は、従来、主にパーソナルコンピュータにおける実行処理が想定されており、レイアウトデータ(レイアウトコマンド)を動的に解釈して装飾画像に対する画像のレイアウトを決定することによって実行されるため高い演算処理能力、充分なメモリリソースが要求される。
【0006】
したがって、十分なシステムリソースを備えていない、シンクライアントである携帯端末装置は、パーソナルコンピュータと同様の処理を実行することはできない。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、シンクライアントにおいても、簡易に所望の画像と所望の装飾画像との合成画像を得られるようにすることを目的とする。また、指定した出力先から簡易に合成画像を取り出すことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
上記課題を解決するために本発明の第1の態様は、出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとの合成画像データを生成する合成処理を合成実行サーバに対して指示可能なシンクライアントを提供する。本発明の第1の態様に係るシンクライアントは、前記装飾画像のサムネイル装飾画像のデータを取得するサムネイル装飾画像データ取得手段と、前記画像のサムネイル画像のデータを取得するサムネイル画像データ取得手段と、前記レイアウトデータのサムネイル用データであって、前記サムネイル装飾画像データと関連付けられていると共に出力時における前記サムネイル装飾画像に対する前記サムネイル画像のレイアウトを規定するサムネイルレイアウトデータを取得するサムネイルレイアウトデータ取得手段と、前記サムネイルレイアウトデータに基づいて、前記取得したサムネイル画像データとサムネイル装飾画像データとを合成してサムネイル合成画像データを生成する合成手段と、前記生成されたサムネイル合成画像データを用いてサムネイル合成画像を表示する表示手段と、前記サムネイル合成画像データに対応する前記合成画像データの出力先を指定する出力先指定手段と、前記レイアウトデータを用いた前記合成画像データの生成要求と前記指定された出力先の情報とを合成実行サーバに送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントによれば、取得したサムネイル画像データとサムネイル装飾画像データとを合成して生成されたサムネイル合成画像データが表示手段に表示され、レイアウトデータを用いた合成画像データの生成要求とサムネイル合成画像データに対応する合成画像データの出力先として指定された出力先の情報とを合成実行サーバに送信する。したがって、シンクライアントにおいても、サムネイル合成画像によって出力画像のレイアウトを確認した上で、簡易に所望の画像と所望の装飾画像との合成画像を得ることができる。また、指定した出力先から簡易に合成画像を取り出すことができる。
【0010】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントにおいて、前記合成手段に代えて、前記サムネイルレイアウトデータに基づいた、前記サムネイル合成画像データの生成および生成されたサムネイル合成画像データの送信を前記合成実行サーバに要求する合成要求手段を備えても良い。かかる場合には、シンクライアントに要求される演算能力をより低減することができる。
【0011】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントはさらに、前記表示手段上に表示されている前記サムネイル合成画像のレイアウトを調整するための調整手段と、前記レイアウトの調整を反映して前記サムネイルレイアウトデータを変更するサムネイルレイアウトデータ変更手段と、前記変更されたサムネイルレイアウトデータを反映して前記サムネイル合成画像データを更新する更新手段と、前記送信手段は、前記合成画像データの生成と前記指定された出力先の情報に加えて、前記変更されたサムネイルレイアウトデータを前記合成実行サーバに送信しても良い。かかる場合には、レイアウトデータによって提供される簡易なレイアウトの設定に加え、より適切なレイアウトへの調整、ユーザの嗜好の反映を実行することができる。
【0012】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントはさらに、前記表示手段上に表示されている前記サムネイル合成画像のレイアウトを調整するための調整手段と、前記レイアウトの調整を反映して前記サムネイルレイアウトデータを変更するするサムネイルレイアウトデータ変更手段と、前記変更されたサムネイルレイアウトデータを前記合成実行サーバに送信して前記変更されたサムネイルレイアウトデータを反映したサムネイル合成画像データの生成および送信を前記合成実行サーバに要求する更新要求手段とを備えても良い。かかる場合には、レイアウトデータによって提供される簡易なレイアウトの設定に加え、より適切なレイアウトへの調整、ユーザの嗜好の反映を実行することができる。
【0013】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントにおいて、前記装飾画像はフレーム画像であり、前記サムネイル合成画像のレイアウトの編集は、前記合成実行サーバ上における前記フレーム画像と前記画像とのレイアウトを決定するための処理であっても良い。かかる場合には、所望の画像に対して所望のフレーム画像が合成された出力画像を得ることができる。
【0014】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントにおいて、前記サムネイル画像データ取得手段は、前記合成実行サーバから前記サムネイル画像データを取得し、前記サムネイル装飾画像データ取得手段は、前記合成実行サーバからサムネイル装飾画像データを取得しても良い。かかる場合には、シンクライアントは必要に応じてサムネイルデータを取得すればよいので、記憶容量を低減することができる。
【0015】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントはさらに、前記画像データおよび前記サムネイル画像データを生成する画像生成手段を備え、前記サムネイル画像データ取得手段は、前記画像生成手段から前記サムネイル画像データを取得し、前記サムネイル装飾画像データ取得手段は、前記合成実行サーバからサムネイル装飾画像データを取得し、前記送信手段は更に、前記画像データを前記合成実行サーバに送信しても良い。かかる場合には、シンクライアントにおいて生成された画像に対して所望の画像合成処理を簡易に実行することができる。
【0016】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントはさらに、前記表示装置上に表示されているサムネイル合成画像の拡大表示の要求を検出する拡大表示要求検出手段と、前記拡大表示要求が検出された場合には、前記合成実行サーバに対して前記サムネイル合成画像の拡大表示画像データの送信を要求する拡大表示画像要求手段とを備え、前記表示手段は、前記合成実行サーバから送信された拡大表示画像データを用いて前記サムネイル合成画像の拡大表示画像を表示しても良い。かかる場合には、拡大表示された画像に基づいてレイアウト調整を実行することができるので、より適切なレイアウト調整を実行することができる。
【0017】
本発明の第1の態様に係るシンクライアントにおいて、前記シンクライアントは、前記合成実行サーバに対して無線方式によるデータの送受信が可能な携帯端末装置であっても良い。かかる場合には、シンクライアントを用いた画像合成処理の要求をより広範囲にて実行することができるので、本発明の適用(実行)範囲を拡張することができる。
【0018】
本発明の第2の態様は、シンクライアントからの要求を受けて、出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとを合成して合成画像データを生成する合成実行サーバを提供する。本発明の第2の態様に係る合成実行サーバは、画像データおよびそのサムネイル画像データ、装飾画像データおよびそのサムネイル装飾画像データ、前記レイアウトデータおよびそのサムネイルレイアウトデータを格納する記憶手段と、前記シンクライアントから送信要求された画像のサムネイル画像データ、装飾画像のサムネイル装飾画像データ、および前記サムネイル装飾画像データに対応するサムネイルレイアウトデータとを前記記憶手段から取得し、前記シンクライアントに送信するサムネイルデータ送信手段と、前記シンクライアントから送出された、合成画像データの生成要求と前記合成画像データを用いた合成画像の出力先を指定する出力先情報とを取得する取得手段と、前記送信したサムネイル画像データに対応する画像データと、サムネイル装飾画像データに対応する装飾画像データと、前記装飾画像データに対応するレイアウトデータとを前記記憶手段から取得し、前記レイアウトデータを用いて前記画像データと装飾画像データとを合成して合成画像データを生成する合成手段と、前記出力先情報に従って前記合成画像データを出力先に送出する合成画像データ送信手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
本発明の第2の態様に係る合成実行サーバによれば、シンクライアントから送出された、合成画像データの生成要求と合成画像データを用いた合成画像の出力先を指定する出力先情報とに基づき、レイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとを合成して合成画像データを生成し、出力先情報に従って合成画像データを出力先に送出することができる。したがって、シンクライアントに代わって所望の画像と装飾画像との画像合成処理を実行し、指定された出力先から簡易に出力させることができる。合成実行サーバにおける合成処理は、画像出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータに基づく処理であると共に、サムネイル合成画像を用いてシンクライアントにおいて確認された出力画像のレイアウトに合致した処理であるから、シンクライアントにおいても、簡易に所望のレイアウトを確認し、確認されたレイアウトを有する合成画像を得ることを可能にする。
【0020】
本発明の第2の態様に係る合成実行サーバにおいて、前記記憶手段に代えて、ネットワークを介して、前記画像データおよびそのサムネイル画像データ、前記装飾画像データおよびそのサムネイル装飾画像データ、前記レイアウトデータおよびそのサムネイルレイアウトデータを取得するデータ取得手段を備え、前記サムネイルデータ送信手段は、前記画像データ取得手段から、前記シンクライアントから送信要求された画像のサムネイル画像データと、装飾画像のサムネイル装飾画像データと、そのサムネイル装飾画像データに対応するサムネイルレイアウトデータとを取得し、前記合成手段は、前記データ取得手段によって取得され、前記シンクライアントに送信されたサムネイル画像データに対応する画像データと、サムネイル装飾画像データに対応する装飾画像データと、サムネイルレイアウトデータに対応するレイアウトデータとを用いて前記合成画像データを生成しても良い。かかる場合には、より多くの画像データ、装飾画像データを用いた画像合成処理を実現することができる。
【0021】
なお、前記画像データおよびそのサムネイル画像データ、前記装飾画像データおよびそのサムネイル装飾画像データ、前記レイアウトデータおよびそのサムネイルレイアウトデータは、その一部を記憶手段から残りをネットワークを介して取得されても良い。また、シンクライアントから画像データおよびそのサムネイル画像データが取得されても良い。
【0022】
本発明の第2の態様に係る合成実行サーバはさらに、前記シンクライアントから送信要求された画像のサムネイル画像データと装飾画像のサムネイル装飾画像データとを、前記サムネイル装飾画像データに対応する前記サムネイルレイアウトデータを用いて合成してサムネイル合成画像データを生成するサムネイルデータ合成手段を備え、前記サムネイルデータ送信手段は、前記サムネイル画像データおよびサムネイル装飾画像データに代えて前記サムネイル合成画像データおよび前記サムネイルレイアウトデータを、前記シンクライアントに送信しても良い。かかる場合には、シンクライアントに要求される演算能力を更に低減させることができる。
【0023】
本発明の第2の態様に係る合成実行サーバはさらに、前記シンクライアントにおいて実行されたサムネイル合成画像のレイアウト調整を反映した変更サムネイルレイアウトデータを取得する変更サムネイルレイアウトデータ取得手段と、前記変更されたサムネイルレイアウトデータを用いて前記レイアウトデータを更新するレイアウトデータ更新手段とを備え、前記合成手段は、前記更新されたレイアウトデータを用いて合成画像データを生成しても良い。かかる場合にはシンクライアントにおいて実行されたサムネイル合成画像を用いたレイアウト調整を、合成実行サーバにおける画像合成処理に適切に反映することができる。
【0024】
本発明の第2の態様に係る合成実行サーバはさらに、前記シンクライアント上に表示されているサムネイル合成画像の拡大表示の要求を検出する拡大表示要求検出手段と、前記拡大表示要求を検出した場合には、前記サムネイル合成画像の拡大表示画像データを前記シンクライアントに対して送信する拡大表示画像データ送信手段とを備えても良い。かかる場合には、シンクライアントにおいて、拡大表示データに基づいたレイアウト調整を可能にする。
【0025】
なお、拡大表示要求はサムネイル合成画像の特定の領域、部位についての詳細画像を要求するものであっても良く、かかる場合には特定の領域、部位に該当する拡大表示画像データがシンクライアントに対して送信される。
【0026】
本発明の第3の態様は、出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとの合成画像データを生成する合成実行サーバに対して合成画像データの生成および所望の出力装置への送出を要求する方法を提供する。本発明の第3の態様に係る方法は、要求した装飾画像のサムネイル装飾画像のデータ、画像のサムネイル画像のデータ、前記レイアウトデータのサムネイル用データであって前記サムネイル装飾画像データに対応するサムネイルレイアウトデータを取得し、前記サムネイルレイアウトデータに基づいて、前記取得したサムネイル画像データとサムネイル装飾画像データとを合成してサムネイル合成画像データを生成し、前記生成されたサムネイル合成画像データを用いてサムネイル合成画像を表示し、前記サムネイル合成画像データに対応する前記合成画像データの出力先を指定し、前記レイアウトデータを用いた前記合成画像データの生成要求と前記指定された出力先の情報とを前記合成実行サーバに送信することを特徴とする。
【0027】
本発明の第3の態様に係る方法は、本発明の第1の態様に係るシンクライアントと同様の作用効果を奏すると共に、本発明の第1の態様に係るシンクライアントと同様にして種々の態様にて実現され得る。
【0028】
本発明の第3の態様に係る方法において、前記サムネイル合成画像データの生成に代えて、前記サムネイルレイアウトデータに基づいた、前記サムネイル合成画像データの生成および生成されたサムネイル合成画像データの送信を前記合成実行サーバに要求しても良い。
【0029】
本発明の第3の態様に係る方法はさらに、表示されているサムネイル合成画像の拡大表示の要求を検出した場合には、前記合成実行サーバに対して前記サムネイル合成画像の拡大表示画像データの送信を要求し、前記合成実行サーバから送信された拡大表示画像データを用いて前記サムネイル合成画像の拡大表示画像を表示しても良い。
【0030】
本発明の第4の態様は、シンクライアントからの要求に従い、出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとの合成画像データを生成する方法を提供する。本発明の第4の態様に係る方法は、シンクライアントから要求された画像のサムネイル画像データ、装飾画像のサムネイル装飾画像データ、および前記レイアウトデータのサムネイル用データであって前記サムネイル装飾画像データに対応するサムネイルレイアウトデータをシンクライアントに送信し、前記シンクライアントから送出された、合成画像データの生成要求と前記合成画像データを用いた合成画像の出力先を指定する出力先情報とを受信し、前記送信したサムネイル画像データに対応する画像データと、サムネイル装飾画像データに対応する装飾画像データと、前記装飾画像データに対応するレイアウトデータとを用いて合成画像データを生成し、前記出力先情報に従って前記合成画像データを出力先に送出することを特徴とする。
【0031】
本発明の第4の態様に係る方法はさらに、前記シンクライアントからの要求により、前記サムネイルレイアウトデータに基づいて前記サムネイル合成画像データを生成し、前記生成されたサムネイル合成画像データを前記シンクライアントへ送信しても良い。
【0032】
本発明の第4の態様に係る方法はさらに、前記シンクライアントからサムネイル合成画像の拡大表示の要求を検出した場合には、前記サムネイル合成画像の拡大表示画像データを前記シンクライアントに対して送信しても良い。
【0033】
本発明の第4の態様に係る方法は、本発明の第2の態様に係る合成実行サーバと同様の作用効果を奏すると共に、本発明の第2の態様に係る合成実行サーバと同様にして種々の態様にて実現され得る。
【0034】
本発明の第1の態様に係るシンクライアント、本発明の第2の態様に係る合成実行サーバは、この他にも、プログラムとしても実現され得る。また、各プログラムは、記録媒体に記録されていても良いことは言うまでもない。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシンクライアントおよび合成実行サーバについて図面を参照しつつ、いくつかの実施例に基づいて説明する。
【0036】
先ず、本実施例に係るシンクライアントおよび合成実行サーバにおいて実行される画像出力処理の特徴について図1を参照して説明する。図1は本実施例に係るシンクライアントおよび合成実行サーバにおいて実行される画像合成処理の特徴を示す説明図である。
【0037】
本実施例に係るシンクライアント10は、合成サーバ20から受信したサムネイル画像データに基づくサムネイル画像およびサムネイル装飾画像データに基づくサムネイル装飾画像の中から所望のサムネイル画像およびサムネイル装飾画像を選択し、合成サーバ20に対して選択したサムネイル画像データおよびサムネイル装飾画像データの合成を要求する。
【0038】
サムネイル装飾画像データには、画像出力時におけるサムネイル装飾画像に対するサムネイル画像のレイアウトを規定するサムネイルレイアウトデータが対応付けられており、合成サーバ20は、かかるサムネイルレイアウトデータを用いてサムネイル画像データをサムネイル装飾画像データとを合成する。サムネイルレイアウトデータは、画像出力時におけるレイアウトを規定するデータと共に、指定(選択)されたサムネイル画像データとサムネイル装飾画像データとを関連付けるデータを有している。
【0039】
合成サーバ20は、サムネイル合成画像データをシンクライアント10に送信する。シンクライアント10は、受信したサムネイル合成画像データに基づいてサムネイル合成画像を表示する。ユーザは、シンクライアント10上に表示されているサムネイル合成画像によって出力装置30から出力される際の画像と装飾画像とのレイアウトを確認し、必要に応じてレイアウト調整を実行する。レイアウト調整の要求がなされた場合には、合成サーバ20にてレイアウト調整データを反映したサムネイル合成画像データが生成され、シンクライアント10に対して送信される。
【0040】
シンクライアント10上に表示されるサムネイル合成画像にユーザが満足すると、シンクライアント10から合成サーバ20に対して、サムネイル合成画像の生成に用いられたサムネイル画像データに対応する画像データおよびサムネイル装飾画像データに対応する装飾画像データの合成画像データを生成する合成処理が要求される。また、装飾画像データには、画像出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータが対応付けられている。レイアウトデータとサムネイルレイアウトデータとは対応付けられており、サムネイルレイアウトデータに加えられた修正はレイアウトデータにも反映されるので、シンクライアント10上にてサムネイル合成画像に基づいて実行されたレイアウト調整は合成画像データに反映される。
【0041】
合成サーバ20は、シンクライアント10にて指定された出力先情報に基づいて、生成した合成画像データを指定された出力装置30へと出力する。なお、サムネイル合成画像の生成処理は、合成サーバ20からサムネイルレイアウトデータを取得し、取得したサムネイルレイアウトデータを用いてシンクライアント10にて実行されてもよい。
【0042】
以下、より詳細に本実施例に係るシンクライアント10、合成サーバ20について図1〜図3を参照して説明する。図2は本実施例に係るシンクライアント10の概略構成例を示すブロック図である。図3は本実施例に係る合成サーバ20の概略構成例を示すブロック図である。
【0043】
本実施例に係るシンクライアント10は、例えば、携帯電話10a、個人用携帯情報端末装置(PDA)10b、ディジタルスチルカメラ(DSC)10cである。本実施例中において、シンクライアントとは、必要最小限のハードウェアリソースを備える端末装置を意味し、負荷の大きな処理はサーバに実行を要求し、実行結果を受け取ることでユーザに要求された処理を実行する端末装置を意味する。
【0044】
シンクライアント10は、図2に示すようにシンクライアント10の全体の機能を制御する制御回路11、合成サーバ20との間で各種データを送受信するための送受信回路12、被写体を自ら撮像して画像データおよびサムネイル画像データを得るための撮像回路13を備えてる。送受信回路12は、無線通信によって合成サーバ20のデータを送受信すると便利であるが、有線のネットワーク回線を介して合成サーバ20とデータの送受信を行っても良い。撮像回路13は必ずしも備えられている必要はないが、撮像回路13がシンクライアント10に備えられることによって、合成サーバ20等から得られる画像の他に、幅広い画像を得ることができる。
【0045】
合成サーバ20から得られたサムネイル画像データ、サムネイル装飾画像データ、あるいは、撮像回路13を介して得られた画像データは、表示器14上にそれぞれサムネイル画像、サムネイル装飾画像、撮像画像として表示される。合成サーバ20から得られた各種サムネイルデータ、サムネイルレイアウトデータ、撮像回路13を介して得られた撮像データは、記憶装置15に一旦記憶される。シンクライアント10側でサムネイルレイアウトデータを用いてサムネイル画像データとサムネイル装飾画像データとを合成する場合には、サムネイル画像データ合成回路16によってサムネイル合成画像データが生成される。
【0046】
サムネイル画像データ合成回路16によってサムネイル合成画像データあるいは合成サーバ20から送信されたサムネイル合成画像データに対してレイアウトの調整処理が実行される場合には、入力回路17を介して調整指示が制御回路11に対して入力される。
【0047】
合成サーバ20は、画像出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとを合成し、あるいは、画像出力時におけるサムネイル装飾画像に対するサムネイル画像のレイアウトを規定するサムネイルレイアウトデータを用いてサムネイル画像データとサムネイル装飾画像データとを合成するサーバである。更に、合成サーバ20は、シンクライアント10から送信された合成画像の出力先を指定する出力先指定情報に基づいて指定された出力装置30へ生成した合成画像データを送出する。
【0048】
合成サーバ20は、図3に示すように合成サーバ20の全体の機能を制御する制御回路21、シンクライアント10、あるいは他のネットワーク上のサーバとの間で各種データを送受信するための送受信回路22、画像データおよびそのサムネイル画像データ、装飾画像データおよびそのサムネイル装飾画像データ、レイアウトデータおよびそのサムネイルレイアウトデータを記憶する記憶装置23を備えている。画像データ、装飾画像データは、当初から記憶装置23に格納されていても良く、あるいは、シンクライアント10からの要求を受けてネットワーク上の他のサーバから取得して記憶装置23に格納しても良い。
【0049】
画像データ合成回路24は、シンクライアント10からの要求によってシンクライアント10において表示されているサムネイル合成画像データを構成するサムネイル画像データおよびサムネイル装飾画像データにそれぞれ対応する画像データおよび装飾画像データをレイアウトデータに基づいて合成して合成画像データを生成する。
【0050】
画像データ合成回路24によって生成された合成画像データは、出力先指定情報に従って、送受信回路22を介して所定の出力装置30に対して出力される。図1には、出力装置30の一例として、画像データに基づいた画像が表示される電子フォトスタンド30a、プリンタ30bが示されている。
【0051】
次にレイアウトデータLDおよびサムネイルレイアウトデータSLDとして格納され得るデータについて図4および図5を参照して説明する。図4はレイアウトデータLDとして格納され得るデータの一例を示す説明図である。図5はサムネイルレイアウトデータSLDとして格納され得るデータの一例を示す説明図である。
【0052】
レイアウトデータLDは、既述のように画像出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するデータであり、画像のレイアウト位置を記述する画像レイアウト位置データ101、レイアウトデータLDと対応付けられている装飾画像データ(背景画像データ)102、背景画像データ中の透明度を示すαチャネルデータ103、背景画像データと合成すべき画像データを特定するための画像データ名104、および出力装置を指定(特定)するための出力先指定情報105を有している。
【0053】
画像レイアウト位置データ101は、例えばスクリプト言語で記述されている一種のコマンド(プログラム)であり、かかるコマンドを合成サーバ20等の処理装置が解釈することによって所望のレイアウト位置での画像データと背景画像データとの合成が記述されたコマンドに従って実現される。背景画像データ102は、レイアウトデータLDに含まれていても良く、あるいは、背景画像データを特定するための情報、例えば、ファイル名が記述されていても良い。また、出力先指定情報105は、レイアウトデータLDとは別に備えられていても良い。レイアウトデータLDには、この他にも出力時の用紙を指定する用紙データ、マージンを指定するマージンデータ等が含まれても良い。
【0054】
サムネイルレイアウトデータLDは、既述のように画像出力時におけるサムネイル装飾画像に対するサムネイル画像のレイアウトを規定するデータであり、レイアウトデータLDに対応するサムネイル版のレイアウトデータである。サムネイルレイアウトデータSLDには、サムネイル画像のレイアウト位置を記述するサムネイル画像レイアウト位置データ111、サムネイルレイアウトデータLDと対応付けられているサムネイル装飾画像データ(サムネイル背景画像データ)112、サムネイル背景画像データ中の透明度を示すαチャネルデータ113、サムネイル背景画像データと合成すべきサムネイル画像データを特定するためのサムネイル画像データ名114を有している。
【0055】
なお、αチャネルデータ103、113は、例えば、画像合成時に上側に位置する画像データ(例えば、背景画像データ)と下側に位置する画像データ(例えば、画像データ)の各階調値(R、G、Bデータ値)を相対的に調整することで、上側画像データに対する下側に位置する画像データ(例えば、画像データ)の透過度を決定するためのデータである。例えば、上側背景画像データのR、G、Bデータに対して係数αの形で適用されれば、下側画像データのR、G、Bデータに対して係数(1−α)の形で適用され、その値が255の場合には下側画像データは合成画像に現れず(不透過)、0の場合には下側画像データは完全に合成画像に現れる(透過)。0〜255の範囲の任意の値を用いることで半透過の装飾効果を得ることができる。
【0056】
図6および図7を参照して第1の実施例に係るシンクライアント10と合成サーバ20との間で実行される画像合成処理について説明する。図6および図7は第1の実施例に係るシンクライアント10と合成サーバ20との間で実行される画像合成処理の手順を示す説明図である。
【0057】
この例では、撮像回路13を備えていないシンクライアント10を用いて説明する。画像合成処理を実行する所望の画像および背景画像を決定するために、シンクライアント10(制御回路11)は、合成サーバ20に対して複数のサムネイル画像データおよびサムネイル背景画像データの送信を要求する(ステップSC100)。シンクライアント10からの要求を受け、合成サーバ20は、記憶装置23に格納されているサムネイル画像データ、サムネイル背景画像データ、サムネイルレイアウトデータをシンクライアント10に対して送信する(ステップSS100)。あるいは、他のリソースからサムネイル画像データ、サムネイル背景画像データサムネイルレイアウトデータを取得して、シンクライアント10に対して送信する。シンクライアント10と合成サーバ20との間の送受信は有線方式、無線方式のいずれでも良いことは既述の通りである。
【0058】
シンクライアント10は、合成サーバ20から送信されたサムネイル画像データ、サムネイル背景画像データ、サムネイルレイアウトデータを受信し(ステップSC110)、表示器14上にサムネイル画像およびサムネイル背景画像を表示する(ステップSC120)。入力回路17を介してユーザによって所望のサムネイル画像およびサムネイル背景画像が選択されると(ステップSC130)、シンクライアント10(サムネイル画像合成回路16)は、選択されたサムネイル背景画像データに対応するサムネイルレイアウトデータSLDを用いてサムネイル画像データとサムネイル背景画像データとの合成処理を実行する(ステップSC140)。生成されたサムネイル合成画像データは表示器14上にサムネイル合成画像として表示される(ステップSC150)。
【0059】
シンクライアント10は、入力回路17を介してレイアウト調整要求が入力されたか否かを判定する(ステップSC160)。レイアウト調整要求は、例えば、拡大表示要求が入力回路17を介して入力されたか否かによって判定される。シンクライアント10は、レイアウト調整要求が入力されたと判定した場合には(ステップSC160:Yes)、合成サーバ20に対して拡大サムネイル合成画像(データ)を要求する(ステップSC165)。拡大サムネイル合成画像データは、例えば、入力回路17によって指定されたポイントの近傍のみを含み、背景画像と画像との境界(重なり具合)を確認するために用いられる画像を表示するための画像データである。
【0060】
合成サーバ20は、シンクライアント10からの要求を受けて、記憶装置23等からサムネイル画像データおよびサムネイル背景画像データを取得して、サムネイルレイアウトデータを用いてサムネイル合成画像データを生成し、更に指定されたポイント近傍を中心に拡大した拡大サムネイル合成画像を生成し、シンクライアント10に対して送信する(ステップSS110)。
【0061】
シンクライアント10は、受信した拡大サムネイル合成画像データを用いて表示器14上に拡大サムネイル合成画像を表示し、入力回路17を介してユーザによってレイアウト調整が実行される(ステップSC170)。なお、背景画像と画像との境界(重なり具合)が確認されるだけで、レイアウト調整されないこともあり得る。シンクライアント10は、レイアウト調整の結果をサムネイルレイアウトデータに反映し(ステップSC180)、所定のプリンタ30bへの画像出力を合成サーバ20に対して要求して(ステップSC190)画像合成処理を終了する。レイアウト調整の結果は、例えば、オリジナルのサムネイル画像レイアウト位置に対する変化率(移動率)として反映されることによって、サムネイルレイアウトデータに対応するレイアウトデータに対しても適切に反映することができる。シンクライアント10からの出力要求の際には、ユーザによって指定された出力装置30を指定する出力先指定データとサムネイルレイアウトデータとが合成サーバ20に送信される。
【0062】
一方、シンクライアント10は、レイアウト調整要求は入力されないと判定した場合には(ステップSC160:No)、直ちに合成サーバ20に対して出力要求して(ステップSC190)、画像合成処理を終了する。
【0063】
合成サーバ20は、シンクライアント10から出力先指定データとサムネイルレイアウトデータとを受信し(ステップSS120)、サムネイルレイアウトデータの変更内容をレイアウトデータに反映する(ステップSS130)。サムネイルレイアウトデータに対して変更がない場合、すなわち、シンクライアント10においてレイアウト調整が実行されなかった場合には、オリジナルのレイアウトデータが維持される。また、サムネイルレイアウトデータの変更内容のレイアウトデータへの反映に当たっては、レイアウトデータに含まれる各データを直接変更することなく変更情報を新たに持たせても良い。かかる場合には、オリジナルのレイアウトデータは常に維持され、必要に応じて変更情報を下にして画像レイアウト位置等を調整することができる。
【0064】
合成サーバ20は、調整内容が反映されたレイアウトデータを用いて、シンクライアント10において選択されたサムネイル画像およびサムネイル背景画像に対応する画像データおよび背景画像データを記憶装置23等から取得し、合成する(ステップSS140)。合成サーバ20は、レイアウトデータLDに記述されている画像レイアウト位置についてのスクリプトを解釈し、解釈結果に従って背景画像データに対する画像データのレイアウト位置を決定し、また、αチャネルデータに基づいて背景画像データの階調値を決定して両画像データを合成する(重ね合わせる)。両画像データの合成処理は、例えば、既述のようにαチャネルデータの値を適用して各画像データのR、G、B値を加算することで合成画像データのR、G、B値を得ることによって実行される。すなわち、合成画像に画像が現れるべき領域については背景画像データによって画像データの再現が妨げられないように、αチャネルデータは0とされ、合成画像に背景画像が現れるべき領域(装飾領域、フレーム領域)についてはαチャネルデータを255とすることで、画像の再現を許さない。
【0065】
合成サーバ20は、出力先指定データに基づいて、生成した合成画像データを指定されたプリンタ30bへと送信して画像合成処理を終了する(ステップSS150)。プリンタ30b(出力装置30)の指定方法としては、例えば、TCP/IPネット網を介して接続されている出力装置に対してはTCP/IPアドレスを合成画像データに付加して送信することによって実現され得る。
【0066】
以上説明した第1の実施例に係るシンクライアント10および合成サーバ20を用いた画像合成処理によれば、演算能力の小さなシンクライアント10によっても、画像出力時における背景画像(装飾画像、フレーム画像)に対する画像のレイアウトを確認した上で、所定の出力装置30からイメージ通りの出力画像を得ることができる。
【0067】
シンクライアント10において出力画像のレイアウトを確認するにあたっては、サムネイル画像データおよびサムネイル装飾画像データを用いてサムネイル合成画像データを生成するので、シンクライアント10が備える演算能力であっても十分に画像データの合成処理を実行することができる。また、シンクライアント10における出力画像レイアウトの確認時には、拡大サムネイル合成画像を合成サーバ20に要求することができるので、より的確に出力時における背景画像に対する画像のレイアウトを確認することができる。
【0068】
また、画像データと背景画像データとを合成する場合、サムネイル画像データとサムネイル背景画像データとを合成する場合には、それぞれ、画像出力時における背景画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータSLD、サムネイルレイアウトデータSLDを用いるので、ユーザは所望の背景画像と画像とを選択するだけで簡易に且つ適切に配置された合成画像を出力結果として得ることができる。さらに、シンクライアント10においてレイアウトの調整を実行することができるので、レイアウトデータLDに規定されているレイアウトに対してユーザの嗜好を反映することができる。
【0069】
図8および図9を参照して第2の実施例に係るシンクライアント10と合成サーバ20との間で実行される画像合成処理について説明する。図8および図9は第2の実施例に係るシンクライアント10と合成サーバ20との間で実行される画像合成処理の手順を示す説明図である。なお、第1の実施例に係る画像合成処理と同様の処理については簡単に説明するに止めるが、第1の実施例に係る画像合成処理において説明した事項は第2の実施例に係る画像合成処理においても同様に適用され得る。
【0070】
この例においても、撮像回路13を備えていないシンクライアント10を用いて説明する。画像合成処理を実行する所望の画像および背景画像を決定するために、シンクライアント10(制御回路11)は、合成サーバ20に対して複数のサムネイル画像データおよびサムネイル背景画像データの送信を要求する(ステップSC200)。シンクライアント10からの要求を受け、合成サーバ20は、記憶装置23に格納されているサムネイル画像データ、サムネイル背景画像データ、サムネイルレイアウトデータをシンクライアント10に対して送信する(ステップSS200)。
【0071】
シンクライアント10は、合成サーバ20から送信されたサムネイル画像データ、サムネイル背景画像データ、サムネイルレイアウトデータを受信し(ステップSC210)、表示器14上にサムネイル画像およびサムネイル背景画像を表示する(ステップSC220)。入力回路17を介してユーザによって所望のサムネイル画像およびサムネイル背景画像が選択されると(ステップSC230)、シンクライアント10(サムネイル画像合成回路16)は、選択されたサムネイル画像データとサムネイル背景画像データとの合成処理を合成サーバ20に対して要求する(ステップSC240)。すなわち、本実施例に係るシンクライアント10はサムネイル画像データの合成処理機能をも有しないシンクライアントである。
【0072】
合成サーバ20は、選択されたサムネイル背景画像データに対応するサムネイルレイアウトデータSLDを用いたサムネイル画像データとサムネイル背景画像データとの合成処理を実行してサムネイル合成画像データを生成し(ステップSS210)、シンクライアント10に対して送信する(ステップSS220)。
【0073】
シンクライアント10は、合成サーバ20から送信されたサムネイル合成画像データを取得し(ステップSC250)、取得したサムネイル合成画像データを用いて表示器14上にサムネイル合成画像を表示する(ステップSC260)。
【0074】
シンクライアント10は、入力回路17を介してレイアウト調整要求が入力されたか否かを判定する(ステップSC270)。シンクライアント10は、レイアウト調整要求が入力されたと判定した場合には(ステップSC270:Yes)、合成サーバ20に対して拡大サムネイル合成画像(データ)を要求する(ステップSC275)。
【0075】
合成サーバ20は、シンクライアント10からの要求を受けて、記憶装置23等からサムネイル画像データおよびサムネイル背景画像データを取得して、サムネイルレイアウトデータを用いてサムネイル合成画像データを生成し、更に指定されたポイント近傍を中心に拡大した拡大サムネイル合成画像を生成し、シンクライアント10に対して送信する(ステップSS230)。
【0076】
シンクライアント10では、受信した拡大サムネイル合成画像データを用いて表示器14上に拡大サムネイル合成画像が表示され、入力回路17を介してユーザによるレイアウト調整が実行される(ステップSC280)。シンクライアント10は、レイアウト調整の結果を反映したサムネイル合成画像(データ)を合成サーバ20に要求する(ステップSC285)。シンクライアント10は、サムネイル合成画像データの要求と共にレイアウト調整の調整内容、例えば、オリジナルのサムネイル画像レイアウト位置に対する変化率(移動率)を送信する。
【0077】
合成サーバ20は、レイアウト調整の調整内容をレイアウトデータに反映(付加)し、レイアウト調整の反映されたレイアウトデータを用いてサムネイル合成画像データを再度生成し、シンクライアント10に送信する(ステップSS240)。レイアウト調整の調整内容のレイアウトデータへの反映に当たっては、レイアウトデータに含まれる各データを直接変更することなく変更情報を新たに持たせてることが好ましい。かかる場合には、オリジナルのレイアウトデータは常に維持され、必要に応じて変更情報を下にして画像レイアウト位置等を調整することができる。また、合成サーバにおいてサムネイル合成画像データが生成されるため、レイアウト調整の内容は、レイアウトデータに付加されることとしたが、サムネイルレイアウトデータに付加(反映)しても差し支えない。
【0078】
シンクライアント10は、調整結果を反映したサムネイル合成画像データを受信し、表示器14上に表示して(ステップSC290)、再度、レイアウト調整要求の有無を判定する(ステップSC270)。ステップSC270〜SC290までの各処理はレイアウト調整の要求がなくなるまで、すなわち、ユーザが画像の合成結果に満足するまで繰り返して実行される。
【0079】
当初からレイアウト調整要求がない場合、あるいが、レイアウト調整要求がなくなると(ステップSC270:No)、シンクライアント10は、合成サーバ20に対して、所定のプリンタ30bへの画像出力を要求して(ステップSC295)画像合成処理を終了する。
【0080】
合成サーバ20は、シンクライアント10から出力先指定データを受信し(ステップSS250)、レイアウトデータを用いて、シンクライアント10において選択されたサムネイル画像およびサムネイル背景画像に対応する画像データおよび背景画像データを記憶装置23等から取得し、合成する(ステップSS260)。合成サーバ20は、出力先指定データに基づいて、生成した合成画像データを指定されたプリンタ30bへと送信して画像合成処理を終了する(ステップSS270)。
【0081】
以上説明した第2の実施例に係るシンクライアント10および合成サーバ20を用いた画像合成処理によれば、演算能力の小さなシンクライアント10によっても、画像出力時における背景画像(装飾画像、フレーム画像)に対する画像のレイアウトを確認した上で、所定の出力装置30からイメージ通りの出力画像を得ることができる。
【0082】
本実施例では、サムネイル合成画像データの生成も合成サーバ20において実行するので、サムネイル画像データの合成処理を実行することのできないシンクライアント10であっても上記利益を享受することができる。この他、出力画像レイアウトの確認時における利点、レイアウトデータLD、サムネイルレイアウトデータSLDを用いる利点については第1の実施例において説明したとおりである。
【0083】
・その他の実施例:
上記実施例では、シンクライアント10には撮像回路13が備えられていない場合について説明したが、シンクライアント10に撮像回路13が備えられていると共に撮像した画像に対して装飾処理を実行したい場合には、合成サーバ20から画像データおよびそのサムネイル画像データを取得する必要はない。かかる場合には、合成サーバ20からサムネイル背景画像データを取得し、所望のサムネイル背景画像データを選択すればよい。また、合成サーバ20に対してサムネイル画像データとサムネイル背景画像データとの合成処理を要求する際には、撮像回路13により得られた画像データのサムネイルデータを合成サーバ20に対して送信し、画像データと背景画像データとの合成処理を要求する際には、撮像回路13により得られた画像データを合成サーバ20に対して送信する。
【0084】
合成サーバ20は、公衆ネットワーク上に配置されているサーバであっても良く、あるいは、家庭内ネットワーク上のコンピュータであっても良い。いずれの場合であっても、シンクライアント(携帯端末装置)によって出力画像の出来映え(特にレイアウト)を確認した上で、サーバ上において画像合成処理を実行し、プリンタ、電子フォトフレーム、ディスプレイ上に所望のレイアウトで画像を出力することができればよい。
【0085】
レイアウトデータLDおよびサムネイルレイアウトデータSLDに含まれる情報(データ)は上記各実施例において説明した情報に限定されることはなく、例えば、画像の向き、トリミングの情報、装飾線、装飾図柄を描画するためのスクリプトが含まれていても良い。
【0086】
以上、いくつかの実施例に基づき本発明に係るシンクライアント、合成実行サーバ、画像合成方法および画像合成プログラムを説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るシンクライアントおよび合成実行サーバにおいて実行される画像合成処理の特徴を示す説明図である。
【図2】本実施例に係るシンクライアント10の概略構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施例に係る合成サーバ20の概略構成例を示すブロック図である。
【図4】レイアウトデータLDとして格納され得るデータの一例を示す説明図である。
【図5】サムネイルレイアウトデータSLDとして格納され得るデータの一例を示す説明図である。
【図6】第1の実施例に係るシンクライアント10と合成サーバ20との間で実行される画像合成処理の手順を示す説明図である。
【図7】第1の実施例に係るシンクライアント10と合成サーバ20との間で実行される画像合成処理の手順を示す説明図である。
【図8】第2の実施例に係るシンクライアント10と合成サーバ20との間で実行される画像合成処理の手順を示す説明図である。
【図9】第2の実施例に係るシンクライアント10と合成サーバ20との間で実行される画像合成処理の手順を示す説明図である。
【符号の説明】
10…シンクライアント
10a…携帯電話
10b…個人用携帯情報端末装置(PDA)
10c…ディジタルスチルカメラ(DSC)
11…制御回路
12…送受信回路
13…撮像回路
14…表示器
15…記憶装置
16…サムネイル画像データ合成回路
17…入力回路
20…合成サーバ
21…制御回路
22…送受信回路
23…記憶装置
24…画像データ合成回路
30…出力装置
30a…電子フォトスタンド
30b…プリンタ

Claims (15)

  1. 出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとの合成画像データを生成する合成処理を合成実行サーバに対して指示可能なシンクライアントであって、
    前記画像データおよび前記画像のサムネイル画像のデータであるサムネイル画像データを生成する画像生成手段と、
    前記合成実行サーバから、前記装飾画像のサムネイル装飾画像のデータを取得するサムネイル装飾画像データ取得手段と、
    前記画像生成手段から、前記サムネイル画像データを取得するサムネイル画像データ取得手段と、
    前記レイアウトデータのサムネイル用データであって、前記サムネイル装飾画像データと関連付けられていると共に出力時における前記サムネイル装飾画像に対する前記サムネイル画像のレイアウトを規定するサムネイルレイアウトデータを取得するサムネイルレイアウトデータ取得手段と、
    前記サムネイルレイアウトデータに基づいて、前記取得したサムネイル画像データとサムネイル装飾画像データとを合成してサムネイル合成画像データを生成する合成手段と、
    前記生成されたサムネイル合成画像データを用いてサムネイル合成画像を表示する表示手段と、
    前記サムネイル合成画像データに対応する前記合成画像データの出力先を指定する出力先指定手段と、
    前記レイアウトデータを用いた前記合成画像データの生成要求と、前記指定された出力先の情報と、前記画像データとを合成実行サーバに送信する送信手段とを備えるシンクライアント。
  2. 請求項1に記載のシンクライアントにおいて、
    前記合成手段に代えて、
    前記サムネイルレイアウトデータに基づいた、前記サムネイル合成画像データの生成および生成されたサムネイル合成画像データの送信を前記合成実行サーバに要求する合成要求手段を備えるシンクライアント。
  3. 請求項1に記載のシンクライアントはさらに、
    前記表示手段上に表示されている前記サムネイル合成画像のレイアウトを調整するための調整手段と、
    前記レイアウトの調整を反映して前記サムネイルレイアウトデータを変更するサムネイルレイアウトデータ変更手段と、
    前記変更されたサムネイルレイアウトデータを反映して前記サムネイル合成画像データを更新する更新手段と、
    前記送信手段は、前記合成画像データの生成と前記指定された出力先の情報に加えて、前記変更されたサムネイルレイアウトデータを前記合成実行サーバに送信するシンクライアント。
  4. 請求項2に記載のシンクライアントはさらに、
    前記表示手段上に表示されている前記サムネイル合成画像のレイアウトを調整するための調整手段と、
    前記レイアウトの調整を反映して前記サムネイルレイアウトデータを変更するするサムネイルレイアウトデータ変更手段と、
    前記変更されたサムネイルレイアウトデータを前記合成実行サーバに送信して前記変更されたサムネイルレイアウトデータを反映したサムネイル合成画像データの生成および送信を前記合成実行サーバに要求する更新要求手段とを備えるシンクライアント。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のシンクライアントにおいて、
    前記装飾画像はフレーム画像であり、
    前記サムネイル合成画像のレイアウトの編集は、前記合成実行サーバ上における前記フレーム画像と前記画像とのレイアウトを決定するための処理であるシンクライアント。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のシンクライアントにおいて、
    前記サムネイル画像データ取得手段は、前記合成実行サーバから前記サムネイル画像データを取得し、
    前記サムネイル装飾画像データ取得手段は、前記合成実行サーバからサムネイル装飾画像データを取得するシンクライアント。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシンクライアントはさらに、
    前記表示装置上に表示されているサムネイル合成画像の拡大表示の要求を検出する拡大表示要求検出手段と、
    前記拡大表示要求が検出された場合には、前記合成実行サーバに対して前記サムネイル合成画像の拡大表示画像データの送信を要求する拡大表示画像要求手段とを備え、
    前記表示手段は、前記合成実行サーバから送信された拡大表示画像データを用いて前記サムネイル合成画像の拡大表示画像を表示するシンクライアント。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のシンクライアントにおいて、
    前記シンクライアントは、前記合成実行サーバに対して無線方式によるデータの送受信が可能な携帯端末装置であるシンクライアント。
  9. シンクライアントからの要求を受けて、出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとを合成して合成画像データを生成する合成実行サーバであって、
    画像データおよびそのサムネイル画像データ、装飾画像データおよびそのサムネイル装飾画像データ、前記レイアウトデータおよびそのサムネイルレイアウトデータを格納する記憶手段と、
    前記シンクライアントから送信要求された画像のサムネイル画像データ、装飾画像のサムネイル装飾画像データ、および前記サムネイル装飾画像データに対応するサムネイルレイアウトデータとを前記記憶手段から取得し、前記シンクライアントに送信するサムネイルデータ送信手段と、
    前記シンクライアント上に表示されているサムネイル合成画像の拡大表示の要求を検出する拡大表示要求検出手段と、
    前記拡大表示要求を検出した場合には、前記サムネイル合成画像の拡大表示画像データを前記シンクライアントに対して送信する拡大表示画像データ送信手段と、
    前記シンクライアントから送出された、合成画像データの生成要求と前記合成画像データを用いた合成画像の出力先を指定する出力先情報とを取得する取得手段と、
    前記送信したサムネイル画像データに対応する画像データと、サムネイル装飾画像データに対応する装飾画像データと、前記装飾画像データに対応するレイアウトデータとを前記記憶手段から取得し、前記レイアウトデータを用いて前記画像データと装飾画像データとを合成して合成画像データを生成する合成手段と、
    前記出力先情報に従って前記合成画像データを出力先に送出する合成画像データ送信手段とを備える合成実行サーバ。
  10. 請求項9に記載の合成実行サーバにおいて、
    前記記憶手段に代えて、ネットワークを介して、前記画像データおよびそのサムネイル画像データ、前記装飾画像データおよびそのサムネイル装飾画像データ、前記レイアウトデータおよびそのサムネイルレイアウトデータを取得するデータ取得手段を備え、
    前記サムネイルデータ送信手段は、前記画像データ取得手段から、前記シンクライアントから送信要求された画像のサムネイル画像データと、装飾画像のサムネイル装飾画像データと、そのサムネイル装飾画像データに対応するサムネイルレイアウトデータとを取得し、
    前記合成手段は、前記データ取得手段によって取得され、前記シンクライアントに送信されたサムネイル画像データに対応する画像データと、サムネイル装飾画像データに対応する装飾画像データと、サムネイルレイアウトデータに対応するレイアウトデータとを用いて前記合成画像データを生成する合成実行サーバ。
  11. 請求項9または請求項10に記載の合成実行サーバはさらに、
    前記シンクライアントから送信要求された画像のサムネイル画像データと装飾画像のサムネイル装飾画像データとを、前記サムネイル装飾画像データに対応する前記サムネイルレイアウトデータを用いて合成してサムネイル合成画像データを生成するサムネイルデータ合成手段を備え、
    前記サムネイルデータ送信手段は、前記サムネイル画像データおよびサムネイル装飾画像データに代えて前記サムネイル合成画像データおよび前記サムネイルレイアウトデータを、前記シンクライアントに送信する合成実行サーバ。
  12. 請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の合成実行サーバはさらに、
    前記シンクライアントにおいて実行されたサムネイル合成画像のレイアウト調整を反映した変更サムネイルレイアウトデータを取得する変更サムネイルレイアウトデータ取得手段と、
    前記変更されたサムネイルレイアウトデータを用いて前記レイアウトデータを更新するレイアウトデータ更新手段とを備え、
    前記合成手段は、前記更新されたレイアウトデータを用いて合成画像データを生成する合成実行サーバ。
  13. 出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとの合成画像データを生成する合成実行サーバに対して合成画像データの生成および所望の出力装置への送出を要求する方法であって、
    要求した装飾画像のサムネイル装飾画像のデータ、画像のサムネイル画像のデータ、前記レイアウトデータのサムネイル用データであって前記サムネイル装飾画像データに対応するサムネイルレイアウトデータを取得し、
    前記サムネイルレイアウトデータに基づいて、前記取得したサムネイル画像データとサムネイル装飾画像データとを合成してサムネイル合成画像データを生成し、
    前記生成されたサムネイル合成画像データを用いてサムネイル合成画像を表示し、
    表示されているサムネイル合成画像の拡大表示の要求を検出した場合には、前記合成実行サーバに対して前記サムネイル合成画像の拡大表示画像データの送信を要求し、
    前記合成実行サーバから送信された拡大表示画像データを用いて前記サムネイル合成画像の拡大表示画像を表示し、
    前記サムネイル合成画像データに対応する前記合成画像データの出力先を指定し、
    前記レイアウトデータを用いた前記合成画像データの生成要求と前記指定された出力先の情報とを前記合成実行サーバに送信する方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、
    前記サムネイル合成画像データの生成に代えて、
    前記サムネイルレイアウトデータに基づいた、前記サムネイル合成画像データの生成および生成されたサムネイル合成画像データの送信を前記合成実行サーバに要求する方法。
  15. シンクライアントからの要求に従い、出力時における装飾画像に対する画像のレイアウトを規定するレイアウトデータを用いて画像データと装飾画像データとの合成画像データを生成する方法であって、
    シンクライアントから要求された画像のサムネイル画像データ、装飾画像のサムネイル装飾画像データ、および前記レイアウトデータのサムネイル用データであって前記サムネイル装飾画像データに対応するサムネイルレイアウトデータをシンクライアントに送信し、
    前記シンクライアントからの要求により、前記サムネイルレイアウトデータに基づいてサムネイル合成画像のデータであるサムネイル合成画像データを生成し、
    前記生成されたサムネイル合成画像データを前記シンクライアントへ送信し、
    前記シンクライアントからサムネイル合成画像の拡大表示の要求を検出した場合には、前記サムネイル合成画像の拡大表示画像データを前記シンクライアントに対して送信し、
    前記シンクライアントから送出された、合成画像データの生成要求と前記合成画像データを用いた合成画像の出力先を指定する出力先情報とを受信し、
    前記送信したサムネイル画像データに対応する画像データと、サムネイル装飾画像データに対応する装飾画像データと、前記装飾画像データに対応するレイアウトデータとを用いて合成画像データを生成し、
    前記出力先情報に従って前記合成画像データを出力先に送出する方法。
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